JPH0562334A - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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Publication number
JPH0562334A
JPH0562334A JP25778791A JP25778791A JPH0562334A JP H0562334 A JPH0562334 A JP H0562334A JP 25778791 A JP25778791 A JP 25778791A JP 25778791 A JP25778791 A JP 25778791A JP H0562334 A JPH0562334 A JP H0562334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
ball
recording medium
balls
outer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25778791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hagiwara
洋一 萩原
Shigeki Koizumi
茂樹 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP25778791A priority Critical patent/JPH0562334A/ja
Publication of JPH0562334A publication Critical patent/JPH0562334A/ja
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化を図った記録媒体駆動装置を提供す
る。 【構成】 回転軸1と、この回転軸1に軸着され記録媒
体を保持可能とする媒体保持部2と、前記回転軸1のラ
ジアル方向を支持する第1の軸受とスラスト方向を支持
する第2の軸受とが一体に形成された軸受部3とを有し
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク等
の磁気記録媒体を駆動する記録媒体駆動装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク駆動装置の一例を図4に
示し、以下に説明する。図において、31は回転軸、3
2は記録媒体のハブ14を保持するフランジであり、回
転軸31に軸着されている。34はロータヨークで、内
周にマグネット36を備え回転子を構成する。そして、
このロータヨーク34の内側には、マグネット36の対
向する位置に固定子鉄心37、コイル38が設けられて
いる。そして、フランジ32およびロータヨーク34
は、回転軸31と一体になって、ハウジング42に支持
されたラジアル玉軸受40およびすべり軸受41に支持
され回動駆動する。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、記録媒体を回転駆動する際、振れ精度を
確保するため、軸受はラジアル玉軸受40とすべり軸受
41との構成になっており、回転軸31の軸方向に一定
の寸法を必要とする。このため、薄型化を進めるのは甚
だ困難であった。
【0004】上記課題を考慮して、本発明は、薄型化を
図った記録媒体駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、上記目的を達成するため、本発明による記録媒体
駆動装置は、回転軸と、この回転軸に軸着され記録媒体
を保持可能とする媒体保持部と、前記回転軸のラジアル
方向を支持する第1の軸受とスラスト方向を支持する第
2の軸受とが一体に形成された軸受部とを有して構成さ
れる。
【0006】また、前記媒体保持部は、軸受部の一部を
構成してなされ、さらには、第2の軸受を玉軸受とし、
媒体保持部を玉軸受のボールの一方の受け部を構成す
る。
【0007】また、玉軸受を構成する複数のボールを等
間隔に保持するボール保持部を有して構成され、このボ
ール保持部は、第1の軸受に遊嵌される。
【0008】さらに、玉軸受のボールは、回転軸方向に
おいて2つの平面で支持されて構成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。なお、従来技術における構成要素と同様の作
用をするものについては、従来技術における構成要素に
付した番号から30引いた番号を用いてその説明を省略
する。
【0010】<第1の実施例>第1の実施例について、
要部断面で示した図1を用いて以下に説明する。
【0011】図1において、3は軸受部であり、外輪部
20を共通部材とし、スラスト軸受とラジアル軸受とを
一体的に構成している。スラスト軸受は、外輪部20
と、スラスト方向の荷重を受ける複数のボール21と、
この複数のボール21を等間隔に保持するボール保持部
24と、フランジ2とによって構成されている。ラジア
ル軸受は、外輪部20と、ラジアル方向の荷重を受ける
複数のボール22と、この複数のボール22を等間隔に
保持するボール保持部25と、内輪部23とによって構
成されている。また、外輪部20には、ガイド溝20
b,20cが形成されており、ボール21,22を回転
方向に案内する。また、ボール21,22のもう一方の
受け部、すなわち、フランジ2および内輪部23に形成
された受け部は、平面で形成されており、両方の受け部
をガイド溝にした場合に比べ、組立を容易にし、かつ、
組み立て精度および運動精度を向上させている。さら
に、フランジ2におけるボール21の受け部は、凹状に
形成した底部2aに設けられており、装置の薄型化に貢
献している。
【0012】また、マグネット6と鉄基板9との吸引力
によりスラスト方向のガタは押えられ、予圧バネ15が
ラジアル軸受の内輪23に予圧を与えることによりラジ
アル方向のガタも押えられ、軸受部3を構成するラジア
ル軸受およびスラスト軸受の運動精度を向上させてい
る。
【0013】したがって、軸受部3を薄型化させて構成
するとともに、振れ精度を向上させることができる。
【0014】なお、固定子鉄心7は、外輪部20の外周
に突設した保持部20aに保持させることによりハウジ
ングを省略している。
【0015】<第2の実施例>第2の実施例について、
要部断面で示した図2を用いて説明する。この実施例で
は、ラジアル方向の軸受16をすべり軸受にしている。
したがって、軸受の加工および組み立ても容易になり、
大巾なコストダウンとなる。
【0016】<第3の実施例>第3の実施例について、
要部断面で示した図3(a)および要部拡大断面で示し
た図3(b)を用いて説明する。この実施例は、軸受に
ボールのガイド溝を設けることなしに形成している。
【0017】53は軸受部であり、ボール51のガイド
溝の形成されていない外輪部50を共通部材とし、他の
実施例同様、スラスト軸受とラジアル軸受とを一体的に
構成している。スラスト軸受は、外輪部50と、フラン
ジ52と、スラスト方向の荷重を受ける複数のボール5
1と、このボール51を等間隔に保持する樹脂でできた
ボール保持部54とによって構成されている。ラジアル
軸受は、外輪部50と、ラジアル方向の荷重を受けるす
べり軸受56によって構成されている。
【0018】スラスト軸受の内輪部となるフランジ52
のボール51に対する接触部は、滑らかな平面で形成さ
れた底部52aに設けられており、ボール保持部54に
より径方向のボールの転動位置を規制しているので、回
転時のフランジ52のスラスト方向の振れを抑える等回
転軸方向の運動精度を向上させ、かつ、装置の薄型化に
も貢献している。ここで、ボール保持部54は、自身が
回転自在であり、かつ径方向のボールの転動位置を規制
するためにすべり軸受56に遊嵌されている。本実施例
では、より高い運動精度を得るため、ボール保持部54
を回転しない部材であるすべり軸受56に遊嵌させてい
るが、すべり軸受56の長さを短くして回転軸1に遊嵌
させるようにしてもよい。
【0019】なお、固定子鉄心7は、他の実施例同様、
外輪部50の外周に突設した保持部50aに保持させる
ことによりハウジングを省略している。
【0020】本実施例のように、ボール51を2つの平
面で支持するようにすれば、ガイド溝を形成する必要が
ないので、部品の作成が容易になる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、回転軸のラジアル方向を支持する第1の軸受と、ス
ラスト方向を支持する第2の軸受とが一体に形成された
軸受部を有するので、装置の薄型化を達成するととも
に、記録媒体の振れ精度を向上させることができる。
【0022】また、媒体保持部を軸受部の一部として構
成しているので、より薄型化を進めることができる。
【0023】さらに、第2の軸受を玉軸受とし、媒体保
持部を玉軸受のボールの一方の受け部として構成してい
るので、より薄型化を進めるとともに記録媒体の振れ精
度を向上させることができる。また、玉軸受を構成する
複数のボールを等間隔に保持するボール保持部を有して
いるので、媒体保持部を玉軸受のボールの一方の受け部
とする構成と組み合わせて容易に軸受を構成できるとと
もに、軸受を小型薄型化できる。
【0024】また、ボール保持部を第1の軸受に遊嵌さ
せて構成しているので、軸受をさらに簡単な構成とする
ことができるとともに、径方向のボールの転動位置を規
制することができる。
【0025】さらにまた、玉軸受のボールを回転軸方向
において2つの平面で支持するようにしたので、この平
面の面精度により回転時の特性を一定に保つことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明図で、要部断面図
で示している。
【図2】本発明の第2の実施例の説明図で、要部断面図
で示している。
【図3】本発明の第3の実施例の説明図で、(a)は要
部断面図、(b)は要部詳細断面図で示している。
【図4】従来技術の説明図で、要部断面図で示してい
る。
【符号の説明】
1 回転軸 2 フランジ 3 軸受部 20 外輪部 21 ボール 22 ボール 23 内輪部 24 ボール保持部 25 ボール保持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、この回転軸に軸着され、記録
    媒体を保持可能とする媒体保持部と、 前記回転軸のラジアル方向を支持する第1の軸受と、ス
    ラスト方向を支持する第2の軸受とが一体に形成された
    軸受部と、を有することを特徴とする記録媒体駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 媒体保持部は、軸受部の一部を構成して
    いることを特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 第2の軸受は、玉軸受であり、 媒体保持部は、前記玉軸受のボールの一方の受け部を構
    成していることを特徴とする請求項2記載の記録媒体駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 玉軸受を構成する複数のボールを等間隔
    に保持するボール保持部を有する請求項3記載の記録媒
    体駆動装置。
  5. 【請求項5】 ボール保持部は、第1の軸受に遊嵌され
    ていることを特徴とする請求項4記載の記録媒体駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 玉軸受のボールは、回転軸方向において
    2つの平面で支持されていることを特徴とする請求項
    3,4あるいは5記載の記録媒体駆動装置。
JP25778791A 1991-06-24 1991-10-04 記録媒体駆動装置 Pending JPH0562334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25778791A JPH0562334A (ja) 1991-06-24 1991-10-04 記録媒体駆動装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15162691 1991-06-24
JP3-151626 1991-06-24
JP25778791A JPH0562334A (ja) 1991-06-24 1991-10-04 記録媒体駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562334A true JPH0562334A (ja) 1993-03-12

Family

ID=26480817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25778791A Pending JPH0562334A (ja) 1991-06-24 1991-10-04 記録媒体駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0562334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113574295A (zh) * 2019-05-13 2021-10-29 舍弗勒技术股份两合公司 底盘致动器和用于操作底盘致动器的变速器组件的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113574295A (zh) * 2019-05-13 2021-10-29 舍弗勒技术股份两合公司 底盘致动器和用于操作底盘致动器的变速器组件的方法

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