JPH04273578A - 情報検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、複数の画像を記憶す
るとともに、これらの画像個々に対応した各画像を検索
するための複数の検索キーからなるタイトル等を記憶し
、この検索キーの指定により所望の画像を検索する画像
記憶検索装置等の情報検索装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近、多量に発生する文書などの画像を
２次元走査装置（スキャナ）で光学的な２次元的走査に
よって読取り、この読取った画像を光ディスクに記憶し
、この記憶されている任意の画像を検索して読出し、出
力装置たとえばＣＲＴディスプレイ装置あるいはプリン
タで目視し得る状態に出力する電子ファイリング装置等
の情報検索装置が実用化されている。

【０００３】このような装置では、目的とする画像を探
し出す場合、検索用の検索キー（文字列）を入力し、こ
の検索キーを含むタイトルが付加されている画像を選択
するフリーテキスト検索等の方法がある。

【０００４】上記のような、電子ファイリング装置では
、管理する画像ごとに付加されているタイトルを画像の
記録先である光ディスク上に記録したり、別のハードウ
ェアとしての磁気ディスク上に記録しており、上記の検
索を行う場合、管理されているすべての画像に付加され
ているタイトルを光ディスクまたは磁気ディスクから読
出し、入力された検索キーと比較する処理を行っている
。

【０００５】このように、目的とする画像を捜し出す場
合、あいまい指定や、論理演算を行うために、特殊な文
字（検索特殊文字：検索文字情報）、たとえば「＠：一
致」、「，：不一致」、「＜：より大」、「＞：より小
」、「＝：あいまい」、「＊：１文字あいまい」が決め
られている。

【０００６】これらの検索特殊文字をタイトルとして登
録すると、検索の際に、検索特殊文字が指定された場合
、指定された文字が特殊文字として使われているか、そ
れとも単にタイトル文字として使われているか区別でき
ないものとなっている。このため、検索特殊文字は固定
とし、検索特殊文字はタイトルとして登録不可としてい
る。

【０００７】したがって、検索特殊文字が固定されてお
り、タイトルとして登録できないため、ユーザが検索特
殊文字に使用している文字をタイトルに用いるようにで
きないという欠点がある。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うに、検索文字情報に使用している文字を、ユーザが任
意にタイトルに用いるようにできないという欠点を除去
するもので、検索文字情報に使用している文字を、ユー
ザが任意にタイトルに用いるようにできる情報検索装置
を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明の情報検索装置
は、複数の画像を記憶するとともに、これらの画像個々
に対応した各画像を検索するための検索情報を記憶し、
この記憶された検索情報の指定により所望の画像を検索
するものにおいて、検索条件文字と検索条件との対応関
係を記憶している記憶手段、検索対象文字や検索条件文
字を入力する入力手段、検索条件文字に特定の文字を付
加することにより検索条件文字を検索対象文字に変更す
る変更手段、上記入力手段により入力された検索条件文
字が検索条件文字か上記変更手段により検索対象文字に
変更されたものであるかを判断する判断手段、およびこ
の判断手段により検索条件文字が判断された場合に、そ
の検索条件文字に対応する検索条件を上記記憶手段に記
憶されている記憶内容に基づいて判断し、この判断結果
に対応した検索条件と、上記入力手段により入力された
検索対象文字あるいは上記判断手段により検索対象文字
と判断された検索条件文字とで検索を行う処理手段から
構成されている。

【００１０】

【作用】この発明は、上記のような構成において、複数
の画像を記憶するとともに、これらの画像個々に対応し
た各画像を検索するための検索情報を記憶し、この記憶
された検索情報の指定により所望の画像を検索するもの
において、検索条件文字と検索条件との対応関係を記憶
手段で記憶し、検索対象文字や検索条件文字を入力手段
で入力し、検索条件文字に特定の文字を付加することに
より検索条件文字を変更手段で検索対象文字に変更し、
上記入力手段により入力された検索条件文字が検索条件
文字か上記変更手段により検索対象文字に変更されたも
のであるかを判断手段で判断し、この判断手段により検
索条件文字が判断された場合に、その検索条件文字に対
応する検索条件を上記記憶手段に記憶されている記憶内
容に基づいて判断し、この判断結果に対応した検索条件
と、上記入力手段により入力された検索対象文字あるい
は上記判断手段により検索対象文字と判断された検索条
件文字とで検索を行うようにしたものである。

【００１１】

【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。

【００１２】図１はこの発明の情報検索装置としての画
像ファイリング装置を示すものである。すなわち、上記
画像ファイリング装置は、制御モジュール１０、メモリ
モジュール１２、画像処理モジュール１４、通信制御モ
ジュール１６、スキャナ装置１８、書換え可能な光ディ
スク２０並びに光ディスク装置２２、キーボード２３、
ＣＲＴディスプレイ装置２４、プリンタ装置２５、磁気
ディスク２６並びに磁気ディスク装置２７、マウス２９
、システムバス３０、および画像バス３２によって構成
されている。

【００１３】制御モジュール１０は、画像の記憶、検索
および編集処理等のための各種制御を行うＣＰＵ３４、
および光ディスク装置２２、磁気ディスク装置２７とＣ
ＰＵ３４を接続するインターフェース回路３６から構成
されている。また、ＣＰＵ３４には、キーボード２３お
よびマウス２９が接続されている。ＣＰＵ３４は、光デ
ィスク２０から検索された画像またはスキャナ装置１８
から供給され後述するページメモリ４０に記憶されてい
る画像をプリンタ装置２５で印刷するとき、それらのサ
イズが大幅に異なる際、ページメモリ４０の画像を後述
する拡大／縮小回路４６で拡大／縮小処理して、再びペ
ージメモリ４０へ記憶してから、後述する拡大／縮小回
路４６で拡大／縮小処理してプリンタ装置２５へ出力す
る。

【００１４】メモリモジュール１２は、画像の記憶、検
索、編集等の各種制御プログラム及び管理情報等を記憶
するメインメモリ３８、Ａ４サイズの原稿数頁分の画像
に対応する記憶容量を有する画像メモリとしてのページ
メモリ４０、および表示用インターフェースとしての表
示メモリ４２と表示制御部４４などから構成されている
。メインメモリ３８には、物理検索式用の文字列バッフ
ァ３８ａが設けられている。ページメモリ４０の一部に
は、バッファメモリ領域４０ａが設けられている。この
バッファメモリ領域４０ａは図示しないカウンタによっ
て書込み、読出しの制御がなされる。ページメモリ４０
は、例えば光ディスク２０に記憶する画像や光ディスク
２０から読出された画像を一時記憶するメモリである。 また表示メモリ４２には、ＣＲＴディスプレイ装置２４
における表示ウインド（図示せず）におけるウインド内
に実際に表示される画像、即ちページメモリ４０の画像
に対して拡大、縮小、回転、挿入、あるいは白黒反転等
を施された画像が記憶されるものである。

【００１５】画像処理モジュール１４は、画像の拡大／
縮小を行う拡大／縮小回路４６、画像を縦横変換するこ
とにより、画像の回転処理を行う縦横変換回路４８、画
像の圧縮（冗長度を少なくする）および伸長（少なくさ
れた冗長度を元に戻す）を行う符号化処理を施す圧縮伸
長回路（ＣＯＤＥＣ）５０、スキャナ装置１８用のスキ
ャナインターフェース５２、プリンタ装置２５用のプリ
ンタインターフェース５４、および拡大／縮小回路４６
並びに縦横変換回路４８と、圧縮伸長回路５０、スキャ
ナインターフェース５２、プリンタインターフェース５
４とを接続する内部バス５６によって構成されている。

【００１６】通信制御モジュール１６は、例えばＬＡＮ
に接続されるＢＣＰ（Ｂｕｓ　Ｃｏｍｍｕｎｉｃ−ａｔ
ｉｏｎ　Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）等の通信インターフェー
ス５８によって構成されている。 また、通信制御モジュール１６には、ＦＣＰ（ファクシ
ミリ接続機構）、パソコン等の外部機器とのインターフ
ェースを介して接続されるＵＣＰ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ
　Ｃｏｍｍｕｎｉｃ−ａｔｉｏｎ　Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ
）が設けられたものであっても良い。

【００１７】この通信制御モジュール１６は、通信回線
を介して送信されてきたタイトル（検索情報）をメイン
メモリ３８へ供給したり、送信されてきた検索情報に対
応した画像を送信する。さらに、光ディスク２０に記憶
する画像をページメモリ４０へ供給するとともに、画像
に対応したタイトルをメインメモリ３８へ供給するもの
である。

【００１８】システムバス３０は、各種装置の制御信号
用のバスであり、制御モジュール１０とメモリモジュー
ル１２、画像処理モジュール１４、通信制御モジュール
１６とを接続するものである。また、画像バス３２は画
像用のバスであり、メモリモジュール１２と画像処理モ
ジュール１４、通信制御モジュール１６を接続するもの
である。

【００１９】スキャナ装置１８はたとえば２次元走査装
置で、原稿（文書）上をレーザビーム光で２次元走査す
ることにより、原稿上の画像に応じた電気信号を得るも
のである。このスキャナ装置１８は、Ａ３サイズ、Ａ４
サイズ、Ｂ４サイズ等の文書サイズばかりでなく、Ａ１
サイズ、Ａ２サイズ等の図面等の大きなサイズのものま
で取扱えるようになっている。

【００２０】光ディスク装置２２は、スキャナ装置１８
で読取られた画像などを光ディスク２０に順次記憶する
ものである。また、キーボード２３等によって指定され
るタイトルに対応した画像を光ディスク２０から検索す
るものである。キーボード２３は、光ディスク２０に記
憶する画像に対応する固有のタイトルおよび記憶、検索
、編集処理等の各種動作指令を入力するものである。

【００２１】また、マウス２９は、たとえばＣＲＴディ
スプレイ装置２４上の表示ウインド上に表示されるマウ
スポインタ（カ―ソル）を上下、左右方向に任意に移動
させ、所望の位置で指示を与えることにより、マウスポ
インタが位置している表示内容（種々の動作モ―ド、ま
たはアイコン等）を選択または指示するものである。

【００２２】ＣＲＴディスプレイ装置（陰極線管表示装
置）２４は、スキャナ装置１８で読取られた画像並びに
光ディスク２０から検索された画像を表示するものであ
る。このＣＲＴディスプレイ装置２４の画像を表示する
表示領域は、最大４つのウインド（図示せず）を用いて
４つの画像を同時に表示することができるマルチウイン
ド型表示装置である。この各表示ウインドに表示された
画像は、各々独立して画像の拡大、縮小、回転、スクロ
ール等の編集処理が行われるようになっている。

【００２３】プリンタ装置２５は、スキャナ装置１８で
読取られた画像及び光ディスク２０から検索された画像
またはＣＲＴディスプレイ装置２４で表示している画像
を印字出力（ハードコピー）するものである。

【００２４】磁気ディスク装置２７は、この磁気ディス
ク装置２７に装着された磁気ディスク２６のデータの書
き込みあるいは読出しを行うものである。この磁気ディ
スク２６にはデータベース２６ａが設けられており、こ
のデータベース２６ａには上記光ディスク２０に記憶さ
れている画像の記憶アドレスとそのタイトルとが対応し
て記憶されているようになっている。

【００２５】また、磁気ディスク２６には検索特殊文字
設定ファイル２６ｂが記憶されている。この検索特殊文
字設定ファイル２６ｂには、検索条件ごとに各検索特殊
文字（検索文字情報、検索記号）が対応して記憶されて
おり、たとえば、図２に示すように、「＠：一致」、「
，：不一致」、「＜：より大」、「＞：より小」、「＝
：あいまい」、「＊：１文字あいまい」が記憶されてい
る。この場合、検索特殊文字設定ファイル２６ａに記憶
されている順番でその文字がどのような意味の特殊文字
であるかを判断できるようになっている。本装置の導入
時（デフォルト）には、図２に示すような検索特殊文字
が設定されている。検索特殊文字設定ファイル２６ｂの
内容は電源投入時に、メインメモリ３８に書き込まれて
いる。

【００２６】次に、このような構成において、登録動作
を説明する。すなわち、まず、初期メニューがＣＲＴデ
ィスプレイ装置２４で表示されている。この表示に対応
して、キーボード２３あるいはマウス２９を用いて「登
録」を選択する。すると、ＣＰＵ３４は、ＣＲＴディス
プレイ装置２４で、タイトル登録画面を表示する。この
際、検索特殊文字の内容をメインメモリ３８から読出し
て、表示している。この表示に応じて、ユーザがキーボ
ード２３あるいはマウス２９を用いてタイトルを入力す
る。この際、検索特殊文字（検索記号）も検索対象文字
（一般文字）として入力することができる。たとえば、
図３に示すように、“（＊，？］“という検索特殊文字
を含む文字も検索対象文字として入力される。

【００２７】次に、検索動作を説明する。すなわち、ま
ず、初期メニューがＣＲＴディスプレイ装置２４で表示
されている。この表示に対応して、キーボード２３ある
いはマウス２９を用いて「検索」を選択する。すると、
ＣＰＵ３４は、ＣＲＴディスプレイ装置２４で、検索条
件入力画面を表示する。この際、検索特殊文字の内容を
メインメモリ３８から読出して、各検索特殊文字ごとの
検索条件を案内表示している。この表示に応じて、ユー
ザがキーボード２３あるいはマウス２９を用いて検索条
件を入力する。この際、検索特殊文字として用いられて
いる文字を検索する場合には、「＼」を手前に付加して
入力する。

【００２８】すると、ＣＰＵ３４は検索条件とメインメ
モリ３８内に記憶されている検索特殊文字とを比較し、
どういう検索条件が指定されたかを判断する。たとえば
、「＠」、「，」、「＜」、「＞」、「＝」、「＊」が
指定されている場合、それぞれの検索条件での検索処理
が判断される。しかし、検索特殊文字であっても手前に
「＼」が付加されている場合には、検索対象文字つまり
一般文字と判断されて処理される。

【００２９】たとえば、磁気ディスク２６上のデータベ
ース２６ａに、図４に示すようなタイトルが登録されて
いるとき、ユーザが図５に示すような検索条件「＠＼＊
＼，」を入力したとする。すると、「＠」は一致と判断
され、「＊」、「，」は「＼」が手前に付加されている
ことにより、検索対象文字つまり一般文字と判断され、
「＊」、「，」を有するタイトルが検索される。これに
より、図６に示すように、タイトル番号ｉの内容が該当
タイトルとして表示される。また、「＼」もその前に「
＼」を付加することにより、一般文字として用いるよう
にできる。

【００３０】上記したように、検索条件に対する検索特
殊文字としての検索記号をそのまま用いる場合と、検索
特殊文字の前にバックスラッシュを付加することにより
検索対象文字としての一般文字として用いる場合とに分
け、バックスラッシュを付加することにより検索記号も
一般文字として用いることができる。これにより、検索
特殊文字をユーザが自由に登録、検索のタイトルに用い
ることができ、検索機能の向上を図ることができる。

【００３１】

【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
検索特殊文字に使用している文字を、ユーザが任意にタ
イトルに用いるようにできる情報検索装置を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例における画像ファイリング
装置の全体の構成を概略的に示すブロック図。

【図２】図１の実施例における検索特殊文字設定ファイ
ルの記憶例を示す図。

【図３】図１の実施例におけるＣＲＴディスプレイ装置
のタイトル登録画面を示す図。

【図４】図１の実施例における磁気ディスク上のデータ
ベースに登録されているタイトルを示す図。

【図５】図１の実施例におけるＣＲＴディスプレイ装置
の検索条件入力画面を示す図。

【図６】図１の実施例におけるＣＲＴディスプレイ装置
の該当タイトル画面を示す図。

【符号の説明】

２０…光ディスク、２２…光ディスク装置、２３…キー
ボード、２４…ＣＲＴディスプレイ装置、２６…磁気デ
ィスク、２６ａ…データベースタ、２６ｂ…検索特殊文
字設定ファイル、３４…ＣＰＵ、３８…メインメモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　複数の画像を記憶するとともに、これ
   らの画像個々に対応した各画像を検索するための検索情
   報を記憶し、この記憶された検索情報の指定により所望
   の画像を検索する情報検索装置において、検索条件文字
   と検索条件との対応関係を記憶している記憶手段と、検
   索対象文字や検索条件文字を入力する入力手段と、検索
   条件文字に特定の文字を付加することにより検索条件文
   字を検索対象文字に変更する変更手段と、上記入力手段
   により入力された検索条件文字が検索条件文字か上記変
   更手段により検索対象文字に変更されたものであるかを
   判断する判断手段と、この判断手段により検索条件文字
   が判断された場合に、その検索条件文字に対応する検索
   条件を上記記憶手段に記憶されている記憶内容に基づい
   て判断し、この判断結果に対応した検索条件と、上記入
   力手段により入力された検索対象文字あるいは上記判断
   手段により検索対象文字と判断された検索条件文字とで
   検索を行う処理手段と、を具備したことを特徴とする情
   報検索装置。