JPH04262067A - スタ−タ用オ−バ−ラン防止装置 - Google Patents
スタ−タ用オ−バ−ラン防止装置Info
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- JPH04262067A JPH04262067A JP2239091A JP2239091A JPH04262067A JP H04262067 A JPH04262067 A JP H04262067A JP 2239091 A JP2239091 A JP 2239091A JP 2239091 A JP2239091 A JP 2239091A JP H04262067 A JPH04262067 A JP H04262067A
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- Motor And Converter Starters (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタ−タ用オ−バ−ラ
ン防止装置に関するものである。
ン防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭53−454号公報はタイマ型の
オ−バ−ラン防止装置を開示する。このタイマは、キ−
スイッチの復帰不良などがあってもスタ−タリレ−を確
実に遮断するために、スタ−タリレ−への通電を通電開
始から所定の遅延時間だけ経過した後に強制的に遮断す
る。
オ−バ−ラン防止装置を開示する。このタイマは、キ−
スイッチの復帰不良などがあってもスタ−タリレ−を確
実に遮断するために、スタ−タリレ−への通電を通電開
始から所定の遅延時間だけ経過した後に強制的に遮断す
る。
【0003】ただAT(自動変速)車では、安全上の理
由からシフトレバ−をドライブレンジからニュ−トラル
レンジへ戻すと場合にオンするニュ−トラルスイッチが
設けられており、このニュ−トラルスイッチとキ−スイ
ッチとが両方ともオンする場合にスタ−タリレ−に通電
する構成を採用している。
由からシフトレバ−をドライブレンジからニュ−トラル
レンジへ戻すと場合にオンするニュ−トラルスイッチが
設けられており、このニュ−トラルスイッチとキ−スイ
ッチとが両方ともオンする場合にスタ−タリレ−に通電
する構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記タ
イマは、スタ−タリレ−への入力電圧がロ−レベルから
ハイレベルになる時点から所定の遅延時間だけ、スタ−
タリレ−への通電及びそれによるスタ−タの起動を行う
ので、上記AT車では次に説明するような不具合が生じ
た。
イマは、スタ−タリレ−への入力電圧がロ−レベルから
ハイレベルになる時点から所定の遅延時間だけ、スタ−
タリレ−への通電及びそれによるスタ−タの起動を行う
ので、上記AT車では次に説明するような不具合が生じ
た。
【0005】すなわち、キ−スイッチが引掛り等の事態
によりオンしつづける場合、タイマが終了してスタ−タ
リレ−への通電が遮断された後、シフトレバ−をドライ
ブレンジからニュ−トラルレンジへ戻す度に、スタ−タ
リレ−に通電され、それによりスタ−タリレ−、タイマ
、スタ−タが所定の遅延時間づつ作動する。このような
、作動の繰り返しは、起動電流が大きいことからスタ−
タリレ−やスタ−タに悪影響を及ぼし、かつ、バッテリ
を消耗させる。
によりオンしつづける場合、タイマが終了してスタ−タ
リレ−への通電が遮断された後、シフトレバ−をドライ
ブレンジからニュ−トラルレンジへ戻す度に、スタ−タ
リレ−に通電され、それによりスタ−タリレ−、タイマ
、スタ−タが所定の遅延時間づつ作動する。このような
、作動の繰り返しは、起動電流が大きいことからスタ−
タリレ−やスタ−タに悪影響を及ぼし、かつ、バッテリ
を消耗させる。
【0006】このような事態は、AT車に限らずMT車
でも、例えばキ−スイッチがオンとオフとの中間的な位
置で引っ掛かり、車体振動などによりキ−スイッチが断
続的にオンする場合などでも、生じる可能性が考えられ
る。本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、
キ−スイッチの不完全動作によりスタ−タリレ−に断続
的に通電されてもスタ−タリレ−及びスタ−タを保護し
得るスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置を提供することを
、その目的としている。
でも、例えばキ−スイッチがオンとオフとの中間的な位
置で引っ掛かり、車体振動などによりキ−スイッチが断
続的にオンする場合などでも、生じる可能性が考えられ
る。本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、
キ−スイッチの不完全動作によりスタ−タリレ−に断続
的に通電されてもスタ−タリレ−及びスタ−タを保護し
得るスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置を提供することを
、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明のスタ−タ用オ
−バ−ラン防止装置は、キ−スイッチの回動によりコイ
ルが励磁され、該励磁によりスタ−タに通電し、始動さ
せるスタ−タリレ−と、該励磁開始から所定の設定時間
後に前記スタ−タリレ−の前記コイルへの通電を遮断す
るタイマとを備えるスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置に
おいて、前記スタ−タ及び前記スタ−タリレ−の少なく
とも一方の温度を検出する温度検出手段と、検出された
前記温度の上昇に応じて前記タイマの前記設定時間を短
縮するタイマ設定時間変更手段とを備えることを特徴と
している。
−バ−ラン防止装置は、キ−スイッチの回動によりコイ
ルが励磁され、該励磁によりスタ−タに通電し、始動さ
せるスタ−タリレ−と、該励磁開始から所定の設定時間
後に前記スタ−タリレ−の前記コイルへの通電を遮断す
るタイマとを備えるスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置に
おいて、前記スタ−タ及び前記スタ−タリレ−の少なく
とも一方の温度を検出する温度検出手段と、検出された
前記温度の上昇に応じて前記タイマの前記設定時間を短
縮するタイマ設定時間変更手段とを備えることを特徴と
している。
【0008】タイマ設定時間変更手段は、温度上昇に対
して連続的に又は段階的に設定時間を短縮することがで
きる。第2発明のスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置は、
キ−スイッチの回動によりコイルが励磁され、該励磁に
よりスタ−タに通電し、始動させるスタ−タリレ−と、
該励磁開始から所定の設定時間後に前記スタ−タリレ−
の前記コイルへの通電を遮断するタイマとを備えるスタ
−タ用オ−バ−ラン防止装置において、前記スタ−タ及
び前記スタ−タリレ−の少なくとも一方の温度の上昇に
より作動して前記スタ−タリレ−を優先遮断するサ−マ
ルスイッチを備えることを特徴としている。
して連続的に又は段階的に設定時間を短縮することがで
きる。第2発明のスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置は、
キ−スイッチの回動によりコイルが励磁され、該励磁に
よりスタ−タに通電し、始動させるスタ−タリレ−と、
該励磁開始から所定の設定時間後に前記スタ−タリレ−
の前記コイルへの通電を遮断するタイマとを備えるスタ
−タ用オ−バ−ラン防止装置において、前記スタ−タ及
び前記スタ−タリレ−の少なくとも一方の温度の上昇に
より作動して前記スタ−タリレ−を優先遮断するサ−マ
ルスイッチを備えることを特徴としている。
【0009】サ−マルスイッチ(温度スイッチ)として
は、例えばバイメタルにより所定温度で作動するスイッ
チや、温度センサとそれにより開閉する回路との組合せ
などを用いることができる。
は、例えばバイメタルにより所定温度で作動するスイッ
チや、温度センサとそれにより開閉する回路との組合せ
などを用いることができる。
【0010】
【作用】第1発明のスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置で
は、スタ−タリレ−のコイルはキ−スイッチの回動によ
り励磁され、この励磁によりスタ−タリレ−の接点が閉
じてスタ−タに通電され、スタ−タが始動される。タイ
マは励磁開始から所定の設定時間後にスタ−タリレ−の
コイルへの通電を遮断する。温度検出手段はスタ−タ又
はスタ−タリレ−の温度を検出し、タイマ設定時間変更
手段は前記温度の上昇に応じてタイマの設定時間を短縮
する。
は、スタ−タリレ−のコイルはキ−スイッチの回動によ
り励磁され、この励磁によりスタ−タリレ−の接点が閉
じてスタ−タに通電され、スタ−タが始動される。タイ
マは励磁開始から所定の設定時間後にスタ−タリレ−の
コイルへの通電を遮断する。温度検出手段はスタ−タ又
はスタ−タリレ−の温度を検出し、タイマ設定時間変更
手段は前記温度の上昇に応じてタイマの設定時間を短縮
する。
【0011】第2発明のスタ−タ用オ−バ−ラン防止装
置では、スタ−タリレ−のコイルはキ−スイッチの回動
により励磁され、この励磁によりスタ−タリレ−の接点
が閉じてスタ−タに通電され、スタ−タが始動される。 タイマは励磁開始から所定の設定時間後にスタ−タリレ
−のコイルへの通電を遮断する。サ−マルスイッチはス
タ−タ又はスタ−タリレ−の温度の上昇により作動して
スタ−タリレ−をタイマよりも優先的に遮断する。
置では、スタ−タリレ−のコイルはキ−スイッチの回動
により励磁され、この励磁によりスタ−タリレ−の接点
が閉じてスタ−タに通電され、スタ−タが始動される。 タイマは励磁開始から所定の設定時間後にスタ−タリレ
−のコイルへの通電を遮断する。サ−マルスイッチはス
タ−タ又はスタ−タリレ−の温度の上昇により作動して
スタ−タリレ−をタイマよりも優先的に遮断する。
【0012】
【発明の効果】上記説明したように、第1発明のスタ−
タ用オ−バ−ラン防止装置は、スタ−タ又はスタ−タリ
レ−の温度上昇に応じてタイマの設定時間を短縮するタ
イマ設定時間変更手段を備えているので、スタ−タリレ
−への通電が短時間内で繰り返えされてスタ−タ又はス
タ−タリレ−の温度が上昇すると、それによりスタ−タ
リレ−通電可能時間が短縮され、スタ−タリレ−又はス
タ−タの熱的、又は機械的損傷を防止することができる
。
タ用オ−バ−ラン防止装置は、スタ−タ又はスタ−タリ
レ−の温度上昇に応じてタイマの設定時間を短縮するタ
イマ設定時間変更手段を備えているので、スタ−タリレ
−への通電が短時間内で繰り返えされてスタ−タ又はス
タ−タリレ−の温度が上昇すると、それによりスタ−タ
リレ−通電可能時間が短縮され、スタ−タリレ−又はス
タ−タの熱的、又は機械的損傷を防止することができる
。
【0013】第2発明のスタ−タ用オ−バ−ラン防止装
置は、スタ−タ又はスタ−タリレ−の温度が所定温度以
上に上昇した場合に作動してスタ−タリレ−を優先遮断
するサ−マルスイッチを備えているので、スタ−タリレ
−への通電が短時間内で繰り返えされてスタ−タ又はス
タ−タリレ−の温度が上昇すると、所定温度以上にこれ
らスタ−タ又はスタ−タリレ−が高温となることがなく
、スタ−タリレ−又はスタ−タの熱的、又は機械的損傷
を防止することができる。
置は、スタ−タ又はスタ−タリレ−の温度が所定温度以
上に上昇した場合に作動してスタ−タリレ−を優先遮断
するサ−マルスイッチを備えているので、スタ−タリレ
−への通電が短時間内で繰り返えされてスタ−タ又はス
タ−タリレ−の温度が上昇すると、所定温度以上にこれ
らスタ−タ又はスタ−タリレ−が高温となることがなく
、スタ−タリレ−又はスタ−タの熱的、又は機械的損傷
を防止することができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)第2発明の一実施例を第1図に
示す。このスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置は、スタ−
タリレ−2、トランジスタ3(第2発明でいうサ−マル
スイッチの一部)、マイコンタイマ(第2発明で言うタ
イマ及びサ−マルスイッチの一部)6、サ−ミスタ(第
2発明でいうサ−マルスイッチの残部)8からなる。
示す。このスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置は、スタ−
タリレ−2、トランジスタ3(第2発明でいうサ−マル
スイッチの一部)、マイコンタイマ(第2発明で言うタ
イマ及びサ−マルスイッチの一部)6、サ−ミスタ(第
2発明でいうサ−マルスイッチの残部)8からなる。
【0015】スタ−タリレ−2は、バッテリ4の正極端
にキ−スイッチ5及びニュ−トラルスイッチ7を通じて
給電される給電端と、この給電端にコイル2b及びこの
コイルにより制御される常開接点2aとを備える。コイ
ル2bの他端はエミッタ接地のトランジスタ3のコレク
タに接続され、トランジスタ3のベ−スはマイコンタイ
マ6の出力端に接続されている。常開接点2aの他端は
スタ−タリレ−の吸引コイル1a及び保持コイル1bの
各一端に接続され、吸引コイル1aの他端はスタ−タモ
−タ1dの高位入力端に接続され、保持コイル1bの他
端は接地されている。また、バッテリ4の正極端はスタ
−タ1の可動接点1fと固定接点1cとの接触によりス
タ−タモ−タ1dの高位入力端に接続され、両コイル1
a、1bはプランジャ1eを作動させてプランジャ1e
の先端の可動接点1fと固定接点1cとの開閉を行う。
にキ−スイッチ5及びニュ−トラルスイッチ7を通じて
給電される給電端と、この給電端にコイル2b及びこの
コイルにより制御される常開接点2aとを備える。コイ
ル2bの他端はエミッタ接地のトランジスタ3のコレク
タに接続され、トランジスタ3のベ−スはマイコンタイ
マ6の出力端に接続されている。常開接点2aの他端は
スタ−タリレ−の吸引コイル1a及び保持コイル1bの
各一端に接続され、吸引コイル1aの他端はスタ−タモ
−タ1dの高位入力端に接続され、保持コイル1bの他
端は接地されている。また、バッテリ4の正極端はスタ
−タ1の可動接点1fと固定接点1cとの接触によりス
タ−タモ−タ1dの高位入力端に接続され、両コイル1
a、1bはプランジャ1eを作動させてプランジャ1e
の先端の可動接点1fと固定接点1cとの開閉を行う。
【0016】マイコンタイマ6は、いわゆるソフトウエ
アタイマであって、サ−ミスタ8が検出するスタ−タ1
の内部温度によりて遅延時間を変更する機能を有してい
る。以下、この装置の動作を図2のフロ−チャ−トを参
照して説明する。キ−スイッチ5を閉じるとマイコンタ
イマ6がスタ−トし、スタ−タリレ−2に電圧Viが印
加されたかどうかを調べる(100)。運転者がシフト
レバ−をニュ−トラル位置としてニュ−トラルスイッチ
7が閉じるとスタ−タリレ−2に電圧Viが印加される
ので、トランジスタ3をオンする(101)。
アタイマであって、サ−ミスタ8が検出するスタ−タ1
の内部温度によりて遅延時間を変更する機能を有してい
る。以下、この装置の動作を図2のフロ−チャ−トを参
照して説明する。キ−スイッチ5を閉じるとマイコンタ
イマ6がスタ−トし、スタ−タリレ−2に電圧Viが印
加されたかどうかを調べる(100)。運転者がシフト
レバ−をニュ−トラル位置としてニュ−トラルスイッチ
7が閉じるとスタ−タリレ−2に電圧Viが印加される
ので、トランジスタ3をオンする(101)。
【0017】トランジスタ3のオンにより、コイル2b
に通電されて常開接点2aが閉じ、吸引コイル1a及び
保持コイル1bに通電されて可動接点1fにより固定接
点1cが閉じ、スタ−タモ−タ1dが起動される。また
、固定接点1cが閉じることにより保持コイル1bにだ
け通電されて可動接点1fと固定接点1cとの導通が保
持される。
に通電されて常開接点2aが閉じ、吸引コイル1a及び
保持コイル1bに通電されて可動接点1fにより固定接
点1cが閉じ、スタ−タモ−タ1dが起動される。また
、固定接点1cが閉じることにより保持コイル1bにだ
け通電されて可動接点1fと固定接点1cとの導通が保
持される。
【0018】次に、内蔵のタイマをスタ−トさせる(1
02)。タイマの遅延時間は30〜60秒に設定されて
いる。次に、タイマが終了したかどうかを調べ(103
)、終了していれば107に進んでトランジスタ3を遮
断し、終了していなければサ−ミスタ8の抵抗値を入力
してそれに対応する温度Tを求め(104)、求めた温
度Tが予め設定してあるしきい値温度Toより高いかど
うかを調べ(106)、高くなければ103にリタ−ン
する。また、温度Tがしきい値温度Toより高ければ、
トランジスタ3を遮断し(107)、終了する。
02)。タイマの遅延時間は30〜60秒に設定されて
いる。次に、タイマが終了したかどうかを調べ(103
)、終了していれば107に進んでトランジスタ3を遮
断し、終了していなければサ−ミスタ8の抵抗値を入力
してそれに対応する温度Tを求め(104)、求めた温
度Tが予め設定してあるしきい値温度Toより高いかど
うかを調べ(106)、高くなければ103にリタ−ン
する。また、温度Tがしきい値温度Toより高ければ、
トランジスタ3を遮断し(107)、終了する。
【0019】したがってこの実施例によれば、万一キ−
スイッチ5の引掛り等でキ−スイッチ5が開かない状態
で運転者がシフトレバ−をニュ−トラルレンジに戻して
、スタ−タ1が繰り返し起動されても、スタ−タ1の温
度上昇が許容範囲を越えれば、スタ−タ1の起動をそれ
が冷却するまで禁止することができ、スタ−タリレ−2
やスタ−タ1の熱的、機械的損傷を防止することができ
る。 (実施例2)第1発明の一実施例を第1図に示す。
スイッチ5の引掛り等でキ−スイッチ5が開かない状態
で運転者がシフトレバ−をニュ−トラルレンジに戻して
、スタ−タ1が繰り返し起動されても、スタ−タ1の温
度上昇が許容範囲を越えれば、スタ−タ1の起動をそれ
が冷却するまで禁止することができ、スタ−タリレ−2
やスタ−タ1の熱的、機械的損傷を防止することができ
る。 (実施例2)第1発明の一実施例を第1図に示す。
【0020】このスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置は、
スタ−タリレ−2、トランジスタ3、マイコンタイマ(
第1発明で言うタイマ及び設定時間変更手段)6、サ−
ミスタ(第1発明でいう温度検出手段)8からなる。 この実施例の変形態様を図3に示すマイコンコンタイマ
6のフロ−チャ−トのステップ103、104、106
を変更したものである。
スタ−タリレ−2、トランジスタ3、マイコンタイマ(
第1発明で言うタイマ及び設定時間変更手段)6、サ−
ミスタ(第1発明でいう温度検出手段)8からなる。 この実施例の変形態様を図3に示すマイコンコンタイマ
6のフロ−チャ−トのステップ103、104、106
を変更したものである。
【0021】すなわち、予めタイマ設定時間Taとスタ
−タ1内の温度Tとの関係(図4参照)を内部のメモリ
に格納しておき、サ−ミスタ8から読み取った抵抗値か
ら温度Tを検出し(104)、検出した温度Tに基づい
て現在の設定時間Taをサ−チしてタイマにセットする
(105)。次に、カウントしている現在の遅延時間T
がこの設定時間Taをオ−バ−したかどうか調べ(20
6)、オ−バ−していなければ203に復帰し、オーバ
ーすればトランジスタ3を遮断して終了する。
−タ1内の温度Tとの関係(図4参照)を内部のメモリ
に格納しておき、サ−ミスタ8から読み取った抵抗値か
ら温度Tを検出し(104)、検出した温度Tに基づい
て現在の設定時間Taをサ−チしてタイマにセットする
(105)。次に、カウントしている現在の遅延時間T
がこの設定時間Taをオ−バ−したかどうか調べ(20
6)、オ−バ−していなければ203に復帰し、オーバ
ーすればトランジスタ3を遮断して終了する。
【0022】図4からわかるように、スタ−タ1の内部
温度Tが上昇するほどタイマの設定時間Taが減少し、
温度Thでは設定時間が0になって、スタ−タ1の起動
は禁止される (実施例3)第1、第2発明に適用できるこの実施例で
は、図5に示すように、サ−ミスタ8はスタ−タリレ−
2の内部に設けられ、スタ−タリレ−2の温度上昇を検
出してスタ−タリレ−2及びスタ−タ1の繰り返し起動
を禁止している。
温度Tが上昇するほどタイマの設定時間Taが減少し、
温度Thでは設定時間が0になって、スタ−タ1の起動
は禁止される (実施例3)第1、第2発明に適用できるこの実施例で
は、図5に示すように、サ−ミスタ8はスタ−タリレ−
2の内部に設けられ、スタ−タリレ−2の温度上昇を検
出してスタ−タリレ−2及びスタ−タ1の繰り返し起動
を禁止している。
【0023】上記各実施例において、サ−ミスタ8の代
わりに温度により抵抗変化したり、断続するバイメタル
スイッチなどを用いることも可能である。この実施例は
スタ−タ1とスタ−タリレ−2とをを離れて配設する場
合に配線を短縮できる利点がある。 (実施例4)第2発明の他の実施例を図6に示す。
わりに温度により抵抗変化したり、断続するバイメタル
スイッチなどを用いることも可能である。この実施例は
スタ−タ1とスタ−タリレ−2とをを離れて配設する場
合に配線を短縮できる利点がある。 (実施例4)第2発明の他の実施例を図6に示す。
【0024】この実施例では、通常のタイマTMを用い
、更に、本発明でいうサ−マルスイッチとしてトランジ
スタ9a、抵抗9b、正特性サ−ミスタ(PTC)9c
を備える。この装置の動作を説明すれば、キ−スイッチ
5及びニュ−トラルスイッチ7が導通すると、タイマT
Mに通電されて、タイマTMの常閉接点TMCは所定時
間後にコイル2bへの通電を遮断する。
、更に、本発明でいうサ−マルスイッチとしてトランジ
スタ9a、抵抗9b、正特性サ−ミスタ(PTC)9c
を備える。この装置の動作を説明すれば、キ−スイッチ
5及びニュ−トラルスイッチ7が導通すると、タイマT
Mに通電されて、タイマTMの常閉接点TMCは所定時
間後にコイル2bへの通電を遮断する。
【0025】また、スタ−タ1の温度が低い時には、P
TC9cの抵抗が低く、PTC9cを通じてトランジス
タ9aのベ−スに給電されてトランジスタ9aが導通し
、スタ−タ1は起動可能となる。スタ−タ1の温度がし
きい値温度を超えると、PTC9cの抵抗が急増し、抵
抗9bによりトランジスタ9aのベ−ス電位が低下して
、トランジスタ9aが遮断され、すタ−タ1は起動不可
能となる。
TC9cの抵抗が低く、PTC9cを通じてトランジス
タ9aのベ−スに給電されてトランジスタ9aが導通し
、スタ−タ1は起動可能となる。スタ−タ1の温度がし
きい値温度を超えると、PTC9cの抵抗が急増し、抵
抗9bによりトランジスタ9aのベ−ス電位が低下して
、トランジスタ9aが遮断され、すタ−タ1は起動不可
能となる。
【0026】図7に図6の変形態様を示す。この態様で
は本発明でいうサ−マルスイッチとして、コイル2bと
タイマTMの常閉接点TMCに対して直列接続されたP
TC9を採用している。スタ−タ1の温度が所定のしき
い値温度以上に上昇すると、PTC9の抵抗が飛躍的に
増大し、コイル2bの通電が禁止される。
は本発明でいうサ−マルスイッチとして、コイル2bと
タイマTMの常閉接点TMCに対して直列接続されたP
TC9を採用している。スタ−タ1の温度が所定のしき
い値温度以上に上昇すると、PTC9の抵抗が飛躍的に
増大し、コイル2bの通電が禁止される。
【図1】第1、第2発明の一実施例を示す回路図、
【図
2】図1のマイコンタイマの動作を示すフロ−チャ−ト
、
2】図1のマイコンタイマの動作を示すフロ−チャ−ト
、
【図3】図1のマイコンタイマの動作を示すフロ−チャ
−ト、
−ト、
【図4】マイコンタイマの設定時間とスタ−タ温度との
関係を示す特性図、
関係を示す特性図、
【図5】第1、第2発明の他の実施例を示す回路図、
【
図6】第2発明の他の実施例を示す回路図、
図6】第2発明の他の実施例を示す回路図、
【図7】第
2発明の他の実施例を示す回路図、
2発明の他の実施例を示す回路図、
1はスタ−タ、2はスタ−タリレ−、3はトランジスタ
、5はキ−スイッチ、6はマイコンタイマ、7はニュ−
トラルスイッチ、8はサ−ミスタである。
、5はキ−スイッチ、6はマイコンタイマ、7はニュ−
トラルスイッチ、8はサ−ミスタである。
Claims (2)
- 【請求項1】キ−スイッチの回動によりコイルが励磁さ
れ、該励磁によりスタ−タに通電し、始動させるスタ−
タリレ−と、該励磁開始から所定の設定時間後に前記ス
タ−タリレ−の前記コイルへの通電を遮断するタイマと
を備えるスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置において、前
記スタ−タ及び前記スタ−タリレ−の少なくとも一方の
温度を検出する温度検出手段と、検出された前記温度の
上昇に応じて前記タイマの前記設定時間を短縮するタイ
マ設定時間変更手段と、を備えることを特徴とするスタ
−タ用オ−バ−ラン防止装置。 - 【請求項2】キ−スイッチの回動によりコイルが励磁さ
れ、該励磁によりスタ−タに通電し、始動させるスタ−
タリレ−と、該励磁開始から所定の設定時間後に前記ス
タ−タリレ−の前記コイルへの通電を遮断するタイマと
を備えるスタ−タ用オ−バ−ラン防止装置において、前
記スタ−タ及び前記スタ−タリレ−の少なくとも一方の
温度の上昇により作動して前記スタ−タリレ−を優先遮
断するサ−マルスイッチを備えることを特徴とするスタ
−タ用オ−バ−ラン防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03022390A JP3136619B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | スタ−タ用オ−バ−ラン防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03022390A JP3136619B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | スタ−タ用オ−バ−ラン防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04262067A true JPH04262067A (ja) | 1992-09-17 |
JP3136619B2 JP3136619B2 (ja) | 2001-02-19 |
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ID=12081330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03022390A Expired - Fee Related JP3136619B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | スタ−タ用オ−バ−ラン防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136619B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157105A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Honda Motor Co Ltd | 車両のスタータモータ制御装置 |
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-
1991
- 1991-02-15 JP JP03022390A patent/JP3136619B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3136619B2 (ja) | 2001-02-19 |
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