JPH0426653A - 3―ペンテン酸エステルの製造方法 - Google Patents

3―ペンテン酸エステルの製造方法

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JPH0426653A
JPH0426653A JP2130521A JP13052190A JPH0426653A JP H0426653 A JPH0426653 A JP H0426653A JP 2130521 A JP2130521 A JP 2130521A JP 13052190 A JP13052190 A JP 13052190A JP H0426653 A JPH0426653 A JP H0426653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
butadiene
dimethylpyridine
reaction
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2130521A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsuda
松田 昭男
Takashi Masuda
隆志 増田
Kazuhisa Murata
和久 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP2130521A priority Critical patent/JPH0426653A/ja
Publication of JPH0426653A publication Critical patent/JPH0426653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、コバ用1−カルボニルを触媒としてブタジェ
ンと一酸化炭素およびアルコールから3−ペンテン酸エ
ステルを工業的に有利に製造する方法に関するものであ
る。
ここにアルコールとしては、メタノール、エタノール、
プロパツール、ブタノール等のアルコールを用いること
ができるが、工業的にはメタノールが最も重要である。
〔従来技術〕
コバルトカルボニルを触媒としてブタジェンと−M化炭
素およびアルコールからペンテン酸エステルを得る方法
に関しては特許第739904号および特許第7967
95号により公知である。
〔目的〕
本発明者らは、これらの方法に基づき、3−ペンテン酸
エステルの製造方法を鋭意検討した結果、ピリジンある
いはイソキノリンの代わりに3,5ジメチルピリジンを
用い、アセトンの存在下に反応を行わせることにより、
従来よりも著しく好成績で3−ペンテン酸エステルが製
造されることを見出し、本発明をなすに至った。
〔構成〕
すなわち本発明は特許第796795号の改良に関する
ものであり、ブタジェンと一酸化炭素およびアルコール
からコバルトカルボニルを触媒として3−ペンテン酸エ
ステルを製造するにあたり、3.5−ジメチルピリジン
およびアセトンの存在下に反応を行わせることを特徴と
する3−ペンテン酸エステルの製造方法である。
〔効果〕
本発明の方法における反応温度は100〜130′C1
好ましくは115〜125℃である。反応圧力は200
〜300気圧が好ましく、300気圧以上の高圧力を必
要としないので工業的に有利である。また本発明で用い
る3、5−ジメチルピリジンは触媒のジコバルトオクタ
カルボニルと炭化水素不溶性の錯体を形成するので、生
成液にN−ヘキサンを加えて振どうすることにより触媒
の大部分はコバルトカルボニル−3,5−ジメチルピリ
ジン錯体となって生成物を含むN−ヘキサン層から分離
し、下層液として沈殿する。従って触媒のリサイクルが
極めて容易であり、触媒を分離、回収するための蒸留等
の操作を必要としない利点を有する。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1− でゴ1 一内容積約300ccのかきませ器付ステンレス鋼製オ
ートクレーブにブタジェン0.38mol、メタノール
0.5mol、3,5−ジメチルピリジン0.18mo
l、および触媒ジコバルトオクタカルボニル0.013
molおよびアセトン0゜17mo lを入れ、−酸化
炭素の300atm下、130℃で3,5時間反応させ
た。この時点でガスの吸収は終了した。その結果ブタジ
ェンの反応率は99%、反応したブタジェンからの3−
ペンテン酸メチルの収率は84%であった。したがって
反応1時間当り、コバル1〜3.. m o ]当りに
生成した3−ペンテン酸メチルのモル数は3.5m。
1であった。
比較例1 アセ1−ンを用いなかった外は実施例1と全く同様にし
て反応させた。ただしガスの吸収が終了するまでに6時
間を要した。6時間反応を行わせた結果、ブタジェンの
反応率は98%、反応したブタジェンからの3−ペンテ
ン酸メチルの収率は78%であった。したがって反応1
時間当り、コバ’9F’、i m o 1当、J、、生
成、た、−6ツケツ酸ユアルのモル数は1.9molで
あった。
このようにアセ1−ンを用いることにより、3ペンテン
酸メチルの生成速度は約2倍に増加し、3−ペンテン酸
メチルの収率も78%から84%に増加した。
実施例2 実施例]で得られた反応液にN−ヘキサン100gを加
えて振どうすると、反応液中の3−ペンテン酸メチルは
92%N−ヘキサン層に移行し、触媒コバル1への96
%は3,5−ジメチルピリジン錯体となって下層に移行
した。
次に一ド層の錯体をそのままリサイクル使用することに
よる反応を行った。すなわち3−ペンテン酸メチル0.
025mol、3,5−ジメチルピリジン0.08mo
l、コバルt−0,025m。
1を含む下層液にジコバルトオクタカルボニル0゜5m
mol(コバル1〜として1mmol)、:3゜5−ジ
メチルピリジン0.1mol、メタノール0.1mo1
.、およびアセI−ン0.17mol、300atm下
、120℃で5時間反応させた。
その結果ブタジェンの反応率は99%、反応したブタジ
ェンからの3−ペンテン酸メチルの収率は87%であっ
た。反応1−時間当り、コバ用1−1m01当りに生成
した3−ペンテン酸メチルのモル数は2.6rnolで
あった。
以下同様にして触媒のリサイクルを繰返すことにより1
20℃、300a tm下で行った反応の結果を表1に
まとめて示す。
表1 リサイクル回数    1回  2回  3回3−ペン
テン醋メチル叡$(%)         87   
  87     8741速度(mol/mo]、C
oXh)      2.6     2.3    
 2.6実施例3 実施例1で記載したと同様なオートクレーブにブタジェ
ン0.23mol、エタノール0.4m01.3,5−
ジメチルピリジン0.14mol、および触媒ジコバル
トオクタカルボニル0.006mo lおよびアセトン
0.25molを入れ、i化炭素の200atm下、1
20℃で7時間反応させた。その結果ブタジェンの反応
率は97%、反応したブタジェンからの3−ペンテン酸
エチルの収率は90%であった。3−ペンテン酸エチル
生成速度は2.4mo 1./mo ]、CoXhであ
った。
比較例2 アセ1−ンを用いなかった外は実施例3と全く同様にし
て反応させた。ただしガスの吸収が終了するまでに9.
5時間を要した。9.5時間反応を行わせた結果、ブタ
ジェンの反応率は97%、反応したブタジェンからの3
−ペンテン酸エチルの収率は79%であった。3−ペン
テン酸エチル生成速度は1.6mo l/mo 1.C
oXhであった。
このようにアセトンを用いることにより、120℃、2
00atmにおける3−ペンテン酸エチルの生成速度は
約1.5倍に増加し、3−ペンテン酸エチルの収率も7
9%から90%に増加する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブタジエンと一酸化炭素およびアルコールからコ
    バルトカルボニルを触媒として3−ペンテン酸エステル
    を製造するにあたり、3,5−ジメチルピリジンおよび
    アセトンの存在下に反応を行わせることを特徴とする3
    −ペンテン酸エステルの製造方法。
JP2130521A 1990-05-21 1990-05-21 3―ペンテン酸エステルの製造方法 Pending JPH0426653A (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4872112A (ja) * 1971-12-28 1973-09-29
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JPH02104558A (ja) * 1988-07-26 1990-04-17 Basf Ag ペンテン酸アルキルエステルの製法

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