JPS61101671A - スタ−タの制御方法およびその装置 - Google Patents

スタ−タの制御方法およびその装置

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JPS61101671A
JPS61101671A JP22266984A JP22266984A JPS61101671A JP S61101671 A JPS61101671 A JP S61101671A JP 22266984 A JP22266984 A JP 22266984A JP 22266984 A JP22266984 A JP 22266984A JP S61101671 A JPS61101671 A JP S61101671A
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starter
starting
motor
predetermined
starting motor
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JP22266984A
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English (en)
Inventor
Takatsune Oono
大野 誉矩
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/10Safety devices
    • F02N11/106Safety devices for stopping or interrupting starter actuation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2200/00Parameters used for control of starting apparatus
    • F02N2200/06Parameters used for control of starting apparatus said parameters being related to the power supply or driving circuits for the starter
    • F02N2200/063Battery voltage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスタータの制御方法およびその装置に係り、と
くに、スターティング・モータを回転させてエンジン始
動を行うスタータの制御方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、船外機や自動車等のエンジンを始動させる好適
な装置の一つとして、スターティング・モータ(始動電
動m)と、このモータの始動トルクをエンジンに伝達す
るための動力伝達機構とを備えたスタータが広く採用さ
れている。
そして、前記スターティング・モータとしては、通常は
始動トルクの大きな直流直巻形モータが用いられている
。このモータはバッテリから始動電流の供給を受けて回
転するようになっており、同時にその始動トルクがモー
タ・シャフトに設けられたピニオンからフライホイール
外周のリングギ    ヤに伝達されエンジンを始動す
るように構成されでいる。そして、エンジンの始動が完
了すると、オ・−ハランニング・クラッチの作用により
ピニオンはリングギヤから切り離され、スタートスイッ
チのオフにより該モータは静止するものである。
ここで、前記始動に際しては、スタータの1回の運転時
間は普通数秒以内であり、短時間定格(JIS規格で3
0秒)に基づいて設計されている。このため、一般のモ
ータに比べて出力の割には小型化されており、これがた
め無理な連続駆動はできないように成っている。
一方、前記スタータの連続駆動を加減するのは、多くの
場合、もっばらオペレータの手動操作の勘に依存してい
たことから、例えばエンジン不調の際等に過度に長時間
連続駆動を行うと、過大な始動電流が長時間流れるとい
う不都合があり、これがため、ハフテリ側では過度の放
電を強いられハフテリ上がりを起こすのみならず、発生
熱の為に該モータの、特に、巻線等が焼損を起こすとい
う事故がしばしば発生していた。
このため、近年においては、このような事故を避けるた
めに種々の提案がなされている。この内、最も手軽なも
のとしては、サーモスイッチをスタータ内部又はスター
タリレー内部に装着し、内部の温度上昇を検知し、スタ
ーティング・モータの回転を制御し、保護を図ろうとす
るものである。
また、電子制御によるものとしては、実開昭56−16
3672号公報、同56−163671光重報、特開昭
58−140467号公報、同57−151059号公
報等がある。これらの技術は、いづれもスターティング
・モータの始動。
停止、連続駆動時間等を種々の条件により制御し1、ス
タータの保護、ハフテリ上がりの防止等を意図したもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
しかしながら、かかる従来技術の内、サーモスイッチを
使用する手法にあっては、サーモスイッチを組み込む際
のスペース上の制約があり、最も敏感に感温する内部箇
所にサーモスイッチを装着しリード線を引き出すことは
非常に困難であり、従ってサーモスイッチの開閉動作に
動作遅れが生して、スタータの焼損防止効果が低下する
という不都合があった。特に、スタータリレー内部にサ
ーモスイッチを装備する場合は、リレーコイル部の励磁
電流が小さいのでリレー内部の温度上昇が低く、サーモ
スイッチの動作が鈍かった。また、スタータ及びスター
タリレーとも密閉構造のものが殆どであるため、−変向
部温度が上界すると、すぐには冷却しないことから、再
度オンさせるには時間が掛かるという不都合もあった。
このように、サーモスイッチを使用する手法にあっては
、そのスイッチング動作が緩慢となり、スタータ保護の
信頼性に欠けるという重大な不都合があった。
また、前述した実開昭56−163672号。
同56−163671号、特開昭58−140467号
、同57−151059号の各公報記載のものにあって
は、各々独自の技術を提案しているが、そのいずれもが
、所定条件を満足したときスタータの駆動を停止させる
等の粗い単発的な制御であった。また、このスタータが
停止している際に、特別な警報手段等を装備していない
ため、スタータ自身の故障による停止なのか、エンジン
の故障による始動不良なのか容易に区別し難い等実用上
問題があった。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、オン
・オフの制御動作が確実でよりきめの細かい制御をして
、スタータ保護の徹底を図ったスタータの制御方法およ
びその装置を提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明ではスターティング・モータの駆動回路
の一部を形成するバッテリ・ケーブルの所定区間の両端
に、回転制御手段を接続し、この回転制御手段により、
前記所定区間の始動電流に基づく電圧降下を検出すると
ともに予め設定した手順に基づいて前記スターティング
・モータの回転状況を分析・判断し、しかるのち、当該
回転制御手段から必要に応じて所定の制御信号を出力し
て前記スターティング・モータの励磁用通電径路をオン
・オフ制御し、該スターティング・モータの回転を制御
する等の手法を採り、これによって前記目的を達成しよ
うとするものである。
〔発明の実施例〕
(第1実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
第1図は、本実施例に係る2サイクル船外機用スタータ
の制御装置の回路構成を示す。この図において、該制御
装置はスターティング・モータ2を駆動する駆動回路4
、該モータ2の回転をオン・オフ制御する回転制御手段
6、及び該モータ2が長時間使用等により自動停止した
際Nilを発する警報手段8とから構成されている。
まず、前記駆動回路4を詳述すると、電源としてのバッ
テリ10のマイナス側端子Aはアースされ、プラス側端
子Bは所定直径のバッテリ・ケーブル12を介してスイ
ッチング用のスタータリレー14の接点(a接点)14
Aの一端Cに接続されている。この一端Cからはヒユー
ズ16.スタートスイッチ18を介して、切換手段とし
ての切換リレー20のNo(平常間)接点2OA及びN
C(平常間)接点20Bの各々の一端に接続されている
。そして、該NC接点20Bの他端はスタータリレー1
4のリレーコイル14Bを介してアースに至っている。
また、前記リレー接点14Aの他端りは前記スターティ
ング・モータ2を介してアースされている。
ここで、スターティング・モータ2には始動トルクの大
きい直流直巻形が採用されている。そして、ピニオン、
リングギヤ等(図示せず)を介してエンジンに駆動力を
伝達し始動させるとともに、始動後はオーバランニング
・クラッチ(図示せず)により切り離される構成となっ
ている。
一方、前記バッテリ10のプラス側端子Bと前記リレー
接点14Aの一端Cの各々は、前記回転制御手段6内の
電圧検出回路22の所定入力端子に接続されており、バ
ッテリ・ケーブル12の所定区間としてのB−C間の電
圧降下を検出するよう構成されている。そして、この電
圧検出回路22の出力側はA/D変換器24を介して主
制御部26に至っている。
この主制御回路26は、CPU (中央処理装置)およ
びROM、RAM等のメモリが一体化されたワンチップ
マイコンを採用しており、所定の演算。
制御を行うものである。そして、この主制御回路26の
出力側は増幅用のバッファ28を介して前記切換リレー
20のリレーコイル20Cの一端に至り、該コイル20
Gの他端はアースされている。
また、前記スタートスイッチ18の負荷側は、定電圧回
路30にも接続されており、該回路30で定電圧化が行
なわれ、図示の如(、回転制御手段6内の各構成回路へ
所望の定電圧が供給されている。
更に、前記切換リレー20のNo接点2OAの他端は、
前記警報手段8を構成するブザー32の一端及び発光ダ
イオード34のアノードへ接続されている。そして、該
発光ダイオード34のカソードは保護抵抗36を介して
、前記ブザー32の他端とともにアースに至っている。
次に、本第1実施例の動作を第2図ないし第3図に基づ
いて説明する。
まず、スタークの始動動作を第3図(1)のフローチャ
ートに基づいて説明する。
スタートスイ・ノチ18をオンにする以前は、主制御回
路26からの制御信号出力がな(オフであるから(第3
図(1)40) 、切換リレー20のNo接点2OAは
オフ(開)、NC接点20Bはオン(閉)の状態にある
(同図42)。そこで、前記スタートスイッチ18をオ
ンにする(同図44)と、スタータリレー14のリレー
コイル14Bが励磁されて接点14Aがオンになる(同
図46)。
これにより、ハフテリ10からスターティング・モータ
2の励磁回路に通電され励磁されて、該モータ2は回転
し始動トルクを発生する(同図48)。
この始動トルクはモータ・シャフトのビニオン(図示せ
ず)と、これに噛み合うフライホイール外周上のリング
ギヤ(図示せず)に伝達される。
つまり、エンジンは始動のための外力が与えられ、これ
が所定回転であれば付勢されて、エンジンは自刃で回転
することとなる。始動後は、オーパラ    □ンニン
グ・クラッチ(図示せず)の作用によりビニオンとリン
グギヤは切り離され、またスタートスイッチ18のオフ
によりスターティング・モータ2は停止するように成っ
ている。エンジン不調等で始動できないときは、再度こ
の同じ動作を行う必要がある。
更に、全体的動作を第2図ないし第3図のフローチャー
トに基づいて説明する。
前記スタートスイッチ18を投入すると、上述の如くエ
ンジン始動が試みられるとともに、回転制御手段6にも
起動が掛かる。そして、主制御回路26内のCP[Jの
時間カウンタがT=0に初期設定される(第21に50
)。一方、スターティング・モータ2の回転とともに駆
動回路4に始動電流が流れているため、ハフテリ10の
プラス側端子Bとリレー接点14Aの一端Cとの間のハ
フテリ・ケーブル12両端に、該始動電流による電圧降
下が発生する。本実施例の2サイクル船外機の場合、正
常状態におけるクランキング時の該電圧隆下■4は約0
く■、≦0.5 (V)程度である。
そこで、この電圧降下を電圧検出回路22にて検出しく
第2図52)、A/D変換器24により検出信号をディ
ジタル信号に変換し、主制御回路26へ送出する。この
主制御皿回路26内のCPUには電源オンとともに、予
め設定された手順としてのプログラムが読出されており
、入力して来るディジタル信号を演算し制御する。この
結果、必要に応じて、主制御回路26はバッファ28に
TTLレベルの制御信号を出力したり(以下、この状態
を車に「出力オン」という)、出力しない(以下、この
状態を単に「出力オフ」という)というオン・オフ制御
を行なうこととなる。
・  即ち、主制御回路26のCPUは前記電圧降下■
4がO≦V、≦0.5  CVIか否か判断する(第2
図54)。そして、もし、■4がこの範囲内にあるとす
るときは、その処理データを一時記憶しく同図56)、
初期設定から20秒経過か否がの判′Ur(以下、この
判断を単に「20秒判断」という)をする(同図58)
。まだ20秒経過していないときは、再び電圧降下V、
を検出しく同図52)、20秒経過するまで同様の処理
を繰り返すこととなる。
この「200秒判断58において、20秒経過したなら
ば、前記CPtJは直ちに該20秒間の処理データの積
算を行い(同図60)、該20秒間の内、通算15秒以
上0〈V、≦0.5  (V)か否かの判断(以下、こ
の判断を単に「155秒判断という)を行う(同図62
)。このr15秒判新判断2において、YESの場合(
通算15秒以上所定範囲内の場合)は、次に、該20秒
間の内、連続5秒間0〔■〕が続いたか否かの判断(以
下、この判断を単に「5秒判断」という)を行う (同
図64)。この「5秒判断」において、YESの場合、
スターティング・モータ2は通算15秒クランキング回
転をして駆動したが、連続5秒間の休みの為に充分冷却
しているときであるので、前記「出力オフ」の状態を維
持する。つまり、前述の如く (第3図(1)参照)、
スターティング・モータ2はスタートスイッチ18の投
入により回転可能な状態にし、再度初期設定(T = 
0 )を行う(第2図50)という上述の処理を繰り返
すこととなる。
また、前記「155秒判断62において、N。
の場合(スターティング・モータ2が停止し■6=0)
は、該モータ2を冷却させる必要が全く無いため、直ち
に「出力オフ」とし、再度同様の処理が繰り返される。
また、前記「5秒判断」64において、Noの場合(連
続5秒間の休みが無い場合)、該モータ2は過熱の為巻
線等を焼損する恐れがあるので、1分間だけ前記「出力
オン」とする(第2図68゜第3図(2)70)。
この「出力オン」の状態になると、切換リレー20のリ
レーコイル20Cが励磁され、No接点2OAがオン(
閉)、NC接点20Bがオフ(開)となる(第3図(2
)72)。この切換手段の作動により、スタータリレー
14はオフとなり (同図74)、スターティング・モ
ータ2は停止することとなる(同図76)。同時に、警
報手段8が作動するので(同図74)、ブザー32が吹
鳴し且つ発光ダイオード34が点燈する。従って、この
警報により、オペレータは冷却の必要性を認識すること
が可能となる。
そして、上記1分間の冷却が終了したならば再び「出力
オフ」としく第2図66)、オペレータの手動操作(ス
タートスイッチ18の投入)を待つこととなり、再び同
様の制御が繰り返される。
更に、前記「0≦■、≦0.5  (V)か否か」の判
断54において、NOの場合(クランキング回転に相当
する以上の始動電流が流れている)、再度rO,5<v
、≦0.8  (V)か否か」の判断78が行われる。
そして、電圧降下V、がこの範囲内にあると判断された
場合は、エンジン回転抵抗が相当に大きい場合であるの
で、あまり無理な駆動をさせずに、10秒間だけ「出力
オフ」を維持する(同図80)。つまり、この10秒間
の間だけ、スターティング・モータ2を回転させエンジ
ン始動を試みた後、直ちに前述の「1分間出力オン」と
する(同図68)。そして、この1分間冷却の後、前述
と同様に、再び「出力オフ」としく同図66)、同様の
制御が繰り返される。
一方、前記ro、5<v、≦0.8  (V)か否か」
の判断78において、Vdがこの範囲外(068〔■〕
を超えるとき)のときは、極めて回転抵抗が大きく過大
な始動電流により該モータ2焼撰の恐れがある場合であ
る。従って、この場合は無条件に「出力オン」としく第
2図82.第3図+2170 )、前述と同様に、自動
的に且つ強制的にスターティング・モータ2の回転を停
止させることとなる。
このため、オペレータの勘に依存して手動制御する場合
と異なり、確実な焼損防止が図り得る。
このように、本第1実施例では、バッテリ・ケーブル1
2の所定区間の電圧降下を検出し、この電圧降下からク
ランキング回転又は過回転に対する始動電流値を分類し
て、予め設定した手順に従って、従来にないきめ細かい
オン・オフ制御を施している。特に、長時間の連続駆動
に対しては所定の停止時間(1分間)を設け、又過負荷
に対しては自動的に停止させる等の処置を随時行うよう
設定されている。これがため、保護の徹底を図ることが
でき、耐久性が向上することとなる。
尚、本実施例において、スタータを制御するための時間
カウンタの所定間隔を20秒と設定したのは、JIS規
格の30秒の定格時間に対し、制御動作の遅れ等を考慮
し且つある程度の余裕を有しておくためであり、必ずし
もこの数値に限定するものではない。また、15秒間の
駆動時間、5秒間の休止時間、スターティング・モータ
の1分間の停止時間、及び10秒間の駆動維持時間の議
論等についても必ずしもこれに限定されるものではない
。また、電圧降下■、の分類も更に詳細に負荷状況を設
定し、よりきめ細かい制御を行うことも可能である。
(第2実施例) 次に、本発明の第2実施例を第4図ないし第5図に基づ
いて説明する。ここで、前記第1実施例と同一の構成要
素については同一符号を付す。
第4図は、本第2実施例に係る2サイクル船外機用スタ
ータの制御装置の回路構成を示す。この制御装置におい
て、スターティング・モータ2を駆動する駆動回路4お
よび異常時に警報を発する警報手段8は前述の第1実施
例と同様の構成を採用している。本第2実施例では、更
に、該モータ2の始動電流の大きさ及び該モータ2の駆
動′mm待時間検出するための分岐検出手段100を新
たに付加し、この分岐検出手段100の検出動作に付勢
されてオン・オフ制御を行う回転制御手段102の一部
には電圧比較回路とスイッチング回路とを組み合わせて
採用している。
これらを詳述すると、前記分岐検出手段100の検出端
は、ハフテリ10のプラス側端子Bとスタータリレー1
4の接点14Aの一端Cとに分岐ケーブル104で接続
されており、始動電流を分流するように成っている。そ
して、この分岐ケーブル104による分岐回路には熱に
より開閉するサーマルリレー106が介挿されている。
このサーマルリレー106は自動復帰形の接点(b接点
)106Aを有しており、また、その定格電流は図示し
ないダイヤルによって所定値に設定することができるよ
うに成っている。ここで、108は消弧用コンデンサで
ある。
また、前記分岐ケーブル104は、ハフテリケーブル1
2と比較し、115の断面積を有し且つ同一長さに設計
されている。従って、始動電流は1:4の割合で、この
分岐回路に流れることになる。
この分岐回路を設けるのは、サーマルリレーエ06に直
接、例えば100(A)もの始動電流を流すことが出来
ないためである。
また、前記サーマルリレー106の接点106Aの両端
E、  Fは、前記回転制御手段102内の抵抗109
.110の各々の一端に、並びにコンパレータ112の
非反転入力端子2反転入力端子の各々に接続されている
。このコンパレータI12の出力端子は抵抗114を介
してスイッチング用のNPN形トランジスタ116のベ
ースに接続されており、エミッタは前記抵抗109,1
10の各々の他端と共にアースに至る。一方、スタート
スイッチ18の負荷側は定電圧回路118にも至ってお
り、その出力側は前記コンパレータ112の所定電源端
子に至ると共に、リレーコイル20Cを介して前記トラ
ンジスタ116のコレクタに接続されている。
他の構成は、前述の第1実施例と同様である。
次に、本第2実施例の全体的動作を第5図に基づいて説
明する。
まず、スタートスイッチ18をオンにする以前は始動電
流もなく、従ってサーマルリレー106の接点106A
はオン(平常閉)となっている(第5図120)。この
状態では回転制御手段102は作動せず、トランジスタ
116はオフ(以下、この状態を単に「出力オフ」とい
う)である(同図122)。従って、切換リレー20の
No接点2OAはオフ、NG接点20Bはオンとなって
いる(同図124)。
そこで、スタートスイッチ18をオンにする(同図12
6)と、スタータリレー14がオンになり(同図128
)、スターティング・モータ2が回転しく同図130)
、第1実施例と同様にエンジンを始動することとなる。
このときの始動電流は、前述した1:4の比率で前記分
岐回路にも流れるので、サーマルリレー106の接点1
06Aが加熱される。そして、この加熱の程度により、
始動(始動電流の値及びその動作1!続時間)が正常か
否かの判断が成されることになる(同図132)。つま
り、設定値よりも大きな分流電流のとき及びその所定時
間より長い量分流電流が流れたとき、加熱により接点1
06Aがオフ(開)となるのである。ここで、この接点
106Aがオフになるまでは、スタートスイッチ18の
オンにもかかわらず、接点106A両端(EF間)の電
圧降下は殆ど零であるため、前記「出力オフ」の状態は
続いている。
従って、前記「始動が正常か否か」の判断132におい
て、正常と判断されると、再びスタートスイッチ18が
オンか否かの判断をしく同図134)、オンであればス
ターティング・モータ2の回転を維持しく同図130)
、エンジン始動を試みることになる。また、前記判断1
34において、始動完了等がありスタートスイッチ18
がオフであれば、該モータ2は回転を停止する(同図1
36)ことになる。このときのスタートスイッチ18の
オン・オフはオペレータの手動に依っている。
一方、前記「始動が正常か否か」の判断′132シこお
いて、Noの場合は、始動電流が所定値よりも大きいと
き又は始動動作の継続時間が長すぎ、スターティング・
モータ2を焼損等から保護する必要がある。従って、こ
の場合は、サーマルリレー106の接点部の所定過熱に
よりその接点106Aがオフとなる(第5図138)。
このオフにより、バッテリ・ケーブル12両端(バッテ
リ10のプラス端子Bとリレー接点14Aの一端Cとの
間)の電位差がコンパレータ112により比較されるこ
ととなる。
本実施例では、前記電位差が0.3(V)以上に相当す
る始動電流が流れたとき、サーマルリレー106が何ら
かの動作をするよう設定されている。
例えば、0.3(V)に相当する始動電流(クランキン
グ回転に相当する始動電流)では所定時間。
例えば20秒後にサーマルリレー106はオフとなり、
0.3(V)以上1例えば0.5(V)に相当する始動
電流では極めて短時間の内にオフとなるよう設定されて
いる。
そこで、上述の場合、コンパレータ112の非反転入力
端子の方の入力電位が反転入力端子の方よりも、上記電
位差分だけ高(なるので、コンパレータ112の出力端
子には所定のハイレヘルの出力信号が現れる。従って、
トランジスタ116のヘース電位が上がり、該トランジ
スタ116はオン(以下、この状態を単に「出力オン」
という)となり(第5図140)、リレーコイル20C
に通電される。このため、そのNO接点20Aはオン、
NC接点20Bはオフとなり(同図142)、スタータ
リレー14がオフとなる(同図144)ため、結局スタ
ーティング・モータ2が回転を停止しく同図136)す
る。即ち、過大な始動電流及び長時間駆動による過熱に
よる焼損等から、自動的に且つ強制的に保護されたこと
になる。
また、上記停止の際には、警報手段8が作動しく同図1
44)、ブザー32の吹鳴2発光ダイオード34の点灯
があるので、オペレータにその旨認識させることができ
る。そして、この停止によりサーマルリレー106が充
分冷却された後は元の状態に復帰することとなる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によると、スターティング・モー
タの駆動回路の一部を形成するバッテリ・ケーブルの所
定区間の両端に、回転制御手段を接続し、この回転制御
手段により、前記所定区間の始動電流に基づく電圧降下
を検出するとともに予め設定した手順に基づいて前記ス
ターティング・モータの回転状況を分析・判断し、しか
るのち、当該回転制御手段から必要に応じて所定の制御
信号を出力して前記スターティング・モータの励磁用通
電経路をオン・オフ制御し、該スターティング・モータ
の回転を制御する等の手法を採用したので、クランキン
グ回転数以外のときは自動的に且つ強制的にスタークを
停止させ、またクランキング回転数の場合であっても長
時間の駆動に対しては所定の停止時間を満足することに
より、停止させるというきめ細かい確実なオン・オフ制
御を施すことが可能となり、これがためスタータ保護の
徹底を図り、従って耐久性を向上させることができると
いう優れたスタータの制御方法およびその装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す一部ブロック化され
た回路構成図、第2図は第1図の動作の一部を示すフロ
ーチャート、第3図(1)は主制御回路の制御信号の「
出力オフ」の場合の動作を示すフローチャート、第3図
(2)は主制御回路の制御信号の「出力オン」の場合の
動作を示すフローチャート、第4図は本発明の第2実施
例を示す一部ブロック化された回路構成図、第5図は第
4図の全体的動作を示すフローチャートである。 2−・−スターティング・モータ、4−−−−一〜スタ
ーティング・モータの駆動回路、6 、 102−−−
−−−一回転制御手段、12−−−−−−−バッテリ・
ケーブル、14−−−−−スタータリレー、14 B−
−−−−−−スタータリレーの励磁回路としてのリレー
コイル、18−−−−−−−スタートスイッチ、20−
−−−−−一切換手段としての切換リレー、22−・・
−電圧検出部としての電圧検出回路、26−・・−主制
御部としての主制御回路、104−−分岐部材としての
分岐ケーブル、10 fl−−一分岐検出手段、106
・・−・検出部としてのサーマルリレー。 特許出願人   鈴木自動車工業株式会社第3図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、スターティング・モータの駆動回路の一部を形
    成するバッテリ・ケーブルの所定区間の両端に、回転制
    御手段を接続し、この回転制御手段により、前記所定区
    間の始動電流に基づく電圧降下を検出するとともに予め
    設定した手順に基づいて前記スターティング・モータの
    回転状況を分析・判断し、しかるのち、当該回転制御手
    段から必要に応じて所定の制御信号を出力して前記スタ
    ーティング・モータの励磁用通電経路をオン・オフ制御
    し、該スターティング・モータの回転を制御することを
    特徴とするスタータの制御方法。
  2. (2)、前記手順は、スターティング・モータを所定時
    間以上継続して回転せしめたとき、自動的且つ強制的に
    所定時間だけ回転停止させる停止時間を含む手順である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスタータ
    の制御方法。
  3. (3)、エンジン始動用スターティング・モータへの通
    電をオン・オフ制御するスタータリレーと、このスター
    タリレーの励磁回路への通電を手動にてオン・オフ制御
    するスタートスイッチとを備えたスタータの制御装置に
    おいて、 前記スターティング・モータの駆動回路の一部を形成す
    るバッテリ・ケーブルの所定区間の両端に、該所定区間
    の始動電流による電圧降下を検出する電圧検出部と、こ
    の電圧検出部からの検出信号を予め設定した手順に従っ
    て処理し且つオン・オフ制御の制御信号を出力する主制
    御部とを備えた回転制御手段を装備するとともに、 この回転制御手段からの制御信号により前記スタータリ
    レーの励磁回路を強制的にオン・オフ制御する切換手段
    を設けたことを特徴とするスタータの制御装置。
  4. (4)、エンジン始動用スターティング・モータへの通
    電をオン・オフ制御するスタータリレーと、このスター
    タリレーの励磁回路への通電を手動にてオン・オフ制御
    するスタートスイッチとを備えたスタータの制御装置に
    おいて、 前記スターチインク・モータの駆動回路の一部を形成し
    所定径を有するバッテリ・ケーブルの所定区間の両端に
    、始動電流を分流する分岐部材と、この分岐部材間に介
    挿された始動電流検出用の検出部とを有する分岐検出手
    段を装備するとともに、この分岐検出手段からの検出情
    報を予め設定した手順に従って処理し且つオン・オフ制
    御の制御信号を出力する回転制御手段と、この回転制御
    手段からの制御信号により前記スタータリレーの励磁回
    路を強制的にオン・オフ制御する切換手段とを設けたこ
    とを特徴とするスタータの制御装置。
  5. (5)、前記分岐部材として、前記バッテリ・ケーブル
    の所定径よりも小さい径の分岐ケーブルを使用したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のスタータの制
    御装置。
  6. (6)、前記検出部として、所定加熱により接点を開閉
    するサーマルリレーを採用したことを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載のスタータの制御装置。
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