JPH04264998A - 紙葉類取り扱い装置 - Google Patents

紙葉類取り扱い装置

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JPH04264998A
JPH04264998A JP3026007A JP2600791A JPH04264998A JP H04264998 A JPH04264998 A JP H04264998A JP 3026007 A JP3026007 A JP 3026007A JP 2600791 A JP2600791 A JP 2600791A JP H04264998 A JPH04264998 A JP H04264998A
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JP
Japan
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safe
lid
arm
storage box
sensor
Prior art date
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Application number
JP3026007A
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English (en)
Inventor
Aiichiro Kurata
倉田 愛一郎
Hiroshi Kusuhara
楠原 弘
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙葉類取り扱い装置
にかかわり、とくに、現金自動取り引き装置(ATM)
に好適な紙葉類取り扱い装置に関している。
【0002】
【従来の技術】紙葉類取り扱い装置、たとえば現金自動
取り引き装置において、紙幣を収納する箱を装置の前方
ならびに後方から挿入可能にさせ、装置の前後面からの
保守をおこなえるようにさせたものは、たとえば特開平
1−99191号公報に記載されている。
【0003】この装置では、収納箱は昇降器をもつ機構
に装填され、繰り出し機構に接続する位置まで、昇降機
構によって移動され、収納箱内の紙幣が繰り出されるよ
うにさせて、収納箱の装填位置と紙幣の繰り出し位置と
を分離させ、収納箱の挿入を任意の方向からおこなえる
ようにさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは、
収納箱から紙幣を繰り出すときに、収納箱の蓋が開いて
いないと、収納箱を昇降機構によって装填位置まで移動
させ、それから収納箱を外部に引きだし、ふたたび装填
し、繰り出し位置まで移動させなければならず、面倒で
あるばかりか、機構が複雑化し、信頼性が低下するおそ
れがある。
【0005】本発明の目的は、収納箱の蓋の開け忘れを
防ぐことができ、しかも、構造が簡単な紙葉類取り扱い
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための装置】本発明の紙葉類取り扱い
装置は、紙葉類を収納する開閉可能な蓋をもつ収納箱と
収納箱が装填されかつ収納箱内の紙葉類を繰り出す装置
とを具備しているとともに、収納箱を装填するときに、
繰り出し装置に形成される蓋の移動路からはずれた退避
位置とこの移動路を横切る作動位置とのあいだを移動す
る、繰り出し装置に組み込まれた検出部材と、この検出
部材を作動位置につねに移動させるばねとを具備させら
れている。
【0007】本発明の装置において、収納箱の装填に関
連して移動し、装填されていないときに、移動部材を退
避位置にとどめ、装填されたときに、移動部材を作動位
置に移動させるために、移動部材と収納箱とのあいだに
位置して、繰り出し装置に組み込まれた拘束部材を具備
させることができる。
【0008】
【作用】紙葉類を収納している箱が繰り出し装置に装填
されていないときに、作動部材はばねによって収納箱の
蓋の移動路を横切る作動位置に移動させられている。収
納箱が繰り出し装置装填されると、作動部材が収納箱に
よって押され、ばねに抗して移動され、蓋に接触する。 収納箱の蓋が開放されると、作動部材はばねによってさ
らに移動され、退避位置に移動される。が、蓋を開いて
いないと、部材は作動位置に留まっている。作動部材の
これらの位置を検出し、収納箱を装填したあとに、作動
部材が退避位置に留まっていたときに、たとえば繰り出
し装置に組み込まれている収納箱から紙葉類を繰り出す
機構の作動を停止させたままにすることによって、蓋の
開け忘れによる部品の破損などの事故を防げ、あるいは
、音や光によってこの状態を警告する装置を作動させ、
この装置の操作者に注意を喚起することによって、装着
された収納箱の蓋が閉じていることを、即座に操作者に
報知することができるので、紙葉類の繰り出し作動がな
されてから、蓋を開けなおすといった後戻り作業を防げ
る。
【0009】拘束部材を具備していると、収納箱が装填
されていないときに、拘束部材が作動部材を退避位置に
移動させ、作動部材が収納箱および蓋の移動路上から退
避されるため、収納箱の装填を任意の方向からおこなえ
る、つまり正面、背面あるいは側面から保守おこなえる
紙葉類取り扱い装置を得られる。
【0010】
【実施例】本発明の紙葉類取り扱い装置の実施例は、以
下に、図面とともに説明する。
【0011】この紙葉類取り扱い装置は現金自動取り引
き装置にたいするもので、図1および図2に示すように
、紙幣をいれる金庫10と、金庫が装填され、これにあ
る紙幣を外部に繰り出す機構をもつ装置20とを具備し
ている。
【0012】金庫10は、図1に示すように、本体11
および蓋12からなっている。本体11は上面が開放さ
れた箱形の形態をもっている。蓋12は、断面が逆コの
字形のもので、側面壁を本体11の側面壁上に位置させ
て、本体11の上部開口をおおうように配置されている
。蓋12の側面壁の内面にはピン13が設けてあり、こ
れらのピンが本体11の側面壁に側面壁上縁と平行に設
けられた直線溝14に挿入させられている。金庫10の
開放は、図面において蓋12を左方向に引き、ピン13
を溝14にそって直線移動させたあと、溝14の左端に
おいてピン13を中心にして蓋12を反時計方向に回転
させ、蓋12を本体11の背面壁に重ねることによって
なされる。
【0013】この金庫が装填される装置20は、筺体2
1がたとえば一辺を水平に、他辺を垂直に配置された逆
L字形の形態をもっていて、ふたつの辺にはさまれた空
間に金庫の挿入空間22を形成したものからなっている
。金庫10に収容されている紙幣を繰り出すための機構
は、図示されていないが、筺体12における逆L字にお
ける水平に位置する辺部分に収容されている。この水平
に配置された辺部分には、さらに、金庫の挿入空間22
の上部に位置して金庫の蓋12の開閉を検出するための
機構が配置されている。
【0014】この機構はア−ム23およびスライド24
を具備している。ア−ム23は、筺体21にあるピン2
5に保持されているとともに、コイルばね26によって
筺体21につながれ、先端がつねに金庫の挿入空間22
の内部に突出しているようにさせられている。ア−ム2
3のそばにはセンサ27が配置されかつ筺体21にある
部材に支持され、ア−ム23が図1の位置に回転されて
いるときに、受光面をア−ム23によって覆われ、ア−
ム23がコイルばね26に抗して反時計方向にさらに回
転されたときに、光源からの光が受光面に導かれるよう
にさせられている。
【0015】スライド24は、水平に配置された基板2
8およびこれの両端から垂直方向にのびる突起状の部材
29、30を具備しる。これらのうち、基板28は、挿
入空間22の奥行きあるいは前後長より短いサイズをも
つもので、筺体21に固定された支持板31に水平移動
可能に取り付けられている。取り付けは、基板28にあ
るスリットを支持板31にあるガイドピン32に挿入し
かつガイド板33によって抜け止めをおこなうことによ
ってなされている。さらに、基板28には支持板31を
貫通する板状の部材34が設けられている。この部材3
4は前記スリット平行に支持板31に設けられたスリッ
トを貫通させられているとともに、コイルばね35によ
って支持板31にあるばね受け部材36につながれてい
て、スライド24を金庫10の背面にむかって、つまり
、左方向につねに移動するようにさせられている。図1
は、金庫10が所定の位置まで装填され、スライドの突
起部材30が金庫10の前面壁に接触して、スライド2
4がコイルばね35に抗して右にいっぱいに移動されア
−ム23からはなれ、ア−ム23がコイルばね24によ
って回転され、金庫の蓋12に接触している状態を示し
ている。
【0016】金庫10を引き出すときに、まず、蓋12
を閉じる。閉じると、ア−ム23がコイルばね26に抗
して反時計方向に回転され、蓋12の表面に接触する、
つまり図2の状態になる。金庫11が引き抜かれ、左方
向に移動すると、コイルばね35がスライド24を左に
移動させ、スライド24がア−ム23を押して、ア−ム
23がコイルばね26に抗して反時計方向に回転され、
センサ27がオフになる。
【0017】金庫10がふたたび挿入空間22に押し込
まれると、スライド24の突起部材30が金庫10の前
面壁にあたり、金庫10が移動するにつれて、スライド
24が右方向に移動される。スライド24がこれによっ
てア−ム23から離れ、ア−ム23がコイルばね26に
よって反時計方向に回転され、金庫の蓋12に接触する
、ふたたび図1の状態にもどる。このときに、センサ2
7は、受光面がア−ム23によって覆われる。つぎに、
金庫の蓋12が開放されると、ア−ム23がコイルばね
26によって時計方向にさらに回転され、センサ27の
受光面が光源にたいして開放される。
【0018】しかし、金庫10を装填したが、金庫の蓋
12を開け忘れると、ア−ム23が金庫の蓋12に回転
を制限され、センサ27がオフの状態にあるため、制御
装置は搬出機構を作動させない。金庫の蓋12を閉じる
と、ア−ム23がコイルばね26によってさらに時計方
向に回転され、センサ27の受光面が覆われる。
【0019】センサ27は、たとえば、金庫から紙幣を
搬出する機構の作動を制御する装置に接続され、光源か
らの光がセンサ27の受光面に到達する、図2の状態に
おいてのみ、制御装置が繰り出し機構を作動させるよう
にすることによって、あるいは、制御装置が閉め忘れた
直後に警報器、警告灯を作動させることによって、もし
くは、これらを併用することによって、金庫の蓋の開け
忘れによる、繰り出し機構の故障を防げる。
【0020】図3および図4は、この紙葉類取り扱い装
置が組み込まれた現金自動取り引き装置の一例を示して
いる。
【0021】この現金自動取り引き装置は、図3に示す
ように、筺体40が背面にドア41をもっている。金庫
10および繰り出し装置20はこの筺体の内部に組み込
まれている。紙幣搬送装置42が繰り出し装置20の上
部に配置されている。通帳などの印字装置および制御装
置は筺体30の上部にあるふたつの空間の各々に収容さ
れている。
【0022】図4はこの現金自動取り引き装置における
金庫10と繰り出し装置20の詳細を示している。
【0023】金庫10は本体11および蓋12を具備し
ている。本体11は、前述のように上部が開放された箱
形の形態をもっている。が、本体11における、前面壁
の内側となる部位にはピン43が取り付けられていると
ともに、開口がこのピン43の延長線上に位置して前面
壁に設けられている。蓋12は、前述のように、これに
あるピン13を本体11の溝にかん合され、溝端まで直
線移動させたあと、ピン13を中心にして回転させさせ
ることによって、本体11を開放するように本体11に
取り付けられている。
【0024】また、金庫10の内部にはエレベ−タが組
み込まれている。エレベ−タは紙幣wを支持する台およ
びこの台を昇降させる機構からなっている。昇降機構の
駆動源は繰り出し装置20に組み込まれ、金庫10がこ
の現金自動取り引き装置に装填されたときに、昇降機構
とモ−タの回転軸とが機械的に連結されるようになって
いる。図面には、これらのうち、支持台のみが参照符号
44で示されている。
【0025】繰り出し装置20は、ほぼ逆L字形の形態
をなす筺体21における、金庫の挿入空間22の上部に
関連する位置に、繰り出し機構および蓋の開閉を検出す
る機構を組み込まれているとともに、金庫の後部に関連
する位置に、金庫をロックしかつ装着を検出する機構を
組み込まれている。
【0026】繰り出し機構は、送り出しロ−ラ46、分
離ロ−ラ47、繰り出しロ−ラ48およびスタックロ−
ラ49を具備している。送り出しロ−ラ46が金庫10
にある支持台44によって上昇された紙幣wを分離ロ−
ラ47に送り出し、分離ロ−ラ47が紙幣wを一枚ずつ
分離し、繰り出しロ−ラ48によって紙幣wを装置外部
に送り出し、また、紙幣wが筺体の上部にある入金口に
挿入されると、スタックロ−ラ49が紙幣wを金庫内に
送り込むようにしている。
【0027】金庫10をロックしかつ装着を検出するた
めの機構はア−ム50、51を具備している。ア−ム5
0は金庫10をロックするためのもので、ピン52によ
って筺体21に支持されているとともに、コイルばね5
3によって筺体21につながれ、つねに水平になるよう
に回転させられ、先端を金庫10挿入空間22の内部に
突出させている。もうひとつのア−ム51はア−ム50
の上部に配置されている。ア−ム51も、筺体21にあ
るピン54に保持され、コイルばね55によって筺体2
1につながれ、つねに垂直になるように回転させられ、
先端が金庫の挿入空間22の内部に突出するようにさせ
られている。ア−ム51の背面には光センサなどのセン
サ56が配置されている。このセンサ56は、ア−ム5
1がコイルばね55に抗して時計方向に回転されたとき
に、受光面がア−ム51によって覆われるように配置さ
れている。これにおいて、金庫10が繰り出し装置20
にある挿入空間22に装填されると、ア−ム50がピン
43に係合して金庫をロックし、ア−ム51が金庫10
の前面壁によって回転され、センサ56の受光面を覆う
ことができるようにさせている。
【0028】金庫の蓋12の開閉を検出する装置は、前
述のように、ア−ム23、スライド24およびセンサ2
7を具備している。ア−ム23は、金庫10の挿入空間
22にはいり込む作動位置と挿入空間22から退避した
位置とのあいだを回転するように、繰り出し装置の筺体
に保持されているとともに、コイルばね26によって前
者の位置につねに回転されている。スライド24は、ア
−ム23と金庫10とのあいだに配置され、金庫の装填
に関連して移動し、装填されていないときに、ア−ム2
3を退避位置にとどめ、金庫が装填されたときに、ア−
ム23を作動位置に移動させるようにしている。図4は
ア−ム23が退避位置にある状態を示している。センサ
27は、ア−ム23が作動位置に回転されたときのみに
、光源からの光を受光面に受光させることができるよう
にさせられている。
【0029】センサ27はセンサ56とともに制御装置
に接続されている。制御装置は、センサ27が受光状態
になると、繰り出し装置などの装置とともにタイマを作
動状態にさせ、センサ27が非受光状態になると、繰り
出し装置の作動を停止状態にさせるようになっていると
ともに、センサ56が受光状態になると、金庫10にあ
るエレベ−タの支持台44を昇降させるモ−タを作動さ
せるようにさせられている。これらとともに、制御装置
は、タイマの作動がおわったときに、つまり、センサ5
6が受光状態になったあとに、たとえば3秒経過しても
、センサ27が受光状態にならないと、警報器57を作
動させるようになっている。
【0030】図4において、金庫10が本体11に装填
され、右方向へいっぱいに移動されると、ア−ム50が
ピン43に係合し、金庫10を本体11にロックすると
ともに、ア−ム51が金庫10の前面壁によって反時計
方向に回転され、センサ27が受光状態になり、制御装
置が繰り出し装置20、搬送装置42、印字装置などを
作動状態にさせる。他方、金庫10が装填されると、金
庫が左に移動するにつれて、スライド24がコイルばね
35に抗して左に移動し、ア−ム23からはなれる。そ
こで、ア−ム23がコイルばね26によって反時計方向
に回転され、先端が金庫の蓋12に接触する。金庫10
がロックされ、係員が金庫の蓋12を開くと、ア−ム2
3がコイルばね26によってさらに時計方向に回転され
、センサ27が受光状態になり、制御装置は警報器57
を作動させず、金庫内部にある支持台44を上昇させて
、紙幣wを鎖線で示す位置に上昇させる。この状態にお
いて、出金の要求があると、ロ−ラ46が紙幣wをロ−
ラ47、48にむかって送り出し、これらのロ−ラによ
って一枚づつ外部に送り出される。
【0031】金庫10が装填されたときに、金庫の蓋1
2を開け忘れ、所定時間、たとえば3秒経過すると、ア
−ム23が金庫の蓋12に回転を制限され、センサ27
が非受光状態にあるため、制御装置が警報器57を作動
させ、開け忘れを係員に警告する。金庫の蓋12を閉じ
ると、ア−ム23がコイルばね26によってさらに時計
方向に回転され、センサ27が非受光状態になり、制御
装置が警報器57の作動を停止させるとともに、ア−ム
50がピン43に係合している状態を維持させて、蓋1
2を閉じないかぎり、金庫10を本体11から引き出せ
ないようにさせる。
【0032】金庫10を引き出すために、蓋12が閉じ
られると、スライド24がコイルばね35によって左に
移動されア−ム23に接触し、ア−ム23がコイルばね
26に抗して反時計方向に回転され、センサ27の受光
面がア−ム23によって覆われ、制御装置が警報器57
を作動させないようにするとともに、ア−ム50を自由
にさせる。金庫10を本体11から引き出すと、ピン4
3がア−ム50から抜け出し、ア−ム51がコイルばね
55によって金庫10の前面壁からはなれ、センサ56
を作動させ、装置全体の作動が停止する。
【0033】以上は、金庫が現金自動取り引き装置の背
面から出し入れする現金自動取り引き装置について説明
したが、本発明による紙葉類取り扱い装置は、金庫10
が装填されていないときに、スライド24がア−ム23
を退避させ、金庫の挿入空間に突出物が存在しないので
、金庫を本体側面から出し入れすることができる、現金
自動取り引き装置も得ることができる。図5はそのよう
な現金自動取り引き装置を示している。
【0034】この現金自動取り引き装置において、繰り
出し機構および搬送機構は、移動体60に組み込まれて
いる。金庫10はこの移動体60に装填されるようにな
っている。移動体60は伸縮レ−ル61によって現金自
動取り引き装置の筺体62の内部に位置する位置と筺体
外部の位置とを移動することができる。金庫10の挿入
空間22は移動体60における装置前面側端部に設けら
れている。金庫の装填は、移動体60を外部に引き出し
、移動体60の出し入れ方向と直角な方向から押し込む
ことによってなさている。
【0035】装填された金庫をロックする機構は移動体
60における金庫装填方向の端部に組み込まれ、金庫の
蓋12の開閉状態を検出する機構は金庫の装填方向にそ
って移動体60に組み込まれている。それぞれの機構は
図3および図4に関連して説明した実施例と同様に構成
されている。
【0036】金庫10の装填は、図5に示すように、ド
ア63を開け、移動体60を引き出し、金庫を移動体6
0に装填したあと、移動体60を筺体62に押し込み、
ドア63を閉じることによってなされる。金庫が装填さ
れたときに、金庫の蓋12が開いていないと、蓋12の
開閉状態を検出する機構が前述のようにして作動し、制
御装置が警報器を作動させ、係員に注意を喚起するとと
もに、繰り出し機構、搬送機構、印字機構などを作動状
態にさせる。金庫10の取り出しは、ドア63を開け、
金庫の蓋12を閉じ、移動体60を外部に引っ張りだし
、金庫10を移動体60から引き出すことによってなさ
れる。金庫の蓋12を閉じたときに、蓋の開閉状態を検
出する機構が作動して、制御装置が繰り出し機構、搬送
機構、印字機構などが蓋12の開閉状態を検出する機構
によって作動を停止させる。
【0037】
【発明の効果】請求項1によれば、装着された収納箱に
ある紙葉類を取り扱うときに、収納箱蓋が開いている状
態が保障されるので、蓋が閉じた状態のまま、搬出機構
を作動させることによって発生する、部品の破損などの
障害を防止することができ、信頼性のたかい紙葉類取り
扱い装置を得られる。
【0038】請求項2によれば、紙葉類収納箱の挿入が
複数方向からおこなえるので、複数方向からの保守をお
こなうことができる、紙葉類取り扱い装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類取り扱い装置の一実施例を示す
側面図である。
【図2】図1と異なる作動状態を示す側面図である。
【図3】本発明の紙葉類取り扱い装置を組み込まれた現
金自動取り引き装置の一例を示す説明図である。
【図4】図3に示す現金自動取り引き装置における金庫
および繰り出し機構の構成を示す側面図である。
【図5】本発明の紙葉類取り扱い装置を組み込まれた現
金自動取り引き装置の他の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
w…紙葉類、10…収納箱、12…蓋、20…繰り出し
装置、23…移動部材、26…ばね、24…拘束部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紙葉類を収納する開閉可能な蓋をもつ
    収納箱と収納箱が装填されかつ収納箱内の紙葉類を繰り
    出す装置とを具備している紙葉類取り扱い装置において
    、収納箱を装填するときに、繰り出し装置に形成される
    蓋の移動路からはずれた退避位置とこの移動路を横切る
    作動位置とのあいだを移動する、繰り出し装置に組み込
    まれた検出部材と、この検出部材を作動位置につねに移
    動させるばねとを具備させられていることを特徴とする
    紙葉類取り扱い装置。
  2. 【請求項2】  収納箱の装填に関連して移動し、装填
    されていないときに、移動部材を退避位置にとどめ、装
    填されたときに、移動部材を作動位置に移動させるため
    に、移動部材と収納箱とのあいだに位置して、繰り出し
    装置に組み込まれた拘束部材を含んでいる請求項1に記
    載の装置。
JP3026007A 1991-02-20 1991-02-20 紙葉類取り扱い装置 Pending JPH04264998A (ja)

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