JPH04263604A - バイザの曇り防止手段が備えられた一体構造形モータサイクリスト用ヘルメット - Google Patents
バイザの曇り防止手段が備えられた一体構造形モータサイクリスト用ヘルメットInfo
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- JPH04263604A JPH04263604A JP3239935A JP23993591A JPH04263604A JP H04263604 A JPH04263604 A JP H04263604A JP 3239935 A JP3239935 A JP 3239935A JP 23993591 A JP23993591 A JP 23993591A JP H04263604 A JPH04263604 A JP H04263604A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/18—Face protection devices
- A42B3/22—Visors
- A42B3/24—Visors with means for avoiding fogging or misting
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘルメット着用者が呼
吸する際に発生させる湿った温かい空気によって引き起
こされるバイザの曇りを全体に亙って防止するための手
段が備えられた、一体構造形のモータサイクリスト用ヘ
ルメットに係わる。
吸する際に発生させる湿った温かい空気によって引き起
こされるバイザの曇りを全体に亙って防止するための手
段が備えられた、一体構造形のモータサイクリスト用ヘ
ルメットに係わる。
【0002】
【従来の技術】公知のように、一体構造形のモータサイ
クリスト用ヘルメットを設計する際に解決すべき最も重
要な問題は、そのヘルメットの安全性に関する固有の問
題に加えて、最適の換気を実現し、ヘルメット着用中の
不自由さからそのヘルメット着用者を救済するために、
ヘルメット内の効果的な空気循環を提供することを含む
。
クリスト用ヘルメットを設計する際に解決すべき最も重
要な問題は、そのヘルメットの安全性に関する固有の問
題に加えて、最適の換気を実現し、ヘルメット着用中の
不自由さからそのヘルメット着用者を救済するために、
ヘルメット内の効果的な空気循環を提供することを含む
。
【0003】本出願人は、一体構造形のモータサイクリ
スト用ヘルメットについての関連の特許出願を既に考案
し出願しているが、この特許出願では、その特有の特徴
によって、特に着用者の頭部を覆うヘルメット部分に関
する換気の問題が、非常に高い換気効率によって解決さ
れている。
スト用ヘルメットについての関連の特許出願を既に考案
し出願しているが、この特許出願では、その特有の特徴
によって、特に着用者の頭部を覆うヘルメット部分に関
する換気の問題が、非常に高い換気効率によって解決さ
れている。
【0004】上記の解決策の一例は、イタリア特許第
1207562号と同第 1177288号の主題を形
成するヘルメットによって与えられる。
1207562号と同第 1177288号の主題を形
成するヘルメットによって与えられる。
【0005】しかし、上記のヘルメットは、技術的に有
益な解決策を与えるものの、ヘルメット着用者の呼吸に
よって発生させられる湿った温かい空気の停滞という関
連問題を伴なった、ヘルメットの前部部分(特にそのバ
イザ)の空気循環又は換気の問題を未解決のまま残して
おり、この問題はバイザの明瞭な視界を妨害し、従って
モータサイクリストの運転時の安全性を低下させる。
益な解決策を与えるものの、ヘルメット着用者の呼吸に
よって発生させられる湿った温かい空気の停滞という関
連問題を伴なった、ヘルメットの前部部分(特にそのバ
イザ)の空気循環又は換気の問題を未解決のまま残して
おり、この問題はバイザの明瞭な視界を妨害し、従って
モータサイクリストの運転時の安全性を低下させる。
【0006】
【課題を解決するための手段】ここで本出願人は、ヘル
メットのバイザの曇りを防止するシステムをユニークで
独創的な方法で解決し、それによって換気と空気循環の
問題が完全に解決された一体構造形ヘルメットを提供す
る、上記特許の主題を形成するヘルメットと実質的に同
じ種類のモータサイクリスト用一体構造形ヘルメットを
考案し、この一体構造形ヘルメットが本発明の主題を成
している。
メットのバイザの曇りを防止するシステムをユニークで
独創的な方法で解決し、それによって換気と空気循環の
問題が完全に解決された一体構造形ヘルメットを提供す
る、上記特許の主題を形成するヘルメットと実質的に同
じ種類のモータサイクリスト用一体構造形ヘルメットを
考案し、この一体構造形ヘルメットが本発明の主題を成
している。
【0007】以下では、本発明の一体構造形ヘルメット
の特徴と利点とが、添付図面を参照して、本発明の非限
定的な実施例の詳細な説明から明らかになるだろう。
の特徴と利点とが、添付図面を参照して、本発明の非限
定的な実施例の詳細な説明から明らかになるだろう。
【0008】
【実施例】特に図1に示されるように、本発明の一体構
造形ヘルメットは、その基本的な特徴として、衝撃吸収
材料で作られた内側キャップB がその内側に備えられ
た、剛性材料の外側キャップA を含み、内側キャップ
B の下側には、その内側キャップの構造を完全なもの
にする、公知の空気透過性材料のライニング又はパッド
9が装備されている。
造形ヘルメットは、その基本的な特徴として、衝撃吸収
材料で作られた内側キャップB がその内側に備えられ
た、剛性材料の外側キャップA を含み、内側キャップ
B の下側には、その内側キャップの構造を完全なもの
にする、公知の空気透過性材料のライニング又はパッド
9が装備されている。
【0009】本発明のヘルメットの顎部品M には、公
知の方法で前部格子又は空気取り入れ口8が備えられ、
その車両の走行中には、この空気取り入れ口8を通して
空気がヘルメット内側に流れ込むことが可能である。そ
れによって、ここでは再び詳説されない上記の特許の公
知の解決策によって、ヘルメット着用者の頭部に相当す
る区域に対する換気が行われる。
知の方法で前部格子又は空気取り入れ口8が備えられ、
その車両の走行中には、この空気取り入れ口8を通して
空気がヘルメット内側に流れ込むことが可能である。そ
れによって、ここでは再び詳説されない上記の特許の公
知の解決策によって、ヘルメット着用者の頭部に相当す
る区域に対する換気が行われる。
【0010】前述されたように、ヘルメット着用者自身
の呼吸によって引き起こされるバイザ10の曇りを防止
する問題は、依然として未解決のままである。この問題
は、本発明のヘルメットによって、以下で詳細に説明さ
れるヘルメット内部に備えられた手段の故に、有利に解
決されることが可能である。
の呼吸によって引き起こされるバイザ10の曇りを防止
する問題は、依然として未解決のままである。この問題
は、本発明のヘルメットによって、以下で詳細に説明さ
れるヘルメット内部に備えられた手段の故に、有利に解
決されることが可能である。
【0011】さて、図2〜図6にも示されるように、上
記のヘルメット内部の手段は、所定の距離だけ間隔を置
いて互いに対向する外側キャップA の下部縁部11と
内側キャップB の下部縁部とによって範囲が限定され
た空気流路6を含み、この外側キャップA の下部縁部
11はほぼ逆T字形の形状である。バイザ10の上部縁
部が前記下部縁部11に固定され、ガスケット12がバ
イザ10と前記下部縁部11との間にサンドイッチされ
ている。一方、内側キャップB の下部縁部は、特にそ
の部分の下部縁部が例えばポリスチレンのようなプラス
チック材料で作られ、ヘルメット着用者の頭部に概ね相
当する区域の内張りを形成する。
記のヘルメット内部の手段は、所定の距離だけ間隔を置
いて互いに対向する外側キャップA の下部縁部11と
内側キャップB の下部縁部とによって範囲が限定され
た空気流路6を含み、この外側キャップA の下部縁部
11はほぼ逆T字形の形状である。バイザ10の上部縁
部が前記下部縁部11に固定され、ガスケット12がバ
イザ10と前記下部縁部11との間にサンドイッチされ
ている。一方、内側キャップB の下部縁部は、特にそ
の部分の下部縁部が例えばポリスチレンのようなプラス
チック材料で作られ、ヘルメット着用者の頭部に概ね相
当する区域の内張りを形成する。
【0012】空気流路6は実質的にバイザ10の全幅に
亙って延びる。それによって、空気取り入れ口8を通っ
てヘルメット内に入り込んだ空気の流れが、前記流路6
に向かって、更にこの流路を通って、空気排出溝5の方
向に自由に流れることが可能である。なおこの空気排出
溝については以下で説明されるだろう。
亙って延びる。それによって、空気取り入れ口8を通っ
てヘルメット内に入り込んだ空気の流れが、前記流路6
に向かって、更にこの流路を通って、空気排出溝5の方
向に自由に流れることが可能である。なおこの空気排出
溝については以下で説明されるだろう。
【0013】本発明のヘルメットの特に有利な特徴によ
れば、取り入れ口8を通って流入し且つ流路6を通って
流れる空気の流れは、バイザ10の内側表面上では、実
質的に層流のパターンをとり、このことはその通気と換
気にとって最適の条件をもたらす。
れば、取り入れ口8を通って流入し且つ流路6を通って
流れる空気の流れは、バイザ10の内側表面上では、実
質的に層流のパターンをとり、このことはその通気と換
気にとって最適の条件をもたらす。
【0014】図1に示されるヘルメット内では、流路6
が、その流路に固定された格子7を有する。この格子7
は、ここで論じられている実施例では、実質的に櫛形の
構造を有し、その櫛の歯を通って、空気が上方の空気排
出溝5に向かって流れる。
が、その流路に固定された格子7を有する。この格子7
は、ここで論じられている実施例では、実質的に櫛形の
構造を有し、その櫛の歯を通って、空気が上方の空気排
出溝5に向かって流れる。
【0015】空気流路6の全幅に亙って延びる空気取り
入れ口格子7が、その一方の側部において、例えば縫い
合わせ又は溶接によってパッド9に直接的に取り付けら
れることが好ましく、又は、剛性材料で作られた外側キ
ャップA に悪影響を全く与えないように、ここでは説
明されない別の公知の方法によって、前記格子が取り付
けられることが有利である。
入れ口格子7が、その一方の側部において、例えば縫い
合わせ又は溶接によってパッド9に直接的に取り付けら
れることが好ましく、又は、剛性材料で作られた外側キ
ャップA に悪影響を全く与えないように、ここでは説
明されない別の公知の方法によって、前記格子が取り付
けられることが有利である。
【0016】本発明のヘルメットの特に有利な特徴によ
って、キャップB の上部表面上に、特にそのプラスチ
ック材料部分の上部表面上に、幾つかの空気排出溝5が
備えられている。これらの空気排出溝5の上流側の端部
が、空気搬送溝又は流路6に接続され、この流路6から
空気を供給される。一方、この空気排出溝5の反対側の
端部は、以下で説明されるように、ヘルメットの外側に
接続された真空収集室2と連絡している。この収集室2
は、軟質の材料で作られたキャップB の内部に設けら
れ、その上部側においてキャップA に接続している。
って、キャップB の上部表面上に、特にそのプラスチ
ック材料部分の上部表面上に、幾つかの空気排出溝5が
備えられている。これらの空気排出溝5の上流側の端部
が、空気搬送溝又は流路6に接続され、この流路6から
空気を供給される。一方、この空気排出溝5の反対側の
端部は、以下で説明されるように、ヘルメットの外側に
接続された真空収集室2と連絡している。この収集室2
は、軟質の材料で作られたキャップB の内部に設けら
れ、その上部側においてキャップA に接続している。
【0017】特に図1に見てとれるように、ここに示さ
れる説明用の実施例では、溝5の各々は実際上は内側キ
ャップB 上に設けられた溝であり、各々の溝5は、そ
の上部側部において、その側部縁部が剛性材料のキャッ
プA の内側表面と実質的に係合うことによって密閉さ
れている。従って、空気搬送溝6から流れて来た空気は
、収集室2に達するまで溝5に沿って常に自由に流れる
ことが可能である。
れる説明用の実施例では、溝5の各々は実際上は内側キ
ャップB 上に設けられた溝であり、各々の溝5は、そ
の上部側部において、その側部縁部が剛性材料のキャッ
プA の内側表面と実質的に係合うことによって密閉さ
れている。従って、空気搬送溝6から流れて来た空気は
、収集室2に達するまで溝5に沿って常に自由に流れる
ことが可能である。
【0018】本発明のヘルメットの更に別の有利な特徴
によって、図4の拡大詳細図に示されるように、空気排
出溝5に沿ったシーリングを改善して気密性にするため
に、これらの溝5の各々に、例えばゴム又はその類似物
のような弾力性材料で作られた、U字形断面を有する突
出した長手方向縁部13が備えられることが好ましい。 この長手方向縁部13は、溝5内にプレスばめされ、剛
性材料のキャップA の内側表面に完全に密着するよう
に前記溝の高さよりも僅かに高い高さを有する。しかし
上記の突出部分13が、例えばポリスチレンのようなキ
ャップB 用材料と同一の材料を用いて、キャップB
の成形の際にキャップB の上部部分と共に直接的に一
体成形されることが有利である得るということが指摘さ
れる。
によって、図4の拡大詳細図に示されるように、空気排
出溝5に沿ったシーリングを改善して気密性にするため
に、これらの溝5の各々に、例えばゴム又はその類似物
のような弾力性材料で作られた、U字形断面を有する突
出した長手方向縁部13が備えられることが好ましい。 この長手方向縁部13は、溝5内にプレスばめされ、剛
性材料のキャップA の内側表面に完全に密着するよう
に前記溝の高さよりも僅かに高い高さを有する。しかし
上記の突出部分13が、例えばポリスチレンのようなキ
ャップB 用材料と同一の材料を用いて、キャップB
の成形の際にキャップB の上部部分と共に直接的に一
体成形されることが有利である得るということが指摘さ
れる。
【0019】ここで図3は、空気搬送流路又は通路6か
ら空気排出溝5を経て真空室2に到る空気流の回路を概
略的に示す。上記の特許において既に詳細に説明されて
いる(従って、ここでは再び詳細に説明されることのな
い)真空室2の下部壁上に、1対の開口14が備えられ
ることが分かる。この1対の開口14を通ってヘルメッ
ト着用者の頭部区域から到着した空気が、空気取り入れ
口から到着した空気と一緒に真空室2に流れ込み、外側
キャップA 上に備えられた更に別の1対の開口15を
通って真空室2から外に出て、図3の矢印F によって
概略的に示されるようにヘルメットの外側に押し出され
る。上記の図から明らかであるように、1対の開口15
は1対の開口14に対して僅かに片寄っており、溝5を
通って到着した空気は、バイザの区域内のヘルメット部
分から開口15を通して排出される。
ら空気排出溝5を経て真空室2に到る空気流の回路を概
略的に示す。上記の特許において既に詳細に説明されて
いる(従って、ここでは再び詳細に説明されることのな
い)真空室2の下部壁上に、1対の開口14が備えられ
ることが分かる。この1対の開口14を通ってヘルメッ
ト着用者の頭部区域から到着した空気が、空気取り入れ
口から到着した空気と一緒に真空室2に流れ込み、外側
キャップA 上に備えられた更に別の1対の開口15を
通って真空室2から外に出て、図3の矢印F によって
概略的に示されるようにヘルメットの外側に押し出され
る。上記の図から明らかであるように、1対の開口15
は1対の開口14に対して僅かに片寄っており、溝5を
通って到着した空気は、バイザの区域内のヘルメット部
分から開口15を通して排出される。
【0020】本発明のヘルメットの更に別の独創的な特
徴によって、真空室2の下部壁上に、一般的に照合記号
16で示されるインタセプト弁が取り付けられている。 このインタセプト弁は、ここで説明される単純化された
実施例では実質的にV字形である。従って、必要に応じ
て(例えば夏に)、ヘルメット内の着用者頭部区域から
流れて来る空気を追い出すために、そのインタセプト弁
の各々の側部17によって開口14を完全に又は部分的
に開閉することが可能になる。このようにして、本発明
のヘルメットによって、バイザ10の区域から流れて来
る空気が、いずれの場合にも開口15を通ってヘルメッ
トから出で行き、そうした働きは、開口14を部分的に
又は完全に閉じる弁16の作動によって促進される。弁
16の作動は、図に概略的に示される握り18によって
行われ、弁16を移動させるための握り18の一部分は
、ヘルメットの外側に配置され、キャップA を通って
突き出るピボット旋回軸上に取り付けられている。この
握り部分は、押し下げ及び引き上げ部材1の平面内に位
置することによって、前記部材1と空気力学的に一体化
されるような形状に形成されている。
徴によって、真空室2の下部壁上に、一般的に照合記号
16で示されるインタセプト弁が取り付けられている。 このインタセプト弁は、ここで説明される単純化された
実施例では実質的にV字形である。従って、必要に応じ
て(例えば夏に)、ヘルメット内の着用者頭部区域から
流れて来る空気を追い出すために、そのインタセプト弁
の各々の側部17によって開口14を完全に又は部分的
に開閉することが可能になる。このようにして、本発明
のヘルメットによって、バイザ10の区域から流れて来
る空気が、いずれの場合にも開口15を通ってヘルメッ
トから出で行き、そうした働きは、開口14を部分的に
又は完全に閉じる弁16の作動によって促進される。弁
16の作動は、図に概略的に示される握り18によって
行われ、弁16を移動させるための握り18の一部分は
、ヘルメットの外側に配置され、キャップA を通って
突き出るピボット旋回軸上に取り付けられている。この
握り部分は、押し下げ及び引き上げ部材1の平面内に位
置することによって、前記部材1と空気力学的に一体化
されるような形状に形成されている。
【0021】図4は上記の手段を更に概略的に示し、特
にこの図では、流路6に格子7が備えられないことが示
されており、それによってそのヘルメット構造のコスト
有効度がより一層高まる。
にこの図では、流路6に格子7が備えられないことが示
されており、それによってそのヘルメット構造のコスト
有効度がより一層高まる。
【0022】ここで説明されている実施例は、図2と図
5とに概略的に示されている具体例に相当し、一方、図
6では、流路6が図1の流路と概ね同一の形で備えられ
ている。
5とに概略的に示されている具体例に相当し、一方、図
6では、流路6が図1の流路と概ね同一の形で備えられ
ている。
【0023】上記の説明は、本発明のヘルメットの利点
を非常に明解に示し、本発明のヘルメットは、上記のバ
イザ空気循環及び換気手段によって、迅速且つ効果的な
曇り除去を得ることを可能にする。この曇り除去は、例
えば交通信号での停止後に又は交通渋滞における頻繁な
停止の後に、オートバイが再スタートして数ヤード走行
する内にさえ行なわれることが可能である。
を非常に明解に示し、本発明のヘルメットは、上記のバ
イザ空気循環及び換気手段によって、迅速且つ効果的な
曇り除去を得ることを可能にする。この曇り除去は、例
えば交通信号での停止後に又は交通渋滞における頻繁な
停止の後に、オートバイが再スタートして数ヤード走行
する内にさえ行なわれることが可能である。
【0024】最後に、本発明の保護の範囲を逸脱するこ
となしに、本発明の一体構造形モータサイクリスト用ヘ
ルメットに対して変形及び/又は部分的変更が行われる
ことが可能であるということは、明らかだろう。
となしに、本発明の一体構造形モータサイクリスト用ヘ
ルメットに対して変形及び/又は部分的変更が行われる
ことが可能であるということは、明らかだろう。
【図1】本発明の一体構造形ヘルメットの部分的カット
を伴なう斜視図である。
を伴なう斜視図である。
【図2】ヘルメット開口の上部部分に空気流路を形成す
る方法を特に示す概略的な拡大斜視図である。
る方法を特に示す概略的な拡大斜視図である。
【図3】ヘルメット着用者の頭部区域から流れて来る空
気とバイザ区域から流れて来る空気とが、ヘルメットか
ら流れ出ていく区域を拡大して示す概略的な平面図であ
る。
気とバイザ区域から流れて来る空気とが、ヘルメットか
ら流れ出ていく区域を拡大して示す概略的な平面図であ
る。
【図4】空気をヘルメットから外に排出するための様々
な溝を有する、本発明の僅かに変更された実施例におけ
る上記の空気流路を特に示す、概略的な斜視図である。
な溝を有する、本発明の僅かに変更された実施例におけ
る上記の空気流路を特に示す、概略的な斜視図である。
【図5】図2に対応するヘルメット開口の上部部分に空
気流路を形成する方法を示す概略的な断面図である。
気流路を形成する方法を示す概略的な断面図である。
【図6】図1に対応するヘルメット開口の上部部分に空
気流路を形成する方法を示す概略的な断面図である。
気流路を形成する方法を示す概略的な断面図である。
1 押上げ及び引き下げ部材
2 真空収集室
5 空気排出溝
6 空気流路
7 格子
8 空気取り入れ口
9 空気透過性ライニング
10 バイザ
13 空気排出溝の突出縁部
14 内側キャップの空気排出用開口15 外側キ
ャップの空気排出用開口16 インタセプタ弁 18 握り A 外側キャップ B 内側キャップ M 顎部品
ャップの空気排出用開口16 インタセプタ弁 18 握り A 外側キャップ B 内側キャップ M 顎部品
Claims (9)
- 【請求項1】 軟質材料の内側キャップがその内側に
取り付けられた剛性な材料の外側キャップを主として含
む一体構造形モータサイクリスト用ヘルメットであって
、前記内側キャップの内側表面には空気透過性ライニン
グが備えられ、前記ヘルメットのバイザが取り付けられ
ている開口の上部縁部の内側には、前記ヘルメットの顎
部品上に配置された少なくとも1つの空気取り入れ口を
通して前記ヘルメットの外側から供給された空気を通す
ための空気流路が備えられ、前記流路が、前記軟質材料
の内側キャップの上部表面上に設けられた、バイザ区域
からの空気排出のための幾つかの溝と連絡し、前記溝の
上流側の端部が前記流路と連絡され、一方、前記溝の反
対側の端部が前記ヘルメットの頂部区域内に位置する真
空収集室に接続され、前記真空室が、前記軟質材料の内
側キャップの内部に設けられ、且つその上部側において
は前記剛性材料の外側キャップに接続され、前記外側キ
ャップのヘルメット外側部分には、前記バイザ区域から
流れて来た空気とヘルメット着用者の頭部から流れて来
た空気との両方を排出するための複数の空気排出開口が
備えられ、前記両方の空気が前記真空室の底部に設けら
れた少なくとも1つの開口を通って前記真空室の中に流
れ込む一体構造形ヘルメット。 - 【請求項2】 各々の前記空気排出溝の頂部が、その
空気排出溝の縁部に接触している前記外側キャップの内
側表面によって閉じられていることを特徴とする請求項
1に記載の一体構造形ヘルメット。 - 【請求項3】 各々の前記空気排出溝が、その空気排
出溝の高さよりもわずかに高い高さを有する突出縁部を
有し、前記空気排出溝を完全な気密性にするために、前
記突出縁部が前記外側キャップの内側表面に対して僅か
に圧力接触することを特徴とする請求項1に記載の一体
構造形ヘルメット。 - 【請求項4】 ヘルメット着用者の頭部区域から流れ
て来る空気を排出するための前記真空室の空気排出用開
口を完全に閉じることを可能にし、それによって、ヘル
メットの前部部分を通って流入した後に前記外側キャッ
プの前記開口を通って排出される空気の量を増大させる
ために、前記真空室の空気排出用開口に、その開口の開
放度合いを制御するための弁が備えられていることを特
徴とする請求項2に記載の一体構造形ヘルメット。 - 【請求項5】 前記弁が、前記真空室の空気排出用開
口の数に等しい数の実質的に分岐したアームを有し、前
記弁が、前記ヘルメットの外側に位置する作動部分を有
する握りの作動によって回転させられることを特徴とす
る請求項4に記載の一体構造形ヘルメット。 - 【請求項6】 前記ヘルメットの顎部品上に備えられ
た空気取り入れ口から流れて来た空気のための流路上に
、その空気が前記空気排出溝に向けて搬送されることを
可能にするための開口を有する格子が取り付けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の一体構造形ヘルメ
ット。 - 【請求項7】 前記空気流路と前記格子とが実質的に
前記バイザの全幅に亙って延びることを特徴とする請求
項1から6のいずれか一項に記載の一体構造形ヘルメッ
ト。 - 【請求項8】 前記空気取り込み用の格子が軟質材料
で作られ、前記内側キャップのパッド上に直接固定され
ていることを特徴とする請求項6に記載の一体構造形ヘ
ルメット。 - 【請求項9】 実質的に上記で説明された通りであり
且つ添付図面に図示される通りの一体構造形モータサイ
クリスト用ヘルメット。
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