JPH0376815A - 香りを有する芯鞘型中実複合短繊維 - Google Patents

香りを有する芯鞘型中実複合短繊維

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JPH0376815A
JPH0376815A JP1206876A JP20687689A JPH0376815A JP H0376815 A JPH0376815 A JP H0376815A JP 1206876 A JP1206876 A JP 1206876A JP 20687689 A JP20687689 A JP 20687689A JP H0376815 A JPH0376815 A JP H0376815A
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幹雄 田代
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐久性のある香りを有する芯鞘型中実複合短
繊維に関する。さらに詳しくは、敷布団、掛布団、枕、
クツション、縫ぐるみ等の詰綿あるいは不織布に混綿す
ることにより、これらの製品に「森林浴」効果、「快適
睡眠」効果、「清涼」効果等を長期間賦与することので
きる新規な複合短繊維に関する。
(従来の技術) ヒノキは昔より家屋の柱や床に用いられ、その香りは人
々の心を落ち着かせ、居ながらにして「森林浴」効果が
得られていた。しかしこの芳香物質は消失しやすく、長
い期間この効果を持続させることは困難であった。そこ
で、森林中に発散され漂っている天然精油成分物質を、
寝装、インテリア、あるいは住宅内装材等の屋内設置高
に適用して、居ながらにして「森林浴」効果を得る方法
が種々提案されている。例えば、繊維最終製品に後加工
によって精油を吸着あるいは付着する方法が提案されて
いるが、水洗いまたは洗濯により精油が脱落しやすく、
また揮散による精油の減少速度も速いため、芳香の持続
性に乏しいものであった。最近、特開昭61−2010
12号公報には、数種類の天然精油又はそれらから分離
される成分を混合した精油を、中空芯鞘型複合繊維の芯
部に練り込んだ繊維が、また特開昭62−85010号
公報には中空多芯芯鞘型複合繊維が提案されている。し
かしながら、これらはいずれも芳香の持続性が不十分で
、さらに改善が望まれている。
(発明の目的) 本発明は、かかる上記問題点を背景になされたもので、
その目的は、従来品に比べて芳香の持続性に極めて優れ
た、香りを有する芯鞘型中実複合短繊維を提供すること
にある。
(発明の構成) 本発明者らは、かかる目的を達成すべく鋭意検討した結
果、精油が極性基を有する変性オレフィン重合体と有し
ないオレフィン重合体との混合物に配合されたものを芯
部とし、ポリエステルを鞘部とした芯鞘型中実複合短繊
維が、従来の予想に反して、上記目的を達成するのに極
めて有効であることを見出だし本発明に到達した。
すなわち、本発明は、精油を0.1〜5重量%含有する
下記オレフィン系重合体組成物を芯部とし、ポリエステ
ルを鞘部とする芯鞘型中実複合短繊維であって、該短繊
維の繊維長が30〜100mmであることを特徴とする
香りを有する芯鞘型中実複合短繊維である。
オレフィン系重合体組成〈但し精油を除く)(A>実質
的にα−オレフィンからなる極性基を有しないオレフィ
ン重合体=98〜50重量%(B)不飽和カルボン酸、
不飽和アルコール及びこれらのエステル、酸無水物また
はアミドから選ばれる少なくとも1種以上を3〜30重
量%共重合させた変性オレフィン重合体:2〜50重量
%本発明において用いる芳香成分は、精油、特に天然精
油例えばヒノキ油、ハツカ油、ユーカリ油、ヒバ油、シ
ョウノウ油等であることが重要である。
これらの精油は、通常植物の枝葉、根茎、木皮、果実、
つぼみ、樹脂等から水蒸気蒸留により採油されるもので
、テルペノイドを主成分としている。
このテルペノイドは鞘部に用いるポリエステル層を極め
て透過し難く、一方接に詳述する如く、芯部に用いるオ
レフィン系重合体のうち極性基を有する変性オレフィン
重合体とは適度な親和性を有し、精油を保持する役目を
果し、一方極性基のないポリオレフィンとは親和性が低
く適度に精油成分を透過させるので、両者を特定の割合
で配合することにより芳香の強さを適正化しかつ芳香効
果(森林浴効果等)を長時間持続させることが極めて容
易に達成できる。
なお、本発明においては、芳香成分としては上述の如く
天然精油を主たる対象としているが、これらの精油中に
含有される成分を分離生成して用いてもよいし、また合
成精油を用いてもよい。
かかる精油の芯部を構成する重合体に対する配合量は0
.1〜5重量%、好ましくは0,5〜2重量%とする必
要がある。0.1重1%未満の場合には、精油成分の空
気中への揮散が少なくなり、充分な森林浴効果等の芳香
効果が得られなくなるため好ましくない。一方、5重量
%を越えると、芯部重合体への溶解分散性が低下して安
定に溶融紡糸できなくなるとともに、得られる繊維も精
油成分の空気中への揮散量が多くなりすぎて逆に不快感
を与えるようになるので好ましくない。
本発明の芯鞘型中実複合繊維の芯部を構成する重合体は
、実質的にα−オレフィンよりなるオレフィン重合体<
A) 98〜50重量%、好ましくは98〜70重量%
と、変性オレフィン重合体(B)2〜50重1%、好ま
しくは2〜30重量%とを混合していることが肝要であ
る。A成分の量を98重量%を越えて用いると、芯部を
構成する重合体への精油成分の分散性が悪くなって紡糸
性が低下する。また、】)成分中の精油濃度が高くかつ
精油成分とA成分との親和性が低いため、精油成分の芯
部重合体内拡散速度が速くなって芳香効果の持続性が低
下する。一方、A成分が50重量%未溝内場合には、精
油はB成分と比較的親和性が良いため、B成分中の精油
濃度が低くなるために精油成分の芯部重合体中拡散速度
が低下して充分な芳香効果が得られなくなる。
好適に用いられる実質的にα〜オレフィンからなるオレ
フィン重合体としては、例えば、エチレン、プロピレン
、ブテン−1、ヘキセン−1などのα−オレフィンから
なるホモ重合体、共重合体、及びこれらに少量(通常は
10モル%以下)の非極性第3戒分を共重合したものを
あげることができる。なお、ここでいう非極性の第3成
分とは、エステル結合、カルボキシル基、水酸基等の極
性官能基を有さない共重合成分であって、例えばスチレ
ン、ノルボルナジェン等の不飽和炭化水素が例示される
一方、本発明でいう変性オレフィン重合体は、極性基を
有するオレフィン系重合体であって、不飽和カルボン酸
、不飽和アルコール、及びこれらのエステル、酸無水物
またはアミド等の極性基を有する重合性単量体から選ば
れる少なくとも1種以上を3〜30重量%、好ましくは
5〜20重量%、α−オレフィンに共重合させているこ
とが重要である。この共重合量が3重量%未満の場合に
あっては、精油成分との親和性が向上せず、芳香効果の
持続性は改善されないし、30重量%を越える場合には
、精油との親和性が向上するため芯部重合体中の拡散速
度が低下し、芳香効果が発現し難くなる傾向がある。か
かる極性基を有する重合性単量体としては、例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸及びこれ
らの低級アルキルエステルまたはアミド、無水マレイン
酸、酢酸ビニル等が好ましく用いられる。
なお、本発明で用いる精油は耐熱性に劣り、熱によって
容易に蒸発もしくは分解するため、前記芯部には融点く
軟化点〉の低い重合体を用いるのが望ましく、例えば、
A成分としては高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン等のポリエチレン重合体、また
B成分としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体が好ま
しく用いられる。
本発明の複合短繊維の鞘部を構成する重合体は、前記精
油成分が拡散透過し難く、かつ繊維に優れた機械的性能
を付与できる重合体である必要があり、ポリエステル重
合体が好ましい。なかでも、本発明の短繊維は詰綿もし
くは不織布として賞用されるため、嵩高性、耐ヘタリ性
等の性能にも優れていることが望ましく、95モル%以
上がエチレンテレフタレートもしくはブチレンテレフタ
レートからf!戒されるポリエチレンテレフタレート系
重合体もしくはポリブチレンテレフタレート系重合体が
望ましい。
本発明における芯部及び鞘部を構成する重合体の比率は
、重量比で芯部/鞘部を70/30〜30/70の範囲
にするのが望ましい。芯部の比率が70を超えると芯鞘
構造の形成が難しくなり、芯部が露出して芳香効果の持
続性が低下する場合がある。−方芯部の比率が30未満
になると、芯部の占有断面積が小さくなり、精油成分の
空気中への揮散量が少なくなって芳香効果が低下する傾
向がある。
本発明の芯鞘型中、実複合繊維を製造するには、従来よ
り用いられている芯鞘型複合紡糸用の装置をそのまま使
用でき、常法に従って溶融紡糸、延伸を行えばよい。こ
の際、精油は、極性基を有しないオレフィン重合体チッ
プ及び/又は変性オレフィン重合体チップの表面に付着
させた後、複合溶融紡糸装置に供給してもよく、あるい
は、あらかじめ変性オレフィン重合体中に溶融配合した
ものを用いてもよい。特に、後者の方法は、精油の芯部
を構成する重合体中への分散状態がよくなり、溶融紡糸
性及び芳香効果の持続性が向上するため好ましい。
本発明においては、上述の如く精油成分と親和性の良好
な変性ポリオレフィンを用いるため、比較的沸点の低い
精油成分でも口金ブロック内で気化して発泡することは
ない。さらには、繊維形成後鞘成分は急速に固化される
ため、精油成分の蒸散も抑制されるといった効果もある
かくして得られる未延伸複合繊維は延伸した後、所望に
よって捲縮を付与し、次いでカットして短繊維となす。
本発明においては、このカット長も重要で、3(1−1
00mm 、好ましくは40〜70mmの範囲とする必
要がある。繊維長が3Qmm未溝の場合には、短繊維1
本内に含有する精油の量が少なくなるため、森林浴効果
の持続が不十分となる。一方、短繊維長が100+nm
を超えると、カード通過性が低下し、かつフトン綿とし
て使用した時に嵩高性が劣るため好ましくない。
なお、本発明は短繊維を対象としているが、カットする
前のフィラメントをカーペットのカットパイル糸の如く
製織後フィラメントをカットする用途に用いても、良好
な芳香効果が得られることはいうまでもない。
(発明の作用効果〉 以上に説明したように、本発明の芯鞘型中実複合繊維は
中空部を有しておらず、かつ芯部の重合体として精油成
分と比較的親和性の良好な変性オレフィン重合体く精油
成分の貯蔵場所としての作用を有する)と精油成分の拡
散性が良好な極性基を含有しないα−オレフィンからな
るオレフィン重合体く精油成分の透過揮散通路となる)
とが併用されているため、長時間安定して森林浴効果等
の芳香効果を得ることができるものと推定される。
このため、本発明の繊維を、布団、枕、クツション、縫
ぐるみ等の詰綿あるいは不織布等、衣料、寝装、インテ
リア、車両内装、家具、家庭用雑品等の分野の製品に適
用すると、極めて長期間森林浴効果等の芳香効果を享受
することができるのである。
(実施例〉 以下、実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
なお、森林浴効果を測定することはむつかしいので、芳
香性の評価は下記にしたがった。
0芳香性の評価 外気にさらした状態で保存し、所定時間経過毎そのにお
いの強さを評価した。なお、製造後カットしていないト
ウを保管しておき評価時に51mmにカットしこの原綿
の芳香性を標準として5段階評価した。
標準とほとんど差がない場合  :5 においがまったくなくなった場合:1 0嵩測定方法及び比容積はJIS−L−1097に準じ
て測定した。
実施例1 ヒノキ抽出精油を20wt%含有させたエチレン・酢酸
ビニル共重合体く共重合重量比84:16)5重量部と
メルトインデックス20の高密度ポリエチレン95重量
部とをチップブレンドしたものを250℃で溶融し芯部
に、また極限粘度0.64のポリエチレンテレフタレー
トを280℃で溶融し鞘部に配するよう芯鞘型複合紡糸
装置に供給し、孔径0.5mmφ、孔数260ホールを
有する口金より押出し、800m/分の速度で引き取っ
て缶に揺り込んだ。この際の芯/硝化は50150とし
た。
得られた未延伸糸を集束して400万デニールとし、温
水中70℃で3倍に延伸し、スタッフィングボックスに
供給して捲縮を付与した後、120℃下30分間熱処理
し、繊維長51mmにカットして約6デニールの短繊維
を得た。
この原綿は、未延伸糸及び延伸熱処理後の未だカットし
ていないトウの状態ではほとんど芳香は感じられず、短
繊維にカットすることによって初めて芳香が感じられる
ようになった。
この原綿をカードにかけてウェブとした後、重量1.8
Kgの掛は布団にしたところ、森林のにおいがする安眠
効果に優れた掛は布団が得られた。この布団をドライク
リーニングしてもにおいの強さは低下しなかった。また
、2年経過した後も森林のにおいの強さはほとんど変化
せず、長期間持続性を有するものであった。結果は表−
1に示す。
実施例2〜5、比較例1〜8 ヒノキ抽出精油混合率、芯部に用いる重合体の種錘及び
混合比、鞘部の重合体の種類、芯/硝化率、繊維断面形
状、及びカット長を表−1に記載の如く変化させ、実施
例1と同様にして短繊維及び掛は布団を得た。評価結果
は表−1にあわせて示す。
なお、芳香性評価の標準は実施例1で保管したサンプル
トウを測定直前に51mmにカットして用いた。
実施例6〜9 精油の種類及び極性ポリオレフィンの種類を表−2に記
載の如く変化させる以外は、実施例1と同様にして短繊
維及び掛は布団を得た。評価結果は表−2にあわせて示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  精油を0.1〜5重量%含有する下記オレフィン系重
    合体組成物を芯部とし、ポリエステルを鞘部とする芯鞘
    型中実複合短繊維であって、該短繊維の繊維長が30〜
    100mmであることを特徴とする香りを有する芯鞘型
    中実複合短繊維。 オレフィン系重合体組成(但し精油を除く)(A)実質
    的にα−オレフィンからなる極性基を有しないオレフィ
    ン重合体:98〜50重量%(B)不飽和カルボン酸、
    不飽和アルコール及びこれらのエステル、酸無水物また
    はアミドから選ばれる少なくとも1種以上を3〜30重
    量%共重合させた変性オレフィン重合体:2〜50重量
JP1206876A 1989-08-11 1989-08-11 香りを有する芯鞘型中実複合短繊維 Expired - Fee Related JPH0826485B2 (ja)

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