JPH04266542A - 車載用多重伝送装置 - Google Patents

車載用多重伝送装置

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Publication number
JPH04266542A
JPH04266542A JP3050609A JP5060991A JPH04266542A JP H04266542 A JPH04266542 A JP H04266542A JP 3050609 A JP3050609 A JP 3050609A JP 5060991 A JP5060991 A JP 5060991A JP H04266542 A JPH04266542 A JP H04266542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal processing
processing means
ignition switch
controllers
multiplex transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP3050609A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Furuichi
古市 健二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP3050609A priority Critical patent/JPH04266542A/ja
Publication of JPH04266542A publication Critical patent/JPH04266542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車内に分散配置さ
れた複数のコントローラ間でメッセージを多重伝送する
ことにより、各コントローラに接続された負荷の駆動制
御を行う車載用多重伝送装置に関し、特にイグニッショ
ンスイッチオフ時の低消費電力化を図れるようにした車
載用多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車用の電装部品間の接続
配線の簡素化を図るものとして、多重伝送方式が知られ
ている。この多重伝送装置は、図4に示すように、CP
U(中央処理装置)等の主制御部を内蔵した複数のコン
トローラ31を車内に分散的に配置すると共に、各コン
トローラ31に各種ランプ及びモータ等の負荷からなる
出力補機32と、これらの出力補機32の駆動指令信号
を発生するためのスイッチ及びセンサ等の負荷駆動指令
手段からなる入力補機33とを接続し、各コントローラ
31間を伝送路34で結合して構成されている。この装
置では、入力補機33が接続されたコントローラ31と
、その入力補機33によって駆動される出力補機32が
接続されたコントローラ31との間で伝送路34を介し
たメッセージの伝送を行うことにより、出力補機32を
制御する。また、この装置では、伝送路34上で複数の
メッセージを多重伝送することにより、コントローラ3
1間のワイヤハーネスの簡素化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、テ
ールランプ、ハザード点滅用ランプ、ルームランプ及び
ドアロック機構等は、イグニッションスイッチがオフ状
態であっても、所定のスイッチ操作によって直ちに動作
状態にならなければならない負荷である。従って、これ
らの負荷を駆動するため、イグニッションスイッチがオ
フ状態でも、各コントローラのCPUを常に動作させて
おくことが考えられるが、CPUを含めたコントローラ
の動作にたとえば200mA程度の電流を必要とすると
、コントローラの数を10個とし、バッテリの容量を4
0Ahとしたとき、このような常時通電方式では、40
/(0.2×10)=20(h)でバッテリは空になっ
てしまう。このため、駐車時にいわゆるバッテリ上がり
が発生するという問題点がある。
【0004】そこで、コントローラの中で最も電力を消
費するCPUを、イグニッションオフ時にスタンバイモ
ードにし、特定の負荷を駆動する場合には、その負荷の
駆動スイッチでCPUにトリガをかけてスタンバイモー
ドを解除することにより消費電力を低減させる方法が考
えられる。しかし、多重伝送装置では、負荷の駆動スイ
ッチの出力信号を入力するコントローラと、そのスイッ
チで動作する出力補機を制御するコントローラとが別の
ユニットであることが多いため、駆動スイッチ側のCP
Uだけにトリガをかけても、出力補機側のCPUにトリ
ガをかけることが難しいという問題点がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、イグニッションスイッチオフ時の消費電力
を大幅に低減させることが可能な車載用多重伝送装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載用多重
伝送装置は、車内に分散配置された複数のコントローラ
と、これらのコントローラに接続された負荷及び負荷の
駆動指令信号を発生する手段からなる補機と、前記コン
トローラ間を結合する伝送路とを有し、前記コントロー
ラ間で前記伝送路を介したメッセージの多重伝送を行う
ことにより前記コントローラを介して前記負荷の駆動制
御を行う車載用多重伝送装置において、少なくとも1つ
の前記コントローラは、イグニッションスイッチがオン
状態のときのみ電源電圧を供給され接続された全ての補
機を制御する第1の信号処理手段と、前記接続された全
ての補機のうちイグニッションスイッチがオフ状態のと
きに作動すべき必要最小限度の補機を制御し前記第1の
信号処理手段よりも消費電力が少ない第2の信号処理手
段と、前記イグニッションスイッチがオン状態のときに
前記第1の信号処理手段と前記伝送路とを接続し前記イ
グニッションスイッチがオフ状態のときに前記第2の信
号処理手段と前記伝送路とを接続する切り替え手段とを
具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、少なくとも1つのコントロー
ラは、イグニッションスイッチがオン状態のときには、
第1の信号処理手段が伝送路を介してのメッセージ通信
を行い、イグニッションスイッチがオフ状態のときには
、第2の信号処理手段が伝送路を介してのメッセージ通
信を行う。第2の信号処理手段は第1の信号処理手段よ
りも消費電力が少なく、しかも限られた最小限度の補機
しか制御しないので、イグニッションスイッチオフ時に
消費される電力は従来の比べて大幅に削減されることに
なる。
【0008】なお、前記第1の信号処理手段として、例
えばCPUを含んだ回路を使用すれば、それに接続され
た全ての補機に対する複雑な処理を行うことが可能であ
り、また、前記第2の信号処理手段として、例えばCP
Uを含まない回路を使用すれば、一定の限られた処理し
か行うことができないものの、限られた補機を制御する
には定形的なシーケンスで十分であり、しかも消費電力
が大きいCPUおよびその周辺回路を含まないため、消
費電力を大幅に削減することができる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図2は本発明の実施例に係る多重伝
送装置の全体構成を示すブロック図である。即ち、自動
車の内部には、複数のコントローラ1a,1b,1c,
1d,1eが分散的に配置されている。これらのコント
ローラ1a〜1eは、バッテリ2から+12Vの電源電
圧を直接供給する第1の電源線3と、バッテリ2からイ
グニッションスイッチ4を介して+12Vの電源電圧を
供給する第2の電源線5と、伝送線路6,7とを介して
相互に接続されている。各コントローラ1a〜1eには
、負荷の駆動指令信号を出力するための各種操作スイッ
チ、センサ等の入力補機10と、これによって駆動され
される負荷としてのランプ、モータ等の出力補機11と
が接続されている。また、特定のコントローラ1aには
、自動車を起動するためのイグニッションスイッチ4が
接続されている。
【0010】図1は、コントローラ1bの詳細構成を示
すブロック図である。コントローラ1bには、入力補機
10としてドアスイッチ13及びウィンカースイッチ1
4が、また出力補機11としてワイパモータ15、ハザ
ードランプ16及びパネルランプ17が夫々接続されて
いる。これらの補機10,11は、入出力インタフェー
ス21を介してCPU22及び通信用LSI23と接続
されている。また、このコントローラ1bには、通信用
LSI23とは別に通信用LSI24が設けられている
【0011】通信用LSI23と通信用LSI24の大
きな違いは、通信用LSI23が、上記補機10,11
のうち、イグニッションスイッチ4がオフ状態のときに
作動すべき補機、例えばドアスイッチ13及びハザード
ランプ16のみに対してデータの送受信を行うための回
路であるのに対し、通信用LSI24がイグニッション
スイッチ4がオン状態のときに作動する全ての補機10
,11に対してデータの送受信を行う点である。従って
、通信用LSI23は、必要最小限度の補機10,11
を駆動すれば良いために複雑な制御は行わず、単にシリ
アル−パラレル変換等の単純なシーケンスで単体動作す
る。一方、通信用LSI24は、メッセージの生成、通
信履歴情報の解析等、複雑な制御のもとで駆動されるた
め、CPU22のソフトウェアにより制御されるものと
なっている。
【0012】このコントローラ1bには、2つの電源回
路25,26が設けられている。電源回路25は、イグ
ニッションスイッチ4を介してバッテリ2から供給され
る直流+12Vの電源電圧を入力し、例えば+5Vの電
源電圧を入出力インタフェース21、CPU22及び通
信用LSI24に供給する。また、電源回路26は、バ
ッテリ2から直接供給される直流+12Vの電源電圧を
入力し例えば+5Vの電源電圧を入出力インタフェース
21及び通信用LSI23に供給する。
【0013】ここで、入出力インタフェース21、CP
U22、通信用LSI24及び電源回路25は、第1の
信号処理手段を構成する。また、入力インタフェース2
1、通信用LSI23及び電源回路26は、第2の信号
処理手段を構成する。第2の信号処理手段は、前述した
ように、限られた補機10,11に対してのみアクセス
するものであり、しかもCPUを含まない単純動作系統
であるため、その消費電力は、第1の信号処理手段より
もはるかに少ない。このため、電源回路26に要求され
る出力容量も、電源回路25のそれに比べて大幅に小さ
くなるように設定されている。
【0014】通信用LSI23は、常閉接点27a,2
7bを介して伝送路6,7に接続されている。また、通
信用LSI24は、常開接点28a,28bを介して伝
送路6,7に接続されている。これらの接点27a,2
7b,28a,28bは、イグニッションスイッチ4と
連動するリレー29によって開閉制御されるものとなっ
ている。
【0015】次のこのように構成された本実施例に係る
多重伝送装置の動作について説明する。イグニッション
スイッチ4がオン状態であると、リレー29に電流が流
れ、常開接点28a,28bが“閉”、常閉接点27a
,27bが“開”になるので、伝送路6,7は、通信用
LSI24の入出力端に接続される。また、このとき、
入出力インタフェース21、CPU22及び通信用LS
I24は、電源回路25より電源供給を受けて作動状態
となっている。このため、通信用LSI24は、CPU
22による制御のもとで、通常のコントローラ間でのメ
ッセージの多重通信を行って、接続された出力補機11
を制御する。
【0016】一方、イグニッションスイッチ4がオフ状
態であると、リレー29には電流が流れないため、常閉
接点27a,27bが“閉”、常開接点28a,28b
が“開”となり、伝送路6,7は通信用LSI23の入
出力端に接続される。また、このとき、通信用LSI2
3及び入出力インタフェース21は、電源回路26より
電源供給を受けて作動状態になっているので、通信用L
SI23からは、例えば図3に示すように、ダミー信号
、同期信号(SYN)、アドレス及びデータによって1
フレームが構成されるメッセージを内部クロックに従っ
て所定の周期で送出すると共に、同様のメッセージを他
のコントローラからも受信する。このような定形的なシ
ーケンスの過程で、例えばドアスイッチ13がオン状態
になると、その情報をメッセージに乗せて、図示しない
ドアランプ及びルームランプが接続された他のコントロ
ーラに送出する。また、他のコントローラからハザード
スイッチがオン状態になったことを示す情報が伝送され
てきた場合には、入出力インタフェース21を介してハ
ザードランプ16を駆動する。
【0017】このように、この実施例の多重伝送装置に
よれば、イグニッションスイッチ4がオフ状態のときに
は、CPU22が駆動されず、更に動作させる可能性が
ある補機も限定されるため、コントローラ1b内で駆動
される素子は、通信用LSI23と僅かな入出力回路と
これらを駆動する電源回路26だけとなる。このため、
コントローラ1bの消費電力を、イグニッションオン時
に比べ大幅に削減することができる。
【0018】なお、例えば、リアデフォガ及びバックラ
ンプを駆動するコントローラのように、コントローラに
よっては、イグニッションスイッチがオフ状態のときに
作動すべき補機を全く持たないものもあり得る。このよ
うなコントローラに対しては、上記の通信用LSI23
及び電源回路26を削除することにより、更に消費電力
を削減することができる。また、例えば通信用LSI2
3として直流+12Vで動作可能なものを使用すれば、
電源回路26も不要になり、更に消費電力を削減するこ
とができる。また、上述した実施例では、第1及び第2
の信号処理手段の切替えに、リレースイッチを使用した
が、トランジスタ等を使用しても良いことはいうまでも
ない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
グニッションスイッチがオン状態のときには、第1の信
号処理手段が伝送路を介してメッセージ通信を行い、イ
グニッションスイッチがオフ状態のときには、第1の信
号処理手段よりも低消費電力で限られた動作しか行わな
い第2の信号処理手段が前記伝送路を介してメッセージ
通信を行うことにより、制限された電力でイグニッショ
ンオフ時の動作を行うようにしたので、イグニッション
オフ時の消費電力を大幅に削減することができ、バッテ
リ上がり等の問題が発生しない車載用多重伝送装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係る多重伝送装置におけ
るコントローラの構成を示すブロック図である。
【図2】  同多重伝送装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図3】  同多重伝送装置におけるイグニッションス
イッチオフ時のメッセージを示す模式図である。
【図4】  従来の多重伝送装置を説明するための摸式
図である。
【符号の説明】
1a〜1e,31…コントローラ、2…バッテリ、3…
第1の電源線、4…イグニッションスイッチ、5…第2
の電源線、6,7,34…伝送路、10,33…入力補
機、11,32…出力補機、27a,27b…常閉接点
、28a,28b…常開接点、29…リレー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車内に分散配置された複数のコントロ
    ーラと、これらのコントローラに接続された負荷及び負
    荷の駆動指令信号を発生する手段からなる補機と、前記
    コントローラ間を結合する伝送路とを有し、前記コント
    ローラ間で前記伝送路を介したメッセージの多重伝送を
    行うことにより前記コントローラを介して前記負荷の駆
    動制御を行う車載用多重伝送装置において、少なくとも
    1つの前記コントローラは、イグニッションスイッチが
    オン状態のときのみ電源電圧を供給され接続された全て
    の補機を制御する第1の信号処理手段と、前記接続され
    た全ての補機のうちイグニッションスイッチがオフ状態
    のときに作動すべき必要最小限度の補機を制御し前記第
    1の信号処理手段よりも消費電力が少ない第2の信号処
    理手段と、前記イグニッションスイッチがオン状態のと
    きに前記第1の信号処理手段と前記伝送路とを接続し前
    記イグニッションスイッチがオフ状態のときに前記第2
    の信号処理手段と前記伝送路とを接続する切り替え手段
    とを具備したことを特徴とする車載用多重伝送装置。
  2. 【請求項2】  前記第1の信号処理手段はCPUを含
    み、前記第2の信号処理手段はCPUを含まないもので
    あることを特徴とする請求項1記載の車載用多重伝送装
    置。
JP3050609A 1991-02-22 1991-02-22 車載用多重伝送装置 Pending JPH04266542A (ja)

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JP3050609A JPH04266542A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 車載用多重伝送装置

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JP3050609A JPH04266542A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 車載用多重伝送装置

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JPH04266542A true JPH04266542A (ja) 1992-09-22

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JP3050609A Pending JPH04266542A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 車載用多重伝送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970055029A (ko) * 1995-12-29 1997-07-31 김주용 자동차용 밧데리의 전류감지장치

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