JPH0425821B2 - - Google Patents

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JPH0425821B2
JPH0425821B2 JP60177319A JP17731985A JPH0425821B2 JP H0425821 B2 JPH0425821 B2 JP H0425821B2 JP 60177319 A JP60177319 A JP 60177319A JP 17731985 A JP17731985 A JP 17731985A JP H0425821 B2 JPH0425821 B2 JP H0425821B2
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JP
Japan
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skin
metals
stimulator
germanium
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JP60177319A
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JPS6238178A (ja
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Masayoshi Hakamata
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は皮膚刺激子に係り、更に詳しくは電気
的な刺激および物理的な刺激の両方を身体に良好
に加えることができる皮膚刺激子に関する。
[従来の技術] 周知の通り、皮膚刺激子は種々のものが実用化
されている。上記皮膚刺激子は、例えば磁力線を
発生させるものであつたり、皮膚に電流を流すた
めのものであつたりする。そして、磁力線や電流
で皮膚を刺激することにより、例えば血行を良く
し、コリや痛みを柔らげることを目的にしている
ものである。
したがつて、この皮膚刺激子の材料も種々開発
されているが、その中でも最近はゲルマニウム等
の半導体が非常に着目されている。その理由とす
る所は、多くは経験的なものであつて理論的には
未解明の部分が多い所であるが、1つには、この
ような半導体を皮膚に接触させると、体温により
電子ビームの流れが生じ、体内に電流が通流され
て血行促進等につながるからである。
また、上記のようにゲルマニウムに自由電子が
生ずると、身体がイオン化されて生命電流が活発
になるとされている。
このように、ゲルマニウムまたはその化合物を
皮膚刺激子として用いる効果は幾つか確認されて
いるが、従来より用いられている皮膚刺激子は、
ゲルマニウムを単体として用いたものであつた。
このために、上記ゲルマニウムにより生じる電流
を身体に流して得られる治療効果を十分に生かす
ことができなかつた。
そこで、上記ゲルマニウムと他の金属とを組み
合わせた皮膚刺激子が、特開昭61−115578号公
報、および特開昭60−203269号公報等によつて提
案されるに至つた。
上記特開昭61−115578号公報にて提案されてい
る皮膚刺激子は、標準単極電位を異にする2種類
の導電性金属間を電気的に接続した導電体と皮接
手段とからなり、上記標準単極電位よりも電位が
高い金属として白金、金、銀、ロジウム、イリジ
ウム、パラジウムからなる群より選択される1種
類、またはこの群に含まれる金属の合金が用いら
れる。また、上記標準単極電位よりも電位が低い
金属は、被浸透イオンの発生源として用いられ、
これにはゲルマニウム等の半導体が用いられるこ
とが示されている。
また、特開昭60−203269号公報に示されている
皮膚刺激子の場合も略同様な構成であり、この場
合には2種類の異種金属を通電接合するととも
に、その金属に皮接面と非皮接面とを形成したも
のである。
[発明が解決しようとする問題点] これらの公報にて提案されている皮膚刺激子を
用いれば、2種類の金属間に生じる電位差に基づ
いて流れる微弱電流を身体に流すことができ、例
えば筋肉痛等を柔げることができる。
ところで、このような皮膚刺激子による治療効
果は、電気的な刺激のみならず、物理的な押圧に
よる刺激も大きく寄与していると言われている。
しかしながら、上記公報等により提案されている
従来の皮膚刺激子の場合には、物理的な刺激を皮
膚接触面に与えるための工夫が十分になされてい
なかつた。
また、陽極を構成する金属と陰極を構成する金
属とを単に配設するだけでは、これら両金属間に
生じた電位差に基づく電流を、患部を治療する上
で効率良く身体に流すことができないが、従来の
皮膚刺激子の場合には、上記電位差に基づく電流
を身体に流し込むための工夫が特になされていな
かつた。
本発明は述上の点に鑑み成されたものでありそ
の目的とする所は、イオン化傾向が異なる2種類
の金属間の電位差に基づく電流を身体に効率良く
流し込むことができるとともに、皮膚に物理的な
刺激を良好に与えることができる皮膚刺激子を提
供できるようにすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために次の技術的
手段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面
に使用した符号を用いてこれを説明すると、イオ
ン化傾向が異なる2種類の金属により構成され、
上記2種類の金属間に生じる電位差に基づいて流
れる電流を身体に流し込んで、身体各部の筋肉痛
等の患部を治療するようにした皮膚刺激子におい
て、 上記2種類の金属の内、イオン化傾向が大きい
金属として金、アルミニウム等を用い、イオン化
傾向が小さい金属としてゲルマニウムなどの半導
体、または半導体化合物を用いるとともに、 上記イオン化傾向が小さい金属を用いて若干の
厚みを円盤状の刺激子本体を形成するとともに、
上記刺激子本体部分の中央部を突出させて突起5
を形成し、 かつ上記円盤状の刺激子本体の周面、および上
記突起5の表面に上記陽極側金属を被着したこと
を特徴とする皮膚刺激子である。
[作用] 本発明は上記技術手段より成るので、これを皮
膚面8に接触させれば、突起5が皮膚面8を強く
押圧し物理的な刺激を加えて患部の治療効果を向
上させる。
また、皮膚面8から与えられる熱により、イオ
ン化傾向が大きい金属7と、イオン化傾向が小さ
いゲルマニウム層4との間に電位差が生じ、上記
電位差に基づく電流が身体に流れ込む。その際、
突起5の表面に被着されている金属7からは上記
電流が身体のつぼに向けて集中的に流れ込むこと
となる。また、上記円盤状の刺激子本体の周面に
被着されている金属7からは、上記つぼの周囲を
包み込むようにして身体の内部に微弱電流が流れ
込むこととなる。これにより、患部の中心を強く
刺激する治療と、上記患部の周囲から中心部を柔
らかく刺激する治療の両方が1つの刺激子でもつ
て可能となる。
[実施例] 次に、添付図面第1図〜第3図に従い本発明の
好適な実施例を詳述する。
図中1は皮膚刺激子本体を示し、支持体2上に
支持されている。
すなわち、この例の場合は支持体2として綿テ
ープ3を使用した例を示し、この支持体2上にゲ
ルマニウムまたはゲルマニウム化合物でゲルマニ
ウム層4を形成する。このゲルマニウム層4は、
陰極側金属を構成するためのものであり、その形
状は若干の厚みを有する円盤状に形成されてい
る。また、その中央には皮膚面8のつぼを押圧す
るための突起5を形成している。
支持体2上にゲルマニウム層4を形成したら、
次いで、その表面6の部分に薄膜金属層7を形成
する。上記薄膜金属層7は、陽極側金属を形成す
るためのものである。したがつて、薄膜属層7を
構成するための金属としては、熱が与えられたと
きに上記ゲラマニウム層4との間に電位差が生ず
るような金属、例えば金やアルミニウム等の金属
を用いる。
このような薄膜金属層7は、例えば蒸着によつ
て形成することができる。第2図に示した例で
は、厚みを有する円盤形状に形成したゲルマニウ
ム層4の周面と、突起5の表面を被覆するように
して薄膜金属層7を形成した例を示している。な
お、この薄膜金属層7は、第2図中では厚く示さ
れているが、実際には数ミクロン〜数百ミクロン
等のように、十分に薄く形成されている。したが
つて、この皮膚刺激子を皮膚面8に当てたとき
に、薄膜金属層7とゲルマニウム層4との間に段
差があるように感じる不快感はない。
このように形成された本体1は、上記したよう
に皮膚面8に接触されて、身体各部の患部を刺激
するために使用される。本実施例においては、上
記綿テープ3の表面上に接着層9を形成して皮膚
8面に貼着するようにしているので、身体各部の
所望の位置に簡単に取り付けることができる。
なお、図中10は接着層9の表面に貼られた保
護膜であり、皮膚面に貼着する前に接着層9上に
ホコリ等が付着するのを防止するために貼られて
いるものである。
次に、上記実施例に基き本発明の皮膚刺激子の
使用例を説明する。
本発明の皮膚刺激子は上記の如く構成されてい
るので、これを使用する時には接着層9上に貼ら
れている保護膜10を剥がし、第3図に示すよう
に皮膚面8上に貼着する。
このようにして皮膚刺激子を皮膚面8上に貼着
した時に、ゲルマニウム層4の表面6上に被着さ
れている薄膜金属層7の表面7aと、ゲルマニウ
ム層4の周面に被着されている薄膜金属層7の表
面7aを同時に接触させることができる。したが
つて、これらの薄膜金属層7から皮膚面8に電流
が流れる際に、突起5の部分においては患部に向
けて電流が集中的に流れることになる。また、ゲ
ルマニウム層4の周面に被着されている薄膜金属
層7の部分においては、患部の周囲を包み込むよ
うにして微弱な電流が流れることになる。したが
つて、本実施例の皮膚刺激子においては、患部に
対して強い電流刺激を与えるとともに、上記患部
の周辺から患部に向けて柔らかい刺激を与えるこ
とができ、優れた治療効果が期待できる。
また、この例の場合にはゲルマニウム層4の中
央に突起5を形成したものであるから、この突起
5が皮膚面8を強き押圧して、皮膚面8に物理的
な押圧刺激を与えることができ、上記患部に対し
て電気的な刺激と物理的な刺激の両方を効率良く
与えることができる。
[発明の効果] 本発明は上記の如く、イオン化傾向が異なる2
種類の金属により構成され、上記2種類の金属間
に生じる電位差に基づいて流れる電流を身体に流
し込んで、身体各部の筋肉痛等の患部を治療する
ようにした皮膚刺激子において、上記2種類の金
属の内、イオン化傾向が大きい金属として金、ア
ルミニウム等を用い、イオン化傾向が小さい金属
としてゲルマニウムなどの半導体、または半導体
化合物を用いるとともに、上記イオン化傾向が小
さい金属を用いて若干の厚みを有する円盤状の刺
激子本体を形成するとともに、上記刺激子本体部
分の中央部を突出させて突起5を形成し、かつ上
記円盤状の刺激子本体の周面、および上記突起5
の表面に上記陽極側金属を被着したので、イオン
化傾向が異なる2種類の金属間の電位差に基づく
電流を、上記突起5の表面に被着された薄膜金属
層7と、上記刺激子本体の周面に被着された薄膜
金属層7の両方から身体に流れこむことができ、
患部を集中的に電気刺激する作用と、上記患部の
周面を柔らかく刺激する作用の両方を1つの皮膚
刺激子でもつて行うことができる。また、電気的
な刺激を効率良く与えることができる上に、上記
突起5でもつて皮膚を押圧することにより、物理
的な刺激をも良好に与えることができ、患部を治
療する効果を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の第1実施例を示し、第1図
は平面図、第2図は第1図A−A線に沿う断面
図、第3図は使用状態を説明する図である。第4
図〜第5図は第2実施例を示し、第4図は平面
図、第5図は第4図中B−B線に沿う断面図、第
6図は第3実施例を示し中央縦断面図、第7図は
第4実施例を示し中央縦断面図、第8図は第5実
施例を示し中央断面図である。 尚図中、1……皮膚刺激子本体、2……支持
体、3……線テープ、4……ゲルマニウム層、6
……表面、7……薄膜金属層、7a……表面、8
……皮膚面を各々示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イオン化傾向が異なる2種類の金属により構
    成され、上記2種類の金属間に生じる電位差に基
    づいて流れる電流を身体に流し込んで、身体各部
    の筋肉痛等の患部を治療するようにした皮膚刺激
    子において、 上記2種類の金属の内、イオン化傾向が大きい
    金属として金、アルミニウム等を用い、イオン化
    傾向が小さい金属としてゲルマニウムなどの半導
    体、または半導体化合物を用いるとともに、 上記イオン化傾向が小さい金属を用いて若干の
    厚みを有する円盤状の刺激子本体を形成するとと
    もに、上記刺激子本体部分の中央部を突出させて
    突起5を形成し、 かつ上記円盤状の刺激子本体の周面、および上
    記突起5の表面に上記陽極側金属を被着したこと
    を特徴とする皮膚刺激子。
JP17731985A 1985-08-12 1985-08-12 皮膚刺激子 Granted JPS6238178A (ja)

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JP17731985A JPS6238178A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 皮膚刺激子

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Publication Number Publication Date
JPS6238178A JPS6238178A (ja) 1987-02-19
JPH0425821B2 true JPH0425821B2 (ja) 1992-05-01

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203269A (ja) * 1984-03-27 1985-10-14 松尾 剛志 人体のつぼや痛みのある部位などに皮接して使用する皮接治療具
JPS61115578A (ja) * 1984-11-13 1986-06-03 株式会社 ポリトロニクス イオン浸透器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203269A (ja) * 1984-03-27 1985-10-14 松尾 剛志 人体のつぼや痛みのある部位などに皮接して使用する皮接治療具
JPS61115578A (ja) * 1984-11-13 1986-06-03 株式会社 ポリトロニクス イオン浸透器

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JPS6238178A (ja) 1987-02-19

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