JPH04263991A - 熱昇華焼き付け方法用染料受容体要素 - Google Patents

熱昇華焼き付け方法用染料受容体要素

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JPH04263991A
JPH04263991A JP3296629A JP29662991A JPH04263991A JP H04263991 A JPH04263991 A JP H04263991A JP 3296629 A JP3296629 A JP 3296629A JP 29662991 A JP29662991 A JP 29662991A JP H04263991 A JPH04263991 A JP H04263991A
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acid
dye
diol
diols
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JP3296629A
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Rolf Wehrmann
ロルフ・ベールマン
Hermann Uytterhoeven
ヘルマン・ウイツテルホーヘン
Richard Dr Weider
リヒヤルト・バイダー
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Agfa Gevaert AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、熱昇華焼き付け方法のための染
料受容体要素に関する。
【0002】ビデオもしくはコンピューターに保存され
ている画像をプリントアウトをするための方法は数多く
存在しており、これらの方法の中で、熱昇華焼き付け方
法が、その特長のため、特定の要求がある場合、他の方
法よりも優れていることが認められている。この記録方
法において、昇華可能な染料を含有しているところの、
シート様もしくは条片様の供与体材料を染料(スタッフ
)受容体層と接触させ、そしてこの染料を移行させるた
め画像様式で加熱する。
【0003】加熱ヘッドの駆動、そして該供与体材料か
ら該受容体要素への染料の移行は、その保存されている
オリジナルに従って生じる。この方法に関する詳細な説
明は、例えば「昇華移行記録材料による高品質画像記録
」(High Quality Image Reco
rding by Sublimation Tran
sfer Recording Material)、
Electronic Photography As
sociation Documents 27(2)
、 1988およびそこに引用してある文献中に示され
ている。この焼き付け方法の特別な利点は、色強度に関
する細かい階調が得られる可能性があることである。
【0004】熱昇華焼き付けのための染料受容体要素は
、通常、素地、例えば紙または透明フィルムであり、そ
してこれには、実際の染料受容体層がコートされている
。この素地と受容体層との間に接着剤層を与えることが
できる。
【0005】種々の種類の物質から得られるポリマー類
が、この染料受容体層用の材料として使用できる。従っ
て、この受容体層に適切な材料に関する以下に示す例が
EP−A−0,234,563中に述べられている。
【0006】1.  エステル化合物を用いた合成樹脂
、例えばポリエステル、ポリアクリレート、ポリ酢酸ビ
ニル、スチレン/アクリレート樹脂およびビニルトルエ
ン/アクリレート樹脂、2.  ポリウレタン類、3.
  ポリアミド類、4.尿素樹脂、5.  他の高極性
結合を有する合成樹脂、例えばポリカプロラクタム、ス
チレン樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル
共重合体およびポリアクリロニトリル。
【0007】(コ)ポリエステル類が、しばしば用いら
れる固着剤である。これらは、1種以上のジカルボン酸
と1種以上のジオール類とを反応させることによって得
られる。好適には、この重縮合物のガラス温度Tgが少
なくとも0℃、好適には少なくとも10℃であることを
確保する目的で、少なくとも1種のジカルボン酸および
/または少なくとも1種のジオールが芳香族基を含有し
ている。
【0008】このようなポリエステルは、例えばEP−
A−0,289,161、 EP−A−0,275,3
19、 EP−A−0,261,505、 EP−A−
0,368,318、JP 86/3796またはJP
 269,589中に記述されている。
【0009】現在入手可能な染料受容体層は、未だ、高
い色密度、適当な画像安定性、および良好から充分な度
合の分解能に対する要求には合致していない。横方向へ
の拡散を最小限にすると共に、高い色密度と適当な画像
安定性を達成することは特に困難である。更に、その供
与体条片と受容体要素との間の粘着が焼き付け段階で生
じ、そしてこれがぼやけた画像をもたらす。従って、滑
り層および滑剤がしばしば用いられる。
【0010】本発明の目的は、上述した欠点の無い、熱
昇華焼き付け方法用染料受容体要素を提供することであ
った。この目的は、この染料受容体要素中に特定のポリ
マーを使用することで達成される。
【0011】非常に高い染色性、非常に良好な滑り特性
および良好な画像安定性を有しており、そして特定の構
造を有するポリエステルを基とするところの、熱昇華焼
き付け方法用染料受容体要素をここに見い出した。
【0012】本発明は、ポリエステルのジオール成分の
0.5〜60モル%が二量体ジオールから成ることを特
徴とする、素地と、その上に存在しておりそしてジオー
ル類およびジカルボン酸類から製造されたポリエステル
を含有している染料受容体層と、を有する熱昇華焼き付
け方法のための染料受容体要素に関する。
【0013】二量体ジオールは、24個かそれ以上の炭
素原子を有しており、そして任意に飽和、不飽和もしく
は芳香族炭素環を含有しているところの、ジアルキルで
置換されているジオール類(このジオール類は、いわゆ
る二量体脂肪酸類(「二量体状の酸類」)を水素添加す
ることによって得られる)である。
【0014】後者は、12もしくはそれ以上の炭素原子
を有する不飽和脂肪族カルボン酸(脂肪酸)、好適には
不飽和C18脂肪酸、例えばオレイン酸およびリノレイ
ン酸、の二量化生成物である。二量体の酸類は、例えば
「ウルマン工業化学専門辞典」(Ullmann’s 
Encyclopeda of Industrial
 Chemistry)、5版、 A8巻、 535頁
中に記述されている。これらは一般に、混合物の形態で
ある。
【0015】適切な二量体ジオール類は、例えば、一般
式I、IIおよびIII
【0016】
【化1】
【0017】[式中、R1およびR2はアルキルを表し
、そしてR3およびR4はアルキレンを表す、但しR1
、R2、R3およびR4は共に、式I中40、36、3
2、28、24または20個の炭素原子を有し、そして
式IIおよびIII中36、32、28、24、20ま
たは16個の炭素原子を有することを条件とする]の化
合物の混合物として記述できる。上記ジオール類は、例
えば不飽和C22脂肪酸(上限値)または不飽和C12
脂肪酸(下限値)から得られる。好適には、C16−お
よびC18−脂肪酸が用いられる。
【0018】上記生成物の混合物は、例えばPripo
l 2033の製品名で、会社Unichema Gm
bH、Emmerichから得られる。
【0019】本発明に従うポリエステルは、1種以上の
ジカルボン酸と1種以上のジオール類(ジカルボン酸と
、芳香族基を有するジオール、並びに二量体ジオールを
含む)とを縮合反応させることで製造できる。これらの
酸の誘導体、例えばエステル、酸クロライドなど、およ
びジオールの誘導体、例えば酢酸エステルなど、もまた
この縮合に使用できる。
【0020】ジカルボン酸の例として、しゅう酸、マロ
ン酸、こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、デカン−1,10−ジカルボン酸、ウ
ンデカン−1,11−ジカルボン酸、ドデカン−1,1
2−ジカルボン酸、トリデカン−1,13−ジカルボン
酸、テトラデカン−1,14−ジカルボン酸など、また
は二量体脂肪酸、或はそれらの誘導体(Unichem
a)、シクロヘキサンジカルボン酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、トルエンジカルボン酸、ナフタ
レンジカルボン酸、およびスルホイソフタル酸、特にカ
ルボキシル基の間の主鎖中に5個以下の炭素原子を有し
ておりそして側鎖に少なくとも6個の炭素原子を有する
ところの、アルキルもしくはアルケニルで置換されてい
るジカルボン酸が挙げられる。後述したアルキル−もし
くはアルケニル−置換ジカルボン酸の例は、テトラデシ
ルマロン酸、ヘキサデシルマロン酸、オクタデシルマロ
ン酸、ジヘプチルマロン酸、オクチルこはく酸、デシル
こはく酸、ドデシルこはく酸、テトラデシルこはく酸、
ヘキサデシルこはく酸、オクタデシルこはく酸、オクテ
ニルこはく酸、イソオクテニルこはく酸、デセニルこは
く酸、ドデセニルこはく酸、テトラデセニルこはく酸、
ヘキサデセニルこはく酸、オクタデセニルこはく酸、ド
コシルこはく酸、ドコセニルこはく酸、テトラプロペニ
ルこはく酸、トリアコンテニルこはく酸、ポリイソブテ
ニルこはく酸、1−ドデシルグルタル酸、1−テトラデ
シルグルタル酸、1−ヘキサデシルグルタル酸、および
1−デシルアジピン酸である。これらの中で、ヘキサデ
シルマロン酸、オクタデシルマロン酸、ヘキサデシルこ
はく酸、オクタデシルこはく酸およびドコセニルこはく
酸が特に好適である。
【0021】使用するジオール類は、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、ブタン−1,4−ジオール、
プロパン−1,2−ジオール、プロパン−1,3−ジオ
ール、ヘキサン−1,6−ジオール、ヘキサン−1,2
−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シク
ロヘキサン−1,4−ジメタノール、エトキシル化また
はプロポキシル化ビスフェノール類、例えばジアノール
22(エトキシル化BPA、Akzo)、ジアノール3
3(プロポキシル化BPA、Akzo)、或はエトキシ
ル化またはプロポキシル化ヒドロキノンであり得る。長
鎖のジオール類、例えばオクタン−1,8−ジオール、
ノナン−1,9−ジオール、デカン−1,10−ジオー
ル、ウンデカン−1,11−ジオール、ドデカン−1,
12−ジオールおよびトリデカン−1,13−ジオール
もまた使用でき、そしてまた短鎖ジオール類、特に2つ
のヒドロキシル基間に5個以下の炭素原子を有しそして
側鎖に炭素数が少なくとも6個のアルキル基もしくはア
ルケニル基を有するところの、少なくとも1つの側鎖を
有するものも使用できる。この側鎖の長鎖アルキル基ま
たアルケニル基は、直接或は結合員、例えば芳香族基、
脂環式基またはヘテロ原子(例えば、−O−、−NH−
、−O−CO−、−NH−CO−)を通して主鎖と結合
できる。最後に述べた側鎖を有する短鎖ジオールの例は
、オクタン−1,2−ジオール、デカン−1,2−ジオ
ール、ドデカン−1,2−ジオール、ヘキサデカン−1
,2−ジオール、オクタデカン−1,4−ジオール、N
,N−ジ(n−デシル)−アミノプロパン−2,3−ジ
オール、グリセロールおよびペンタエリスリトールの部
分エステル、例えば、モノステアリン酸グリセロール、
モノオレイン酸グリセロール、モノリシノール酸グリセ
ロール、モノラウリン酸グリセロール、モノカプリル酸
グリセロール、ジステアリン酸エリスリトール、および
ペンタデシルレゾルシノールである。これらの中で、ド
デカン−1,2−ジオール、ヘキサデカン−1,2−ジ
オール、モノステアリン酸グリセロール、モノオレイン
酸グリセロールおよびジステアリン酸ペンタエリスリト
ールが特に好適である。
【0022】更に、ジカルボン酸とジオールから製造さ
れる本発明に従うポリエステルは、ヒドロキシアルカン
カルボン酸、特に好適には炭素数が少なくとも8個の側
鎖を有するヒドロキシアルカンカルボン酸の、組み込ま
れた基を有することができる。これらの適切な例は、ヒ
ドロキシ酪酸、ヒドロキシデカン酸、ヒドロキシドデカ
ン酸、ヒドロキシヘキサデカン酸、ヒドロキシオクタデ
カン酸、メチル−n−ヘキシルグリコール酸、2,3−
ジヒドロキシノナン酸、11−ヒドロキシウンデカン酸
、2−ヒドロキシ−4,6,6−トリメチルヘプタン酸
、16−ヒドロキシヘキサデカン酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸、12−ヒドロキシ−9−オクタデセン酸
(リシノレイン酸)および12,13−エトキシ−9−
オクタデセン酸である。
【0023】該二量体ジオールの含有量は、この全ジオ
ール成分の0.5〜60、好適には1〜30、特に好適
には1.5〜20モル%である。
【0024】本発明に従うポリエステルは、各場合共、
標準としてポリスチレンを用いたゲル浸透クロマトグラ
フィーで測定して、500〜20,000、好適には7
50〜15,000、特に好適には1000〜12,0
00の分子量を有する。
【0025】極性溶媒もしくは溶媒混合物、例えば水、
水/エタノールまたは水/MEK中のより高い溶解性は
、親水性(極性)基、例えばスルホン酸基などを有する
構造ブロック(例えば、スルホイソフタル酸)を用いて
得ることができる。
【0026】本発明に従うポリエステル樹脂は、本発明
に従う染料受容体層中の必須構成成分を形成している。 これらはまた、染料受容体層用として知られている他の
樹脂との混合物として使用でき、この場合、これらはこ
の染料受容体層中少なくとも2重量%、好適には少なく
とも5重量%の量で存在しており、そして次に示すポリ
マー類a)〜f)は単独、或は混合されたポリマー類と
して多数のポリマー類の混合物として使用できる。
【0027】a)  エステル結合を有するポリマー類
:  例えばポリエステル、ポリアクリル酸エステル、
ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、ポリプロピオン酸
ビニル、スチレン/アクリレート、メチルスチレン/ア
クリレート。
【0028】b)ウレタン結合を有するポリマー類: 
 例えばポリウレタン、ポリエステル−ウレタン。
【0029】c)  アミド結合を有するポリマー類:
  例えばポリアミド、ポリエステル−アミド。
【0030】d)  尿素結合を有するポリマー類: 
 例えばポリウレア。
【0031】e)  他の高い極性結合を有するポリマ
ー類、例えばポリカプロラクロン、ポリスチレン、ポリ
ビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニト
リル、ポリエーテル、ポリスルホン、ポリエーテル−ケ
トン、ポリヒダントイン、ポリイミド、スチレン/無水
マレイン酸共重合体、セルロース誘導体など。
【0032】f)  任意に架橋反応を生じ得る官能基
を有するポリマー類、例えば−OH、−NH2、−NH
R、−COOH、−SH、−NCO、
【0033】
【化2】
【0034】および上記基を有するプレポリマー類から
の架橋反応により得られたポリマー類。
【0035】上記樹脂の例は、例えばEP−A−0,2
27,094、 EP−A−0,228,066、 E
P−A−0,133,011、EP−A−0,133,
012、EP−A−0,144,247、または EP
−A−0,368,320中に記述されている。
【0036】例えば、画像の鮮明さを上昇させるため、
或は白さを改良するため、顔料もしくは多数の顔料の混
合物、例えば二酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、粘土
、炭酸カルシウムまたはアエロシル(Aerosil)
などがこの染料受容体層に加えられ得る。
【0037】移行画像の光安定性を更に上昇させるため
、種々の種類の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定剤
または抗酸化剤などが必要に応じて添加され得る。
【0038】本発明の染料受容体層は、滑り特性、主に
供与体要素と受容体要素との間の滑り特性を改良するた
めの滑剤を含有させ得る。例えば固体状のワックス、例
えばポリエチレンワックス、アミド型ワックスまたはテ
フロン粉末が使用でき、そしてまた適宜、フッ素含有界
面活性剤、パラフィン−、シリコン−、またはフッ素−
含有オイル、或はシリコン含有共重合体、例えばポリシ
ロキサン/ポリエーテル共重合体が使用できる。反応性
を示す改質されたシリコン類もまた使用できる。上記製
品は、カルボキシル基、アミノ基および/またはエポキ
シ基を含有でき、そしてそれらの適当な組み合わせ、例
えばアミノシリコンおよびエポキシシリコンは、架橋し
た滑り層を生じさせる。
【0039】上記滑剤はまた、別々のコーティングとし
て、分散液として、或は適切な溶媒から、任意にトップ
コートとして、使用することができる。このような層の
厚さは、好適には0.01〜5μm、特に好適には0.
05〜2μmである。
【0040】この染料受容体層のための素地として種々
の材料が使用できる。透明フィルム、例えばポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテル−
スルホン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチ
レン、セルロース、或はポリビニルアルコール共重合体
のフィルムなどを用いることができる。勿論、反射物質
、例えば最も多様な種類の紙、例えばポリオレフィンを
コートした紙または顔料を施した紙などもまた使用され
る。上述した材料の積層板もまた使用できる。典型的な
組み合わせは、セルロース紙と合成紙との積層板、或は
セルロース紙とポリマーフィルムとの積層板、ポリマー
フィルムと合成紙との積層板、或はまた更に一層の組み
合わせから成る積層板によって代表される。
【0041】この素地は、該染料受容体要素に必要な機
械的安定性を確保するものである。この染料受容体層が
充分な機械的安定性を有している場合、追加的な素地は
除外できる。
【0042】本発明の染料受容体層は、上述した種類の
素地を使用している場合、好適には、0.3〜50μm
、特に好適には0.5〜10μmから成る全体的層厚を
有しているか、或はこれが無い場合、3〜120μmで
ある。この染料受容体層は、単一層から成り得るが、し
かし2層以上の層もまたこの素地に使用できる。透明な
素地を使用する場合、例えばヨーロッパ特許出願90 
200 930.7中に記述されているように、色強度
を上昇させる目的で、両側にコーティングを施すことが
できる。
【0043】本発明の染料受容体要素はまた、該素地と
、染料を受け取る層との間に種々の中間層を有すること
ができる。使用する材料の特定の性質に応じて、この中
間層は弾性要素(弾性を示す層)として、この移行染料
のためのバリヤー層として、或はまた接着剤層として働
くことができ、これらは各場合共特定の用途に依存して
いる。適切な材料の例は、ウレタン樹脂、アクリレート
樹脂またはオレフィン樹脂、並びにまたブタジエンゴム
またはエポキシド類である。この中間層の厚さは、通常
約1〜2μmと20μmとの間である。拡散バリヤー層
は、該移行染料が素地中に拡散するのを防止する目的を
有している。この目的に合致する材料は、水、有機溶媒
、或はこれらの混合物に可溶であるが、好適には水に可
溶である。適切な材料の例は、ゼラチン、ポリアクリル
酸、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコールま
たは酢酸セルロースである。
【0044】任意に存在し得る追加的層、例えば弾性を
示す層、拡散バリヤー層、接着剤層などは、実際の染料
受容体層と同様、例えばケイ酸塩粉末、粘土粉末、ケイ
酸アルミニウム粉末、炭酸カルシウム粉末、硫酸カルシ
ウム粉末、硫酸バリウム粉末、二酸化チタン粉末および
アルミナ粉末を含有することができる。
【0045】本発明の染料受容体要素にはまた、その表
面または裏面に、通常の方法で帯電防止仕上げを施すこ
とができる。
【0046】本発明に従うポリエステル樹脂を有する染
料受容体層は、通常、溶液から製造される。適切な溶媒
の例は、水、メチルエチルケトン(MEK)、酢酸ブチ
ル、アセトン、アルコール類または溶媒混合物、例えば
MEK/水またはエタノール/水などである。この溶液
は、キャスティングまたはブレード塗布により素地に施
すことができる。
【0047】本発明に従う染料受容体要素は、染料移行
画像の製造に適切である。この目的のため、染料受容体
要素のコーティング側を染料供与体要素と接触させ、そ
して後者をその背後から画像様式で加熱する。この染料
移行は、数ミリ秒間約400℃に加熱することによって
行われる。
【0048】該染料供与体層の画像様式加熱は、通常、
市場で入手可能な熱昇華プリンター中の熱焼き付けヘッ
ド(熱ヘッド)を用いて行われる。しかしながら、この
染料移行に必要な熱エネルギーはまた、レザー光、IR
フラッシュ暴露、或は加熱したペンによっても供給され
得る。必要ならば、この供与体要素の染料層もしくは別
の層は、光を吸収しそれを熱に変換する薬剤、例えばカ
ーボンブラックを含有している。この画像様式加熱はま
た、公知の抵抗リボン技術によっても行われ得る。この
場合、この供与体要素の素地は、例えばカーボンブラッ
クが充填されており、薄いアルミニウムフィルムがコー
トされており、そしてこの抵抗リボン中に熱を発生させ
るためのプリントヘッド電極棒を電気的に活性化するこ
とによって電流が画像様式で供給されるところの、条片
状のポリカーボネート層である。この段階中、該プリン
トヘッド電極棒それ自身はほとんど加熱されないため、
この技術は焼き付け速度に対して有利な効果を有してい
る。
【0049】多色画像は、本発明に従う染料受容体要素
を、成功裏に、異なる染料を有する3種以上の供与体要
素の各々と接触させ、そして後者を画像様式で加熱する
ことによって、該供与体要素から、特別な色に関して画
像様式で染料移行を受け取らせ、そして再び後者から分
離させる方法で、製造され得る。異なる色に染色された
多数の供与体要素の代わりに、異なる領域にある種々の
染料を含有している単一供与体要素を使用することも可
能である。
【0050】この場合必要とされる、焼き付け段階中正
確な位置を確保するため、この染料受容体要素および/
または供与体要素には、可視的に検出可能な印を付ける
ことができる。
【0051】本発明に従う染料受容体要素を用いて得ら
れる染料画像は、高い分解能、高い色密度、高い輝度、
および良好な長期安定性によって区別される。
【0052】
【実施例】本発明に従うポリエステル樹脂を、通常の反
応条件下、通常の縮合装置中で製造する。
【0053】この製造方法を、以下に示す実施例によっ
てより詳細に説明する。
【0054】ポリエステルI 96.48g(45モル%)のテレフタル酸ジメチル、
96.48g(45モル%)のイソフタル酸ジメチル、
34.43g(10モル%)のスルホイソフタル酸ジメ
チルNa塩、71.95g(105モル%)のエチレン
グリコール、69.86g(20モル%)のジアノール
22、30.81g(5モル%)の二量体ジオール20
33および0.1gのチタンテトラブチラートを最初に
導入した後、N2下室温から220℃に加熱し、そして
還流下1時間沸騰させる。続いて、蒸留物を1時間留出
させ、浴槽の温度を徐々に280℃に上昇させた後、こ
の温度で1時間撹拌を継続する。油ポンプ真空をかけな
がら、280℃で2時間かけて最終的縮合を行う。溶融
物を注ぎ出すことによって樹脂を単離する。上に示した
化学量論的過剰に相当する量のエタンジオールがこの縮
合過程中に蒸留で分離され、従って酸基とアルコール基
がほとんど等モル量で存在していた。
【0055】上述した製造方法に従って、表1に示すポ
リエステル1〜6を製造した(データはモル%で表し、
全ジカルボン酸成分に対して100モル%である)。
【0056】
【表1】
【0057】表中:TPSEはテレフタル酸ジメチルを
表し、IPSEはイソフタル酸ジメチルを表し、SIP
SEはスルホイソフタル酸ジメチルのNa塩を表し、ジ
アノール(Dianol)22はエトキシル化したBP
A(Akzo)を表し、Pripol 2033は二量
体のジオール(Unichema)を表し、Edeno
r PESはペンタエリスリトールの部分エステル(H
enkel)を表し、Edenor GMSはモノステ
アリン酸グリセロール(Henkel)を表し、TCD
−DMはトリシクロデカンジメタノールを表す。
【0058】ポリエステル樹脂1〜6を、表1中に示し
た濃度に相当する量の水/MEK(8:2)中に溶解し
た後、両側がポリエチレンでコートされており、その片
側のポリエチレンの上に更にゼラチン層が施してある紙
の上に、湿った薄膜の厚さが20μmまたは25μm(
表1参照)になるようにブレードを用いてキャスティン
グした。このポリエステル溶液を後者の側に施した。 このコーティングを、空気循環乾燥用キャビネット中7
0℃で30分間乾燥した。各場合共サンプル(a)はコ
ートしないままにした(滑り層無し)。各場合共もう1
つのサンプル(b)には、エタノール中0.5%濃度の
Tego Glide 410(Goldschmid
t製造)溶液を、湿潤薄膜の厚さが24μmになるよう
に施した後、該空気循環乾燥用キャビネット中70℃で
乾燥した。得られたところの、この染料を受け取る要素
上に、三菱染料カセットCK−100Sを用いて、三菱
CP−100Eビデオプリンターにより試験画像を製造
した。
【0059】本発明に従うポリエステルから作られるこ
の染料受容体層は、非常に高い色密度および大きく減少
した粘着傾向によって特徴づけられる。Macbeth
 RD 919密度計によって測定された色密度、およ
び粘着挙動は表2中に示されている。
【0060】
【表2】
【0061】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0062】1.  ポリエステルのジオール成分の0
.5〜60モル%が二量体ジオールから成ることを特徴
とする、素地と、その上に存在しておりそしてジオール
類およびジカルボン酸類から製造されたポリエステルを
含有している染料受容体層と、を有する熱昇華焼き付け
方法のための染料受容体要素。
【0063】2.  24個かそれ以上の炭素原子を有
しており、そして任意に飽和、不飽和もしくは芳香族環
を含有している、1種以上のジアルキルで置換されてい
るジオール類を該二量体ジオールとして使用することを
特徴とする第1項記載の染料受容体要素。
【0064】3.  該ポリエステルが芳香族ジカルボ
ン酸から製造されていることを特徴とする第1および2
項の1項記載の染料受容体要素。
【0065】4.  任意に誘導体(塩、酸クロライド
、エステル)の形態の、テレフタル酸、イソフタル酸お
よび/またはスルホイソフタル酸を該芳香族ジカルボン
酸として使用し、そしてエチレングリコールを該ジオー
ル(該二量体ジオールに加えて)として使用することを
特徴とする第3項記載の染料受容体要素。
【0066】5.  該ポリエステルが昇華用の基を有
していることを特徴とする第1〜4項の1項記載の染料
受容体要素。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリエステルのジオール成分の0.5
    〜60モル%が二量体ジオールから成ることを特徴とす
    る、素地と、その上に存在しておりそしてジオール類お
    よびジカルボン酸類から製造されたポリエステルを含有
    している染料受容体層と、を有する熱昇華焼き付け方法
    のための染料受容体要素。
JP3296629A 1990-10-17 1991-10-17 熱昇華焼き付け方法用染料受容体要素 Pending JPH04263991A (ja)

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DE91114420.2 1991-08-28

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