JPH0426951A - フレキシブル磁気ディスク用パッド部材 - Google Patents

フレキシブル磁気ディスク用パッド部材

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Publication number
JPH0426951A
JPH0426951A JP12915290A JP12915290A JPH0426951A JP H0426951 A JPH0426951 A JP H0426951A JP 12915290 A JP12915290 A JP 12915290A JP 12915290 A JP12915290 A JP 12915290A JP H0426951 A JPH0426951 A JP H0426951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
flexible magnetic
pad member
pad
flexible
Prior art date
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Pending
Application number
JP12915290A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ogasawara
修二 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH0426951A publication Critical patent/JPH0426951A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フレキシブル磁気ディスク装置などの記録再
生に用いられるフレキシブル磁気ディスク用パッド部材
に関する。
[従来の技術] 従来のフレキシブル磁気ディスク装置においては、小型
化・転送時間の短縮等の利点から、例′えば、2インチ
フレキシブル磁気ディスクを使用し、3600rpmで
回転させて記録再生を行うデータディスクやビデオフロ
ッピー装置が商品化されてはいるが、3600rpmの
高速で回転するということから、磁気ヘッドフレキシブ
ル磁気ディスフ間の接触機構が重要な問題となっている
また、さらに磁気記録において、高密度記録を考えた場
合、原理的に高密度記録が可能な垂直磁気記録方式が考
えられる。垂直磁気記録の場合、フレキシブル磁気ディ
スクの磁性層として、C。
−Cr等の金属薄膜が使用されているが、金属薄膜の場
合、膜形成時における応力、熱膨脹の差等の影響により
、フレキシブル磁気ディスクに若干のカールが生じる。
また、金属薄膜では、フレキシブル磁気ディスクが傷付
きやすいという欠点がある。
[発明が解決しようとする課1i] しかし、このような金属薄膜を形成したフレキシブル磁
気ディスクに対しても、従来から磁性層塗布形と同様に
フレキシブル磁気ディスクの上側から磁気ヘッドの前後
を押さえるような断面逆U字形のステンレス等の金属製
負圧パッドを、フレキシブル磁気ディスクの下側に配置
して磁気ヘッドの攬動面にフレキシブル磁気ディスクを
押さえ付けて、相互の接触を保つ機構が取り入れられて
いる。しかしながら、このような押さえ込み機構では、
フレキシブル磁気ディスクと押さえ込み用エアーパッド
もしくは負圧発生のための負圧パッドとフレキシブル磁
気ディスクとが接触することになる。このため金属薄膜
を形成したフレキシブル磁気ディスクでは、樹脂製の押
さえ込み用エアーパッドもしくは、ステンレス等の金属
製負圧パッドと接触することにより、フレキシブル磁気
ディスクに傷がついたり、パッドの削りかすにより、フ
レキシブル磁気ディスクにダメージを与え、またパッド
自体が削れてしまい、パッドの役目を果たさなくなる可
能性がある。そのため、長時間の使用すなわち耐久性に
おいて、大きな問題が発生する。
そこで、本発明の技術的課題は、フレキシブル磁気ディ
スクシステムにおいて、フレキシブル磁気ディスクに傷
を付けずかつ耐久性の優れた磁気ヘッドとフレキシブル
磁気ディスク押さえ込み用エアーパッドもしくは負圧バ
ッド等のパッド部材を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、フレキシブル磁気ディスクが回転する
フレキシブル磁気ディスク装置に使用され、磁気ヘッド
と前記磁気ディスクとの良好なタッチを得るためのパッ
ド部材において、前記パッド部材を酸化ジルコニウム系
複合セラミックスで形成したことを特徴とするフレキシ
ブル磁気ディスク用パッド部材が得られる。
本発明によれば、前記フレキシブル磁気ディスク用パッ
ド部材において、前記酸化ジルコニウム系複合セラミッ
クスは30〜73重量%の酸化ジルコニウム(ZrO2
)、及び残部が実質的に酸化アルミニウム(A 12O
3 )からなることを特徴とするフレキシブル磁気ディ
スク用パッド部材が得られる。
本発明によれば、前記フレキシブル磁気ディスク用パッ
ド部材において、前記酸化ジルコニウムの2〜17モル
%を、酸化イツトリウム(Y 2O、)、酸化カルシウ
ム(CaO)、及び酸化マグネシウム(MgO)の内の
少なくとも一種で置換してなることを特徴とするフレキ
シブル磁気ディスク用パッド部材が得られる。
[作 用コ 本発明による酸化ジルコニウム系複合セラミックスから
なるフレキシブル磁気ディスク用パッド部材によると、
磁気ヘッドと、フレキシブル磁気ディスクとの良好な接
触を行う際に、フレキシブル磁気ディスク用パッド部材
はフレキシブル磁気ディスクと接触することになる。
このとき、パッド部材が酸化ジルコニウム系複合セラミ
ックスであるため、フレキシブル磁気ディスクと接触し
てもパッド部材に傷が付いたり、摩耗粉が発生したりす
ることはない。
また、フレキシブル磁気ディスクにおいても、傷の発生
等はない。この現象は、酸化ジルコニウム系複合セラミ
ックスの物性によるものである。
[実施例〕 以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例に係る酸化ジルコ
ニウム系複合セラミックス製のパッド部材を示す斜視図
、第1図(b)は第1図(a)のパッド部材を使用した
フレキシブル磁気ディスクの押さえ込み機構の断面図で
ある。
第1図(a)において、パッド部材は同一面の両端部に
夫々、幅方向に形成された膨らみを有するいわゆるエア
ーパッド1である。
第1図(b)において、エアーパッド1は、酸化ジルコ
ニウム系複合セラミックスからなり、磁気ヘッド2の前
後を押さえるような断面逆U字型であり、稜部は全てR
面取り加工が施されている。
このエアーバッド1は磁気ヘッド2の上にフレキシブル
磁気ディスク3(ここではCo−Crの金属薄膜フレキ
シブル磁気ディスクを使用)を挾み込むように配置され
ている。このため、フレキシブル磁気ディスクと良好な
接触を行うように、酸化ジルコニウム系複合セラミック
ス製エアーパッドで回転するフレキシブル磁気ディスク
を押さえ込む構造になっている。
第2図(a)は本発明の第2の実施例に係るパッド部材
の斜視図、第2図(b)は第2図(a)のパッド部材を
用いた押さえ込み機構の断面図である。
第2図(a)及び第2図(b)においては、パッド部材
は、負圧発生のための溝部6を持つ断面U字型の酸化ジ
ルコニウム系複合セラミックスからなるいわゆる負圧パ
ッド7である。この負圧バッド7を磁気ヘッド2の周り
に配置し、フレキシブル磁気ディスクが回転時に負圧パ
ッド7から生じる負圧によりフレキシブル磁気ディスク
は溝部6に吸着され、磁気ギャップ部4を持つスライダ
ー摺動部5と良好な接触を行う。
第1図(b)及び第2図(b)において、フレキシブル
磁気ディスク3と磁気ヘッド2のスライダ摺動部5とは
良好な接触が可能となり、良好な記録再生特性が得られ
る構造になっている。また、エアーパッド1及び負圧パ
ッド7を酸化ジルコニウム系複合セラミックスで形成し
ているため、パッドとフレキシブル磁気ディスクが接触
してもフレキシブル磁気ディスク(Co−Cr金属薄膜
フレキシブル磁気ディスク)3に傷が付くこともなく、
また、パッドの摩耗及びそれ伴う摩耗粉による耐久性の
悪化を防ぐことが可能になる。
第1表は本発明による酸化ジルコニウム系複合セラミッ
クスの物性とその他のセラミックスの物性を示す。第1
表に示すように、本発明による酸化ジルコニウム系複合
セラミックスでは、ビッカース硬度が1500kg/c
m2、破壊靭性が6M N / m ”2と大きい。こ
れは、磁気ヘッドのスライダー材であるBaTi0.、
Znフエライトト比較してもかなり大きな値になってい
る。このために、フレキシブル磁気ディスクと接触して
も傷、摩耗等が発生しないものと推測される。
第2表は本発明による酸化ジルコニウム系複合セラミッ
クスを使用したパッドの耐久試験結果と従来のパッド部
材の耐久試験結果を示している。
耐久試験は、2インチCo−Cr金属薄膜フレキシブル
磁気ディスクを用い、3600rpmで回転させたとき
の第1及び第2のパッド部材において、フレキシブル磁
気ディスクに傷が付くまでの時間を測定することにより
行われている。
尚、使用した磁気ヘッドは酸化ジルコニウム系複合セラ
ミックスからなるスライダを持つ磁気ヘッドで行った。
第2表から本発明の第1及び第2の実施例に係るパッド
部材は、双方ともに2O0万パス以上のバス回数を有し
、従来の樹脂や金属からなるパッド部材に比較して極め
て耐久性が優れていることが判明した。
以  下  余  白 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によるフレキシブル磁気ディ
スク用パッド部材を使用することにより、フレキシブル
磁気ディスク及び磁気ヘッドに機械的な損傷を与えるこ
となく耐久性に優れたフレキシブル磁気ディスクと磁気
ヘッドの押さえ込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例に係るフレキシブ
ル磁気ディスク用パッド部材を示す斜視図、第1図(b
)は第1図(a)のパッド部材を使用したフレキシブル
磁気ディスクの押さえ込み機構の断面図、第2図(a)
は本発明の第2の実施例に係るフレキシブル磁気ディス
ク用パッド部材の斜視図、第2図(b)は第2図(a)
の押さえ込み機構の断面図である。 図中、1・・・エアーパッド、2・・・磁気ヘッド、3
・・・フレキシブル磁気ディスク、4・・・磁気ギヤツ
ブ第 図(0) 第 図(b) 第 図(0) 第 図[bl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フレキシブル磁気ディスクが回転するフレキシブル
    磁気ディスク装置に使用され、磁気ヘッドと前記磁気デ
    ィスクとの良好なタッチを得るためのパッド部材におい
    て、前記パッド部材を酸化ジルコニウム系複合セラミッ
    クスで形成したことを特徴とするフレキシブル磁気ディ
    スク用パッド部材。 2、第1請求項記載のフレキシブル磁気ディスク用パッ
    ド部材において、前記酸化ジルコニウム系複合セラミッ
    クスは30〜73重量%の酸化ジルコニウム(ZrO_
    2)、及び残部が実質的に酸化アルミニウム(Al_2
    O_3)からなることを特徴とするフレキシブル磁気デ
    ィスク用パッド部材。 3、第2請求項記載のフレキシブル磁気ディスク用パッ
    ド部材において、前記酸化ジルコニウムの2〜17モル
    %を、酸化イットリウム(Y_2O_3)、酸化カルシ
    ウム(CaO)、及び酸化マグネシウム(MgO)の内
    の少なくとも一種で置換してなることを特徴とするフレ
    キシブル磁気ディスク用パッド部材。
JP12915290A 1990-05-21 1990-05-21 フレキシブル磁気ディスク用パッド部材 Pending JPH0426951A (ja)

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JPH0426951A true JPH0426951A (ja) 1992-01-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0823706A1 (en) * 1996-08-09 1998-02-11 Eastman Kodak Company Zirconia ceramic as a digital storage media

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0823706A1 (en) * 1996-08-09 1998-02-11 Eastman Kodak Company Zirconia ceramic as a digital storage media

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