JPH04269588A - 昇華型感熱転写記録用受像シート - Google Patents

昇華型感熱転写記録用受像シート

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JPH04269588A
JPH04269588A JP3053301A JP5330191A JPH04269588A JP H04269588 A JPH04269588 A JP H04269588A JP 3053301 A JP3053301 A JP 3053301A JP 5330191 A JP5330191 A JP 5330191A JP H04269588 A JPH04269588 A JP H04269588A
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JP
Japan
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dye
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image
less
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Withdrawn
Application number
JP3053301A
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English (en)
Inventor
Kenji Kushi
憲治 串
Takayuki Izeki
井関 隆幸
Tadayuki Fujiwara
匡之 藤原
Kazuhiko Jufuku
壽福 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇華型感熱転写記録
方式に使用される受像シートに関する。
【0002】
【従来の技術】昇華型感熱転写記録方式は、音が静かで
ある、装置が小型で安価である、保守が容易である、出
力時間が短い等の特徴を有し、かつ昇華型分散染料を用
いるため発熱エネルギー量を連続的に変化させることに
より容易に高階調な記録ができる他、高濃度、高解像度
である等の特徴を持っている。そのため他の記録方式に
比べ特にフルカラーハードコピーを得るのに有利であり
カラープリンター、ビデオプリンター等への記録方式と
して多く採用されている。
【0003】従来、この記録方式の受像シートとしては
、米国特許明細書4,778,782号に開示されてい
るように染料受容層を普通紙上に合成紙(主にポリプロ
ピレン紙)をラミネートしたラミネート紙基材上に形成
した材料が用いられてきた。
【0004】しかしながら、従来の受像シートにあって
は、合成紙の平滑性が十分でない為に、その上の染料受
容層も十分に平滑なものが得られなかったり、合成紙が
高いためにラミネート紙が高価になったりする欠点があ
った。一方、普通紙上に直接染料受容層を設ける場合も
考えられるが、普通紙の表面平滑性が十分でない為にそ
の上に染料受容層の平滑性も十分なものとはならず、な
おかつ受像シートの感度も低くするという欠点があった
。染料受像層の平滑性が十分でないと、サーマルヘッド
に入力される信号に応じて正確に画像が転写されず、画
像のドット抜けやドット欠け等が生じ、画像品質の乱れ
を生じ、中間階調においてザラツキ感が出る不都合があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、染料受容層の表面平滑性不良による記録画像
品質の乱れを改善するとともに、同時に受像シートの感
度を向上せしめることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の昇華
型感熱転写記録用受像シートは、基材と染料受容層との
間に、表面平滑な高分子層を介在させてなり、染料受容
層が中心線平均粗さ(Ra)が0.3μm以下で最大高
さ(Rmax)が5μm以下の表面粗度を有することを
特徴とするものである。
【0007】以下、この発明を詳しく説明する。
【0008】図1は、この発明の昇華型感熱転写記録用
受像シート(以下、受像シートと略記する。)の一例を
示すもので、図中符号1は基材である。この基材1とし
ては、バライタ紙、アート紙、コート紙などの普通紙な
どが用いられ、その厚さが10〜200μmの範囲のも
のが用いられる。耐熱性の点では厚みの厚いものが好ま
しく、かつその表面ができるだけ平滑なものが好ましい
【0009】この基材1の一方の表面には、表面平滑高
分子層2が設けられている。この表面平滑高分子層2は
、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリスチレン、ポリメチルメタアクリ
レート、アクリル系コポリマー、ポリ塩化ビニル、塩ビ
・酢ビコポリマー、ポリ塩化ビニリデン、アイオノマー
樹脂、ブチラール樹脂などの熱可塑性樹脂、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、紫外線
硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂からなる表面が平滑な層
である。この層2の厚さは1〜100μmの範囲とされ
、好ましくは5〜70μmの範囲である。層2の厚さが
1μm以下の場合は基材の凹凸を平坦化することができ
ないために、その上の染料受容層も十分な表面平滑性が
得られず、記録時の画像品質が低下する。逆に100μ
mを越えると、層2の乾燥又は紫外線、電子線硬化に時
間がかかるようになったり、コスト的に高くなったりす
る。
【0010】表面平滑高分子層2は、平滑な表面を有す
ることが必要であり、例えばJIS−B−0601によ
って測定された表面粗度が中心線平均粗さ(Ra)が0
.3μm以下で最大高さ(Rmax)は5μm以下であ
ることが好ましい。この時のカットオフ値は0.8mm
で測定長さは8mmである。Raが0.3μmを越える
か、Rmaxが5μmを越えると、記録時に画像のドッ
ト抜けやドット欠け等が生じ、画像品質の乱れを生じ、
中間階調においてザラツキ感が出る不都合があった。
【0011】高分子層2には必要に応じて微小粒径の無
機物、染料、顔料、安定剤、蛍光増白剤等を配合するこ
とが出来る。
【0012】このような表面粗さを満足する層2を設け
る為には精密なコーティングを行う必要があり、これら
にあうコーティング法としては、上述の熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂、紫外線・電子線硬化性樹脂等を溶剤又は
水に溶解して樹脂溶液とし、これをロールコート法、ブ
レードコート法、フローコート法、リップコート法など
のコート法を用いて塗布し、乾燥する方法や前記熱可塑
性樹脂を加熱して溶融状態とし、この溶融状態の樹脂を
塗布し、冷却する方法などが用いられるが、なかでもコ
ンマロールコート法、リップコート法及びフローコート
法などを用いて樹脂溶液を塗布する方法が高い厚み精度
が得られて好ましい。
【0013】この表面平滑高分子層2の上には、染料受
容層3が設けられている。この染料受容層3は、転写シ
ートから移行してくる昇華性染料を受容して顕色する層
であり、この染料受容層3を構成する材料としては、特
に限定されず、例えばポリエステル樹脂、ポリアクリル
酸エステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトルエンア
クリレート樹脂などのエステル結合を有する樹脂、ポリ
ウレタン樹脂などのウレタン結合を有する樹脂、ポリア
ミド樹脂(ナイロン)などのアミド結合、尿素樹脂など
の尿素結合を有する樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、ス
チレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリアクリロニトリル樹脂などの極性
の高い結合を有する樹脂などやこれらの混合物もしくは
共重合体等も使用できる。さらに、これら合成樹脂にシ
リカ、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛などの無
機充填剤を含有させたものも用いることができる。
【0014】また、染料受容層3を構成する材料として
、昇華性分散染料受容性樹脂と活性エネルギー線で硬化
しうる架橋剤を含む組成物を表面平滑高分子層2上に塗
布したのち、活性エネルギー線で硬化したものを用いる
ことが好ましい。具体的には昇華性分散染料受容性樹脂
としてのポリエステル樹脂40〜95重量%と、活性エ
ネルギー線で硬化しうる架橋剤60〜5重量%からなる
混合物100重量部に対し離型剤を0.01〜12重量
部配合してなる組成物を硬化したものが用いられる。 これらの組成物からなる染料受容層3は昇華性分散染料
を容易に染着し、安定性に優れ、かつ記録後の光沢保持
性が非常に良好である。膜厚は1μm以上が適当であり
1μm未満では染色感度と安定性が不十分となる。
【0015】上記のポリエステル樹脂としては、ジカル
ボン酸とジオールの縮重合によって得られた線状熱可塑
性ポリエステル樹脂及び/又は反応性の二重結合をもつ
不飽和多塩基酸と多価アルコールとの縮重合によって得
られた不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられるが、中で
も少なくとも1種のジカルボン酸と少なくとも1種のジ
オールとの縮重合によって得られた分子量2000〜4
0000の線状熱可塑性ポリエステル樹脂であって、結
晶化度が1%以下であるポリエステル樹脂が有機溶剤に
対する溶解性と染色の容易さ及び耐光性の良さの点で好
ましい。
【0016】ポリエステル樹脂の配合量は架橋剤との合
計量の40〜95重量%であるのが好ましく、40重量
%未満では昇華性分散染料による染色濃度が低エネルギ
ー条件下では濃くならず、逆にポリエステル樹脂の配合
量が95重量%を越えると架橋剤が少なくなり、昇華性
分散染料が塗布されたカラーシート(転写紙)との耐ブ
ロッキング性が不良となり、昇華性分散染料易染性樹脂
組成物を塗布し活性エネルギー線硬化を行なった物品と
カラーシートが熱転写時にブロッキング(ステイッキン
グ)をおこすようになる。より好ましくは55重量%〜
94重量%の範囲である。
【0017】少なくとも1種のジカルボン酸と少なくと
も1種のジオールとの縮重合によって得られた線状熱可
塑性ポリエステル樹脂の具体例としては、テレフタル酸
/イソフタル酸/エチレングリコール/ネオペンチルグ
リコールより得られたポリエステル樹脂、その他テレフ
タル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/ビスフェ
ノールA−エチレンオキシド付加物、テレフタル酸/イ
ソフタル酸/エチレングリコール/1,6−ヘキサンジ
オール、テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/エ
チレングリコール/ネオペンチルグリコール、テレフタ
ル酸/セバシン酸/エチレングリコール/ネオペンチル
グリコール、テレフタル酸/イソフタル酸/アジピン酸
/エチレングリコール/ネオペンチルグリコールなどか
ら得られるポリエステル樹脂等を挙げることができ、2
種以上を併用して用いることもできる。特に光、熱、水
等に対する安定性の観点からは、これらのポリエステル
は2種以上併用して用いた方が、安定性を向上させる点
で好ましい。例えばA,Bという2種のポリマーを併用
した場合、そのポリマーの好ましい使用範囲はAが20
〜80重量%、Bが80〜20重量%である。
【0018】また、テレフタル酸、イソフタル酸などの
代りにエステル化されたジメチルテレフタレート、ジメ
チルイソフタレートなどを縮重合の原料に用いることも
当然可能である。
【0019】反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と
多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポリ
エステル樹脂としては、無水マレイン酸/無水フタル酸
/プロピレングリコール、無水マレイン酸/イソフタル
酸/プロピレングリコール、マレイン酸/フマール酸/
イソフタル酸/1,3−ブタンジオール、マレイン酸/
イソフタル酸/ネオペンチルグリコール、無水マレイン
酸/無水テトラヒドロフタル酸/ジプロピレングリコー
ル等から得られる樹脂等を挙げることが出来る。
【0020】架橋剤は、上記樹脂組成物を活性エネルギ
ー線で硬化し、かつ硬化した樹脂組成物の耐ブロッキン
グ性を得るために必要であり、好ましい配合量はポリエ
ステル樹脂との合計量の5〜60重量%の範囲であり、
より好ましくは6〜45重量%である。架橋剤の量が5
重量%未満であるとブロッキングが出易くなり、逆に6
0重量%を越えると耐ブロッキング性が良好になるもの
のポリエステル樹脂の比率が低下して、十分な染色濃度
が得られにくくなる。
【0021】架橋剤による樹脂組成物の硬化と、被記録
体の耐ブロッキング性を考慮すると、架橋剤は少なくと
も1種の多官能性モノマーを有していることが好ましく
、活性エネルギー線として取扱いの容易な紫外線を用い
る場合は、これらの架橋剤の重合性基はアクリロイルオ
キシ基又はメタクリロイルオキシ基を有しているモノマ
ーが好ましい。
【0022】(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモ
ノマーの例としてはポリエーテルアクリレートもしくは
ポリエーテルメタクリレート系(以下、「アクリレート
もしくはメタクリレート」を単に「(メタ)アクリレー
ト」と略記する。)、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト系、ポリオール(メタ)アクリレート系、エポキシ(
メタ)アクリレート系、アミドウレタン(メタ)アクリ
レート系、ウレタン(メタ)アクリレート系、スピロア
セタール(メタ)アクリレート系及びポリブタジエン(
メタ)アクリレート系等のモノマー、オリゴマーを挙げ
ることができる。
【0023】このようなモノマーもしくはオリゴマーの
具体例としては1,2,6−ヘキサントリオール/プロ
ピレンオキシド/アクリル酸、トリメチロールプロパン
/プロピレンオキシド/アクリル酸から合成されたポリ
エーテル(メタ)アクリレート;アジピン酸/1,6−
ヘキサンジオール/アクリル酸、コハク酸/トリメチロ
ールエタン/アクリル酸等から合成されたポリエステル
(メタ)アクリレート;トリエチレングリコールジアク
リレート、ヘキサンプロピレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−
ブタンジオールジメタクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、エチルカルビト
ールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、2,2−ビス(4−
アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、2
,2−ビス(4−アクリロイルオキシプロポキシフェニ
ル)プロパン等の(メタ)アクリレート又はポリオール
(メタ)アクリレート;ジグリシジルエーテル化ビスフ
ェノールA/アクリル酸、ジグリシジルエーテル化ポリ
ビスフェノールA/アクリル酸、トリグリシジルエーテ
ル化グリセリン/アクリル酸等のエポキシ(メタ)アク
リレート;γ−ブチロラクトン/N−メチルエタノール
アミン/ビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタ
ン/2−ヒドロキシエチルアクリレート、γ−ブチロラ
クトン/N−メチルエタノールアミン/2,6−トリレ
ンジイソシアネート/テトラエチレングリコール/2−
ヒドロキシエチルアクリレート等のアミドウレタン(メ
タ)アクリレート;2,6−トリレンジイソシアネート
ジアクリレート、イソホロンジイソシアネートジアクリ
レート、ヘキサメチレンジイソシアネートジアクリレー
ト等のウレタンアクリレート;ジアリリデンペンタエリ
スリトール/2−ヒドロキシエチルアクリレートから合
成されたスピロアセタールアクリレート;エポキシ化ブ
タジエン/2−ヒドロキシエチルアクリレートから合成
されたアクリル化ポリブタジエン等が挙げられ、これら
のモノマー及びオリゴマーは単独又は2種以上の混合系
で使用される。
【0024】前記モノマー、オリゴマーの中でも次の一
般式(I)、
【0025】
【化1】
【0026】〔式中、nは1〜4の整数であり、Xは少
なくとも3個が一般式:CH2=CH−COO−R6−
(式中、R6は単結合、炭素原子数1〜8のアルキレン
基又は炭素原子数1〜8のアルキレン基を有するポリオ
キシアルキレン基を表わす。)で示される基を表わし、
残余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水酸基、アミノ
基、式:−(OR9)m−H(式中、R9は炭素原子数
1〜8のアルキレン基を表わし、mは正の整数である。 )で示される基又は式:−(OR9)m−OH(式中、
R9及びmは前記と同義である。)で示される基を表わ
す。〕で示される化合物、例えばジペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、トリペンタエリスリトールペンタアクリレート、
トリペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリペ
ンタエリスリトールヘプタアクリレート等か、次の一般
式(II)、
【0027】
【化2】
【0028】(式中、nは1〜10の正の整数、Xは任
意に−OHか−OCOCH=CH2である。)で示され
るポリビスフェノールA型のポリアクリレート、例えば
ジグリシジルエーテル化ビスフェノールAのジアクリレ
ート、エピコート+1001(n=3、シエル社製)の
ジアクリレート等か、次の一般式(III)、
【002
9】
【化3】
【0030】(式中、X1,X2,…,Xnは炭素数6
以下の同じもしくは異なるアルキレン基又はその水素原
子1個が水酸基で置換された構造のものであり、nは0
〜5の整数である。)で示される化合物、例えば2,2
−ビス(4−アクリロイルオキシジエトキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−アクリロイルオキシトリ
エトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アク
リロイルオキシジプロポキシフェニル)プロパン等が、
活性エネルギー線として紫外線を用いた場合、空気中で
の速乾性が非常に良好であり、特に好ましい架橋剤であ
る。
【0031】また、被記録体と転写紙(カラーシート)
との耐ブロッキング性(耐ステイキング性)を更に改善
するために離型剤を配合することが好ましい。離型剤と
してはシリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、ポ
リオルガノシロキサンを幹又は枝とするグラフトポリマ
ーから選ばれる少なくとも1種を挙げることができ、併
用して使用することもできる。配合量としてはポリエス
テル樹脂と架橋剤の合計量100重量部に対して0.0
1〜12重量部好ましくは0.05〜10重量部の範囲
で使用することができる。
【0032】シリコン系界面活性剤としてはポリジメチ
ルシロキサンとポリオキシアルキレンがブロックになっ
た化合物(その他の官能基で若干変性されていてもよい
。)が有効で、特にシリコン系界面活性剤中のCH3−
(SiO)1/2−基と−OR−基(R:アルキレン残
基)の割合がCH3−(SiO)1/2−/−OR−=
1/10〜1/0.1のもの、好ましくは1/5〜1/
0.2の範囲のものが、ブロッキング改良性とレベリン
グ改良性及び染色濃度向上に効果がある。
【0033】上記シリコン系界面活性剤の具体例として
は、一般式(IV),(V)で示される化合物等が挙げ
られる。
【0034】
【化4】
【0035】
【化5】
【0036】又、フッ素系界面活性剤としては、ポリエ
ステル樹脂と架橋剤の混合物に可溶性であり、耐ブロッ
キング性を示すものであれば、ノニオン系、アニオン系
、カチオン系又は両性系のいずれかのフッ素系界面活性
剤を1種以上用いることが可能で、例えばフルオロアル
コキシポリフルオロアルキル硫酸エステル、フルオロカ
ーボンスルホン酸塩、フルオロカーボンカルボン酸塩等
のアニオン系界面活性剤;例えばN−フルオロアルキル
スルホンアミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、N
−フルオロアルキルスルホンアミドアルキルアミン塩、
N−フルオロアルキルアミドアルキルアミン4級アンモ
ニウム塩、N−フルオロアルキルアミドアルキルアミン
塩、N−フルオロアルキルスルホンアミドアルキルハロ
メチルエーテル4級アンモニウム塩などのカチオン系界
面活性剤;例えばフルオロカーボンスルホンアミド、フ
ルオロカーボンアミノスルホンアミド、フルオロカーボ
ンカルボキシスルホンアミド、フルオロカーボンヒドロ
キシスルホンアミド、フルオロカーボンスルホンアミド
エチレンオキサイド付加物、フルオロカーボンヒドロキ
シスルホンアミド硫酸エステル、フルオロカーボンアミ
ノ酸アミド、フルオロカーボン酸アミド、フルオロカー
ボンヒドロキシ酸アミド、フルオロカーボン酸アミドの
エチレンオキサイド付加縮合物、フルオロカーボンヒド
ロキシ酸アミド硫酸エステル、フルオロカーボンヒドロ
キシ酸アミド硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン
酸、フルオロハイドロカーボンカルボン酸、フルオロハ
イドロカーボンアルキルエステル、フルオロハイドロカ
ーボンアルキルエーテル、フルオロハイドロカーボンカ
ルボキシアルキルエステル、フルオロハイドロカーボン
ヒドロキシアミド、フルオロハイドロカーボンアルキル
エステル硫酸、フルオロアルキルジアミンなどのノニオ
ン系界面活性剤;例えばベタイン型フルオロカーボンス
ルホンアミド結合を有するアルキルアミン、ベタイン型
フルオロカーボン酸アミド結合を有するアルキルアミン
等の両性界面活性剤が挙げられる。上記界面活性剤の中
でも本発明の被記録体のレベリング改良、ブロッキング
解消等を特に考慮するとノニオン系界面活性剤が好まし
い。
【0037】ポリオルガノシロキサンを幹又は枝とする
グラフトポリマーとしては、まずビニル重合、重縮合、
開環重合等によって得られる重合体あるいは共重合体を
幹とし、ポリオルガノシロキサンを枝とするグラフトポ
リマーを挙げることが出来る。これらのグラフトポリマ
ーの例としては、片末端メタクリロイルオキシ基、ビニ
ル基又はメルカプト基が付加されたポリシロキサン(マ
クロモノマー)にアルキル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリル酸、官能基を有する(メタ)アクリル酸の
誘導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)アクリロニ
トリル、スチレン等の単量体の少なくとも1種を重合し
てなるグラフトポリマー;ポリシロキサンの末端近くに
2個のヒドロキシル基又はカルボキシル基を有するマク
ロモノマーにジカルボン酸とジオールを反応させて得ら
れるグラフトポリマー;ポリシロキサンの末端近くに2
個のヒドロキシル基又はカルボキシル基を有するマクロ
モノマーにジエポキシ又はジイソシアネート化合物を反
応させて得られるグラフトポリマー等を挙げることが出
来る。
【0038】他のグラフトポリマーとしては、ポリオル
ガノシロキサンを幹とし、ビニル重合、重縮合、開環重
合等によって得られる重合体あるいは共重合体を枝とす
るグラフトポリマーを挙げることが出来る。これらの例
としては、オルガノシランとビニル重合性基を有するシ
ラン、例えば3−メタクリルオキシプロピルジメトキシ
メチルシラン、メチルビニルジメトキシシラン、エチル
ビニルジエトキシシラン等とを縮合することによって側
鎖にメタクリロイルオキシ基を有するポリシロキサンを
合成し、次いで該モノマーとアルキル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリル酸、官能基を有する(メタ)ア
クリル酸の誘導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)
アクリロニトリル、スチレン等の単量体の少なくとも1
種を重合して得られるグラフトポリマー;オルガノシラ
ンとジエトキシ−3−グリシドキシプロピルメチルシラ
ンとを縮合することによって側鎖にグリシジル基を有す
るポリシロキサンを合成し、次いでこれを(メタ)アク
リル酸と反応させて(メタ)アクリロイルオキシ基を含
有する単量体を得たのち、該単量体を重合させて得られ
るグラフトポリマー;オルガノシランとヒドロキシエチ
ルメチルジメトキシシランとを縮合することによって側
鎖にヒドロキシル基を有するポリシロキサンを合成し、
次いでジカルボン酸と該ジオールを重縮合させて得られ
るグラフトポリマー等を挙げることができる。
【0039】グラフトポリマーの幹又は枝となるポリシ
ロキサンの合成に際しては、環状シラン、特に繰返し単
位が3〜8個の環状ジメチルポリシロキサンを主原料と
し、分子量調節剤としてトリメチルメトキシシランまた
はトリメチルエトキシシランなどの1分子中1個のアル
コキシ基を有するシラン化合物を用い、官能基含有シラ
ンと強酸または強塩基を触媒として70〜150℃で重
合すればよい。
【0040】グラフトポリマーの配合量はポリエステル
樹脂と架橋剤の混合物100重量部に対して、グラフト
ポリマーの少なくとも1種を0.01〜12重量部、好
ましくは0.05〜10重量部であり、配合によって転
写紙(カラーシート)とのブロッキングが顕著に解消さ
れるとともに染色した物品の暗退色性が改良される。配
合量が0.01重量部末端の場合はブロッキング解消効
果が少なくなるとともに暗退色性も改善されず、好まし
くない。又、配合量が12重量部を越える場合には活性
エネルギー線で硬化した硬化物が乳白化するとともに昇
華性分散染料で染色した際の染色濃度が低下するように
なり、好ましくない。
【0041】ポリシロキサンを含むグラフトポリマーの
分子量は1000以上であることが好ましい。又ポリオ
ルガノシロキサン成分とポリオルガノシロキサン成分以
外の幹又は枝となる重合体あるいは共重合体との重量比
は、(ポリオルガノシロキサン成分)/(重合体あるい
は共重合体成分)=95/5〜10/90であるのが好
ましく、より好ましくは90/10〜20/80である
。該比率が95/5を越えるようになると暗退色性が不
良になる傾向にあり、逆に10/90未満になると耐ブ
ロッキング性が低下する傾向にあるとともに暗退色性も
不良になる傾向にある。又、グラフトポリマーの分子量
が1000未満であると、暗退色性が改良されにくい傾
向にある。
【0042】染料受容層3を形成するためのこのような
樹脂組成物は、架橋剤の一成分としてポリマーの溶解性
が強く粘度の低いテトラヒドロフルフリルアクリレート
等の単量体を使用する場合にはそのままロールコート、
バーコート、ブレードコートなどのコーティングが可能
であるが、塗工作業性を向上させるためには、これらの
組成物に溶剤、例えばエチルアルコール、メチルエチル
ケトン、トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド
等を配合し、適当な塗工粘度に調節した方がよい。これ
によりスプレーコート、カーテンコート、フローコート
、ディップコートなどを容易に行なうことが出来る。
【0043】また、目的に応じて、更に数μm以下の微
小な無機微粒子、例えばシリカ、アルミナ、タルク、酸
化チタン等を配合してもよい。
【0044】染料受容層3を形成するための上記樹脂組
成物は電子線、紫外線などの活性エネルギー線によって
キュアリングされるが、線源の管理を考慮すると紫外線
を用いるのがよい。活性エネルギー線として紫外線を用
いる場合は、上記樹脂組成物のポリエステル樹脂と架橋
剤の合計100重量部に対して光重合開始剤を通常0.
1〜10重量部添加される。
【0045】光重合開始剤の具体例としては、例えばベ
ンゾイル、ベンゾイルイソブチルエーテル、ベンジルメ
チルケタール、エチルフェニルグリオキシレート、ジエ
トキシアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノ
ン、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン/ジエタ
ノールアミン、4,4′−ビスジメチルアミノベンゾフ
ェノン、2−メチルチオキサントン、tert−ブチル
アントラキノン、ベンジル等のカルボニル化合物;テト
ラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド等の硫黄化合物;アゾビスイソブチロニ
トリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等
のアゾ化合物;ベンゾイルパーオキサイド、ジ−ter
t−ブチルパーオキサイド等のパーオキサイド化合物等
が挙げられ、これらの化合物は1種もしくは2種以上の
混合系で使用される。以上の樹脂組成物を基材1上に塗
工し、活性エネルギー線を照射して硬化された染料受容
層が形成される。
【0046】このようにして形成された染料受容層は、
JIS−B−0601で表される中心線平均粗さRaが
0.3μm以下でかつ最大高さRmaxが5μm以下を
示しても染料受容層自身の表面粗度が、Raが0.3μ
m以下でかつRmaxが5μm以下の表面粗度を有する
ことが必要である。これは、表面粗度がこの範囲を逸脱
すると、記録時に画像のドット抜けやドット欠け等が生
じ、画像品質の乱れを生じ、中間階調においてザラツキ
感が出るためである。この時のカットオフ値は0.8m
mで測定長さは8mmである。
【0047】このような表面平滑な染料受容層を形成さ
せるためには前記した染料受容層のコーティング法のう
ちコンマロールコート法、リップコート法、及びフロー
コート法が好ましい。
【0048】このような構成の受像シートにおいては、
基材と染料受容層との間の表面平滑高分子層により、記
録画質が良好となって鮮映性が改善される。
【0049】以下、実施例を示す。
【0050】(実施例1)厚さ150μmのコート紙の
一方の面にポリメチルメタクリレートのアセトン溶液(
樹脂分30%)をコンマロールコーターを用いて塗布、
乾燥し、厚さ30μmの表面平滑高分子層を形成した。 この表面平滑高分子層の表面粗度はRaが0.09μm
、Rmaxが1.5μmであった。この表面平滑高分子
層上に2P6A:3重量部、2P5A:4重量部、2P
4A:3重量部、A−DEP:10重量部、樹脂A:2
0重量部、樹脂B:60重量部、シリコン系界面活性剤
A:0.1重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン:5重量部、メチルエチルケトン:300重
量部、トルエン:100重量部からなる組成物をコンマ
ロールコート法によりコーティングし、紫外線照射によ
りキュアリングした後、厚さ7μm、Raが0.05μ
m、Rmaxが1.2μmの染料受容層を形成し、受像
シートを作成した。
【0051】(実施例2)厚さ100μmのアート紙の
一方の面にMMA/PIAが90/10重量比組成のコ
ポリマー:20重量部2P6A:2重量部、2P5A:
2重量部、2P4A:1重量部、ベンジルジメチルケタ
ール:2重量部、メチルエチルケトン:73重量部から
なる溶液をリップコート法により塗布、乾燥し、紫外線
キュアリングによって厚さ40μm、Raが0.11μ
m、Rmaxが2.0μmの表面平滑高分子層形成させ
た。この表面平滑高分子層上に実施例1と同様にして染
料受容層を形成し、受像シートを得た。得られた染料受
容層の厚さは6μm、Raが0.09μm、Rmaxが
1.7μmであった。
【0052】2P6A:ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート 2P5A:ジペンタエリスリトールペンタアクリレート
2P4A:ジペンタエリスリトールテトラアクリレート
A−DEP:2,2−ビス(4−アクリロイルオキシジ
エトキシフェニル)プロパン ポリエステル樹脂A:テレフタル酸/イソフタル酸/セ
パシン酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコー
ルを縮重合により重合した樹脂(分子量:20000〜
25000,Tg:10℃) ポリエステル樹脂B:テレフタル酸/イソフタル酸/セ
パシン酸/エチレングリコール//ネオペンチルグリコ
ール/1,4−ブタンジオ−ル/1,4−ブタンジオ−
ルを縮重合により重合した樹脂(分子量:20000〜
25000,Tg:47℃) シリコン系界面活性剤A:下記の構造式(VI)で表さ
れるもの。
【0053】
【化6】
【0054】(実施例3)厚さ150μmのコート紙の
一方の面に塩ビ/酢ビが85/15重量比のコポリマー
:20重量部、MEK:40重量部、トルエン:40重
量部からなる溶液をフローコート法により塗布、乾燥し
、厚さ25μm、Raが0.22μm、Rmaxが3.
8μmの表面平滑高分子層を形成した。この表面平滑高
分子層上に、ポリエステル樹脂(東洋紡製;バイロン#
200)10重量部、アミノ変性シリコーン(信越化学
製;KF−393)0.5重量部、エポキシ変性シリコ
ーン(信越化学製;X−22−343)0.5重量部、
溶剤(トルエン/メチルエチルケトン1/1)89重量
部からなる組成物を浸漬法を用いて塗布、乾燥して厚さ
6μmの染料受容層を形成して受像シートを作成した。 染料受容層のRaは0.26μm、Rmaxは4.6μ
mであった。
【0055】(実施例4)実施例3において、表面粗度
Raが0.26μm、Rmaxが4.8μmを厚さ25
μmのポリエチレンからなる表面平滑高分子層をメルト
コーティング法で形成した以外は同様にして受像シート
を作成した。染料受容層の厚みは6μm、Raは0.2
8μm、Rmaxは4.8μmとした。
【0056】(比較例1)実施例1において、表面平滑
高分子層を形成しない以外は実施例1と同様にして受像
シートを作成した。この染料受容層の厚さは7μm、R
aが1.2μm、Rmaxが9.5μmであった。
【0057】(比較例2)実施例3において、表面平滑
高分子層を形成しない以外は実施例3と同様にして受像
シートを作成した。この染料受容層の厚さは6μm、R
aが2.2μm、Rmaxが11.7μmであった。
【0058】(比較例3)厚さ100μmのアート紙の
片面に接着剤を用いて王子油化製ポリプロピレン紙ユポ
FPG(厚さ60μm)をラミネートした。プロピレン
紙面の表面粗度はRaが0.62μm、Rmaxが11
.8μmであった。ついでこのプロピレン紙上に実施例
1で用いた組成物を実施例1と同様にして形成させ、受
像シートを得た。この染料受容層の厚みは7μm、Ra
が8.5μm、Rmaxが0.51μmであった。
【0059】これら実施例および比較例で得られた受像
シートを用いて、6ドット/mmのサーマルヘッドで印
加電圧13V、通電時間5〜20msの条件でアントラ
キノン系昇華性分散染料を昇華させてカラー画像を記録
したところ、実施例1〜4の受像シートではザラツキ感
の無いなめらかな中間調が得られ、鮮映性も良好であっ
たが、比較例1〜3では画像の乱れが観察され、画質の
ザラツキ感が認められた。又、比較例1,2では画像濃
度の低下も顕著であった。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の受像シ
ートは、普通紙基材とこの基材上に設けられた染料受容
層との間に表面平滑高分子層を介在させたものであるの
で、記録画像品質の乱れが大幅に軽減され、鮮映性が良
好し、中間階調の再現性も優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の受像シートの一例を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
1  基材 2  表面平滑高分子層 3  染料受容層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基材と、染料受容層との間に表面平滑
    な高分子層を介在させた昇華型感熱転写記録用受像シー
    トにおいて、染料受容層が中心線平均粗さ(Ra)が0
    .3μm以下で、最大高さ(Rmax)が5μm以下の
    表面粗度を有することを特徴とする昇華型感熱転写記録
    用受像シート。
  2. 【請求項2】  上記高分子層が中心線平均粗さ(Ra
    )が0.3μm以下で、最大高さ(Rmax)が5μm
    以下の表面粗度を有することを特徴とする請求項1記載
    の昇華型感熱転写記録用受像シート。
  3. 【請求項3】  上記高分子層がコーティングによって
    基材上に形成されたことを特徴とする請求項1記載の昇
    華型感熱転写記録用受像シート。
JP3053301A 1991-02-25 1991-02-25 昇華型感熱転写記録用受像シート Withdrawn JPH04269588A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0584382A1 (en) * 1992-08-20 1994-03-02 Mitsubishi Rayon Co., Ltd Image-receiving sheet for a sublimation-type heat-sensitive transfer recording process
JP2015093387A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 大日本印刷株式会社 熱転写受像シートと熱転写インクシートのセットおよび印画物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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