JPH04263167A - スピンドル支持用軸受装置およびこれを用いた情報記録再生装置 - Google Patents

スピンドル支持用軸受装置およびこれを用いた情報記録再生装置

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JPH04263167A
JPH04263167A JP2425991A JP2425991A JPH04263167A JP H04263167 A JPH04263167 A JP H04263167A JP 2425991 A JP2425991 A JP 2425991A JP 2425991 A JP2425991 A JP 2425991A JP H04263167 A JPH04263167 A JP H04263167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
bearing device
information recording
spindle shaft
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2425991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuro Otsubo
大坪 康郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2425991A priority Critical patent/JPH04263167A/ja
Publication of JPH04263167A publication Critical patent/JPH04263167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体を支持するころ
がり軸受を用いたスピンドル支持用軸受装置およびこの
スピンドル支持用軸受装置を搭載した情報記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】回転体を支持する回転体支持用軸受装置
には、球軸受,ころ軸受などのころがり軸受を用いたも
の、油,空気などの流体による流体軸受を用いたもの、
あるいは磁力による吸引・反発作用を利用した磁気軸受
を用いたものなどがある。
【0003】特に情報機器のスピンドル軸などを支持す
るためにに使われるスピンドル支持用軸受装置には、回
転時の振れ回りを小さくするという性能とともに、より
一層の小形化・薄形化が要求されている。こういった要
求に対し、上述のころがり軸受は、小型で安価,かつ使
い易いといった特徴があり、情報機器などに最も広く用
いられている。
【0004】一般に、ころがり軸受を用いたスピンドル
支持用軸受装置ではその軸方向に予圧を与える必要があ
ることから、2つのころがり軸受を1組として用い、こ
れによって回転時の振れ回りを小さくするようにしてい
る。
【0005】図4には従来のスピンドル支持用軸受装置
200 が示されている。円筒部205 内に組み込ま
れた2つの軸受201,202 の間に、それぞれの軸
受201,202 の外輪201a,202a に接す
るようにリング203 を挟み込み、軸受201,20
2 の内輪201b,202b をその軸方向外側から
押さえ込んだ状態でスピンドル軸204 に固定する。 このようにしてそれぞれの軸受201,202 に予圧
を加えることにより、支持剛性が向上し、生じるガタを
最小限に食い止めることができる。
【0006】このような構成にすることにより、それぞ
れの軸受201,202 の球201c,202c と
内外輪201a,201b,202a,202b は、
図5に片側断面図を示すような接触状態となる。つまり
、軸受201 の内外輪201a,201b は球20
1cを境として互いに逆方向へずれた状態となる。
【0007】このような構成により、スピンドル軸20
4 の支持剛性が著しく上昇し、スピンドル支持用軸受
装置200 の回転時の振れ回りを小さくすることがで
きる。しかし、2つの軸受201,202 を用いるた
め、スピンドル支持用軸受装置200 全体の厚みは軸
受201,202 およびリング203 の総厚み以上
となってしまい、これ以上の薄形化を図ることができな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
ピンドル支持用軸受装置の厚みは一番薄いものでも転が
り軸受の厚みの2倍以上のものしか提供できなかった。 また、1個のころがり軸受だけを組み込んだスピンドル
支持用軸受装置は原理的に予圧を掛けられないことから
、支持剛性が著しく弱く、ガタがあるような低い性能の
ものしか提供できなかった。また、従来のころがり軸受
を2個使用したスピンドル支持用軸受装置を組み込んだ
磁気ディスク装置・光ディスク装置などのディスク装置
では、上述のようにスピンドル支持用軸受装置の厚みが
厚いことから、ディスク装置全体の厚みを十分に小さく
できないという問題があった。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、従来とほぼ同
様の支持剛性が得られながらも厚みを十分に低減するこ
とのできるスピンドル支持用軸受装置の提供を目的とす
るものである。また、このスピンドル支持用軸受装置を
搭載することによって一層の薄形化を図ることのできる
情報記録再生装置の提供を目的とするものである。 [発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明においては、少なくとも端部が磁性を有する
スピンドル軸と、前記スピンドル軸を回転自在に支持す
るころがり軸受と、前記ころがり軸受が固定される固定
部と、前記スピンドル軸の前記端部に対向するように前
記固定部に取り付けられる永久磁石とを備えたスピンド
ル支持用軸受装置とした。また、情報を記録する情報記
録媒体を上記のスピンドル支持用軸受装置を用いて回転
自在に保持してなる情報記録再生装置とした。
【0011】
【作用】上記構成の本発明によれば、固定部に取り付け
られた永久磁石がスピンドル軸を吸引することによりこ
ろがり軸受に予圧を与えることができるので、高い支持
剛性が得られる。そしてこの構成によれば、1つのころ
がり軸受で高い支持剛性が得られることになり、全体の
厚みを十分に低減することができる。また、このスピン
ドル支持用軸受装置を搭載することによって、高性能な
がら非常に薄形の情報記録再生装置が提供される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るスピンドル支持用軸受
装置を示す断面図である。
【0013】同図に示すように、スピンドル支持用軸受
装置1は固定要素などに接続される円筒部(固定部)2
を有し、その内側に1個のころがり軸受3が配置されて
いる。このころがり軸受3の外輪3aには前記円筒部2
が固定され、ころがり軸受3の内輪3bはスピンドル軸
4に固定されている。
【0014】スピンドル軸4は例えば鉄などの磁性材料
で形成されており、その端面4aの近傍には所定間隙を
もって底板5が配置されている。底板5は、例えばセラ
ミックなどの非磁性材で形成されている。そして、底板
5の端面4aと対向する位置には、永久磁石6が設けら
れている。永久磁石6は図2に示すように、その着磁方
向がスピンドル軸4の軸方向に一致しており、端面4a
とわずかな間隙をもって近接配置されている。
【0015】このような構成とすることにより、スピン
ドル軸4と永久磁石6との間には均一でかつ大きな吸引
力が発生する。そして、ころがり軸受3の外輪3a,内
輪3b,球3cは、図5に示したような状態に位置決め
される。これによってころがり軸受3のガタが抑制され
、スピンドル軸4の支持剛性が著しく向上する。また、
1つのころがり軸受で高い支持剛性が得られることにな
り、全体の厚みを十分に低減することができる。
【0016】なお、本実施例ではスピンドル軸4の端面
4aと永久磁石6とを対向配置したものを示したが、ス
ピンドル軸4をその軸方向に吸引する構成であれば、永
久磁石の個数や取付け位置を任意に選択することができ
る。また、スピンドル軸4の端面4a付近のみが磁性材
料からなっていてももちろんよい。
【0017】続いて上記スピンドル支持用軸受装置1を
筐体内部に組み込んだ情報記録再生装置について、図3
を参照して説明する。なお、図1,図2に示したスピン
ドル支持用軸受装置1と同一の構成要素については同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0018】図3には、情報記録再生装置として使用さ
れる磁気ディスク装置11の断面図を示してある。図中
12は磁気ディスクであり、その両面からハブ13によ
って挟まれるように固定されている。ハブ13の磁気デ
ィスク12中心部分には、スピンドル軸4が接続されて
いる。そして、ハブ13内部に固定されたコイル14と
、固定部である円筒部2に配置される永久磁石15とに
より電磁石モータが形成され、これにより磁気ディスク
12が回転駆動される。
【0019】また、磁気ディスク装置11全体は筐体1
6内に密封状態で組み込まれている。筐体16の内部に
は、この他に、磁気ディスク12への情報の記録、また
は再生を行うための磁気ヘッド17が配置されている。 磁気ヘッド17は、ヘッドアクチュエータ18によって
磁気ディスク12面上を半径方向に移動可能であり、磁
気ディスク12面の所定位置に形成された情報に正確に
位置決めされる。なお、上述した磁気ディスク装置11
の内部と外部との信号や電力のやり取りは、ここでは図
示しないコネクタ(筐体16の一部を構成)によって行
われる。このような構成にすることにより、磁気ディス
ク装置11の性能を維持しながらも全体の厚みを従来よ
り非常に薄くすることが可能となる。
【0020】なお、本実施例では情報記録再生装置とし
て磁気ディスク装置を例にとったが、その他の装置(例
えば光ディスク装置など)に適用しても全く同様の効果
を期待することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定部に取り付けられた永久磁石がスピンドル軸を吸引す
ることによりころがり軸受に予圧を与えることができる
ので、高い支持剛性が得られ、1つのころがり軸受で高
い支持剛性が得られることになり、全体の厚みを十分に
低減することができる。また、このスピンドル支持用軸
受装置を搭載することによって、高性能ながら非常に薄
形の情報記録再生装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピンドル支持用軸受装置を示す
断面図。
【図2】本発明に係るスピンドル支持用軸受装置に使用
される永久磁石の取付け状態を示す断面図。
【図3】情報記録再生装置としての磁気ディスク装置の
断面図。
【図4】従来のスピンドル支持用軸受装置を示す断面図
【図5】予圧を加えられた状態の軸受を示す断面図。
【符号の説明】
1  スピンドル支持用軸受装置 2  円筒部(固定部) 3  ころがり軸受 4  スピンドル軸 4a  端面 5  底板 6  永久磁石 11  磁気ディスク装置(情報記録再生装置)12 
 磁気ディスク 17  磁気ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも端部が磁性を有するスピンドル
    軸と、前記スピンドル軸を回転自在に支持するころがり
    軸受と、前記ころがり軸受が固定される固定部と、前記
    スピンドル軸の前記端部に対向するように前記固定部に
    取り付けられる永久磁石とを備えたことを特徴とするス
    ピンドル支持用軸受装置。
  2. 【請求項2】前記永久磁石が前記スピンドル軸の軸方向
    に着磁されていることを特徴とする請求項1記載のスピ
    ンドル支持用軸受装置。
  3. 【請求項3】情報を記録する情報記録媒体を、請求項1
    記載のスピンドル支持用軸受装置を用いて回転自在に保
    持してなることを特徴とする情報記録再生装置。
JP2425991A 1991-02-19 1991-02-19 スピンドル支持用軸受装置およびこれを用いた情報記録再生装置 Pending JPH04263167A (ja)

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JP2425991A JPH04263167A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 スピンドル支持用軸受装置およびこれを用いた情報記録再生装置

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JP2425991A JPH04263167A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 スピンドル支持用軸受装置およびこれを用いた情報記録再生装置

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JPH04263167A true JPH04263167A (ja) 1992-09-18

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