JPH04267619A - 車載用放送受信装置 - Google Patents

車載用放送受信装置

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JPH04267619A
JPH04267619A JP4735491A JP4735491A JPH04267619A JP H04267619 A JPH04267619 A JP H04267619A JP 4735491 A JP4735491 A JP 4735491A JP 4735491 A JP4735491 A JP 4735491A JP H04267619 A JPH04267619 A JP H04267619A
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Tadao Noguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用放送受信装置に係
り、特に音声入力によって希望局を選局できるようにし
た車載用放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載ラジオでは、希望局をワンタッチで
選局できるようにしたプリセット受信機能が設けられて
いる。プリセット受信を行う場合、まず、マニュアル選
局操作を行って受信機を希望局に同調させたあとプリセ
ットメモリモードにし、チャンネルキーを押圧してチャ
ンネルを指定することで、その時点での受信周波数デー
タを周波数メモリの指定チャンネルに登録させる。そし
て、マニュアル選局操作で受信周波数を変えて他の希望
局に同調させたあと、他のチャンネルキーを押圧して、
受信周波数データを周波数メモリの他のチャンネルに登
録させる。以下、同様にして、順に、各希望局を周波数
メモリの各チャンネルに登録させる。
【0003】このようにして、複数の希望局を周波数メ
モリに登録したあと、受信機をプリセット受信モードに
し、希望局に係るチャンネルキーを押圧すると、周波数
メモリから対応する周波数データが読み出されて受信機
の同調制御がなされるので、簡単に希望局の選局を行う
ことができる。受信局を変更したい場合は、他のチャン
ネルキーを押圧すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両が
広範囲に移動するとき、予めプリセットした放送局のサ
ービスエリアから外れてしまうことがある。このとき、
チャンネルキーを押圧してプリセット受信を行っても希
望局の放送を受信することができない。この場合、操作
部の周波数アップキーまたは周波数ダウンキーを操作し
、マニュアル選局操作を行って希望局を探さざるを得ず
、操作が面倒であるとともに、運転上は危険でもあった
【0005】以上から本発明の目的は、操作部に対する
選局操作をしなくても簡単に希望局の選局を行える車載
用放送受信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つにおいては
、複数に分割した地理上の各領域に対応させて、該領域
にサービスエリアの入る放送局の同調用情報及び局識別
用情報を含む放送データを記憶した放送データ記憶手段
と、車両現在位置を検出する現在位置検出手段と、音声
を入力するマイクと、音声入力された内容を認識する音
声認識手段と、同調制御を受けて所定の放送局に同調し
て放送受信を行う受信手段と、音声で放送局が指定され
たとき、放送データ記憶手段に記憶した放送データの中
から、車両現在位置が属する領域にサービスエリアが入
る放送局の内、音声で指定された局と局識別用情報が一
致する放送局の同調用情報を用いて受信手段に対する同
調制御を行う同調制御手段を設けたことにより達成され
る。
【0007】また本発明の他の1つにおいては、前記同
調制御手段は、車両現在位置が属する領域にサービスエ
リアが入る放送局の内、音声で指定された放送局が複数
存在するとき、該複数の放送局の中の所定の1つの放送
局に同調させ、音声で局変更要求がされたとき、該複数
の放送局の中の他の1つの放送局に同調させるようにし
たことにより達成される。
【0008】
【作用】本発明の1つによれば、車両現在位置を検出す
るとともに、マイクで音声入力された内容を認識し、音
声で放送局の指定がなされたとき、放送データ記憶手段
に記憶された放送データの中から、車両現在位置が属す
る領域にサービスエリアが入る放送局の内、音声で指定
された局と局識別情報が一致する放送局の同調用情報を
用いて受信手段に対する同調制御を行う。これにより、
車両現在位置がどこにあっても、希望局を音声で指定す
るだけで、簡単に選局できる。
【0009】また本発明の他の1つによれば、車両現在
位置が属する領域にサービスエリアが入る放送局の内、
音声で指定された放送局が複数存在するとき、該複数の
放送局の中の所定の1つの放送局に同調させ、音声で局
変更要求がされたとき、該複数の放送局の中の他の1つ
の放送局に同調させる。これにより、音声で局変更要求
するだけで、簡単に希望局の変更を容易に行える。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる車載用放
送受信システムを示す全体構成図である。
【0011】1はナビゲーションシステムであり、車両
現在位置を検出し、車両現在位置を含む地図を画面に表
示するとともに、画面の地図上での現在位置をマーキン
グする。1aは地図データと放送データを記憶したCD
−ROM、1bはGPS(グローバルポジショニングシ
ステム)等の衛星航法により車両現在位置を検出する現
在位置検出部、1cは画面に地図画像を表示するCRT
ディスプレイ、1dは地図選択操作等を行う操作部、1
eは操作部1dで選択された縮尺で、車両現在位置を含
む地図データをCD−ROM1aから読み出し、CRT
ディスプレイ1cの画面に現在位置マーカとともに地図
画像を表示させるための制御を行うマイコン構成のナビ
ゲーションコントローラである。
【0012】ナビゲーションコントローラ1eは、後述
する音声認識部から局指定データを入力したとき、CD
−ROM1aから車両現在位置をサービスエリアに含む
局の内、局指定データで指定された局の放送データを読
み出して後述する放送受信部のコントローラに出力する
機能も有している。なお、現在位置検出部は方位センサ
とスピードセンサを用いた慣性航法で現在位置を検出す
るようにしてもよい。
【0013】2はユーザが局の指定や局の変更を音声で
指示するマイク、3は音声入力された内容を認識する音
声認識部であり、3aはマイク入力された音声の特徴を
抽出する特徴抽出部、3bは種々の音声と特徴データを
対応して記憶した音声辞書メモリ、3cは特徴抽出部3
aで抽出された特徴データを音声辞書メモリ3bと照合
しながら入力された音声内容を決定する照合部、3dは
マイコン構成のコントローラであり、照合部3cから入
力された音声内容データが局指定か局変更要求か判断し
、局指定のとき局指定データをナビゲーションコントロ
ーラ1eと後述する放送受信部のコントローラへ出力し
、局変更要求のとき、局変更指令を放送受信部のコント
ローラへ出力する。
【0014】4はAMラジオ放送、FMラジオ放送、T
V音声放送を受信する放送受信部であり、4aはアンテ
ナ、4bはアンテナ受波信号から後述するコントローラ
の同調制御に基づき所望局の放送信号を選択して音声信
号を復調するチューナ回路、4cはナビゲーションコン
トローラ1eから出力される放送データを入力して、チ
ューナ回路4bに対し局の同調制御をし、音声認識部3
から局変更指令を受けると受信局の変更制御をするマイ
コン構成のコントローラである。
【0015】5はチューナ回路5bから出力された音声
信号を増幅する増幅器(アンプ)、6は増幅器5で増幅
後の音声信号を入力して音響変換するスピーカである。 地図データ CD−ROM1aには、図2に示すようにナビゲーショ
ンシステム1で扱う最大の地図(以下、マスターマップ
と呼ぶ。例えば日本全土や米国全体)をレベルL0 と
し、このレベルL0 の地図と、L0 をL1 〜L3
 の各レベルに細分化した地図(図2の黒塗りの範囲)
の情報が格納されている。
【0016】放送データ また、CD−ROM1aには、マスターマップで示され
る地理上の範囲を適当な大きさで複数に分割した各領域
別に、該領域にサービスエリアの入る放送局に関する所
定の放送データが格納されている。マスターマップが例
えば日本全土のとき、領域は、関東、関西などの大きな
レベルでなく、東京、神奈川などの県単位程度の大きさ
に分割したものである。但し、この実施例では、説明の
便宜上、図3に示すようにマスターマップ10を4つの
領域に分け、領域を記号Rで表すこととして各領域に対
応してR00,R10,R01,R11の領域コードを
対応付けする。領域R00は、マスターマップ10をX
Y座標で区分けしたとき、X0 Y0 −X1 Y1 
の対角線を有する方形範囲であり、以下、同様にして、
R10:X1 Y0 −X2 Y1 ,R01:X0 
Y1 −X1 Y2 ,R11:X1 Y1 −X2 
Y2 の範囲である。
【0017】そして、CD−ROM1aには、図4に示
すように、放送データディレクテリ記憶領域と、放送デ
ータ記憶領域が設けられている。放送データディレクト
リ記憶領域には現在位置を含む領域の放送データを引き
出す際に参照する放送データディレクトリが記憶されて
いる。放送データ記憶領域には、局毎に、領域R、局名
C$、放送周波数F、AMラジオ放送,FMラジオ放送
,TV音声放送の放送形式M、NHKと民放の区別Kな
どが対応して記憶されている。簡単のため、マスターマ
ップ10上にサービスエリアの入る放送局の数が18局
存在し、領域R00,R10,R11がAMラジオ放送
,FMラジオ放送,TV音声放送を含めて6局づつ、領
域R01が5つの局を受信可能であるとする。
【0018】局名(コールサイン)C$は図5に示す如
く局別のC0 〜C17の局名文字データで表し、放送
周波数Fは局毎の周波数データF0 〜F17で表し(
図4参照)、放送形式Mは図6に示す如くAMラジオ放
送が0,FMラジオ放送が1,TV音声放送が2で表し
、NHKと民放の放送種別KはNHKが0,民放が1で
表すものとする。周波数データFは同調用情報として用
いられ、局名,放送形式,放送種別は局識別用情報とし
て用いられる。
【0019】図8は放送受信部3のコントローラ3cの
同調制御処理を示す流れ図、図9はコントローラ3cの
内部メモリに格納される放送データの説明図であり、以
下、これらの図に従って説明する。
【0020】なお、局の指定は、こここでは、「NHK
」または「民放」のいずれかと、「AM」または「FM
」または「テレビ」のいずれかの組み合わせを音声入力
するか、「局名」と実際の局名を音声入力することで可
能になっているものとし、また、局変更要求は、「次」
の音声入力で可能となっているものとする。
【0021】まず、出発地で使用者がナビゲーションシ
ステム1の電源スイッチをオンしてシステムを起動し、
操作部1dで希望の尺度の地図選択操作を行うと、ナビ
ゲーションコントローラ1eが現在位置検出部1bから
出発地の車両現在位置データを入力し、この車両現在位
置データに基づき、該現在位置を含む地図データをCD
−ROM1aから読み出し、現在位置マーカと共に、C
RTディスプレイ1cの画面に表示させる。車両の走行
で現在位置が変化するに従い、ナビゲーションコントロ
ーラ1eは現在位置検出部1bから入力した車両現在位
置データに基づき画面の現在位置マーカを移動し、該現
在位置マーカが画面から外れるときは、次の地図データ
をCD−ROM1aから読み出して地図画像の切り換え
を行う。
【0022】一方、使用者が放送受信部4の電源スイッ
チをオンすると、コントローラ4cは所定の初期設定処
理を行い、チューナ回路4bを前回電源スイッチをオフ
する直前に受信していた放送局に同調させて、電源スイ
ッチオフ直前の受信状態を再現する(ステップ101)
【0023】車両の現在位置がマスターマップ10上の
例えば領域R00に在り、使用者が車両現在位置で例え
ば民放のFMラジオ放送を聴取したいとき、マイク2に
向かってまず「民放」と話し、一旦区切ったあと一定時
間内に「FM」と話す。すると、音声認識部3の特徴抽
出部3aはマイク入力された音声の特徴を抽出し、特徴
データを照合部3cへ出力する。特徴データを入力した
照合部3cは音声辞書メモリ3bを参照して、音声入力
された内容を決定し、音声内容データ「民放」と「FM
」をコントローラ3dへ出力する。コントローラ3dは
「民放」と「FM」の音声データを続けて一定時間内に
入力すると、局指定がなされたと判断し、ナビゲーショ
ンコントローラ1eに対して局指定データとして民放を
示すK=1と、FMを示すM=1を出力し、放送受信部
3のコントローラ3cに対し局指定データとしてFMを
示すM=1へ出力する。
【0024】K=1とM=1の局指定データを入力した
ナビゲーションコントローラ1eは、まず、CD−RO
M1aに記憶された放送データディレクトリを参照して
、その時点での現在位置に対応するマスターマップ10
上の領域Rを決定する。ここでは、領域R00と決定さ
れる。そして、ナビゲーションコントローラ1eはCD
−ROM1aに記憶された放送データを参照して、領域
R=R00、放送形式M=1(FM)、種別K=1(民
放)となっている局を全てリストアップし、局名C$と
周波数Fを放送データとして放送受信部3のコントロー
ラ3cへ出力する。ここでは、局名C2 とC4 の局
が該当するので、(C$=C2 ,F=F2 )と(C
$=C4 ,F=F4 )が出力される。
【0025】一方、M=1の局指定データを入力した放
送受信部4のコントローラ4cは内部メモリの局指定デ
ータ記憶領域にM=1(FM)として登録し、放送デー
タの入力を待つ(ステップ102〜104)。一定時間
内にナビゲーションコントローラ1eから放送データ(
C$=C2 ,F=F2 )と(C$=C4 ,F=F
4 )を入力すると、入力した放送データを内部メモリ
の放送データ記憶領域に登録する(ステップ106、図
9(1)参照)。なお、若し、一定時間内に放送データ
の入力がないときは、内部メモリのMを元に戻す(ステ
ップ105)。
【0026】放送データを登録し終えると、コントロー
ラ3cは入力さた放送データの局数が1か判定し(ステ
ップ107)、今の場合、NOなので、まず、M=1(
FM)なのでチューナ回路4bに対しFM受信モードへ
の切り換え制御を行い、次いで、内部メモリに登録され
た局C2 とC4 に係る周波数データF2 とF4 
に基づきチューナ回路3bに対し受信周波数変更制御を
行い、チューナ回路3bを局C2 とC4 に同調させ
てチューナ回路4bより、局C2 とC4 に同調した
ときの各受信電界強度検出信号を入力して比較する(ス
テップ108)。
【0027】そして、例えば、局C2 の方が受信電界
強度が大きいとき、周波数データF2 に基づきチュー
ナ回路3bに対する受信周波数変更制御を行い、局C2
 の受信状態とする(ステップ109)。次いで、C2
 に基づき表示部4dに対し局名表示制御を行い、F2
 に基づき周波数表示制御を行って、現在の受信局の局
名と周波数を表示させる(ステップ110)。
【0028】この結果、使用者は、音声で指定した民放
FMラジオ放送局の内、最も受信状態の良い希望局の放
送を聴取できる。
【0029】若し、受信局が希望の放送内容でないとき
、局を変更させるため、マイク2に向かって「次」と話
す。すると、前述と同様にして、特徴抽出部3aで入力
音声の特徴が抽出されたあと照合部3cで入力音声の内
容が決定されて「次」の音声内容データがコントローラ
3dに入力される。「次」の音声内容データを入力した
コントローラ2eは音声で局変更要求がなされたと判断
し、放送受信部4のコントローラ4cに局変更指令を出
力する。
【0030】局変更指令を入力したコントローラ4cは
、内部メモリの放送データ記憶領域に複数局が登録され
ているか判断し(ステップ111、112)、ここでは
YESなので、現在の受信局C2 とは異なる局C4 
の周波数データF4 に基づきチューナ回路4bに対す
る受信周波数変更制御を行い、局C4 の受信状態とす
る(ステップ113)。次いで、C4 に基づき表示部
4dに対し局名表示制御を行い、F4 に基づき周波数
表示制御を行って、現在の受信局の局名と周波数を表示
させる(ステップ110)。
【0031】この結果、使用者は、単に「次」と発声す
るだけで、先に音声で指定した民放FMラジオ放送局の
内、それまでの受信局とは異なる他の希望局の放送を聴
取できる。
【0032】なお、車両が領域R00に在る状態におい
て、音声で「NHK」、「FM」と入力したときは、C
D−ROM1aの領域R00の放送データには局C0 
とC1 の該当局があるので、放送受信部4は局C0 
とC1 の内、受信電界強度の強い方に同調する。また
、車両が領域R00に在る状態において、音声で「民放
」、「AM」と入力したときは、該当局はC5 しかな
いので、放送受信部4は局C5 に同調することになり
、この場合、音声で「次」と入力しても受信局は変わら
ない。また、車両が領域R00に在る状態において、音
声で「NHK」、「AM」と入力したときは、該当局が
ないので受信局は変わらないが、車両が例えば、領域R
01に入ったあとであれば、該当局C7 があるので、
受信局がC6 に変わる。
【0033】また、車両が領域R00に在る状態で使用
者が民放のTV音声放送を受信したいとき、音声で「民
放」、「テレビ」とマイク入力すれば、該当局C3 が
あるので、受信局が民放TV音声放送の内、局C3に変
わる。この際、コントローラ4cはステップ114にお
いて、M=2(TV)に基づきチューナ回路4bに対し
FM受信モードへの切り換え制御を行うとともに、周波
数データF3 に基づきチューナ回路4bに対する受信
周波数変更制御を行い、ステップ110の処理において
は表示部4dには局名だけの表示制御を行い、周波数表
示は消灯させる。
【0034】これと異なり、使用者が希望局の局名が判
っている場合、マイク2に向かってまず「局名」と話し
、一旦区切ったあと一定時間内に実際の局名を、例えば
「FM東京」と話す。すると、音声認識部3の特徴抽出
部3aはマイク入力された音声の特徴を抽出し、特徴デ
ータを照合部3cへ出力する。特徴データを入力した照
合部3cは音声辞書メモリ3bを参照して、音声入力さ
れた内容を決定し、の音声内容データ「局名」と「FM
東京」をコントローラ3dへ出力する。コントローラ3
dは「局名」と「・・・・」の音声データを続けて一定
時間内に入力すると、局指定がなされたと判断し、局指
定データとしてFM東京を示す局名文字データをナビゲ
ーションコントローラ1eと放送受信部4のコントロー
ラ4cへ出力する。
【0035】局名文字データを入力したナビゲーション
コントローラ1eは、まず、CD−ROM1aに記憶さ
れた放送データディレクトリを参照して、その時点での
現在位置に対応するマスターマップ10上の領域Rを決
定する。ここでは、領域R00と決定されるものとする
。 そして、ナビゲーションコントローラ1eはCD−RO
M1aに記憶された放送データを参照して、局名C$が
FM東京、領域RがR00となっている局があるか判断
し、ここでは局C2 が該当するので、周波数F=F2
 と放送形式M=1を放送データとして放送受信部4の
コントローラ4cへ出力する。
【0036】一方、FM東京の局名文字データを入力し
た放送受信部4のコントローラ4cは内部メモリにC$
=FM東京(=C2 )として登録し、放送データの入
力を待つ(ステップ115、116、117)。一定時
間内にナビゲーションコントローラ1eから放送データ
(F=F2 ,M=1)を入力すると、入力した放送デ
ータを内部メモリの局指定データ記憶領域に登録する(
ステップ118、図9(2)参照)。なお、若し、一定
時間内に放送データの入力がないときは、内部メモリの
局指定データをクリアする(ステップ119)。
【0037】放送データを登録し終えると、コントロー
ラ4cは、まず、M=1(FM)に基づきチューナ回路
3bに対しFM受信モードへの切り換え制御を行い、次
いで、周波数データF2 に基づきチューナ回路4bに
対し受信周波数変更制御を行い、チューナ回路4bを局
C2 に同調させる(ステップ120)。そして、C2
 に基づき表示部4dに対し局名表示制御を行い、F2
 に基づき周波数表示制御を行って、現在の受信局の局
名と周波数を表示させる(ステップ110)。この結果
、使用者は、音声入力で指定したFM東京の放送を聴取
できる。
【0038】この実施例によれば、放送局の種別と放送
形式の音声入力による希望局の局指定と、局名の音声入
力による局指定のいずれも行うことができ、前者の方法
で指定したとき、該当局が複数ある場合は、「次」と音
声入力することで、他の局に変更させることができる。
【0039】なお、局変更を指示するための音声は「次
」に限定されず、「ほか」など他の言葉としてもよい。 また、放送局の種別と放送形式の音声入力による希望局
の局指定がなされたとき、該当局が複数局在る場合は、
受信電界強度の最も大きい局に同調させるようにしたが
、一番周波数の低い局または高い局に同調させ、局変更
指令がなされたとき、次に周波数の低い局または高い局
に同調させるようにしてもよい。また、「AM」,「F
M」,「テレビ」の放送形式だけの音声入力で局指定を
行えるようにしたり、「NHK」,「民放」の放送種別
だけで行えるようにしてもよい。更に、TV音声放送と
一緒にTV映像放送も受信できるようにしてもよく、こ
のとき、CRTディスプレイを地図表示とTV映像表示
に兼用してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上本発明の1つによれば、複数に分割
した地理上の各領域に対応させて、該領域にサービスエ
リアの入る放送局の同調用情報及び局識別用情報を含む
放送データを記憶した放送データ記憶手段と、車両現在
位置を検出する現在位置検出手段と、音声を入力するマ
イクと、音声入力された内容を認識する音声認識手段と
、同調制御を受けて所定の放送局に同調して放送受信を
行う受信手段と、音声で放送局が指定されたとき、放送
データ記憶手段に記憶した放送データの中から、車両現
在位置が属する領域にサービスエリアが入る放送局の内
、音声で指定された局と局識別用情報が一致する放送局
の同調用情報を用いて受信手段に対する同調制御を行う
同調制御手段を設け、車両現在位置を検出するとともに
、マイクで音声入力された内容を認識し、音声で放送局
の指定がなされたとき、放送データ記憶手段に記憶され
た放送データの中から、車両現在位置が属する領域にサ
ービスエリアが入る放送局の内、音声で指定された局と
局識別情報が一致する放送局の同調用情報を用いて受信
手段に対する同調制御を行うように構成したから、車両
現在位置がどこにあっても、希望局を音声で指定するだ
けで、簡単に選局できる。
【0041】また本発明の他の1つによれば、前記同調
制御手段は、車両現在位置が属する領域にサービスエリ
アが入る放送局の内、音声で指定された放送局が複数存
在するとき、該複数の放送局の中の所定の1つの放送局
に同調させ、音声で局変更要求がされたとき、該複数の
放送局の中の他の1つの放送局に同調させるように構成
したから、音声で局変更要求するだけで、簡単に希望局
の変更を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載用放送受信システ
ムの全体構成図である。
【図2】CD−ROMに記憶された地図情報の構成を示
す説明図である。
【図3】マスターマップの領域分割を説明する説明図で
ある。
【図4】CD−ROMに記憶された放送データディレク
トリと放送データの説明図である。
【図5】図4の放送データの内、局名の説明図である。
【図6】図4の放送データの内、放送形式の説明図であ
る。
【図7】図4の放送データの内、放送種別の説明図であ
る。
【図8】図1の放送受信部のコントローラの受信制御処
理を説明する流れ図である。
【図9】図1の放送受信部のコントローラの内部メモリ
に格納されるデータの説明図である。
【符号の説明】
1a  CD−ROM 1b  現在位置検出部 1e  ナビゲーションコントローラ 2  マイク 3  音声認識部 4  放送受信部 4a  アンテナ 4b  チューナ回路 4c  コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数に分割した地理上の各領域に対応
    させて、該領域にサービスエリアの入る放送局の同調用
    情報及び局識別用情報を含む放送データを記憶した放送
    データ記憶手段と、車両現在位置を検出する現在位置検
    出手段と、音声を入力するマイクと、音声入力された内
    容を認識する音声認識手段と、同調制御を受けて所定の
    放送局に同調して放送受信を行う受信手段と、音声で放
    送局が指定されたとき、放送データ記憶手段に記憶した
    放送データの中から、車両現在位置が属する領域にサー
    ビスエリアが入る放送局の内、音声で指定された局と局
    識別用情報が一致する放送局の同調用情報を用いて受信
    手段に対する同調制御を行う同調制御手段と、を設けた
    ことを特徴とする車載用放送受信装置。
  2. 【請求項2】  前記同調制御手段は、車両現在位置が
    属する領域にサービスエリアが入る放送局の内、音声で
    指定された放送局が複数存在するとき、該複数の放送局
    の中の所定の1つの放送局に同調させ、音声で局変更要
    求がされたとき、該複数の放送局の中の他の1つの放送
    局に同調させるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の車載用放送受信装置。
JP3047354A 1991-02-21 1991-02-21 車載用放送受信装置 Expired - Fee Related JP3040833B2 (ja)

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