JPH04266315A - 搬送コンベヤの搬送制御装置 - Google Patents

搬送コンベヤの搬送制御装置

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Publication number
JPH04266315A
JPH04266315A JP4624391A JP4624391A JPH04266315A JP H04266315 A JPH04266315 A JP H04266315A JP 4624391 A JP4624391 A JP 4624391A JP 4624391 A JP4624391 A JP 4624391A JP H04266315 A JPH04266315 A JP H04266315A
Authority
JP
Japan
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container
zone
conveyor
container placement
conveyance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4624391A
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English (en)
Inventor
Eiji Funahara
英二 船原
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送コンベヤ上に載置
されたコンテナの搬送を制御する搬送コンベヤの搬送制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工場の組立てライン等において、
各作業者の作業部が連続状に配置され、各作業部に搬送
されてくる各コンテナ内の物品を各作業者がそれぞれ組
立て、組て作業終了後、空となったコンテナを搬送コン
ベヤで所定場所に搬送回収する方式のものがある。
【0003】例えば、図8(a)に示される如く、この
種、回収搬送コンベヤ101は各作業者M近くに沿って
配設されており、回収搬送コンベヤ101上は予め、各
作業者Mに対応した搬送方向所定ピッチで多数のコンテ
ナ載置部102に区分けされていた。そして区分けされ
た各コンテナ載置部102には、コンテナ載置部102
上にコンテナWが載置されているかどうかを検出する検
出器がそれぞれ設けられると共に各コンテナ載置部10
2毎に駆動制御自在に構成されており、検出器によって
コンテナWが検出され、かつその搬送方向下流側に隣接
するコンテナ載置部102上にコンテナWが検出されて
いない場合に双方のコンテナ載置部102が搬送駆動さ
れ、順次、コンテナWを下流側に搬送するよう構成され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記搬
送方式によれば、搬送方向下流側のコンテナ載置部10
2上にコンテナWが検出されていなければ、順次、搬送
方向上流側からコンテナWが搬送されてくるため、図8
(b)に示される如く、搬送方向下流域における各コン
テナ載置部102は作業開始後、短時間で詰まってしま
い、その下流域で作業を行っている作業者Mは、作業終
了後のコンテナWを近辺のコンテナ載置部102に載置
することができなかった。従って、下流域の作業者Mは
搬送方向上流側の遠くに位置した空き状態のコンテナ載
置部102までコンテナWを運び載置しなければならず
、面倒であり、非能率的であった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、搬送
方向下流側におけるコンテナの詰まりを有効に防止する
搬送コンベヤの搬送制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、搬送コンベヤが搬送方向に沿って多数
のコンテナ載置部に区分けされ、各コンテナ載置部に載
置されたコンテナを順次搬送する搬送コンベヤの搬送制
御装置において、コンテナ載置部の複数組を1単位とし
て、各コンテナ載置部を搬送方向複数のコンテナ載置ゾ
ーンに区分けすると共に、搬送コンベヤは各コンテナ載
置ゾーン毎に駆動制御自在とされ、各コンテナ載置ゾー
ン毎に、そのゾーン内にコンテナが載置されているかど
うかを検出する検出器が設けられ、隣接するコンテナ載
置ゾーンのうち搬送方向下流側のコンテナ載置ゾーンに
コンテナが検出されず、かつ搬送方向上流側のコンテナ
載置ゾーンにコンテナが検出されている場合にのみ、双
方のコンテナ載置ゾーンがそれぞれ搬送駆動され、搬送
方向最下流側のコンテナ載置ゾーンのみ、該コンテナ載
置ゾーンにコンテナが検出されている場合に単独で搬送
駆動される点にある。
【0007】
【作用】本発明によれば、コンテナ載置部の複数組を1
単位としたコンテナ載置ゾーン毎にコンテナを一括して
検出し、コンテナ載置ゾーン内に1つでもコンテナが載
置されていれば、コンテナ載置ゾーン内に空き状態のコ
ンテナ載置部が存在しても搬送方向下流側に搬送する方
式であるため、搬送方向下流側においても近辺のコンテ
ナ載置ゾーン内にコンテナ載置スペースを容易に見いだ
すことができ、搬送方向下流側におけるコンテナ載置部
の詰まりが有効に防止できる。
【0008】またコンテナ載置部の複数組を一括して検
出器で検出する方式であるため、検出器の設置数を大幅
に削減できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図5は工場に設置されたコンテナ搬送システム
の概略平面図を示し、組立てライン等の複数の作業ステ
ーション1,自動倉庫2,自動倉庫2から各作業ステー
ション1にコンテナWを搬送する搬送手段3,作業ステ
ーション1での作業終了後におけるコンテナWを回収す
る回収搬送機構4等を備えている。
【0010】自動倉庫2は、縦横にマトリックス状に配
列された複数の棚6を有する1対の収納エリア7,8が
相互に棚6の開放側が向かい合うように前後に対向して
配置され、これら1対の収納エリア7,8で挟まれる中
間の空間には、各棚6段ごとに左右方向に水平移動自在
なピッカー9が設けられている。またピッカー9は各棚
6に対し、コンテナWを受取り、受渡し自在に構成され
ている。
【0011】そして、ピッカー9はメインコンピュータ
(図示省略)からの指令に基づき、光通信ユニット等を
通じて駆動制御されている。この種の自動倉庫2として
例えば特願昭63−157383号に開示のものがある
【0012】一方、図7に示される如く、各コンテナW
の外側壁には予め、コンテナ識別用バーコードBが貼り
付けられ、各コンテナW内にどのような物品を収容して
いるかをメインコンピュータで管理した状態で自動倉庫
2の各棚6に収容されている。
【0013】搬送手段3は各作業ステーション1近傍ま
でコンテナWを搬送するメイン搬送機構11と、コンテ
ナWを作業ステーション1の各作業部12に個別に搬送
する仕分け搬送機構13とから構成されている。
【0014】メイン搬送機構11は、自動倉庫2の一方
の収納エリア7一側に備えられた第1コンテナ昇降機構
15と、第1コンテナ昇降機構15の一側に備えられた
第1搬送コンベヤ16と、第1搬送コンベヤ16の搬送
方向終端側に備えられた第2搬送コンベヤ17と、第2
搬送コンベヤ17の搬送経路途中から順次、分岐された
複数の分岐搬送コンベヤ18と、各分岐搬送コンベヤ1
8の搬送方向終端側にそれぞれ備えられた第2コンテナ
昇降装置19と、第2コンテナ昇降装置19の他側に備
えられた第3搬送コンベヤ20とから構成されている。
【0015】第1コンテナ昇降装置15は自動倉庫2の
各棚段のピッカー9からコンテナWを受取り可能とすべ
く、上下方向に昇降操作自在とされた昇降台15aを備
え、昇降台15aには昇降台15a上に載置されたコン
テナWを第1搬送コンベヤ16側に受渡す受渡し機構(
図示省略)が備えられている。
【0016】第1搬送コンベヤ16,第2搬送コンベヤ
17および各分岐搬送コンベヤ18は工場の天井側構造
物に吊持状に支持されており、各コンベヤ16,17,
18はモータで駆動されるローラコンベヤによって構成
されている。第2搬送コンベヤ17の搬送方向上流側の
一側にはコンテナW通過時にコンテナWに貼り付けられ
たバーコードBを読み取るバーコードリーダー22が配
設されており、このバーコードリーダー22の読み取り
情報により、分岐位置が決定される。
【0017】第2搬送コンベヤ17と各分岐搬送コンベ
ヤ18との分岐部にはそれぞれ分岐装置(図示省略)が
備えられており、前記バーコードリーダー22の読み取
り情報に応じて分岐装置が作動され、搬送されてくるコ
ンテナWを所定の分岐搬送コンベヤ18に案内するよう
構成されている。例えば、ローラコンベアの向きをシリ
ンダ等によって変更操作自在に構成し、搬送方向を変化
させることによって分岐搬送コンベヤ18側にコンテナ
Wを案内する構造とされている。また分岐搬送コンベヤ
18の搬送方向終端部にはストッパー(図示省略)が出
退自在に突出されている。
【0018】第2コンテナ昇降装置19は分岐搬送コン
ベヤ18の搬送方向終端側からコンテナWを受取り可能
とすべく、昇降操作自在とされた昇降台19aを備え、
昇降台19aには昇降台19a上に載置されたコンテナ
Wを第3搬送コンベヤ20側に受渡す受渡し機構(図示
省略)が備えられている。
【0019】第3搬送コンベヤ20はモータで駆動され
るローラコンベヤによって構成されており、作業ステー
ション1に設置された作業テーブル24と略同高さとさ
れている。
【0020】作業テーブル24は第3搬送コンベヤ20
の搬送方向終端側に位置されると共に、第3搬送コンベ
ヤ20と並んで直線的に配置されている。そして作業テ
ーブル24上面側は第3搬送コンベヤ20の搬送方向に
沿って所定ピッチで多数の作業部12に区分けされてい
る。
【0021】仕分け搬送機構13は、図2,図4および
図5に示される如く、第3搬送コンベヤ20と作業テー
ブル24の一側に配設され、第3搬送コンベヤ20の搬
送終端部と各作業部12間にわたって設けられた1対の
軌道26と、該軌道26に沿って走行制御自在とされた
コンテナキャリヤー27とから構成されている。
【0022】キャリヤー27は出退操作自在な1対のピ
ッキングアーム28を備え、アーム28の出退操作によ
り、第3搬送コンベヤ20上よりコンテナWをキャリヤ
ー27上に取込み、各作業部12にコンテナWを受渡し
可能に構成されている。また軌道26を支持する架台2
9の、キャリヤー27の走行方向一端側には光通信ユニ
ット30aが配置されると共に、キャリヤー27側にも
前記光通信ユニット30aと対向して光通信ユニット3
0bが設けられている。そして架台29側の光通信ユニ
ット30aは図示省略のメインコンピュータに接続され
ていて、キャリヤー27側の光通信ユニット30bとの
間で光信号の授受を行うことによってキャリヤー27の
動作を制御するよう構成されている。例えば、このキャ
リヤー27の構成や動作は前述の自動倉庫2のピッカー
9と略同様に構成され、略同様に動作される構造とされ
ている。
【0023】作業テーブル24の各作業部12は図3,
図4に示される如く、キャリヤー27側からコンテナW
が移載される水平状のコンテナ移載面31を有し、コン
テナ移載面31の作業者M側の手前側は作業面32とさ
れ、作業面32に形成された開口部32aより周面一側
が突出状としてフリーローラ33が転動自在に支持され
ている。そしてこのフリーローラ33の転動により、コ
ンテナ移載面31から作業面32側へのコンテナWの移
動を容易とするよう構成されている。
【0024】また各作業部12相互間および両端側作業
部12の端部にはコンテナWの移載時にコンテナWを所
定位置に案内するガイド体34が上方突出状に設けられ
ており、両側のガイド体34には、両ガイド体34間に
移載されるコンテナWを検出する投光器35aと受光器
35bの対からなる検出器35がそれぞれ設けられてい
る。また図3に示される如く、各作業部12の検出器3
5の光が互いに干渉しないよう、各作業部12の投光器
35aと受光器35bとの配置が各作業部12の並設方
向に対して所定の角度傾斜した状態で配設されている。
【0025】さらに作業テーブル24の各作業部12に
は、所望の物品が収容されたコンテナWをリクエストす
るためのリクエスト操作部(図示省略)が備えられてい
る。
【0026】作業テーブル24の下側には、図1,図2
,図4および図5に示される如く、作業テーブル24の
長手方向に沿って、即ち、各作業部12の並設方向に沿
って、前記回収搬送機構4を構成する回収搬送コンベヤ
37が配設されている。
【0027】回収搬送コンベヤ37はモータで駆動制御
されるローラコンベヤからなり、搬送方向に沿って各作
業部12毎にコンテナ載置部38が区分けされている。 そしてこの多数のコンテナ載置部38の複数組(本実施
例では6組)を1単位として各コンテナ載置部38を搬
送方向に複数のコンテナ載置ゾーン39に区分けしてい
る。また回収搬送コンベヤ37は、各コンテナ載置ゾー
ン39毎に駆動制御自在に構成されており、各コンテナ
載置ゾーン39毎にそのゾーン39内にコンテナWが載
置されているかどうかを検出する投光器40aと受光器
40bの対からなる検出器40がそれぞれ設けられてい
る。そして前述の検出器35と同様、各検出器40の光
が互いに干渉しないよう、投光器40aと受光器40b
との配置が回収搬送コンベヤ37の搬送方向に対して所
定の角度傾斜した状態で配設されている。
【0028】回収搬送コンベヤ37の各コンテナ載置ゾ
ーン39毎の駆動制御は、搬送方向下流側のコンテナ載
置ゾーン39にコンテナWが検出されず、かつ搬送方向
上流側の隣接するコンテナ載置ゾーン39にコンテナW
が検出されている場合のみ、双方のコンテナ載置ゾーン
39の回収搬送コンベヤ37がぞれぞれ搬送駆動され、
それ以外は停止するよう制御されている。また搬送方向
最下流側のコンテナ載置ゾーン39の搬送方向下流側に
はコンテナ載置部38が無いため、この最下流側のコン
テナ載置ゾーン39のみ、該コンテナ載置ゾーン39に
コンテナWが検出されている場合に、単独でそのコンテ
ナ載置ゾーン39の回収搬送コンベヤ37が搬送駆動さ
れるよう制御されている。
【0029】そして最下流側のコンテナ載置ゾーン39
の下流側の回収搬送コンベヤ37は従来同様、コンテナ
Wが図示省略の検出器で検出されると搬送駆動するよう
制御されている。
【0030】例えば図6に示される如く、各コンテナ載
置ゾーン39を回収搬送コンベヤ37の下流側から順次
ゾーン39A,39B,39C…とした場合、図6(a
)において、ゾーン39A,39B,39Dにはコンテ
ナWが載置されておらず、ゾーン39CにコンテナWが
載置されているため、ゾーン39Aとゾーン39Dのコ
ンベヤ37は停止され、ゾーン39Bとゾーン39Cの
コンベヤ37が搬送駆動され、図6(b)に示される如
く、ゾーン39CのコンテナWがゾーン39B側に移載
される。この状態においては、次にゾーン39Aとゾー
ン39Bが搬送駆動され、ゾーン39Cとゾーン39D
は停止されている。
【0031】図6(c)においては、各ゾーン39A,
39B,39C,39DにコンテナWが載置されている
ため、ゾーン39Aだけが搬送駆動され、他のゾーン3
9B,39C,39Dは停止されている。そしてゾーン
39AのコンテナWが搬出されるとゾーン39Aとゾー
ン39Bが搬送駆動され、ゾーン39BのコンテナWが
ゾーン39Aに移載されると、ゾーン39A,39B,
39Cが搬送駆動され、ゾーン39AのコンテナWは下
流側に搬出され、ゾーン39CのコンテナWがゾーン3
9Bに移載される。以下、同様にして順次、駆動停止が
繰返されて、各コンテナ載置ゾーン39に載置されたコ
ンテナWが回収されて行く。
【0032】本発明の実施例は以上のように構成されて
おり、作業ステーション1で組立て等の作業を行ってい
る作業者Mがリクエスト操作部を操作して、次の作業の
物品が収容されたコンテナWのリクエストを行うと、メ
インコンピュータの指令により自動倉庫2内でその物品
が収容されたコンテナWを自動的に検索してピッカー9
で取出し、第1コンテナ昇降装置15位置まで搬送する
。この際、コンテナW識別用のバーコードBにより、そ
のコンテナWの搬送先の作業部12が特定されてメイン
コンピュータに記憶される。そしてこのピッカー9の到
着が検出されると第1コンテナ昇降装置15の昇降台1
5aが昇降操作され、そのピッカー9高さに達すると、
ピッカー9側から昇降台15a上にコンテナWが移載さ
れる。
【0033】次に昇降台15aは第1搬送コンベヤ16
高さまで上昇操作され、第1搬送コンベヤ16上にコン
テナWが移載される。その後、コンテナWは第1搬送コ
ンベヤ16によって搬送されて第2搬送コンベヤ17側
に移載され、第2搬送コンベヤ17によって搬送される
【0034】第2搬送コンベヤ17による搬送初期にお
いて、搬送されるコンテナWのバーコードBがバーコー
ドリーダー22で読み取られ、その読み取り情報に基づ
いてコンテナWの分岐位置が記憶される。そしてコンテ
ナWがその分岐位置まで搬送されると、分岐装置の作動
により所定の分岐搬送コンベヤ18側に案内され、その
後、分岐搬送コンベヤ18によって搬送され、その搬送
方向終端部に突出するストッパーに当接して停止される
【0035】この搬送方向終端部へのコンテナWの到着
が検出されると、第2コンテナ昇降装置19の昇降台1
9aが分岐搬送コンベヤ18高さまで上昇操作され、同
高さに達すると、ストッパーが退避操作され、分岐搬送
コンベヤ18上より昇降台19a上にコンテナWが移載
される。この移載後、ストッパーは初期の突出状態に復
帰操作される。
【0036】次に昇降台19aは第3搬送コンベヤ20
高さまで下降操作され、第3搬送コンベヤ20上にコン
テナWが移載される。その後、コンテナWは第3搬送コ
ンベヤ30によって搬送され、その搬送終端部に到着す
ると搬送駆動が停止して待機される。一方、この搬送終
端部へのコンテナWの到着が検出されると、光通信ユニ
ット30a,30bを通じて、キャリアー27が走行操
作され、キャリアー27が前記搬送終端部に到着すると
停止し、アーム28がコンテナW側に突出操作され、コ
ンテナWに対する係合状態で引戻し操作され、コンテナ
Wをキャリアー27上に取込む。
【0037】コンテナW取込み後、再度走行操作され、
リクエストを行った作業部12位置で停止され、アーム
28の突出操作により、コンテナWが作業部12のコン
テナ載置面31上に受渡され、コンテナWに対する係合
状態を解除してアーム28は引戻し操作される。そして
キャリヤー27は搬送終端部に搬送された次のコンテナ
Wの移送を行う。
【0038】以上のようにして、各作業部12における
作業者Mのリクエストに応じた物品を収容した各コンテ
ナWをそれそれ個別にリクエスト先の作業部12に直接
、搬送する方式であり、作業者Mは搬送途中におけるコ
ンテナW内の物品を何等確認している必要がない。また
作業者Mのリクエストに応じて、コンテナWがキャリヤ
ー27により直接その作業部12に搬送されるため、複
数の作業者Mが同じ作業を行っている場合であっても、
リクエストの順序に従って搬送され、特定の作業者Mの
コンテナW待機時間が特に長くなるということもなく、
待機時間の均等化が図れる。
【0039】次にコンテナW内の物品に対する組立て等
の作業が終了すれば、作業者Mは空となったコンテナW
を各自の作業部12の下方に位置する回収搬送コンベヤ
37のコンテナ載置部38に載置すればよい。この際、
回収搬送コンベヤ37が複数のコンテナ載置ゾーン39
に区分けされ、コンテナ載置ゾーン39毎に独立して駆
動制御されており、コンテナ載置ゾーン39内に1つで
もコンテナWが載置されていれば、コンテナ載置ゾーン
39内に空き状態のコンテナ載置部38が存在しても搬
送方向下流側に順次搬送する方式であるため、搬送方向
下流側においても近辺のコンテナ載置ゾーン39内にコ
ンテナW載置スペースを容易に見いだすことができ、搬
送方向下流側におけるコンテナ載置部38の詰まりが有
効に防止できる。
【0040】従って搬送方向下流側で作業を行っている
各作業者Mもすぐ近くのコンテナ載置ゾーン39内の空
き状態となっているコンテナ載置部38にコンテナWを
載置すればよく、従来の如く、搬送方向上流側の遠くに
位置した空き状態のコンテナ載置部38までコンテナW
を選ぶ必要がなくなり、搬送方向下流側における作業者
Mの負担が軽減できると共に作業能率も向上する。
【0041】またコンテナ載置部38の複数組を一括し
て検出器35で検出する方式であるため、従来の如く、
コンテナ載置部102毎に検出器を設ける場合と比較し
て、検出器35の設置数を大幅に削減できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナを順次搬送す
る搬送コンベヤの搬送制御層において、コンテナ載置部
の複数組を1単位として、各コンテナ載置部を搬送方向
複数のコンテナ載置ゾーンに区分けすると共に、搬送コ
ンベヤは各コンテナ載置ゾーン毎に駆動制御自在とされ
、各コンテナ載置ゾーン毎に、そのゾーン内にコンテナ
が載置されているかどうかを検出する検出器が設けられ
、隣接するコンテナ載置ゾーンのうち搬送方向下流側の
コンテナ載置ゾーンにコンテナが検出されず、かつ搬送
方向上流側のコンテナ載置ゾーンにコンテナが検出され
ている場合のみ、双方のコンテナ載置ゾーンがそれぞれ
搬送駆動され、搬送方向最下流側のコンテナ載置ゾーン
のみ、該コンテナ載置ゾーンにコンテナが検出されてい
る場合に単独で搬送駆動される方式であり、搬送方向下
流側におけるコンテナ載置部の詰まりが有効に防止でき
、従来の如く、コンテナを遠くまで選ぶ必要がなく、搬
送方向下流側における作業者の負担が軽減できると共に
、作業能率の向上が図れる。また検出器の設置数も大幅
に削減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部平面図である。
【図2】作業ステーションの平面図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】図2のIV−IV線断面矢視図である。
【図5】本発明の実施例における全体概略平面図である
【図6】回収搬送コンベヤの駆動説明図である。
【図7】コンテナの斜視図である。
【図8】従来例を示す駆動説明図である。
【符号の説明】 1    作業ステーション 3    搬送手段 4    回収搬送機構 37  回収搬送コンベヤ 38  コンテナ載置部 39  コンテナ載置ゾーン 40  検出器 W    コンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送コンベヤが搬送方向に沿って多数
    のコンテナ載置部に区分けされ、各コンテナ載置部に載
    置されたコンテナを順次搬送する搬送コンベヤの搬送制
    御装置において、コンテナ載置部の複数組を1単位とし
    て、各コンテナ載置部を搬送方向複数のコンテナ載置ゾ
    ーンに区分けすると共に、搬送コンベヤは各コンテナ載
    置ゾーン毎に駆動制御自在とされ、各コンテナ載置ゾー
    ン毎に、そのゾーン内にコンテナが載置されているかど
    うかを検出する検出器が設けられ、隣接するコンテナ載
    置ゾーンのうち搬送方向下流側のコンテナ載置ゾーンに
    コンテナが検出されず、かつ搬送方向上流側のコンテナ
    載置ゾーンにコンテナが検出されている場合にのみ、双
    方のコンテナ載置ゾーンがそれぞれ搬送駆動され、搬送
    方向最下流側のコンテナ載置ゾーンのみ、該コンテナ載
    置ゾーンにコンテナが検出されている場合に単独で搬送
    駆動されることを特徴とする搬送コンベヤの搬送制御装
    置。
JP4624391A 1991-02-18 1991-02-18 搬送コンベヤの搬送制御装置 Withdrawn JPH04266315A (ja)

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JP4624391A JPH04266315A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 搬送コンベヤの搬送制御装置

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JP4624391A Withdrawn JPH04266315A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 搬送コンベヤの搬送制御装置

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