JPH0427141A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH0427141A JPH0427141A JP40101890A JP40101890A JPH0427141A JP H0427141 A JPH0427141 A JP H0427141A JP 40101890 A JP40101890 A JP 40101890A JP 40101890 A JP40101890 A JP 40101890A JP H0427141 A JPH0427141 A JP H0427141A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001]
本発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特にそ
の内部に多結晶シリコンが埋め込まれたU字状の溝(以
後、単にU溝と記す)構造の絶縁分離領域を有するバイ
ポーラ半導体装置およびその製造方法に関する。 [0002]
の内部に多結晶シリコンが埋め込まれたU字状の溝(以
後、単にU溝と記す)構造の絶縁分離領域を有するバイ
ポーラ半導体装置およびその製造方法に関する。 [0002]
シリコンLSIでは、絶縁分離領域により多数の素子が
電気的に分離されている。半導体装置に用いられる絶縁
分離としては、p−n接合分離、1,0CO5法による
絶縁分離、あるいは一般にトレンチ分離と呼ばれるU溝
構造による分離などがある。最近では、LOGO3構造
とU溝構造とが主流である。LOCO3構造の絶縁分離
領域に比べ、U溝構造による絶縁分離領域は狭い領域で
すむことが知られている。 [0003] 最初のU溝構造による絶縁分離領域は、アイ・イー・デ
イ−・エム テクニカル ダイジェスト 1982年、
58〜60ページに報告された。この報告の以前には、
■溝構造の絶縁分離領域が知られていた。■溝構造は、
シリコン結晶をメサ エツチングして得られたシリコン
結晶の(100)面により構成される。 ■溝構造では、■溝の幅が狭くなると絶縁耐圧が劣化す
る。上述の報告では、この絶縁耐圧の劣化に対処する方
法として、U溝構造による絶縁分離領域が提唱された。 [0004] 一般に、U溝構造を含めて絶縁分離領域は半導体素子の
形成に先だって形成される。そのため、特にU溝構造で
は、U溝内部に埋め込まれる材料とシリコン基板との熱
膨張係数の差が以降の素子形成工程において重要になる
。U溝構造には2種類の構造がある。第1の構造では、
U溝表面に絶縁膜が形成され、U溝内部にはこの絶縁膜
を介して多結晶シリコンが埋め込まれている。この構造
は、バイポーラトランジスタの絶縁分離によく用いられ
る。第2の構造では、U溝内部にはBPSG等の絶縁物
が埋め込まれている。この構造は、MOS)ランジスタ
の絶縁分離によく用いられる。 [0005] 第1の構造において、埋め込まれた多結晶シリコンの表
面は絶縁膜により覆われている。最近の例を2つ挙げる
。第1の例としては、1986年1月31日公開され7
′:特開昭61−22646がある。これは、U溝の上
端におけるストレスによる半導体素子特性の劣化を解決
するために提供されたものである。この公開公報によれ
ば、この多結晶シリコンの表面を覆う絶縁膜としてはC
VD法によるシリコン酸化膜が用いられている。なお、
U溝表面に形成された絶縁膜は2層の膜から構成されて
いる。第1層には熱酸化によるシリコン酸化膜が用いら
れ、第2層の膜にはCVD法によるシリコン酸化膜が用
いられている。第2層の膜としてはCVD法による例え
ばシリコン窒化膜などの他の絶縁膜が用いられることも
ある。 [0006] 図15〜図19は、上述の特開昭61−22646に示
されたU溝構造を有する半導体装置の絶縁分離領域の構
造およびその製造方法を説明するための工程順の略断面
図である。以後、この公開公報に示された従来の技術を
第1の従来例と記す。 [0007] まず、シリコン基板101の表面に、熱酸化によるシリ
コン酸化膜111が形成される。シリコン酸化膜111
の膜厚は、50nm程度である。続いて、その表面にC
VD法によるシリコン窒化膜131が堆積される。シリ
コン窒化膜131の膜厚は、1100n程度である。シ
リコン窒化膜131.シリコン酸化膜111に開口部が
設けられる。これらをマスクにした反応性イオンエツチ
ング(以後、RIE法と記す)により、シリコン基板1
01にU溝141が設けられる。 U溝141の径は約2μmであり、これの深さは約3μ
mである。さらに、シリコン窒化膜131をマスクに用
いた熱酸化により、U溝141の表面には、シリコン酸
化膜112が形成される〔図15〕。シリコン酸化膜1
12の膜厚は、50nm程度である。この膜を形成する
目的は、U溝141表面のエツチングによるダメッジを
解消するためである。 [0008] 次に、U溝141を含む表面全面に、CVD法によるシ
リコン酸化膜121が堆積される。シリコン酸化膜12
1の膜厚は、300〜500nm程度である。 なお、このCVD法による膜の代りに、CVD法による
シリコン窒化膜、スパッタ法によるタンタル酸化膜等を
堆積してもよい。さらに表面全面に多結晶シリコン膜が
堆積される。RIE法により、多結晶シリコン膜がエッ
チバックされる。 シリコン酸化膜121は、このエツチングに対するスト
ッパーの役割を果す。このエツチングにより、多結晶シ
リコン151が、U溝141内部に埋め込まれることに
なる〔図16〕。 [0009] 次に、RIE法により、シリコン酸化膜121がエッチ
バックされ、シリコン窒化膜131上ではシリコン酸化
膜121が除去される〔図17〕。 [0010] 次に、表面全面に再度CVD法によるシリコン酸化膜1
22が堆積される〔図18〕。シリコン酸化膜122の
膜厚は、約1μmである。 [0011] 次に、RIE法により、シリコン酸化膜122がエッチ
バックされる〔図19〕。これにより、U溝構造を有す
る半導体装置の絶縁分離領域が完成する。なおこのエッ
チバックに際して、シリコン窒化膜131はストッパー
を役割を果す。 [0012] 第1の構造の第2の例としては、1987年1月6日こ
登録された米国特許第4.635,090号がある。こ
の米国特許も、U溝の上端におけるストレスによる半導
体素子特性の劣化を解決するために提供された゛もので
あり、いわゆるY溝構造が採用されている。この米国特
許によれば、埋め込まれた多結晶シリコンを熱酸化する
ことにより、多結晶シリコンの表面を覆うシリコン酸化
膜が形成されている。さらにこのシリコン酸化膜の表面
は、CVD法によるシリコン窒化膜により覆われている
。なお、U溝表面に形成された絶縁膜は2層の膜から構
成されている。第1層には熱酸化によるシリコン酸化膜
が用いられ、第2層の膜にはCVD法によるシリコン窒
化膜が用いられている。 [0013] 図20.図21は、米国特許第4,635,090号に
示されたY溝構造を有する半導体装置の絶縁分離領域の
構造およびその製造方法を説明するための主要工程の略
断面図である。以後、この米国特許に示された従来の技
術を第2の従来例と記す。 [0014] まず、p型のシリコン基板201の表面に、n 型の埋
め込み層261が形成される。次に、表面全面に、n型
のシリコンエピタキシャル層202の成長が行なわれる
。次に、シリコンエピタキシャル層202の表面全面に
、熱酸化によるシリコン酸化膜211.CVD法による
シリコン窒化膜(図示せず)が形成される。フォトレジ
スト膜(図示せず)をマスクに用いて、シリコン窒化膜
、シリコン酸化膜211が順次エツチング除去された後
、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜211をマスクに用
いたシリコンの等方性エツチングにより、シリコンエピ
タキシャル層202の一部がエツチングされ、Y溝の上
部が形成される。引き続きシリコン窒化膜、シリコン酸
化膜211をマスクに用いたRIE法により、シリコン
エピタキシャル層202.埋め込み層261.およびシ
リコン基板201がエツチングされ、Y溝242が形成
される。 [0015] 続いて、シリコン窒化膜をマスクに用いた熱酸化により
、Y溝242の表面にシリコン酸化膜212が形成され
る。この工程と前後して、イオン注入法によりp型のチ
ャネル・ストッパー262が形成される。マスクに用い
たシリコン窒化膜がエツチング除去される。Y溝242
の表面を含む表面全面に、CVD法により再びシリコン
窒化膜232が堆積される。その後、第1の従来例と同
様の方法により、Y溝242の内部に多結晶シリコン2
51が埋め込まれる。熱酸化により、多結晶シリコン2
51の表面にシリコン酸化膜213が形成される。この
段階で、Y溝構造を有するバイポーラ半導体装置の絶縁
分離領域が完成する。表面に露出したシリコン窒化膜2
32が選択的にエツチング除去される。次に、再びCV
D法により表面全面にシリコン窒化膜233が堆積され
る〔図20)。 [0016] その後、通常のフォトリソグラフィー技術、イオン注入
技術、拡散技術等により、n 型のコレクタ領域263
.p型のベース領域264.n 型のエミッタ領域2
66が形成され、コレクタ電極271.ベース電極27
2.エミッタ電極273が形成される〔図21〕。 [0017]
電気的に分離されている。半導体装置に用いられる絶縁
分離としては、p−n接合分離、1,0CO5法による
絶縁分離、あるいは一般にトレンチ分離と呼ばれるU溝
構造による分離などがある。最近では、LOGO3構造
とU溝構造とが主流である。LOCO3構造の絶縁分離
領域に比べ、U溝構造による絶縁分離領域は狭い領域で
すむことが知られている。 [0003] 最初のU溝構造による絶縁分離領域は、アイ・イー・デ
イ−・エム テクニカル ダイジェスト 1982年、
58〜60ページに報告された。この報告の以前には、
■溝構造の絶縁分離領域が知られていた。■溝構造は、
シリコン結晶をメサ エツチングして得られたシリコン
結晶の(100)面により構成される。 ■溝構造では、■溝の幅が狭くなると絶縁耐圧が劣化す
る。上述の報告では、この絶縁耐圧の劣化に対処する方
法として、U溝構造による絶縁分離領域が提唱された。 [0004] 一般に、U溝構造を含めて絶縁分離領域は半導体素子の
形成に先だって形成される。そのため、特にU溝構造で
は、U溝内部に埋め込まれる材料とシリコン基板との熱
膨張係数の差が以降の素子形成工程において重要になる
。U溝構造には2種類の構造がある。第1の構造では、
U溝表面に絶縁膜が形成され、U溝内部にはこの絶縁膜
を介して多結晶シリコンが埋め込まれている。この構造
は、バイポーラトランジスタの絶縁分離によく用いられ
る。第2の構造では、U溝内部にはBPSG等の絶縁物
が埋め込まれている。この構造は、MOS)ランジスタ
の絶縁分離によく用いられる。 [0005] 第1の構造において、埋め込まれた多結晶シリコンの表
面は絶縁膜により覆われている。最近の例を2つ挙げる
。第1の例としては、1986年1月31日公開され7
′:特開昭61−22646がある。これは、U溝の上
端におけるストレスによる半導体素子特性の劣化を解決
するために提供されたものである。この公開公報によれ
ば、この多結晶シリコンの表面を覆う絶縁膜としてはC
VD法によるシリコン酸化膜が用いられている。なお、
U溝表面に形成された絶縁膜は2層の膜から構成されて
いる。第1層には熱酸化によるシリコン酸化膜が用いら
れ、第2層の膜にはCVD法によるシリコン酸化膜が用
いられている。第2層の膜としてはCVD法による例え
ばシリコン窒化膜などの他の絶縁膜が用いられることも
ある。 [0006] 図15〜図19は、上述の特開昭61−22646に示
されたU溝構造を有する半導体装置の絶縁分離領域の構
造およびその製造方法を説明するための工程順の略断面
図である。以後、この公開公報に示された従来の技術を
第1の従来例と記す。 [0007] まず、シリコン基板101の表面に、熱酸化によるシリ
コン酸化膜111が形成される。シリコン酸化膜111
の膜厚は、50nm程度である。続いて、その表面にC
VD法によるシリコン窒化膜131が堆積される。シリ
コン窒化膜131の膜厚は、1100n程度である。シ
リコン窒化膜131.シリコン酸化膜111に開口部が
設けられる。これらをマスクにした反応性イオンエツチ
ング(以後、RIE法と記す)により、シリコン基板1
01にU溝141が設けられる。 U溝141の径は約2μmであり、これの深さは約3μ
mである。さらに、シリコン窒化膜131をマスクに用
いた熱酸化により、U溝141の表面には、シリコン酸
化膜112が形成される〔図15〕。シリコン酸化膜1
12の膜厚は、50nm程度である。この膜を形成する
目的は、U溝141表面のエツチングによるダメッジを
解消するためである。 [0008] 次に、U溝141を含む表面全面に、CVD法によるシ
リコン酸化膜121が堆積される。シリコン酸化膜12
1の膜厚は、300〜500nm程度である。 なお、このCVD法による膜の代りに、CVD法による
シリコン窒化膜、スパッタ法によるタンタル酸化膜等を
堆積してもよい。さらに表面全面に多結晶シリコン膜が
堆積される。RIE法により、多結晶シリコン膜がエッ
チバックされる。 シリコン酸化膜121は、このエツチングに対するスト
ッパーの役割を果す。このエツチングにより、多結晶シ
リコン151が、U溝141内部に埋め込まれることに
なる〔図16〕。 [0009] 次に、RIE法により、シリコン酸化膜121がエッチ
バックされ、シリコン窒化膜131上ではシリコン酸化
膜121が除去される〔図17〕。 [0010] 次に、表面全面に再度CVD法によるシリコン酸化膜1
22が堆積される〔図18〕。シリコン酸化膜122の
膜厚は、約1μmである。 [0011] 次に、RIE法により、シリコン酸化膜122がエッチ
バックされる〔図19〕。これにより、U溝構造を有す
る半導体装置の絶縁分離領域が完成する。なおこのエッ
チバックに際して、シリコン窒化膜131はストッパー
を役割を果す。 [0012] 第1の構造の第2の例としては、1987年1月6日こ
登録された米国特許第4.635,090号がある。こ
の米国特許も、U溝の上端におけるストレスによる半導
体素子特性の劣化を解決するために提供された゛もので
あり、いわゆるY溝構造が採用されている。この米国特
許によれば、埋め込まれた多結晶シリコンを熱酸化する
ことにより、多結晶シリコンの表面を覆うシリコン酸化
膜が形成されている。さらにこのシリコン酸化膜の表面
は、CVD法によるシリコン窒化膜により覆われている
。なお、U溝表面に形成された絶縁膜は2層の膜から構
成されている。第1層には熱酸化によるシリコン酸化膜
が用いられ、第2層の膜にはCVD法によるシリコン窒
化膜が用いられている。 [0013] 図20.図21は、米国特許第4,635,090号に
示されたY溝構造を有する半導体装置の絶縁分離領域の
構造およびその製造方法を説明するための主要工程の略
断面図である。以後、この米国特許に示された従来の技
術を第2の従来例と記す。 [0014] まず、p型のシリコン基板201の表面に、n 型の埋
め込み層261が形成される。次に、表面全面に、n型
のシリコンエピタキシャル層202の成長が行なわれる
。次に、シリコンエピタキシャル層202の表面全面に
、熱酸化によるシリコン酸化膜211.CVD法による
シリコン窒化膜(図示せず)が形成される。フォトレジ
スト膜(図示せず)をマスクに用いて、シリコン窒化膜
、シリコン酸化膜211が順次エツチング除去された後
、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜211をマスクに用
いたシリコンの等方性エツチングにより、シリコンエピ
タキシャル層202の一部がエツチングされ、Y溝の上
部が形成される。引き続きシリコン窒化膜、シリコン酸
化膜211をマスクに用いたRIE法により、シリコン
エピタキシャル層202.埋め込み層261.およびシ
リコン基板201がエツチングされ、Y溝242が形成
される。 [0015] 続いて、シリコン窒化膜をマスクに用いた熱酸化により
、Y溝242の表面にシリコン酸化膜212が形成され
る。この工程と前後して、イオン注入法によりp型のチ
ャネル・ストッパー262が形成される。マスクに用い
たシリコン窒化膜がエツチング除去される。Y溝242
の表面を含む表面全面に、CVD法により再びシリコン
窒化膜232が堆積される。その後、第1の従来例と同
様の方法により、Y溝242の内部に多結晶シリコン2
51が埋め込まれる。熱酸化により、多結晶シリコン2
51の表面にシリコン酸化膜213が形成される。この
段階で、Y溝構造を有するバイポーラ半導体装置の絶縁
分離領域が完成する。表面に露出したシリコン窒化膜2
32が選択的にエツチング除去される。次に、再びCV
D法により表面全面にシリコン窒化膜233が堆積され
る〔図20)。 [0016] その後、通常のフォトリソグラフィー技術、イオン注入
技術、拡散技術等により、n 型のコレクタ領域263
.p型のベース領域264.n 型のエミッタ領域2
66が形成され、コレクタ電極271.ベース電極27
2.エミッタ電極273が形成される〔図21〕。 [0017]
上述の第1の従来例では、埋め込まれた多結晶シリコン
表面がCVD法によるシリコン酸化膜により覆われてい
る構造であることから、U溝構造による絶縁分離領域の
形成時点でのストレスは回避される。しかしながら、半
導体素子を形成する以降の工程において、不純物の導入
とともにシリコンの熱酸化による膜厚数10〜数110
0nのシリコン酸化膜をシリコン基板あるいはシリコン
エピタキシャル層の表面に形成する工程が必要である。 これはシリコン基板あるいはシリコンエピタキシャル層
の表面保護のためである。この熱酸化工程において、U
溝内部に埋め込まれた多結晶シリコン表面にはCVD法
によるシリコン酸化膜が存在するにも係わらず、この表
面には熱酸化によるシリコン酸化膜が形成される。 これは、CVD法によるシリコン酸化膜では、02ガス
がほぼ自由に通過するためである。このため、第1の例
では、半導体素子の形成工程において、U溝構造の絶縁
分離領域表面近傍の体積膨張(約1.5倍)によるU溝
を押し拡げるストレスがU溝上端近値に発生する。この
ストレスは転位(ディスロケーション)等の結晶欠格を
誘発し、半導体素子のp−n接合の破壊によるリーク電
流の原因となる。 [0018] また、上述の第2の従来例では、Y溝に埋め込まれた多
結晶シリコン表面は熱酸化シリコン酸化膜、さらにはシ
リコン窒化膜により覆われている。このため、以降の半
導体素子形成工程において、Y溝構造の絶縁分離領域表
面の体積膨張によるストレスは発生しない。しかしなが
ら、Y溝構造の上端近傍における傾斜は等方性エツチン
グにより形成されるため、平均して45°以上である。 このことから、埋め込まれた多結晶シリコン表面の熱酸
化シリコン酸化膜の形成に際して発生する上端近傍にお
けるストレスは、U溝構造に比べて多少緩和されるが、
U溝構造における熱酸化により発生するストレスの70
%以上となる。 [0019] 以上述べたように、バイポーラ半導体装置で多用される
第1の構造の従来のU溝(およびY溝)では、絶縁分離
領域の形成時点、もしくは半導体素子の形成時点におけ
るストレスの発生を大幅に低減することはできない。例
えば、ECL構成のRAMなどのバイポーラ半導体装置
の場合、コレフタルエミッタ間のリーク電流はホールド
電流の1/10以下であることが要求される。エミッタ
領域に至る転位が存在すると、コレフタルエミッタ間の
リーク電流が急増する。この現象は他の回路構成のバイ
ポーラ半導体装置についても同様である。コレフタルエ
ミッタ間のリーク電流の発生を抑制するための従来の一
般的な方法とし、絶縁分離領域からエミッタ領域への距
離は十分大きくとられている。このことは、バイポーラ
半導体装置の高集積化に対する大きな障害となっている
。 [00201 本発明の目的は、リーク電流の発生の少ないU溝構造を
有するバイポーラ半導体装置の絶縁分離領域およびその
製造方法を提供することにある。さらに本発明の目的は
、高集積化に適したU溝構造を有するバイポーラ半導体
装置の絶縁分離領域およびその製造方法を提供すること
にある。 [0021]
表面がCVD法によるシリコン酸化膜により覆われてい
る構造であることから、U溝構造による絶縁分離領域の
形成時点でのストレスは回避される。しかしながら、半
導体素子を形成する以降の工程において、不純物の導入
とともにシリコンの熱酸化による膜厚数10〜数110
0nのシリコン酸化膜をシリコン基板あるいはシリコン
エピタキシャル層の表面に形成する工程が必要である。 これはシリコン基板あるいはシリコンエピタキシャル層
の表面保護のためである。この熱酸化工程において、U
溝内部に埋め込まれた多結晶シリコン表面にはCVD法
によるシリコン酸化膜が存在するにも係わらず、この表
面には熱酸化によるシリコン酸化膜が形成される。 これは、CVD法によるシリコン酸化膜では、02ガス
がほぼ自由に通過するためである。このため、第1の例
では、半導体素子の形成工程において、U溝構造の絶縁
分離領域表面近傍の体積膨張(約1.5倍)によるU溝
を押し拡げるストレスがU溝上端近値に発生する。この
ストレスは転位(ディスロケーション)等の結晶欠格を
誘発し、半導体素子のp−n接合の破壊によるリーク電
流の原因となる。 [0018] また、上述の第2の従来例では、Y溝に埋め込まれた多
結晶シリコン表面は熱酸化シリコン酸化膜、さらにはシ
リコン窒化膜により覆われている。このため、以降の半
導体素子形成工程において、Y溝構造の絶縁分離領域表
面の体積膨張によるストレスは発生しない。しかしなが
ら、Y溝構造の上端近傍における傾斜は等方性エツチン
グにより形成されるため、平均して45°以上である。 このことから、埋め込まれた多結晶シリコン表面の熱酸
化シリコン酸化膜の形成に際して発生する上端近傍にお
けるストレスは、U溝構造に比べて多少緩和されるが、
U溝構造における熱酸化により発生するストレスの70
%以上となる。 [0019] 以上述べたように、バイポーラ半導体装置で多用される
第1の構造の従来のU溝(およびY溝)では、絶縁分離
領域の形成時点、もしくは半導体素子の形成時点におけ
るストレスの発生を大幅に低減することはできない。例
えば、ECL構成のRAMなどのバイポーラ半導体装置
の場合、コレフタルエミッタ間のリーク電流はホールド
電流の1/10以下であることが要求される。エミッタ
領域に至る転位が存在すると、コレフタルエミッタ間の
リーク電流が急増する。この現象は他の回路構成のバイ
ポーラ半導体装置についても同様である。コレフタルエ
ミッタ間のリーク電流の発生を抑制するための従来の一
般的な方法とし、絶縁分離領域からエミッタ領域への距
離は十分大きくとられている。このことは、バイポーラ
半導体装置の高集積化に対する大きな障害となっている
。 [00201 本発明の目的は、リーク電流の発生の少ないU溝構造を
有するバイポーラ半導体装置の絶縁分離領域およびその
製造方法を提供することにある。さらに本発明の目的は
、高集積化に適したU溝構造を有するバイポーラ半導体
装置の絶縁分離領域およびその製造方法を提供すること
にある。 [0021]
本発明の第1の態様の半導体装置のU溝構造を有する絶
縁分離領域は、シリコン基板、シリコンエピタキシャル
層等からなる半導体基板に設けられたU溝を有し、その
内部にはU溝表面に設けられた絶縁膜を介してか埋め込
まれた多結晶シリコンを有し、多結晶シリコンの表面を
覆うシリコン窒化膜を有している。U溝表面に設けられ
た絶縁膜は、好ましくは熱酸化によるシリコン酸化膜と
CVD法によるシリコン窒化膜との2層構造の膜である
。本発明の第1の態様の半導体装置の製造方法は、シリ
コン基板、シリコンエピタキシャル層等からなる半導体
基板にU溝を設ける工程と、U溝表面に絶縁膜を設ける
工程と、U溝内部に多結晶シリコンを埋め込む工程と、
多結晶シリコン表面を覆うシリコン窒化膜を形成する工
程とを有している。 [0022] また、本発明の第2の態様の半導体装置のU溝構造を有
する絶縁分離領域は、シリコン基板、シリコンエピタキ
シャル層等からなる半導体基板に設けられたU溝を有し
、U溝内部にはU溝表面に設けられた絶縁膜を介し、か
つその表面がU溝上端から後退して埋め込まれた多結晶
シリコンを有し、U溝上端および多結晶シリコンの表面
を覆うシリコン窒化膜を有し、シリコン窒化膜により形
成された凹部を埋め込むSOG (スピン オン ガラ
ス)膜を有している。本発明の第2の態様の半導体装置
の製造方法は、シリコン基板、シリコンエピタキシャル
層等からなる半導体基板にU溝を設ける工程と、U溝表
面に絶縁膜を設ける工程と、U溝上端から後退した内部
に多結晶シリコンを埋め込む工程と、U溝上端および多
結晶シリコン表面を覆うシリコン窒化膜を形成する工程
と、シリコン窒化膜により形成された凹部にSOG膜を
埋め込む工程とを有している。 [0023]
縁分離領域は、シリコン基板、シリコンエピタキシャル
層等からなる半導体基板に設けられたU溝を有し、その
内部にはU溝表面に設けられた絶縁膜を介してか埋め込
まれた多結晶シリコンを有し、多結晶シリコンの表面を
覆うシリコン窒化膜を有している。U溝表面に設けられ
た絶縁膜は、好ましくは熱酸化によるシリコン酸化膜と
CVD法によるシリコン窒化膜との2層構造の膜である
。本発明の第1の態様の半導体装置の製造方法は、シリ
コン基板、シリコンエピタキシャル層等からなる半導体
基板にU溝を設ける工程と、U溝表面に絶縁膜を設ける
工程と、U溝内部に多結晶シリコンを埋め込む工程と、
多結晶シリコン表面を覆うシリコン窒化膜を形成する工
程とを有している。 [0022] また、本発明の第2の態様の半導体装置のU溝構造を有
する絶縁分離領域は、シリコン基板、シリコンエピタキ
シャル層等からなる半導体基板に設けられたU溝を有し
、U溝内部にはU溝表面に設けられた絶縁膜を介し、か
つその表面がU溝上端から後退して埋め込まれた多結晶
シリコンを有し、U溝上端および多結晶シリコンの表面
を覆うシリコン窒化膜を有し、シリコン窒化膜により形
成された凹部を埋め込むSOG (スピン オン ガラ
ス)膜を有している。本発明の第2の態様の半導体装置
の製造方法は、シリコン基板、シリコンエピタキシャル
層等からなる半導体基板にU溝を設ける工程と、U溝表
面に絶縁膜を設ける工程と、U溝上端から後退した内部
に多結晶シリコンを埋め込む工程と、U溝上端および多
結晶シリコン表面を覆うシリコン窒化膜を形成する工程
と、シリコン窒化膜により形成された凹部にSOG膜を
埋め込む工程とを有している。 [0023]
次に、本発明について図面を参照して説明する。図1〜
図7は、本発明の第1の実施例の半導体装置およびその
製造方法を説明するための工程順の略断面図である。 [0024] まず、シリコン基板301の表面に、900℃、スチー
ム、20分の熱酸化によりシリコン酸化膜311が形成
される。シリコン酸化膜311の膜厚は、50nm程度
である。シリコン酸化膜311の表面に約1μmの径の
開口部を有するフォトレジスト膜381が塗布形成され
る。フォトレジスト膜381をマスクとし、CF と
CHF3との混合ガスを用いたRIE法により、シリコ
ン酸化膜311がエツチング除去される。続いて、フォ
トレジスト膜381およびシリコン酸化膜311をマス
クとし、SF6とCCI。F2との混合ガスを用いたR
IE法により、シリコン基板301が深さ約5μmエツ
チングされ、U溝341が形成される〔図1〕。 [0025] 次に、02プラズマにより、フォトレジスト膜381が
除去される。次に、900℃、スチーム、−20分の熱
酸化により、U溝341の表面にシリコン酸化膜312
が形成される。シリコン酸化膜312の膜厚は、50n
m程度である。このときシリコン酸化膜311の膜厚も
増加し、これはシリコン酸化膜311aとなる。シリコ
ン酸化膜312を形成する目的は、U溝341表面のエ
ツチングによるダメッジを解消するためである。続いて
、U溝341の表面を含む表面全面に、LPCVD法(
LPは減圧の意味)によりシリコン窒化膜332が堆積
される〔図2〕。シリコン窒化膜332の膜厚は、11
00n程度である。 [0026] 次に、表面全面に、LPCVD法により、多結晶シリコ
ン351を堆積する〔図3〕。これの膜厚は、1.0μ
m程度である。 [0027] 次に、HF、HNO3,CH3CO0Hからなる混合液
を用いてシリコン酸化膜311a上に形成されているシ
リコン窒化膜332上の多結晶シリコン351のエツチ
ングを行なうことにより、U溝341内部に多結晶シリ
コン351aが埋め込まれる。その後、RIE法、ある
いは熱燐酸によるウェット・エツチング法により露出し
たシリコン窒化膜332がエツチング除去され、U溝3
41の表面にのみシリコン窒化膜332aが残される〔
図4〕。なお、多結晶シリコン351のエツチングはR
IE法を用いてもよい。また、シリコン窒化膜332の
露出部分のエツチングは、次の工程で堆積されるシリコ
ン窒化膜をエツチング加工する際に同時に行なう方法も
ある。しかしながらこれは以下の理由により好ましくな
い。後の半導体素子の形成工程において、LOCO3法
により、フィールド絶縁膜となる膜厚の厚いシリコン酸
化膜が形成される。そのとき、熱酸化のマスクに用いる
シリコン窒化膜の膜厚が厚いと、サーマル・ストレスの
発生が大きくなる。 [0028] 次に、多結晶シリコン351a表面を含む表面全面に、
LPCVD法により、シリコン窒化膜333が堆積され
る〔図5〕。シリコン窒化膜の膜厚は、1100n程度
である。次に、U溝341の径より約0.5μm広く覆
うフォトレジスト膜382が形成される〔図6〕。続い
て、フォトレジスト膜382をマスクにし、CHF3,
02の混合ガスを用いたRIE法により、シリコン窒化
膜333がエツチング除去される。その後、02プラズ
マにより、フォトレジスト膜382が除去される。これ
により、多結晶シリコン351a表面を覆うシリコン窒
化膜333aが形成される〔図7〕。 [0029] 図81図9は、本発明の第1の実施例をバイポーラ半導
体装置に適用した例に関して説明するための略断面図、
略平面図である。 [00301 この適用例では、まず、p型のシリコン基板301の表
面にn 型の埋め込み層361が形成され、表面全面に
n型のシリコンエピタキシャル層302の成長が行なわ
れる。これの表面に、熱酸化によるシリコン酸化膜を形
成、した後、シリコンエピタキシャル層302.n
型の埋め込み層361.およびシリコン基板301のシ
リコンエツチングによりU溝341aが形成される。U
溝341a底面へのp型のチャネル・ストッパー362
の形成、U溝341a表面への絶縁膜の形成が行なわれ
た後、U溝341a内部に多結晶シリコンが埋め込まれ
、その後多結晶シリコンの表面を覆うシリコン窒化膜3
33aが形成される。 [0031] シリコン窒化膜333aをマスクに用いたLOCO3法
により、シリコンエピタキシャル層302表面に、フィ
ールド絶縁膜となる膜厚の厚いシリコン酸化膜314が
形成される。続いて、通常のフォトリソグラフィー技術
、イオン注入技術、拡散技術等を用いて、n 型のコレ
クタ領域363.p型のベース領域364、p 型のグ
ラフト・ベース領域365.n 型のエミッタ領域3
66が形成される。コレクタ領域363は埋め込み層3
61と接続している。引き続いて、通常のフォトリソグ
ラフィー技術、金属配線形成技術等を用いて、コレクタ
電極371、ベース電極372.エミツト電極373が
形成され、図89図9に図示したバイポーラトランジス
タが完成する。 [0032] 図89図9に図示したバイポーラトランジスタは、例え
ばECL構成のRAMに用いられる。図10は、そのよ
うなRAMのメモリセルの回路図である。同図における
T r 3 、 T r 4に、図89図9に図示した
バイポーラトランジスタが用いられている。FIG、
6において、Tr 、Tr2は横型のpnp)ランジス
タであり、Tr、Tr は縦型のnpn)ランジスタ
である。また、E は書き3 4
R/W込み/読み出
し用のエミッタを意味し、EHはホールド用のエミッタ
を意味する。また、W 、W−はワード線であり、W
は高電位側、W−ば低電位側である十
+。さ
らに、B 、B はビット線であり、両者に印加さ
れる電気信号は反転関係にある。 [0033] 本発明の第1の実施例が上記のように適用される場合、
ホールド電流は、メモリセル当り1.0μAと設定する
ため、リーク電流は0.1μ八以下に押さえる必要があ
る。従って、トランジスタ1個当りのリーク電流は0.
05μ八以下に押さえなければならない。これが出来ぬ
場合には、RAMの動作速度、信頼性等に問題が生じる
。 [0034] 図89図9に図示したバイポーラトランジスタにおいて
、エミッタ領域366の面積を1μmX1μmとしたと
き、U溝341aからエミッタ領域366までの最短距
離を変化させた場合のコレクターエミッタ間のリーク電
流を測定した。 図11における曲線Aはその測定結果である。同様の測
定を、図20.図21に示した第2の従来例に適用して
行なった。図11における曲線Bがその測定結果である
。 [0035] この結果から、本実施例によれば、U溝からエミツト領
域までの最短距離は、従来技術による場合より約2μm
短縮できる。従来のECL構成のRAMにおけるメモリ
セルサイズは約300μm2であったが、本実施例を適
用するならばメモリセルサイズは約150μm2にする
ことができる。 [0036] 図12〜図14は、本発明の第2の実施例の半導体装置
およびその製造方法を説明するための主要工程順の略断
面図である。 [0037] まず、シリコン基板401の表面に、熱酸化によるシリ
コン酸化膜を形成し、このシリコン酸化膜とフォトレジ
スト膜マスクにしなRIE法により、U溝441が形成
される。熱酸化するにより、U溝441表面にシリコン
酸化膜412が形成され、同時にシリコン基板401表
面のシリコン酸化膜がシリコン酸化膜411aに変換す
る。U溝441表面を含む表面全面に、LPCVD法に
より、シリコン窒化膜が堆積される。続いて、LPCV
D法により、表面全面に多結晶シリコンが堆積される。 この多結晶シリコンをエツチングすることにより、多結
晶シリコン451aがU溝441内部に埋め込まれる。 このとき、多結晶シリコン451aの表面がU溝441
上端より0.1〜0.3μm程度低い位置になるように
エツチングを行なう。その後、第1の実施例と同様に行
ない、露出部分のシリコン窒化膜がエツチング除去され
、U溝441の表面にのみシリコン窒化膜432aが残
る。次に、多結晶シリコン451aの表面を含む表面全
面に、LPCVD法により、シリコン窒化膜433が堆
積される〔図12〕。 [0038] 次に、表面全面に、例えばPSGからなるSOG (ス
ピン オン ガラス)膜491が回転塗布される。次に
、N2と02との混合ガス中で、まず300℃での熱処
理が行なわれ、続いて900℃での熱処理が行なわれる
。これらの熱処理により、SOG膜491は焼結される
〔図13〕。 [0039] 次に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしたS
OG膜491.シリコン窒化膜433のエツチングを行
なうことにより、多結晶シリコン451aの表面を覆う
シリコン窒化膜433aおよびSOG膜491aが形成
される〔図14〕。 [00403 本実施例は、第1の実施例と同様の効果を有する。それ
にくわえて、第1の実施例に比べて、表面の平坦性が優
れている。このため、半導体素子の配線形成には特に有
効である。ところで、U溝上部に配線が形成されている
場合、配線と半導体素子との間において、U溝に埋め込
まれた多結晶シリコンがフローティング・ゲートとして
機能するということがある。本実施例は、第1の実施例
に比べてU溝に埋め込まれた多結晶シリコンのフローテ
ィング・ゲートとしの機能性は低下する。これは第1の
実施例に比べて、本実施例の場合にはU溝上部を通る配
線と埋め込まれた多結晶シリコンとを隔てる絶縁膜の膜
厚が厚いためである。 [0041] なお、第2の実施例において、まえもってシリコン窒化
膜433aを形成しておき、SOG膜を回転塗布して焼
結し、SOG膜をエッチバックする方法をとってもよい
。 [0042]
図7は、本発明の第1の実施例の半導体装置およびその
製造方法を説明するための工程順の略断面図である。 [0024] まず、シリコン基板301の表面に、900℃、スチー
ム、20分の熱酸化によりシリコン酸化膜311が形成
される。シリコン酸化膜311の膜厚は、50nm程度
である。シリコン酸化膜311の表面に約1μmの径の
開口部を有するフォトレジスト膜381が塗布形成され
る。フォトレジスト膜381をマスクとし、CF と
CHF3との混合ガスを用いたRIE法により、シリコ
ン酸化膜311がエツチング除去される。続いて、フォ
トレジスト膜381およびシリコン酸化膜311をマス
クとし、SF6とCCI。F2との混合ガスを用いたR
IE法により、シリコン基板301が深さ約5μmエツ
チングされ、U溝341が形成される〔図1〕。 [0025] 次に、02プラズマにより、フォトレジスト膜381が
除去される。次に、900℃、スチーム、−20分の熱
酸化により、U溝341の表面にシリコン酸化膜312
が形成される。シリコン酸化膜312の膜厚は、50n
m程度である。このときシリコン酸化膜311の膜厚も
増加し、これはシリコン酸化膜311aとなる。シリコ
ン酸化膜312を形成する目的は、U溝341表面のエ
ツチングによるダメッジを解消するためである。続いて
、U溝341の表面を含む表面全面に、LPCVD法(
LPは減圧の意味)によりシリコン窒化膜332が堆積
される〔図2〕。シリコン窒化膜332の膜厚は、11
00n程度である。 [0026] 次に、表面全面に、LPCVD法により、多結晶シリコ
ン351を堆積する〔図3〕。これの膜厚は、1.0μ
m程度である。 [0027] 次に、HF、HNO3,CH3CO0Hからなる混合液
を用いてシリコン酸化膜311a上に形成されているシ
リコン窒化膜332上の多結晶シリコン351のエツチ
ングを行なうことにより、U溝341内部に多結晶シリ
コン351aが埋め込まれる。その後、RIE法、ある
いは熱燐酸によるウェット・エツチング法により露出し
たシリコン窒化膜332がエツチング除去され、U溝3
41の表面にのみシリコン窒化膜332aが残される〔
図4〕。なお、多結晶シリコン351のエツチングはR
IE法を用いてもよい。また、シリコン窒化膜332の
露出部分のエツチングは、次の工程で堆積されるシリコ
ン窒化膜をエツチング加工する際に同時に行なう方法も
ある。しかしながらこれは以下の理由により好ましくな
い。後の半導体素子の形成工程において、LOCO3法
により、フィールド絶縁膜となる膜厚の厚いシリコン酸
化膜が形成される。そのとき、熱酸化のマスクに用いる
シリコン窒化膜の膜厚が厚いと、サーマル・ストレスの
発生が大きくなる。 [0028] 次に、多結晶シリコン351a表面を含む表面全面に、
LPCVD法により、シリコン窒化膜333が堆積され
る〔図5〕。シリコン窒化膜の膜厚は、1100n程度
である。次に、U溝341の径より約0.5μm広く覆
うフォトレジスト膜382が形成される〔図6〕。続い
て、フォトレジスト膜382をマスクにし、CHF3,
02の混合ガスを用いたRIE法により、シリコン窒化
膜333がエツチング除去される。その後、02プラズ
マにより、フォトレジスト膜382が除去される。これ
により、多結晶シリコン351a表面を覆うシリコン窒
化膜333aが形成される〔図7〕。 [0029] 図81図9は、本発明の第1の実施例をバイポーラ半導
体装置に適用した例に関して説明するための略断面図、
略平面図である。 [00301 この適用例では、まず、p型のシリコン基板301の表
面にn 型の埋め込み層361が形成され、表面全面に
n型のシリコンエピタキシャル層302の成長が行なわ
れる。これの表面に、熱酸化によるシリコン酸化膜を形
成、した後、シリコンエピタキシャル層302.n
型の埋め込み層361.およびシリコン基板301のシ
リコンエツチングによりU溝341aが形成される。U
溝341a底面へのp型のチャネル・ストッパー362
の形成、U溝341a表面への絶縁膜の形成が行なわれ
た後、U溝341a内部に多結晶シリコンが埋め込まれ
、その後多結晶シリコンの表面を覆うシリコン窒化膜3
33aが形成される。 [0031] シリコン窒化膜333aをマスクに用いたLOCO3法
により、シリコンエピタキシャル層302表面に、フィ
ールド絶縁膜となる膜厚の厚いシリコン酸化膜314が
形成される。続いて、通常のフォトリソグラフィー技術
、イオン注入技術、拡散技術等を用いて、n 型のコレ
クタ領域363.p型のベース領域364、p 型のグ
ラフト・ベース領域365.n 型のエミッタ領域3
66が形成される。コレクタ領域363は埋め込み層3
61と接続している。引き続いて、通常のフォトリソグ
ラフィー技術、金属配線形成技術等を用いて、コレクタ
電極371、ベース電極372.エミツト電極373が
形成され、図89図9に図示したバイポーラトランジス
タが完成する。 [0032] 図89図9に図示したバイポーラトランジスタは、例え
ばECL構成のRAMに用いられる。図10は、そのよ
うなRAMのメモリセルの回路図である。同図における
T r 3 、 T r 4に、図89図9に図示した
バイポーラトランジスタが用いられている。FIG、
6において、Tr 、Tr2は横型のpnp)ランジス
タであり、Tr、Tr は縦型のnpn)ランジスタ
である。また、E は書き3 4
R/W込み/読み出
し用のエミッタを意味し、EHはホールド用のエミッタ
を意味する。また、W 、W−はワード線であり、W
は高電位側、W−ば低電位側である十
+。さ
らに、B 、B はビット線であり、両者に印加さ
れる電気信号は反転関係にある。 [0033] 本発明の第1の実施例が上記のように適用される場合、
ホールド電流は、メモリセル当り1.0μAと設定する
ため、リーク電流は0.1μ八以下に押さえる必要があ
る。従って、トランジスタ1個当りのリーク電流は0.
05μ八以下に押さえなければならない。これが出来ぬ
場合には、RAMの動作速度、信頼性等に問題が生じる
。 [0034] 図89図9に図示したバイポーラトランジスタにおいて
、エミッタ領域366の面積を1μmX1μmとしたと
き、U溝341aからエミッタ領域366までの最短距
離を変化させた場合のコレクターエミッタ間のリーク電
流を測定した。 図11における曲線Aはその測定結果である。同様の測
定を、図20.図21に示した第2の従来例に適用して
行なった。図11における曲線Bがその測定結果である
。 [0035] この結果から、本実施例によれば、U溝からエミツト領
域までの最短距離は、従来技術による場合より約2μm
短縮できる。従来のECL構成のRAMにおけるメモリ
セルサイズは約300μm2であったが、本実施例を適
用するならばメモリセルサイズは約150μm2にする
ことができる。 [0036] 図12〜図14は、本発明の第2の実施例の半導体装置
およびその製造方法を説明するための主要工程順の略断
面図である。 [0037] まず、シリコン基板401の表面に、熱酸化によるシリ
コン酸化膜を形成し、このシリコン酸化膜とフォトレジ
スト膜マスクにしなRIE法により、U溝441が形成
される。熱酸化するにより、U溝441表面にシリコン
酸化膜412が形成され、同時にシリコン基板401表
面のシリコン酸化膜がシリコン酸化膜411aに変換す
る。U溝441表面を含む表面全面に、LPCVD法に
より、シリコン窒化膜が堆積される。続いて、LPCV
D法により、表面全面に多結晶シリコンが堆積される。 この多結晶シリコンをエツチングすることにより、多結
晶シリコン451aがU溝441内部に埋め込まれる。 このとき、多結晶シリコン451aの表面がU溝441
上端より0.1〜0.3μm程度低い位置になるように
エツチングを行なう。その後、第1の実施例と同様に行
ない、露出部分のシリコン窒化膜がエツチング除去され
、U溝441の表面にのみシリコン窒化膜432aが残
る。次に、多結晶シリコン451aの表面を含む表面全
面に、LPCVD法により、シリコン窒化膜433が堆
積される〔図12〕。 [0038] 次に、表面全面に、例えばPSGからなるSOG (ス
ピン オン ガラス)膜491が回転塗布される。次に
、N2と02との混合ガス中で、まず300℃での熱処
理が行なわれ、続いて900℃での熱処理が行なわれる
。これらの熱処理により、SOG膜491は焼結される
〔図13〕。 [0039] 次に、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしたS
OG膜491.シリコン窒化膜433のエツチングを行
なうことにより、多結晶シリコン451aの表面を覆う
シリコン窒化膜433aおよびSOG膜491aが形成
される〔図14〕。 [00403 本実施例は、第1の実施例と同様の効果を有する。それ
にくわえて、第1の実施例に比べて、表面の平坦性が優
れている。このため、半導体素子の配線形成には特に有
効である。ところで、U溝上部に配線が形成されている
場合、配線と半導体素子との間において、U溝に埋め込
まれた多結晶シリコンがフローティング・ゲートとして
機能するということがある。本実施例は、第1の実施例
に比べてU溝に埋め込まれた多結晶シリコンのフローテ
ィング・ゲートとしの機能性は低下する。これは第1の
実施例に比べて、本実施例の場合にはU溝上部を通る配
線と埋め込まれた多結晶シリコンとを隔てる絶縁膜の膜
厚が厚いためである。 [0041] なお、第2の実施例において、まえもってシリコン窒化
膜433aを形成しておき、SOG膜を回転塗布して焼
結し、SOG膜をエッチバックする方法をとってもよい
。 [0042]
以上説明したように本発明は、U溝構造を有する絶縁分
離領域における埋め込まれた多結晶シリコンの表面を覆
うシリコン窒化膜の形成時点、および以降の半導体素子
の形成時点において、多結晶シリコンの熱酸化に伴なう
体積膨張が生じないため、これに起因するストレスによ
るリーク電流は発生しない。このため、バイポーラ半導
体装置において、絶縁分離領域とエミッタ領域との間隔
は従来より/JXさくすることが可能となり、半導体装
置の高集積化に大きく寄与することができる。
離領域における埋め込まれた多結晶シリコンの表面を覆
うシリコン窒化膜の形成時点、および以降の半導体素子
の形成時点において、多結晶シリコンの熱酸化に伴なう
体積膨張が生じないため、これに起因するストレスによ
るリーク電流は発生しない。このため、バイポーラ半導
体装置において、絶縁分離領域とエミッタ領域との間隔
は従来より/JXさくすることが可能となり、半導体装
置の高集積化に大きく寄与することができる。
【図1】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図2】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図3】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図4】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図5】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図6】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図7】
本発明の第1の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図8】
本発明の第1の実施例をバイポーラ半導体装置に適用し
た場合の略断面図である。
た場合の略断面図である。
【図9】
本発明の第1の実施例をバイポーラ半導体装置に適用し
た場合の略平面図であり、図8の平面図である。
た場合の略平面図であり、図8の平面図である。
【図101
本発明の第1の実施例をECLRAMに適用した場合の
説明に用いる回路図である。 【図11】 本発明の第1の実施例をバイポーラ半導体装置に適用し
た場合のU溝からエミッタ領域までの距離に対するコレ
クタ領域−エミッタ領域間のリーク電流特性を示すグラ
フである。
説明に用いる回路図である。 【図11】 本発明の第1の実施例をバイポーラ半導体装置に適用し
た場合のU溝からエミッタ領域までの距離に対するコレ
クタ領域−エミッタ領域間のリーク電流特性を示すグラ
フである。
【図12】
本発明の第2の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図13】
本発明の第2の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図14】
本発明の第2の実施例を説明するための略断面図である
。
。
【図15】
第1の従来例である半導体装置のU溝構造を有する絶縁
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
【図16】
第1の従来例である半導体装置のU溝構造を有する絶縁
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
【図17】
第1の従来例である半導体装置のU溝構造を有する絶縁
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
【図18】
第」の従来例である半導体装置のU溝構造を有する絶縁
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。
【図19】
第1の従来例である半導体装置のU溝構造を有する絶縁
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。 [図201 第2の従来例であるバイポーラ半導体装置のY溝構造を
有する絶縁分離領域およびその製造方法を説明するため
の略断面図である。
分離領域およびその製造方法を説明するための略断面図
である。 [図201 第2の従来例であるバイポーラ半導体装置のY溝構造を
有する絶縁分離領域およびその製造方法を説明するため
の略断面図である。
【図21]
第2の従来例であるバイポーラ半導体装置のY溝構造を
有する絶縁分離領域およびその製造方法を説明するため
の略断面図である。 【符号の説明】 101.201,301,401 シリコン基板1
11.112,211,212,213,311,31
1a、312,314.411a、412 (熱
酸化による)シリコン酸化膜121.122 (
CVD法ニヨル)シリコン酸化膜131.232,23
3,332,332a、333,333a、432a。 433.433a シリコン窒化膜141.341
,341a、441 U溝151.251,351
,351a、451a 多結晶シリコン242
Y溝 261.361 埋め込み層 262.362 チャネル・ストッパー263.3
63 コレクタ領域 264.364 ベース領域 265.366 エミッタ領域 271.371 コレクタ電極 272.372 ベース電極 273.373 エミッタ電極 365 グラフトベース領域 381,382 フォトレジスト膜491.491
a SOG膜 Bo 、81 ビット線 ER/W r I r 3 読み出し/書き込み用のエミッタ Tr 横型pnp )ランジスタTr 縦
型npn)ランジスタ
有する絶縁分離領域およびその製造方法を説明するため
の略断面図である。 【符号の説明】 101.201,301,401 シリコン基板1
11.112,211,212,213,311,31
1a、312,314.411a、412 (熱
酸化による)シリコン酸化膜121.122 (
CVD法ニヨル)シリコン酸化膜131.232,23
3,332,332a、333,333a、432a。 433.433a シリコン窒化膜141.341
,341a、441 U溝151.251,351
,351a、451a 多結晶シリコン242
Y溝 261.361 埋め込み層 262.362 チャネル・ストッパー263.3
63 コレクタ領域 264.364 ベース領域 265.366 エミッタ領域 271.371 コレクタ電極 272.372 ベース電極 273.373 エミッタ電極 365 グラフトベース領域 381,382 フォトレジスト膜491.491
a SOG膜 Bo 、81 ビット線 ER/W r I r 3 読み出し/書き込み用のエミッタ Tr 横型pnp )ランジスタTr 縦
型npn)ランジスタ
【図1】
図面
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図201
【図21】
Claims (12)
- 【請求項1】半導体基板の一主面に設けられたU字状の
溝と、前記溝の表面に設けられた絶縁膜と、 前記絶縁膜を介して前記溝に埋め込まれた多結晶シリコ
ンと、前記多結晶シリコンの表面を直接覆って設けられ
たシリコン窒化膜と、を有することを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項2】前記半導体基板が、 p型のシリコン基板と、 前記シリコン基板表面に設けられたn^+型の埋め込み
層と、前記埋め込み層表面に設けられたn型のシリコン
エピタキシャル層と、からなり、 前記シリコンエピタキシャル層と前記埋め込み層とを貫
通する前記溝を有することを特徴とする請求項1記載の
半導体装置。 - 【請求項3】前記絶縁膜が、 熱酸化によるシリコン酸化膜と気相成長によるシリコン
窒化膜との2層膜からなることを特徴とする請求項2記
載の半導体装置。 - 【請求項4】前記多結晶シリコンの表面が前記溝の上端
部より低い位置に有る前記多結晶シリコンと、 前記多結晶シリコンの表面を直接覆って設けられた前記
シリコン窒化膜表面の凹部に設けられたSOG膜と、 を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】前記半導体基板が、 p型のシリコン基板と、 前記シリコン基板表面に設けられたn^+型の埋め込み
層と、前記埋め込み層表面に設けられたn型のシリコン
エピタキシャル層と、からなり、 前記シリコンエピタキシャル層と前記埋め込み層とを貫
通する前記溝を有することを特徴とする請求項4記載の
半導体装置。 - 【請求項6】前記絶縁膜が、 熱酸化によるシリコン酸化膜と気相成長によるシリコン
窒化膜との2層膜からなることを特徴とする請求項5記
載の半導体装置。 - 【請求項7】シリコン基板の一主面に、第1の絶縁膜を
形成する工程と、前記第1の絶縁膜をマスクとして、前
記半導体基板にU字状の溝を設ける工程と、 前記溝の表面に、第2の絶縁膜を形成する工程と、前記
第1,および第2の絶縁膜の表面に、第3の絶縁膜を形
成する工程と、前記第2,および前記第3の絶縁膜を介
して、前記溝の内部に多結晶シリコンを理め込む工程と
、 前記多結晶シリコンをマスクとして、前記第3の絶縁膜
の露出部分を除去する工程と、 前記多結晶シリコンの表面を覆うシリコン窒化膜を形成
する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項8】前記シリコン基板の一主面を熱酸化するこ
とにより、前記第1の絶縁膜であるシリコン酸化膜を形
成する工程と、前記溝の表面を熱酸化することにより、
前記第2の絶縁膜であるシリコン酸化膜を形成する工程
と、 気相成長により、前記第3の絶縁膜であるシリコン窒化
膜を形成する工程と、を有することを特徴とする請求項
7記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】前記溝の内部に前記多結晶シリコンを埋め
込む過程において、前記多結晶シリコンの表面を前記溝
の上端部分より低くする工程と、前記多結晶シリコンの
表面を覆う前記シリコン膜表面に、SOG膜を塗布し、
焼結する工程と、 前記多結晶シリコンの表面を覆う前記シリコン膜表面の
凹部に、前記SOG膜を形成する工程と、 を有することを特徴とする請求項8記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項10】p型のシリコン基板の一主面にn^+型
の埋め込み層を形成し、前記n^+型の埋め込み層の表
面にn型のシリコンエピタキシャル層を形成し、前記シ
リコンエピタキシャル層の表面に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の絶縁膜をマスクとして、前記シリ
コンエピタキシャル層および前記埋め込み層を貫通する
U字状の溝を形成する工程と、前記溝の表面に、第2の
絶縁膜を形成する工程と、前記第1,および第2の絶縁
膜の表面に、第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第2
,および前記第3の絶縁膜を介して、前記溝の内部に多
結晶シリコンを埋め込む工程と、 前記多結晶シリコンをマスクとして、前記第3の絶縁膜
の露出部分を除去する工程と、 前記多結晶シリコンの表面を覆うシリコン窒化膜を形成
する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項11】前記シリコンエピタキシャル層の表面を
熱酸化することにより、前記第1の絶縁膜であるシリコ
ン酸化膜を形成する工程と、前記溝の表面を熱酸化する
ことにより、前記第2の絶縁膜であるシリコン酸化膜を
形成する工程と、 気相成長により、前記第3の絶縁膜であるシリコン窒化
膜を形成する工程と、を有することを特徴とする請求項
10記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】前記溝の内部に前記多結晶シリコンを埋
め込む過程において、前記多結晶シリコンの表面を前記
溝の上端部分より低くする工程と、前記多結晶シリコン
の表面を覆う前記シリコン膜表面に、SOG膜を塗布し
、焼結する工程と、 前記多結晶シリコンの表面を覆う前記シリコン膜表面の
凹部に、前記SOG膜を形成する工程と、 を有することを特徴とする請求項11記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40101890A JPH0427141A (ja) | 1989-12-20 | 1990-12-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-332055 | 1989-12-20 | ||
JP33205589 | 1989-12-20 | ||
JP40101890A JPH0427141A (ja) | 1989-12-20 | 1990-12-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427141A true JPH0427141A (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=26574065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40101890A Pending JPH0427141A (ja) | 1989-12-20 | 1990-12-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0427141A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929504A (en) * | 1997-06-16 | 1999-07-27 | Nec Corporation | Semiconductor device with trench isolation structure and fabrication method thereof |
JP2000031268A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-28 | Samsung Electron Co Ltd | 狭いチャンネル効果を最小化するトランジスタ―及び浅いトレンチ隔離に埋設される電界透過遮断膜を有するトランジスタ―形成方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589333A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPS5992546A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-28 | Hitachi Ltd | バイポ−ラ集積回路装置 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP40101890A patent/JPH0427141A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589333A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPS5992546A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-28 | Hitachi Ltd | バイポ−ラ集積回路装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929504A (en) * | 1997-06-16 | 1999-07-27 | Nec Corporation | Semiconductor device with trench isolation structure and fabrication method thereof |
US6197661B1 (en) | 1997-06-16 | 2001-03-06 | Nec Corporation | Semiconductor device with trench isolation structure and fabrication method thereof |
JP2000031268A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-28 | Samsung Electron Co Ltd | 狭いチャンネル効果を最小化するトランジスタ―及び浅いトレンチ隔離に埋設される電界透過遮断膜を有するトランジスタ―形成方法 |
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