JPH04261062A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH04261062A
JPH04261062A JP3003368A JP336891A JPH04261062A JP H04261062 A JPH04261062 A JP H04261062A JP 3003368 A JP3003368 A JP 3003368A JP 336891 A JP336891 A JP 336891A JP H04261062 A JPH04261062 A JP H04261062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
mos transistor
conductive layer
gate electrode
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3003368A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sakamoto
治 坂本
Kazuhito To
塘 一仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3003368A priority Critical patent/JPH04261062A/ja
Publication of JPH04261062A publication Critical patent/JPH04261062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に係り、例
えば相補型MOS電界効果トランジスタで構成されたメ
モリセルを備えたスタティック型半導体記憶装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スタティック型半導体記憶装置(以下、
SRAMと略す)のメモリセルには、4個のnチャネル
MOS電界効果トランジスタ(以下、nMOSTと略す
)と2個の負荷用高抵抗より構成される高抵抗負荷型メ
モリセルと、4個のnMOSTと2個の負荷用Pチャネ
ルMOS電界効果トランジスタ(以下、PMOSUTと
略す)より構成される相補型メモリセル(以下、CMO
S型メモリセルと略す)がある。
【0003】高抵抗負荷型メモリセルの場合には、デー
タ保持の安定性に欠けるという欠点はあるが、半導体基
板の一主面に4個のnMOSTを形成し、これらnMO
ST上に2個の高抵抗を積層して形成するため、メモリ
セルの面積を小さくできるという特徴がある。一方、C
MOS型メモリセルの場合には、データ保持の安定性に
は優れているが、半導体基板の一主面に4個のnMOS
Tと2個のPMOSTを形成するため、メモリセルの面
積が高抵抗負荷型メモリセルに比べて大きくなり高集積
化には適さないという欠点があった。このため、高集積
化には不向きというCMOS型メモリセルの欠点を解消
し、高抵抗負荷型メモリセルと同一面積に抑えるべく、
半導体基板の一主面に形成された4個のnMOST上に
薄膜トランジスタ(以下、TFTと略す)を用いた負荷
用PMOSTを積層して形成したCMOS型メモリセル
が開発されている。
【0004】図10は例えば電子情報通信学会技術研究
報告Vol.90,No.48,p.7−13 に示さ
れたCMOS型メモリセルの等価回路図であり、図11
ないし図13はTFTを用いた負荷用PMOST(以下
、PTFTと略す)を備えたCMOS型メモリセルを示
す平面図である。
【0005】図10において、負荷用PTFTQp1と
駆動用nMOSTQn1がCMOS型インバータQc1
を形成し、負荷用PTFTQp2と駆動用nMOSTQ
n2がCMOS型インバータQc2を形成し、CMOS
型インバータQc1のゲート電極をCMOS型インバー
タQc2のドレインD2 に、CMOS型インバータQ
c2のゲート電極をCMOS型インバータQc1のドレ
インD1 に互いに交差接続してフリップフロップ回路
を構成している。負荷用PTFTQp1,Qp2のソー
スは各々電源入力ノードVcc に、駆動用nMOST
Qn1,Qn2のソースは各々接地ノードGNDに接続
される。CMOS型インバータQc1のドレインD1 
には転送用nMOSTQn3が、CMOS型インバータ
Qc2のドレインD2 には転送用nMOSTQn4が
接続される。転送用nMOSTQn3のドレインにはビ
ット線BLが、転送用nMOSTQn4のドレインには
ビット線バーBLが接続され、さらに転送用nMOST
Qn3,Qn4のゲート電極は各々ワード線WLに接続
される。
【0006】図11ないし図13において、半導体基板
の一主面に形成された4個のnMOSTを図11に、こ
の4個のnMOST上に形成された2個のPTFTを図
12に、図11と図12を重ね合わせた平面図を図13
に示す。図11ないし図13において、駆動用nMOS
TQn1はn+ 型ソース領域Sn1とn+ 型ドレイ
ン領域Dn1及びゲート電極Gn1より構成され、駆動
用nMOSTQn2はn+ 型ソース領域Sn2とn+
 型ドレイン領域Dn2及びゲート電極Gn2より構成
される。転送用nMOSTQn3はn+ 型ソース領域
Sn3とn+ 型ドレイン領域Dn3及びゲート電極G
n3より構成され、転送用nMOSTQn4はn+ 型
ソース領域Sn4とn+ 型ドレイン領域Dn4及びゲ
ート電極Gn4より構成される。負荷用PTFTQp1
はP+ 型ソース領域Sp1とP+ 型ドレイン領域D
p1とチャネル領域Cp1及びゲート電極Gp1より構
成され、負荷用PTFTQp2はP+ 型ソース領域S
p2とP+ 型ドレイン領域Dp2とチャネル領域Cp
2及びゲート電極Gp2より構成される。CL1 は負
荷用PTFTQp1のP+ 型ドレイン領域Dp1を転
送用nMOSTQn3のn+ 型ソース領域Sn3及び
駆動用nMOSTQn2のゲート電極Gn2に電気的に
接続させるための導電層であると同時に、負荷用PTF
TQp2のゲート電極Gp2をも構成している。CL2
 は負荷用PTFTQp2のP+ 型ドレイン領域Dp
2を転送用nMOSTQn4のn+ 型ソース領域Sn
4及び駆動用nMOSTQn1のゲート電極Gn1に電
気的に接続させるための導電層である。なお、CH1 
は導電層CL1 を転送用nMOSTQn3のn+ 型
ソース領域Sn3及び駆動用nMOSTQn2のゲート
電極Gn2に接続させるためのコンタクトホール、CH
2 は導電層CL2 を転送用nMOSTQn4のn+
 型ソース領域Sn4及び駆動用nMOSTQn1のゲ
ート電極Gn1に接続させるためのコンタクトホール、
CH3 は負荷用PTFTQp1のゲート電極Gp1を
駆動用nMOSTQn2のn+ 型ドレイン領域Dn2
及び駆動用nMOSTQn1のゲート電極Gn1に接続
させるためのコンタクトホールである。
【0007】図14は図13のV−V線に沿う断面図で
ある。図14において、1はn型シリコン半導体基板、
2は前記n型シリコン半導体基板1内に形成されたP型
ウェル領域、3は前記n型シリコン半導体基板1の一主
面に形成されたフィールド酸化膜、4はこのフィールド
酸化膜3により分離された島状領域に形成された転送用
nMOSTQn3のn+ 型ソース領域Sn3、5は前
記フィールド酸化膜3により分離された島状領域に形成
された転送用nMOSTQn3のn+ 型ドレイン領域
Dn3、6は駆動用nMOSTQn2のn+ 型ソース
領域Sn2(図14には図示せず)と駆動用nMOST
Qn2のn+ 型ドレイン領域Dn2(図14には図示
せず)との間上に形成された駆動用nMOSTQn2の
ゲート酸化膜、7は前記転送用nMOSTQn3のn+
 型ソース領域Sn34と前記転送用nMOSTQn3
のn+ 型ドレイン領域Dn35との間上に形成された
転送用nMOSTQn3のゲート酸化膜、8は前記駆動
用nMOSTQn2のゲート酸化膜6上に形成された第
1のn型ポリシリコン層から成る駆動用nMOSTQn
2のゲート電極Gn2、9は前記転送用nMOSTQn
3のゲート酸化膜7上に形成された第1のn型ポリシリ
コン層から成る転送用nMOSTQn3のゲート電極G
n3、10は前記フィールド酸化膜3の一部に接し、前
記駆動用nMOSTQn2のゲート電極Gn28を被覆
して形成された第1の層間酸化膜、11は前記転送用n
MOSTQn3のn+ 型ソース領域Sn34の一部及
び前記転送用nMOSTQn3のn+ 型ドレイン領域
Dn35の一部に接し、前記転送用nMOSTQn3の
ゲート電極Gn39を被覆して形成された第1の層間酸
化膜、12は前記転送用nMOSTQn3のn+ 型ソ
ース領域Sn34の一部に接し、前記駆動用nMOST
Qn2のゲート電極Gn28の側面に形成された酸化膜
側壁、13は前記転送用nMOSTQn3のn+ 型ソ
ース領域Sn34の表面及び前記駆動用nMOSTQn
2のゲート電極Gn28の表面に開口されたコンタクト
ホールCH1 、14はこのコンタクトホールCH1 
13を介して前記転送用nMOSTQn3のn+ 型ソ
ース領域Sn34の一部及び前記駆動用nMOSTQn
2のゲート電極Gn28の一部に接し電気的に接続され
、一方が前記第1の層間酸化膜10上にまで、他方が前
記第1の層間酸化膜11上にまで延在して形成された第
2のn型ポリシリコン層から成る導電層CL、15は前
記第1の層間酸化膜10上に形成された第2のn型ポリ
シリコン層から成るPTFTQp1のゲート電極Gn1
、16は前記第1の層間酸化膜11の一部に接し、前記
導電層CL14の表面上の一部に形成された膜厚250
 Åの第2の層間酸化膜、17は前記第1の層間酸化膜
10の一部に接し、前記導電層CL14の表面上の一部
及び前記PTFTQp1のゲート電極Gp115の表面
上に形成され、PTFTQp1のゲート酸化膜を構成す
る膜厚250 Åの第2の層間酸化膜、18は前記導電
層CL14の表面に開口されたコンタクトホールCH0
 、19はこのコンタクトホールCH0 18を介して
前記導電層CL14の表面上の一部に形成されたチタン
シリサイド膜、20は前記第1の層間酸化膜10及び前
記導電層CL14の表面に前記第2の層間酸化膜16,
17を介して対向して形成され、前記チタンシリサイド
膜19を介して前記導電層CL14と電気的に接続され
た膜厚200 ÅのP型ポリシリコン層から成るPTF
TQp1のP+ 型ドレイン領域Dp1、21は前記第
1の層間酸化膜10に前記第2の層間酸化膜17を介し
て対向して形成された膜厚200 ÅのP型ポリシリコ
ン層から成るPTFTQp1のP+ 型ソース領域Sp
1、22は前記PTFTQp1のゲート電極Gp115
の表面に前記第2の層間酸化膜17を介して対向して形
成された膜厚200ÅのP型ポリシリコン層から成るチ
ャネル長1.6 μm,チャネル幅0.6 μmのPT
FTQp1のチャネル領域Cp1、23は前記n型シリ
コン半導体基板1の一主面上前面に形成された酸化膜で
ある。
【0008】従来のCMOS型メモリセルは上記のよう
に構成され、駆動用nMOSTQn2及び転送用nMO
STQn3の上部に第1の層間酸化膜10,11を介し
てPTFTQp1を積層しているので、メモリセルの面
積を高抵抗負荷型メモリセルと同一面積に抑えることが
できる。
【0009】また、PTFTQp1のP+ 型ドレイン
領域Dp120がチタンシリサイド膜19を介して第2
のn型ポリシリコン層から成る導電層CL14と電気的
に接続されるので、PTFTQp1のP+ 型ドレイン
領域Dp120と導電層CL14とはPn接合ではなく
オーミック接合で接続される。ゆえに、Pn接合部で生
じる電圧降下によりメモリセルに供給される電圧が低下
し、データを不安定な状態で保持することはなくなり、
安定した状態でメモリセルを動作させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な従来のメモリセルでは、PTFTQp1のP+ 型ド
レイン領域Dp120と導電層CL14は、導電層CL
14の窪んだ部分において重なり合うことになるので、
この窪んだ部分にコンタクトホールCH0 18を形成
する必要があった。しかしながら、P型ポリシリコン層
から成るPTFTQp1のP+ 型ドレイン領域Dp1
20の膜厚が200 Åと非常に薄いために、コンタク
トホールCH0 18内部の深く窪んだ部分においてP
TFTQp1のP+ 型ドレイン領域Dp120の被覆
性が悪くなり、断線を引き起こす。このため、PTFT
Qp1のP+ 型ドレイン領域Dp120がチタンシリ
サイド膜19を介して導電層CL14と電気的に確実に
接続されなくなり、信頼性を低下させるという問題点が
あった。
【0011】また、PTFTQp1のP+ 型ドレイン
領域Dp120の形成後、このPTFTQp1のP+ 
型ドレイン領域Dp120の上部に積層されたホトレジ
ストを除去しなければならないが、コンタクトホールC
H0 18内部の深く窪んだ部分に積層されたホトレジ
ストを除去するには非常に精度の高いエッチング工程が
必要であり、製造上技術的な困難を伴うという問題点が
あった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ソース・ドレイン領域として膜
厚1000Å以下のポリシリコン層を用いて形成した薄
膜トランジスタを用いた負荷用MOS電界効果トランジ
スタの一方のソース・ドレイン領域の断線に起因する信
頼性の低下を抑制できる半導体装置を製造容易にして得
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半導体基板の一主面にチャネル領域を介して設け
た一組のソース・ドレイン領域と、チャネル領域上のゲ
ート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有した第
1のMOSトランジスタ、半導体基板の一主面上及び第
1のMOSトランジスタ上に形成された層間絶縁膜、層
間絶縁膜上に形成され、チャネル領域を介して設けた一
組のソース・ドレイン領域と、チャネル領域とゲート絶
縁膜を介して対向して形成されたゲート電極とを有した
第2のMOSTトランジスタ、層間絶縁膜に形成された
コンタクトホールを介して第1のMOSトランジスタの
一方のソース・ドレイン領域に電気的に接続され、かつ
、コンタクトホールに凹部を有するとともに層間絶縁膜
上に延在して形成された導電層、導電層の凹部内に埋め
込まれ、かつ、平坦面を有し、この平坦面にて第2のM
OSトランジスタの一方のソース・ドレイン領域と電気
的に接続された埋め込み導電層を備えたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成された半導体装置においては
、第2のMOSトランジスタの一方のソース・ドレイン
領域が埋め込み導電層の平坦面に接続して形成され、被
覆性の悪化による第2のMOSトランジスタの一方のソ
ース・ドレイン領域の断線を防止せしめる。
【0015】また、導電層の凹部内に埋め込み導電層が
形成され、導電層の凹部内でのエッチングを不要にせし
める。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の1実施例を示す
断面図である。図において、24はコンタクトホールC
H0 18内部に自己整合的に形成された埋め込み導電
層で、この実施例ではタングステンプラグを用いている
【0017】次に、上記のように構成されたCMOS型
メモリセルの製造工程を図2ないし図9を用いて説明す
る。
【0018】まず、図2に示すように、濃度3.0 ×
1014cm−3,比抵抗10〜40Ω・cmのn型シ
リコン半導体基板1の一主面に、加速電圧100 Ke
V ,ドーズ量2.3 ×1012cm−2の条件でボ
ロンのイオン注入を行い、P型ウェル領域2を形成する
。続いて、n型シリコン半導体基板1の一主面にLOC
OS(Local Oxidation of Sil
icon)法により選択的に酸化を行い、フィールド酸
化膜3を形成する。
【0019】次に、図3に示すように、n型シリコン半
導体基板1の一主面全面に熱酸化法により膜厚150 
Åの熱酸化膜25、減圧CVD法により膜厚2000Å
の砒素の添加された第1のn型ポリシリコン層26、お
よびポジ型ホトレジスト27を順に積層する。
【0020】次に、図4に示すように、駆動用nMOS
TQn2のゲート電極Gn2及び転送用nMOSTQn
3のゲート電極Gn3を形成する領域上にポジ型ホトレ
ジスト27のパターンが残るように、ポジ型ホトレジス
ト27を写真蝕刻法によりパターニングする。続いて、
ポジ型ホトレジスト27のパターンを用いて反応性イオ
ンエッチング(異方性)により第1のn型ポリシリコン
層26及び熱酸化膜25のパターニングを行い、駆動用
nMOSTQn2のゲート電極Gn28とゲート酸化膜
6及び転送用nMOSTQn3のゲート電極Gn39と
ゲート酸化膜7を形成する。さらに、ポジ型ホトレジス
ト27のパターンを除去した後、駆動用nMOSTQn
2のゲート電極Gn28と転送用nMOSTQn3のゲ
ート電極Gn39及びフィールド酸化膜3をマスクにし
てn型シリコン半導体基板1の一主面に、駆動用nMO
STQn2のゲート電極Gn28及び転送用nMOST
Qn3のゲート電極Gn39と自己整合的に加速電圧5
0KeV ,ドーズ量2.0 ×1015cm−2の条
件で砒素のイオン注入を行い、駆動用nMOSTQn2
のn+ 型ソース領域Sn2と駆動用nMOSTQn2
のn+ 型ドレイン領域Dn2及び転送用nMOSTQ
n3のn+ 型ソース領域Sn34と転送用nMOST
Qn3のn+ 型ドレイン領域Dn35を形成する。
【0021】次に、図5に示すように、n型シリコン半
導体基板1の一主面上全面に減圧CVD法により酸化膜
を形成する。続いて、転送用nMOSTQn3のn+ 
型ソース領域Sn34上の一部に形成された酸化膜及び
駆動用nMOSTQn2のゲート電極Gn28上の一部
に形成された酸化膜を反応性イオンエッチング(異方性
)により除去し、転送用nMOSTQn3のn+ 型ソ
ース領域Sn34の表面及び駆動用nMOSTQn2の
ゲート電極Gn28の表面を露出すると、コンタクトホ
ールCH1 13が形成される。この時、除去せずに残
された酸化膜は第1の層間酸化膜10,11を形成し、
また、駆動用nMOSTQn2のゲート電極Gn28の
側面に酸化膜側壁12を形成する。さらに、n型シリコ
ン半導体基板1の一主面上全面に減圧CVD法により膜
厚2000Åの砒素の添加された第2のn型ポリシリコ
ン層を形成する。続いて、この第2のn型ポリシリコン
層の一部がコンタクトホールCH1 13を介して転送
用nMOSTQn3のn+ 型ソース領域Sn34及び
駆動用nMOSTQn2のゲート電極Gn28と接続さ
れ、一方が第1の層間酸化膜10上にまで、他方が第1
の層間酸化膜11上にまで延在して残るように、また、
他の一部が第1の層間酸化膜10上に残るようにエッチ
ングを行い、導電層CL14及びPTFTQp1のゲー
ト電極Gp115を形成する。
【0022】次に、図6に示すように、n型シリコン半
導体基板1の一主面上全面に減圧CVD法により膜厚2
50 Åの酸化膜を形成する。続いて、導電層CL14
の窪んだ部分に形成された酸化膜をエッチングにより除
去し、導電層CL14の表面を露出すると、コンタクト
ホールCH0 18が形成される。この時、除去せずに
残された酸化膜は第1の層間酸化膜11の一部に接し、
導電層CL14の表面上の一部に第2の層間酸化膜16
を形成し、また、第1の層間酸化膜10の一部に接し、
導電層CL14の表面上の一部及びPTFTQp1のゲ
ート電極Gp115の表面上にPTFTQp1のゲート
酸化膜を構成する第2の層間酸化膜17を形成する。さ
らに、コンタクトホールCH0 18内部、すなわち、
導電層CL14の表面の露出した部分に選択CVD法に
より自己整合的にタングステンを堆積し、表面の平坦な
タングステンプラグ24を形成する。
【0023】次に、図7に示すように、n型シリコン半
導体基板1の一主面上全面に減圧CVD法により膜厚2
00 Åの薄膜ポリシリコン層、ポジ型ホトレジストを
順に積層する。続いて、第1の層間酸化膜11に接する
第2の層間酸化膜16の上部に形成されたポジ型ホトレ
ジストをエッチングにより除去すると、レジストパター
ン28が形成される。さらに、このレジストパターン2
8を用いてエッチングにより薄膜ポリシリコン層のパタ
ーニングを行い、薄膜ポリシリコン層部29を形成する
【0024】次に、図8に示すように、レジストパター
ン28の一部をエッチングにより除去し、PTFTQp
1のゲート電極Gp115上に第2の層間酸化膜17及
び薄膜ポリシリコン層部29を介して長さ1.6 μm
,幅0.6 μmのレジストパターン30を形成する。 続いて、このレジストパターン30をマスクにして、薄
膜ポリシリコン層部29の表面に加速電圧3KeV ,
ドーズ量2.0 ×1014cm−2の条件でBF2 
のイオン注入を行い、PTFTQp1のP+ 型ドレイ
ン領域Dp120及びPTFTQp1のP+ 型ソース
領域Sp121を形成する。この時、BF2 の注入さ
れないレジストパターン30の下部に位置する薄膜ポリ
シリコン層部29には、チャネル長1.6 μm,チャ
ネル幅0.6 μmのPTFTQp1のチャネル領域C
p122が形成される。
【0025】その後、図9に示すように、レジストパタ
ーン30を除去した後、n型シリコン半導体基板1の一
主面上全面にCVD法により酸化膜23を形成すると、
PTFTを備えたCMOS型メモリセルが完成する。
【0026】上記のように構成された半導体装置におい
ては、PTFTQp1のP+ 型ドレイン領域Dp12
0がコンタクトホールCH0 18内部に形成されたタ
ングステンプラグ24の平坦面に接続されるので、P+
 型ドレイン領域Dp120を形成するための薄膜ポリ
シリコン層の膜厚が薄い(200 Å)場合でもPTF
TQp1のP+ 型ドレイン領域Dp120の被覆性が
悪化することはなく、断線を引き起こすことはない。ゆ
えに、PTFTQp1のP+ 型ドレイン領域Dp12
0はタングステンプラグ24を介して導電層CL14と
電気的に確実に接続され、信頼性の高い半導体装置を得
ることができる。
【0027】また、コンタクトホールCH0 18内部
にタングステンを堆積しタングステンプラグ24を形成
するので、コンタクトホールCH0 18内部でのホト
レジストの除去は不要になる。ゆえに、精度の高いエッ
チング工程を施すことなく、PTFTQp1のP+ 型
ドレイン領域Dp120の上部に積層されるホトレジス
トを除去でき、半導体装置を製造容易にして簡単に形成
できる。
【0028】実施例2.なお、上記実施例においては、
埋め込み導電層としてコンタクトホールCH018内部
にタングステンを堆積したものを示したが、モリブデン
やタンタル、チタン、白金、銅等の金属を堆積したとし
ても、上記実施例と同様の効果を得られるものである。
【0029】実施例3.また、上記実施例においては、
埋め込み導電層としてコンタクトホールCH018内部
にタングステンを堆積したものを示したが、タングステ
ンシリサイドやモリブデンシリサイド、タンタルシリサ
イド、チタンシリサイド等のシリサイド金属を堆積した
としても、上記実施例と同様の効果を得られるものであ
る。
【0030】
【発明の効果】この発明は以上述べたように、半導体基
板の一主面にチャネル領域を介して設けた一組のソース
・ドレイン領域と、チャネル領域上のゲート絶縁膜を介
して形成されたゲート電極とを有した第1のMOSトラ
ンジスタ、半導体基板の一主面上及び第1のMOSトラ
ンジスタ上に形成された層間絶縁膜、層間絶縁膜上に形
成され、チャネル領域を介して設けた一組のソース・ド
レイン領域と、チャネル領域とゲート絶縁膜を介して対
向して形成されたゲート電極とを有した第2のMOSト
ランジスタ、層間絶縁膜に形成されたコンタクトホール
を介して第1のMOSトランジスタの一方のソース・ド
レイン領域に電気的に接続され、かつ、コンタクトホー
ルに凹部を有するとともに層間絶縁膜上に延在して形成
された導電層、導電層の凹部内に埋め込まれ、かつ、平
坦面を有し、この平坦面にて第2のMOSトランジスタ
の一方のソース・ドレイン領域と電気的に接続された埋
め込み導電層を備えたので、被覆性の悪化による第2の
MOSトランジスタの一方のソース・ドレイン領域の断
線を防止でき、信頼性の高い半導体装置が得られるとい
う効果を有するものである。
【0031】また、導電層の凹部内でのエッチングを不
要にでき、半導体装置を製造容易にして簡単に形成でき
るという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図3】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図4】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図5】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図6】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図7】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図8】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図9】この発明の実施例1の製造工程を示す断面図で
ある。
【図10】従来のCMOS型メモリセルを示す等価回路
図である。
【図11】従来のCMOS型メモリセルの一部を示す平
面図である。
【図12】従来のCMOS型メモリセルの一部を示す平
面図である。
【図13】従来のCMOS型メモリセルを示す平面図で
ある。
【図14】従来のCMOS型メモリセルを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1  半導体基板 4  第1のMOSトランジスタのソース領域5  第
1のMOSトランジスタのドレイン領域7  第1のM
OSトランジスタのゲート絶縁膜9  第1のMOSト
ランジスタのゲート電極10  層間絶縁膜 11  層間絶縁膜 13  コンタクトホール 14  導電層 15  第2のMOSトランジスタのゲート電極17 
 第2のMOSトランジスタのゲート絶縁膜20  第
2のMOSトランジスタのドレイン領域21  第2の
MOSトランジスタのソース領域22  第2のMOS
トランジスタのチャネル領域24  埋め込み導電層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板の一主面にチャネル領域を
    挟んで形成された一対のソース・ドレイン領域と、上記
    チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲー
    ト電極を有した第1のMOSトランジスタ、上記半導体
    基板の一主面上及び上記第1のMOSトランジスタ上に
    形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜上に形成され、
    チャネル領域を挟んで形成された一対のソース・ドレイ
    ン領域と、チャネル領域とゲート絶縁膜を介して対向形
    成されたゲート電極を有した第2のMOSトランジスタ
    、上記第1のMOSトランジスタの一方のソース・ドレ
    イン領域に上記層間絶縁膜に形成されたコンタクトホー
    ルを介して電気的に接続され、このコンタクトホールに
    凹部を有するとともに層間絶縁膜上に延在した導電層、
    この導電層の凹部内に埋め込まれ平坦面を有し、この平
    坦面にて上記第2のMOSトランジスタの一方のソース
    ・ドレイン領域と電気的に接続する埋め込み導電層を備
    えた半導体装置。
JP3003368A 1991-01-16 1991-01-16 半導体装置 Pending JPH04261062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003368A JPH04261062A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003368A JPH04261062A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04261062A true JPH04261062A (ja) 1992-09-17

Family

ID=11555408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3003368A Pending JPH04261062A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04261062A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4755864A (en) Semiconductor read only memory device with selectively present mask layer
JP2940880B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US7598133B2 (en) Semiconductor memory device and a method of manufacturing the same
JPH07202193A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH1032246A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2921468B2 (ja) 半導体メモリ装置
JP3315429B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09162361A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH0466106B2 (ja)
JP2006066691A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US5497022A (en) Semiconductor device and a method of manufacturing thereof
US6194261B1 (en) High yield semiconductor device and method of fabricating the same
JP3712313B2 (ja) Sramセルの構造及びその製造方法
JPH04261062A (ja) 半導体装置
KR0170311B1 (ko) 스태틱 랜덤 억세스 메모리 및 그 제조방법
JP2000208638A (ja) 半導体素子の二重ゲ―トの形成方法
JP2886186B2 (ja) 半導体装置
JP2699891B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04321271A (ja) 半導体装置
JPH08167655A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPS6237960A (ja) 読み出し専用半導体記憶装置の製造方法
JPH03114267A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH06302783A (ja) 半導体記憶装置
KR100351912B1 (ko) 반도체 소자의 게이트 전극 형성 방법
JPS6240864B2 (ja)