JPH04263892A - 香りを有する詰物 - Google Patents

香りを有する詰物

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JPH04263892A
JPH04263892A JP4568291A JP4568291A JPH04263892A JP H04263892 A JPH04263892 A JP H04263892A JP 4568291 A JP4568291 A JP 4568291A JP 4568291 A JP4568291 A JP 4568291A JP H04263892 A JPH04263892 A JP H04263892A
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幹雄 田代
Tetsuya Motomiya
哲也 本宮
Kazunori Orii
折居 一憲
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JIYUMOKU CHIYUUSHIYUTSU SEIBUN RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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JIYUMOKU CHIYUUSHIYUTSU SEIBUN RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐久性のある香りを有
する詰物に関する。さらに詳しくは、耐久性のある香り
を有する特定の芯鞘型中実複合短繊維を詰綿もしくは側
地布帛として使用してなる、敷布団、掛布団、枕、クッ
ション、縫ぐるみ等の詰物であって、該詰物に「森林浴
」効果、「快適睡眠」効果、「清涼」効果、「防虫」効
果等を長期間付与することのできる新規な詰物に関する
【0002】
【従来の技術】ヒノキは昔より家屋の柱や床に用いられ
、その香りは人々の心を落ち着かせ、居ながらにして「
森林浴」効果が得られていた。しかしこの芳香物質は消
失しやすく、長い期間この効果を持続させることは困難
であった。そこで、森林中に発散され漂っている天然精
油成分物質を、寝装、インテリア、あるいは住宅内装材
等の屋内設置品に適用して、居ながらにして「森林浴」
効果を得る方法が種々提案されている。例えば、繊維最
終製品に後加工によって精油を吸着あるいは付着する方
法が提案されているが、水洗いまたは洗濯により精油が
脱落しやすく、また揮散による精油の減少速度も速いた
め、芳香の持続性に乏しいものであった。
【0003】最近、特開昭61−201012号公報に
は、数種類の天然精油又はそれらから分離される成分を
混合した精油を、中空芯鞘型複合繊維の芯部に練り込ん
だ繊維が、また特開昭62−85010号公報には中空
多芯芯鞘型複合繊維が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
はいずれも芳香の持続性が不十分で、詰物として使用す
る場合、芳香効果を長期間期待することはできず、さら
に改善が望まれている。また、これらの繊維は、オレフ
ィン系重合体が一成分として使用されているとともに中
空部が存在しているため、詰物として使用した場合には
中空部がつぶれ、変形して偏平断面になり嵩がヘタリ易
く、敷布団、枕、クッション、縫ぐるみ等の高い圧縮荷
重が加わる詰物に用いるには問題があった。
【0005】本発明は、かかる問題点を背景になされた
もので、その目的は、従来の芳香複合繊維に比べて芳香
の持続性に極めて優れた複合繊維を用いてなる香りを有
する詰物を提供することにある。
【0006】また別の目的は、特定の天然精油を用いて
より自然な「森林浴」効果を享受することのできる詰物
を提供することにあり、さらには、耐ヘタリ性の改善さ
れた香りを有する詰物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる目
的を達成すべく鋭意検討した結果、精油が極性基を有す
る変性オレフィン重合体と有しないオレフィン重合体と
の混合物に配合されたものを芯部とし、ポリエステルを
鞘部とした芯鞘型中実複合短繊維が、従来の予想に反し
て、芳香の持続性向上に極めて有効であり、かかる繊維
を使用した詰物は香りの持続性に優れること、また、特
定の天然精油を用いることによって、より自然な「森林
浴」効果が得られること、さらには、熱接着性繊維を併
用することにより耐ヘタリ性も極めて改善できることを
見出し、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、「〔請求項1〕  
精油を0.1〜5重量%含有する下記オレフィン系重合
体組成物を芯部とし、ポリエステルを鞘部とする芯鞘型
中実複合短繊維(A)を10重量%以上含有しているこ
とを特徴とする香りを有する詰物。
【0009】オレフィン系重合体組成物(但し精油を除
く) (a)実質的にα−オレフィンからなる極性基を有しな
いオレフィン重合体:98〜50重量%(b)不飽和カ
ルボン酸、不飽和アルコール及びこれらのエステル、酸
無水物またはアミドから選ばれる少なくとも1種を3〜
30重量%共重合させた変性オレフィン重合体:2〜5
0重量% 〔請求項2〕  精油の30重量%以上が、ヒノキ油、
ハッカ油、ユーカリ油、ヒバ油及びショウノウ油から選
択される少くとも一種の天然精油である請求項1記載の
香りを有する詰物。
【0010】〔請求項3〕  芯鞘型中実複合短繊維(
A)の芯/鞘複合比(重量比)が3/7〜7/3、繊度
が0.5〜50デニール、繊維長が30〜100mm、
捲縮数が6〜30個/25mmである請求項1又は2記
載の香りを有する詰物。
【0011】〔請求項4〕  芯鞘型中実複合短繊維(
A)が10重量%以上及び熱接着性繊維(B)が10重
量%以上混合された繊維詰物材料を、側地布帛に詰め込
んでなる請求項1ないし3いずれか1項記載の香りを有
する詰物。
【0012】〔請求項5〕  芯鞘型中実複合短繊維(
A)が詰物の側地布帛に含有され、該側地布帛の重量に
対する含有量が5重量%以上である請求項1ないし4い
ずれか1項記載の香りを有する詰物。
【0013】〔請求項6〕  詰物の側地布帛の通気量
が20cc/cm2 /sec 以下である請求項1な
いし5いずれか1項記載の香りを有する詰物。」である
【0014】まず、本発明において用いる芳香成分は、
精油、特に天然精油例えばヒノキ油、ハッカ油、ユーカ
リ油、ヒバ油、ショウノウ油等であることがより自然な
「森林浴」効果を得るためには重要である。これらの精
油は、通常植物の枝葉、根茎、木皮、果実、つぼみ、樹
脂等から水蒸気蒸留により採油されるもので、テルペノ
イドを主成分としている。このテルペノイドは鞘部に用
いるポリエステル層を極めて透過し難く、繊維表面から
揮散し難い。しかも後に詳述する如く、芯部に用いるオ
レフィン系重合体のうち極性基を有する変性オレフィン
重合体は、前記テルペノイドと適度な親和性を有し、精
油を保持する役目を果し、一方極性基のないポリオレフ
ィンは親和性が低く適度に精油成分を通過させるので、
両者を特定の割合で配合することにより芳香の強さを適
正化し、かつ芳香効果(森林浴効果等)を長時間持続さ
せることが極めて容易に達成でき、該複合繊維を詰物に
用いたとき、長時間香りを持続させることが可能となる
【0015】なお、本発明においては、芳香成分として
は上述の如く天然精油を主たる対象としているが、これ
らの精油中に含有される成分を分離精製して用いてもよ
いし、また合成精油を用いてもよい。なかでも、ヒノキ
油、ハッカ油、ユーカリ油およびショウノウ油から選択
される少なくとも一種の天然精油を30重量%以上含有
する精油を用いることが、より自然な「森林浴」効果、
「快適睡眠」効果及び「清涼」効果等を発揮させるため
には望ましい。
【0016】かかる精油の芯部を構成する重合体に対す
る配合量は0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜2重
量%とする必要がある。0.1重量%未満の場合には、
精油成分の空気中への揮散が少なくなり、充分な森林浴
効果等の芳香効果が得られなくなるため好ましくない。 一方、5重量%を越えると、芯部重合体への溶解分散性
が低下して安定に溶融紡糸できなくなるとともに、精油
成分の空気中への揮散量が多くなりすぎて逆に不快感を
与えるようになるので好ましくない。
【0017】本発明においては、上記精油が配合される
芯部を構成する重合体が、実質的にα−オレフィンより
なるオレフィン重合体(a)98〜50重量%、好まし
くは98〜70重量%と、変性オレフィン重合体(b)
2〜50重量%、好ましくは2〜30重量%とからなる
混合物であることが肝要である。(a)成分の量を98
重量%を越えて用いると、芯部を構成する重合体への精
油成分の分散性が悪くなって紡糸性が低下する。また、
精油成分と(a)成分との親和性が低いため、(b)成
分中の精油濃度が高くなり、かつ精油成分の芯部重合体
内拡散速度が速くなって芳香効果の持続性が低下する。 一方、(a)成分が50重量%未満の場合には、精油は
(b)成分と比較的親和性が良いため、(b)成分中の
精油濃度が低くなって精油成分の芯部重合体中拡散速度
が低下し、充分な芳香効果が得られなくなる。
【0018】好適に用いられる実質的にα−オレフィン
からなるオレフィン重合体としては、例えば、エチレン
、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1などのα−オ
レフィンからなるホモ重合体、共重合体、及びこれらに
少量(通常は10モル%以下)の非極性第3成分を共重
合したものをあげることができる。なお、ここでいう非
極性の第3成分とは、エステル結合、カルボキシル基、
水酸基等の極性官能基を有さない共重合成分であって、
例えばスチレン、ノルボルナジエン等の不飽和炭化水素
が例示される。
【0019】一方、本発明でいう変性オレフィン重合体
は、極性基を有するオレフィン系重合体であって、不飽
和カルボン酸、不飽和アルコール、及びこれらのエステ
ル、酸無水物またはアミド等の極性基を有する重合性単
量体から選ばれる少なくとも1種を3〜30重量%、好
ましくは5〜20重量%、α−オレフィンに共重合させ
ていることが重要である。この共重合量が3重量%未満
の場合にあっては、精油成分との親和性が向上せず、芳
香効果の持続性は改善されないし、30重量%を越える
場合には、精油との親和性が向上するため芯部重合体中
の拡散速度が低下し、芳香効果が発現し難くなる傾向が
ある。かかる極性基を有する重合性単量体としては、例
えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸
及びこれらの低級アルキルエステルまたはアミド、無水
マレイン酸、酢酸ビニル等が好ましく用いられる。
【0020】なお、本発明で用いる精油は耐熱性に劣り
、熱によって蒸発もしくは分解し易いため、前記芯部に
は融点(軟化点)の低い重合体を用いるのが望ましく、
例えば、(a)成分としては高密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等のポリエチレン
重合体、また(b)成分としては、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体が好ましく用いられる。
【0021】一方、複合短繊維(A)の鞘部を構成する
重合体は、前記精油成分が拡散透過し難く、かつ繊維に
優れた機械的性能を付与できる重合体である必要があり
、ポリエステル重合体が好ましい。なかでも、詰綿とし
て使用するためには嵩高性、耐ヘタリ性等の性能にも優
れていることが望ましく、95モル%以上がエチレンテ
レフタレートもしくはブチレンテレフタレートから構成
されるポリエチレンテレフタレート系重合体もしくはポ
リブチレンテレフタレート系重合体が望ましい。
【0022】本発明における芯部及び鞘部を構成する重
合体の比率は、重量比で芯部/鞘部を7/3〜3/7の
範囲にするのが望ましい。芯部の比率が70重量%を超
えると芯鞘構造の形成が難しくなり、芯部が露出して芳
香効果の持続性が低下する場合がある。一方芯部の比率
が30重量%未満になると、芯部の占有断面積が小さく
なり、精油成分の空気中への揮散量が少なくなって芳香
効果が低下する傾向がある。
【0023】以上のような精油を含有する芯鞘型中実複
合短繊維(A)を製造するには、従来より用いられてい
る芯鞘型複合紡糸用の装置をそのまま使用でき、常法に
従って溶融紡糸、延伸を行えばよい。この際、精油は、
極性基を有しないオレフィン重合体チップ及び/又は変
性オレフィン重合体チップの表面に付着させた後、複合
溶融紡糸装置に供給してもよく、あるいは、あらかじめ
変性オレフィン重合体中に溶融配合したものを用いても
よい。特に、後者の方法は、精油の芯部を構成する重合
体中への分散状態がよくなり、溶融紡糸性及び芳香効果
の持続性が向上するため好ましい。
【0024】本発明においては、上述の如く精油成分と
親和性の良好な変性ポリオレフィンを用いるため、比較
的沸点の低い精油成分でも口金ブロック内で気化して発
泡することはない。さらには、繊維形成後鞘成分は急速
に固化されるため、精油成分の蒸散も抑制されるといっ
た効果もある。
【0025】かくして得られる未延伸複合繊維は延伸し
た後、所望によって捲縮を付与し、次いでカットして短
繊維となす。本発明においては、このカット長も大切で
、30〜100mm、好ましくは40〜70mmの範囲
とするのが望ましい。繊維長が30mm未満の場合には
、短繊維1本内に含有する精油の量が少なくなるため、
森林浴効果の持続性が低下する傾向にあり、一方、短繊
維長が100mmを超えると、カード通過性が低下し、
かつ例えばフトン綿として使用した時に嵩高性も低下す
る傾向にある。
【0026】なお、本発明においては、嵩高性及び反撥
性の観点より、複合短繊維(A)の単糸繊度を0.5〜
50デニール、特に3〜20デニールの範囲にするのが
望ましく、0.5デニール未満の場合には得られる詰物
の風合がソフトになるものの、嵩高性及び反撥性が不足
するし、一方50デニールをこえる場合には反撥性の点
で好ましくなるものの、嵩高性が不足することとなる。
【0027】また、複合短繊維(A)の捲縮数は、カー
ド通過性、嵩高性、反撥性の観点から6〜30個/25
mm、特に8〜18個/25mmの範囲にあることが望
ましく、捲縮数が6未満の場合にはカード性が低下して
ウェブ切れが発生し易くなる。一方、30を越える場合
には、ウェブ斑やネップが発生し易くなる。
【0028】本発明においては、上述の精油を含有せし
めてなる芯鞘型中実複合短繊維(A)が詰物の重量に対
して10重量%以上、好ましくは30重量%以上含有さ
れていればよく、特にその含有形態を限定する必要はな
い。例えば該複合短繊維(A)を詰綿材料として他の繊
維詰綿材料と混合して側地布帛内に詰め込んでもよく、
また他繊維と混紡して紡績糸となし詰物の側地布帛にし
てもよい。精油を含有する複合短繊維(A)の含有量が
10重量%未満の場合には、詰物の香りが不充分となり
本発明の目的は達成されない。
【0029】他の繊維詰綿材料としては、各種合成繊維
、天然繊維を使用することができ、カード工程や吹込工
程において前述の精油含有複合短繊維(A)と混合され
る。この際、木綿、羊毛、羽毛等の天然繊維詰綿材料を
併用する場合には、詰物の吸湿性が向上して使用時の快
適性が向上するし、通常のポリエステル短繊維を併用す
る場合には、詰物の耐ヘタリ性等の耐久性が向上する。 なかでも熱接着性繊維(B)を併用し、ウェブ形成後も
しくは吹込み成形後熱接着する場合には、反撥性及び耐
ヘタリ性に極めて優れた詰物が得られ特に好ましい。な
お、上記の繊維詰綿材料は、二種以上を併用してもよい
ことは改めて言うまでもないことである。
【0030】熱接着性繊維(B)の併用量は、あまりに
少ないと上述の効果が発現されず、逆に多すぎると風合
が硬くなる傾向にあるので、繊維詰綿材料の10重量%
以上、好ましくは10〜50重量%の範囲とするのが望
ましい。
【0031】好ましく用いられる熱接着性繊維(B)と
しては、融点が60〜200℃の低融点ポリマー、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、
(共重合)ポリエステル、(共重合)ポリアミド、ポリ
ウレタン等を熱接着性成分とする繊維を挙げることがで
き、なかでも共重合ポリエステルを熱接着性成分とする
ものが、嵩高性、耐ヘタリ性、コストの点から特に好ま
しい。
【0032】また、熱接着性繊維(B)は、上記の低融
点ポリマー単独からなるものであってもよいが、低融点
ポリマーより融点が20℃以上高い繊維形成性重合体と
の複合繊維、特にポリエステルとの複合繊維は、嵩高性
、耐ヘタリ性の点から好ましい。この際、低融点ポリマ
ーと繊維形成性重合体の複合比は80/20〜20/8
0、特に接着性能を高めるためには60/40〜40/
60の範囲にするのが望ましい。
【0033】熱接着性繊維(B)の繊度は、前述の複合
短繊維(A)と同じく0.5〜50デニールの範囲内に
あるのが、嵩高性、接着強力の面から望ましく、繊維長
は30〜100mmの範囲内にあるのがカード性及び接
着強力の面から望ましい。
【0034】熱接着性繊維を併用する場合の接着処理条
件は特に限定されるものではなく、例えばウェブを作成
した後、100〜240℃の温度の熱風循環式熱処理機
にて10秒間〜20分間熱処理すればよい。
【0035】本発明においては、前述のとおり、精油を
含有する複合短繊維(A)は詰物の側地布帛中に含有せ
しめてもよい。この場合、該側地布帛は複合短繊維(A
)と、木綿、羊毛あるいは通常のポリエステル短繊維等
との混紡糸を用いていれば、織編物、パイル布帛、植毛
布帛等任意の形態の布帛を使用できるが、複合短繊維(
A)の側地布帛中含有量は5重量%以上であることが、
香り効果を向上させる上でより好ましい。なお、詰物の
全重量に対する複合短繊維(A)の含有量が10重量%
以上であれば、繊維詰綿材料(中綿)として通常のポリ
エステル繊維、木綿等の精油成分を含有しないもののみ
を使用し、側地布帛のみに前記複合短繊維(A)を含有
せしめてもよい。キルティングウェア等の衣類として使
用する場合には、上述の如くすることにより芳香効果が
より一層明瞭になるので特に好ましい。
【0036】本発明において前述の繊維詰綿材料を側地
布帛に詰め込むにあたっては、該詰綿材料をウェブに整
形した後詰め込んでもよく、開繊した後吹き込んでもよ
い。また、構成繊維及びその構成比が同一又は異なるウ
ェブを2層以上に積層してもよいし、発泡ウレタン、ゴ
ム等の塊状もしくはシート状等の充填物を上述のウェブ
で被覆したり積層したものを詰め込んでもよい。すなわ
ち、通常の詰物製品を製造する際に採用されている任意
の方法を採ることができるので、最終的に得られる詰物
の硬さ、クッション性、ドレープ性、耐ヘタリ性等の性
能は、適宜設定することが可能なのである。
【0037】なお、例えば側地布帛の織密度をあげて通
気量を小さくする、特に20cc/cm2 /sec 
以下にすると、保存時には詰物内部から外部に精油成分
を含有する空気が移動し難くなって詰物内部の精油成分
濃度を高めることができるので、精油を含有する複合短
繊維(A)からの精油成分揮散速度を低下させることが
でき、一方使用時には詰物に圧力がかかることにより精
油成分を高濃度に含有する空気が側地布帛の目より押し
出されるためと推定されるが、芳香効果を享受すること
のできる期間をより長くすることが可能となり好ましい
【0038】ここでいう布帛の通気量とは、以下に述べ
る方法に従って測定した値である。繊維学会編化繊便覧
(試験検査部門:物理的性質試験の項)に記載されてい
る市販のフラジール型試験機を用い、適当な空気孔を選
んで約15cm×約15cm以上の試験片を“つかみ”
に取り付ける。加減抵抗器によって傾斜気圧計が0.5
を示すように吸込みポンプを調節し(このとき、もし垂
直形気圧計が全く上昇しない場合は空気孔を一段階小さ
いNo.のものと取り替え、逆に上昇しすぎる場合には
一段階大きいNo.の空気孔と取り替える。)、そのと
きの垂直形気圧計の示す圧力を読み取る。該圧力値と空
気孔の種類とから試験機付属の通気量計算表によって、
試験片を通過する空気料V(cc/cm2 /sec 
)を求め、5枚の平均値で表わす。
【0039】なお本発明の詰物は、倉庫に保管したり販
売店に陳列しておく場合、他の香りを発生する製品と同
時に置くと両者の香りが混じりあって不快な臭気になる
場合もあるので、通気性が乏しい、例えば厚さ0.2μ
m以上の、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン
、各種ビニル重合体、酢酸セルロース等の単独又は混合
物からなる、単層又は多層のフイルムで密閉するのが好
ましい。かくすることにより、香りの洩れ防止に加えて
、香りの放出ロスを抑制することができ、芳香効果を享
受できる期間を長くすることができるといった利点も得
られる。さらに本発明の詰物は真空梱包することにより
、輸送、倉庫保管時の省スペースが可能となり、同時に
香りの放出ロスも全くなくすることができる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに詳細に
説明する。なお、森林浴効果を測定することはむつかし
いので、芳香性の評価は下記にしたがった。 1.芳香性の評価 外気にさらした状態で詰物を保存し、所定時間経過毎に
その香りの強さを評価した。なお、製造後カットしてい
ない実施例1のトウを保管しておき評価時にカットしこ
の原綿から同様に作成した詰物の芳香性を標準として5
段階評価した。
【0041】標準とほとんど差がない場合    :5
においがまったくなくなった場合:1 2.嵩測定方法及び比容積はJIS−L−1097に準
じて測定した。 3.ヘタリ率は製品10枚を重ねて3カ月放置した時の
嵩高差をH1 mmとし、初期の嵩高差をH0 mmと
したとき、 ヘタリ率=(H0 −H1 )/H0 ×100(%)
で求めた値である。 4.防ダニ性は、夏場の高温多湿時のふとんの側地30
cm×30cmの範囲におけるダニの繁殖状態を顕微鏡
で観察し、ダニが全くいない場合を○印、1匹以上いる
場合を×印とした。
【0042】
【実施例1】芯鞘型中実複合短繊維(A)は以下の如く
して製造した。ヒノキ抽出精油を20wt%含有させた
エチレン・酢酸ビニル共重合体(共重合重量比84:1
6)5重量部とメルトインデックス20の高密度ポリエ
チレン95重量部とをチップブレンドしたものを250
℃で溶融し芯部に、また極限粘度0.64のポリエチレ
ンテレフタレートを280℃で溶融し鞘部に配するよう
芯鞘型複合紡糸装置に供給し、孔径0.3mmφ、孔数
80ホールを有する円形の口金より押しだし、800m
/分の速度で引き取って未延伸繊維を得た。この際の芯
/鞘比は50/50とした。
【0043】得られた未延伸繊維を集束して400万デ
ニールとし、温水中70℃で3倍に延伸し、クリンパー
で捲縮を付与した後、120℃で30分間弛緩熱処理し
、繊維長51mmに切断した。得られた短繊維の繊度は
6デニールで、捲縮数は10個/25mmであった。
【0044】通常のポリエステル繊維(C)を以下の如
くして製造した。極限粘度0.64のポリエチレンテレ
フタレートを280℃で溶融し、常法に従って紡糸、延
伸、切断して、繊度が6デニール、捲縮数が10個/2
5mm、繊維長が51mmの中空断面短繊維(C)を得
た。
【0045】芯鞘型中実複合短繊維(A)とポリエステ
ル繊維(C)とを混綿率=50/50(重量比)で混綿
して、カードにかけてウェブとした後、木綿の紡績糸か
らなる通気量35cc/cm2 /sec のタフタを
側地布帛として用い、詰物として重量1800gの掛け
布団にした。この物を6畳の寝室で着用テストしたとこ
ろ、部屋全体にほどよい森林の香りがして、不快感がな
く、就寝時熟睡でき、朝に目を覚ましたときに、すがす
がしく、さわやかな気持ちになり、心の落ち着く効果が
得られるものであった。また、夏場の高温多湿時にもダ
ニの繁殖が認められないものであった。
【0046】この布団をドライクリーニングしても香り
の強さはほとんど低下しなかった。また2年経過した後
も香りの強さはあまり変化せず、長時間持続性を有する
ものであった。結果は表1に示す。
【0047】
【実施例2〜13、比較例1〜8】芯鞘型中実複合短繊
維(A)に関して、ヒノキ抽出精油混合率、芯部に用い
る共重合体の種類及び混合比、鞘部に用いる共重合体の
種類、芯/鞘比率、繊維断面形状、繊維長、及び捲縮数
を変更し、該芯鞘型中実複合短繊維(A)、ポリエステ
ル繊維(C)、熱接着性繊維(B)、及び羊毛又は木綿
の天然繊維の混率を、表1及び表2に示す如く変更する
以外は実施例1と同様にして、掛け布団を得た。評価結
果を表1及び表2に合わせて示す。
【0048】
【実施例14〜19】芯鞘型中実複合短繊維(A)に関
して、精油の種類及び極性ポリオレフィンの種類を、表
3に示す如く変化させる以外は、実施例1と同様にして
掛け布団を得た。評価結果は表3に合わせて示す。
【0049】
【実施例20】実施例1で示すポリエステル繊維(C)
に湿式溶剤法で発泡ポリウレタンを50重量%含浸して
なるクッション材(40×40cm、厚さ3cm、目付
け350g/m2 )を、実施例1で示す芯鞘型中実複
合短繊維(A)/ポリエステル繊維(C)混率=50/
50のカード後ウェブ500gで被覆し、それらの外側
に側地を付けて、クッション(45×45cm)を作成
した。
【0050】6畳の和室で着用テストをしたところ、部
屋全体にほどよい森林の香りがして、不快感がなく、す
がすがしく、さわやかな気持ちになり、心が落ち着くも
のであった。また、夏場の高温多湿時にダニの繁殖も認
められなかった。
【0051】このクッションをドライクリーニングして
も香りの強さやほとんど低下しなかった。また2年経過
した後も、香りの強さはあまり変化せず、長時間持続性
を有するものであった。2年経過した後の嵩のへたりは
比較的少なく、良好であった。
【0052】
【実施例21】実施例1で示す芯鞘型中実複合短繊維(
A)の鞘成分を5−ソジウムスルホイソフタル酸を全酸
成分に対し4.5モル%共重合した共重合ポリエステル
となし、この複合短繊維とポリアクリロニトリル繊維(
繊度3デニール、繊維長51mm)を重量比60:40
の割合で混合し、これをカード機にかけて、100ゲレ
ンのスライバーを作成した。このスライバーを米国ワイ
ルドマン社製スライバーニッティング機にて編成した。 この際、裏糸として、実施例1で示す芯鞘型中実複合短
繊維(A)の繊度を1.5デニール、捲縮数を13個/
25mm、繊維長を51mmに変更したものと木綿とを
重量比60:40の割合で通常の紡績工程で混紡し、紡
績して得た綿番手15番の紡績糸を用いた。得られた立
毛布帛を開裂し、バックコーティングした後パイルを約
2cmにシアリングし、次いでポリッシャー加工、整毛
後、薄茶色に染色した。得られた立毛布帛を側地とし、
実施例1で得られたポリエステル繊維(C)を中綿とし
て、伏せた姿の犬の縫いぐるみを作成した。この縫いぐ
るみの全重量は300gであり、芯鞘型中実複合短繊維
(A)の占める割合は20%であった。
【0053】この縫いぐるみを4.5畳の子供部屋の机
上に置いてテストしたところ、子供が学習中にほどよい
森林の香りがして、不快感がなく、爽やかな気持ちにな
るものであった。
【0054】この縫いぐるみをドライクリーニングした
後も香りの強さはあまり変化せず、耐クリーニング性を
有するものであった。
【0055】
【実施例22】実施例1で示す芯鞘型中実複合短繊維(
A)とポリエステル繊維(C)との混率A/C=30/
70のカード後ウェブ1800gを、実施例1で示す芯
鞘型中実複合短繊維(A)の繊度を1.5デニール、捲
縮数13個/25mm、繊維長を38mmに変更したも
のと木綿とを60/40の割合で通常の紡績工程で混紡
して紡績し綿番手45番の紡績糸となし、さらにタフタ
織物に製織したものを側地布帛として被覆し、掛け布団
を作成した。
【0056】この布団を6畳の寝室で着用テストをした
ところ、実施例1と同様に良好な結果が得られた。また
、2年経過した後の香りの強さも良好なレベルであり、
持続性に優れるものであった。
【0057】
【実施例23】実施例22において、芯鞘型中実複合短
繊維(A)/木綿混紡率=60/40の側地をカレンダ
ー加工して側地の目を小さく潰して通気量8cc/cm
2 /sec の比較的通気性の乏しい側地とし、それ
以外は実施例22と同様にして掛け布団を作成し、香り
の評価を実施した。実施例22に比べて香りの持続性は
やや向上した。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の詰物は
特定の芯鞘型中実複合短繊維を含有しており、この中実
複合短繊維は中空部を有しておらず、かつ芯部の重合体
として、精油成分と比較的親和性の良好な変性オレフィ
ン重合体(精油成分の貯蔵場所としての作用を有する)
と精油成分の拡散性が良好な極性基を有しないα−オレ
フィンからなるオレフィン重合体(精油成分の透過揮散
通路となる)とが併用されているため、長時間安定して
森林浴効果等の芳香効果を得ることができるものと推定
される。
【0064】さらに本発明の詰物は、この芯鞘型中実複
合短繊維の他に天然繊維を混綿して吸湿性や快適性を向
上せしめることが可能であり、さらには、熱接着性繊維
を混綿した後に熱接着することによって、詰物の反撥性
や耐ヘタリ性を向上せしめることも可能である。
【0065】したがって、本発明の詰物を、布団、枕、
寝袋、クッション、縫いぐるみ等として、あるいは防寒
具、スキーウェアー等の衣料、寝装、インテリア、車輌
内装、家具、家庭用雑品等の分野で使用すると、極めて
長期間森林浴効果等の芳香効果を享受することができる
。また、種々の他繊維素材を併用することにより、吸湿
性や快適性、さらには反撥性や耐ヘタリ性といった特性
をも向上せしめることが可能であって、従来にない複合
化された効果が達成されるのである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  精油を0.1〜5重量%含有する下記
    オレフィン系重合体組成物を芯部とし、ポリエステルを
    鞘部とする芯鞘型中実複合短繊維(A)を10重量%以
    上含有していることを特徴とする香りを有する詰物。オ
    レフィン系重合体組成物(但し精油を除く)(a)実質
    的にα−オレフィンからなる極性基を有しないオレフィ
    ン重合体:98〜50重量%(b)不飽和カルボン酸、
    不飽和アルコール及びこれらのエステル、酸無水物また
    はアミドから選ばれる少なくとも1種を3〜30重量%
    共重合させた変性オレフィン重合体:2〜50重量%
  2. 【請求項2】  精油の30重量%以上が、ヒノキ油、
    ハッカ油、ユーカリ油、ヒバ油及びショウノウ油から選
    択される少くとも一種の天然精油である請求項1記載の
    香りを有する詰物。
  3. 【請求項3】  芯鞘型中実複合短繊維(A)の芯/鞘
    複合比(重量比)が3/7〜7/3、繊度が0.5〜5
    0デニール、繊維長が30〜100mm、捲縮数が6〜
    30個/25mmである請求項1又は2記載の香りを有
    する詰物。
  4. 【請求項4】  芯鞘型中実複合短繊維(A)が10重
    量%以上及び熱接着性繊維(B)が10重量%以上混合
    された繊維詰物材料を、側地布帛に詰め込んでなる請求
    項1ないし3いずれか1項記載の香りを有する詰物。
  5. 【請求項5】  芯鞘型中実複合短繊維(A)が詰物の
    側地布帛に含有され、該側地布帛の重量に対する含有量
    が5重量%以上である請求項1ないし4いずれか1項記
    載の香りを有する詰物。
  6. 【請求項6】  詰物の側地布帛の通気量が20cc/
    cm2 /sec 以下である請求項1ないし5いずれ
    か1項記載の香りを有する詰物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07243172A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Sakagami Taoru Kk 抗菌・防ダニ性の布製品
CN100402715C (zh) * 2005-04-27 2008-07-16 天津工业大学 一种功能纤维及其制造方法

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