JP2006299456A - ヘルメット - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヘルメット着用者固有の各運転姿勢や移動器具の速度等の違いにかかわらず、目的の走行風の剥離機能を得る。
【解決手段】 走行中におけるヘルメットA,B,Cの安定性の保持に関与する整流体4,7,9,10を備えてなり、当該整流体4,7,9,10は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体4,7,9,10の位置を前後方向に調節可能に、または走行風と対面する整流面41,71,94の角度を調節可能に備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 走行中におけるヘルメットA,B,Cの安定性の保持に関与する整流体4,7,9,10を備えてなり、当該整流体4,7,9,10は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体4,7,9,10の位置を前後方向に調節可能に、または走行風と対面する整流面41,71,94の角度を調節可能に備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オートバイ、四輪自動車等各種移動車両、モーターボート、自転車等の船舶又は移動機具に乗る際に頭部及び顔面を保護するために被るヘルメットに関し、詳しくは、ヘルメット内の熱気を換気するための換気構造と、走行風をヘルメット表面から剥離するための整流構造を備えたヘルメットに関する。
本発明に関連する先行技術文献情報として、たとえば、下記の特許文献1および特許文献2が有る。
特開2000−328343号公報
WO2002/100204号公報
前記特許文献1に記載の構成は、走行風の剥離を行う部位(後部整流体)と、換気を行う部位(通路形成体)とを一体構造として帽体表面に取付けたものである。
また、前記特許文献2に記載の構成についても、走行風の剥離を行う部位(気流偏向面)と、換気を行う部位(換気口)とを一体構造として帽体表面に取付けたものである。
すなわち、前記特許文献1及び特許文献2の発明は、前記走行風の剥離を行って換気作用及び整流作用を高める点で有用なものである。
また、前記特許文献2に記載の構成についても、走行風の剥離を行う部位(気流偏向面)と、換気を行う部位(換気口)とを一体構造として帽体表面に取付けたものである。
すなわち、前記特許文献1及び特許文献2の発明は、前記走行風の剥離を行って換気作用及び整流作用を高める点で有用なものである。
ところで、前記特許文献1および特許文献2に記載の発明は、走行風の剥離を行う部位と換気を行う部位とが一体であるとともに、帽体表面の定位置において不動状態で取り付けられているため、たとえば、ヘルメット着用者固有の運転姿勢や移動器具の速度等の違いによっては、目的の剥離機能が十分得られない場合があると考えられる。
そこで本発明は、ヘルメット着用者固有の各運転姿勢や移動器具の速度等の違いにかかわらず、目的の走行風の剥離機能を得ることを課題とし、この課題を解決するヘルメットの提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、下記の技術的手段を採用した。
その技術的手段は、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能に備えられているヘルメットにしたことである。(第1発明)
また、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメットにしたことである。(第2発明)
また、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能、かつ走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメットにしたことである(第3発明)。
また、帽体の表面に空気の換気口を備えたヘルメットである場合、排気口からの排気効率の向上という観点から、前記整流体は、換気口付近の空気の流れを整流可能な範囲において、その相対的な位置を調節可能なものであることが好ましい(第4発明)。
前記換気口を覆う通気カバーを備えたヘルメットである場合、通気カバーからの排気効率の向上および操作性の向上、良好なデザイン性の確保という観点から、前記整流体を前記通気カバーと一体的な構造にすることが好ましい(第5発明)。
その技術的手段は、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能に備えられているヘルメットにしたことである。(第1発明)
また、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメットにしたことである。(第2発明)
また、走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能、かつ走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメットにしたことである(第3発明)。
また、帽体の表面に空気の換気口を備えたヘルメットである場合、排気口からの排気効率の向上という観点から、前記整流体は、換気口付近の空気の流れを整流可能な範囲において、その相対的な位置を調節可能なものであることが好ましい(第4発明)。
前記換気口を覆う通気カバーを備えたヘルメットである場合、通気カバーからの排気効率の向上および操作性の向上、良好なデザイン性の確保という観点から、前記整流体を前記通気カバーと一体的な構造にすることが好ましい(第5発明)。
整流体の位置を変更する構造として、たとえば、整流体と整流体を支持する支持部のいずれか一方側に前後方向に沿って開孔された長孔と、他方側に当該長孔に嵌合される嵌合体との組み合わせとし、前記嵌合体が整流体の位置を保持および保持解除する構造、整流体と整流体を支持する支持面に亘ってラチェットを設け、整流体を前記ラチェットの嵌合抵抗に抗して前後動させてその位置を変更する構造が挙げられる。
また、整流体の角度を変更する構造として、たとえば、整流体の前方側を回動可能に軸支し、整流体の後方側を上下させるとともに、任意の位置で保持する調整手段を備えた構造、整流体の前方側を回動可能に軸支し、当該軸支部の後方に整流体と整流体を支持する支持面に亘ってラチェットを設け、整流体をラチェットの嵌合抵抗に抗して上下動させてその位置を変更する構造が挙げられる。
また、整流体の角度を変更する構造として、たとえば、整流体の前方側を回動可能に軸支し、整流体の後方側を上下させるとともに、任意の位置で保持する調整手段を備えた構造、整流体の前方側を回動可能に軸支し、当該軸支部の後方に整流体と整流体を支持する支持面に亘ってラチェットを設け、整流体をラチェットの嵌合抵抗に抗して上下動させてその位置を変更する構造が挙げられる。
本発明は、前記構成により下記の優れた効果が期待できる。
第1発明によれば、ヘルメット着用者が整流体の位置を、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する位置に変更することによって、目的の走行風の剥離機能を得ることができる。
また、第2発明によれば、ヘルメット着用者が整流体の角度を、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する角度に変更することによって、目的の走行風の剥離機能を得ることができる。
さらに、第3発明によれば、前記請求項1および請求項2の効果を有する上に、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する調整の自由度が拡大し、目的の走行風の剥離機能を向上させることができる。
さらに、第4発明によれば、前記第1および第2発明の効果に加えて、換気用の排気口付近が整流されるので、排気口からの排気を効率よく行うことができ、この効率的な排気によって走行風を効率よく吸入口からヘルメット内に入れることができるので、ヘルメット内の効率よい換気が期待できる。
また、第5発明によれば、通気カバーからの排気効率の向上および操作性の向上、良好なデザイン性の確保が期待できる。
第1発明によれば、ヘルメット着用者が整流体の位置を、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する位置に変更することによって、目的の走行風の剥離機能を得ることができる。
また、第2発明によれば、ヘルメット着用者が整流体の角度を、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する角度に変更することによって、目的の走行風の剥離機能を得ることができる。
さらに、第3発明によれば、前記請求項1および請求項2の効果を有する上に、着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応する調整の自由度が拡大し、目的の走行風の剥離機能を向上させることができる。
さらに、第4発明によれば、前記第1および第2発明の効果に加えて、換気用の排気口付近が整流されるので、排気口からの排気を効率よく行うことができ、この効率的な排気によって走行風を効率よく吸入口からヘルメット内に入れることができるので、ヘルメット内の効率よい換気が期待できる。
また、第5発明によれば、通気カバーからの排気効率の向上および操作性の向上、良好なデザイン性の確保が期待できる。
以下、本発明のヘルメットを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明の第1の形態(ヘルメットA)を示し、図5〜図11は、本発明の第2の形態(ヘルメットB)を示し、図12・図13は、本発明の第3の形態(ヘルメットC)を示す。
各形態で例示するヘルメットA〜Cの基本的構成は、繊維強化樹脂材で所定の形状に形成された帽体1の内側に、発泡スチロール、もしくは、これと同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて構成された衝撃吸収ライナーと、当該衝撃吸収ライナーの内側に配設されるウレタン材等でなる頭部内装部材および頬パッドが内装され、帽体1の正面開口部にシールド2を開閉可能に備え、ヘルメットA〜C内部の熱気を排気する左右2個の排気孔2L,2Rを備えているものである。
なお、本形態で例示するヘルメットは、フルフェース型のヘルメットであるが、本発明では、フルフェースヘルメットに限定するものではなくジェット型のヘルメットやハーフ型のヘルメットにおいても適用できる。
図1〜図4は、本発明の第1の形態(ヘルメットA)を示し、図5〜図11は、本発明の第2の形態(ヘルメットB)を示し、図12・図13は、本発明の第3の形態(ヘルメットC)を示す。
各形態で例示するヘルメットA〜Cの基本的構成は、繊維強化樹脂材で所定の形状に形成された帽体1の内側に、発泡スチロール、もしくは、これと同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて構成された衝撃吸収ライナーと、当該衝撃吸収ライナーの内側に配設されるウレタン材等でなる頭部内装部材および頬パッドが内装され、帽体1の正面開口部にシールド2を開閉可能に備え、ヘルメットA〜C内部の熱気を排気する左右2個の排気孔2L,2Rを備えているものである。
なお、本形態で例示するヘルメットは、フルフェース型のヘルメットであるが、本発明では、フルフェースヘルメットに限定するものではなくジェット型のヘルメットやハーフ型のヘルメットにおいても適用できる。
まず、本発明の第1の形態を説明する。
本形態のヘルメットAは、前記排気口2L,2Rを覆い隠す通気カバー3L,3Rが帽体1表面に装着され、当該通気カバー3L,3Rに沿って整流体4が前後方向にスライドさせるスライド構造によりその位置を変更可能に装備されているものである。
本形態の通気カバー3L,3Rは、帽体1の前方から後方へ走行風を案内するように形成された略トンネル状のものであり、夫々、前端を吸気口31とし、後端を排気口32にしていて、走行風が吸気口31から入り排気口32から抜ける際に生じる負圧によって、通気カバー3L,3R内に位置する排気孔2L,2RからヘルメットA内の熱気を吸い上げるようにしている。
本形態のヘルメットAは、前記排気口2L,2Rを覆い隠す通気カバー3L,3Rが帽体1表面に装着され、当該通気カバー3L,3Rに沿って整流体4が前後方向にスライドさせるスライド構造によりその位置を変更可能に装備されているものである。
本形態の通気カバー3L,3Rは、帽体1の前方から後方へ走行風を案内するように形成された略トンネル状のものであり、夫々、前端を吸気口31とし、後端を排気口32にしていて、走行風が吸気口31から入り排気口32から抜ける際に生じる負圧によって、通気カバー3L,3R内に位置する排気孔2L,2RからヘルメットA内の熱気を吸い上げるようにしている。
以下、本形態のヘルメットAにおける前記整流体4のスライド構造を説明する。(図1、図2参照)
前記整流体4は、前方にスライド案内用の長孔42を、後方に整流面41を夫々有し、左右には、前記通気カバー3L,3R上に案内されてスライドするスライド面43L,43Rを有して整流体4が構成され、当該整流体4は、前記長孔42から前記通気カバー3L,3Rの間の帽体1表面に開孔されたねじ孔11に、整流体4の位置を固定および固定解除するビス12をねじ込むことによって帽体1に装着されている。
すなわち、前記構成のスライド構造によれば、整流体4が前記ビス12を緩めることによって通気カバー3L,3Rに沿って前後方向にスライド可能になり、前記ビス12を締付けることによってその位置が保持される。
前記整流体4は、前方にスライド案内用の長孔42を、後方に整流面41を夫々有し、左右には、前記通気カバー3L,3R上に案内されてスライドするスライド面43L,43Rを有して整流体4が構成され、当該整流体4は、前記長孔42から前記通気カバー3L,3Rの間の帽体1表面に開孔されたねじ孔11に、整流体4の位置を固定および固定解除するビス12をねじ込むことによって帽体1に装着されている。
すなわち、前記構成のスライド構造によれば、整流体4が前記ビス12を緩めることによって通気カバー3L,3Rに沿って前後方向にスライド可能になり、前記ビス12を締付けることによってその位置が保持される。
なお、前記整流体のスライド距離は、長孔の長さ分確保されていて、このスライド距離を変更するには、長短異なる長さの長孔を有した整流体を用意し、目的の長孔を有した整流体に交換することで達成できる。(図示せず)
以下、前後スライドする整流体4の他のスライド構造を説明する。(図3、図4参照)
本形態のスライド構造は、整流体4のスライドおよび固定をラチェットによって制御するようにしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
本形態のスライド構造は、整流体4のスライドおよび固定をラチェットによって制御するようにしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
前記整流体4は、前記通気カバー3L,3Rの間の帽体1表面に固着された固定板44に、当該固定板44と整流体4とに亘って設けられたラチェット5およびスライドガイド部6を介して取り付けることによって帽体1に装着されている。
ラチェット5は、前記固定板44に多数の凹部51を前記通気カバー3L,3Rの前後方向に沿って形成してなる2列の嵌合凹部51L,51Rを設ける一方、前記整流体4に前記嵌合凹部51L,51Rのいずれかの凹部51に弾性を利用して嵌脱する弾性嵌合体52L,52Rを設けて構成されている。
スライドガイド部6は、前記固定板44に、前記嵌合凹部51L,51Rの外側に位置するように当該嵌合凹部51L,51Rに沿う掛止突起53L,53Rを設ける一方、前記整流体4に前記掛止突起53L,53Rにスライド可能に掛止されるスライド突起54L,54Rを設けて構成されている。
すなわち、前記構成のスライド構造によれば、整流体4は、ラチェット5における嵌合凹部51L,51Rに対する弾性嵌合体52L,52Rの嵌合によりその位置が保持され、整流体4をラチェット5の弾性力よりも大きい力で持ってスライド動作させることによって、ラチェット5における嵌合凹部51L,51Rに対する弾性嵌合体52L,52Rの嵌合が解除され、掛止突起53L,54Rに沿うスライド突起54L,54Rのスライドによって整流体4が前後スライドする。
ラチェット5は、前記固定板44に多数の凹部51を前記通気カバー3L,3Rの前後方向に沿って形成してなる2列の嵌合凹部51L,51Rを設ける一方、前記整流体4に前記嵌合凹部51L,51Rのいずれかの凹部51に弾性を利用して嵌脱する弾性嵌合体52L,52Rを設けて構成されている。
スライドガイド部6は、前記固定板44に、前記嵌合凹部51L,51Rの外側に位置するように当該嵌合凹部51L,51Rに沿う掛止突起53L,53Rを設ける一方、前記整流体4に前記掛止突起53L,53Rにスライド可能に掛止されるスライド突起54L,54Rを設けて構成されている。
すなわち、前記構成のスライド構造によれば、整流体4は、ラチェット5における嵌合凹部51L,51Rに対する弾性嵌合体52L,52Rの嵌合によりその位置が保持され、整流体4をラチェット5の弾性力よりも大きい力で持ってスライド動作させることによって、ラチェット5における嵌合凹部51L,51Rに対する弾性嵌合体52L,52Rの嵌合が解除され、掛止突起53L,54Rに沿うスライド突起54L,54Rのスライドによって整流体4が前後スライドする。
なお、前記整流体のスライド距離は、前記嵌合凹部および掛止突起の長さ分確保されていて、このスライド距離を変更するには、長短異なる長さの嵌合凹部および掛止突起を有した整流体を用意し、目的の嵌合凹部および掛止突起を有した整流体に交換することで達成できる。(図示せず)
また、前記ラチェットおよびスライドガイド部の構成部材の配設態様については、例示した態様と逆態様としても良い。
また、前記ラチェットおよびスライドガイド部の構成部材の一方を通気カバーに直接形成しても良い。
また、前記ラチェットおよびスライドガイド部の構成部材の配設態様については、例示した態様と逆態様としても良い。
また、前記ラチェットおよびスライドガイド部の構成部材の一方を通気カバーに直接形成しても良い。
以下、本発明の第2の形態を説明する。
本形態のヘルメットBは、前記で例示したヘルメットAと同様に通気カバー3L,3Rを備えたものであり、当該通気カバー3L,3Rの間に整流体7を備えたものである。
また、本形態の整流体7は、軸支部Pを軸に回動してその角度を変更することによって、走行風に対する整流面71の角度を変更可能にしたものである。
なお、前記ヘルメットAと重複する部位についての説明は、図面に同符号を付すことにより省略する。
本形態のヘルメットBは、前記で例示したヘルメットAと同様に通気カバー3L,3Rを備えたものであり、当該通気カバー3L,3Rの間に整流体7を備えたものである。
また、本形態の整流体7は、軸支部Pを軸に回動してその角度を変更することによって、走行風に対する整流面71の角度を変更可能にしたものである。
なお、前記ヘルメットAと重複する部位についての説明は、図面に同符号を付すことにより省略する。
以下、本形態のヘルメットBにおける前記整流体4の角度変更構造を説明する。(図5、図6参照)
本形態の整流体7は、前記通気カバー3L,3Rの間の帽体1表面に固着された軸支板45に回動可能に軸支されている。
前記軸支板45には、整流体7が適合して嵌合する大きさの空間Sが形成され、当該空間Sに整流体7が嵌合され、当該整流体7の前端側側面が空間Sの前端側側面に対して軸支されている。
また、前記整流体7は、その後端側底面と軸支板45の底面451とに亘って設けられたボルト72によって支持されている。
前記ボルト72は、上端が前記整流体7の後端側底面に形成された長溝73にスライド可能、かつ抜け止めされて嵌合され、下端が前記帽体1に設けられた台座部74にねじ込まれている。
前記長溝73は、後述する整流体7の角度変更時において、ボルト72の嵌合位置のずれを吸収するためのものである。
前記ボルト72周りにはダイヤル75が固着され、このダイヤル75を回転させることによってボルト72が回転し、前記台座部74に対するボルト72の突出長さが長短調節される。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、前記ダイヤル75を回転させて前記ボルト72の突出長さを長くすることによって、前記整流体7の後端部を上方に持ち上げるとともに、その位置を保持する。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによって、その角度が上方に変更される。
また、前記ダイヤル73を逆回転させて前記ボルト72の突出長さを短くすることによって、ボルト72が前記整流体7の後端部を下方へ引き下げるとともに、その位置を保持する。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによってその角度が下方に変更される。
前記の動作により、整流体7の角度が変更されて走行風に対する整流面71の角度を変更することができる。
本形態の整流体7は、前記通気カバー3L,3Rの間の帽体1表面に固着された軸支板45に回動可能に軸支されている。
前記軸支板45には、整流体7が適合して嵌合する大きさの空間Sが形成され、当該空間Sに整流体7が嵌合され、当該整流体7の前端側側面が空間Sの前端側側面に対して軸支されている。
また、前記整流体7は、その後端側底面と軸支板45の底面451とに亘って設けられたボルト72によって支持されている。
前記ボルト72は、上端が前記整流体7の後端側底面に形成された長溝73にスライド可能、かつ抜け止めされて嵌合され、下端が前記帽体1に設けられた台座部74にねじ込まれている。
前記長溝73は、後述する整流体7の角度変更時において、ボルト72の嵌合位置のずれを吸収するためのものである。
前記ボルト72周りにはダイヤル75が固着され、このダイヤル75を回転させることによってボルト72が回転し、前記台座部74に対するボルト72の突出長さが長短調節される。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、前記ダイヤル75を回転させて前記ボルト72の突出長さを長くすることによって、前記整流体7の後端部を上方に持ち上げるとともに、その位置を保持する。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによって、その角度が上方に変更される。
また、前記ダイヤル73を逆回転させて前記ボルト72の突出長さを短くすることによって、ボルト72が前記整流体7の後端部を下方へ引き下げるとともに、その位置を保持する。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによってその角度が下方に変更される。
前記の動作により、整流体7の角度が変更されて走行風に対する整流面71の角度を変更することができる。
なお、前記整流体の角度変更範囲は、ボルトの上下動距離によって増減し、この角度変更範囲を変更するには、たとえば、長さの異なるボルトに交換することによって達成できる。(図示せず)
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
以下、角度が変更される整流体7の他の角度変更構造を説明する。(図7〜図9参照)
本形態の角度変更構造は、レバー76の左右回動操作によって、整流体7の角度を段階的に変更可能にしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
本形態の角度変更構造は、レバー76の左右回動操作によって、整流体7の角度を段階的に変更可能にしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
前記整流体7の後端側底面には、多数の凹部77を左右方向に、かつ長手方向に段々に高さが変るように並べて形成した凹部板78が突設され、この凹部板78における凹部77の選択されたいずれかが前記レバー76に設けられた凸部79が嵌合するようにしている。
前記凹部77は、円弧状に形成され、前記凸部79は、前記凹部77の円弧と適合する円弧状に形成されている。
前記レバー76は、軸支板45の底面452に左右回動可能に軸支されており、この左右回動操作によって、前記凸部79の前記凹部77に対する嵌合位置を変更するようにしている。
符号80L,80Rは、整流体7に固着された板ばねであり、符号81L,81Rは、前記底面452に形成され、前記板ばね80L,80Rを掛止する掛止部であって、当該掛止部81L,81Rに掛止された板ばね80L,80Rの付勢力を整流体7の下方への回動に作用させることによって、前記凸部79の前記凹部75に対する嵌合状態を保持している。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、前記レバー76の左右回動操作によって、前記凸部の前記凹部77に対する嵌合位置が変更され、この嵌合位置の変更によって前記整流体7の後端部が上下し、前記板ばね80L,80Rの付勢力によって嵌合状態が保持される。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによって、その角度が変更される。
前記の動作により、整流体7の角度が変更されて走行風に対する整流面71の角度を変更することができる。
前記凹部77は、円弧状に形成され、前記凸部79は、前記凹部77の円弧と適合する円弧状に形成されている。
前記レバー76は、軸支板45の底面452に左右回動可能に軸支されており、この左右回動操作によって、前記凸部79の前記凹部77に対する嵌合位置を変更するようにしている。
符号80L,80Rは、整流体7に固着された板ばねであり、符号81L,81Rは、前記底面452に形成され、前記板ばね80L,80Rを掛止する掛止部であって、当該掛止部81L,81Rに掛止された板ばね80L,80Rの付勢力を整流体7の下方への回動に作用させることによって、前記凸部79の前記凹部75に対する嵌合状態を保持している。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、前記レバー76の左右回動操作によって、前記凸部の前記凹部77に対する嵌合位置が変更され、この嵌合位置の変更によって前記整流体7の後端部が上下し、前記板ばね80L,80Rの付勢力によって嵌合状態が保持される。
このとき、前記整流体7は、前記軸支部Pを回転中心として回転することによって、その角度が変更される。
前記の動作により、整流体7の角度が変更されて走行風に対する整流面71の角度を変更することができる。
なお、本形態では、板ばねを用いて整流体へ付勢力を作用させているが、本発明ではこの形態に限定するものではなく、引っ張りばねやゴムに代表されるような同様の付勢力を有する付勢手段によっても実施が可能である。
また、前記整流体の角度変更範囲は、前記凹部板78の高さで増減し、この角度変更範囲を変更するには、たとえば、高さの異なる凹部板を備えた整流体を用意し、目的の凹部板を有した整流体に交換することで達成できる。
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
また、前記整流体の角度変更範囲は、前記凹部板78の高さで増減し、この角度変更範囲を変更するには、たとえば、高さの異なる凹部板を備えた整流体を用意し、目的の凹部板を有した整流体に交換することで達成できる。
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
以下、角度が変更される整流体7の他の角度変更構造を説明する。(図10、図11参照)
本形態の角度変更構造は、整流体7の角度変更および固定をラチェット8によって制御するようにしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
また、ラチェット8は、前記で例示したラチェット5と略同様の構成であるので詳細な説明は省略する。
ラチェット8は、前記整流体7の左右側面に設けられた弾性嵌合体82L,82Rと、軸支板45の左右側面に上下方向に設けられた嵌合凹部83L,83Rとからなる。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、整流体7をラチェット8の弾性力よりも大きい力でもって、整流体8の後端部を上下動させて整流体8の前後回動をすることによって、整流体8の角度を変更することができる。
本形態の角度変更構造は、整流体7の角度変更および固定をラチェット8によって制御するようにしたものであり、前記と重複する部位についての説明は、同符号を付すことにより省略する。
また、ラチェット8は、前記で例示したラチェット5と略同様の構成であるので詳細な説明は省略する。
ラチェット8は、前記整流体7の左右側面に設けられた弾性嵌合体82L,82Rと、軸支板45の左右側面に上下方向に設けられた嵌合凹部83L,83Rとからなる。
すなわち、本形態の角度変更構造によれば、整流体7をラチェット8の弾性力よりも大きい力でもって、整流体8の後端部を上下動させて整流体8の前後回動をすることによって、整流体8の角度を変更することができる。
なお、本形態における前記整流体の角度変更範囲は、嵌合凹部における凹部の数で増減し、この角度変更範囲を変更するには、たとえば、凹部の数が異なる嵌合凹部を備えた整流体を用意し、目的の嵌合凹部を有した整流体に交換することで達成できる。
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
また、整流体を直接通気カバーに軸支しても良い。
以下、本形態のヘルメットCにおける整流体のスライド構造および角度変更構造を説明する。(図12,図13)
前記ヘルメットA,Bでは、整流体4,7が前記通気カバー3L,3Rに関連して設けられたものであるが、本形態では、整流体9を前記通気カバー3L,3Rとは独立して設けたヘルメットCにしている。
図12に示す整流体9は、帽体1に対して前後スライド可能に設けられたスライド整流体91と、スライド整流体91の中央部に角度変更可能に設けられた角度変更整流体92とから構成されている。
前記スライド整流体91は、前方にスライド距離を確保するための長孔部93が形成され、当該長孔部93から帽体1へビス12をねじ込み、当該ビス12を緩めることによって前後スライドする。
また、前記角度変更整流体92は、スライド整流体1に対して回動して整流面94の角度を変更するものであり、その角度変更構造については前記ヘルメットBにおける角度変更構造が適用できるので、図示及び説明は省略する。
すなわち、図12に示す整流体9は、スライド整流体91が帽体1に対して前後スライドして整流面94の位置を変更するとともに、角度変更整流板92が回動して整流面94の角度を変更するものである。
前記ヘルメットA,Bでは、整流体4,7が前記通気カバー3L,3Rに関連して設けられたものであるが、本形態では、整流体9を前記通気カバー3L,3Rとは独立して設けたヘルメットCにしている。
図12に示す整流体9は、帽体1に対して前後スライド可能に設けられたスライド整流体91と、スライド整流体91の中央部に角度変更可能に設けられた角度変更整流体92とから構成されている。
前記スライド整流体91は、前方にスライド距離を確保するための長孔部93が形成され、当該長孔部93から帽体1へビス12をねじ込み、当該ビス12を緩めることによって前後スライドする。
また、前記角度変更整流体92は、スライド整流体1に対して回動して整流面94の角度を変更するものであり、その角度変更構造については前記ヘルメットBにおける角度変更構造が適用できるので、図示及び説明は省略する。
すなわち、図12に示す整流体9は、スライド整流体91が帽体1に対して前後スライドして整流面94の位置を変更するとともに、角度変更整流板92が回動して整流面94の角度を変更するものである。
図13に示す整流体9は、帽体1に対して固定された固定整流体95と、固定整流体95の中央部に角度変更可能に設けられた角度変更整流体96とから構成されている。
前記角度変更整流体96は、固定整流体95に対して回動して整流面94の角度を変更するものであり、その角度変更構造については前記ヘルメットBにおける角度変更構造が適用できるので、図示及び説明は省略する。
すなわち、図12に示す整流体9は、角度変更整流板96が回動して整流面94の角度を変更するものである。
前記角度変更整流体96は、固定整流体95に対して回動して整流面94の角度を変更するものであり、その角度変更構造については前記ヘルメットBにおける角度変更構造が適用できるので、図示及び説明は省略する。
すなわち、図12に示す整流体9は、角度変更整流板96が回動して整流面94の角度を変更するものである。
図14に示す整流体10は、通気カバー3に前後スライド可能、または角度変更可能に設けられたものである。
本形態の通気カバー3は、左右のカバー部30Lとカバー部30Rが、整流体10を取り付ける部位の前方の連結部30を介して一体化されたものである。
図中、符号300はカバー部30L,30Rの先端に開孔された吸気口、符号301は吸入口300から取り入れる空気の量を調整するためにカバー部30L,30Rの上面に開孔されたスイッチ機構設置孔、符号302はカバー部30L,30Rの後端に開孔された排気口である。
本形態の通気カバー3によれば、当該通気カバー3と整流体10とがユニット化されるので、取付け作業の効率化を図ることができる。
また、従来の通気カバーの機能を損なわず、重量的に最小限で角度調整可能な整流体を設けることができ、意匠的にも洗練されたものとすることができる。
本形態の通気カバー3は、左右のカバー部30Lとカバー部30Rが、整流体10を取り付ける部位の前方の連結部30を介して一体化されたものである。
図中、符号300はカバー部30L,30Rの先端に開孔された吸気口、符号301は吸入口300から取り入れる空気の量を調整するためにカバー部30L,30Rの上面に開孔されたスイッチ機構設置孔、符号302はカバー部30L,30Rの後端に開孔された排気口である。
本形態の通気カバー3によれば、当該通気カバー3と整流体10とがユニット化されるので、取付け作業の効率化を図ることができる。
また、従来の通気カバーの機能を損なわず、重量的に最小限で角度調整可能な整流体を設けることができ、意匠的にも洗練されたものとすることができる。
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
A:ヘルメット
B:ヘルメット
C:ヘルメット
1:帽体
2L:排気孔
2R:排気孔
3L:通気カバー
3R:通気カバー
4:整流体
5:ラチェット
6:スライドガイド部
7:整流体
8:ラチェット
9:整流体
10:整流体
12:ビス
31:吸気口
32:排気口
41:整流面
42:長孔
45:軸支板
S:空間
71:整流面
72:ボルト
75:ダイヤル
76:レバー
78:凹部板
79:凸部
91:スライド整流板
92:角度変更整流板
93:長孔
94:整流面
95:固定整流板
96:角度変更整流板
300:吸気口
301:スイッチ機構設置孔
302:排気口
B:ヘルメット
C:ヘルメット
1:帽体
2L:排気孔
2R:排気孔
3L:通気カバー
3R:通気カバー
4:整流体
5:ラチェット
6:スライドガイド部
7:整流体
8:ラチェット
9:整流体
10:整流体
12:ビス
31:吸気口
32:排気口
41:整流面
42:長孔
45:軸支板
S:空間
71:整流面
72:ボルト
75:ダイヤル
76:レバー
78:凹部板
79:凸部
91:スライド整流板
92:角度変更整流板
93:長孔
94:整流面
95:固定整流板
96:角度変更整流板
300:吸気口
301:スイッチ機構設置孔
302:排気口
Claims (5)
- 走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能に備えられているヘルメット。
- 走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメット。
- 走行中におけるヘルメットの空気の流れに対する安定性の保持に関与する整流体を帽体表面に備えてなり、当該整流体は、ヘルメット着用者が当該着用者の固有の各運転姿勢や移動器具の速度に対応して、整流体の位置を前後方向に調節可能、かつ走行風と対面する整流面の角度を調節可能に備えられているヘルメット。
- 帽体の表面に空気の換気口を備えたヘルメットであって、前記整流体は、換気口付近の空気の流れを整流可能な範囲において、その相対的な位置を調節可能なものである請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載のヘルメット。
- 前記換気口を覆う通気カバーを備えたヘルメットであって、前記整流体を前記通気カバーと一体的な構造にしている請求項4に記載のヘルメット。
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