JPH0271767A - 遠赤外線放射固形温灸体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 目的の部 人々は、社会の進展に伴い諸種の軽症疾患に悩まされて
いる。特に、精神作用系・運動神経系・知覚神経系等の
体性神経系の痛み等の諸症が多く、これ等の治療緩解は
、現代医学においても治療困難なるものが数多い。

近時、医学界においても漢方医学が見直され、特に、手
軽な治療として皿子年来の東洋医学における「ツボ療法
」　「灸療法ｊ等における薬草素材が用いられた「お灸
」が脚光を浴びつつある。

古来、もぐさを１１１用した「お灸」は万人の周知する
ところであるが火気・熱臭・激痛・火傷等が発生する事
から、−ｍ的には忌避されがちなコ８々の欠点があった
が、最近に至り、種々な工夫が行なわれ、熱１１１ｉ用
の台座等を設け、燃焼熱の直火を避けた網温温灸等の開
発が行なわれて来た。

この温灸用の薬草素材は、もぐさに限らず、もぐさとの
複合体でなる薬草素材も利用されている。

更には、これ等の薬草素材による温灸の温熱療法に加え
、今だ開発途上にある遠赤外線放射光熱の温熱療法を加
味、し、相乗効果が期待される温灸は５今だ現出してい
ない状況にある。

依って、本発明においては、綿状繊維のもぐさ、その他
の薬草素材を固形化し、且つ、燃焼時に遠赤外線が放射
され、薬草素材の燃焼熱、該材の薬理的作用に加え、遠
赤外線特有の温熱治療効果が利用され、手軽に使用され
て、施療効果に優れた遠赤外線放射固形温灸体を提供せ
んとするものである。

机で、赤外線光熱の中でも特に長波長域に属する遠赤外
線光熱は、水分子を活性化すると共に動植物類の生体の
細胞組織内に深達し易く、水分子・蛋白質その他体内有
機物を活性化し、動植物類の育生・成長・生存等に多大
なる有用性を発揮するものである事が確認された。

前記遠赤外線を放射する遠赤外線放射物質は、多数に存
在する。特に、放射効率に優れている遠赤外線放射体は
、セラミ・ツク系材、金属酸化物系材、カーボン系材、
大谷石・麦飯石等の自然石系材等が存在する。また、こ
れ等の複合体からなるものの外、人工的に創出された遠
赤外線放射物質が選択利用されるものである。これ等の
遠赤外線放射物質は、自然界において、自体から遠赤外
線が放射されているが、太陽光、暖気或いは、適宜な加
熱手段により、遠赤外線放射物質に熱吸収され且つ、熱
線反射により、より効率的に遠赤外線が増大放射される
ものである。

通常、太陽光または、暖気等により遠赤外線放射物質よ
り放射される遠赤外線の波長は、その量、その放射面積
、光熱の強弱等により放射波長が異なるものであるが、
おおむね４〜１５ミクロン程度である。また、適宜な与
熱手段によるものにあっても人体、動植物に適する遠赤
外線の波長は４〜１５ミクロン程度であり、これ以上の
長波長域に属する遠赤外線を放射せしめる事も可能であ
る。然して、長波長域に属する遠赤外線照射は、動植物
に対する好影響をもたらすものである。この光熱は、水
に対する親和性、講和性を有する事から、一部未確認事
由にもよるものであるが水質や蛋白質等の活性化に対し
有効に作用する。

生物に対し、防菌・防黴・防腐作用等の効用を有する事
も解明された。

依って、本発明においては、前記遠赤外線放射物質から
放射効率の良好なる物が選択され、それにて遠赤外線放
射層を形成し、太陽光・暖気・薬草素材の燃焼熱等によ
り遠赤外線を増大照射せしめ、温灸効果を増大せしむる
事を可能にした遠赤外線放射固形温灸体を提供するもの
である。

構成の部 次に、本発明になる遠赤外線放射固形温灸体を実施例を
以って説明する。

第１実施例 ■　もぐさ　　　　　　　　　　　　５０重量％■　ニ
ンニク微粉末（５０ミクロン軒）　　　　１０重量％■
　麦飯石微粉末（５０ミクロン軒）　　　　　１０重量
％■　アルミニューム微粉末（３０ミクロン軒）　５重
量％■　水溶性固着剤（１７含戚のり」糧のり！会）　
２０重量％■　可燃補助剤　　　　　　　　　　　５重
量％■　水　　　　　　　　　　　　　　　若干量第２
実施例 ■　もぐさ　　　　　　　　　　　　４０重量％■　ア
シタバ微粉末　　　　　　　　２０重量％■　セラミッ
ク微粉末（アルミニューム■未含有〉１５重量％■　水
溶性固着剤昧１ｆｉｔ７籠のり）　　　２０重量？６■
　可燃補助剤　　　　　　　　　　　５重量％■　水　
　　　　　　　　　　　　　　若干量第１例においては
、■＋■＋■＋■＋■を、第２例においては、■＋■＋
■＋■を混合撹拌し、且つ、水若干量を加注し再混練す
る。然る後、もぐさを泥状の混線体に投入再撹拌し、軟
性泥状体にし、平板状容器に移転し、加圧乾燥し、平板
状の固形体に成形し、温灸体の原体を造成する。次に、
該原体を成形機により、所望の形状に成形す入 乾燥温度は、薬草素材（もぐさ・ニンニク・センブリ・
アシタバ・ビワバ等）本来の香気・成分等を除香・嫉壊
しない程度の温度的８０〜９０℃の温風乾燥を行なう。

前記遠赤外線放射層を形成する遠赤外線放射物質は、頭
書したように、遠赤外線放射効率の良好なるものが選択
される。

固着剤は、水溶性接着剤を主剤とし、天然造成のり、化
学合成のり等の水溶性剤が用いられ、可燃補助剤は、爆
発性・揮発性・有害性を除いたものが用いられる。

温灸体の成形体は、半球状体・球状体・任意の盤状体：
円盤状体・方形・三角形・柱形等或いは、これ等の錐状
体・多角柱状体等種々の形態に成形される。

効果の部 次に、本発明になる遠赤外線放射固形温灸体の成形体の
使用態様と作用効果に就き、図示を以って説明する。

第１図に示すものは、竹材・木材・合成樹脂等でなる台
座１．該台座１の下面に患部部位皮膚面に温灸具を貼着
するための接着剤層２が付設され、前記台座１の上面に
円錐状の温灸体３が固着立設されている。温灸体３には
遠赤外線放射体による遠赤外線放射層４が形成されてい
る。温灸体３は、水溶性固着剤を含有する事から、水や
唾液により容易に台座１上面に立設する事が出来る。

第２図に示すものは、下面に接着剤層２が付設された台
座ｌの上面に前記同様に平板状の温灸体３が着接されて
おり、該温灸体３に含有組成された遠赤外線放射層４が
形成されている。

第３図に示すものは、薬草素材びわば５上に。

円筒状の温灸体３が立設されている。温灸体３には、前
記同様遠赤外線放射層４が形成されている。

この温灸体３は、びわば上にも少量の水分で固着立設さ
れ、びわば温灸として施灸する事が出来る。

第４図に示すものは、台座に耐熱性板６が上面に、接着
剤層２が下面に付設された合成樹脂系材でなる中空台座
１の上面に半球状の温灸体３が貼着されている。温灸体
３には、前記同様遠赤外線放射層４が形成されている。

斯る温灸具において、具体の接着剤面を以って具体を患
部部位の皮膚面に貼着し、温灸体頭に点火する。薬草素
材が燃焼するに従って、燃焼熱は台座により熱緩衝され
た温熱が皮膚面に熱伝達される。同時に温灸体３の遠赤
外線放射層４から燃焼加熱により遠赤外線が増大放射さ
れ、遠赤外線の直進熱が台座を通して皮膚面から体内に
深達する。

頭書したように、燃焼熱の如く伝導・対流等の表面加熱
による温熱に加え、遠赤外線の直進深達熱が該線特有の
有用性により、体内水分子・蛋白質等の体内有機物を活
性化する。即ち、これ等の温熱は、人体の細胞組織を構
成する有機物元素を振動せしめ、細胞の活性作用により
、体内の新陳代謝が旺盛となり、血行・液流を良好にす
ると共に、痛みや疲労の早期治療を促進する。且つ、過
剰に蓄積された体内エネルギーが適度に消費され、また
、びろう蓄積物や考廃物を体内から排泄するものである
。

以上に記述したように２本発明になる遠赤外線放射固形
温灸体によれば、薬草素材の燃焼熱と薬理作用によるも
のの他、遠赤外線光熱の深達性熱エネルギーの有効作用
による優れた温熱治療効果を有すると共に、少量の水分
を以って熱［ｉ材等に容易に立設する事が出来る、誠に
、好適なる温灸体と云えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図並びに、第４図は共に本発明に
なる遠赤外線放射固形温灸体の態様とその使用例図示で
ある。 ｌ・・・台座 ２・・・接着剤層 ３・・・温灸体 ４・・・遠赤外線放射層 特許出願人　合名会社　釜屋商店 代表社員　富士治左衛門 第１図 手 続 拘■ 正 害 ２接着剤層 １キ許庁長官 殴 １、事件の表示 昭Ｐｏ６３年 持 コＴ 願 第　　２２４３４３　　　号 第３図 ３、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　繊維状又は、微粉末に精製された薬草素材体、遠赤
   外線放射物質からなる微粉体、非鉄金属からなる微粉体
   と固着剤体からなり、可燃補助剤と共に該体類が混成・
   加熱・乾燥され、任意形状に固形化されてなる事を特徴
   とする遠赤外線放射固形温灸体。 ２　薬草素材体が複合体からなる事を特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の遠赤外線放射固形温灸体。 ３　薬草素材体が５０〜７０重量％でなる事を特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の遠赤外線放射固形温灸体
   。 ４　遠赤外線放射物質からなる微粉体と非鉄金属からな
   る微粉体が１０〜２０重量％でなる事を特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の遠赤外線放射固形温灸体。 ５　固着剤が水溶性固着剤からなる事を特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の遠赤外線放射固形温灸体。 ６　可熱補助剤を添加した事を特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の遠赤外線放射固形温灸体。