JPH04264749A - ウエハ移送ロボット - Google Patents

ウエハ移送ロボット

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JPH04264749A
JPH04264749A JP2499691A JP2499691A JPH04264749A JP H04264749 A JPH04264749 A JP H04264749A JP 2499691 A JP2499691 A JP 2499691A JP 2499691 A JP2499691 A JP 2499691A JP H04264749 A JPH04264749 A JP H04264749A
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JP
Japan
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arm
wafer transfer
magnetic
wafer
rotating body
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JP2499691A
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JPH0828416B2 (ja
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Fumio Kondo
文雄 近藤
Yoichi Kanemitsu
金光 陽一
Hiroaki Ogamino
小神野 宏明
Yukio Ikeda
幸雄 池田
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧された室内(真空
室)或いはクリーンルーム内で作動するロボットに関し
、さらに詳しくは、半導体集積回路製造設備において真
空室内でウエハを所望の位置へ移動することのできるマ
ニプレータ或いはウエハ移送ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体チップ或いはウエハは、製
造段階でゴミ、オイルミスト等が付着すると所謂粒子汚
染により歩留まりが悪化し、生産性が悪くなるので、ク
リーンルームで処理されている。また、製造プロセスは
真空中で行われることが多いため、製造装置内のウエハ
の移送はロボットにより真空中で行われる。ここで、ウ
エハ移送用のロボットの従来例が図4に示されている。
【0003】図4において、ウエハ移送用ロボットは、
大気中Aに設けられている駆動部50と、真空室V中に
設けられているハンドリング部60とから概略構成され
ている。駆動部50には、第1モータM1 と第2モー
タM2 とが設けられ、第1モータM1 の出力軸51
は垂直状の中空駆動軸62に接続されている。一方、第
2モータM2 の出力軸52は、中空駆動軸62内に設
けられている小駆動軸63に接続されている。従って、
これらのモータM1 、M2 が回転すると、駆動軸6
2、63は所定方向に所定量だけ回転駆動されることに
なる。
【0004】中空駆動軸62の上方端部には第1の水平
アーム64が固定され、その先端部には第2の水平アー
ム65が回動自在に設けられている。一方、小駆動軸6
3の上方端部にはプリー66が固定され、該プリー66
と、第2のアーム65の枢着部分に設けられているプリ
ー(図示せず)との間には、ベルト67が掛けまわされ
ている。したがって、ベルト67が駆動されると、第2
のアーム65が第1のアーム64に対して回動駆動され
る。
【0005】モータM1 を所定方向に所定量回転させ
ると中空駆動軸62が回転し、これに一体的に固定され
ている第1のアーム64も矢印aで示されているように
水平面内で回動する。したがって、第2のアーム65も
一体的回動し、その先端に取付けられているハンド68
上のウエハ(図4では図示せず)は、水平面内の所定角
度位置へ移送される。一方、モータM2 を駆動すると
小駆動軸63が駆動され、第2のアーム65はプリー6
6、ベルト67により矢印bで示すように第1のアーム
64に対して水平面内で所定角度範囲に駆動される。そ
の結果、ハンド68上の図示しないウエハを、半径内方
或いは外方へ所定量だけ移送することができる。
【0006】ここで、相対的に回転する部材を機械的に
支承した場合には、その部分から微粒子が発生し、ウエ
ハを汚染してしまう。そのため従来のロボットでは、発
塵を防ぐために軸受にも磁性流体シールを設けている。 また、モータと真空室はOリングによりシールされ、大
気側と真空側を貫通する駆動軸62と63は磁性流体シ
ールによりシールされる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来のロ
ボットにおいて採用されている磁性流体シールでは、例
えば10−6Torr程度の真空になるとガス発生が生
じ、発生したガスによりウエハが汚染されてしまい、歩
留まりが悪化するという問題がある。
【0008】また磁性流体シールは、その使用温度が0
〜80℃程度と比較的低いという問題もある。
【0009】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、クリーンルーム内或いは真空室内
でウエハを移送することが出来て、しかもウエハに有害
なゴミ、オイルミスト等が生じるようなことがなく、ま
た使用温度や使用場所の真空度にも影響を受けないウエ
ハ移送ロボットを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハ移送ロボ
ットは、回転体と、該回転体上で少なくとも2個の磁気
軸受により非接触状態で支承されて水平方向に且つ直線
的に移動するように構成されているウエハ搬送用アーム
と、前記回転体及びウエハ搬送用アームを収容する真空
室と、前記回転体を非接触状態にて支承する磁気軸受と
を含み、前記ウエハ搬送用アームは磁性材料で構成され
た部分を含み、アームの磁性材料部分と磁気的に結合す
る磁石と該磁石を駆動する手段とが真空室外部に設けら
れている。
【0011】本発明の実施に際して、真空室外部に設け
られた前記磁石(外部磁石)は永久磁石であっても電磁
石であっても良い。そして、外部磁石の個数及び取り付
け位置については特に限定するものではないが、ウエハ
移送ロボットに隣接する処理設備に干渉することなく且
つアームの移動距離が出来る限り長くなる様に構成する
ことが好ましい。
【0012】また、ウエハ搬送用アームにおける磁性材
料で構成された部分(ターゲット)は、前記外部磁石と
対応する位置に設けるのが好ましい。
【0013】さらに本発明の実施に際しては、前記回転
体を回転駆動するためのモータが設けられる。
【0014】これに加えて、アーム支持用の磁気軸受に
電力を供給する手段が設けられている。ここで、該電力
を供給する手段としては、普通、静止体からの給電ケー
ブルによるが、又は、回転体に内蔵したバッテリと、ト
ランスの様に非接触にて電力を供給する手段とを併用す
るのが好ましい。但、いずれか一方のみを用いることも
可能である。
【0015】さらに、回転体を支承する磁気軸受は、回
転体の回転軸方向を支持するものと半径方向を支持する
ものとを設けるのが好ましい。そして、軸方向支持用及
び半径方向支持用の双方を電磁石で構成しても良く、い
ずれか一方を永久磁石で構成しても良い。
【0016】
【作用】本発明は上記したように構成されているので、
回転体を回転駆動することにより、所定方向に所定量だ
け回転する。これにより、ウエハ搬送用アームの移送方
向が決定される。また、外部磁石を直線移動することに
より、ウエハ搬送用アームの移送距離が決まる。従って
、ウエハ搬送用アームの移送方向及び移送距離を適宜設
定することにより、アームの例えば先端に取付けられて
いるハンド上のウエハを所望の位置へ移送することがで
きる。
【0017】ここで、本発明においては磁気軸受により
非接触に支持をしているため、回転体の回転駆動や外部
磁石及びアームの直線移動に際して、微粒子(粉塵)が
発生することがない。また、磁性流体シールも用いてい
ないので、使用温度範囲も広くなり、又、極高真空とな
ってもガスの発生はない。
【0018】この結果、ウエハの汚染が防止され、半導
体集積回路の製造の際の歩留まりが向上するのである。
【0019】これに加えて、本発明によればアームは外
部磁石を直線移動することにより移動するので、回転体
に供給されるべき電力をその分だけ減少することが出来
る。すなわち、回転体に内蔵したバッテリ及びトランス
の様に非接触にて電力を供給する手段の負担をその分減
ずることが出来るのである。
【0020】
【実施例】以下、図1〜3を参照して、本発明の実施例
を説明する。
【0021】図1、図3に示されているように、本発明
のロボットは回転体1と該回転体上に設けられているウ
エハ搬送用のアーム10とから構成され、これらは隔壁
Wで仕切られた真空室R内に非接触的に配置されている
。すなわち、半径方向の磁気軸受2は、隔壁Wの外部の
大気圧室A側と回転体1側とを半径方向に非接触で支持
するために設けられている。一方、磁気軸受3はスラス
ト方向(回転軸方向)の軸受で、軸受2と同様に、大気
圧室A側と回転体1側とを回転軸方向に非接触で支持す
るために設けられている。
【0022】回転体1を軸Cのまわりに駆動するために
、隔壁Wの外部にはモータの固定子4が、そして回転体
にはモータの回転子5が設けられている。また回転体1
には必要な動力を得るためにバッテリ7が搭載され、非
接触的に電力を供給できる手段として例えばトランス6
が設けられている。
【0023】回転体1の上面8は、図示されているよう
に、一部半径外方へ突出した延長部9を有する。そして
磁気軸受用の支柱20は、この延長部9に設けられ、3
本が略々直線状に、回転体1の上面8に立設されている
【0024】支柱20の上方端部には磁気軸受21が構
成されている。磁気軸受21は正確には図示されていな
いが、図2に示されているようにウエハ搬送用のアーム
10を直線状に非接触的に案内する様な構成を具備して
いる。なお、図示の実施例では支柱20が3本示されて
いるが、2本以上であれば特に限定をするものではない
【0025】ウエハ搬送用アーム10は、直線状を呈し
ている。そしてその一方の端部に磁性体11が取付けら
れている。この磁性体は後述するアーム駆動用の磁石と
協働するもので、アーム全体を磁性体で構成すれば不要
である。ウエハ搬送用アーム10の他端には、図3に示
されているようにハンド13が着脱自在に取付けられ、
このハンドにウエハ14が正確に位置決めされて載置さ
れている。但し、ウエハを把持するような構成のハンド
を採用することも出来る。
【0026】ウエハ搬送用アーム10の磁性体11と磁
気的に結合或いは協働して、アーム10を駆動する磁石
12は、隔壁Wの上部に設けられている。そして図示し
ない適当な手段により矢印Xで示す方向に駆動されるよ
うになっている。
【0027】次に上記実施例の作用について説明する。 モータ4はステップモータ等から構成され、制御装置に
より回転方向及び回転量が制御される。モータ4に通電
すると、回転体1が回転し、ウエハ搬送用アーム10も
回転し、アーム10の方向が定まる。
【0028】次に磁石12を所定量だけ駆動すれば、こ
の磁石12と磁気的に結合して協働する磁性体11と、
ウエハ搬送用アーム10とが水平方向へ直線的に所定量
だけ移動する。その結果、ウエハ14は所定の位置へ移
送されるのである。
【0029】プロセス室等他のチャンバへウエハを移す
時は、ゲートバルブ15を隔壁に設けておき、このバル
ブを開閉して、図3に示されているようにウエハ搬送ア
ーム10を隔壁Wの外部へ出す。
【0030】なお、外部磁石を先に駆動して、次に回転
体を駆動しても、或いは、これらを同時に駆動しても、
同様に作用することは明らかである。
【0031】図示の実施例では説明されていないが、本
判明の実施に際しては、ウエハ搬送用アームの磁気軸受
の数、アームのバランスを考慮したカウンタウエイト、
その他について種々の変形が可能であるが、これらにつ
いては図面には示されていない。換言すると、図示の実
施例はあくまでも例示であり、本発明の技術的内容がこ
れに限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
回転体は磁気軸受により非接触的に支持されそして駆動
され、またアームは外部に設けられている磁石により駆
動される。そして、回転体もウエハ搬送用アームも共に
非接触的に駆動されるため、機械的接触による塵芥等の
発生がなく、ウエハを汚染するようなことはない。
【0033】また従来のように磁性流体シールを必要と
しないので、ガス漏れもなく、高温環境下及び高真空環
境下でも使用できる。
【0034】これに加えて、外部磁石を直線移動するこ
とによりアームを移動するので、回転体に供給されるべ
き電力をその分だけ減少することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す模式的側面図。
【図2】図1に示す実施例の図面。
【図3】図1に示す実施例の作動状態を示す側面図。
【図4】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・回転体 2、3・・・磁気軸受 4、5・・・モータ 10・・・ウエハ搬送用アーム 11・・・磁性体 12・・・磁石 C・・・回転軸 A・・・大気室 R・・・真空室 W・・・隔壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転体と、該回転体上で少なくとも2
    個の磁気軸受により非接触状態で支承されて水平方向に
    且つ直線的に移動するように構成されているウエハ搬送
    用アームと、前記回転体及びウエハ搬送用アームを収容
    する真空室と、前記回転体を非接触状態にて支承する磁
    気軸受とを含み、前記ウエハ搬送用アームは磁性材料で
    構成された部分を含み、アームの磁性材料部分と磁気的
    に結合する磁石と該磁石を駆動する手段とが真空室外部
    に設けられていることを特徴とするウエハ移送ロボット
JP2499691A 1991-02-20 1991-02-20 ウエハ移送ロボット Expired - Lifetime JPH0828416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2499691A JPH0828416B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 ウエハ移送ロボット

Applications Claiming Priority (1)

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JP2499691A JPH0828416B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 ウエハ移送ロボット

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Publication Number Publication Date
JPH04264749A true JPH04264749A (ja) 1992-09-21
JPH0828416B2 JPH0828416B2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=12153591

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JP2499691A Expired - Lifetime JPH0828416B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 ウエハ移送ロボット

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JP (1) JPH0828416B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06271067A (ja) * 1993-03-18 1994-09-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 薄板材浸漬装置
DE102009038756A1 (de) 2009-05-28 2010-12-09 Semilev Gmbh Vorrichtung zur partikelfreien Handhabung von Substraten
CN114783904A (zh) * 2022-03-14 2022-07-22 北京子牛亦东科技有限公司 半导体芯片生产设备的传送装置

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RU2510546C2 (ru) * 2009-05-28 2014-03-27 Земилев Гмбх Устройство для перемещения подложек без образования частиц
CN114783904A (zh) * 2022-03-14 2022-07-22 北京子牛亦东科技有限公司 半导体芯片生产设备的传送装置

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Publication number Publication date
JPH0828416B2 (ja) 1996-03-21

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