JPH05116468A - 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 - Google Patents

昇華型感熱転写記録方式の被記録体

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JPH05116468A
JPH05116468A JP3223166A JP22316691A JPH05116468A JP H05116468 A JPH05116468 A JP H05116468A JP 3223166 A JP3223166 A JP 3223166A JP 22316691 A JP22316691 A JP 22316691A JP H05116468 A JPH05116468 A JP H05116468A
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JP
Japan
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film
paper
group
recording
acid
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Withdrawn
Application number
JP3223166A
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English (en)
Inventor
Kenji Kushi
憲治 串
Takayuki Izeki
隆幸 井関
Tadayuki Fujiwara
匡之 藤原
Kazuhiko Jufuku
和彦 寿福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 普通紙の一方の面にフィルムが接着され、他
方の面に合成紙または保護フィルムが接着されたラミネ
ート紙を用いた昇華型感熱転写記録方式の被記録体にお
いて、記録後の被記録体のそりを小さくする。 【構成】 上記ラミネート紙の製造時の際に、受像層が
形成される側のフィルム1の張力対裏面の合成紙4また
は保護フィルム4の張力の比を1.0:1.1〜1.
0:4.0の範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇華型感熱転写記録方式
に使用される被記録体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昇華型感熱転写記録方式は、音が静かで
ある。装置が小型で安価である、保守が容易である、出
力時間が短い等の特徴を有し、かつ昇華型分散染料を用
いるため発熱エネルギー量を連続的に変化させることに
より容易に高階調な記録ができる他、高濃度、高解像度
である等の特徴を持っている。そのため他の記録方式に
比べ特にフルカラーハードコピーを得るのに有利であり
カラープリンター、ビデオプリンター等への記録方式と
して多く採用されいている。
【0003】従来、この記録方式の被記録体としては記
録層を一般紙もしくは合成紙(主にポリプロピレン紙)
または合成紙/一般紙/合成紙という構成の一般に印画
紙として使われているようなラミネート紙などの基材上
に形成した材料が用いられてきた。しかしながら、合成
紙(ポリプロピレン紙)を基材として用いた場合、記録
後サーマルヘッドの熱によりカールする、あるいは、記
録後の画像に光沢がない、受像面の白色度が低い等の欠
点があった。また、ラミネート紙を基材として使用する
と記録後のそりは改良されるものの合成紙(ポリプロピ
レン紙)を使ったラミネート紙の場合は、記録画像の光
沢がない、受像面の白色度が低い等の問題があった。
【0004】この従来技術の欠点を改良すべく我々は鋭
意検討を行い、特開平3−51187号公報に記載され
ているような受像層を形成する基材として普通紙の一面
にフィルムが接着され他面に合成紙または保護フィルム
が接着されたラミネート紙を用いることを考案した。し
かしながら、この構成のラミネート紙を用いてそのフィ
ルム面上に受像層を形成した場合、活性エネルギー線照
射時の熱、受像層の重合収縮等の残留ひずみによって記
録後に受像面側が凹状にそってしまうという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、した
がって普通紙の一方の面にフィルムが接着され、かつ他
方の面に合成紙又は保護フィルムが装着されたラミネー
ト紙を用いた被記録体の記録後のそりが非常に小さくな
るような条件を見いだそうとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、上記ラミ
ネート紙の製造時の際に、受像層が形成される側のフィ
ムルの張力対裏面の合成紙または保護フィルムの張力の
比を1.0:1.1〜1.0:4.0の範囲とすること
で解決される。
【0007】以下、本発明について図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の被記録体の構造を示す模式的
な断面図である。図1中符号1はフィルムであり接着剤
5を介して普通紙3に接着されている。フィルム1上に
は特定の帯電防止層、易接着層または帯電防止兼易接着
層が形成されていてもよい。符号4は合成紙又は保護フ
ィルムであり接着剤5を介して普通紙3に接着されてい
る。
【0008】フィルム1としては、ポリエステルフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム、塩化
ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム等のプラスチッ
クフィルムが適するが、下地の白さを考慮すると白色の
フィルムが好ましく、耐熱性、表面平滑性等を考慮する
と白色ポリエステルフィルム、例えばダイアホイル社製
W−400、W−900、ICI製メリネックス33
9、メリネックス329、東レ製ルミラー、東洋紡製ク
リスパー等が好ましい。その厚みは薄すぎると普通紙3
の表面の凹凸が記録後の画質にまで影響してしまい、厚
すぎると受像紙全体の厚みが厚くなり重くなる。したが
って、厚みは10〜100μmが好ましい。
【0009】被記録体の裏面には普通紙3から発生する
繊維くず等による悪影響を排除するためと、プリンター
中での被記録体の走行性を適性化するためにポリエステ
ルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィル
ム、塩化ビニルフィルムポリエチレンフィルム等のプラ
スチックフィルムからなる保護フィルム4もしくは、ポ
リプロピレン紙、王子油化製ユポFPG、SGU、東洋
紡製トヨパール等の合成紙4がラミネートされている。
これらの合成紙4又は保護フィルム4及び受像面のフィ
ルム1は接着層5によって普通紙3に接着されるが、接
着層5の厚いほうが普通紙3の影響が出ないので好まし
い。普通紙3としてはアート紙、コート紙等の40〜2
00μm厚のものを使用することが出来、耐熱性の点で
は厚い方が好ましく画質の点ではできるだけ平滑性の良
い紙が好ましい。
【0010】このようなラミネート紙を熱がほとんどか
からない一般の印刷用紙として用いる場合は、初期のそ
りがほぼフラットになるように適当にラミネートしさえ
すればこと足りるが、これらを昇華型感熱転写記録方式
に用いられる被記録体の基材として用いた場合は記録後
に大きくそってしまい実用上の問題があった。
【0011】そこで我々は鋭意検討したところ、図1に
示すようなラミネート紙の基材を用い、フィルム1上に
受像層を形成して被記録体とする場合は、普通紙3、フ
ィルム1および保護フィルムまたは合成紙4のラミネー
ト時に、受像層2が形成される側のフィルム1の張力を
裏面の合成紙4または保護フィルム4の張力に対して
1.0:1.1〜1.0:4.0の範囲に設定すること
が必須であることを見いだした。その比が1.0/1.
1より大きいとそのラミネート紙のフィルム1上に受像
層2を形成した被記録体は記録後に受像面に凹状に大き
くそってしまう。これは熱転写記録時の熱によって受像
層2及び表面のフィルム1が熱収縮を起こすためである
と考えられる。記録後に大きくそった被記録体はプリン
ター内での走行性に問題が生じる。逆にフィルム1/合
成紙または保護フィルム4の張力の比が1.0/4.0
より小さい場合、すなわち、受像層が形成される側のフ
ィルムの張力が裏面の合成紙または保護フィルムの張力
に対して小さすぎると被記録体のフィルム1側に凸状に
そってしまい、プリンター内をうまく搬送されない。上
記ラミネート紙の製造時における張力バランスが、受像
層2が形成される側のフィルム1:裏面の合成紙4また
は保護フィルム4=1.0:1.1〜1.0:4.0の
範囲であるとフィルム1を内側になるように巻いてラミ
ネート後のエージングにかけることによって、ラミネー
ト紙をフラットにすることができる。また、この条件範
囲内でラミネートすることによって記録後のそりも始め
て小さくすることができる。
【0012】ラミネート紙の製造時における上述の張力
バランスを上記範囲内に収めるには、ラミネート時のフ
ィルム1の送出張力および保護フィルム4または合成紙
4の送出張力をそれぞれ調節することで達成できる。
【0013】フィルム1上に形成された受像層2は、例
えば昇華性分散染料受容性樹脂と活性エネルギー線で硬
化しうる架橋剤と少なくとも1種の離型剤からなる組成
物をフィルム1上に塗布した後、活性エネルギー線で硬
化したもの等である。好ましくは、ポリエステル樹脂4
0〜95重量%及び活性エネルギー線で硬化しうる架橋
剤60〜5重量%からなる混合物100重量部に対し離
型剤の少なくとも1種を0.01〜30重量部配合して
なる組成物を硬化したものである。これらの組成物から
なる受像層2は昇華性分散染料を容易に染着し、安定性
に優れ、かつ記録後の光沢保持性が非常に良好である。
この受像層2の膜厚は1μm以上が適当であり1μm未
満では染色感度と安定性が不十分となる。
【0014】上記ポリエステル樹脂としては、ジカルボ
ン酸とジオールとの縮重合によって得られた線状熱可塑
性ポリエステル樹脂または/および反応性の二重結合を
もつ不飽和多塩基酸と多価アルコールとの縮重合によっ
て得られた不飽和ポリエステル樹脂があるが、中でも少
なくとも1種以上のジカルボン酸と少なくとも1種以上
のジオールとの縮重合によって得られた分子量2000
〜40000の線状熱可塑性ポリエステル樹脂であっ
て、結晶化度が1%以下であるポリエステル樹脂が有機
溶剤に対する溶解性と染色の容易さ、および耐光性の良
さの点で好ましい。
【0015】ポリエステル樹脂の配合量は架橋剤との合
計量の40〜95重量%であり、40重量%未満では昇
華性分散染料による染色濃度が低エネルギー条件下では
濃くならず、逆にポリエステル樹脂の配合量が95重量
%を越えると架橋剤が少なくなり、昇華性分散染料が塗
布されたカラーシート(転写紙)との非ブロッキング性
が不良となり、昇華性分散染料易染性樹脂組成物を塗布
し活性エネルギー線硬化を行なった被記録体とカラーシ
ートが熱転写時にブロッキング(スティッキング)をお
こすようになる。好ましい配合量は55重量%〜94重
量%の範囲である。
【0016】少なくとも1種以上のジカルボン酸と少な
くとも1種以上のジオールとの縮重合によって得られた
線状熱可塑性ポリエステル樹脂の具体例としては、テレ
フタル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/ネオペ
ンチルグリコールより得られたポリエステル樹脂、その
他テレフタル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/
ビスフェノールA−エチレンオキシド付加物、テレフタ
ル酸/イソフタル酸/エチレングリコール/1,6−ヘ
キサンジオール、テレフタル酸/イソフタル酸/セバシ
ン酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコール、
テレフタル酸/セバシン酸/エチレングリコール/ネオ
ペンチルグリコール、テレフタル酸/イソフタル酸/ア
ジピン酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコー
ルなどから得られるポリエステル樹脂を挙げることが出
来、これらは2種以上を併用することも出来る。特に、
光、熱、水等に対する安定性の観点からはこれらのポリ
エステルは少なくとも2種以上併用する方が、安定性を
向上させる点で好ましい。例えばA、Bという2種のポ
リマーを併用した場合、そのポリマーの好ましい使用範
囲はAが20〜80重量%、Bが80〜20重量%であ
る。なおテレフタル酸、イソフタル酸などの代りにエス
テル化されたジメチルテレフタレート、ジメチルイソフ
タレートなどを縮重合の原料に用いることも当然可能で
ある。
【0017】反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と
多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和ポリ
エステル樹脂としては、無水マレイン酸/無水フタル酸
/プロピレングリコール、無水マレイン酸/イソフタル
酸/プロピレングリコール、マレイン酸/フマール酸/
イソフタル酸/1.3−ブタンジオール、マレイン酸/
イソフタル酸/ネオペンチルグリコール、無水マレイン
酸/無水テトラヒドロフタル酸/ジプロピレングリコー
ルなどから得られる樹脂を挙げることが出来る。
【0018】架橋剤は本発明の被記録体に使用される樹
脂組成物を活性エネルギー線で硬化し、かつ硬化した樹
脂組成物の耐ブロッキング性を得るために必要であり、
その配合量はポリエステル樹脂との合計量の5〜60重
量%の範囲であり、好ましくは6〜45重量%である。
架橋剤の配合量が5重量%未満であるとブロッキングが
出易くなり、逆に60重量%を越えると耐ブロッキング
性が良好になるもののポリエステル樹脂の比率が低下し
て、十分な染色濃度が得られにくくなる。
【0019】架橋剤による樹脂組成物の硬化と、被記録
体の耐ブロッキング性を考慮すると、架橋剤は少なくと
も一種の多官能性モノマーもしくは多官能性オリゴマー
を有していることが好ましく、活性エネルギー線として
取扱いの容易な紫外線を用いる場合は、これらの架橋剤
の重合性基はアクリロイルオキシ基又はメタクリロイル
オキシ基を有しているモノマーもしくはオリゴマーが好
ましい。
【0020】(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモ
ノマーもしくはオリゴマーの例としてポリエーテルアク
リレートもしくはポリエーテルメタクリレート系(以
下、「アクリレートもしくはメタクリレート」を単に
「(メタ)アクリレート」と略記する。)ポリエステル
(メタ)アクリレート系、ポリオール(メタ)アクリレ
ート系、エポキシ(メタ)アクリレート系、アミドウレ
タン(メタ)アクリレート系、ウレタン(メタ)アクリ
レート系、スピロアセタール(メタ)アクリレート系及
びポリブタジエン(メタ)アクリレート系等のモノマ
ー、オリゴマーを挙げることができる。
【0021】このようなモノマーもしくはオリゴマーの
具体例としては1,2,6−ヘキサントリオール/プロ
ピレンオキシド/アクリル酸、トリメチロールプロパン
/プロピレンオキシド/アクリル酸から合成されたポリ
エーテル(メタ)アクリレート;アジピン酸/1,6−
ヘキサンジオール/アクリル酸、コハク酸/トリメチロ
ールエタン/アクリル酸等から合成されたポリエステル
(メタ)アクリレート:トリエチレングリコールジアク
リレート、ヘキサプロピレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−
ブタンジオールジメタクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、エチルカルビト
ールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、2,2−ビス(4−
アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−アクリロイルオキシプロポキシフェ
ニル)プロパン等の(メタ)アクリレート又はポリオー
ル(メタ)アクリレート;ジグリシジルエーテル化ビス
フェノールA/アクリル酸、ジグリシジルエーテル化ポ
リビスフェノールA/アクリル酸、トリグリシジルエー
テル化グリセリン/アクリル酸等のエポキシ(メタ)ア
クリレート;γ−ブチロラクトン/N−メチルエタノー
ルアミン/ビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メ
タン/2−ヒドロキシエチルアクリレート、γ−ブチロ
ラクトン/N−メチルエタノールアミン/2,6−トリ
レンジイソシアネート/テトラエチレングリコール/2
−ヒドロキシエチルアクリレート等のアミドウレタン
(メタ)アクリレート;2,6−トリレンジイソシアネ
ートジアクリレート、イソホロンジイソシアネートジア
クリレート、ヘキサメチレンジイソシアネートジアクリ
レート等のウレタンアクリレート;ジアリリデンペンタ
エリスリトール/2−ヒドロキシエチルアクリレートか
ら合成されたスピロアセタールアクリレート;エポキシ
化ブタジエン/2−ヒドロキシエチルアクリレートから
合成されたアクリル化ポリブタジエン等が挙げられ、こ
れらのモノマー及びオリゴマーは単独又は2種以上の混
合系で使用される。
【0022】前記モノマー、オリゴマーの中でも次の一
般式(1)
【0023】
【化1】
【0024】〔式中、nは1〜4の整数であり、Xは少
なくとも3個が一般式:CH2 =CH−COO−R1
(式中、R1 は単結合、炭素原子数1〜8のアルキレン
基又は炭素原子数1〜8のアルキレン基を有するポリオ
キシアルキレン基を表わす。)で示される基を表わし、
残余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水酸基、アミノ
基、式:−(OR2 m −H(式中、R2 は炭素原子数
1〜8のアルキレン基を表わし、mは正の整数であ
る。)で示される基又は式:−(OR2 m −OH(式
中、R2 及びmは前記と同様である。)で示される基を
表わす。〕で示される化合物、例えばジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、トリペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、トリペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ト
リペンタエリスリトールヘプタアクリレート等か、次の
一般式(2)
【0025】
【化2】
【0026】(式中、nは1〜10の正の整数、Xは任
意に−OHか−OCOCH=CH2 である。)で示され
るポリビスフェノールA型のポリアクリレート、例え
ば、ジグリシジルエーテル化ビスフェノールAのジアク
リレート、エピコート#1001(n=3、シェル社
製)のジアクリレート等か、次の一般式(3)
【0027】
【化3】
【0028】(式中、X1 ,X2 ,…,Xn は炭素数6
以下の同じもしくは異なるアルキレン基又はその水素原
子1個が水酸基で置換された構造のものであり、nは0
〜5の整数である)で示される化合物、例えば2,2−
ビス(4−アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−アクリロイルオキシトリエ
トキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリ
ロイルオキシジプロポキシフェニル)プロパン等が、活
性エネルギー線として紫外線を用いた場合、空気中での
速乾性が非常に良好であり、特に好ましい架橋剤であ
る。
【0029】また、本発明においては、被記録体と転写
シートとの耐ブロッキング性(耐スティッキング性)を
さらに向上させるために、受像層に離型剤を配合するこ
とが好ましい。使用される離型剤としては、シリコン系
界面活性剤、フッ素系界面活性剤、ポリオルガノシロキ
サンを幹または枝とするグラフトポリマー、シリコン系
あるいは含フッ素系の架橋構造をとり得る化合物などを
挙げることができ、これら離型剤を単独または併用して
使用することができる。離型剤の配合量は、染着樹脂と
架橋剤の合計量100重量部に対して0.01〜30重
量部、好ましくは0.05〜10重量部の範囲である。
【0030】シリコン系界面活性剤としては、ポリジメ
チルシロキサンとポリオキシアルキレンがブロックにな
った化合物(その他の官能基で若干変性されていてもよ
い。)が有効で、CH3 −(SiO)1/2−基と−O
R−基(R:アルキレン残基)の割合が1/10〜1/
0.1のもの、好ましくは1/5〜1/0.2の範囲の
ものが、耐ブロッキング性、レベリング性および染色濃
度の向上に効果がある。
【0031】このようなシリコン系界面活性剤の具体例
としては、次の一般式(4)および(6)で示される化
合物などが挙げられる。
【0032】
【化4】
【0033】(式中、Pは次の一般式(5)
【0034】
【化5】
【0035】であり、nlおよびn2は正の整数を、ま
たxおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10
≦(2nl+1)/(n2x+n2y)≦10を満足す
る。R3 は水素、アルキル基、アシル基、またはアリー
ル基を表す。)
【0036】
【化6】
【0037】(式中、Qは次の一般式(7)
【0038】
【化7】
【0039】であり、n3およびn4は正の整数を、ま
たxおよびyは0または正の整数を表し、式:1/10
≦(2n3+n4+1)/(n4x+n4y)≦10を
満足する。zは0または1〜5の整数である。また、R
4 は−Si(CH3 3 、水素、アルキル基、アシル基
またはアリール基を表し、R5 は水素、アルキル基、ア
シル基、あるいはアリール基を表す。)
【0040】フッ素系界面活性剤としては、染着樹脂と
架橋剤との混合物に可溶性であり、耐ブロッキング性を
示すものであれば、ノニオン系、アニオン系、カチオン
系あるいは両性系のいずれかのフッ素系界面活性剤を1
種以上用いることができる。中でも、被記録体のレベリ
ング性や耐ブロッキング性の向上を考慮すれば、ノニオ
ン系界面活性剤が好ましい。
【0041】本発明で使用されるフッ素系界面活性剤の
具体例としては、例えばフルオロアルコキシポリフルオ
ロアルキル硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸
塩、フルオロカーボンカルボン酸塩などのアニオン系界
面活性剤、N−フルオロアルキルスルホンアミドアルキ
ルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオロアルキルス
ルホンアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアルキル
アミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、N−フルオ
ロアルキルアミドアルキルアミン塩、N−フルオロアル
キルスルホンアミドアルキルハロメチルエーテル4級ア
ンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤、フルオロカ
ーボンスルホンアミド、フルオロカーボンアミノスルホ
ンアミド、フルオロカーボンカルボキシスルホンアミ
ド、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド、フル
オロカーボンスルホンアミドエチレンオキサイド付加
物、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンアミノ酸アミド、フルオロカ
ーボン酸アミド、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミ
ド、フルオロカーボン酸アミドのエチレンオキサイド付
加縮合物、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミド硫酸エ
ステル、フルオロカーボンスルホン酸、フルオロハイド
ロカーボンカルボン酸、フルオロハイドロカーボンアル
キルエステル、フルオロハイドロカーボンアルキルエー
テル、フルオロハイドロカーボンカルボキシアルキルエ
ステル、フルオロハイドロカーボンヒドロキシアミド、
フルオロハイドロカーボンアルキルエステル硫酸、フル
オロアルキルジアミンなどのノニオン系界面活性剤、ベ
タイン型フルオロカーボンスルホンアミド結合を有する
アルキルアミン、ベタイン型フルオロカーボン酸アミド
結合を有するアルキルアミンなどの両性界面活性剤など
が挙げられる。
【0042】ポリオルガノシキロサンを幹または枝とす
るグラフトポリマーとしては、まずビニル重合、重縮
合、開環重合などによって得られる重合体あるいは共重
合体を幹とし、ポリオルガノシロキサンを枝とするグラ
フトポリマーを挙げることができる。これらグラフトポ
リマーの例としては、片末端メタクリロイルオキシ基、
ビニル基またはメルカプト基が付加されたポリシロキサ
ン(マクロモノマー)にアルキル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸、官能基を有する(メタ)アク
リル酸の誘導体、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)ア
クリロニトリル、スチレンなどの単量体の少なくとも1
種を重合してなるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジカルボン酸とジオールを反
応させて得られるグラフトポリマー、ポリシロキサンの
末端近くに2個のヒドロキシル基またはカルボキシル基
を有するマクロモノマーにジエポキシまたはジイソシア
ネート化合物を反応させて得られるグラフトポリマーな
どを挙げることができる。
【0043】他のグラフトポリマーとしては、ポリオル
ガノシロキサンを幹とし、ビニル重合、重縮合、開環重
合などによって得られる重合体あるいは共重合体を枝と
するグラフトポリマーを挙げることができる。これらの
グラフトポリマーの例としては、オルガノシランとビニ
ル重合性基を有するシラン、例えば3−メタクリルオキ
シプロピルジメトキシメチルシラン、メチルビニルジメ
トキシシラン、エチルビニルジエトキシシランなどを縮
合することによって側鎖にメタクリロイルオキシ基を有
するポリシロキサンを合成し、次いで該モノマーとアル
キル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、官能
基を有する(メタ)アクリル酸の誘導体、酢酸ビニル、
塩化ビニル(メタ)アクリロニトリル、スチレン等の単
量体の少なくとも1種を重合して得られるグラフトポリ
マー、オルガノシランとジエトキシ−3−グリシドキシ
プロピルメチルシランとを縮合することによって側鎖に
グリシジル基を有するポリシロキサンを合成し、次いで
これを(メタ)アクリル酸と反応させて(メタ)アクリ
ロイルオキシ基を含有する単量体を得たのち、該単量体
を重合させて得られるグラフトポリマー、オルガノシラ
ンとヒドロキシエチルメチルジメトキシシランと縮合す
ることによって側鎖にヒドロキシル基を有するポリシロ
キサンを合成し、次いでジカルボン酸と該ジオールを重
縮合させて得られるグラフトポリマーなどを挙げること
ができる。
【0044】グラフトポリマーの幹または枝となるポリ
シロキサンの合成に際しては、環状シラン、特に繰返し
単位が3〜8個の環状ジメチルポリシロキサンを主原料
とし、分子量調整剤としてトリメチルメトキシシランま
たはトリメチルエトキシシランなどの1分子中1個のア
ルコキシ基を有するシラン化合物を用い、官能基含有シ
ランと強酸または強塩基を触媒として70〜150℃で
重合すればよい。
【0045】これらグラフトポリマーを受像層に配合す
ることによって、転写シートとの耐ブロッキング性を向
上させるとともに、染色した受像層の暗退色性をも改良
される。その配合量は、染着樹脂と架橋剤との混合物1
00重量部に対して0.01〜30重量部が好ましく、
より好ましくは0.05〜10重量部の範囲である。こ
れは、配合量が0.01重量部未満では耐ブロッキング
性の向上が少なくなるとともに暗退色性も改善されない
ためであり、逆に30重量部を超えると活性エネルギー
線で効果した受像層が乳白化するとともに染色濃度も低
下するためである。
【0046】ポリオルガノシロキサンを含むグラフトポ
リマーとしては、暗退色性の観点から分子量が1000
以上のものが好ましい。また、ポリオルガノシロキサン
成分とポリオルガノシロキサン以外の重合体あるいは共
重合体との重量比は、ポリオルガノシロキサン成分/重
合体あるいは共重合体=95/5〜10/90であるこ
とが好ましく、より好ましくは90/10〜20/80
の範囲である。この比率が95/5を超えると暗退色性
が不良になる傾向にあり、逆に10/90未満では耐ブ
ロッキング性の低下とともに暗退色性も不良になる傾向
にある。
【0047】シリコン系あるいは含フッソ系の架橋構造
をとり得る熱架橋型または活性エネルギ線架橋型の離型
剤としては、シリコン系では、付加反応を起こすシリコ
ン系化合物、ラジカル反応を起こすシリコン系化合物、
縮合反応を起こすシリコン系化合物などが挙げられる。
付加反応を起こすシリコン系化合物としては、ビニル基
を有するシリコーンと−SiH基を有するシリコーンと
の組合せ、アミノ変性シリコーンとエポキシ変性シリコ
ーンとの組合せなどがあり、必要に応じて白金化合物な
どの触媒を併用してもよい。ラジカル反応を起こすシリ
コン系化合物としては、ビニル基を有するシリコーンと
メチルシランを有するシリコーンの組合せなどがあり、
重合開始剤として有機過酸化物を使用してもよい。縮合
反応を起こすシリコン系化合物としては、アルコキシ基
を有するシリコーン、シラノール基を有するシリコー
ン、アルコキシ基を有するシリコーンとシラノール基を
有するシリコーンの組合せ、シラノール基を有するシリ
コーンと−Si基を有するシリコーンとの組合せ、シラ
ノール基を有するシリコーンとアミノオキシ基を有する
シリコーンとの組合せなどがある。
【0048】含フッ素系では、付加反応を起こす含フッ
素系化合物としてエポキシ基含有含フッ素化合物とアミ
ノ基含有含フッ素化合物との組合せ、縮合反応を起こす
含フッ素系化合物としてカルボン酸基含有含フッ素化合
物とアミノ基含有含フッ素化合物の組合せなどがある。
【0049】これらシリコン系または含フッ素系化合物
が十分な架橋構造を形成するためには、化合物1分子当
たり少なくとも2個を超える官能基を有する必要があ
り、1分子当たりの官能基が2個以下では高分子量物が
形成されても十分な架橋構造をとることができない。
【0050】活性エネルギー線架橋型のシリコン系また
は含フッ素系化合物としては、ビニル基、アリル基、メ
タアクリロイル基、アクリロキル基などのラジカル重合
性を有する化合物などを挙げることができる。活性エネ
ルギー線として紫外線を使用する場合には、紫外線によ
る重合性が良好なアクリロイルオキシ基を有する化合物
が好ましい。これら活性エネルギー線架橋型の化合物が
十分な架橋構造をとるためには、1分子当たり重合性基
が少なくとも1個を超えて有することが必要である。
【0051】本発明において、活性エネルギ線架橋型の
離型剤を使用する場合には、受像層を構成する樹脂組成
物を活性エネルギー線で硬化する際に、離型剤も同時に
硬化することができるが、熱架橋型の離型剤を使用する
場合には、樹脂組成物の硬化とは別に熱硬化工程を加え
る必要がある。従って、生産性の点からは活性エネルギ
ー線架橋型離型剤を使用する方が好ましい。
【0052】以上の成分から構成される樹脂組成物は、
架橋剤の一成分としてポリマーの溶解性が強く粘度の低
いテトラヒドロフルフリルアクリレートなどを使用する
場合はそのままロールコート、バーコート、ブレードコ
ートなどのコーティングが可能であるが、塗工作業性を
向上させるためには、これらの樹脂組成物に溶剤、例え
ばエチルアルコール、メチルエチルケトン、トルエン、
酢酸エチル、ジメチルホルムアミドなどを配合し、適当
を塗工粘度に調節した方がよい。これによりスプレーコ
ート、カーテンコート、フローコート、ディップコート
などを容易に行なうことが出来る。
【0053】又、上記の樹脂組成物は使用目的によって
は更に数μm以下の微小な無機微粒子、例えばシリカ、
アルミナ、タルク、酸化チタンなどを配合してもよい。
【0054】本発明の被記録体を製造するための樹脂組
成物は電子線、紫外線などの活性エネルギー線によって
キュアリングされるが、線源の管理を考慮すると紫外線
を用いるのがよい。活性エネルギー線として紫外線を用
いる場合は、ポリエステル樹脂と架橋剤の合計100重
量部に対して光重合開始剤を0.1〜10.0重量部添
加することが好ましい。光重合開始剤の具体例としては
ベンゾイン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジル
ジメチルケタール、エチルフェニルグリオキシレート、
ジエトキシアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフ
ェノン、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン/ジ
エタノールアミン、4,4′−ビスジメチルアミノベン
ゾフェノン、2−メチルチオオキサントン、tert−
ブチルアントラキノン、ベンジル等のカルボニル化合
物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチ
ルチウラムジスルフィド等の硫黄化合物アゾビスイソブ
チロニトニル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル等のアゾ化合物ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t
ert−ブチルパーオキサイド等のパーオキサイド化合
物等が挙げられ、これらの化合物は1種もしくは2種以
上の混合系で使用される。
【0055】以下において、本発明の実施例をあげ、さ
らに詳細に説明する。なお、実施例及び比較例中「部」
は「重量部」を示す。
【0056】・基材の作成 アート紙(厚さ85μm)の片面に乳白色ポリエステル
フィルム(ダイアホイル製W−900)厚さ38μmを
ラミネートし反対側に白色ポリプロピレン紙(王子油化
製ユポFPG)厚さ60μmをラミネートした。接着剤
は東洋モートン製AD−577−1とCAT−52を使
用し、塗布量は乳白色ポリエステルフィルム/コート紙
間はドライで5g/m2 、コート紙と白色ポリプロピレ
ン紙間はドライで3g/m2 となるようにした。乾燥は
80℃で約30秒行い、40℃で2日間エージングし
た。ラミネート時の張力バランスは表2のようなくみあ
わせで行った。
【0057】・受像層の作成 表1に記載の塗布液を作成し、基材の乳白色ポリエステ
ルフィルム上に浸漬法により均一に塗布し、さらに空気
中で高圧水銀灯により紫外線を照射して、膜厚5〜6μ
mを有する受像層を作成した。
【0058】
【表1】
【0059】なお、表1中の“注”については、下記の
通りである。 1)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 2)ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 3)ジペンタエリスリトールテトラアクリレート 4)2,2−ビス(4−アクリロイルオキシジエトキシ
フェニル)プロパン 5)テレフタル酸/イソフタル酸/セパシン酸/エチレ
ングリコール/ネオペンチルグリコールを縮合した樹脂
(分子量20000〜25000,Tg10℃) 6)テレフタル酸/イソフタル酸/セバシン酸/エチレ
ングリコール/ビスフェノールAのエチレンオキサイド
付加物を縮重合した樹脂(分子量20000〜2500
0,Tg77℃) 7)2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン 8)サノールLS−292(三共製) 9)1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 10)一般式(8)で示されるシリコーン化合物
【0060】
【化8】
【0061】・評価 作成した被記録体をニコン製ビデオプリンターCP−3
000によって画像を記録し、机上に置いてそりの状態
及び四角のそりの高さを測定した。結果を表2に示す。
【0062】
【表2】
【0063】なお、表2における“注”は下記の通りで
ある。 1)表側;染料受容層が形成される側のフィルム 裏側;裏面の合成紙または保護フィルム 2)記録前の被記録体のサイズはA−4サイズ、 そりの形;染料受容層が形成される側を基準とした。 その高さ;四隅のそりの高さの平均値、単位mm 3)記録後の被記録体のサイズは148mm×182mm、
そりの形、その高さは2)と同様。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下地の白色度が高く、画質のざらつき感がなく、記録後
の光沢が高く、さらには記録後のそりが小さくプリンタ
ー内での走行性に問題が生じない活性エネルギー線で硬
化させた受像層を有する昇華型感熱転写記録方式の被記
録体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被記録体の一例を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フィルム 2 受像層 3 普通紙 4 合成紙または保護フィルム 5 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寿福 和彦 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 普通紙の一面にフィルムが接着され、他
    面に合成紙又は保護フィルムが接着さたラミネート紙の
    フィルム面に受像層が形成されてなり、そのラミネート
    紙の製造時における張力バランスが、受像層が形成され
    る側のフィルム張力対裏面の合成紙または保護フィルム
    張力が、1.0:1.1〜1.0:4.0であることを
    特徴とする昇華型感熱転写記録方式の被記録体。
JP3223166A 1991-09-03 1991-09-03 昇華型感熱転写記録方式の被記録体 Withdrawn JPH05116468A (ja)

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