JPH0426564B2 - - Google Patents

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JPH0426564B2
JPH0426564B2 JP14589887A JP14589887A JPH0426564B2 JP H0426564 B2 JPH0426564 B2 JP H0426564B2 JP 14589887 A JP14589887 A JP 14589887A JP 14589887 A JP14589887 A JP 14589887A JP H0426564 B2 JPH0426564 B2 JP H0426564B2
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Mitsuyoshi Kano
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Yaesu Musen Co Ltd
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Yaesu Musen Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信型受信機あるいはトランシーバ
等の受信部において、その目的とする受信周波数
の他に、更に他の周波数を同時受信できるように
した二重受信システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の受信機においては、目的とする
受信周波数は一波のみであり、また、トランシー
バ等で行なわれる自局の発射電波の監視につい
て、およそ同一周波数のみであつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような従来技術において、例え
ば、現在受信中の周波数以外は、他に受信設備を
用意しない限りまつたく把握できず、しかも送信
電波の質の内容、すなわち自局の発射電波の周波
数許容偏差、若しくは占有周波数帯幅の許容値、
並びにスプリアス発射の強度の許容値、および変
調度、または音質等の実際に電波として空間に放
射されたものへの監視は、全く行ない得なかつた
ものである。
さらに、外来受信ノイズの除去ということに関
しては、従来、ノイズブランカ回路等が付加され
ていたが、受信周波数の近接に強い信号が存在す
ると、その効果が減ずるという欠点があつた。
この発明は、上記のような受信機等における欠
点を改良する目的でなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、受信機能を有する一つの回路中に
受信部を二回路もうけ、その出力を低周波混合器
で混合し、更に混合制御用ボリユームにより、そ
のレベルを調整できるようにした二重受信システ
ムであり、また外来受信ノイズに関し、上記の機
能を利用して第2受信部の周波数を、妨害信号の
ない周波数に変えてノイズ検出を行ない、第1受
信部の信号ゲートを制御すれば、強力な近接波が
存在していても、その影響を防ぐことができる。
従つて、上述の従来技術の問題点をそれぞれ解
決するものである。
〔実施例〕
次に、この発明の受信システムを図面にもとづ
いて説明するが、第1図は本発明を実施するため
の総合構成図であつて、第2図は本発明の特長と
するノイズ除去回路の構成図であり、第3図は第
1受信部と第2受信部の低周波出力における混合
比率を調整するための制御つまみ部分を示したも
のであ。また、第4図は本発明の二重受信システ
ムにおける受信周波数を表示するための表示器を
示したものであり、第5図は制御部に関するフロ
ーチヤートである。
(1) 第1図において、第1受信部1の構成は第1
周波数変換器102に入力する第1局部発振器
301の発振周波数を可変して受信周波数を変
えるトリプルコンバージヨンスーパーヘテロダ
イン方式であり、入力信号系は順次、第1高周
波増幅器101、第1周波数変換器102、第
1中間周波フイルタ103、第2周波数変換器
104、第1信号ゲート回路107、第1ノイ
ズパルス生成回路106、第2中間周波フイル
タ108、第3周波数変換器109、第3中間
周波フイルタ111、第3中間周波増幅器11
2、第1復調器113、第1低周波前置増幅器
114、低周波混合器310、低周波電力増幅
器311を構成し、また局部発振信号系は
CPU304制御のPLL方式であつて順次、第
1局部発振器301、第2局部発振器105、
第3局部発振器110、ビート周波数発振器
(以下、BFOと称す)308で構成され例え
ば、第1中間周波数を47.0MHz、第2中間周波
数を9MHz、第3中間周波数を455KHz、また目
的とする受信周波数範囲を100kHzから30MHz
とすると、第1局部発振周波数は47.1MHzから
77MHzとなり、第2局部発振周波数は38.0M
Hz、第3局部発振周波数は8.545MHzとなる。
すなわち、14MHzを受信する場合、第1局部
発振周波数をl1とすると、 l1r1n1r1=第1受信部の受信周波数 ∵n1=第1中間周波数 ∴l1=14.0+47.0=61.0MHzとなる。
(2) また、第1図において第2受信部2の構成
は、第4周波数変換器202に入力する第1局
部発振器301の発振周波数を可変して受信周
波数を変える第4中間周波数可変のダブルコン
バージヨンスーパーヘテロダイン方式であり、
入力信号系は順次、第4中間周波数変換器20
2、第4中間周波フイルタ203、第5周波数
変換器204、第5中間周波フイルタ205、
第2信号ゲート回路206、第2ノイズパルス
生成回路207、第6中間周波フイルタ20
8、第5中間周波増幅器209、第2復調器2
10、第2低周波前置増幅器211を構成し、
また局部発振周波数系は第4周波数変換器20
2と第2復調器210には、それぞれ第1局部
発振器301とBFO308を共用し、第5周
波数変換器204に入力する第4局部発振器3
02は、CPU304で制御するPLL方式の周
波数シンセサイザで構成され、例えば前記(1)の
ごとく14MHzを受信する場合において、第1局
部発振周波数が共通であり、かつ第5中間周波
数が、第1受信部1の第3中間周波数と同一で
あるから、このときの第4中間周波数l4は、 l4n4n5n4=第4中間周波数 ∵n5=第5中間周波数 ここで、n4n1であるから、 l4=47−0.455=46.545MHzとなる。
もし、l4が46.545MHzで一定であれば、第1受
信部1の受信周波数と、第2受信部2の受信周波
数が変化して二重受信が可能となる。ただし、
l4を変化した場合、l1は変化しないので、第4
中間周波数n4l4の変化した量だけ変わる。例
えば、14.0MHzを受信している状態でl4を50kHz
だけ高くすると、 l4n4n5であるから、 n4l4n5n4=46.595+0.455 =47.05MHzとなる。
つまり、n4l4に比例して変化するのである
が、l4の変化範囲は第4中間周波フイルタ20
3の帯域幅の範囲内であつて、第4局部発振器3
02のVCO制御電圧を利用したとき、第4中間
周波フイルタ203の同調トラツキングを行なえ
ば、上記に限定されることはない。
(3) 次に、l1l4を制御するCPU304の演算
機能を利用して、l1l4の周波数トラツキン
グを行ない、第1受信部1の受信周波数が変化
しても、第2受信部2の受信周波数を変化させ
ない機能について説明する。
まず、第1受信部1の受信している周波数に
おいて、通信を行ないながら第2受信部2の第
4局部発振周波数を変化して2周波受信を行な
つているとき、通信している相手方の周波数が
変動すると、変動した周波数だけ第1局部発振
器301の発振周波数を補正しなければならな
い。その結果、第2受信部2の受信周波数が変
化してしまい不都合となるので、周波数トラツ
キングスイツチ303を入れトラツキングモー
ドにして、上記の不都合を解決したものであ
る。また、これらのことを数式を用いて説明す
ると、 第1受信部1の受信周波数r1を14.0MHzと
し、第2受信部2の受信周波数r2が13.95MHz
であるとき、l1=61MHzであるからl4
46.595MHzである。
また、この状態においてl1を50kHz高くした
とき、r1が14.05MHzになつたとするとl1は、 l1=61+0.05=61.05MHzである。
しかるに、l4l1とトラツキングを取つて
いる関係上、同様にして50kHz周波数が高くな
るから、 l4=46.595+0.05=46.645MHzとなる。
このとき、第4中間周波数n4は、 n4l4n5n4=46.645+0.455 =47.1MHz 従つて、第2受信部2の受信周波数r2は、 r2l1n4r2=61.05−47.1 =13.95MHz となり、r2の変化は生じない。
なお、周波数を可変するための機能は制御部3
によるものとし、主ダイヤル用には第1局部発振
可変用ダイヤルパルス発生器306を動作させ、
また副ダイヤル用には第4局部発振可変用ダイヤ
ルパルス発生器307を動作させて行なうものと
する。
(4) 次に、本発明においてのみ可能とした二重受
信機能を利用したノイズ除去機能が、如何にし
て改善され行なわれるのかを、第2図のノイズ
除去回路4の構成図にもとづき述べて行くこと
にする。
ごく一般的に存在する外来ノイズは、その含
有する周波数帯域が広いので、遅延することな
く増幅するために、少なくとも15から20kHzの
帯域が必要であり、第1帯域フイルタ401は
そのためのものである。
そして、フイルタの通過帯域内に強い信号が
現われると、第1増幅器404および第2増幅
器405にかかつているAGC増幅器407が
動作してノイズ増幅回路の利得を下げ、ノイズ
検波器406のノイズ検出感度が低下してしま
う。そこで、第2受信部2の受信周波数を変化
させ、妨害となる信号波のない周波数に同調し
たのち、第2受信部2においてノイズ検出を行
ない、それを信号ゲート回路402に入力し
て、更に不必要な信号を除去するための第2帯
域フイルタ403を通したことにより、ノイズ
が除去できるのである。
(5) 前記(4)項に関連して、第1受信部1の第1信
号ゲート回路107には、第1受信部1の第1
ノイズパルス生成回路106の出力、並びに第
2受信部2の第2ノイズパルス生成回路207
の出力、またはこの両者の論理和出力の三者
を、ノイズパルス切替スイツチ305において
選択できるようになつている。
(6) また、本発明による二重受信を行なつて聴取
するときは、第1低周波前置増幅器114の出
力と、第2低周波前置増幅器211の出力を低
周波混合器310によりそれぞれ混合し、かつ
低周波混合制御用ボリユーム309でその出力
比を低周波電力増幅器311に導いて、所望の
低周波出力とするものである。
更に第3図において、制御つまみ5を主50
1方向に廻すと第1受信部1の出力が増し、副
502方向に廻すと第2受信部2の出力が増す
ようになつている。
従つて、二重受信を行なうときは、中間50
3の位置にして使用すれば便利である。
(7) 第4図に表示器の実施例を示すが、第1受信
部1の表示は主表示器6により行ない、第2受
信部2の表示は副表示器7によりそれぞれ行な
うごとく、更に受信周波数を基準として、和や
差の周波数関係等において、一方または両方に
表示させる機能を、制御部3により行なうよう
にしたものである。
〔発明の効果〕
この発明による二重受信システムによれば、一
台の受信機またはトランシーバで、任意の異なる
周波数の同時受信を実現し、別の受信機等を取り
揃えた場合に比べ、受信操作等の諸動作において
簡便となり、更に従来のノイズ除去機能に関して
は単一受信回路を使用したものに比べ、その顕著
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための総合構成図、
第2図はノイズ除去回路の構成図、第3図は低周
波信号の混合比を決定さすための説明図、第4図
は表示機能を示すための説明図、第5図はCPU
におけるメイン・プログラム・ループの動作のフ
ローチヤートである。 1…第1受信部、2…第2受信部、3…制御
部、4…ノイズ除去回路、5…制御つまみ、6…
主表示器、7…副表示器、101…第1高周波増
幅器、102…第1周波数変換器、103…第1
中間周波数フイルタ、104…第2周波数変換
器、105…第2局部発振器、106…第1ノイ
ズパルス生成回路、107…第1信号ゲート回
路、108…第2中間周波フイルタ、109…第
3周波数変換器、110…第3局部発振器、11
1…第3中間周波フイルタ、112…第3中間周
波増幅器、113…第1復調器、114…第1低
周波前置増幅器、201…第2高周波増幅器、2
02…第4周波数変換器、203…第4中間周波
フイルタ、204…第5周波数変換器、205…
第5中間周波フイルタ、206…第2信号ゲート
回路、207…第2ノイズパルス生成回路、20
8…第6中間周波フイルタ、209…第5中間周
波増幅器、210…第2復調器、211…第2低
周波前置増幅器、301…第1局部発振器、30
2…第4局部発振器、303…周波数トラツキン
グスイツチ、304…CPU、305…ノイズパ
ルス切替スイツチ、306…第1局部発振可変用
ダイヤルパルス発生器、307…第4局部発振可
変用ダイヤルパルス発生器、308…ビート周波
数発振器、309…低周波混合制御用ボリユー
ム、310…低周波混合器、311…低周波電力
増幅器、401…第1帯域フイルタ、402…信
号ゲート回路、403…第2帯域フイルタ、40
4…第1ノイズ増幅器、405…第2ノイズ増幅
器、406…ノイズ検波器、407…AGC増幅
器、501…主、502…副、503…中間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無線通信機に、ダブルコンバージヨンまたは
    トリプルコンバージヨンのスーパーヘテロダイン
    方式による第1受信部と第2受信部とを備え、同
    時に異なる周波数を受信可能にする構成の2重受
    信システムにおいて、 前記第1受信部の受信周波数を選択する局部信
    号で前記第1および第2受信部の周波数変換をす
    る手段と、該周波数変換された前記第2受信部の
    信号を更に周波数変換して第1受信部の受信信号
    と異なる受信周波数を選択する手段と、前記第1
    および第2受信部の中間周波回路の終段では同一
    の周波数にする中間周波回路を設け、前記第1お
    よび第2受信部の中間周波回路の終段からの出力
    は夫々の復調器で単一のBFO発振器からのBFO
    信号を供給されて復調する手段とを備えたことを
    特徴とする二重受信システム。 2 第1低周波前置増幅器114の出力と、第2
    低周波前置増幅器211の出力とにおいて、低周
    波混合器310で混合したのち低周波電力増幅器
    311に加え、両者の相対出力比を低周波混合制
    御用ボリユーム309で連続的に可変するように
    したことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
    二重受信システム。 3 第4局部発振器302において、その発振周
    波数を可変するための信号に、第1局部発振器3
    01の微調整用ダイヤルパルスエンコーダーと共
    用したことを特徴とする特許請求範囲第1項記載
    の二重受信システム。 4 第1局部発振周波数の可変量と、第4局部発
    振周波数の可変量とをCPU304で演算し、第
    4中間周波フイルタ203の帯域幅の範囲におい
    てトラツキングを行ない、第1局部発振周波数を
    可変しても第2受信部2の受信周波数は変わらな
    いようにする機能を有することを特徴とする特許
    請求範囲第1項記載の二重受信システム。 5 信号ゲート回路に加えるゲート制御パルス
    は、第1ノイズパルス生成回路106の出力と、
    第2ノイズパルス生成回路207の出力と、この
    両者の論理和出力との3段階を選択できるように
    したことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
    二重受信システム。
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