JPH04270621A - プラスチックレンズ成形用金型 - Google Patents

プラスチックレンズ成形用金型

Info

Publication number
JPH04270621A
JPH04270621A JP3053803A JP5380391A JPH04270621A JP H04270621 A JPH04270621 A JP H04270621A JP 3053803 A JP3053803 A JP 3053803A JP 5380391 A JP5380391 A JP 5380391A JP H04270621 A JPH04270621 A JP H04270621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
plating layer
mold
molding
metal plating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3053803A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Iwabuchi
岩 渕 順 一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3053803A priority Critical patent/JPH04270621A/ja
Publication of JPH04270621A publication Critical patent/JPH04270621A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/37Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0016Lenses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックレンズ成
形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高い面精度のプラスチックレンズ
を成形する方法としては、金型自体を熱伝導率の低い材
料で形成して冷却速度を押さえ、レンズの歪をなくすよ
うにしたもの(特開昭60−244515号公報)、レ
ンズ入子内に断熱材を設けてレンズの冷却条件を均一に
したもの(特開昭63−112132号公報),金型内
部に熱源と冷却媒体経路とを設けて加熱、冷却を制御す
るもの(特開昭61−16821号公報)等が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭60−
244515号公報に記載の方法では、熱伝導率の低い
材料ではあるが完全断熱体ではなく、金型内に不均一に
熱が拡散するために、外周部と中央部に温度差ができて
しまった。また、特開昭63−112132号公報に記
載の方法では、断熱材とレンズ入子表面までの厚みが薄
くできないために、断熱部以外の金属部で熱が逃げてし
まい、局部的に断熱効果を保てなかった。すなわち、上
記従来の方法では、レンズ入子内においてのレンズの厚
肉部と薄肉部とに対応する部分で冷却速度が異なるため
に、レンズの中央部と外周部の収縮量に差ができ、固化
の遅いレンズの厚肉部の収縮量が大きくなり、面精度の
高いレンズを得ることが難しかった。一方、特開昭61
−16821号公報に記載の方法では、冷却時間が長く
、成形のサイクルタイムが長くなるという問題点を有し
ていた。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、レンズの冷却に際し、レンズ中央部と外
周部とでレンズ入子表面に熱伝導率の差を設けることに
より、熱損失量を異ならしめ、レンズの熱低下速度を一
様にして肉厚の異なるプラスチックレンズの転写性を向
上させ、また成形のサイクルタイム短縮を同時に実現で
きるプラスチックレンズ成形用金型を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、中央部と外周部との肉厚が異なるプラス
チックレンズの成形を行う金型において、レンズ入子表
面に、成形するレンズの薄肉部から厚肉部に向かうに従
って順次熱伝導率が高くなる金属メッキ層を形成し、プ
ラスチックレンズ成形用金型を構成した。
【0006】図1は、本発明のプラスチックレンズ成形
用金型の概念を示すもので、金型1内のレンズ入子2の
表面には、熱伝導率が異なる数種類の金属メッキ層が、
ある規則性(例えば円形レンズの場合は同心円状に)を
もって施されている。この金属メッキ層の構成は以下の
ようである。すなわち、レンズ中央部の薄肉部に対応す
る部分には、熱伝導率が最も低い第1金属メッキ層3が
形成され、その第1金属メッキ層3の表面および周辺部
には、第1金属メッキ層3よりも熱伝導率の高い第2金
属メッキ層4が形成されている。また、同様にして、第
2金属メッキ層4の表面および周辺部には、第2金属メ
ッキ層4よりも熱伝導率の高い第3金属メッキ層5が形
成されており、以下第4金属メッキ層6、第5金属メッ
キ層7および第6金属メッキ層8が順次同様の規則性で
形成されている。なお、図1において、9は金型1内に
設けられた熱媒体経路である。
【0007】図2、図3および図4に上記金属メッキ層
の製造方法を示す。まず、レンズ入子2の表面に第1金
属メッキ層3を施す場合には、図2に示すように、第1
金属メッキ層3を施したい部分以外をリング状のマスク
10で覆い,この状態でメッキを施す。そのメッキが終
了した後、図3に示すように、マスク10を取り除き、
過剰に付着しているメッキをA−A線曲面で切削して所
望形状に加工する。次に図4に示すように、第1金属メ
ッキ層3と同心状にして、第2金属メッキ層4を施した
い部位以外を前記マスク10よりも内径が大きいリング
状のマスク11で覆い、メッキを施す。そのメッキが終
了した後、マスク11を取り除き、過剰に付着している
メッキや、だれているメッキを切削加工する。以下同様
にして、第3,第4,第5および第6金属メッキ層5,
6,7,8を順次形成し、図1に示すような同心円方向
および厚さ方向に任意の寸法の規則正しい配列の金属メ
ッキ層を形成する。
【0008】
【作用】上記構成の本発明のプラスチックレンズ成形用
金型において、金属メッキ層をレンズ入子表面に形成す
る利点としては、成形するレンズ形状により最適な温度
分布をとるようにメッキ材料の種類、厚み、分布を任意
に選択でき、特に厚みを薄くできることであり、これに
より温度の微調整が可能となる。したがって、上記金型
により成形するレンズのレンズ中央部と外周部に対応す
るレンズ入子表面の熱伝導率に差をもたせ、冷却の遅い
レンズの厚肉部と冷却の早い薄肉部の熱損失量を異なら
しめ、レンズの熱低下速度を一様にする。これにより、
転写性の良いプラスチックレンズを成形できる。
【0009】
【実施例1】図5および図6に本発明の実施例1を示す
。本実施例は凹面の円形形状レンズを成形する金型の場
合であり、その時のレンズ入子の縦断面図を図5に、ま
た金属メッキ層のVI−VI線断面図を図6に示す。
【0010】冷却速度が最も速いレンズの薄肉部に対応
する部分、すなわちレンズ入子12の表面の中央部には
、熱伝導率の最も低いクロムメッキ層13を形成し、そ
のクロムメッキ層13の表面および周辺部にニッケルメ
ッキ層14を形成した。また、そのニッケルメッキ層1
4の表面および周辺部には亜鉛メッキ層15を形成し、
さらに同様にして最外周には最も熱伝導率の高い銀メッ
キ層16を形成した。クロムメッキ層13の厚さは10
0μmとし、このクロムメッキ層13の上にニッケルメ
ッキ層14、亜鉛メッキ層15および銀メッキ層16が
それぞれ50μmずつの厚さで重なるようにして、金属
メッキ層全体の厚さを250μmとした。
【0011】上記構成の本実施例のプラスチックレンズ
成形用金型では、レンズの肉厚が厚くなるに従って金属
メッキ層の熱伝導率の大きいメッキ材料を用いて熱が逃
げにくいレンズの厚肉部の冷却を促進し、レンズ表面の
温度が全体的に均一に低下するように金属メッキ層を構
成しており、その結果、面精度の良好なプラスチックレ
ンズを得ることができる。
【0012】なお、表1に代表的な金属メッキ材料の熱
伝導率を示した。金属メッキ材料は、本実施例に用いた
もの以外にも任意に選択することが可能である。
【0013】
【表1】
【0014】本実施例の金型を用いて成形した両凹レン
ズを図7に示した。この両凹レンズ17の寸法は、最小
肉厚t1 が1.0mm、最大肉厚t2 が3.2mm
、一方の凹面の曲率半径R1 が50.232mm、他
方の凹面ノ曲率半径R2 が100.673mmであっ
た。また、この両凹レンズ17のPV値(面精度)は0
.8μmで、サイクルタイムは70秒であり、面精度が
向上するとともに、サイクルタイムが短くなった。これ
に対し、特開昭60−244515号公報および特開昭
63−112132号公報に示される従来法によって、
本実施例と同じサイクルタイムで成形すると、PV値は
1.5〜2.0μmとなり、面精度が悪かった。また、
特開昭61−16821号公報に示される従来法(ヒー
トサイクル成形)で成形した場合、本実施例で得たもの
と同程度の面精度を確保するには2〜3分を要し、サイ
クルタイムが長かった。
【0015】
【実施例2】図8および図9に本発明の実施例2を示す
。本実施例は凸面の円形形状のレンズを成形する金型の
場合であり、その時のレンズ入子の縦断面図を図8に、
またIX−IX線断面図を図9に示す。
【0016】金属メッキ層の構成は実施例1とは逆の構
成になる。凸面レンズの場合、中央部が最も熱が逃げに
くいので、その部分、すなわち凹面のレンズ入子18表
面の中央部に熱伝導率の最も高い銀メッキ層16を形成
し、その銀メッキ層16の表面および周辺部に銀メッキ
層16よりも熱伝導率の低い亜鉛メッキ層15を形成し
た。同様にして、亜鉛メッキ層15の表面および周辺部
にニッケルメッキ層14を、そして最外周にはこれらメ
ッキ材料の中で最も熱伝導率の低いクロムメッキ層13
を形成した。なお、効果としては実施例1と同様である
【0017】
【実施例3】図10に本発明の実施例3を示す。本実施
例は凸面の角形形状のレンズを成形する金型の場合であ
り、その時の金属メッキ層の断面図を示す。金属メッキ
層の構成は実施例2と同様の構成であり、レンズの厚肉
部に対応する部分には、熱伝導率の高い銀メッキ層16
を形成し、その銀メッキ層16の表面および周辺部に銀
メッキ層16よりも熱伝導率の低い亜鉛メッキ層15を
形成した。同様にして、亜鉛メッキ層15の表面および
周辺部にニッケルメッキ層14を、そして最外周にはこ
れらメッキ材料の中で最も熱伝導率の低いクロムメッキ
層13を形成した。その結果、アスが小さく、面精度の
良好なプラスチックレンズを得ることができた。
【0018】なお、本発明において、金属メッキ層(各
層)の厚さはレンズ入子の材質によって選択されるが、
30〜150μm程度が好ましい。金属メッキ層の厚さ
が30μm未満であると、レンズ入子と金属メッキ層と
の機械的強度が安定せず、150μmを超えると、層密
度が粗になってしまうからである。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明のプラスチックレ
ンズ成形用金型によれば、熱を効率良く逃がすので、冷
却時間が短縮化し、成形のサイクルタイムが短くなると
同時に、転写性の良いプラスチックレンズが得られる。 成形するレンズ形状により最適な温度分布をとるように
、メッキ材料の種類、厚み、分布を任意に選択でき、特
にその厚みを薄くできることにより温度の微調整が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックレンズ成形用金型の概念
を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す金型の製造工程を示す縦断面図であ
る。
【図3】図1に示す金型の製造工程を示す縦断面図であ
る。
【図4】図1に示す金型の製造工程を示す縦断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例1のレンズ入子を示す縦断面図
である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】実施例1のレンズ入子を用いて成形したレンズ
の側面図である。
【図8】本発明の実施例2のレンズ入子を示す縦断面図
である。
【図9】図8におけるIX−IX線断面図である。
【図10】本発明の実施例3の金属メッキ層の横断面図
である。
【符号の説明】
1  金型 2,12,18  レンズ入子 3  第1金属メッキ層 4  第2金属メッキ層 5  第3金属メッキ層 6  第4金属メッキ層 7  第5金属メッキ層 8  第6金属メッキ層 13  クロムメッキ層 14  ニッケルメッキ層 15  亜鉛メッキ層 16  銀メッキ層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中央部と外周部との肉厚が異なるプラ
    スチックレンズの成形を行う金型において、レンズ入子
    表面に、成形するレンズの薄肉部から厚肉部に向かうに
    従って順次熱伝導率が高くなる金属メッキ層を形成した
    ことを特徴とするプラスチックレンズ成形用金型。
JP3053803A 1991-02-26 1991-02-26 プラスチックレンズ成形用金型 Withdrawn JPH04270621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053803A JPH04270621A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プラスチックレンズ成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053803A JPH04270621A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プラスチックレンズ成形用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04270621A true JPH04270621A (ja) 1992-09-28

Family

ID=12952971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3053803A Withdrawn JPH04270621A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プラスチックレンズ成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04270621A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214893A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Konica Minolta Opto Inc レンズ用成形金型、レンズの製造方法、及びレンズ
WO2021153185A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 Agc株式会社 光学素子、光学系、及び光学装置
KR20230033860A (ko) * 2021-09-02 2023-03-09 김천기 렌즈 성형용 사출 금형의 제조방법 및 그에 의해 제조된 금형

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214893A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Konica Minolta Opto Inc レンズ用成形金型、レンズの製造方法、及びレンズ
WO2021153185A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 Agc株式会社 光学素子、光学系、及び光学装置
KR20230033860A (ko) * 2021-09-02 2023-03-09 김천기 렌즈 성형용 사출 금형의 제조방법 및 그에 의해 제조된 금형

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6378720A (ja) 成形金型
JP3565784B2 (ja) ガラス基板成形用金型、及びガラス基板の製造方法
JPH01106003A (ja) レンズ素子及びその製造方法
JPH03245330A (ja) 光情報記憶媒体用基板の成形用ロール,製造装置及び製造方法
US5893998A (en) Boundary apparatus for optical component molding
US4285890A (en) Method for manufacturing silicone contact lenses
JPH04270621A (ja) プラスチックレンズ成形用金型
JPH03218932A (ja) レンズ成形用型
EP1351797B1 (en) Method for fabricating a plastic optic element injection mold
US6514444B1 (en) Method of manufacturing a molded plastic article and a glass molding plastics
JP2002264191A (ja) 射出成形金型
JPH03193322A (ja) プラスチックレンズの成形用金型
JP3537160B2 (ja) 光学レンズ成形用金型
JPS62111713A (ja) 金型
JP3679489B2 (ja) ガラス光学素子のモールド方法及びガラス光学素子
JPH07169116A (ja) 光ディスク及び光ディスク製造用スタンパ
JP2731604B2 (ja) 押出機用コンテナ
JPH06279039A (ja) 光学素子成形用型
JPH08109032A (ja) 光学素子の成形型と成形方法
JP2004291341A5 (ja)
JP3130612B2 (ja) 光学素子成形用型
JPH0137783Y2 (ja)
JPH0230452Y2 (ja)
WO2023206840A1 (zh) 玻璃产品的成型模具
JPH02137916A (ja) スタンパの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514