JPH042629Y2 - - Google Patents

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JPH042629Y2
JPH042629Y2 JP15861487U JP15861487U JPH042629Y2 JP H042629 Y2 JPH042629 Y2 JP H042629Y2 JP 15861487 U JP15861487 U JP 15861487U JP 15861487 U JP15861487 U JP 15861487U JP H042629 Y2 JPH042629 Y2 JP H042629Y2
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JP
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shower
drum
storage drum
user
shampoo
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JP15861487U
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JPH0163482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は無重力状態で使用するシヤワー装置
に関する。
(考案の背景) 現在、宇宙工学の発達により人間が無重力状態
の宇宙空間に長期間滞在することが可能になつて
おり、人間が長期にわたり宇宙空間で生活する必
要に伴なつて体の衛生を保つ為に無重力状態で使
用可能なシヤワー装置が要求されるであろう。
しかし、無重力状態の宇宙空間ではシヤワー水
が水玉となつて部屋中に飛散してしまう上に、一
カ所に流れ落ちることがないので、排水が難しい
等の問題がある。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、無重力状態におけるシ
ヤワー水の飛散を防止すると共に、使い終えたシ
ヤワー水を集めて排水せしめることであり、これ
によつて無重力状態で使用できるシヤワー装置を
提供することを目的とするものである。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決する為に講
ずる手段は、使用者の首から下を収容して内部の
水密を保持する収容ドラムの内部に、使用者の体
に沿う様シヤワー管を架設し、上記収容ドラムの
一側部に通気防水性のシートを被装した給気口を
設けると共に、同収容ドラムの他側部に吸引ドレ
ンを設けたものである。
(作用) 以上の手段によれば、使用者の首より下は収容
ドラムの内部に納められ、シヤワー管から噴出す
るシヤワー水によつて洗浄される。噴出したシヤ
ワー水は使用者の体に当つて飛散しなが収容ドラ
ム内で浮遊する。
また、吸引ドレインの吸引によつて収容ドラム
内が負圧となり、外部の空気が給気口のシートを
通過して同ドラム内に流入し、ドラム内部で浮遊
するシヤワー水と共に吸引ドレンに吸引されて排
出される。
(効果) 本考案は以上の如きものであるから、無重力状
態において飛散しようとするシヤワー水を収容ド
ラムの内部に収めて使用者の体を洗浄し、且つ、
使用後のシヤワー水を吸引ドレンに集めて排水す
ることができ、これにより無重力状態下における
シヤワー浴を支障なく実現し得るものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図中Aは無重力状態で使用するシヤワー装置で
ある。
シヤワー装置Aは使用者Bを収容する収容ドラ
ム1、この収容ドラム1内に架設するシヤワー管
2、同ドラム1内に外部の空気を流入させる給気
口3、及び収容ドラム1内の空気及びシヤワー水
を吸引して排水する吸引ドレン4を備えている。
収容ドラム1は使用者Bの首より下を収容する
円筒状の水密容器であり、基台1aの上部に扉1
bを開設した胴筒1cを設置し、この胴筒1c上
面口を蓋板1dで塞ぎ、該蓋板1d中央部にドー
ナツカバー1eを嵌着してある。
ドーナツカバー1eはゴム等の弾性材料を用い
て形成し、図示した様に使用者Bが中央の穴に頭
を入れて首回りに密着させることにより、使用状
態における収容ドラム1内の水密を確保するもの
である。
また、収容ドラム1の上部周縁部に沿つて給気
口3を開設してある。給気口3には通気防水性の
シート3aを被装せしめ、外部の空気がこのシー
ト3aを通過してドラム1内部に流入するも、ド
ラム1内で飛散するシヤワー水は同シート3aで
跳返されて外部に漏れ出ぬ様にしてある。
一方、収容ドラム1の底面には不図示の吸引タ
ンクに連絡する吸引ドレン4が設けてあり、この
吸引ドレン4で給気口3からドラム1内に吸い込
まれた空気とシヤワー管2から噴出して浮遊する
シヤワー水を一所に吸引して排水する様になつて
いる。
また、収容ドラム1内の下部には使用者Bが載
る基盤5を設置し、この基盤5底部には外部より
給水管6とシヤンプー供給管7が引込まれ、この
両管6,7が基盤5上のシヤワー管2とシヤンプ
ー管8とにそれぞれ接続してある。
シヤワー管2は第1図にて示す様に、使用者B
と対向する周面にシヤワー孔2aを一定の間隔を
置いて穿設してあり、また、シヤンプー管8はシ
ヤワー管2内部に挿入して固定し、同管8周面よ
り多数の噴出ノズル8aを突出させてシヤワー管
2におけるシヤワー孔2a同士の間に貫通せしめ
てある。
上記の如き構造のシヤワー管2は基盤5と蓋板
1dとの間に架設するものであり、第1図及び第
2図にて示す如く、使用者Bの体に沿わせて前後
両側に合計4本設置してある。
各シヤワー管2にはモーター9aによつて回転
する回転ブラシ9を摺動自在に嵌装し、その回転
ブラシ9の嵌装部を基盤5と蓋板1d間に設けた
無端状のベルト機構10に接続することにより、
回転ブラシ9が回転しながらシヤワー管2に沿つ
て往復動する様に構成してある。
上記シヤワー装置Aを使用する際には、収容ド
ラム1周面の扉1bを開いてドラム1内に入り、
ドーナツカバー1eに頭を入れると共に、基盤5
上に設けた固定帯5a,5aに足を差し入れて、
ドラム1内で浮遊しようとする使用者Bの体を適
度に固定する。
次いで、シヤワー管2上部に取付けた作動スイ
ツチ11を操作してシヤワー水とシヤンプーの噴
出を開始させると同時に、回転ブラシ9も作動さ
せる。
シヤワー孔2aとシヤンプーノズル8aから噴
出されたシヤワー水とそのシヤンプーは使用者の
体に付着し、そして使用者Bの体は往復動する回
転ブラシ9によつて擦り洗いされる。
十分に体が洗えたならば、シヤンプー噴出と回
転ブラシ9を停止させ、代わりに吸引ドレン4を
作動させる。
吸引ドレン4を作動させると、収容ドラム1内
は負圧となり給気口3より外部の空気が同ドラム
1内に取入れられ、ドラム1内で浮遊するシヤン
プー液、及び引続き噴出されるシヤワー水と共に
吸引ドレン4へ向けて吸引されて排出される。
体に付着したシヤンプー液がシヤワー水で十分
に洗い流されたならば、シヤワー水噴出を停止
し、吸引ドレン4の吸引力によつて生じる空気流
によつて体に付着した水分を取り除く。
尚、収容ドラム1の上部に不図示の温風口を接
続しておけば、体に付着した水を空気流によつて
取り除く段階で同時に乾燥することも可能であ
る。
上記したシヤワー装置Aはシヤンプー噴出機構
や回転ブラシ9が装備されているので、シヤンプ
ーを用いた洗体を自動的に行なうことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したシヤンプー装置を示
す縦断正面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図の−線断面図である。 図中、A……シヤワー装置、1……収容ドラ
ム、2……シヤワー管、3……給気口、3a……
通気防水シート、4……吸引ドレン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 使用者の首から下を収容して内部の水密を保持
    する収容ドラムの内部に、使用者の体に沿う様シ
    ヤワー管を架設し、上記収容ドラムの一側部に通
    気防水性のシートを被装した給気口を設けると共
    に、同収容ドラムの他側部に吸引ドレンを設けた
    無重力状態で使用するシヤワー装置。
JP15861487U 1987-10-16 1987-10-16 Expired JPH042629Y2 (ja)

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JP15861487U JPH042629Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JP15861487U JPH042629Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JPH0163482U JPH0163482U (ja) 1989-04-24
JPH042629Y2 true JPH042629Y2 (ja) 1992-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109747866A (zh) * 2019-01-29 2019-05-14 黄仕 太空淋浴配套设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109747866A (zh) * 2019-01-29 2019-05-14 黄仕 太空淋浴配套设备
CN109747866B (zh) * 2019-01-29 2021-04-27 黄仕 太空淋浴配套设备

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JPH0163482U (ja) 1989-04-24

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