JPH04270808A - ガス燃料燃焼装置および燃焼方法 - Google Patents

ガス燃料燃焼装置および燃焼方法

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JPH04270808A
JPH04270808A JP5023391A JP5023391A JPH04270808A JP H04270808 A JPH04270808 A JP H04270808A JP 5023391 A JP5023391 A JP 5023391A JP 5023391 A JP5023391 A JP 5023391A JP H04270808 A JPH04270808 A JP H04270808A
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JP
Japan
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gas
fuel
gas element
load
gas fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5023391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Takahashi
高橋 芳孝
Makoto Sakai
誠 坂井
Hiroshi Inada
宏 稲田
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼装置に係り、特に高
寿命で信頼性の高いガス燃料を燃焼させるガス燃料燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発電需要が増大するにつれて、化
石燃料を主燃料とするボイラも大型化し、発電用ボイラ
が大気汚染に与える影響度も増加しつつある。この大気
汚染を拡大する郊外物質のうち、多大な比率をしめるN
OX の排出規制は年々きびしくなる傾向にある。この
状勢下で第二次石油シヨツク以来、石油を主燃料として
きた我が国の発電業界は、より安価で、かつ十分な供給
源をもつ石炭燃料、クリーンな気体燃料(LNG,LP
G)へと転換しつつある。ところが、ボイラが大型化す
る一方、発電コストを低下する目的で発電需要に応じて
頻繁な負荷変動を行なうために一日単位でボイラの起動
・停止が繰返されている。それは最近の電力需要の特徴
として、原子力発電の伸びと共に、負荷の最大・最小差
も増大し、火力発電用ボイラをベースロードから負荷調
整用へと移行する傾向にあり、この火力発電用ボイラを
負荷に応じて圧力を変化させて変圧運転する、いわゆる
全負荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧域で運転
する変圧運転ボイラとすることによつて、部分負荷での
発電効率を数%向上させることができるからである。例
えば、LNG専焼火力においては、ボイラ負荷を常に全
負荷で運転されるものは少なく、負荷を昼間は75%負
荷、50%負荷、25%負荷、15%負荷へと負荷を上
げ、下げして運転したり、あるいは夜間は運転を停止す
るなど、いわゆる高頻度起動停止(Daily  St
art  Stop以下単にDSSという)運転を行な
つて中間負荷を担うLNG専焼火力へと移行しつつある
。この様に75%負荷、50%負荷、25%負荷、15
%負荷のように部分負荷時においては、全負荷時に比べ
てその負荷に応じて燃焼しているガスバーナの本数を減
少させ、逆に消火しているガスバーナの本数を増加させ
て負荷調整を行なつている。
【0003】以下、図3から図6を用いて従来のガス燃
料燃焼装置について説明する。図3は従来のガス燃料燃
焼装置の縦断面図、図4は図3の側面図、図5および図
6はガスエレメントの先端を示す斜視図である。ガスバ
ーナ1は図3および図4に示すように側壁2に穿設され
たバーナスロート3内に円形状に配置された8本のガス
エレメント4の集合体によつて構成されている。つまり
、ガスエレメント4は図5に示すように主燃料ノズル5
aと保炎効果をもたせる副燃料ノズル5bを有するガス
エレメント4aと、図6に示すように主燃料ノズル5a
のみを有するガスエレメント4bを交互に配置したもの
であり、その中央には保炎板6が配置されている。ガス
燃料はガス燃料配管7、流量調整弁8を通つて2重に設
けられたガスバーナ入口弁9a,9bを通りさらにフレ
キシブルホース10を通つてガスリング11に入る。 ガスリング11はマニホールドになつていて、これによ
り多数の(図の例では8本)ガスエレメント4へ分岐さ
れてガスが供給される。ガスバーナ1の点火時にはガス
バーナ入口弁9a,9bが開きガス燃料配管7よりガス
がガスエレメント4へ供給され、ガスエレメント4から
主燃料ノズル5a、副燃料ノズル5bを経て火炉12内
へガスが噴射されて着火・燃焼される。ここでガスバー
ナ入口弁9a,9bが2重構造になつているのはガスバ
ーナ休止(消火)時のガスバーナ1へのガスリークを防
止する目的で2重化により信頼性をあげたもので、一般
的に広く行われている。一方、燃焼用空気13は風箱1
4より風量あるいは旋回力調整用のエアレジスタ15を
通つてバーナスロート3の部分より火炉12内へ投入さ
れガスエレメント4からのガスと火炉12内で混合され
ながら燃焼する。なお、図中の16はベント弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに部分負荷時においてはガスバーナ1の本数制御で対
応するために、燃焼中のガスバーナ1はエアレジスタ1
5からの燃焼用空気13やガスエレメント4内のガス燃
料によつて冷却されているが、消火中のガスバーナ1は
燃焼中の他のガスバーナ1からの輻射熱によつて約10
00℃の高温にさらされている。一方、ガスバーナ1の
中でも国内で使用されるLNG(液化天然ガス)やLP
G(液化石油ガス)は気化温度が低く、ガスバーナ1へ
の供給温度が常温以下であるので消火中のガスバーナ1
を負荷上昇に伴つて燃焼中のガスバーナ1へ運転状態を
移行した場合にはガスエレメント4a,4bの温度差が
大きいためにサーマルシヨツクが大きく、ガスエレメン
ト4a,4bに亀裂が発生したり、破損することがある
。図7はこのガスエレメント4a,4bの温度変化を模
式的に示したもので、図中のA点がガス燃料の流入時を
示し、ガスエレメント4a,4bが急激に冷却される様
子を示している。本発明はかかる従来の欠点を解消しよ
うとするもので、その目的とするところは、消火中のガ
スバーナを起動して燃焼させてもサーマルシヨツクが少
なく、しかもガスエレメントの亀裂、破損を防止するこ
とができるガス燃料燃焼装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、ガスバーナ入口弁とフレキシブルホース
の間に常温以上の冷却媒体を供給する冷却媒体供給配管
を設けたのである。
【0006】
【作用】冷却媒体供給配管から蒸気や加熱空気などの冷
却媒体を燃料ガスを供給する以前に供給してガスエレメ
ントを除冷するので、急冷によるサーマルシヨツクが軽
減でき、ガスエレメントの亀裂や破損を防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例に係るガス燃料燃焼装置の縦
断面図、図2は縦軸にガスエレメントの加熱温度、横軸
に時間を示した温度特性曲線図である。図1において符
号1から符号16までは従来のものと同一のものを示す
。17はガスエレメント4へ常温以上の冷却媒体を供給
する冷却媒体供給配管、18は冷却媒体供給弁、19は
冷却媒体逆止弁である。この様な構造においてガス燃料
はガス燃料配管7よりガスバーナ入口弁9a,9bおよ
びフレキシブルホース10、ガスリング11を通つて多
数のガスエレメント4に供給され、ガスエレメント4の
先端の図示していない主燃料、副燃料ノズルより火炉1
2内へ噴出して燃焼する。一方、ガスバーナ入口弁9b
の下流側には冷却媒体供給弁18、冷却媒体逆止弁19
を有する冷却媒体供給配管17がガスエレメント4に接
続されている。ガスバーナ1の点火指令を受けるとまず
、冷却媒体供給弁18が開き冷却媒体供給配管17より
蒸気がガスエレメント4へ供給され、ガスエレメント4
がこの蒸気で冷却される。つまり、従来のガス燃料燃焼
装置においては、ガスエレメント4の先端が火炉12内
の他の燃焼中のガスバーナ1による火炎の輻射熱で10
00℃近く迄温加熱されているのに対し、実施例のガス
燃料燃焼装置においてはガス燃料投入前に蒸気によつて
徐々に加熱温度を下げてやるのである。この冷却媒体供
給配管17からの蒸気の供給でガスエレメント4の冷却
は段階的になるものの、ボイラプラントでの補助蒸気を
使用すると蒸気温度は約200〜300℃程度であり、
かなり急冷となる。このため蒸気の投入を一気に行わず
、初期は微量で時間をかけて徐々に蒸気量を増加するこ
とでサーマルシヨツクを極力柔らげることができる。次
に、蒸気によりガスエレメント4がある程度冷却された
時点で、冷却媒体供給弁18が閉じ、その後、ガスバー
ナ入口弁9a,9bが開きガス燃料がガスエレメント4
へ供給され、図示していない主燃料、副燃料ノズルより
噴出し、着火・燃焼される。この様に蒸気によつて冷却
した後にガス燃料を供給するとガスエレメント4のノズ
ル部は常温に近いガス燃料によつてさらに冷却されてガ
スエレメント4のノズル部材が冷却され、次に着火した
ガスの燃焼火炎によつて加熱され、やや温度が上昇する
ところで落ち着く。以上の様なガスバーナ1の起動時に
おけるガスエレメント4のノズル部材の温度履歴を図2
に示す。図2のB点が蒸気流入時、図2のC点はガス燃
料流入時の温度を示しノズル部材の温度は図7の従来技
術における方式と比べて段階的に且つ、温度低下の勾配
(すなわち急冷)が改善されていることがわかる。以上
説明した様に蒸気の流入によつて段階的にガスエレメン
ト4のノズルを冷却する結果、ノズル部材のサーマルシ
ヨツクが軽減され、ノズル部の脆性悪化やこれに伴う亀
裂発生を防止することができる。以上、本発明の実施例
においては冷却媒体として蒸気を用いたものについて説
明したが、蒸気に代えて加熱された空気でもよく、ガス
燃料よりも温度の高いものであればよい。
【0008】
【発明の効果】本発明によればDSS運転を行なうガス
バーナであつても起動時におけるガスエレメントのサー
マルシヨツクは軽減でき、ガスエレメントの亀裂や破損
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るガス燃料燃焼装置の縦断
面図である。
【図2】本発明の温度特性曲線図である。
【図3】従来のガス燃料燃焼装置の縦断面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】ガスエレメントの斜視図である。
【図6】ガスエレメントの斜視図である。
【図7】従来の温度特性曲線図である。
【符号の説明】
4  ガスエレメント 7  ガス燃料配管 9a  ガスバーナ入口弁 9b  ガスバーナ入口弁 10  フレキシブルホース 17  冷却媒体供給配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガス燃料配管からのガス燃料をガスバ
    ーナ入口弁、フレキシブルホースを経てガスエレメント
    へ供給し、ガス燃料を燃焼するものにおいて、前記ガス
    バーナ入口弁とフレキシブルホースの間に常温以上の冷
    却媒体を供給する冷却媒体供給配管を設けたことを特徴
    とするガス燃料燃焼装置。
JP5023391A 1991-02-25 1991-02-25 ガス燃料燃焼装置および燃焼方法 Pending JPH04270808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6242453B1 (ja) * 2016-08-25 2017-12-06 中外炉工業株式会社 加熱炉の冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6242453B1 (ja) * 2016-08-25 2017-12-06 中外炉工業株式会社 加熱炉の冷却装置
JP2018031528A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 中外炉工業株式会社 加熱炉の冷却装置

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