JPH04266363A - 線条体のボビンへの掛け替え装置 - Google Patents
線条体のボビンへの掛け替え装置Info
- Publication number
- JPH04266363A JPH04266363A JP4918691A JP4918691A JPH04266363A JP H04266363 A JPH04266363 A JP H04266363A JP 4918691 A JP4918691 A JP 4918691A JP 4918691 A JP4918691 A JP 4918691A JP H04266363 A JPH04266363 A JP H04266363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- link
- winding bobbin
- filament
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000001577 neostriatum Anatomy 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は線条体のボビンへの掛
け替え装置、さらに詳しく言えば光ファイバ紡糸や金属
電線のような線条体を、隣接する巻取ボビン胴部間で相
互に掛け替える装置に関するものである。
け替え装置、さらに詳しく言えば光ファイバ紡糸や金属
電線のような線条体を、隣接する巻取ボビン胴部間で相
互に掛け替える装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この発明の説明に使用する図２を流用し
て従来の技術を説明する。たとえば光ファイバ母材から
紡糸１を引き出して巻取ボビンに巻取る場合は、紡糸の
外径や巻取りの線速、張力などの諸条件が紡糸工程の初
期の段階では安定しないため、これらが安定するまでの
ある時間は図２の符号２Ａで示されるむだ巻き胴部に巻
取り、上記条件や紡糸１の特性の安定を見届けてから本
来の巻取ボビン胴部２に掛け替えることが行われる。
て従来の技術を説明する。たとえば光ファイバ母材から
紡糸１を引き出して巻取ボビンに巻取る場合は、紡糸の
外径や巻取りの線速、張力などの諸条件が紡糸工程の初
期の段階では安定しないため、これらが安定するまでの
ある時間は図２の符号２Ａで示されるむだ巻き胴部に巻
取り、上記条件や紡糸１の特性の安定を見届けてから本
来の巻取ボビン胴部２に掛け替えることが行われる。
【０００３】この線条体の掛け替えは、従来は作業者が
巻取ボビンに近づいて、図示していないが、針金を平仮
名の「し」の形に曲げた手工具によってさっと線を引き
掛けて隣の胴部に移す熟練手作業に依存していた。
巻取ボビンに近づいて、図示していないが、針金を平仮
名の「し」の形に曲げた手工具によってさっと線を引き
掛けて隣の胴部に移す熟練手作業に依存していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の掛け替え作業は、作業者が回転する巻取ボビン
に近接して行なう手作業であるため第一に危険であり、
また作業者が熟練していないと掛け替えのときに線条体
を切断してしまうこともあって極めて非能率的な欠点が
あった。
な従来の掛け替え作業は、作業者が回転する巻取ボビン
に近接して行なう手作業であるため第一に危険であり、
また作業者が熟練していないと掛け替えのときに線条体
を切断してしまうこともあって極めて非能率的な欠点が
あった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した従来
技術の欠点を解決するためになされたものであって、掛
け替えプーリーにより自動的に実施できる線条体のボビ
ンへの掛け替え装置、具体的には、線条体が互いに掛け
替えられるべき２個の巻取ボビン胴部に対応する適宜の
位置に、軸線が前記の巻取ボビン胴部のそれと平行にな
るように回転支軸に回転可能に支承される掛け替えプー
リーと、この回転支軸の他端部に固定されるリンクブロ
ックと、フレームの一部の支持板と前記リンクブロック
とが互いに平行になるように互いに平行な２本のリンク
アームによってそれぞれ回転自在に４個の連結点におい
て連結されて構成される４節平行リンク機構と、前記の
リンクアームのいずれか一方を前記の支持板側の連結点
のまわりに回転駆動させる回転駆動手段とを有する線条
体のボビンへの掛け替え装置である。
技術の欠点を解決するためになされたものであって、掛
け替えプーリーにより自動的に実施できる線条体のボビ
ンへの掛け替え装置、具体的には、線条体が互いに掛け
替えられるべき２個の巻取ボビン胴部に対応する適宜の
位置に、軸線が前記の巻取ボビン胴部のそれと平行にな
るように回転支軸に回転可能に支承される掛け替えプー
リーと、この回転支軸の他端部に固定されるリンクブロ
ックと、フレームの一部の支持板と前記リンクブロック
とが互いに平行になるように互いに平行な２本のリンク
アームによってそれぞれ回転自在に４個の連結点におい
て連結されて構成される４節平行リンク機構と、前記の
リンクアームのいずれか一方を前記の支持板側の連結点
のまわりに回転駆動させる回転駆動手段とを有する線条
体のボビンへの掛け替え装置である。
【０００６】
【作用】この４節平行リンク機構のリンクアームを１８
０度回転させるときは、該平行リンク機構によって掛け
替えプーリーはその軸線を巻取ボビンのそれに平行な姿
勢を保ったまま半円弧状の軌跡を描いてこのリンクアー
ムのリンク長さの２倍だけ軸線方向に位置が移動する。 掛け替えプーリーの軌跡が半円弧状をなすため、このこ
とを線条体に巻取ボビンの鍔を越えさせるのに利用する
。
０度回転させるときは、該平行リンク機構によって掛け
替えプーリーはその軸線を巻取ボビンのそれに平行な姿
勢を保ったまま半円弧状の軌跡を描いてこのリンクアー
ムのリンク長さの２倍だけ軸線方向に位置が移動する。 掛け替えプーリーの軌跡が半円弧状をなすため、このこ
とを線条体に巻取ボビンの鍔を越えさせるのに利用する
。
【０００７】
【実施例】図１および図２を参照してこの考案の一実施
例を説明する。まず図１について装置本体を説明すると
、掛け替えプーリー３は回転支軸４の一端に回転自在に
支承されており、その他端はほぼ板状のリンクブロック
５に固着される。一方、フレーム６の一部には立ち上が
って平行に対向する支持板６１，６２が設けられ、その
上端部には２枚の平行なリンクアーム７１，７２（この
リンクアームは１枚でもよいがこの例では２枚）が適宜
のピンなどにより連結点７Ａにおいて回転可能に取り付
けられ、それらリンクアーム７１，７２の他端部はリン
クブロック５の上部に連結点７Ｂにおいて回転可能に連
結されている。またリンクアーム７１等と平行な別のリ
ンクアーム７３が支持板６１の下部とリンクブロック５
の下部とを連結するようにこれらとそれぞれ連結点７Ｄ
，７Ｃにおいて回動可能に取り付けられる。すなわち図
２に拡大して示すように、２枚のリンクアーム７１（７
２），７３と、支持板６１およびリンクブロック５の合
計４個のリンク部材を連結点７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄを
節とする４節平行リンク機構として構成することが重要
である。
例を説明する。まず図１について装置本体を説明すると
、掛け替えプーリー３は回転支軸４の一端に回転自在に
支承されており、その他端はほぼ板状のリンクブロック
５に固着される。一方、フレーム６の一部には立ち上が
って平行に対向する支持板６１，６２が設けられ、その
上端部には２枚の平行なリンクアーム７１，７２（この
リンクアームは１枚でもよいがこの例では２枚）が適宜
のピンなどにより連結点７Ａにおいて回転可能に取り付
けられ、それらリンクアーム７１，７２の他端部はリン
クブロック５の上部に連結点７Ｂにおいて回転可能に連
結されている。またリンクアーム７１等と平行な別のリ
ンクアーム７３が支持板６１の下部とリンクブロック５
の下部とを連結するようにこれらとそれぞれ連結点７Ｄ
，７Ｃにおいて回動可能に取り付けられる。すなわち図
２に拡大して示すように、２枚のリンクアーム７１（７
２），７３と、支持板６１およびリンクブロック５の合
計４個のリンク部材を連結点７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄを
節とする４節平行リンク機構として構成することが重要
である。
【０００８】フレーム６にはロータリーアクチュエータ
のような適宜の回転駆動手段９が取り付けられ、その軸
はカップリング１０によって本装置の駆動軸８と同軸的
に接続される。この駆動軸８は、前記の連結点７Ａにお
いて止めねじまたはキーによってリンクアーム７２に相
対回転できないように連結される。駆動軸８はこれをリ
ンクアーム７３に連結させてもいい。
のような適宜の回転駆動手段９が取り付けられ、その軸
はカップリング１０によって本装置の駆動軸８と同軸的
に接続される。この駆動軸８は、前記の連結点７Ａにお
いて止めねじまたはキーによってリンクアーム７２に相
対回転できないように連結される。駆動軸８はこれをリ
ンクアーム７３に連結させてもいい。
【０００９】フレーム６にはまた適宜の流体圧シリンダ
１１のピストンロッド１２が取り付けられるが、この流
体圧シリンダ１１は、本装置の作動時期に装置本体を線
条体１の掛け替えに都合のよい位置に進め、また不必要
時に退避移動させる役目のものである。
１１のピストンロッド１２が取り付けられるが、この流
体圧シリンダ１１は、本装置の作動時期に装置本体を線
条体１の掛け替えに都合のよい位置に進め、また不必要
時に退避移動させる役目のものである。
【００１０】掛け替えプーリー３の掛け替え作業時にお
ける待機位置は、その上述した運動軌跡である半円弧の
最高位置がちょうど線条体を移すべき相手側巻取ボビン
の端の鍔に相当する位置が適当である。このように待機
位置を選定しておけば、掛け替えプーリー３は案内プー
リー１３から導かれた線条体１を、はじめは掛け替え前
の巻取ボビンに案内するのに都合のよい位置を占め、移
動後には掛け替え後の巻取ボビンに線条体１を案内する
のに好都合の位置を取ることができるからである。
ける待機位置は、その上述した運動軌跡である半円弧の
最高位置がちょうど線条体を移すべき相手側巻取ボビン
の端の鍔に相当する位置が適当である。このように待機
位置を選定しておけば、掛け替えプーリー３は案内プー
リー１３から導かれた線条体１を、はじめは掛け替え前
の巻取ボビンに案内するのに都合のよい位置を占め、移
動後には掛け替え後の巻取ボビンに線条体１を案内する
のに好都合の位置を取ることができるからである。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、４節平行リンク機構
のリンクアームを１８０度回転させることによって、該
４節平行リンク機構によって掛け替えプーリーをその軸
線を巻取ボビン胴部のそれに平行な姿勢を保ったまま半
円弧状の軌跡を描いてリンクアームのリンク長さの２倍
だけ軸線方向に位置を移動させることができるから、掛
け替えプーリーの軌跡が半円弧状をなすことを線条体に
巻取ボビンの鍔を越えさせるのに利用できることとあい
まって、線条体を走行状態に保持案内しながら線条体を
２個のボビン間に掛け替えできる効果がある。
のリンクアームを１８０度回転させることによって、該
４節平行リンク機構によって掛け替えプーリーをその軸
線を巻取ボビン胴部のそれに平行な姿勢を保ったまま半
円弧状の軌跡を描いてリンクアームのリンク長さの２倍
だけ軸線方向に位置を移動させることができるから、掛
け替えプーリーの軌跡が半円弧状をなすことを線条体に
巻取ボビンの鍔を越えさせるのに利用できることとあい
まって、線条体を走行状態に保持案内しながら線条体を
２個のボビン間に掛け替えできる効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】この発明の４節平行リンク機構を拡大して示す
とともに、掛け替えプーリーの運動を説明するため巻取
ボビン正面からの正面図である。
とともに、掛け替えプーリーの運動を説明するため巻取
ボビン正面からの正面図である。
１ 線条体
２，２Ａ 巻取ボビン胴部
３ 掛け替えプーリー
４ 回転支軸
５ リンクブロック
６ フレーム
６１，６２ 支持板
７１，７２，７３ リンクアーム
７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ 連結点
８ 駆動軸
９ 回転駆動手段
Claims (1)
- 【請求項１】 線条体（１）が互いに掛け替えられる
べき２個の巻取ボビン胴部（２，２Ａ）に対応する適宜
の位置に、軸線が前記の巻取ボビン胴部（２，２Ａ）の
それと平行になるように回転支軸（４）に回転可能に支
承される掛け替えプーリー（３）と、この回転支軸（４
）の他端部に固着されるリンクブロック（５）と、フレ
ーム（６）の一部の支持板（６１，６２）と前記リンク
ブロック（５）とが互いに平行になるように互いに平行
な２本のリンクアーム（７１，７３）によってそれぞれ
回転自在に４個の連結点（７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ）に
おいて連結されて構成される４節平行リンク機構と、前
記のリンクアーム（７１，７３）のいずれか一方を前記
の支持板（６１）側の連結点（７Ａまたは７Ｄ）のまわ
りに回転駆動させる回転駆動手段（８）とを有する線条
体のボビンへの掛け替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4918691A JPH04266363A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 線条体のボビンへの掛け替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4918691A JPH04266363A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 線条体のボビンへの掛け替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04266363A true JPH04266363A (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=12824005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4918691A Pending JPH04266363A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 線条体のボビンへの掛け替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04266363A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104773604A (zh) * | 2015-03-14 | 2015-07-15 | 张家港欣阳化纤有限公司 | 生产化纤用导丝传动机构 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP4918691A patent/JPH04266363A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104773604A (zh) * | 2015-03-14 | 2015-07-15 | 张家港欣阳化纤有限公司 | 生产化纤用导丝传动机构 |
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