JPH04266443A - ポケットコイルばねの製造方法およびその装置 - Google Patents

ポケットコイルばねの製造方法およびその装置

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JPH04266443A
JPH04266443A JP3321598A JP32159891A JPH04266443A JP H04266443 A JPH04266443 A JP H04266443A JP 3321598 A JP3321598 A JP 3321598A JP 32159891 A JP32159891 A JP 32159891A JP H04266443 A JPH04266443 A JP H04266443A
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全般的にはばね組立て技
術に関し、更に特殊にはマットレスおよびクッション用
の一連の連結された個々にポケット封入されたコイルば
ねに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるマーシャル構造(Marsha
ll  construction)においては、各コ
イルばねはそれ自体の繊維製品製のサックの中に入れら
れるが、これは布片に沿って離隔している横線に沿って
相互間が間隔を持って接続された2重の繊維製品片の間
で作られたポケットの形に作られているものである。2
重の布片は通常その長手方向中心線に沿ってそれ自体の
上に繊維製品片を折り重ねて形成して、ばねを挿入後接
続横線の間で作られるポケットを閉止するために相互に
接続されるべき布片の未接合対向端に沿って重ね合せた
ままに布片を残している。
【0003】繊維製品布片の対向する重合せの間にコイ
ルばねを挿入の上圧縮し、その後ポケットを形成のため
に重ね合せ布片を縦および横方向に固定する従来公知の
方法と装置によれば、繊維製品の重ね合せ片は糸による
縫い取りによって固定される。連続的に接続された個々
にポケット封入されたばねを作るために必要とされる縫
い取りを行う為のミシンに対する機械的な要求は過酷で
あり、繊維製品布片に関連して、特にポケットを形成す
る為の横方向縫い取りを行うためのミシンの運転の為に
要求される機構は必然的に複雑となる。この種の機械の
生産性は糸の切断の問題を含むミシンの限界の為に通常
制限される。その為に、繊維製品の布片相互を超音波溶
接する方法が開発され、米国特許第4、234、983
号および第4、439、977号で開示されているが、
これらの2明細書は参照文献に収録されている。
【0004】米国特許第4、439、977号明細書に
見られるように、各種のニューマテイックシリンダが各
種の操作、例えば超音波ヘッドの駆動および圧縮したコ
イルの挿入などを行うために使用されている。更に、全
体を24で示す織物折り曲げ機を使用する折り曲げ組立
体が図示されている。所定の長さのポケット封入コイル
連は、ここではポケット封入コイルストリングと称する
が、これは米国特許第4、234、983号に示すよう
に作られている。この様なポケット封入コイルストリン
グは、ここで参照文献に取り込まれている米国特許第4
、578、834号に示す様な内部ばね構造を提供する
ために接着剤によって固定することもできる。
【0005】米国特許第4、234、983号を参照す
ると、アタッチメントの横線10はその中に入れるコイ
ルばね用のポケットを提供するためにアタッチメントの
縦線18と組合わされている。折り曲げ繊維製品片の自
由端部24は同一線上にあることが好ましいことに注意
すべきである。また、18の縦線接続と繊維製品片の端
部24との間には、接続線18に十分な強度を持たせ、
そこでの分離が生じないようにするために若干の距離を
有するべきことにも注意すべきである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法、装置およ
び形状は、若干の長所を有するものの、尚、欠点も存在
する。例えば、ポケット封入コイルストリングの製造方
法と装置には繊維製品片の損失を防止するために織物の
自由端部を正確に整列させる必要性が存在する。更に、
折曲げ繊維製品が溶接ヘッド、特に縦方向溶接ヘッドの
下を通過するときに、縦方向溶接線が織物の自由端部か
ら受入れ可能な距離に正確に位置させるようにするため
に折曲げた繊維製品を正確に位置させる必要がある。溶
接が自由端部から離れ過ぎると、繊維製品は浪費される
。縦方向溶接が繊維製品の自由端部に近接しすぎると、
溶接線は弱くなり分離の恐れがある。
【0007】更に、供給ロールから更に折曲げ工程を介
しての織物の更に「丁寧な」供給の必要性が生じた。従
来技術の装置においては、織物は各サイクルごとに1ポ
ケット幅距離「インデックス」されているが、このイン
デックシングに関しては単一ステップでなされてその次
に停止段階がくる。高速および/または大型ポケット幅
の場合、この供給技術は溶接場所の下流にある織物に過
剰な応力を引き起こすこととなり、その為受入れ難い折
り曲り、トラッキング(tracking)または供給
が生じる。その為に改良型供給システムの必要性が存在
する。
【0008】更に付け加えると、ポケット封入コイルス
トリングの製造のために装置の各要素を駆動および/ま
たは操作するのに使用するニューマテイックシリンダを
出来得る限り減少する必要性が存在する。特に寒冷な地
域においてニューマテイック空気シリンダは長いウオー
ムアップ期間を必要とする傾向があることが判明してい
る。更に、この種の空気シリンダは、機械がウオームア
ップ期間動作させねばならぬ場合、相当量の調節を要す
る傾向がある。最後に、ニューマテイックシリンダの実
際上の特性からして、これらはその寿命時間中を通して
繰り返して調節されるべきであることが判明している。 最後に、空気シリンダは特別な装置の最大動作速度を限
定する傾向がある。これらの欠点に鑑みて、直接駆動形
状の速力と保守の両者の長所を獲得するために出来るだ
けニューマテイックに制御される工程を排除する必要性
が生じてきた。これらのおよびその他の必要性は、特に
、以下の説明に示されるその要素のあるものに対して、
装置10の改良を促していた。
【0009】
【発明の開示】本発明は、繊維製品の取扱いに関して改
良を為すと共にニュウマテイックな駆動機構に対向して
直接駆動機構を可能とする改良を行うことによって従来
技術に改良を加えるものである。本発明は折曲げ板の下
に折曲げフィンガを有する折曲げ板によって繊維製品の
折曲げの改良がなされている。本発明は同様に、繊維製
品の自由端部の正確な整合に資する為におよび溶接場所
への折曲げ繊維製品の整列の改良に資するために独特な
調節特徴を提供している。ダンサーローラー(danc
er  roller)が設けられて、ばねを折曲げ繊
維製品中に挿入し次に繊維製品を溶接する為に必要な下
流の引っ張りおよび停止工程があるにも拘らず、折曲げ
場所を通過する繊維製品の「スムーズ」な供給を行う。 間欠運動歯車箱も同様に設けられており、挿入前のばね
を圧縮する為の直接駆動機構を有している。従って、一
連のポケット封入コイルストリングを作るための改良形
の方法と装置とを提供することが本発明の目的である。
【0010】本発明の別の目的は改良形繊維製品トラッ
キング形状を有する一連のコイルストリングを作るため
の方法と装置とを提供するにある。また本発明の更に別
の目的は改良形折曲げ工程を有する一連のコイルストリ
ング製造用の改良された方法と装置とを提供するにある
。改良型繊維製品供給工程を有する一連のコイルストリ
ング製造用の改良された方法と装置とを提供することが
本発明の別の目的である。従来技術において使用されて
いたニューマテイックシリンダの必要性を除去した一連
のコイルストリング製造用の改良された方法と装置とを
提供することが本発明の更に別の目的である。本発明の
その他の特徴および長所は、添付図面と共に以下の本発
明の実施例の詳細な説明によって明瞭となろう。
【0011】
【実施例】全体的な形状および動作 同様な符号が類似した部品を図示している図面を全般的
に眺めると、図1は本発明による装置10を全般的に示
している。一般的な用語で述べると、本装置は長形の材
料シート12(例えばフィリップスファイバーコーポレ
ーション発売の商品名「ドウオン」(Duon)で周知
のようなもの)を受け入れ、これを長手方向中心線に沿
って半分に折曲げ、次に溶接線によって作られた対応ポ
ケットにコイルばね15を挿入して、上述した米国特許
第4、439、977号の図3に示すようなポケット封
入コイルストリング16を得るものである。
【0012】装置10は類似の材料のロール18から繊
維製品材料12の長形シートを受け取る。繊維製品はロ
ール18から引出されてスプライシングテーブル20を
通過して次に端部ガイド構体22の下を通過して折曲げ
板24を通過する。折曲げ板の下流では、繊維製品12
は折曲げ板から引き下ろされて一対の折曲げフィンガー
72、73を有する(図6参照)折曲げフィンガー構体
70の中を通過するが、これらはその間の繊維製品を繊
維製品の長手方向に走る1本の折曲げ線と、好ましくは
整合状態にあるその自由端とを有するように事実上半分
に折曲げるように挟み込んでいる。折曲げられた繊維製
品12は次に固定ローラー90、92を通過し、次にダ
ンサーローラー94の下部と固定ローラー95の上部と
を通過して、最後にばね挿入および溶接場所に入る。
【0013】一度折曲げ繊維製品がばね挿入場所に到着
すると、コイルばねは繊維製品の2枚の折曲げの間に挿
入され、次に繊維製品中に溶接場所で縦および横方向溶
接が米国特許第4、439、977号に説明されたよう
にして米国特許第4、234、987に示すような最終
的にはポケット封入コイルストリング16が作られるよ
うに行われる。
【0014】形状および動作に関する更に詳細な説明こ
の説明のために、各種の要素とその動作の説明を容易に
するために若干の方向に関する用語を使用する。例えば
、機械の「前側」とは、装置の制御を操作している操作
者が対面する側面である。機械の右側とは操作者がその
右手側と考える側面である。更に、相互に直角を成す方
向「X」、「Y」、「Z」が定められ、これを図1に示
すが、これらはここで説明する各種要素の運動の特別な
方向および向きの理解に資する為のものである。 「X」方向は、操作者の肩が機械の前面に「直角」で、
制御装置を操作している時に操作者が対面する方向であ
る。「X」方向は事実上水平である。「Y」方向も同様
にほぼ水平で「X」方向に直角である。「Z」方向はほ
ぼ垂直で、前述したように「X」および「Y」の両方向
にほぼ直角である。
【0015】図1を参照すると、繊維製品シート12は
その性質上細長く、相当な厚さと事実上一定な幅とを有
し、ロール18から引き出された後は事実上平坦である
。ロール18は調節可能スピンドル19の上に位置する
が、これは事実上「Y」方向に平行な軸に沿って伸びる
ほぼ水平な長手軸を有する。スピンドル19は「Y」方
向に事実上平行な軸の中に横たわる軸に沿ってそれ自体
回転する。繊維製品12はスプライシングテーブル20
の上面に沿って「X」方向に事実上平行な軸に沿って移
動する。ロール18は横方向に(「Y」方向にほぼ平行
な軸に沿って)調節可能であり、これによってロールか
ら装置へ横向きの要領で供給される繊維製品の「X」方
向の通路を横方向に調節することが可能なようになって
いるものと理解されたい。
【0016】スプライシングテーブル20はほぼ平面状
の上面を有すると共に繊維製品のある長さのものに別の
繊維製品ロールからの繊維製品を継ぎ合わせることが可
能になっていることは当業者の周知のところである。ス
プライシングテーブル20は装置10のフレームに対し
て、スプライシングテーブル20が所定の位置から出入
りしてスプライシングテーブルの下にある部品類に容易
にアクセス可能であるように枢動可能に取り付けられて
いる。しかし、装置10の通常の動作中はスプライシン
グテーブルは定位置にあってその上面(繊維製品側)は
事実上水平となっている。
【0017】繊維製品12が上を通り越してスプライシ
ングテーブル20に沿ってスライドした後に、繊維製品
12は次にスプライシングテーブルを出て折曲げ板24
の上をこれに沿ってスライドする。折曲げ板24は事実
上矩形の本体部分23と矩形本体部分の下流に位置し、
点29で出会うテーパー角度Tでテーパーしているテー
パー辺27、28で部分的に画定されている尖り部分2
6(図5も参照)とを有する事実上水平で平面状の上面
25を有する(図3も参照)。折曲げ板24の上面25
は事実上水平でスプライシングテーブル20とほぼ同一
の面上にあって、スプライシングテーブル20上をスラ
イドする繊維製品は事実上水平運動なしで折曲げ板の上
にスライドするようになっている。
【0018】エッジガイド構造体 折曲げ板24の上には繊維製品端部ガイド構体22が存
在する(図2および図3参照)。繊維製品端部ガイド構
体22は折曲げ板24に沿ってフロートしないが、その
代わりに繊維製品の通路の両側に位置しフレームに強固
に固着されている一対の上方に伸びるフランジ36に取
り付けられているシャフト35を中心として枢動自在に
取り付けられている。シャフト35はフランジ36の中
の軸受中に回転自在に、シャフト35が調節ノブ40の
手動回転によってその長手軸を中心として回転はするが
、その長手軸に沿ってはフランジに対しては動かないよ
うに取り付けられている。シャフト35の一部にはねじ
付き部分37がある。
【0019】一対の枢動バー38、39がシャフト35
から前方に伸びている。「左側」の枢動バー38はスム
ーズな軸受を有し、これが左側のバーをシャフト35の
長手方向に沿ってスムーズにスライドすると共にシャフ
トを中心として回転することを可能としている。「右側
」の枢動バー39はシャフト35の捩子部分37とねじ
係合している。従って、「右側」の枢動バー39はねじ
係合のため、部分的にねじが設けられているシャフト3
5の長手方向に自由にスライドすることは出来ない。 しかし、右側の枢動バー39は部分的にねじの設けられ
たシャフト35を中心として回転することは可能であり
、これがシャフトの回りを回転すると、ねじ係合の為に
シャフトの長手方向に沿って同様に移動することが了解
されよう。ノブ40を使用してシャフト35を手動回転
することによって、部分的にねじの設けられたシャフト
35と右側枢動バー39との間のねじ係合によって、全
繊維製品端部ガイド構体22の左右調節が可能である(
Y方向にほぼ平行な道に沿って)が、これは折曲げ工程
に入る直前に繊維製品12の正確な整合を推進するもの
である。
【0020】繊維製品端部ガイド構体22には左右枢動
バー38、39が取り付けられている。繊維製品端部ガ
イド構体は前部および後部スライドバー42、43と、
反対方向のねじの付いた調節シャフト44と、左側外側
および内側フランジ47、48を有する左側フィンガー
板45と、夫々右側外側および内側フランジ49、50
を有する右側フィンガー板46とを有する。前部および
後部スライドバー42、43と反対方向ねじ付き調節シ
ャフト44とは夫々ほぼ円形の断面を有し、「Y」方向
に事実上平行な長手軸を有する。フィンガー板45、4
6はその相互のフィンガーが相互に嵌まり合っている。 前部および後部のスムーズなスライドバー42、43は
フランジ47、48、49、および50を貫通してフラ
ンジの中に固定されている軸受に対してそれらの長手軸
に沿ってスライドするように形成されている。しかし、
前および後のスムーズなスライドバー42、43は左右
の枢動バー38、39に強固に取付けられている。
【0021】繊維製品端部ガイド構体22中の反対方向
ねじ付き調節シャフト44は一対のねじ部分51、52
を有し、一方が右ねじで他方が左ねじであるように夫々
反対方向にねじが設けられている。これらのねじ部分は
左右の内側フランジ48、49にねじ結合されている。 反対方向ねじ調節シャフト44はまたスラスト軸受によ
って53で右側枢動バー39にも、反対方向ねじ調節シ
ャフトに取付けられているスラスト軸受が反対方向ねじ
調節シャフト44が右(または左)枢動バーに対しての
長手方向相対運動を防止するが、シャフト44は枢動バ
ー38、39に対してその長手軸に沿って回転すること
は出来る様に取付けられている。従って、反対方向ねじ
付き調節シャフト44を1方向に回転すると、反対方向
にねじ切りされているねじ部分は内部フランジを反対方
向に動かす様にして、夫々がスムーズなスライドバーに
対してスライドすることが分る。夫々のねじ部分のねじ
の数値は事実上同一なので、その為その回転中内側フラ
ンジは反対方向ねじ付き調節シャフト44の長手方向に
沿って同一速力の割合で(反対方向ではあるが)移動す
ることになる。フィンガー板45、46は対応内部フラ
ンジ48、49に固定されているので、両方の板も同様
に移動する。好ましい実施例においてはシャフトが回転
すると両方の板が回転方向に応じて近接または離隔する
ように動く。
【0022】ここで図3を参照すると、長形端部ガイド
バー56、57がフィンガー板の外側端部に沿って、こ
れらがその長手軸に関して所望の繊維製品経路(「X」
方向)にほぼ平行に延在するように、また、夫々がフィ
ンガー板の下面54に対して僅かの距離下向きに伸びて
いる部分を有し端部ガイドが繊維製品シート12の対応
対向端部をガイドするショルダを形成するように取り付
けられている。ガイドバー42、43はフィンガー板4
5、46および折曲げ板24の上面25と組合って繊維
製品12の厚みを受入れる溝を設けるように組合ってい
ることが分る。ガイドバー56、57はそれらの対応す
るフィンガー板45、46に強固に取り付けられている
ので、上述したようなシャフト44の手動調節が端部ガ
イド構体の好ましくは固定的な仮想的な「中心」線に対
して離隔または近接する運動を生じさせることが見られ
る。シャフト35の調節によって、この中心線は好まし
くは折曲げ板24の「尖端」29と交差するようにすべ
きである。見られる通り、繊維製品12の中心線が折曲
げ板の尖端29の上を通過して端部13、14の端部対
端部の正確な折曲げを推進するようにすべきことが分か
る。2組立体が繊維製品のスプライシングテーブルと折
曲げ板の上でのガイドに資することは了解されよう、そ
の一方は繊維製品端部ガイド構体22で他方は繊維製品
供給ロール18であるが、これらは、上述したように折
曲げおよびスプライシングテーブルに対して左右調節を
可能としているものである。
【0023】折曲げ動作 上述のように、折曲げ板24は、点29で傾斜角Tを成
している一対の傾斜端部27、28を作っている前方の
尖った部分26を有する。傾斜角は90度を越え、好ま
しくは94度であるが、その他の角度も本発明の精神と
範囲から外れることなしに使用することができよう。こ
こでまた図4−6を参照すると、折曲げフィンガー構体
70が全体として折曲げ板24の下にその前方に向かっ
て位置していて、繊維製品12が折曲げ板を通過した後
その折曲げをするようになっている。折曲げフィンガー
構体70は一対の後方に伸びるフィンガー72、73を
有し、両者は対応取付けブラケット74、75に関して
ほぼ垂直な軸P,Q(「Z」方向に平行)に枢着されて
おり、各ブラケットは対応取付けバー76、77に強固
の取付けられている。夫々の取付けバー76、77は横
断面がほぼ円形で「X」方向に平行な長手軸を有する。
【0024】フランジ78は夫々のフィンガーから伸び
、ばね79によってばね与圧されてフィンガー72、7
3を相互に「ピンチ」するようにして、繊維製品に圧力
を加えてこれを正確に折り曲げるようにしている。夫々
のばねの一端はフランジ78に取付けられ、ばねの第2
端は取付けバーに80で取付けられている。一対の停止
部材69が折曲げ板24の下に強固に取付けられて折曲
げフィンガーの飛び出しを防止している。取付けバー7
6、77は枢着取付けブラケット74、75から後方に
伸びて装置のフレーム(その前壁が図4に81で図示)
に対して強固に固定された一対の固定壁を通過し、壁内
の軸受の中にバーがその長手軸に沿って壁に対してスラ
イドするように摺動自在に取付けられている。壁の間で
、バーは夫々折曲げ板24の下側に強固に取り付けられ
ている一対のブラケット(図示せず)に取付けられてい
る。
【0025】従って、折曲げフィンガー構体70は折曲
げ板に対して強固に固定され、フレームに対して折曲げ
板と共に内側および外側にスライド移動することが分か
る。調節ノブ82はねじ付きシャフト(図示せず)の前
端に固着され、装置10のフレームに対して固定された
スラスト軸受にはめ込まれ、折曲げ板に対して固定され
たブラケット(図示せず)にねじ係合されている。ノブ
82の手動操作によって上述した折曲げ板の内外方向へ
のスライド運動が生じ、この運動は「X」方向にほぼ平
行な方向に沿っている。
【0026】本明細書で以下に、および米国特許第4、
439、977号明細書に記載されているように、長手
方向溶接は折曲げ繊維製品の自由端部に隣接した位置で
行われる。長手方向溶接を繊維製品の自由端部に対して
、有効な溶接が為されるような位置に成されることが好
ましいことは理解可能であろうが、しかし、長手方向溶
接線と自由端部との間の繊維部分は無駄になっているわ
けではない。そのために上述のノブ82の調節が設けら
れているが、これは、繊維製品の自由端部の定置長手方
向溶接ヘッドに対する調節を可能とするものである。 この調節特性は本発明の重要な部分である。
【0027】ここで図4と図6とを参照すると、繊維製
品12は折曲げテーブルの前端から出て、次に端部27
、28で折曲げられて繊維製品シートの自由端部が相互
に近接するように折曲げられることが見られよう。折曲
げフィンガ72、73の上部平坦面が折曲げ板の下面の
極近くに位置しているので、繊維製品が端部27、28
で非常に強く折曲げられることが見られよう。繊維製品
がフィンガー間の間隙81を通過するときに、これはそ
の自由端部13、14が好ましくは整合し、折曲げられ
た繊維製品の幅が折曲げ前の繊維製品の幅のほぼ半分で
あるように、その長さに沿ってほぼ半分に折り曲げる。 ばね79は折曲げフィンガー72、73を付勢して繊維
製品に対して内側向きの力(間隙に関して)を及ぼして
、有効な折曲げと取扱いを行なわせる。折曲げフィンガ
ー72、73は別々にばねで与圧されているものと了解
されたい。何かの理由で、繊維製品の片側に「ルーズな
」スポットが出来たとすると、対応する折曲げフィンガ
ーはこのスポットでの緩みを取り上げて有効な折曲げを
行うようにする。
【0028】折曲げ工程の後では、繊維製品は事実上半
分に折り曲げられ、その自由端部が好ましくは整合、整
列するようになり、繊維製品の幅は折曲げのためにその
最初の幅のほぼ半分になっている。フィンガーが完全に
閉じてはいないので、折曲げられた半幅の繊維製品は平
面接触はしていないで僅かに分離している。繊維製品1
2の自由端部13、14が整合していないとすると(一
方の端部が他方に対して折曲げ線から遠くにあり過ぎる
)、繊維製品端部ガイド構体22の調節が上述のように
カットアンドトライによって繊維製品の自由端部が受入
れ可能の状態に整列されるまで為される。
【0029】折曲げ済み繊維製品の通路ここでまた図7
を参照すると、一対の折曲げフィンガーを通過の後、繊
維製品12は下に向って伸びて折曲げテーブルとスプラ
イシングテーブルの上の繊維製品の移動方向とほぼ直角
な経路に沿って流れるが、この経路は方向「Z」にほぼ
平行である。上述の経路を通過の後、繊維製品12はア
イドルローラ90の下を、これが次に左側を上向きの方
向に通過するように巻き付けられる。このとき、繊維製
品は好ましくは完全に折曲げられ、2半片部分の間に殆
ど或いは全然間隙がないことが分かる。 繊維製品は次に第2アイドルローラ92に巻き取られ、
次にほぼ下向きの方向に向くようにされる。次に繊維製
品は「ダンサー」ローラー94に巻き付けられて上向き
に向う。ダンサーローラー94は装置の運転中上下に運
動するが、この特殊な運動は本明細書中で後に詳細に説
明する。ダンサーローラー94を離れた後、繊維製品は
第3アイドルローラー95に巻かれてほぼ平坦な水平な
溶接テーブル98によって支承されている溶接場所10
0に通る(図1参照)。
【0030】溶接場所への入場 溶接場所100への到着の時、繊維製品12は溶接テー
ブル98の上に、横方向シーム超音波ヘッド102およ
び縦方向シーム超音波ヘッド103によって溶接される
ように位置している。これらの超音波ヘッド102、1
03はスライデイングキャリージ構体104、105に
夫々取り付けられ、これらは、夫々「Z」方向にほぼ平
行な夫々が平行な軸に沿って装置10のフレームに摺動
自在に取り付けられている。超音波ヘッドは米国特許第
4、234、983号および第4、439、977号に
記載のものと類似した横向きおよび縦向き溶接を行う。 コイルばね15は繊維製品中に設けられたポケットの中
に上述の特許に記載されたように挿入される。しかし、
その挿入前にこれらのコイルを圧縮する方法は、本発明
によって上述した特許に記載のものとは相違している。 上述の特許はコイルを軸方向に圧縮する目的でコイルの
上端にヘッドを接触させる為にニューマテイック空気シ
リンダを使用することを開示している。これとは対称的
に、本発明は、必要な動作をする「直接駆動」を行うた
めに一連のスプロケット、歯車、ラックなどを使用する
ことを企図している。この直接駆動形態はそのオリジン
を装置のメインシャフトに有するので、ここでメインシ
ャフトについての説明を行う。
【0031】メインシャフト ここで図9を参照すると、メインシャフト構体120は
メインシャフト122に取り付けられた複数個の要素を
含んでいるが、それらのすべてはメインシャフトの長手
軸を中心として回転するが、これはほぼ水平で「Y」方
向に平行である。メインシャフト122は、コイラも駆
動する適当な電動機(図示せず)によって駆動される傾
斜駆動シャフト126の前端に取り付けられたベベル歯
車124によって駆動される。ベベル歯車124はメイ
ンシャフト122に取り付けられたベベル歯車128に
係合している。ベベル歯車128の左にはメインシャフ
ト122にスプロケット130が強固に取り付けられ、
チェーン132を駆動している。スプロケット130の
左にはブロック131があるが、これはメインシャフト
122の一部を受入れて支持する軸受を支持している。 第2ブロック133も同様にシャフト122の第2部分
を受入れる軸受を強固に支持している。
【0032】シャフト122に取り付けられたベベル歯
車135がベベル歯車134を駆動しているが、これは
ほぼ垂直なシャフト136に取り付けられている。垂直
シャフト136は下方に伸びてクランクアーム(図示せ
ず)を支持している。このクランクアームは図示しない
リンケージの一端に取り付けられその他端はV字状フロ
ントノッチを有する挿入シュー(図示せず)に接続され
ている。この挿入シューは一定に回転するシャフト13
6によって駆動されるクランクアーム−リンク形状によ
って振動状前後運動に駆動される。装置10のタイミン
グは、シューのV字状ノッチが圧縮されたばねを受入れ
て、圧縮ばねを折曲げ繊維製品(停止中)の中に挿入し
、次に溶接すると言うようなものである。
【0033】ここで図10を参照すると、スプロケット
130によって駆動されるチェイン132はチェイン駆
動カラム134に入ることが図示されている。チェイン
駆動カラム内には事実上「Y」方向に平行な水平軸に沿
ってチェイン駆動カラム134に対して回転自在に取り
付けられた単一シャフトに取り付けられたスプロケット
対(図示せず)がある。スプロケット対の中の一方のス
プロケットはチェイン132を受入れており、対の第2
スプロケットは、チェイン駆動カラムの上部に位置する
間欠運動歯車箱150(尚、図11〜図18も参照)の
入力シャフト149の上に取り付けられたスプロケット
(図示せず)を駆動するチェイン駆動カラムの内部の上
方に伸びるチェインループ(図示せず)を駆動している
。この入力シャフトの一端は図10に示す軸受138の
中に取り付けられる。間欠運動歯車箱150の動作は本
明細書の中で更に詳細に説明する。しかし、メインシャ
フト122は装置10の通常の運転中は事実上一定な連
続した回転速度で回転しているものと了解されたい。 従って、前述したスプロケットチェイン接続の為に、間
欠運動歯車箱140の入力シャフトは事実上一定な連続
した回転速度で回転しているものと理解されたい。
【0034】間欠運動歯車箱の駆動 間欠運動歯車箱150はオイルバスを有し、夫々が事実
上「Y」に平行なほぼ水平な軸に沿って回転自在に取り
付けられた複数個の歯車を有する。間欠運動歯車箱15
0は定速回転運動を、歯車箱150の入力シャフトの一
定の連続的な回転がその出力シャフトにおいて間欠的な
、反転する、回転を起こさせるように、間欠的回転運動
に変換する。ここで図11〜図18を参照して、間欠運
動歯車箱150中での各種歯車要素について説明する。 この歯車装置のみに関しては「左」および「右」なる用
語の使用は、装置ではなく図面を見たときのそれである
ことに注意されたい。装置の右手に立って、「Y」方向
に沿って向いた場合に図11〜図18に示す光景が見ら
れよう。
【0035】間欠運動歯車箱150は上部歯車152、
中間歯車154、スター歯車156、大型下部右側歯車
158と小型下部右側歯車160とを有する歯車クラス
ターと、小型下部左側歯車162とを有する。上述した
全ての歯車は、夫々が油の中に漬かっているように、夫
々が「Y」方向にほぼ平行なほぼ垂直な軸に沿って当業
者公知のように軸受上に取り付けられている。上部歯車
152は、中間歯車154と同様に放射状に伸びる複数
個の歯を有する。上部および中間の歯車152、154
の歯は相互に噛み合って上部歯車152の時計方向回転
が中間歯車154の半時計方向回転をもたらすようにな
っている。歯車152、154の寸法が事実上類似して
おり類似した歯の数を有するので、2歯車の回転速度は
同期して反対方向に動作している。上部歯車152は一
対の側部に延在するガイドローラー164と単一のドラ
イブローラー165とを有する。中間歯車154も同様
に対応するガイドローラー166とドライブローラー1
67とを有する。これらのローラーは歯車から側方に伸
びるピンに回転自在に取り付けられている。
【0036】スター歯車156は2個の放射状に伸びる
溝169、170と、2個のストップ173、174で
定まるマウス172とを有し、更に歯のある部分176
を有する。歯のある部分176の歯は小型下部右側歯車
160に噛み合っている。歯車160は大型下部右側歯
車160と、これらが一緒に回転するようにこれと同一
シャフトに取り付けられている。大型下部右側歯車15
8は複数個の放射状に伸びる歯を有するが、小型下部左
側歯車162の放射状に伸びる歯に係合している。小型
下部歯車162は歯車箱150の出力軸151に取り付
けられているが、これは本明細書において後述する要素
に取り付けられている。
【0037】前述の通り、上部歯車152は歯車箱15
0の入力シャフト149に取り付けられているが、これ
はまたメインシャフト122によって駆動されるスプロ
ケットチェイン装置にも取り付けられている。メインシ
ャフトの回転運動は、装置の連続運転中、事実上一定の
回転を行っている。従って、上部歯車152も同様ほぼ
一定速度で回転し、同様に中間歯車154を上述した噛
み合わせの為にほぼ一定の速度で回転する。図11に見
られるように、上部歯車152の駆動ローラーはスター
歯車156の溝169の口に位置する。この点から、図
11乃至図18は、メインシャフト122のサイクルで
ある上部歯車152のサイクル中に歯車箱150の各要
素の各種の位置の「スナップショット」を示す。
【0038】図11から図12にかけて見られるように
、上部歯車152の回転は駆動ローラー165を溝16
9の更に奥に位置させるようにしてスター歯車156を
反時計方向に回転させる。図12と図13とを比較する
と、スター歯車156のその後の回転が見られるが、図
13に図示のローラー165について言えば、ローラー
165が溝169から抜け出しつつある。図14におい
て、上部歯車のローラー165は溝から抜き出され、ス
ター歯車が停止している。停止面173は歯車箱150
に固定されている停止ローラー171との接触によって
スター歯車156のそれ以上の時計方向回転を防止する
ように設けられている。ガイドローラー164はスター
歯車の時計方向への移動を防止する。上部歯車152の
ローラー165が溝169を出た後、中間歯車154の
駆動ローラー167が通路中に位置する溝170に近接
しつつある。図15において、ローラー167がスタ歯
車156の溝170の口に到着しつつあるのが見られよ
う。図15に示す位置から図16に示す位置までの間に
、中間歯車154の駆動ローラーがスター歯車156を
時計方向に回転させていることがみられよう。図16に
示す位置から図17のそれまでの間にスター歯車156
は更に時計方向に回転する。図18を参照すると、駆動
ローラー167が溝170を抜け出してしまっているこ
とがみられる。この時刻において、スター歯車156は
運動してはいないがその代わりに再び静止または「停止
」位置にある。停止面174が設けられて停止ローラー
171との接触によってスター歯車156のそれ以上の
反時計回転を防止している。図18の状態から、歯車の
集合体は図11に示す状態に戻る。この点から、図11
に始まる同一の順序が繰り返される。
【0039】図11〜図18に見られるように、上部お
よび中間歯車152、154の連続回転がローラー16
5によって駆動されて中間歯車154のスター歯車の反
時計方向回転を生じさせ、次に駆動ローラー165がス
ター歯車156から抜け出した時と中間歯車154の駆
動ローラー167がスター歯車の溝170に入り込むと
きまでの間の「停止」期間に引き継がれ、次に駆動ロー
ラー167による駆動によってスター歯車156の時計
方向回転に引き継がれ、次にこの工程を繰り返すに至る
まで第2の「停止」に引き継がれる。ガイドローラーは
スター歯車がその極端な位置を定めるように、例えば駆
動ローラーがその夫々の溝に適切に入るようにガイド作
用を行っていることがみられる。例えば、図11におい
て、ガイドローラー165の一つはスター歯車の弧状位
置に接触してこれがガイドローラーと停止ピン171の
間の位置に「ロック」されるようになる。同様なロッキ
ングは図14にも示されるが、ガイドピン166がスタ
ー歯車の弧状位置Aで画定された弧状位置に接触してい
る。ガイドローラーは歯車154と共に回転する途上で
弧状部分の近くまたはこれと接触して通過するものと了
解されたい。しかし、歯車箱150の故障を防止するた
めにスター歯車がガイドローラーと停止ピンとに同時に
接触することを避けるように若干のトレランスを設ける
。スター歯車156が小型下部右側歯車162に前述の
ように噛み合い係合をするので、上述したスター歯車の
間欠的な、反転回転は同様に歯車160、158、16
2に間欠的、反転回転を生じさせる。この間欠的、反転
作用は、この作用が歯車箱の出力シャフト151を介し
て図10に見られるように歯車箱150の右側に位置す
るクラッチ付き歯車構体194に伝達されるので好まし
い。
【0040】コイルの圧縮 ここで図1と図10とを参照すると、米国特許第4、4
39、977号に記載のようなコイラー190がコイル
ばね15を提供してばねを曲ったロッド191上に、圧
縮されない状態のコイルばね15がロッドに沿って滑り
下り、圧縮ヘッド193の下の「圧縮領域」に落ちるよ
うに落される。圧縮ヘッド193はほぼ垂直な軸(「Z
」軸に平行)に沿って、圧縮ヘッド193が上方に動い
てばね15を圧縮領域に挿入可能にし、次に圧縮領域内
でばねを圧縮するために下方に動くことができる。上述
したように、間欠運動歯車箱150の出力シャフト15
1は間欠的、反転的な性質で回転する。出力シャフト1
51は歯付き中間噛み合い接続を介してほぼ垂直な歯付
きラック195を駆動する、外部的にクラッチされる歯
車構体194を駆動する。ラック195の下端は圧縮ヘ
ッド193に強固の取り付けられている。クラッチ付き
歯車構体194は「歯車状の」外形を有し、これが、コ
イルが圧縮領域内で縺れたときに生じる恐れのある不良
発生を防止している。コイルが縺れると、歯形は外れて
操作者は縺れを清掃した後構体194をリセットする。
【0041】溶接機の駆動 上述したように、スプロケット130はチェイン132
を駆動するが、これは歯車箱150を付勢する。このス
プロケットの左側には軸受を有するブロック131があ
り、このブロックの左には楕円状カム201が取り付け
られている(図19参照)。この楕円状カム201は一
対の超音波溶接ヘッド102、103の間欠運動を行な
わせる。一方の超音波溶接ヘッド102は横方向シーム
を行わせ、他方の超音波溶接ヘッド103が端部のシー
ムを行わせる(図1も参照)。
【0042】カム201は後方に面するレバーアーム2
02の終端の上に乗っているが、これはレバーアーム構
体203の1部材である。レバーアーム構体203はフ
レームに対して軸207(「Y」方向にほぼ平行)の回
りに枢着され、また、一対の前方に向いたレバーアーム
204、205を有するが、その両者は対応する左右の
プッシュロッド210、211の下端に枢着取付けされ
ている。プッシュロッド210、211の上端には対応
ニューマテイックシリンダー214、215の下端が取
付けられるが、その上端には対応ロッカーアーム216
、217が取付けられているが、これらはその後端部に
ニューマテイックシリンダが取付けられ、その前端部に
は米国特許第4、439、977号に見られるような対
応する超音波溶接装置が取付けられている。
【0043】ロッキングアーム構体203のロッキング
運動はプッシュロッド210、211の上下運動を生じ
させるが、これはまたロッカーアーム216、217の
対応ロッキング運動も生じさせる。ロッキングアーム2
17、218の対応ロッキング運動は同様に超音波溶接
ヘッド102、103の上下運動を生じる。プッシュロ
ッドと対応ロッキングアームの間にあるニューマテイッ
クシリンダ214、215は、溶接工程中に繊維製品に
超音波ヘッド102、103によって与えられた調節可
能な力(空気圧力の調節によって)を生じる。
【0044】ニューマテイックシリンダー214、21
5は、本発明の好ましい実施例では瞬間的に付勢される
ものではないが、その代わりに連続的に付勢されている
。ニューマテイックシリンダーがその膨脹したところで
付勢されると、プッシュロッドがその一番上の位置にあ
るとき超音波ヘッド102、103がプレートに接触す
ることが理解されよう。ニューマテイックシリンダーが
引っ込められると、超音波溶接ヘッドはプッシュロッド
がその一番上の位置にあるときでもプレートに接触しな
い。これは、プッシュロッドがなおその一番上の位置に
あるときでもニューマテイックシリンダーが溶接ヘッド
の下の繊維製品12を供給または除去する為に選択的に
離れることができると言う長所がある。
【0045】ゴムローラーの駆動 メインシャフト122上でカム201の更に左には、典
型的なカップリング(図示せず)があるが、これはメイ
ンシャフトと典型的なジェネバギア箱240(図21参
照)への入力シャフトとの間の端部間接続を行うもので
あるが、このジェネバギア箱はメインシャフト122の
回転の1サイクルをその出力シャフトの180°の停止
期間を伴う180°の同一方向への回転に変換する。同
様図22を参照すると、ジェネバギア箱の出力シャフト
はこれに強固に取付けられたベベル歯車242を有する
。このベベル歯車242はチェンジギア箱246(それ
自体同様にフレームに強固に取り付けられている)の中
に強固に取付けられている上部シャフト244にそれ自
体強固に取り付けられた第2ベベル歯車243に噛み合
さっている。シャフト244は「X」方向にほぼ平行な
長手軸を有し、チェンジギア箱の壁248、249に対
して回転自在に取付けられている。チェンジギア250
は上部シャフトの後端に取付けられている。チェンジギ
ア250は下部シャフト255の後端に強固に取り付け
られた下部歯車254と歯車250との位置と係合を入
れ外しする(ハンドル253によって)ように設けられ
ているスヰング歯車252と係合している。下部シャフ
ト255は壁248、249の中のチェンジギア箱24
6の中に回転自在に取り付けられている。チェンジギア
250は歯車250と歯車254の間の歯車比を変化す
る為に大型または小型歯車に置き換えてもよい。
【0046】同様図20を参照すると、下部シャフト2
55はチェンジギア箱246から外側に前方に延在し結
局ローラーケージ構体258を駆動する。カップリング
261が下部シャフト255に取付けられ、これは繊維
製品通路の下に位置する下部ゴムローラー(図示せず)
を駆動する。係合上部ゴムローラー260が繊維製品通
路の上に位置して、両方のローラー間の折曲げ繊維製品
を適当に掴まえて、上部ゴムローラーが駆動される様に
折曲げ繊維製品(中にばねが存在)が装置を通って引き
出すことができるように構成されている。上部ゴムロー
ラー260はフレームに強固に取り付けられた一対の軸
受に取付けられ、その一端に取付けられたヘッド268
を有するシャフトに回転自在に取り付けられている。一
対の弾性的駆動バンド264がヘッド268に駆動され
てローラーケージ構体258の一つのシャフトに取付け
られたヘッド262を駆動している事米国特許第4、4
39、977号に示す通りであるが、これはまた第2シ
ャフトを有し、この両シャフトにはこれらに取り付けら
れた一対のスプロケットがある。4個のスプロケットは
組み合わさって「ケージ」を形成するが、これは繊維製
品とコイルとを右から左の方向に引っ張っていること米
国特許第4、439、977号に記載の通りである。
【0047】ダンサーローラー ここで図7、8および図23〜図26を参照すると、ダ
ンサーローラー94はアーム270の長手軸に沿って回
転自在に取付けられているがこれ自体はシャフト272
に固定され、このシャフトはその長手軸に沿ってフレー
ム内に回転自在に取付けられている。シャフト272は
フレームを介して延在して同様第2アーム274に接続
されているがこれは一方タイロッド276に接続されて
いる。タイロッド276は直角になっている軸に枢着さ
れた2端部を有する。下部枢着軸は「X」方向に平行で
上部枢着軸は「Y」方向に平行である。タイロッド27
6の上端はピン278に枢着取付けされているが、これ
はそれ自身デイスク280に離心状態で強固に取付けら
れている。デイスク280はメインシャフト122の右
端に固着取付けされている。
【0048】装置10のその他の部分に対するダンサー
ローラーの動作を以下説明する。図23を参照すると、
位置点「X」、「Y」、「Z」が繊維製品12に沿って
その上に相互間が離れて定められて、溶接位置を略示し
ている。等間隔で離れている点1、2、3、4を示して
いる定置水平尺が点X、Y、Zに並んで図示されてそれ
らの移動状況を示している。同様に、水平尺と同様な尺
度を有する垂直尺がこれによって点A、B、Cの移動を
示している。以下に見るようにダンサーローラーの運動
によって、点A、B、Cは点の通路X、Y、Zの様には
繊維製品通路に沿って必然的に同一の運動はしない。
【0049】繊維製品は、装置の各操作サイクルにおい
て繊維製品が垂直インクレメント尺度(図23に示す)
に沿って溶接場所に関して4インクレメント距離で引き
寄せられて次に静止または「停止」する様に、前述のよ
うにゴムローラーによって溶接場所を介して引かれるも
のと理解されたい。繊維製品上に及ぼされるこの様な間
欠的な「引き」は、繊維製品に及ぼされる周期的な力が
トラッキングまたはフォールデイング問題を生じる可能
性があると言う潜在的な問題を有する。そのため、ダン
サーローラー94とその同期運動がフィードロールを通
り折曲げ場所を通過するときに繊維製品に低い尖頭応力
しか加わらないようにするために設けられている。
【0050】ここで図23を参照すると、繊維製品上の
点Yは垂直尺に沿ったインクレメンタル尺度0に位置し
ている。アーム270に取付けられているダンサーロー
ラー94はその最も低い点にある。点Bは同様に垂直尺
のインクレメンタル尺度0に並んで位置している。図2
3に示す位置から図24に示す位置への移動によって繊
維製品は点Yがインクレメント数4にある様に水平尺で
4インクレメント引かれる。しかし、この期間中にダン
サーローラー94はその最も上の位置に枢動されてこれ
によって繊維製品の経路長を減少させている。ダンサー
ローラーが移動した距離は繊維製品に若干の緩みを与え
、折曲げ場所から出てくる繊維製品に水平尺に沿って2
インクレメント点しか運動しなくてもよい様にしている
【0051】図24の位置から図25にかけて、繊維製
品は溶接場所において静止している(その停止位置にあ
る)。しかし、ダンサーローラー94の下降運動によっ
て、繊維製品は折曲げ場所および垂直尺を通じて2イン
クレメント距離、繊維製品の経路が延長されたので、引
っ張られる。繊維製品の図25から図26への移動は図
23から図24への移動と同様である。従って、装置は
1動作サイクルで図23から図25に示す位置に変化し
得ることが分かる。上述したように、ダンサーローラー
を駆動するメインシャフトは装置の動作の各サイクル当
り1回回転する。従って、ダンサーローラーは各装置サ
イクル当り1回上下に運動し、1サイクル当り4インク
レメント距離の場合に反してサイクル当り2回2インク
レメント距離引かれるので、供給ロールから折曲げ位置
へ通るときに繊維製品に加えられる応力の減少が可能と
なる事が分かる。
【0052】
【発明の効果】本発明はポケット封入コイルストリング
を提供する方法および装置に改良を加えたものである。 この改良には繊維製品の整合に関する改良、繊維製品の
折曲げに関する改良、繊維製品ポケットへの挿入に先駆
けてのばねの圧縮の改良、および繊維製品の経路に沿っ
ての繊維製品の供給の改良が含まれる。上述した通り、
端部ガイド構体は繊維製品の経路の改良を加えたもので
ある。折曲げフィンガー構体は繊維製品の折曲げの改良
を提供する。ダンサーローラーは繊維製品経路に沿って
の繊維製品の供給を改良して繊維製品中の応力を減少さ
せる。間欠運動歯車箱はニューマテイックシリンダを除
去してばねを間欠的に圧縮することを可能とする直接駆
動形式を提案する。プッシュロッドとニューマテイック
空気シリンダを駆動する上部枢着アームとの間にインラ
インに使用されているニューマテイックシリンダーは「
クッション」を作って、その反転性の特徴は繊維製品の
除去または操作を所望に応じて行うことを可能としてい
る。
【0053】別の端部ガイド構体が図2の22以外の形
で考えられる。42および43で示すものと類似の前部
および後部スライドバーが考えられるが、この場合スラ
イドバーは繊維製品経路の左側に位置するブラケットに
対して枢着取付けされ、ガイドバーは「X」方向にほぼ
平行な事実上共通な軸を中心として枢動可能である事が
相違している。取付けブラケットとは反対の端部におい
て、別のスライドバーがその右端に固着された端部ブラ
ケットによって相互に結合されている。左右フィンガー
板はこの別の実施例においても使用されるが、フランジ
47、48、49および50がそれらを鋳造するするた
めにフィンガー板と一体となっていることが相違してい
る。しかし、スライドバーは構体22に関して説明した
ようにこれらのフィンガーに対してスライドする。反対
ねじロッド52はこの別の実施例においてもフランジと
同様に共同する。しかし、反対ねじシャフトの右側に取
付けられているノブの代わりに内部フランジの間に中心
グリップが設けられる。このグリップの手動でフィンガ
ー板相互間の分離乃至引き離しが為される。
【0054】この別の実施例における繊維製品経路の左
右調節は、端部ブラケットを介して延在し端部ブラケッ
トにねじ係合するねじ部分を有するシャフトを調節して
為される。このシャフトはスムーズなスライド関係でこ
れを通過して右フィンガー板の上向きに伸びるフランジ
を通過、延在している。左右調節シャフトの端部には軸
受が取付けられて軸受の外側のレースがグリップの中に
刻まれたリング状の溝に係合している。左右調節シャフ
トの回転によって側方へのグリップの移動を起こさせ、
同様にこの別の全端部ガイド構体の移動を生じさせる。 本発明による装置10の好ましい実施例を図示、説明し
たが、当業者によってその広い範囲で本発明から外れる
ことなしに変更および変形がなしうるものと考えられる
。本発明の各種の特徴は特許請求範囲によって定義され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図示方向「X」「Y」および「Z」を共に示す
本発明の装置10の主要要素の図示である。
【図2】繊維製品折曲げ板24の面の上から構造物を見
た、本発明の繊維製品折曲げ装置の図である。繊維製品
12の一部が折曲げ板を露出する目的のために切除され
ている。
【図3】図2に示す繊維製品折曲げ装置の一部の後方か
ら見た図である。
【図4】点線で示す後方へ伸びるフィンガーの一部と共
に特に折曲げフィンガー構体70を示す装置10の一部
の図である。
【図5】折曲げ板24の分離上面図である。
【図6】折曲げフィンガー構体70の分離図面である。
【図7】繊維製品が折曲げフィンガー構体70によって
折り曲げられた後の繊維製品の通路を特に示す本装置の
一部の前面図である。
【図8】点線で示すピボット軸を示す、ダンサーローラ
ー94とメインシャフト122の間の要素の分離図であ
る。
【図9】図示の目的のために取り除いたカバー板を有す
る、メインシャフトとこれに付随する要素とを示す近接
図示である。
【図10】コイラ190からのばねの通路を特に示す、
装置10の側面図である。
【図11】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図12】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図13】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図14】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図15】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図16】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図17】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図18】間欠運動歯車箱内の歯車およびその他の要素
の時間的順次関係を示す「スナップショット」である。
【図19】回転カム201によって起こされる超音波溶
接ヘッドの運動を示す、装置の一部の分離した後部から
の図示である。
【図20】閉止位置におけるチェンジギアボックス24
6を示す、装置10の左側図である。またチェンジギア
ボックス246から出るシャフト255によって夫々駆
動されるローラーケージ構体とゴムローラーも図示して
いる。
【図21】ドア247を開いた位置にしたチェンジギア
ボックス構体の更に詳細な図である。
【図22】チェンジギアボックス構体の別の図である。
【図23】ダンサーローラーの動作中の順次説明図の「
スナップショット」である。
【図24】ダンサーローラーの動作中の順次説明図の「
スナップショット」である。
【図25】ダンサーローラーの動作中の順次説明図の「
スナップショット」である。
【図26】ダンサーローラーの動作中の順次説明図の「
スナップショット」である。
【符号の説明】
10  本発明による装置 12  繊維製品 23  折曲げ板の本体部分 24  折曲げ板 27  第1折曲げ端部 28  第2折曲げ端部 70  折曲げフィンガー構体 72  折曲げフィンガー 73  折曲げフィンガー 94  ダンサーローラー 100  溶接場所 149  入力シャフト 151  出力シャフト 156  スター歯車 165  駆動ローラー 167  駆動ローラー 169  スター歯車の溝 170  スター歯車の溝 176  スター歯車の歯車部分 193  ばね圧縮ヘッド 195  ラック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)繊維製品を本体部分と第1および
    第2折曲げ端部を形成するテーパー部分とを含む折曲げ
    板の上部表面部分を介して通過させ、 b)前記繊維製品を前記第1および第2端部で折曲げ、
    更に、 c)前記繊維製品を前記折曲げ板の下に位置する一対の
    折曲げフィンガーを通して通過させて前記繊維製品がほ
    ぼ半分に折曲げられて前記表面部分にほぼ直角な軸に沿
    って通過するようにする各工程により長手繊維製品を折
    曲げることを特徴とするポケットコイルばねの製造方法
  2. 【請求項2】  前記a)、b)及びc)の工程に更に
    、前記のほぼ折曲げられた繊維製品をローラー上に通し
    て前記繊維製品を更に完全に折曲げる工程d)を含む請
    求項1記載のポケットコイルばねの製造方法。
  3. 【請求項3】  長形の繊維製品片を折曲げ場所を介し
    、次に引続いて溶接場所を介す繊維製品経路を有する装
    置において、本装置が、 a)前記繊維製品が前記溶接場所を通過するインデクシ
    ング工程において、第1の長さにインデックスされ、次
    に停止段階で静止状態となる様に前記繊維製品の若干の
    長さを周期的に引っ張る装置と、 b)前記折曲げ場所と前記溶接場所の中間において繊維
    製品経路の長さを周期的に増加、減少する装置とを有し
    、前記繊維製品経路は前記インデックス工程において前
    記第1の長さのほぼ半分の第2の長さ減少され、また、
    前記繊維製品経路は前記静止工程において前記第1の長
    さの約半分の長さの第2の長さを増加されるものであり
    、前記繊維製品は前記折曲げ場所を通して前記インデク
    シング工程において約前記第2の長さ引っ張られ、更に
    前記静止工程において約前記第2の長さだけ前記折曲げ
    場所を通して引っ張られることを特徴とするポケットコ
    イルばねの製造装置。
  4. 【請求項4】  前記溶接場所と前記折曲げ場所の間で
    繊維製品経路の長さを周期的に増加および減少させる装
    置が繊維製品の長さを増加、減少するために上下方向に
    枢動する同期ダンサーローラーである請求項3記載のポ
    ケットコイルばねの製造装置。
  5. 【請求項5】  第1軸を中心として回転し、横方向に
    延在する駆動ピンを有する第1歯車と、前記第1軸とほ
    ぼ平行な第2軸を中心として回転し、これから横方向に
    延在する駆動ピンを有する第2歯車と、前記第1、第2
    歯車を同期させてこれらが連続的に反対方向に回転する
    ようにする装置と、前記第1および第2軸にほぼ平行な
    第3軸を中心として回転するスター歯車であって、前記
    スター歯車は第1および第2の放射状に伸びる溝と歯を
    有する部分とを有し、前記第1歯車の駆動ピンは前記第
    1の溝に嵌まって前記スター歯車を第1の方向に駆動す
    るように形成され、前記第2歯車の前記駆動ピンは前記
    第2の溝に嵌まって前記スターを反対の第2の方向に駆
    動させるスター歯車と、前記スター歯車の前記歯を有す
    る部分と噛み合い係合を行いその回転が前記スター歯車
    に応動する第3歯車と、前記第3歯車の回転が前記スタ
    ー歯車の回転に応じる様に第4歯車を駆動させる装置と
    、前記第4歯車の回転がラックのほぼ直線状の運動をも
    たらす様に前記第4歯車と噛み合い係合するほぼ直線状
    のラックと、更に、前記ラックの一端に取り付けられ、
    ばねを圧縮するように形成されているばね圧縮ヘッドと
    を有し、前記第1歯車、第2歯車、および前記スタ−歯
    車は、この第1および第2歯車の連続回転が第1歯車の
    前記駆動ピンによって駆動される第1方向への回転と、
    スター歯車の第1溝から駆動ピンが抜け出た後の静止期
    間と、第2歯車の駆動ピンによって駆動される第2方向
    への回転と、前記スター歯車の第1溝から第2歯車の駆
    動ピンが出た後での静止期間がこれに続くことからなる
    前記スター歯車に周期的な運動を起こさせるように共同
    動作するように形成され、前記第1および第2歯車の事
    実上一定な回転がばねの周期的な圧縮をもたらし、ばね
    をその圧縮軸に沿って圧縮するポケットコイルばねの製
    造装置。
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