JPH0426983A

JPH0426983A - カセット蓋開閉装置

Info

Publication number: JPH0426983A
Application number: JP13060190A
Authority: JP
Inventors: Isao Sato; 功佐藤; Koji Yoshiya; 浩司葭矢
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-05-21
Filing date: 1990-05-21
Publication date: 1992-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、小型カセットテープレコーダー等の小型音響
機器に使用するカセット蓋開閉装置に関する。

従来の技術近年、携帯用小型カセットテープレコーダーは、さらに
小型・薄形化されており、カセット蓋の開閉操作も簡単
に行なえるようになっている。

第６図にはこのような従来の小型カセットテープレコー
ダーにおけるカセット蓋開閉装置の一例が示されている
。第６図において、１は本体キャビネットであり、底部
に電気回路を構成するプリント配線板２が収容されてい
る。本体キャビネット１は、その一方の側面中央部に先
端にロック爪３を有するロック部４を備え、その前部に
押しボタン５が取り付けられている。６はカセット蓋で
あり、内部にカセットテープを駆動するメカニズム７を
有し、本体キャビネット１のロック部４側側部に対応す
る一方の側部端縁中央部に、本体キャビネット１のロッ
ク爪３に係合するロック爪８が形成されている。そして
本体キャビネット１に対し、他方の側部がヒンジピン９
を介して回動可能に取り付けられている。そして、常態
においては、第７図に示すように、カセット蓋６は本体
キャビネット１に閉じられており、この状態が各々のロ
ック爪３，８の係合によりロックされる。

１０は支持アームであり、本体キャビネット１とカセッ
ト蓋６との間にリンク結合され、本体キャビネット１に
対しカセット蓋６を開いたときにその状態を保持し、カ
セット蓋６を閉じたときに折り畳まれて本体キャビネッ
ト１内に収納される。

次に前記従来例の動作について第８図を用いて説明する
。第８図において、カセットテープレコーダーを一方の
手Ｈ１の中に保持した状態で、まず押しボタン５を親指
で矢印六方向に押圧することにより、本体キャビネット
１のロック部４が押されて同方向に傾倒変位し、本体キ
ャビネット１のロック爪３とカセット蓋６のロック爪８
との係合が解除され、カセットｌＩ６がわずかに浮いた
状態に開く。そして、図中想像線で示すように、他方の
手Ｈ２でカセット蓋６を矢印Ｂ方向に引き上げることに
より、カセット蓋６がヒンジピン９を回動中心として回
動して開かれ、この状態が支持アーム１０により固定さ
れる。また、カセット蓋６を閉じる場合には、１６上面
を押し戻し、カセット蓋６のロック爪８が本体キャビネ
ット１のロック爪３を乗り越えるまで押圧することによ
り、各ロック爪３，８が係合してカセット蓋６が本体キ
ャビネット１にロックされる。

発明が解決しようとする課題しかしながら、前記従来のカセットテープレコーダーに
おけるカセット蓋開閉装置では、カセット蓋６の開閉操
作を両手を用いて行なうため、小型カセットテープレコ
ーダーに要求される簡単な操作性を実現することができ
ないという問題があった。また、カセット蓋６を開いた
ときの保持を支持アーム１０により行なっているので、
部品点数が多くなるという問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
簡単な構造で、カセット蓋の開閉操作を簡単に行なうこ
とのできるカセット蓋開閉装置を提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段本発明は前記目的を達成するために、カセット蓋の枢支
側側部にカセット蓋を開くためのレバーを一体的に備え
たものである。

また、本体キャビネットのカセット蓋枢支側側部にカセ
ット蓋が開いた状態においてレバーを係止する係止爪を
設けたものである。

作用したがって、本発明によれば、カセット蓋の枢支側側部
にレバーを一体的に設けたので、小型カセットテープレ
コーダーを片手で持った状態で、レバーを指先で押下す
ることにより、カセット蓋を開くことができるという効
果を有する。

また、本体キャビネットのカセット蓋枢支側側部に係止
爪を設けることにより、レバーの先端を係止することが
でき、カセット蓋を開いた状態に保持することができる
という利点を有する。

実施例第１図、第２図および第３図は本発明の一実施例の構成
を示すものである。これらの図において、１１は樹脂成
形品の本体キャビネットであり、底部に電気回路を構成
するプリント配線板１２が収容されている。この本体キ
ャビネット１１は、その一方の側面中央部に先端にロッ
ク爪１３を有するロック部１４と、このロック部１４を
押圧するための押しボタン１５とを備えている。また、
後述するカセット蓋１７の枢支側となる他方の側面の中
央下部には、係止爪１６が薄肉ヒンジを介して一体的に
形成されている。１７は樹脂成形品のカセット蓋であり
、内部にカセットテープを駆動するメカニズム１８が収
容されている。このカセット蓋１７には、本体キャビネ
ット１１のロック部１４側側面に対応する一方の側部の
端縁中央部に本体キャビネット１１のロック爪１３に係
合するロック爪１９が形成され、反対の側面には中央部
分が側方斜め下方向に所定の角度を設定して板状に延ば
し出されたレバー２０が設けられている。そして、この
板状レバ−２０側側部が本体キャビネット１１のロック
部１４側とは反対の側部にヒンジピン２１を介して回動
可能に取り付けられている。そして、常態においては、
カセット蓋１７は本体キャビネット１１に閉じられてお
り、この状態が各々のロック爪１３．１９の係合により
ロックされる。

次に前記実施例の動作について第４図および第５図を用
いて説明する。第４図において、カセットテープレコー
ダーを一方の手Ｈの中におき、押しボタン１５を親指で
矢印Ｃ方向に押圧することにより、本体キャビネット１
１のロック部１４が押されて同方向に傾倒変位し、本体
キャビネット１１のロック爪１３とカセット蓋１７のロ
ック爪１９との係合が解除されてカセット蓋１７がわず
かに浮いた状態に開く。そして同じ手Ｈの例えば中指の
指先でカセット蓋１７の板状レバー２０を矢印り方向に
押下することにより、カセット蓋１７が回動して開き、
最大に開くと板状レバー２０先端が本体キャビネット１
１の係止爪１６に係止され、カセット蓋１７の開いた状
態が保持される。

また、カセット蓋１７を閉じる場合には、第５図に示す
ように、本体キャビネット１１の係止爪１６を同じ手の
指先で矢印Ｅ方向に押下して板状レバー２０との係合を
解除することにより、カセット蓋１７の回動が許容され
て本体キャビネット１１上に戻すことができる。

このように、前記実施例によれば、カセット蓋１７の枢
支側側部に板状レバー２０を設けたことにより、カセッ
ト蓋１７のロック解除から開（動作までの一連の操作を
片手で簡単に行なうことができるという効果を有する。

また本体キャビネット１１の枢支側側部にカセット蓋１
７が開いた状態において板状レバー２０を係止する係止
爪１６を設けたことにより、押下回動する板状レバー２
０の先端を係止することができ、カセット蓋１７の開い
た状態を保持することができるという効果を有する。

発明の効果本発明は前記実施例から明らかなように、カセット蓋の
枢支側側部にカセット蓋を開（ためのレバーを一体的に
備えたものであり、簡単な構造で、カセット蓋の開閉を
片手のみの操作で簡単に行なうことができるという効果
を有する。

また、本体キャビネットのカセット蓋枢支側側部にカセ
ット蓋が開いた状態においてレバーを係止する係止爪を
設けることにより、開いたカセット蓋を保持することが
できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカセット蓋開閉装置
の断面図、第２図は同装置のカセット蓋が開いた状態を
示す斜視図、第３図は同装置のカセット蓋を閉じた状態
を示す斜視図、第４図および第５図は各々同装置におけ
る開閉操作を説明するための説明図、第６図は従来のカ
セット蓋開閉装置の斜視図、第７図は同装置のカセット
蓋を閉じた状態を示す斜視図、第８図は同装置における
開閉操作を説明するための説明図である。１１・・・本体キャビネット、１６・・・係止爪、１７
・・・カセット蓋、２０・・・レバー　２１・・・ヒン
ジピン。代理人の氏名　　弁理士　蔵　合　正　博第１図第４図第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体キャビネットと、前記本体キャビネットの一
側部に枢支されたカセット蓋とを有し、前記カセット蓋
の枢支側側部に前記カセット蓋を開くためのレバーを一
体的に備えたカセット蓋開閉装置。
（２）本体キャビネットのカセット蓋枢支側側部にカセ
ット蓋が開いた状態においてレバーを係止する係止爪を
設けたことを特徴とする請求項（１）記載のカセット蓋
開閉装置。