JPH0426365B2 - - Google Patents

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JPH0426365B2
JPH0426365B2 JP1595186A JP1595186A JPH0426365B2 JP H0426365 B2 JPH0426365 B2 JP H0426365B2 JP 1595186 A JP1595186 A JP 1595186A JP 1595186 A JP1595186 A JP 1595186A JP H0426365 B2 JPH0426365 B2 JP H0426365B2
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JP1595186A
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Tsuguhiko Watanabe
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、主として大地に建て込まれるコンク
リート柱、例えば電柱の沈下止め装置に関する。
ロ 従来の技術 大地に建て込まれるコンクリート柱の沈下止め
装置としては、特願昭58−80186号(特開昭59−
206525号公報)を挙げることができるが、この沈
下防止装置は、第10図に示すように、一対の抵
抗板21,21を連結杆28,28と複数個の連
結板27と連結ボルト25とを介して結合し、
夫々の抵抗板21に予め固定した半円板22によ
つて形成される中央の貫通孔内に緊締ナツト26
と緊締ボルト29と間隙を埋めるコンクリート体
30によつて電柱20を固定するようにしたもの
である。
ハ 発明が解決しようとする問題点 上述のような従来の沈下防止装置においては、
抵抗板21は電柱20の重量に対抗する担持能力
を必要とし、その面積や厚さ等を勘案することを
必須とする一方、半円板22と抵抗板21との溶
接、抵抗板21の半円形の切削、ナツト26と半
円板22との溶接作業等が煩雑となり、多大の手
間を要することとなつた。
また、組立に当つては、多数のボルト及びナツ
トを使用するため、作業に手間を要するのみなら
ず、抵抗板21の面積や厚さによつては、単一板
当りの重量が増大し、取扱いや運搬に不便を生ず
るという問題点があつた。
ニ 問題点を解決するための手段 このため、本発明においては、抵抗板を多数の
波型縦長に形成することによつて、強度の増大と
重量の軽減とを図ると共に取扱いを格段に容易に
する一方、H型の規制枠の上に波型の抵抗板の複
数個を並列載置した後、一対の押え杆をその上に
配置し、半円状をなす一対の結合環を電柱を囲ん
で連結し、結合環の一対の脚を前記押え杆に嵌装
することによつて押え杆の位置を規制し、接着性
硬化セメントにより前記結合環と電柱とを固定一
体化するようにしたものである。
以下、図面に示した実施例に基いて、本発明の
要旨を説明する。
ホ 実施例 第1図は本発明沈下止め装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は同装置の規制枠部分の分解斜視
図、第3図は積層した抵抗板の斜視図、第4図は
押え杆の斜視図、第5図は結合環の分解斜視図、
第6図は規制枠をコンクリート柱に配置した斜視
図、第7図は規制枠上に抵抗板を配設した斜視
図、第8図はコンクリート柱に本装置を施した状
態を示す一部切欠正面図、第9図は第8図の側面
図である。
図面において1は規制枠で、横杆2,2を連結
枠3,3で、ボルト4及びナツト5を介してH型
に結合するもので、第6図示のように既て建て込
まれたコンクリート柱Pを囲んで配置し、各横杆
2には上方に突出する規制突6を多数設けてあ
る。
7は抵抗板で、波型断面8を有する縦長に成形
され、中央部分には前述の規制突6,6に対応す
る係止孔9,9を穿設してある。
10は押え杆で、断面角形に形成して前述の抵
抗板7,7…上での座りをよくするようにしてあ
り、要すれば中空状筒体にしてもよい。11は結
合環で、両端に折曲縁12,12を張設した半円
壁12,12からなり、各半円壁12には補強板
13を介して断面コ字型の固定用の脚14を夫々
固定してあり、半円壁12の折曲中央下縁がこの
脚14上に載置するようにしてある。この一対の
半円壁12,12はボルト15及びナツト16に
よつて連結されるようにしてある。
尚、17は接着性硬化セメント、18は本装置
を埋設するに必要な面積を掘し起し形成した床掘
りである。
ヘ 作 用 以上の構成からなる本発明装置においては、建
て込まれたコンクリート柱Pの周囲の土壌を必要
な面積において掘り起して床掘り18を形成し
(第8図、第9図)た後、第6図のように柱Pを
挟んで横杆2,2を配置し、次いで同様に柱Pを
挟んで連結枠3,3を夫々横杆2,2にボルト4
及びナツト5を介して結合し、H型の規制枠1を
構成する。
次に第7図のように抵抗板7,7…を横杆2,
2に直交するように載置し、その係止孔9,9を
横杆2,2の規制突6,6に挿通する。
次に、押え杆10,10をコンクリート柱Pを
挟んで、第1図のように抵抗板7,7…上に載置
し、更に半円壁12,12をコンクリート柱Pを
挟んでボルト15及びナト16で結合して結合環
11を構成すると共に、その脚14,14のコ字
型の断面を利用して前記押え杆10,10に夫々
嵌装すれば、押え杆10,10の配置は規定され
ることとなる。
この際、コンクリート柱Pと結合環11との間
には、所要の間隙Sが構成されるのであるが、そ
の間隙S内には接着性硬化セメント17を充填
し、その硬化により全体を一体的に固定させ、そ
の硬化後、床掘り18を掘り返された土等で埋め
戻すのである。(第8図、第9図) ト 発明の効果 以上述べた如く本発明によれば構成部品が要領
よく分割されているため、殊に抵抗板7は断面波
型にして小型縦長にしてあるため、比較的薄い板
体で而も強度を高め、必要に応じた数を並列でき
るため、運搬及び取扱い操作が容易となると共に
抵抗板7はH型の規制枠1の規制突6,6にその
係止孔9,9を装嵌するだけで、その位置を規制
され、押え杆10,10による負荷によつて脱落
を阻止されるもので、資材及び組立作業を節約且
つ容易にすることができる。
また、押え杆10,10は結合環11の脚1
4,14との嵌合によつて、他のボルト、ビス等
を必要とせず、云わば自動的に固定されるため資
材と手間とを節約し得ることとなる。
更に、一対の押え杆10,10によつてコンク
リート柱Pの重量は、各抵抗板7,7…の上に平
均的に負荷されることとなるのみならず、前述の
如く抵抗板7は波型をしているため、地面との接
触面積を増大して担持能力を高め、確実な沈下防
止を実施することが可能となると共に前述の運搬
及び作業の簡易性と相俟つて優れた沈下止め装置
を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明沈下止め装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は同装置の規制枠部分の分解斜視
図、第3図は積層した抵抗板の斜視図、第4図は
押え杆の斜視図、第5図は結合環の分解斜視図、
第6図は規制枠をコンクリート柱に配置した斜視
図、第7図は規制枠上に抵抗板を配設した斜視
図、第8図は既に建て込まれたコンクリート柱に
本装置を施した状態を示す一部切欠正面図、第9
図は第8図の側面図、第10図は従来の装置の一
実施例を示す一部切欠平面図である。 記、P〜コンクリート柱、1〜規制枠、2〜横
杆、3〜連結枠、7〜抵抗板、8〜波形断面、1
0〜押え杆、11〜結合環、12〜半円壁、14
〜脚部、17〜接着性硬化セメント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の横杆を一対の連結枠で結合して中央に
    コンクリート柱の貫通孔を形成したH型の規制枠
    と、該規制枠上に並列定置する縦長の波型抵抗板
    の複数個と、この波型抵抗板上に載置する一対の
    押え杆と、夫々の押え杆に嵌装する脚を固装した
    半円壁の一対を有する結合環とからなり、該結合
    環内を貫通せしめたコンクリート柱と前記結合環
    とを接着性硬化セメントで結合一体化することを
    特徴とするコンクリート柱の沈下止め装置。
JP1595186A 1986-01-29 1986-01-29 コンクリ−ト柱の沈下止め装置 Granted JPS62174420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1595186A JPS62174420A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 コンクリ−ト柱の沈下止め装置

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JP1595186A JPS62174420A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 コンクリ−ト柱の沈下止め装置

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Publication Number Publication Date
JPS62174420A JPS62174420A (ja) 1987-07-31
JPH0426365B2 true JPH0426365B2 (ja) 1992-05-07

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ID=11903059

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JP1595186A Granted JPS62174420A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 コンクリ−ト柱の沈下止め装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5777988B2 (ja) * 2011-09-16 2015-09-16 中国電力株式会社 直立補助装置
JP2021085140A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 東日本旅客鉄道株式会社 柱体設置構造
JP7400557B2 (ja) * 2020-03-10 2023-12-19 東京電力ホールディングス株式会社 深礎基礎の主脚材据付方法

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JPS62174420A (ja) 1987-07-31

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