JPH0426Y2 - - Google Patents

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JPH0426Y2
JPH0426Y2 JP1125087U JP1125087U JPH0426Y2 JP H0426 Y2 JPH0426 Y2 JP H0426Y2 JP 1125087 U JP1125087 U JP 1125087U JP 1125087 U JP1125087 U JP 1125087U JP H0426 Y2 JPH0426 Y2 JP H0426Y2
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JP
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far
infrared
heat
temperature
infrared rays
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JP1125087U
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 本考案は、体温と赤外線、特に遠赤外線放射物
質が利用された赤外線温熱治療具に係り、身体の
患部部位に相当する皮膚面に貼用し、赤外線温熱
により、知覚神経系、精神神経系等の諸疾患の治
療緩解、あるいは、内臓の軽症の保温保護の用に
供するものである。
朝・夕・寒・暖等環境により多少の温度差があ
るが、通常、人体の体温は約36℃である。衣服を
着用した皮膚面の温度、露出皮膚面の温度、ある
いは、身体各部位の露出の場合の皮膚面の表面温
度はそれぞれ相違する。例えば、室温25℃の室内
で腹部皮膚面は33〜34℃、足部の足三里は31〜32
℃、足部のつちふまずは28〜29℃である。但し、
測定時の環境により温度差が生ずる。
また、人別により多少の温度差を有する。
よつて、本考案では、少なくとも、人体の常温
温度により、この温熱を赤外線放射物質を通じ、
その副射熱、即ち、赤外線(遠赤外線を含む)光
熱を体内に深達せしめ、温熱効果を期待せんとす
るものである。
[考案の構成] 本考案の実施例を示す図面につき説明すれば、
第1図において、1はセラミツクス板で、該板1
も表裏両面に両面接着板2と2′が貼着され、下
面の両面接着板2の接着剤面に、断熱層として、
アルミニユーム蒸着シート3が貼着され、上面の
両面接着板2の接着剤面に粘着板4が重着され
る。前記粘着板4は、綿、テトロン、ナイロン等
の不織布の片面に軟着性接着剤が塗布され、該外
側面に剥離紙が貼付されたものである。
上記の如く、両面にそれぞれ接着板2と2′
貼合わされたセラミツクス板1を中間にし、アル
ミニユーム蒸着シート3と粘着板4の各層が貼合
手段により重着積層されて、本考案の具体が構
成されたものである。その他、形状形成について
は、素材により融着手段、縫合手段等により形成
される。
本考案になる具体は、方形状に、具体は円
盤状に形成されたものである。
[考案の効果] 本考案の具体を使用するときは、先づ、具体
の剥離紙を剥脱し、露出した粘着板4の接着剤
面を、患部に当る部位に貼着する。体内から発す
る体温がセラミツクス紙板1に熱伝達され、次
に、アルミニーム蒸着シート面3に到達し、セラ
ミツクス層の副射熱が体内に及び、患部に当る皮
膚面から体内深部まで有効な温熱効果をもたらす
ものである。セラミツクス層から発する遠赤外線
の波長は、10ミクロン内外で放射されている。体
内から発する温熱と副射熱等のこれらの温熱は、
アルミニユーム蒸着シート3により放射が遮断さ
れ、このアルミニユーム蒸着シート3と皮膚面間
において放熱が防止されている。
具体内側面と皮膚面間の温度測定を行なつたと
ころ、体温とほぼ同等の温度35.5℃〜36℃の温熱
が測定された。前記腹部、足三里、つちふまずの
皮膚面の表面温度と具体貼用時の温度差は、貼用
時に11%〜12%の保熱効果を有する。また、500
ガウス以上の磁体を接着板5の接着剤面に、1
個、又は複数個貼設して使用すれば、磁気効果と
温熱効果の相剰効果を得るものである。
因に、遠赤外線放射作用効果を付記すれば、 赤外線光熱の中でも特に長波長域に属する遠赤
外線光熱は、水分子を活性化すると共に、動植物
類の生体の細胞組織内に深達し易く、水分子・蛋
白質等の体内有機物の活性化に多大の有用性を発
揮するものである事が確認された。
前記遠赤外線を放射する遠赤外線放射物質は、
多数存在する。特に、放射効率に優れている遠赤
外線放射体は、セラミツクス系材・金属酸化物系
材・カーボン系材・大谷石・麦飯石等の自然石系
材が存在する。また、これ等の外、人工的に創出
されたその他の遠赤外線放射物質が存在する。
これ等の遠赤外線放射物質は、自然界におい
て、自体から遠赤外線が放射されているが、太陽
光・暖気、あるいは適宜な加熱手段、熱線反射体
の添装等により、効率的に遠赤外線が増大放射さ
れるものである。
通常、太陽光または、暖気等により遠赤外線放
射物質より放射される遠赤外線の波長は、その
量、その放射面積、熱量等により放射波長が異な
るものであるが、常温においておおむね3〜8ミ
クロン程度である。また、適宜な与熱手段による
ものにあつては、人体・動植物に適する遠赤外線
の波長は4〜14ミクロン程度であり、この長波長
域に属する遠赤外線を放射せしめる事も可能であ
る。
しかして、長波長域に属する遠赤外線照射は、
動植物に対する好影響をもたらすものである。こ
の光熱は、水に対する親和性、融和性を有するこ
とから、一部未確認事由にもよるものであるが、
水質や蛋白質等の活性化に対し有効に作用する。
赤外線は、被照射物に対し表面加熱、対流加
熱、伝導加熱等であるが遠赤外線は、被照射物が
熱の吸収体である場合、直進的に深達加熱なるが
ため、特に、動植物類に対しては、遠赤外線波の
深達により熱エネルギーが付与され、体内水分
子、細胞組織の活性化に特段の有用性がある。
以上に記述したように、本案の赤外線温熱治療
具は、人体の体温を利用し、赤外線光熱を発生せ
しめ、この温熱を再び体内深部に放射し、温熱効
果を期待するものであり、構造簡単にして、使用
は至極容易で、量産により、一般には、廉価な赤
外線温熱治療具として提供する事が出来るもので
ある。
付記すれば、第1図に示す具体の複数、又は大
判ものを腹部等に貼用すれば、腹部の内臓の弱い
者は、腹巻以上の保温効果を有するものであり、
第2図に示す具体の小判ものは、身体の経穴に貼
用して重宝である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案になる具体例の部分展開斜視
図である。第2図は。他の実施例の形態を示した
ものである。 1……セラミツクス紙板、2,2′……両面接
着板、3……アルミニユーム蒸着シート、4……
貼着板、……剥離紙、A,B……具体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツクス層1を中間に、該層の両面に両面
    接着板2,2′を貼り合わせ、さらにその一方の
    面に断熱層3を、そして他方の面に粘着板4を重
    着したことを特徴とする赤外線温熱治療具。
JP1125087U 1987-01-28 1987-01-28 Expired JPH0426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125087U JPH0426Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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JP1125087U JPH0426Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS63119629U JPS63119629U (ja) 1988-08-02
JPH0426Y2 true JPH0426Y2 (ja) 1992-01-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357251Y2 (ja) * 1987-05-12 1991-12-26
JPH0778026B2 (ja) * 1988-12-30 1995-08-23 新田ゼラチン株式会社 皮膚用外用基剤

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JPS63119629U (ja) 1988-08-02

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