JPS5918041Y2 - 音響機器用ラックの扉開閉装置 - Google Patents

音響機器用ラックの扉開閉装置

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Publication number
JPS5918041Y2
JPS5918041Y2 JP10072979U JP10072979U JPS5918041Y2 JP S5918041 Y2 JPS5918041 Y2 JP S5918041Y2 JP 10072979 U JP10072979 U JP 10072979U JP 10072979 U JP10072979 U JP 10072979U JP S5918041 Y2 JPS5918041 Y2 JP S5918041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
lever
opening
door
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP10072979U
Other languages
English (en)
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JPS5619671U (ja
Inventor
貞夫 門野
Original Assignee
オンキヨー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オンキヨー株式会社 filed Critical オンキヨー株式会社
Priority to JP10072979U priority Critical patent/JPS5918041Y2/ja
Publication of JPS5619671U publication Critical patent/JPS5619671U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は左右の前面扉と上部扉を有する、音響機器収
納ラックにおける扉開閉装置の改良に関する。
この考案を図面に示す実施例について以下詳しく説明す
ると、第1図において1は飾り棚本体、2゜3は左及び
右の前面扉であり、それぞれ飾り棚本体1両端縁部分に
ヒンジ4で回動自在に固定されている。
5は上部扉であって、同様にヒンジ4により飾り棚本体
1に回動自在に固定されている。
しかして前記左右の前面扉2,3及び上部扉5はそれぞ
れヒンジ4を回動部として前方及び上方に回動する。
6及び7はそれぞれ収納部であって、音響機器用ラック
として使用する場合、通常6には増幅器チューナ、レコ
ード板等が、7にはレコードプレヤー等が収納される。
8は前記扉2,3.5をそれぞれ開閉するための装置で
あって、第2図に示す外観を有する。
第2図において8は開閉装置のケース本体であって合成
樹脂等より成形され、その前面上部に、上部扉5開放用
レバー81及び前面扉2,3開放用レバー82の先端部
が露出して摺動可能に取付けられ突出し、その最先端部
にツマミ(図示せず)が固着される。
又前記前面の左右の下方隅には開放時に左右の扉を開放
方向に回動するよう押圧するための押出しピン83の先
端部が露出し、又ケース本体8の上面隅部には上部扉に
対して同様の作用を呈する押出しピン84の先端部が露
出している。
更に当該ケース本体8の両側面には左右前面扉2.3を
係止するための係止レバー85.86、及び上部扉5を
係止する為の係止レバー87のそれぞれの先端部が露出
している。
当該開閉装置は飾り棚本体1に固定され、一方左右前面
扉2,3の右上隅、左上隅及び上面層5の左前隅にそれ
ぞれ第4図に示すように、略り字状の係止片91を形成
した係止板9がそれぞれ固定されている。
次に本願考案の各部分について更に詳しく説明すると、
第3図はこの考案の係止機構を示す図で85.86はそ
れぞれ係止レバーであって略り字状に形成され、その一
方の先端部に前記係止片91と係合する突出片851,
861が形成しである。
そして当該係止レバー85.86の中央折り曲り部はシ
ャーシー10にそれぞれ軸着される。
更に他の先端部にはそれぞれの軸着部を中心とした円弧
状長孔852,862がそれぞれ形成され、当該長孔8
52.862に開放レバー82が挿通している。
又前記係止レバー85.86はバネ853,863によ
り前記突出片851,861がそれぞれ外方に開くよう
に付勢されている。
87は上面扉開放用係止レバーであり、その略中央部は
シャーシー10に軸着され一端に上面層5に固定した係
止板9の係止片91と係合するテーパ一部871と、他
の一端には孔872が形成してあり、当該孔872に開
放レバー81が挿通している。
又、当該係止レバー87はバネ873により軸着部を中
心にして反時計方向に付勢されている。
又前記係止レバー87のテーパ一部871は第6図に示
すように、回動方向に向って漸次勾配が小さくなるよう
に形成しである。
第5図は本願考案の扉の開放機構を示す図であって83
は先端部をケース本体8面に露出せしめた押出しピンで
、コイルバネ831によって前方に付勢されている。
又上面扉開放用押出しピン84も同様の構成を有する。
次に、この考案の開閉装置の作用について述べると、扉
2,3.5が閉じている状態において、各扉に固定され
た係止板9の係止片91がそれぞれ係止レバー85.8
6の突出部851.861.および係止レバー87の先
端テーパ一部871に係合して閉鎖状態を保持する。
又押出しピン83は各扉2,3.5によって押圧され、
コイルバネ831が圧縮されている。
次に開放レバー82を押圧すると、当該レバー82が後
方に摺動し長孔852,862縁を後方に移動せしめる
結果、係合レバー85及び86の突出部851及び86
1は軸着部を中心としてそれぞれ内方に回動する。
すると、突出部851及び861と係止片91との係合
が解除されるので前面扉2,3はコイルバネ831によ
って付勢された押出しピン83により、開放方向に押圧
され回動する。
そして、当該回動によって生じた隙間に指を挿入して、
扉を更に開放する。
一方、開放レバー81を押圧すると当該開放レバー81
が後方に摺動し、係合レバー87の孔872を後方に移
動せしめるので係合レバー87が軸着部を中心として時
計方向に回動し、当該レバー87と係止片91の係合が
解除され、同様にして押出しピン84の押出力により上
面層5が上方に回動する。
そして、回動した扉5の隙間に指を挿入して更に扉を開
放する。
次に扉を閉める場合の動作について詳しく説明する。
扉2、又は3を閉鎖方向に回動すると、前記係止片91
が突出部851.又は861に当接する、そして更に扉
回動すると、係止片91は前記突出片851゜又は86
1をそれぞれ内方に押圧しつつ進行し、次に当接がなく
なると、前記突出部851,861はバネ853.86
3の弾性力により外方に回動し、前記係止片91と突出
部851.861が係合して、扉2,3をロックする。
この際コイルバネ831は押出しピン83を押圧した扉
によって圧縮状態を保持する。
一方、上面層を閉鎖方向に回動すると、係止片91と係
止レバー87の先端テーパ一部871が当接する。
そして更に上面層5を押圧すると、係止片91が先端テ
ーパ一部871を押圧する結果、係止レバー87は前記
当接部がテーパーのより大きい部分に移行するように回
動する。
すなわち、係止レバー87は時計方向に回動し両者の当
接がなくなると、バネ873の弾性力によって反時計方
向に元の位置まで回動し、テーパ一部871と係止レバ
ー91とが係合し、扉5がロックされる。
この際押出しピン84は押出しピン83と同様に開放方
向の弾性を付与された状態で保持される。
この考案は上記の構造によって次のような利点を有する
すなわち、開放レバー82を押圧することによって、前
面の両扉2,3を、開放レバー81を押圧することによ
って上部扉5を極めて簡便に、指が挿入できる程度まで
開放することができる。
又、左右の前面扉2,3の閉鎖は係止レバー85゜86
が独立しているので、それぞれ単独に行うことができる
更に各扉の動作が開放レバーを押すという単一の操作で
行うことができるので、極めて簡便に操作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案開閉装置を設けたラックの斜視図、第
2図はこの考案開閉装置の斜視図、第3図は同要部拡大
斜視図、第4図は同係止板の斜視図、第5図は同押出ピ
ン部分の一部欠截斜視図、第6図は係止レバーの先端部
拡大斜視図である。 2.3は前面扉、91は係止片、9は係止板、851.
861は突出部、82は開放レバー、852,862は
長孔、85.86は係止レバー、853,863はバネ
、5は上部扉、871はテーパ一部、81は開放レバー
、872は孔、87は係止レバー、873はバネ、83
,84は押出しピン、831はコイルバネである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の前面扉と上部扉を有する音響機器用ラックにおい
    て、左右の前面扉2,3のそれぞれに固定した、略り字
    状係止片91を有する係止板9と当該係止片91と係合
    するようケース8外に露出した突出部851,861を
    それぞれ一端に、他端に円弧状長孔852,862をそ
    れぞれ設け、中央折り曲部をシャーシ10に軸着した1
    字状係止レバー85.86と、前記突出部851.86
    1を外側方向に付勢するためのバネ853.863と、
    先端がケース8外に露出し、他端が前記円弧状長孔85
    2.862に挿通した前後方向に摺動可能な開放用レバ
    ー82と、上部扉5に固定した略り字状係止片91を有
    する係止板9と、当該係止片91と係合するようケース
    8外に露出したテーパ一部871を先端に、他端に孔8
    72を有し略中央部をシャーシー10に軸着した係止レ
    バー87ト、曳該レバー87を反時計方向に付勢するた
    めのバネ873と、先端がケー乙8外に露出し、他端が
    前記:Ii、、872に挿通した前後方向に摺動可能な
    開放用レバー81と、前記各扉2,3.5を開放方向に
    押出すため先端部がケー・ス8外に露出した押出しピン
    83.83.84と、当該押出しピン83,83.84
    をそれぞれ扉2,3.5の開放方向:こ付勢するための
    コイルバネ831を具備してなることを特徴とする音響
    機器用ラックの扉開閉装置。
JP10072979U 1979-07-20 1979-07-20 音響機器用ラックの扉開閉装置 Expired JPS5918041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10072979U JPS5918041Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 音響機器用ラックの扉開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10072979U JPS5918041Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 音響機器用ラックの扉開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5619671U JPS5619671U (ja) 1981-02-20
JPS5918041Y2 true JPS5918041Y2 (ja) 1984-05-25

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ID=29333441

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10072979U Expired JPS5918041Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 音響機器用ラックの扉開閉装置

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JPH0450392Y2 (ja) * 1990-01-10 1992-11-27

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JPS5619671U (ja) 1981-02-20

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