JP3062906U - 貼着式治療具 - Google Patents

貼着式治療具

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JP3062906U
JP3062906U JP1999002269U JP226999U JP3062906U JP 3062906 U JP3062906 U JP 3062906U JP 1999002269 U JP1999002269 U JP 1999002269U JP 226999 U JP226999 U JP 226999U JP 3062906 U JP3062906 U JP 3062906U
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清 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚の深部にまで微弱電流を流し、従来の電位
差を利用した治療具に比べてより効果的な治療効果がで
きる貼着式治療具を提供する。 【解決手段】イオン化傾向の異なる2種の金属で形成す
る。患部を押圧する指圧突起1Aと、この指圧突起1A
の周囲に配されて指圧突起1Aの周囲の皮膚を押圧する
押圧突起2Aとを異種金属で形成する。突起基板2の押
圧突起2Aの中心に指圧突起1Aを絶縁状態で配する。
指圧突起1Aを金合金で形成し、押圧突起2Aをアルミ
ニウム材で形成する。突起基板2の中央に凹設した収納
部2Bに絶縁体3を介して指圧突起1Aを突設した指圧
体1を嵌合する。押圧突起2Aを、皮膚に対して右巻に
窄む略スクリュー形状に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、イオン化傾向の異なる2種類の金属間に電流を通しながら指圧のつ ぼを押圧し肩凝り等を治療する貼着式治療具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、イオン化傾向の異なる2種の金属の電位差を利用した治療具として、実 公昭56-37722号に記載された治療具や実公昭58-4494 号公報に記載された治療具 が公知である。前者の治療具は、異なる2種の金属で形成した圧接体を、離した 状態で患部に貼着する治療具であり、一方、後者の治療具は、異なる2種の金属 で形成した圧接体を短絡させた状態で患部に貼着する治療具である。
【0003】 また、特開昭60-108047 号に記載されている指圧代用器具は、円板状のベース 上面にスクリュー形状の突起を設けたもので、ベースと突起は合成樹脂と亜鉛と 銅とが混合された同一の材質で形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
2種類の金属の電位差を利用した治療具において、前者の治療具は、異なる2 種の金属で形成した圧接体の距離が離れているので、電位差が生じても電流が十 分に流れず、電流のループ回路が形成されないといった問題があった。その為、 後者の治療具が考案されたものであるが、この後者の治療具は、2種の金属を短 絡させた状態で設けているので、2種の金属の短絡部に大きな電流が流れる。こ のため、電流は、突出部と称する突起と、この突出部の基端部に設けられ盤体と の短絡部分に電流が生じることになるが、皮膚の深部を押圧する突出部の先端部 は短絡部分から離れているので、突出部の先端側の電流は突出部の基端側にある 短絡部分よりも弱くなる。この結果、皮膚の深部に与える電流は、皮膚の表面側 よりも弱くなり、皮膚の深部を効果的に刺激することは困難であった。
【0005】 一方、円板状のベース上面にスクリュー形状の突起を設けた指圧代用器具は、 異なる2種類の金属で形成したものではなく、スクリュー形状の突起が皮膚を押 圧するだけの構造である。したがって、前述の金属の電位差を利用した治療具の ように、微弱電流を利用した効果的な治療はできない。
【0006】 そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、皮膚 の深部にまで微弱電流を効果的に流すことが可能になり、従来の電位差を利用し た治療具に比べてより効果的な治療効果ができる貼着式治療具の提供を目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本考案の第1の手段は、イオン化傾向の異なる2種の 金属で形成され貼着体Pで皮膚に貼着する貼着式治療具において、患部を押圧す る指圧突起1Aと、この指圧突起1Aの周囲に配されて指圧突起1Aの周囲の皮 膚を押圧する押圧突起2Aとを異種金属で形成し、押圧突起2Aの中心に指圧突 起1Aを絶縁状態で配する。
【0008】 第2の手段は、前記指圧突起1Aを金合金で形成すると共に、前記押圧突起2 Aをアルミニウム材で形成し、押圧突起2Aを設ける突起基板2の中央に収納部 2Bを凹設し、この収納部2Bに、指圧突起1Aを設ける指圧体1が絶縁状態で 嵌合されるものである。
【0009】 第3の手段の押圧突起2Aは、指圧突起1Aの周囲に間隔をおいて複数配置さ れ、皮膚に対して右巻に窄む略スクリュー形状に設けたことを課題解消のための 手段とする。
【0010】 以上の構成から、本考案を貼着体Pで皮膚表面に貼着すると、皮膚の深部に指 圧突起1Aと押圧突起2Aとが圧入される。そして、この圧入位置において、指 圧突起1Aと押圧突起2Aとの間で微弱電流が流れ、この深部に電気的刺激を与 える。この電流は、スクリュー状に配された押圧突起2Aから、押圧突起2Aの 中心に配された指圧突起1Aに向かって流れ、皮膚の深部を効率良く刺激するも のである。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図において示される符 号1は、金合金等で形成された指圧体1であり、この指圧体1の片面に指圧突起 1Aを突設している(図3参照)。図示の指圧突起1Aは、指圧体1と同じ材質 で形成しているが、指圧体1と指圧突起1Aとの材質を変えて指圧突起1Aのみ を金合金で形成してもよく、また、指圧突起1Aの表面を金メッキしても差し支 えない。この指圧突起1Aは、指圧のつぼの位置で皮膚表面に張り付けることで 、皮膚の内部に押し込むものであるため、指圧突起1Aの直径を5mm としている 。また、図示例の指圧体1は、後述する突起基板2と重合して貼着体Pに接着し ており、貼着体Pからこの指圧突起1Aの先端部までの長さは、約3mm に設けて いる。
【0012】 突起基板2は、アルミニウム材で形成され、押圧突起2Aを設けている。この 押圧突起2Aは、指圧突起1Aの周囲に配されており、指圧突起1Aの周囲の皮 膚を押圧する。図示の突起基板2は、中央に収納部2Bを凹設し、この収納部2 Bに絶縁体3を介して指圧体1を嵌合している。そして、この指圧体1の指圧突 起1Aの周囲を囲むように、押圧突起2Aを突出している。このとき、押圧突起 2Aと突起基板2との材質を変えてもよい。この場合、押圧突起2Aをアルミニ ウム材で形成し、突起基板2の他の部分を絶縁材等で形成する。
【0013】 図示例の突起基板2は、絶縁体3を介して指圧体1と組み合わせている。この 絶縁体3は、収納部2Bの内部に敷設する絶縁シール3Aと、指圧突起1Aの周 囲に配設するアクリル製の絶縁リング3Bとを使用している。また、突起基板2 における収納部2Bの開口部分に、絶縁リング3Bを嵌合する嵌合凹部2Cを設 け、指圧突起1Aの絶縁を確実にしている。
【0014】 押圧突起2Aは、指圧突起1Aの周囲に間隔をおいて複数配置し、皮膚に対し て右巻に窄む略スクリュー形状に設けてある。この右巻に窄む略スクリュー形状 は、日本を含む北半球の国で使用する場合の形状であり、本考案を南半球で使用 する場合は、左巻に窄む略スクリュー形状に形成することで、より効果的な刺激 を与えることができる。押圧突起2Aのスクリュー形状をこのように設定してい るのは、地球の磁場の影響を考慮してのことである。例えば、磁場の影響で排水 時の渦の回転方向が、北半球と南半球とで変わることが知られているが、押圧突 起2Aのスクリュー形状もこの磁場の影響に対応させた形状にすることで、より 効果的な刺激を与えようとするものである。
【0015】 本考案を使用するには、指圧のつぼの位置や肩凝りの位置、あるいは指で押し て痛みを感じる部分に指圧突起1Aを当てて、貼着体Pで皮膚に直接貼着する。 本考案を貼着して2〜3分後に痛みや凝りがある場合は、更に追加して貼着する 。但し、慢性の場合は一晩中貼着することもある。
【0016】 本考案の使用により、極めて短時間で治療効果が得られるといった結果が出て いる。
【0017】
【実施例】
1 肩の痛み、凝りに対して数個貼着したところ、15分で解消した。 2 肩甲骨の痛みに対して数個貼着したところ、10〜20分で解消した。 3 関節の痛みに対して4,5個貼着したところ、数分後に解消した。 4 腰痛に対して数個貼着したところ、約30分で解消した。 5 腕、手足の筋肉痛に対して貼着したところ、約15分で解消した。 6 肘関節の痛みに対して数個貼着したところ、約20分で解消した。 7 首筋の痛み、凝りに対して数個貼着したところ、約20分で解消した。 8 背中(背すじ)の苦痛に対して数個貼着したところ、約20分で解消した。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成したことにより、皮膚の深部にまで微弱電流を効果的 に流すことが可能になり、従来の電位差を利用した治療具に比べてより効果的な 治療効果が得られるといった当初の目的を達成した。
【0019】 すなわち、請求項1に記載の指圧突起1Aと押圧突起2Aとによって、皮膚の 深部にまで微弱電流を流すことができる。また、体内のマイナスエネルギーの放 出効果や、プラスエネルギー波動の増大及び指圧による血行の循環作用等の相乗 効果等により、治療効果を高め、細胞を活性化する。更に、貼着体Pを取換える ことで、本考案を何度も繰り返し使用することができる。
【0020】 また、請求項2に記載により、絶縁されている指圧突起1Aと押圧突起2Aと が、深部で電位差が生じるので、指圧突起1Aで押圧した深部に効果的に刺激を 与えることが可能になった。この結果、複数個を同時に使用することで、治療効 果を高め、短時間で効果を得ることができる。
【0021】 更に、請求項3に記載の押圧突起2Aにより、指圧突起1Aの周囲から指圧突 起1Aに向けて微弱電流を流すことができるので、広く且つ深い位置に、より効 果的な治療を施すことができる。この結果、指圧のつぼに関する知識や経験がな い者でも、簡単に使用することができる。
【0022】 以上のように、本考案によると皮膚の深部にまで微弱電流を効果的に流すこと が可能になり、従来の電位差を利用した治療具に比べてより効果的な治療効果が 得られるなどといった有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図。
【図3】本考案の一実施例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
P 貼着体 1 指圧体 1A 指圧突起 2 突起基板 2A 押圧突起 2B 収納部 2C 嵌合凹部 3 絶縁体 3A 絶縁シール 3B 絶縁リング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化傾向の異なる2種の金属で形成
    され貼着体で皮膚に貼着する貼着式治療具において、患
    部を押圧する指圧突起と、この指圧突起の周囲に配され
    て指圧突起の周囲の皮膚を押圧する押圧突起とを異種金
    属で形成し、押圧突起の中心に指圧突起を絶縁状態で配
    したことを特徴とする貼着式治療具。
  2. 【請求項2】 前記指圧突起を金合金で形成すると共
    に、前記押圧突起をアルミニウム材で形成し、押圧突起
    を設ける突起基板の中央に収納部を凹設し、この収納部
    に、指圧突起を設ける指圧体が絶縁状態で嵌合される請
    求項1記載の貼着式治療具。
  3. 【請求項3】 前記押圧突起は、指圧突起の周囲に間隔
    をおいて複数配置され、皮膚に対して右巻に窄む略スク
    リュー形状に設けられた請求項1又は請求項2記載の貼
    着式治療具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136383A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Wataru Watanabe 薬剤シート
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