JPH04261912A - アンカー - Google Patents
アンカーInfo
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- JPH04261912A JPH04261912A JP4442691A JP4442691A JPH04261912A JP H04261912 A JPH04261912 A JP H04261912A JP 4442691 A JP4442691 A JP 4442691A JP 4442691 A JP4442691 A JP 4442691A JP H04261912 A JPH04261912 A JP H04261912A
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- JP
- Japan
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- sheath
- sheaths
- synthetic resin
- anchor
- deformed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアンカーに関するもの
であり、特に耐腐蝕性が高く、酸性土壌での施工におい
ても信頼性が高い、高性能のアンカーに関するものであ
る。
であり、特に耐腐蝕性が高く、酸性土壌での施工におい
ても信頼性が高い、高性能のアンカーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】PCストランド等のアンカーの引張材を
保護し、定着力を得るために、引張材の定着部の外周を
鋼製の異形シースによって覆い、異形シースの中にはセ
ンメント系硬化材を充填する技術が採用されていた。酸
性土壌から出た水が引張材に達するのを鋼製異形シース
によって防ぎ、更に内部のセメント系硬化材によって引
張材を保護するものである。
保護し、定着力を得るために、引張材の定着部の外周を
鋼製の異形シースによって覆い、異形シースの中にはセ
ンメント系硬化材を充填する技術が採用されていた。酸
性土壌から出た水が引張材に達するのを鋼製異形シース
によって防ぎ、更に内部のセメント系硬化材によって引
張材を保護するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際は、鋼製の
異形シースが施工時に破損して水が内側に通り抜けるこ
とができるような穴が生じてしまうことがあった。また
引張材に引っ張り力を与えると異形シース内の硬化材に
クラックが生じて、この穴を通り抜けた水がクラックを
辿って引張材に達することがあった。この水は引張材の
腐蝕を招き、引張材の破断を生じさせることがあった。
異形シースが施工時に破損して水が内側に通り抜けるこ
とができるような穴が生じてしまうことがあった。また
引張材に引っ張り力を与えると異形シース内の硬化材に
クラックが生じて、この穴を通り抜けた水がクラックを
辿って引張材に達することがあった。この水は引張材の
腐蝕を招き、引張材の破断を生じさせることがあった。
【0004】このように確認することが不可能な異形シ
ースの破損によって、引張材の破断という事態が引き起
こされる可能性があり、例え何等かの事情によって異形
シースに破損が生じても、内部に水を侵入させないアン
カーの開発が望まれていた。
ースの破損によって、引張材の破断という事態が引き起
こされる可能性があり、例え何等かの事情によって異形
シースに破損が生じても、内部に水を侵入させないアン
カーの開発が望まれていた。
【0005】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、耐腐蝕性が高く、信頼性が高い、
高性能のアンカーを提供することを目的とする。
めになされたもので、耐腐蝕性が高く、信頼性が高い、
高性能のアンカーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるアンカ
ーは、引張材の定着長部を覆う異形シースを多重にする
ものである。異形シースは様々な材質のものが採用でき
るが、最内側に配したシースを鋼製シースとした場合、
外側のシースは合成樹脂製のシースとすることができる
。逆に最外側のシースをステンレスシースとした場合、
その内側のシースを合成樹脂製とすることができる。ま
た全てのシースを鋼製とすることも可能である。 この多重のシース間の間隙に合成樹脂系硬化材を充填す
る。合成樹脂系硬化材としてはエポキシ樹脂が採用でき
る。
ーは、引張材の定着長部を覆う異形シースを多重にする
ものである。異形シースは様々な材質のものが採用でき
るが、最内側に配したシースを鋼製シースとした場合、
外側のシースは合成樹脂製のシースとすることができる
。逆に最外側のシースをステンレスシースとした場合、
その内側のシースを合成樹脂製とすることができる。ま
た全てのシースを鋼製とすることも可能である。 この多重のシース間の間隙に合成樹脂系硬化材を充填す
る。合成樹脂系硬化材としてはエポキシ樹脂が採用でき
る。
【0007】多重にしたシースが破損しても、中に充填
した合成樹脂系硬化材は伸縮力が大きく、シースの伸び
に追随して伸びるため、シースに生じた穴を合成樹脂硬
化材が塞ぎ、水が内側に至るのを防ぐ。
した合成樹脂系硬化材は伸縮力が大きく、シースの伸び
に追随して伸びるため、シースに生じた穴を合成樹脂硬
化材が塞ぎ、水が内側に至るのを防ぐ。
【0008】多重にしたシースの間隙には、合成樹脂系
硬化材と細骨材を混入して充填してもよい。細骨材とし
ては、荒めの砂、スチールボール等が採用できる。この
ように細骨材を採用することによって材料費を安価に押
さえることができる。
硬化材と細骨材を混入して充填してもよい。細骨材とし
ては、荒めの砂、スチールボール等が採用できる。この
ように細骨材を採用することによって材料費を安価に押
さえることができる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を
詳細に説明する。図において1は引張材であって、実施
例ではPCストランドが使用されている。この引張材1
の自由長部Aはアンボンドタイプとなっており、ポリエ
チレンシース2の中に通してある。この複数本の引張材
1の自由長部Aは合成樹脂製のストレートシース3に通
してある。引張材1の定着長部Bは剥きだしのまま、多
重にした異形シース4・5の中に通してある。異形とは
、シースの外形を波型に屈曲形成した意であり、実施例
では全長に連続するねじ山状に屈曲形成されている。 したがって径の小さなシースを外側のシース中にねじ込
むようにして、容易に多重化できる。
詳細に説明する。図において1は引張材であって、実施
例ではPCストランドが使用されている。この引張材1
の自由長部Aはアンボンドタイプとなっており、ポリエ
チレンシース2の中に通してある。この複数本の引張材
1の自由長部Aは合成樹脂製のストレートシース3に通
してある。引張材1の定着長部Bは剥きだしのまま、多
重にした異形シース4・5の中に通してある。異形とは
、シースの外形を波型に屈曲形成した意であり、実施例
では全長に連続するねじ山状に屈曲形成されている。 したがって径の小さなシースを外側のシース中にねじ込
むようにして、容易に多重化できる。
【0010】実施例では異形シース4・5のように二重
にしたが、この異形シース4・5の材質は任意に選択で
き、双方とも鋼製としてもよいが、外側をステンレスシ
ースにして内側を合成樹脂シースにしてもよい。また外
側を合成樹脂シースとして内側を鋼製シースにすること
も可能である。
にしたが、この異形シース4・5の材質は任意に選択で
き、双方とも鋼製としてもよいが、外側をステンレスシ
ースにして内側を合成樹脂シースにしてもよい。また外
側を合成樹脂シースとして内側を鋼製シースにすること
も可能である。
【0011】二重にした異形シース間の間隙に合成樹脂
系硬化材6を充填する。実施例では合成樹脂系硬化材と
してエポキシ樹脂が使用されている。また合成樹脂硬化
材6のみではなく、細骨材を混入してもよい。細骨材と
しては粗めの砂、スチールボールが採用できる。細骨材
によって樹脂系硬化材6の使用量を少なくでき、安価な
施工を可能とする。
系硬化材6を充填する。実施例では合成樹脂系硬化材と
してエポキシ樹脂が使用されている。また合成樹脂硬化
材6のみではなく、細骨材を混入してもよい。細骨材と
しては粗めの砂、スチールボールが採用できる。細骨材
によって樹脂系硬化材6の使用量を少なくでき、安価な
施工を可能とする。
【0012】ストレートシース3と異形シース4・5の
間をブローンアスファルト等の止水材7によって仕切り
、掘削孔8内に挿入する。シース3・4の内側と掘削孔
8との間隙に、セメントペースト等の硬化材9を充填し
てアンカーを定着する。
間をブローンアスファルト等の止水材7によって仕切り
、掘削孔8内に挿入する。シース3・4の内側と掘削孔
8との間隙に、セメントペースト等の硬化材9を充填し
てアンカーを定着する。
【0013】定着部Bの異形シース5が施工中不測事態
により、または引っ張り荷重などにより破損しても、図
2のように内側の合成樹脂系硬化材6は伸縮力が大きく
、伸びに追随して伸びるため、外側の異形シース5の穴
を塞ぎ、水が内側に浸入するのを防ぐ。またシース4・
5が二重となっているので、内側シース4内に注入され
たセメントペーストグラウトとアンカー引張材1の拘束
効果が著しく向上して、付着強度も著しく向上した試験
結果が得られており、その結果はいずれも2倍以上の拘
束効果、即、付着効果の増強が見られた。
により、または引っ張り荷重などにより破損しても、図
2のように内側の合成樹脂系硬化材6は伸縮力が大きく
、伸びに追随して伸びるため、外側の異形シース5の穴
を塞ぎ、水が内側に浸入するのを防ぐ。またシース4・
5が二重となっているので、内側シース4内に注入され
たセメントペーストグラウトとアンカー引張材1の拘束
効果が著しく向上して、付着強度も著しく向上した試験
結果が得られており、その結果はいずれも2倍以上の拘
束効果、即、付着効果の増強が見られた。
【0014】以上の実施例では自由長部Aのシース3と
定着部Bのシース4・5を別個のものとしたが、本発明
の趣旨は少なくとも定着部Bを多重にするという意であ
り、自由長部Aと定着部Bの全長に多重のシースを採用
してもよい。
定着部Bのシース4・5を別個のものとしたが、本発明
の趣旨は少なくとも定着部Bを多重にするという意であ
り、自由長部Aと定着部Bの全長に多重のシースを採用
してもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、引
張材の定着部を覆うシースを多重とし、シース間の間隙
に合成樹脂系硬化材を充填したため、シースが破損して
も合成樹脂系硬化材が伸びに追随して穴が生じるのを防
ぎ、水が内側に浸入するのを防止する。また合成樹脂系
硬化材に細骨材を混入するもとにより、材料費を安価に
することができる。また、二重シースの使用により、安
価でありながらアンカーグラウト注入材とアンカー引張
材との付着強度が著しく向上した。
張材の定着部を覆うシースを多重とし、シース間の間隙
に合成樹脂系硬化材を充填したため、シースが破損して
も合成樹脂系硬化材が伸びに追随して穴が生じるのを防
ぎ、水が内側に浸入するのを防止する。また合成樹脂系
硬化材に細骨材を混入するもとにより、材料費を安価に
することができる。また、二重シースの使用により、安
価でありながらアンカーグラウト注入材とアンカー引張
材との付着強度が著しく向上した。
【図1】この発明にかかるアンカーの一部断面図である
。
。
【図2】その一部拡大図である。
【図3】アンカーの全体図である
1 引張材
2 アンボンドシース
3 ストレートシース
4・5 異形シース
6 合成樹脂系硬化材
7 止水材
8 掘削孔
9 硬化材
Claims (8)
- 【請求項1】 引張材の定着長部の周囲を多重にした
異形シースによって覆い、この多重にした異形シース間
の間隙に合成樹脂系硬化材を充填してなるアンカー。 - 【請求項2】 引張材の定着長部の周囲を多重にした
異形シースによって覆い、この多重にした異形シース間
の間隙に細骨材と合成樹脂系硬化材を充填してなるアン
カー。 - 【請求項3】 多重にした異形シースのうち、最内側
となるシースは鋼製シースとし、その外側に配するシー
スは合成樹脂製シースとしたことを特徴とする請求項1
または2記載のアンカー。 - 【請求項4】 多重にした異形シースのうち、最外側
となるシースはステンレスシースとし、その内側に配す
るシースは合成樹脂製シースとしたことを特徴とする請
求項1または2記載のアンカー。 - 【請求項5】 多重にした異形シースは全て鋼製異形
シースとしたことを特徴とする請求項1または2記載の
アンカー。 - 【請求項6】 合成樹脂系硬化材としてエポキシ樹脂
を使用したことを特徴とする請求項1または2記載のア
ンカー。 - 【請求項7】 細骨材として砂を採用したことを特徴
とする請求項2記載のアンカー。 - 【請求項8】 細骨材としてスチールボールを採用し
たことを特徴とする請求項2記載のアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044426A JPH0733662B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044426A JPH0733662B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | アンカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261912A true JPH04261912A (ja) | 1992-09-17 |
JPH0733662B2 JPH0733662B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12691167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3044426A Expired - Lifetime JPH0733662B2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733662B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5845742U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-28 | 新構造技術株式会社 | 除去アンカ− |
JPS58119206U (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-13 | デイエツクスアンテナ株式会社 | パラボラアンテナの着雪防止装置 |
JPS63130821A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | Taisei Corp | アンカ−ケ−ブルの構造 |
JPH02194214A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-07-31 | Taisei Corp | 複合アンカーによる法面保護工法 |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP3044426A patent/JPH0733662B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5845742U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-28 | 新構造技術株式会社 | 除去アンカ− |
JPS58119206U (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-13 | デイエツクスアンテナ株式会社 | パラボラアンテナの着雪防止装置 |
JPS63130821A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | Taisei Corp | アンカ−ケ−ブルの構造 |
JPH02194214A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-07-31 | Taisei Corp | 複合アンカーによる法面保護工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0733662B2 (ja) | 1995-04-12 |
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