JPH0426529B2 - - Google Patents

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JPH0426529B2
JPH0426529B2 JP60190638A JP19063885A JPH0426529B2 JP H0426529 B2 JPH0426529 B2 JP H0426529B2 JP 60190638 A JP60190638 A JP 60190638A JP 19063885 A JP19063885 A JP 19063885A JP H0426529 B2 JPH0426529 B2 JP H0426529B2
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JP
Japan
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circuit
voltage
signal
coil
abnormality detection
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JP60190638A
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Koichi Minami
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 駆動電圧がコイルに所定時間以上印加された状
態を検出する異常検出回路であり、駆動電圧がコ
イルに印加されている間中、少なくともコンデン
サを充電あるいは放電させる積分回路を用いて、
駆動電圧の印加時間が所定の時間をオーバーした
とき、異常電圧を示すようにして、その状態でロ
ツク(ラツチアツプ)させ、異常を通知する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリンタのソレノイドやモータ等を
駆動するためのコイル駆動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、プリンタにおいて、印字ピンを駆動する
コイルなどに、駆動用のトランジスタの障害によ
り、駆動電圧が所定時間以上連続して印加される
異常状態が発生する場合があつた。このため、通
常のプリンタのコイル駆動制御装置には、異常検
出回路が設けられているのが普通である。
以下に、第3図に示す従来のコイルを駆動制御
装置の例を用いて、第4図の動作波形図を参照し
ながらその動作機能を説明する。
第3図において、コイルL21はプリントヘツ
ドソレノイドであり、コイル駆動信号である
SON信号をトランジスタTr2のベースに入力し、
コレクタと電源Vcc1との間に接続されているコイ
ルL21に電圧を印加して駆動することにより、
印字が行われる。このとき、トランジスタTr2
短絡により、駆動電圧が所定時間以上に渡つて連
続してコイルL21に印加されることがある。こ
のような異常状態は、異常検出回路20により検
出される。異常検出回路20は、Dタイプ・フリ
ツプフロツプD・FF22とOR回路23を含み、
トランジスタTr2のコレクタの電圧と、SON信号
とが、図示のようにOR回路23に入力されてい
る。
まず第4図イに示す動作波形図を用いて正常動
作時の動作を説明する。
第3図図中SON信号(第4図イのSON信号)
をトランジスタTr2のベースおよびOR回路23
の入力端に入力する。トランジスタTr2のベース
に入力されたSON信号によつて、コイルL21
が駆動されると共に、コレクタに生じた電圧がダ
イオードを介して(A)信号(第4図イの(A)信号)と
してOR回路23の他の入力端に入力される。
SON信号および(A)信号が入力されたOR回路2
3は、Hレベルの(B)信号(第4図イのHレベルの
(B)信号)をD・FF22のD端子に入力する。そ
してD・FF22のクロツク端子(CK)に供給さ
れているクロツクに同期してHレベルの*FiR信
号即ち正常動作を示す信号が出力される。
次に、第4図ロに示すトランジスタTr2が短絡
(シヨート)した場合の異常動作時の動作を説明
する。
第3図に示すトランジスタTr2のコレクタとエ
ミツタとが何等かの原因によつてシヨートした場
合、(A)信号はLレベルとなる(第4図ロ図中(A)信
号中の(A))。
このLレベルの(A)信号をOR回路23に入力す
ることにより、出力端からLレベルの(B)信号が
D・FF22のD端子に入力される(第4図ロ(B)
信号)。そして、クロツク(CK)に同期して*
FiR信号がLレベルとなる(第4図ロ*FiR信
号)。このLレベルの*FiR信号は、D・FF22
のクリア端子(CLR端子)に入力され、当該L
レベルの*FiR信号が保持される。これにより、
コイルL21の駆動に異常状態が生じたことが外
部に通知される。
〔発明が解決しようとする問題点〕 第3図に示すような従来のコイル駆動制御装置
は、D・FF22を使つているため、コイルL2
1などをプリンタ装置に実装することにより、(A)
信号などに混入したノイズ、特にパルス性のノイ
ズがD端子、CLR端子に入力され、誤動作を生
じさせてしまうという問題があつた。また、制御
用のプログラムが暴走し、SON信号の駆動時間
が長くなつた場合、コイルL21に長時間に渡つ
て駆動電圧が印加されても、第4図イのSON信
号と(A)信号とが同期して変化するため、(B)信号は
Hレベルを保ち、*FiR信号によつては異常状態
を検出できないという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するために、異常
検出回路を積分回路と比較回路と、状態保持回路
とで構成し、駆動電圧がコイルに印加されている
間中、積分回路を構成するコンデンサを充電ある
いは放電させ、しかも、この充電あるいは放電さ
せた積分信号を所定の基準値と比較し、コイルに
所定時間以上に渡つて電圧が印加されたことが判
明すると、この判明結果に基づいて前記充電ある
いは放電をいわば強制的に持続させて異常状態を
保持させる構成を採用するものである。
これにより、パルス性のノイズによつて誤動作
することなく、かつコイルを駆動する制御プログ
ラムなどの暴走によつて駆動電圧がコイルに所定
時間以上印加された場合にも、異常状態信号を出
力することを可能にしている。
第1図に示す本発明の1実施例構成を用いて問
題点を解決するための手段を説明する。
第1図において、コイルL4はプリンタの印字
ピンなどを駆動するコイルであつて、Hレベルの
SON信号をトランジスタTr1のベースに入力する
ことによつて電源電圧Vcc1が印加されるものであ
る。また10は異常検出回路であり、積分回路
1,比較回路2,状態保持回路3によつて構成さ
れている。
積分回路1は、抵抗R3,R4およびコンデンサ
C1から構成され、コイルに駆動電圧(電源電圧
Vcc1)が印加されている間中、抵抗R4,R3を介
してコンデンサC1を充電(あるいは放電)する
ように構成されたものである。
比較回路2は、積分回路1を構成するコンデン
サC1によつて積分された電圧と、抵抗R1および
抵抗R2を用いて分割した所定の基準電圧とを比
較し、その比較結果を*FiR信号として出力する
ものである。
状態保持回路3は、比較回路2によつて比較さ
れた結果が異常状態例えばLレベルの*FiR信号
である場合に、このLレベルの*FiR信号を用い
て、積分回路1を構成するコンデンサC1に対し
て強制的に充電(あるいは放電)を持続させ、異
常状態を保持させるように制御するものである。
〔作用〕
第1図を用いて説明した構成を採用し、SON
信号をトランジスタTr1のベースに入力すること
により、コイルL4を駆動して印字などを行うこ
とができる。この際、何等かの原因によつてトラ
ンジスタTr1が短絡し、駆動電圧がコイルL4に
連続して印加された場合、状態保持回路3を介し
て積分回路1を構成するコンデンサC1を充電
(あるいは放電)していた電圧が、所定の基準電
圧よりも高く(あるいは低く)なつたことが比較
回路2によつて検出され、Lレベルの*FiR信号
(異常状態)として出力される。そして、このL
レベルの*FiR信号は、状態保持回路3に入力さ
れ、積分回路1を構成するコンデンサC1を強制
的に持続して充電(あるいは放電)させ、異常状
態を保持するように制御される。
以上説明したように、駆動電圧がコイルL4に
印加されている間中、コンデンサC1を充電(あ
るいは放電)させる構成を採用すると共に、この
積分した電圧と所定の基準値と比較し、この比較
結果に基づいてコンデンサC1の充電(あるいは
放電)を強制的に持続させるよう構成しているた
め、ノイズに強く、しかもプログラムの暴走によ
つてHレベルのSON信号が所定時間以上に渡つ
て入力されても、異常状態を検出することができ
る。
〔実施例〕
第1図に示した本発明の1実施例構成と、第2
図に示す動作波形図を用いて本発明の詳細を説明
する。なお、第1図において、10は異常検出回
路、1は積分回路、2は比較回路、3は状態保持
回路、4はコイルL、C1はコンデンサ、R1ない
しR4は抵抗、Tr1はトランジスタを表す。
第1図において、コイル駆動信号であるSON
信号をバツフアを介してトランジスタTr1のベー
スに入力し、コレクタと電源電圧Vcc1との間に接
続されているコイルL4に電源電圧Vcc1を印加し
て駆動している。この際、電源電圧Vcc1が所定時
間以上に渡つて連続してコイルL4に印加される
異常状態を検出するために、トランジスタTr1
コレクタの電圧が状態保持回路3に入力され、積
分回路1を構成するコンデンサC1を充電してい
る。
第2図イの動作波形図を用いて正常動作時の動
作を説明する。
第1図のSOHN信号(第2図イのSON信号)
をバツフアを介してトランジスタTr1のベースに
入力する。このトランジスタTr1のベースに入力
されたSON信号によつて、コイルL4が駆動さ
れると共に、コレクタに生じた電圧が、ダイオー
ドを介してLレベルの(C)信号(第2図イの(C)信
号)として状態保持回路3の入力端に入力され
る。
また、この状態保持回路3の他の入力端には、
比較回路2からの出力信号であるHレベルの*
FiR信号が入力されている。
Lレベルの(C)信号およびHレベルの*FiR信号
が入力された状態保持回路3は、Hレベルの信号
を積分回路1に入力し、コンデンサC1の充電を
開始する(第2図図中時刻)。このコンデンサ
C1の両端に生じた電圧と、抵抗R1と抵抗R2とを
用いて分割した基準電圧(第2図イの(E)信号)と
がコンパレータによつて比較され、その比較結果
が*FiR信号として出力される。そして、第2図
イに示す時刻の時点でSON信号がLレベルに
なるから、コンデンサC1の充電が停止され、リ
セツトするために放電が開始される。この時、コ
ンデンサC1に充電された(D)信号の最大電圧は、
(E)信号の基準電圧よりも小さいから、Hレベルの
*FiR信号即ち正常動作時の信号が常に出力され
る。
次に、第2図ロに示すトランジスタTr1が短絡
(シヨート)した場合の異常動作時の動作を説明
する。
第1図に示すトランジスタTr1のコレクタとエ
ミツタとが何等かの原因によつてシヨートした場
合(第2図ロ時刻)、トランジスタTr1のコレ
クタ電圧に対応する(C)信号はLレベルとなる。こ
のLレベルの(C)信号を状態保持回路3に入力する
ことにより、積分回路1を構成するコンデンサ
C1の充電が開始される。
そして、所定時間Tの間充電を行うことによ
り、コンデンサC1の両端に発生した(D)信号の電
圧が、時刻の時点で基準電圧である(E)信号と等
しくなる。この時刻以降では、(D)信号の電圧が
基準電圧よりも高くなり、比較回路2からLレベ
ルの*FiR信号(異常状態を表す信号)が出力さ
れると共に、このLレベルの*FiR信号が状態保
持回路3の他の入力端に入力され、コンデンサ
C1を強制的に持続して充電するように制御する。
これにより、異常状態がコンデンサC1の電圧と
して保持され、外部に通知される。
以上説明したように、駆動電圧がコイルL4に
印加されている間中、積分回路1を構成するコン
デンサC1を充電するように制御すると共に、こ
の充電した電圧が所定の基準電圧を超えた場合
に、この超えたことを契機として、コンデンサ
C1を強制的に更に持続して充電する構成を採用
することにより、トランジスタTr1は短絡しない
が、プログラムの暴走などによつてHレベルの
SON信号が連続して入力された場合にも、所定
時間経過後には異常状態を検出して通知すること
ができる。
また、コンデンサC1を充電し、この充電した
電圧に基づいて異常状態を検出しているため、当
該コイル駆動制御装置をプリンタ装置に実装した
場合に、パルス性のノイズによつて誤動作を生じ
ることがない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、駆動電
圧がコイルに印加されている間中、積分回路を構
成するコンデンサを充電あるいは放電させると共
に、この充電あるいは放電させた積分信号を所定
の基準値と比較し、コイルに所定時間以上に渡つ
て電圧が印加されたことが判明すると、この判明
結果に基づいて前記充電あるいは放電をいわば強
制的に持続させて異常状態を保持させる構成を採
用しているため、プログラムなどの暴走によつて
駆動電圧がコイルに所定時間以上印加された場合
であつても、異常状態信号を出力することができ
る。また、積分回路を構成するコンデンサを充電
あるいは放電する態様で、駆動電圧がコイルに印
加されている状態を検出する構成を採用している
ため、パルス性のノイズによつて誤動作が生じる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は第
1図図示構成の動作波形図、第3図は従来のコイ
ル駆動制御装置の構成、第4図は第3図図示構成
の動作波形図を示す。 図中、10は異常検出回路、1は積分回路、2
は比較回路、3は状態保持回路、4はコイルL、
C1はコンデンサ、R1ないしR4は抵抗、Tr1はトラ
ンジスタを表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイルに駆動電圧が所定時間以上印加された
    状態を検出する異常検出回路を有するコイル駆動
    制御装置において、 上記異常検出回路は、駆動電圧がコイルに印加
    されていることを示す信号または異常検出信号が
    入力されたとき所定レベルの電圧を出力する状態
    保持回路3と、 状態保持回路3が上記所定レベルの電圧を出力
    している間中、コンデンサを充電あるいは放電さ
    せて一定電圧を積分する動作を続ける積分回路1
    と、 この積分回路1によつて積分された電圧と、所
    定の基準電圧とを比較する比較回路2とを備え、 この比較回路2が、上記積分された電圧が基準
    電圧を越えたことを検出したとき上記状態保持回
    路3および外部へ出力し、状態保持回路3によ
    り、積分回路1を構成するコンデンサの充電ある
    いは放電を強制的に持続させ、比較回路2から出
    力された上記異常検出信号を保持するよう制御
    し、 駆動電圧がコイルに所定時間以上印加された状
    態を検出して外部へ通知するよう構成したことを
    特徴とするコイル駆動制御装置。
JP60190638A 1985-08-29 1985-08-29 コイル駆動制御装置 Granted JPS6249605A (ja)

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JPS6249605A JPS6249605A (ja) 1987-03-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5127542B2 (ja) 2008-04-07 2013-01-23 キヤノン株式会社 定着装置
JP5483475B2 (ja) * 2011-09-13 2014-05-07 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 負荷制御装置
JP2019200291A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100406A (ja) * 1981-12-09 1983-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd プランジヤ−駆動回路の保護装置

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JPS58100406A (ja) * 1981-12-09 1983-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd プランジヤ−駆動回路の保護装置

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