JPH04262606A - トランジスタバイアス回路 - Google Patents

トランジスタバイアス回路

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Publication number
JPH04262606A
JPH04262606A JP3023030A JP2303091A JPH04262606A JP H04262606 A JPH04262606 A JP H04262606A JP 3023030 A JP3023030 A JP 3023030A JP 2303091 A JP2303091 A JP 2303091A JP H04262606 A JPH04262606 A JP H04262606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
whose
transistor
bias voltage
circuit
bias
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3023030A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Sasaki
佐々木 三利
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆるマイクロ波帯で
使用されるトランジスタ増幅回路に係わり、特にエミッ
タを直接接地したトランジスタ増幅器のバイアス回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常エミッタ接地増幅回路においては、
ベース・エミッタ間のバイアス電圧を得るためにエッミ
タを抵抗を介して接地するとともに信号回路的には接地
するために抵抗と並列にバイパスコンデンサが設置され
る。しかしながらいわゆるマイクロ波帯においては、信
号周波数が高いため抵抗・コンデンサのリード線もイン
ダクタンスとして機能し信号回路の接地が確保されない
こととなる。
【0003】このためエミッタを直接接地することが一
般に行われているが、ベース・エミッタ間の電圧降下V
BEは周囲温度に反比例する特性を有するために、バイ
アス電流が温度によって変動し安定な動作を確保できな
い。図3の実線はベース・エミッタ間の電圧降下VBE
の温度依存性を示すグラフであって、横軸に温度、縦軸
にバイアス電圧VBEをとる。
【0004】即ち温度が上昇するとバイアス電圧VBE
は減少しトランジスタの動作点が変動12こととなる。 図4はこの欠点を解決するために定電流回路を付加した
、いわゆるカレントミラー回路の回路図である。即ちト
ランジスタのベースを交流的な絶縁のためのインダクタ
ンス素子202を介してダイオード20311より接地
し、ダイオードのアノードに直流電圧VCCと抵抗21
2で構成される直流電流源から定電流を供給し、ダイオ
ードによって生じる電圧降下をトランジスタのバイアス
電圧とする。
【0005】このカレントミラー回路によればダイオー
ドの電圧降下量によってトランジスタのバイアス電圧が
決定されるために温度特性は改善されるものの新たな電
流源が必要となり消費電流の増加を免れることはできな
い。ダイオードに流れる電流を減少するためにダイオー
ドと直列に抵抗を挿入することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5は消費電流を減少
するためにダイオード2031のアノード側に抵抗20
32を接続した場合の回路図である。 ここで、 トランジスタ201のコレクタ電流をIC ダイオード
2031を流れる電流をId ダイオードの逆方向飽和
電流をIs  トランジスタ201のベース・エッミタ間の電圧をVB
Eダイオード2031の電圧降下をVd 抵抗2032
の抵抗値をrとすれば、以下の式が成立する。
【0007】   IC =Is ・exp(q・VBE/(kT))
                        (
1)  Id =Is ・exp(q・Vd /(kT
))                       
 (2)  VBE=Vd +r・Id       
                         
             (3)したがって(2)(
3)式を(1)式に代入して次式を得る。   IC =Id ・exp(q・r・Id /(kT
))                    (4)
ここでqは電子の電荷量Tは絶対温度 kはボルツマン定数である。
【0008】従って直列抵抗401の抵抗値rの値を適
切に選択することによって、   IC >>Id                
                         
            (5)とすることができる。 しかしながらトランジスタのコレクタ電流は直列に接続
された抵抗2032の温度特性によって直接影響をうけ
ることとなり、トランジスタのベース・エッミタ間の電
圧VBEの温度によるドリフトを完全に補償することが
できない。
【0009】本発明は係る問題点に鑑みなされたもので
あって、必要な電流を減少するとともにトランジスタの
ベース・エッミタ間の電圧VBEの温度特性を完全に補
償することが可能なバイアス回路を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るトラ
ンジスタのバイアス回路であって、エミッタが直接接地
された増幅回路を構成するトランジスタ101と、トラ
ンジスタ101のベースに一端が接続されたインダクタ
ンス素子102と、インダクタンス素子102の他の一
端にその一端が接続され他の一端が接地されたダイオー
ドと第1の抵抗素子が直列に接続されたバイアス電圧決
定素子103と、インダクタンス素子102とバイアス
電圧決定素子103との共通接続点に接続された電流源
104と、一端がインダクタンス素子102とバイアス
電圧決定素子103との共通接続点に接続され他の一端
が接地された第2の抵抗素子105と、から構成される
【0011】
【作用】本発明によれば第1の抵抗素子と第2の抵抗素
子の抵抗値の比によってバイアス決定素子の温度特性が
調整される。
【0012】
【実施例】図2は本発明に係るバイアス回路の実施例の
構成図であって、トランジスタ201はいわゆるエミッ
タ接地増幅回路を構成する。高周波入力信号Sinは入
力カップリングコンデンサ210により直流的に絶縁さ
れてトランジスタ201のベースに印加される。
【0013】そしてトランジスタ201で増幅された出
力信号Sout はコレクタから出力カップリングコン
デンサ211により直流的に絶縁されて出力される。ト
ランジスタ201のベースには交流的な絶縁を維持する
ための第1のインダクタンス202を介してバイアス回
路が接続されている。このバイアス回路は、直列に接続
されたダイオード2031と第1の抵抗2032、この
直列に接続されたダイオード2031と第1の抵抗20
32と並列に設置された第2の抵抗205およびバイア
ス回路に流れる電流を決定するための第3の抵抗212
から構成される。
【0014】なおダイオード2031と第1の抵抗20
32とは直列に接続されていればよくいずれが接地され
ていてもかまわない。さらにコレクタへは電圧源VCC
から交流的な絶縁を維持するための第2のインダクタン
ス213を介して電力が供給される。このような構成に
おいてはインダクタンス202と直列接続されたダイオ
ード2031・第1の抵抗2032との接続点の電圧V
b がトランジスタ201のバイアス電圧となる。
【0015】ここで、 ダイオード2031および第1の抵抗2032を流れる
電流をI1  第1の抵抗2032の抵抗値をR1  第2の抵抗205を流れる電流をI2 第2の抵抗20
5の抵抗値をR2  第3の抵抗212を流れる電流をI3 ダイオード20
31の電圧降下をVd とすれば、次式成立する。
【0016】   I3 =I1 +I2             
                         
           (6)  Vb =I2 ・R
2 =Vd +I1 ・R1            
                   (7)従って
、次式が成立する。
【0017】
【数1】
【0018】(8)式をダイオード2031の電圧降下
Vd で偏微分すれば次式を得る。
【0019】
【数2】
【0020】即ち(8)式はダイオード2031の電圧
降下Vd の変動によるバイアス電圧Vb の変動は第
1の抵抗2032と第2の抵抗205の値によって調整
できることを示している。従って第1の抵抗2032と
第2の抵抗205の値を適切に選択することによりバイ
アス電圧Vb の温度特性をトランジスタ201のベー
ス・エッミタ間の電圧VBEの温度特性と等しくするこ
とが可能でありドリフトをほぼ完全に補償することがで
きる。
【0021】さらにこのバイアス回路に流れる電流は第
3の抵抗212の値によって決定されるために、電流消
費量も十分低く抑えることができる。例えばエミッタ接
地増幅回路においてコレクタ電流が20mA、バイアス
電圧0.6Vとするれば、 第1の抵抗2032の抵抗値は1〜200Ω第2の抵抗
205の抵抗値は約1kΩ 第3の抵抗212の抵抗値は約100kΩ程度に選択さ
れる。
【0022】
【発明の効果】本発明によればエミッタを直接接地した
トランジスタの増幅回路において、バイアス電圧を決定
するカレントミラー回路に流れる電流を十分に小さくす
るとともに温度ドリフトを補償することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるバイアス回路の基本回路
図である。
【図2】図2は本発明の実施例の回路図である。
【図3】図3はトランジスタのベース・エッミタ間の電
圧VBEの温度特性を示すグラフである。
【図4】図4は従来のバイアス回路の第1の例の回路図
である。
【図5】図5は従来のバイアス回路の第2の例の回路図
である。
【符号の説明】
101…トランジスタ 102…インダクタンス素子 103…バイアス電圧決定素子 104…電流源 105…第2の抵抗素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エミッタが直接接地された増幅回路を
    構成するトランジスタ(101)と、該トランジスタ(
    101)のベースに一端が接続されたインダクタンス素
    子(102)と、該インダクタンス素子(102)の他
    の一端にその一端が接続され、他の一端が接地されたダ
    イオードと第1の抵抗素子が直列に接続されたバイアス
    電圧決定素子(103)と、該インダクタンス素子(1
    02)と該バイアス電圧決定素子(103)との共通接
    続点に接続された電流源(104)と、から構成される
    トランジスタバイアス回路において、一端が該インダク
    タンス素子(102)と該バイアス電圧決定素子(10
    3)との共通接続点に接続され、他の一端が接地された
    第2の抵抗素子(105)を含むことを特徴とするトラ
    ンジスタバイアス回路。
JP3023030A 1991-02-18 1991-02-18 トランジスタバイアス回路 Withdrawn JPH04262606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260914A (ja) * 2008-03-21 2009-11-05 Hitachi Metals Ltd 高周波増幅回路
JP2011182042A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 New Japan Radio Co Ltd Fet用自動バイアス調整回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260914A (ja) * 2008-03-21 2009-11-05 Hitachi Metals Ltd 高周波増幅回路
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Effective date: 19980514