JPH0538754Y2 - - Google Patents
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- JPH0538754Y2 JPH0538754Y2 JP13722189U JP13722189U JPH0538754Y2 JP H0538754 Y2 JPH0538754 Y2 JP H0538754Y2 JP 13722189 U JP13722189 U JP 13722189U JP 13722189 U JP13722189 U JP 13722189U JP H0538754 Y2 JPH0538754 Y2 JP H0538754Y2
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- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、刺激パルスを低周波で人体に印加し
て治療を行なう低周波治療器に係わり、とくに、
粘着性治療電極を一体的に設けた低周波治療器本
体に着脱自在に取付けられて使用される補助導子
に関する。
て治療を行なう低周波治療器に係わり、とくに、
粘着性治療電極を一体的に設けた低周波治療器本
体に着脱自在に取付けられて使用される補助導子
に関する。
(従来の技術)
従来の低周波治療器は、電源電池および刺激パ
ルス発生回路を内蔵した低周波治療器本体と、治
療電極をそれぞれ有する2つの導子とが別体にな
つていた。そして、これら導子からそれぞれ延び
る外部接続コードの先端部にプラグなどの受電端
子を設けるとともに、このプラグが着脱自在に接
続されるジャツクなどの給電端子を低周波治療器
本体に設けた構造になつていた。
ルス発生回路を内蔵した低周波治療器本体と、治
療電極をそれぞれ有する2つの導子とが別体にな
つていた。そして、これら導子からそれぞれ延び
る外部接続コードの先端部にプラグなどの受電端
子を設けるとともに、このプラグが着脱自在に接
続されるジャツクなどの給電端子を低周波治療器
本体に設けた構造になつていた。
しかし、このような低周波治療器本体と導子と
が別体の低周波治療器では、使い勝手が悪いこと
もあるので、手軽に低周波治療を行えるように、
小型の筐体状の低周波治療器本体自体に2つの粘
着性治療電極を一体的に設けたいわゆるポケツト
タイプ低周波治療器が用いられるようになつた。
このポケツトタイプ低周波治療器は、低周波治療
器本体とともにその粘着性治療電極部分を人体の
患部に押し当ててマツサージ治療を行なうもので
ある。
が別体の低周波治療器では、使い勝手が悪いこと
もあるので、手軽に低周波治療を行えるように、
小型の筐体状の低周波治療器本体自体に2つの粘
着性治療電極を一体的に設けたいわゆるポケツト
タイプ低周波治療器が用いられるようになつた。
このポケツトタイプ低周波治療器は、低周波治療
器本体とともにその粘着性治療電極部分を人体の
患部に押し当ててマツサージ治療を行なうもので
ある。
しかし、上述のようなポケツトタイプ低周波治
療器においては、一対の治療電極間の距離が狭い
とともに固定されているので、たとえば両肩に治
療電極をそれぞれ当てて、両肩を一度にマツサー
ジするようなことができず、十分なマツサージ効
果が得られないことがあつた。
療器においては、一対の治療電極間の距離が狭い
とともに固定されているので、たとえば両肩に治
療電極をそれぞれ当てて、両肩を一度にマツサー
ジするようなことができず、十分なマツサージ効
果が得られないことがあつた。
そこで、複数のポケツトタイプ低周波治療器を
用いて、複数患部を同時に治療することが行なわ
れているが、この場合、各低周波治療器から出力
される刺激パルスが一般的に同期しないので、む
しろ不快感を感じることになる。
用いて、複数患部を同時に治療することが行なわ
れているが、この場合、各低周波治療器から出力
される刺激パルスが一般的に同期しないので、む
しろ不快感を感じることになる。
また、従来、ポケツトタイプ低周波治療器にお
いて、先に説明したような低周波治療器本体とは
別体の導子を補助導子として用いられるように、
この導子のプラグなどの受電端子が着脱自在に接
続されるジヤツクなどの給電端子をポケツトタイ
プの低周波治療器本体に設けた構造も採られた。
いて、先に説明したような低周波治療器本体とは
別体の導子を補助導子として用いられるように、
この導子のプラグなどの受電端子が着脱自在に接
続されるジヤツクなどの給電端子をポケツトタイ
プの低周波治療器本体に設けた構造も採られた。
しかし、手軽さを目的としていて単独でのみ用
いられることも多い低周波治療器本体にわざわざ
ジヤツクを設けることは、本来無駄なことであ
り、単独でのみの使用に対してはコスト高を招く
ことになる。これとともに、ジヤツクを設けるに
は、低周波治療器本体に大幅な設計変更が必要に
なる。
いられることも多い低周波治療器本体にわざわざ
ジヤツクを設けることは、本来無駄なことであ
り、単独でのみの使用に対してはコスト高を招く
ことになる。これとともに、ジヤツクを設けるに
は、低周波治療器本体に大幅な設計変更が必要に
なる。
(考案が解決しようとする課題)
上述のように、従来のポケツトタイプ低周波治
療器では、一対の治療電極間の距離が狭く固定さ
れているため、十分な治療効果が得られないこと
がある問題があつた。また、この問題を解消する
ための対応として、補助導子を取付けるためのジ
ヤツクなどの給電端子を低周波治療器本体に設け
る従来の構造では、低周波治療器本体に大幅な設
計変更が必要になり、低周波治療器本体単独での
みの使用に対してはコスト高を招く問題があつ
た。
療器では、一対の治療電極間の距離が狭く固定さ
れているため、十分な治療効果が得られないこと
がある問題があつた。また、この問題を解消する
ための対応として、補助導子を取付けるためのジ
ヤツクなどの給電端子を低周波治療器本体に設け
る従来の構造では、低周波治療器本体に大幅な設
計変更が必要になり、低周波治療器本体単独での
みの使用に対してはコスト高を招く問題があつ
た。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、ポケツトタイプ低周波治療器におい
て、低周波治療器本体に設計変更を加えることな
く、必要に応じ、補助導子を用いて治療効果を上
げられるようにすることを目的とするものであ
る。
るもので、ポケツトタイプ低周波治療器におい
て、低周波治療器本体に設計変更を加えることな
く、必要に応じ、補助導子を用いて治療効果を上
げられるようにすることを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
本考案の請求項1の低周波治療器は、電源およ
び刺激パルス発生回路を内蔵するとともにこの刺
激パルス発生回路に電気的に接続された一対の粘
着性治療電極を外面部に設けた低周波治療器本体
と、この低周波治療器本体に着脱自在に取付けら
れて使用される補助導子とを備えたものである
が、上記目的を達成するために、前記補助導子
は、絶縁性を有するたとえばケース状の基体と、
この基体の片面側に設けられ前記低周波治療器本
体の一対の粘着性治療電極にそれぞれ接離自在に
貼着される一対の受電電極と、治療電極を外面部
にそれぞれ設けた複数の導子本体と、これら導子
本体をそれぞれ前記基体に繋ぐ複数の外部接続コ
ードとにより構成し、これら外部接続コードによ
り、前記複数の導子本体のうちの少なくとも1つ
の治療電極に一方の前記受電電極を電気的に接続
するとともに、他の導子本体の治療電極を他方の
前記受電電極に電気的に接続したものである。
び刺激パルス発生回路を内蔵するとともにこの刺
激パルス発生回路に電気的に接続された一対の粘
着性治療電極を外面部に設けた低周波治療器本体
と、この低周波治療器本体に着脱自在に取付けら
れて使用される補助導子とを備えたものである
が、上記目的を達成するために、前記補助導子
は、絶縁性を有するたとえばケース状の基体と、
この基体の片面側に設けられ前記低周波治療器本
体の一対の粘着性治療電極にそれぞれ接離自在に
貼着される一対の受電電極と、治療電極を外面部
にそれぞれ設けた複数の導子本体と、これら導子
本体をそれぞれ前記基体に繋ぐ複数の外部接続コ
ードとにより構成し、これら外部接続コードによ
り、前記複数の導子本体のうちの少なくとも1つ
の治療電極に一方の前記受電電極を電気的に接続
するとともに、他の導子本体の治療電極を他方の
前記受電電極に電気的に接続したものである。
これに対して、請求項2の低周波治療器は、補
助導子の基体に、低周波治療器本体の一対の粘着
性治療電極のうちの一方に接離自在に貼着される
1つの受電電極のみを設け、この受電電極に1つ
または複数の導子本体の治療電極を外部接続コー
ドにより接続したものである。
助導子の基体に、低周波治療器本体の一対の粘着
性治療電極のうちの一方に接離自在に貼着される
1つの受電電極のみを設け、この受電電極に1つ
または複数の導子本体の治療電極を外部接続コー
ドにより接続したものである。
また、請求項3の低周波治療器は、基体にも治
療電極を設けて、この基体治療電極を一方の受電
電極に電気的に接続し、また、外部接続コードに
より、1つまたは複数の導子本体の治療電極を少
なくとも他方の受電電極に電気的に接続したもの
である。
療電極を設けて、この基体治療電極を一方の受電
電極に電気的に接続し、また、外部接続コードに
より、1つまたは複数の導子本体の治療電極を少
なくとも他方の受電電極に電気的に接続したもの
である。
それに加えて、請求項4の低周波治療器は、上
記請求項3の低周波治療器において、外部接続コ
ードおよび導子本体を複数として、これらすべて
の導子本体の治療電極を他方の受電電極に電気的
に接続したものである。
記請求項3の低周波治療器において、外部接続コ
ードおよび導子本体を複数として、これらすべて
の導子本体の治療電極を他方の受電電極に電気的
に接続したものである。
さらに、請求項5の低周波治療器は、上記請求
項4の低周波治療器において、低周波治療器本体
への補助導子の取付け時導子本体の治療電極の方
が負極になるようにしたものである。
項4の低周波治療器において、低周波治療器本体
への補助導子の取付け時導子本体の治療電極の方
が負極になるようにしたものである。
(作用)
本考案の低周波治療器では、治療電極間の距離
が小さくてかまわない治療を行なうときには、補
助導子が取付けられていない低周波治療器本体の
一対の粘着性治療電極を直接肌に貼着して治療を
行なう。このときは、電源を内蔵した低周波治療
器本体内の刺激パルス発生回路が発生した刺激パ
ルスが、同じ低周波治療器本体の治療電極から人
体に印加される。また、両肩を一度にマツサージ
したいときなど、治療電極間の距離を適宜大きく
し治療を行ないたいときには、請求項1の補助導
子を用いる場合、この補助導子の基体の片面側の
一対の受電電極を低周波治療器本体の一対の治療
電極にそれぞれ貼着して、低周波治療器本体に補
助導子を取付ける。これとともに、基体に外部接
続コードを介してそれぞれ繋がつた複数の導子本
体を人体の所望の複数か所にそれぞれ装着する。
このときは、低周波治療器本体内の刺激パルス発
生回路が発生した刺激パルスが、同じ低周波治療
器本体の両治療電極、これらに接触した両受電電
極および外部接続コードを介して、複数の導子本
体の各治療電極から人体に印加される。なお、再
び低周波治療器本体単独で治療を行なうときは、
低周波治療器本体の治療電極から受電電極を剥が
して、低周波治療器本体から補助導子を外す。
が小さくてかまわない治療を行なうときには、補
助導子が取付けられていない低周波治療器本体の
一対の粘着性治療電極を直接肌に貼着して治療を
行なう。このときは、電源を内蔵した低周波治療
器本体内の刺激パルス発生回路が発生した刺激パ
ルスが、同じ低周波治療器本体の治療電極から人
体に印加される。また、両肩を一度にマツサージ
したいときなど、治療電極間の距離を適宜大きく
し治療を行ないたいときには、請求項1の補助導
子を用いる場合、この補助導子の基体の片面側の
一対の受電電極を低周波治療器本体の一対の治療
電極にそれぞれ貼着して、低周波治療器本体に補
助導子を取付ける。これとともに、基体に外部接
続コードを介してそれぞれ繋がつた複数の導子本
体を人体の所望の複数か所にそれぞれ装着する。
このときは、低周波治療器本体内の刺激パルス発
生回路が発生した刺激パルスが、同じ低周波治療
器本体の両治療電極、これらに接触した両受電電
極および外部接続コードを介して、複数の導子本
体の各治療電極から人体に印加される。なお、再
び低周波治療器本体単独で治療を行なうときは、
低周波治療器本体の治療電極から受電電極を剥が
して、低周波治療器本体から補助導子を外す。
これに対して、請求項2の補助導子を用いる場
合には、この補助導子の基体の受電電極を低周波
治療器本体の一対の粘着性治療電極のうちの一方
に貼着して、低周波治療器本体に補助導子を取付
ける。そして、受電電極が貼着されていない他方
の治療電極を肌に貼着して、低周波治療器本体を
人体における所望の複数か所のうちの1つに装着
するとともに、基体に外部接続コードを介して繋
がつた導子本体を人体における他のか所に装着す
る。このときは、刺激パルス発生回路からの刺激
用電流が、低周波治療器本体の一方の治療電極、
受電電極、外部接続コード、導子本体の治療電
極、人体、低周波治療器本体の他方の治療電極の
順あるいは逆に流れる。
合には、この補助導子の基体の受電電極を低周波
治療器本体の一対の粘着性治療電極のうちの一方
に貼着して、低周波治療器本体に補助導子を取付
ける。そして、受電電極が貼着されていない他方
の治療電極を肌に貼着して、低周波治療器本体を
人体における所望の複数か所のうちの1つに装着
するとともに、基体に外部接続コードを介して繋
がつた導子本体を人体における他のか所に装着す
る。このときは、刺激パルス発生回路からの刺激
用電流が、低周波治療器本体の一方の治療電極、
受電電極、外部接続コード、導子本体の治療電
極、人体、低周波治療器本体の他方の治療電極の
順あるいは逆に流れる。
また、請求項3の補助導子を用いる場合には、
請求項1の補助導子を同様にして低周波治療器本
体に補助導子の基体を取付け、基体の治療電極を
人体の1か所に装着するとともに、導子本体を人
体の他のか所に装着する。このときは、刺激パル
スが、低周波治療器本体の両治療電極、これらに
接触した両受電電極あるいは外部接続コードを介
して、基体の治療電極および導子本体の治療電極
から人体に印加される。
請求項1の補助導子を同様にして低周波治療器本
体に補助導子の基体を取付け、基体の治療電極を
人体の1か所に装着するとともに、導子本体を人
体の他のか所に装着する。このときは、刺激パル
スが、低周波治療器本体の両治療電極、これらに
接触した両受電電極あるいは外部接続コードを介
して、基体の治療電極および導子本体の治療電極
から人体に印加される。
とくに、請求項4の補助導子を用いた場合に
は、刺激用電流が、低周波治療器本体の一方の治
療電極、これに接触した一方の受電電極、基体の
治療電極、人体、複数ある導子本体の各治療電
極、外部接続コード、他方の受電電極およびこれ
に接触した低周波治療器本体の他方の治療電極の
順あるいは逆に流れる。
は、刺激用電流が、低周波治療器本体の一方の治
療電極、これに接触した一方の受電電極、基体の
治療電極、人体、複数ある導子本体の各治療電
極、外部接続コード、他方の受電電極およびこれ
に接触した低周波治療器本体の他方の治療電極の
順あるいは逆に流れる。
さらに、請求項5の補助導子を用いた場合に
は、導子本体の治療電極の方が負極になり、刺激
用電流は、基体の治療電極から人体を介して導子
本体の治療電極の方へと流れる。一般的に、人体
は正極側よりも負極側に強く刺激を感じるので、
複数ある導子本体の治療電極を複数の患部にそれ
ぞれ装着することにより、複数の患部の治療がよ
り効果的に行なわれることになる。また、複数あ
る導子本体の治療電極はすべて負極であり、正極
は基体の治療電極のみであるから、これら治療電
極を人体に装着する際、極性を混同せずに済む。
は、導子本体の治療電極の方が負極になり、刺激
用電流は、基体の治療電極から人体を介して導子
本体の治療電極の方へと流れる。一般的に、人体
は正極側よりも負極側に強く刺激を感じるので、
複数ある導子本体の治療電極を複数の患部にそれ
ぞれ装着することにより、複数の患部の治療がよ
り効果的に行なわれることになる。また、複数あ
る導子本体の治療電極はすべて負極であり、正極
は基体の治療電極のみであるから、これら治療電
極を人体に装着する際、極性を混同せずに済む。
(実施例)
以下、本考案の請求項1の低周波治療器の一実
施例(第1実施例)の構成を第1図に基づいて説
明する。
施例(第1実施例)の構成を第1図に基づいて説
明する。
11はポケツトタイプ低周波治療器の低周波治
療器本体で、この低周波治療器本体11は、合成
樹脂などの絶縁体からなる小型の偏平な直方体筐
状の本体ケース12に、図示しない電池と、この
電池を電源として駆動される図示しない刺激パル
ス発生回路とが内蔵されている。また、前記本体
ケース12の外側下面には、前記刺激パルス発生
回路に電気的に接続された正負一対の粘着性治療
電極13,14が並べて突設されている。これら
治療電極13,14は、たとえば、導電性を有す
る含水性アクリル系ゲルなどからなつている。な
お、前記本体ケース12の外周面は若干テーパー
状になつているが、この外周面の下端部15は、
鉛直になつている。
療器本体で、この低周波治療器本体11は、合成
樹脂などの絶縁体からなる小型の偏平な直方体筐
状の本体ケース12に、図示しない電池と、この
電池を電源として駆動される図示しない刺激パル
ス発生回路とが内蔵されている。また、前記本体
ケース12の外側下面には、前記刺激パルス発生
回路に電気的に接続された正負一対の粘着性治療
電極13,14が並べて突設されている。これら
治療電極13,14は、たとえば、導電性を有す
る含水性アクリル系ゲルなどからなつている。な
お、前記本体ケース12の外周面は若干テーパー
状になつているが、この外周面の下端部15は、
鉛直になつている。
つぎに、前記低周波治療器本体11に着脱自在
に取付けられて使用される補助導子20について
説明する。
に取付けられて使用される補助導子20について
説明する。
21は絶縁ゴムなどの絶縁体からなる基体で、
この基体21は、上方へ開口した浅い矩形ケース
状に形成されているとともに、その周囲の受け壁
22の内周側に前記低周波治療器本体11の下端
部15が着脱自在に嵌合される得る大きさ、形状
になつている。そして、前記基体21の片側の上
面には、この基体21を低周波治療器本体11に
取付けたときこの低周波治療器本体11の2つの
治療電極13,14に対向する位置に、これら治
療電極13,14にそれぞれ接離自在に貼着され
る導電ゴムなどの導電体からなる一対の受電電極
23,24が並べて一体的に設けられている。
この基体21は、上方へ開口した浅い矩形ケース
状に形成されているとともに、その周囲の受け壁
22の内周側に前記低周波治療器本体11の下端
部15が着脱自在に嵌合される得る大きさ、形状
になつている。そして、前記基体21の片側の上
面には、この基体21を低周波治療器本体11に
取付けたときこの低周波治療器本体11の2つの
治療電極13,14に対向する位置に、これら治
療電極13,14にそれぞれ接離自在に貼着され
る導電ゴムなどの導電体からなる一対の受電電極
23,24が並べて一体的に設けられている。
そして、これら受電電極23,24には、前記
基体21の外側面から外方へ延出した可撓性を有
する一対の外部接続コード27,28の一端が、
前記各受電電極23,24と一体の導通部29,
30を介してそれぞれ電気的に接続されている。
基体21の外側面から外方へ延出した可撓性を有
する一対の外部接続コード27,28の一端が、
前記各受電電極23,24と一体の導通部29,
30を介してそれぞれ電気的に接続されている。
また、31,32はそれぞれ導子本体で、一対
のこれら導子本体31,32は、それぞれ、絶縁
ゴムなどの絶縁体からなる円板状の導子カバー3
3,34の外側下面に粘着性治療電極35,36
を突設してなるものである。これら治療電極3
5,36は、たとえば、導電性を有する含水性ア
クリル系ゲルなどからなつている。そして、これ
ら治療電極35,36に、前記各導子カバー3
3,34の外側面から外方へ延びる前記一対の接
続コード27,28の他端がそれぞれ電気的に接
続されている。
のこれら導子本体31,32は、それぞれ、絶縁
ゴムなどの絶縁体からなる円板状の導子カバー3
3,34の外側下面に粘着性治療電極35,36
を突設してなるものである。これら治療電極3
5,36は、たとえば、導電性を有する含水性ア
クリル系ゲルなどからなつている。そして、これ
ら治療電極35,36に、前記各導子カバー3
3,34の外側面から外方へ延びる前記一対の接
続コード27,28の他端がそれぞれ電気的に接
続されている。
こうして、これら接続コード27,28は、前
記各受電電極23,24と各治療電極35,36
とを電気的に接続しているとともに、前記基体2
1と各導子カバー33,34とを一体的に繋いで
いる。
記各受電電極23,24と各治療電極35,36
とを電気的に接続しているとともに、前記基体2
1と各導子カバー33,34とを一体的に繋いで
いる。
つぎに、上記第1実施例の作用について説明す
る。
る。
一対の治療電極間の距離が小さくてかまわない
治療を行なうときには、補助導子20が取付けら
れていない低周波治療器本体11の一対の粘着性
治療電極13,14を直接肌に貼着することによ
り、低周波治療器本体11を直接人体の患部に装
着して治療を行なう。このときは、低周波治療器
本体11内の刺激パルス発生回路が発生した高電
圧の刺激パルスが、同じ低周波治療器本体11の
治療電極13,14から人体に低周波で印加され
る。これによつて、人体に刺激が与えられ、この
刺激によるマツサージ効果により肩凝りや筋肉痛
などの治療が行なわれる。治療後には、粘着性治
療電極13,14を肌から剥がして、低周波治療
器本体11を人体から外す。
治療を行なうときには、補助導子20が取付けら
れていない低周波治療器本体11の一対の粘着性
治療電極13,14を直接肌に貼着することによ
り、低周波治療器本体11を直接人体の患部に装
着して治療を行なう。このときは、低周波治療器
本体11内の刺激パルス発生回路が発生した高電
圧の刺激パルスが、同じ低周波治療器本体11の
治療電極13,14から人体に低周波で印加され
る。これによつて、人体に刺激が与えられ、この
刺激によるマツサージ効果により肩凝りや筋肉痛
などの治療が行なわれる。治療後には、粘着性治
療電極13,14を肌から剥がして、低周波治療
器本体11を人体から外す。
また、両肩を一度にマツサージしたいときな
ど、一対の治療電極間の距離を適宜大きくして治
療を行ないたいときには、矢印で示すように、低
周波治療器本体11の下端部15に補助導子20
の基体21を嵌合することにより、この基体21
の一対の受電電極23,24を低周波治療器本体
11の一対の治療電極13,14にそれぞれ貼着
して、低周波治療器本体11に補助導子20を取
付ける。この状態で、粘着性治療電極13,14
の貼着力により、低周波治療器本体11に受電電
極23,24を含めた基体21部分全体が固定的
に保持される。これとともに、一対の導子本体3
1,32を人体の所望の2か所の患部にそれぞれ
押し付けて装着する。この状態で、導子本体3
1,32は、肌に貼着された粘着性治療電極3
5,36の貼着力により、人体に固定的に保持さ
れる。
ど、一対の治療電極間の距離を適宜大きくして治
療を行ないたいときには、矢印で示すように、低
周波治療器本体11の下端部15に補助導子20
の基体21を嵌合することにより、この基体21
の一対の受電電極23,24を低周波治療器本体
11の一対の治療電極13,14にそれぞれ貼着
して、低周波治療器本体11に補助導子20を取
付ける。この状態で、粘着性治療電極13,14
の貼着力により、低周波治療器本体11に受電電
極23,24を含めた基体21部分全体が固定的
に保持される。これとともに、一対の導子本体3
1,32を人体の所望の2か所の患部にそれぞれ
押し付けて装着する。この状態で、導子本体3
1,32は、肌に貼着された粘着性治療電極3
5,36の貼着力により、人体に固定的に保持さ
れる。
そして、このときは、低周波治療器本体11内
の刺激パルス発生回路から出た刺激用低周波電流
が、同じ低周波治療器本体11の両治療電極1
3,14、これらに接触した両受電電極23,2
4および両外部接続コード27,28を介して、
両導子本体31,32の各治療電極35,36か
ら人体に伝わる。
の刺激パルス発生回路から出た刺激用低周波電流
が、同じ低周波治療器本体11の両治療電極1
3,14、これらに接触した両受電電極23,2
4および両外部接続コード27,28を介して、
両導子本体31,32の各治療電極35,36か
ら人体に伝わる。
治療後には、これら粘着性治療電極35,36
を肌から剥がして、両導子本体31,32を人体
から外す。
を肌から剥がして、両導子本体31,32を人体
から外す。
なお、再び低周波治療器本体11単独で治療を
行なうときは、低周波治療器本体11の治療電極
13,14か受電電極23,24を含む基体21
部分を剥がして、低周波治療器本体11から補助
導子20を外す。
行なうときは、低周波治療器本体11の治療電極
13,14か受電電極23,24を含む基体21
部分を剥がして、低周波治療器本体11から補助
導子20を外す。
上記構成によれば、治療電極13,14が一体
的に設けられた低周波治療器本体11のみを用い
て手軽な低周波治療が行なえるのみならず、必要
に応じ、補助導子20を適宜使用して、治療効果
を上げることもできる。すなわち、2つの治療電
極35,36間の距離を自在に大きくすることで
きる補助導子20を用いることにより、簡易な使
用形態で、離れた2か所の患部に対しても十分な
マツサージ効果を得ることが可能になり、さまざ
まな治療対象に対応することができる。
的に設けられた低周波治療器本体11のみを用い
て手軽な低周波治療が行なえるのみならず、必要
に応じ、補助導子20を適宜使用して、治療効果
を上げることもできる。すなわち、2つの治療電
極35,36間の距離を自在に大きくすることで
きる補助導子20を用いることにより、簡易な使
用形態で、離れた2か所の患部に対しても十分な
マツサージ効果を得ることが可能になり、さまざ
まな治療対象に対応することができる。
しかも、低周波治療器本体11の粘着性治療電
極13,14に受電電極23,24を貼着するこ
とにより、補助導子20の治療電極35,36に
刺激用低周波電流を供給するので、低周波治療器
本体11側では補助導子20の取付けのための特
別な対応が不要である。すなわち、低周波治療器
本体11にジヤツクなどの給電端子を追加する必
要がなく、低周波治療器本体11は安価にできる
とともに、従来の低周波治療器本体11をそのま
ま利用することができる。そして、低周波治療器
本体11に設計変更が不要であることにより、低
周波治療器本体11単独でのみの使用に対してコ
スト高を招くことがない。
極13,14に受電電極23,24を貼着するこ
とにより、補助導子20の治療電極35,36に
刺激用低周波電流を供給するので、低周波治療器
本体11側では補助導子20の取付けのための特
別な対応が不要である。すなわち、低周波治療器
本体11にジヤツクなどの給電端子を追加する必
要がなく、低周波治療器本体11は安価にできる
とともに、従来の低周波治療器本体11をそのま
ま利用することができる。そして、低周波治療器
本体11に設計変更が不要であることにより、低
周波治療器本体11単独でのみの使用に対してコ
スト高を招くことがない。
つぎに、本考案の請求項2の低周波治療器の一
実施例(第2実施例)の構成を第2図に基づいて
説明する。
実施例(第2実施例)の構成を第2図に基づいて
説明する。
低周波治療器本体11の構成は、先の実施例と
同様なので、対応する部分に同一符号を付して説
明を省略し、補助導子40について説明する。
同様なので、対応する部分に同一符号を付して説
明を省略し、補助導子40について説明する。
絶縁ゴムなどの絶縁体からなる基体41は、平
面形状が低周波治療器本体11の下面のほぼ半分
の大きさになつている。そして、前記基体41の
片側の上面に、前記低周波治療器本体11の下面
の治療電極13,14とほぼ等しい大きさ、形状
を有しこれら治療電極13,14のうちの一方に
接離自在に貼着される導電ゴムなどの導電体から
なる1つの受電電極42が一体的に設けられてい
る。なお、前記基体41は、断面ほぼコ字形状に
なつていて、前記受電電極42の下面および側面
の下半分を覆つている。
面形状が低周波治療器本体11の下面のほぼ半分
の大きさになつている。そして、前記基体41の
片側の上面に、前記低周波治療器本体11の下面
の治療電極13,14とほぼ等しい大きさ、形状
を有しこれら治療電極13,14のうちの一方に
接離自在に貼着される導電ゴムなどの導電体から
なる1つの受電電極42が一体的に設けられてい
る。なお、前記基体41は、断面ほぼコ字形状に
なつていて、前記受電電極42の下面および側面
の下半分を覆つている。
そして、この受電電極42には、前記基体41
の外側面から外方へ延出した1本の外部接続コー
ド43の一端が電気的に接続されている。
の外側面から外方へ延出した1本の外部接続コー
ド43の一端が電気的に接続されている。
また、1つのみある導子本体44は、先の実施
例と同様に、絶縁体からなる導子カバー45の外
側下面に粘着性治療電極46を突設してなるもの
である。そして、この治療電極46に、前記導子
カバー45の外側面から外方へ延びる前記接続コ
ード43の他端が電気的に接続されている。
例と同様に、絶縁体からなる導子カバー45の外
側下面に粘着性治療電極46を突設してなるもの
である。そして、この治療電極46に、前記導子
カバー45の外側面から外方へ延びる前記接続コ
ード43の他端が電気的に接続されている。
こうして、この接続コード43は、前記受電電
極42と治療電極46とを電気的に接続している
とともに、前記基体41と導子カバー45とを一
体的に繋いでいる。
極42と治療電極46とを電気的に接続している
とともに、前記基体41と導子カバー45とを一
体的に繋いでいる。
つぎに、上記第2実施例の作用について説明す
る。
る。
もちろん、先の実施例と同様に、低周波治療器
本体11単独で治療を行なうこともできる。
本体11単独で治療を行なうこともできる。
また、一対の治療電極間の距離を適宜大きくし
て治療を行ないたいときには、まず、矢印で示す
ように、低周波治療器本体11の2つの粘着性治
療電極13,14のうちのいずれか一方に、補助
導子40の基体41の受電電極42を貼着して、
補助導子40を低周波治療器本体11に取付け
る。なお、図面では、治療電極13の方に貼付け
るように図示してあるが、他方の治療電極14に
貼付けてもよい。つぎに、受電電極42が貼着さ
れていない低周波治療器本体11の他方の粘着性
治療電極14と補助導子40の導子本体44の粘
着性治療電極46とを肌に押し当てて貼着し、こ
れら低周波治療器本体11と導子本体44とを人
体の離れた2か所の患部たとえば両肩にそれぞれ
装着する。
て治療を行ないたいときには、まず、矢印で示す
ように、低周波治療器本体11の2つの粘着性治
療電極13,14のうちのいずれか一方に、補助
導子40の基体41の受電電極42を貼着して、
補助導子40を低周波治療器本体11に取付け
る。なお、図面では、治療電極13の方に貼付け
るように図示してあるが、他方の治療電極14に
貼付けてもよい。つぎに、受電電極42が貼着さ
れていない低周波治療器本体11の他方の粘着性
治療電極14と補助導子40の導子本体44の粘
着性治療電極46とを肌に押し当てて貼着し、こ
れら低周波治療器本体11と導子本体44とを人
体の離れた2か所の患部たとえば両肩にそれぞれ
装着する。
そして、低周波治療器本体11内の刺激パルス
発生回路からの刺激用低周波電流が、低周波治療
器本体11の一方の治療電極13、これに接触し
た受電電極42、接続コード43、導子本体44
の治療電極46、人体、低周波治療器本体11の
他方の治療電極14の順あるいは逆に流れる。こ
のように、補助導子40を取付けた低周波治療器
本体11を人体に装着したときには、補助導子4
0の絶縁体からなる基体41によつて、低周波治
療器本体11の治療電極13,14は、受電電極
42が貼着していない片方の治療電極14のみが
人体に対して直接作用する。
発生回路からの刺激用低周波電流が、低周波治療
器本体11の一方の治療電極13、これに接触し
た受電電極42、接続コード43、導子本体44
の治療電極46、人体、低周波治療器本体11の
他方の治療電極14の順あるいは逆に流れる。こ
のように、補助導子40を取付けた低周波治療器
本体11を人体に装着したときには、補助導子4
0の絶縁体からなる基体41によつて、低周波治
療器本体11の治療電極13,14は、受電電極
42が貼着していない片方の治療電極14のみが
人体に対して直接作用する。
治療後には、粘着性治療電極14,46を肌か
ら剥がして、低周波治療器本体11および導子本
体44を人体からそれぞれ外す。
ら剥がして、低周波治療器本体11および導子本
体44を人体からそれぞれ外す。
なお、再び低周波治療器本体11単独で治療を
行なうときは、低周波治療器本体11の治療電極
13から受電電極42を剥がして、低周波治療器
本体11から補助導子40を外す。
行なうときは、低周波治療器本体11の治療電極
13から受電電極42を剥がして、低周波治療器
本体11から補助導子40を外す。
上記構成によれば、先の実施例と同様の効果が
得られるとともに、受電電極42、接続コード4
3および導子本体44が1つのみでよいので、先
の実施例よりも、補助導子40の構造が簡易なも
のとなり、この補助導子40をより安価にでき
る。また、単に1つの受電電極42を一方の粘着
性治療電極13,14に貼着するのみであり、こ
れは低周波治療器本体11の形状やその治療電極
13,14間の距離などによらず可能なので、低
周波治療器本体11の機種に限定されずに、補助
導子40を使用することができる。
得られるとともに、受電電極42、接続コード4
3および導子本体44が1つのみでよいので、先
の実施例よりも、補助導子40の構造が簡易なも
のとなり、この補助導子40をより安価にでき
る。また、単に1つの受電電極42を一方の粘着
性治療電極13,14に貼着するのみであり、こ
れは低周波治療器本体11の形状やその治療電極
13,14間の距離などによらず可能なので、低
周波治療器本体11の機種に限定されずに、補助
導子40を使用することができる。
しかしながら、肌への対向面に受電電極42を
含めた基体41を取付けた低周波治療器本体11
を人体に装着するので、人体における装着場所に
よつえは、装着性が悪くなるおそれがある。これ
に対して、先の実施例の補助導子20では、接続
コード27,28付きの導子本体31,32があ
るので、人体への装着性は常に良好であり、補助
導子20を用いてお治療時、一対の治療電極3
5,36を人体に容易かつ確実に装着できる。
含めた基体41を取付けた低周波治療器本体11
を人体に装着するので、人体における装着場所に
よつえは、装着性が悪くなるおそれがある。これ
に対して、先の実施例の補助導子20では、接続
コード27,28付きの導子本体31,32があ
るので、人体への装着性は常に良好であり、補助
導子20を用いてお治療時、一対の治療電極3
5,36を人体に容易かつ確実に装着できる。
なお、上記両実施例では、補助導子20,40
の治療電極35,36,46を粘着性のあるもの
としたが、補助導子の導子本体の治療電極は、保
水性を有する導電性スポンジゴムなどからなるも
のとして、導子本体をハンドあるい絆創膏などに
より人体に装着するようにしてもよい。
の治療電極35,36,46を粘着性のあるもの
としたが、補助導子の導子本体の治療電極は、保
水性を有する導電性スポンジゴムなどからなるも
のとして、導子本体をハンドあるい絆創膏などに
より人体に装着するようにしてもよい。
また、上記第1実施例では、導子本体31,3
2および外部接続コード27,28をそれぞれ2
つとしたが、導子本体および外部接続コードはそ
れぞれ3つ以上にしてもよい。この場合、少なく
とも1つの導子本体の治療電極を基体の一方の受
電電極に電気的に接続し、他の導子本体の治療電
極を他方の受電電極に電気的に接続すればよい。
さらに、上記第2実施例においても、導子本体お
よび外部接続コードはそれぞれ2つ以上にしても
よいが、この場合、すべての導子本体の治療電極
が1つの受電電極に電気的に接続されることにな
る。
2および外部接続コード27,28をそれぞれ2
つとしたが、導子本体および外部接続コードはそ
れぞれ3つ以上にしてもよい。この場合、少なく
とも1つの導子本体の治療電極を基体の一方の受
電電極に電気的に接続し、他の導子本体の治療電
極を他方の受電電極に電気的に接続すればよい。
さらに、上記第2実施例においても、導子本体お
よび外部接続コードはそれぞれ2つ以上にしても
よいが、この場合、すべての導子本体の治療電極
が1つの受電電極に電気的に接続されることにな
る。
つぎに、本考案の請求項3ないし5の低周波治
療器の一実施例(第3実施例)の構成を第3図お
よび第4図に基づいて説明する。なお、この実施
例の構成は、上記第1実施例のものとほぼ同様な
ので、対応する部分に同一符号を付して、その説
明を省略し、異なる点を主に説明する。
療器の一実施例(第3実施例)の構成を第3図お
よび第4図に基づいて説明する。なお、この実施
例の構成は、上記第1実施例のものとほぼ同様な
ので、対応する部分に同一符号を付して、その説
明を省略し、異なる点を主に説明する。
低周波治療器本体11の一対の治療電極13,
14は、一方の治療電極13が正極であり、他方
の治療電極14が負極である。また、前記低周波
治療器本体11の本体ケース12の一側面部に、
上下方向へ抜ける切り欠き50が形成されてい
る。
14は、一方の治療電極13が正極であり、他方
の治療電極14が負極である。また、前記低周波
治療器本体11の本体ケース12の一側面部に、
上下方向へ抜ける切り欠き50が形成されてい
る。
一方、補助導子20の基体21の受け壁22の
一内側面には、前記低周波治療器本体11の切り
欠き50が係合される上下方向に延びる突起51
が形成されている。これによつて、前記基体21
は、低周波治療器本体11に一定の方向性をもつ
てのみ取付け可能になつている。
一内側面には、前記低周波治療器本体11の切り
欠き50が係合される上下方向に延びる突起51
が形成されている。これによつて、前記基体21
は、低周波治療器本体11に一定の方向性をもつ
てのみ取付け可能になつている。
また、上記第1実施例と同様に、前記基体21
の上面側すなわち低周波治療器本体11への対向
面側に一対の受電電極23,24が設けられてい
るが、低周波治療器本体11の一方の治療電極1
3に接続する受電電極23は、基体21を上下方
向に貫通しており、この基体21の下面すなわち
低周波治療器本体11への対向面と反対側の面に
接合された電極接合部52を一体に有している。
これに対して、低周波治療器本体11の他方の治
療電極14に接触する他方の受電電極24は、上
方へのみ露出している。さらに、前記電極接合部
52には、導電性を有する含水性アクリル系ゲル
などからなる粘着性基本治療電極53が下側から
被さつている。こうして受電電極23に電気的に
接続されたこの基体治療電極53は、ほぼ基体2
1の下面全体に広がつている。
の上面側すなわち低周波治療器本体11への対向
面側に一対の受電電極23,24が設けられてい
るが、低周波治療器本体11の一方の治療電極1
3に接続する受電電極23は、基体21を上下方
向に貫通しており、この基体21の下面すなわち
低周波治療器本体11への対向面と反対側の面に
接合された電極接合部52を一体に有している。
これに対して、低周波治療器本体11の他方の治
療電極14に接触する他方の受電電極24は、上
方へのみ露出している。さらに、前記電極接合部
52には、導電性を有する含水性アクリル系ゲル
などからなる粘着性基本治療電極53が下側から
被さつている。こうして受電電極23に電気的に
接続されたこの基体治療電極53は、ほぼ基体2
1の下面全体に広がつている。
そして、前記他方の受電電極24に、一対の外
部接続コード27,28の一端が、たとえば基体
21に埋設された導通部29,30を介してそれ
ぞれ電気的に接続されている。そして、上記第1
実施例と同様に、これら外部接続コード27,2
8の他端が一対の導子本体31,32の各治療電
極35,36にそれぞれ電気的に接続されてい
る。
部接続コード27,28の一端が、たとえば基体
21に埋設された導通部29,30を介してそれ
ぞれ電気的に接続されている。そして、上記第1
実施例と同様に、これら外部接続コード27,2
8の他端が一対の導子本体31,32の各治療電
極35,36にそれぞれ電気的に接続されてい
る。
つぎに、上記第3実施例の作用について説明す
る。
る。
治療電極間の距離を適宜大きくして治療を行な
いたいときは、矢印で示すように、やはり低周波
治療器本体11に補助導子20の基体21を取付
けるが、このとき、低周波治療器本体11の切り
欠き50を基体21の突起51に係合させなけれ
ば、この突起51により妨げられて基体21を取
付けることができないので、基体21は一定の方
向性をもつて低周波治療器本体11に取付けら
れ、必ずその治療電極13に受電電極23が、ま
た、治療電極14に受電電極24が接触すること
になる。したがつて、一方の受電電極23が正極
になり、他方の受電電極24が負極になる。した
がつてまた、両導子本体31,32の治療電極3
5,36が負極になり、基体21の治療電極53
が正極になる。
いたいときは、矢印で示すように、やはり低周波
治療器本体11に補助導子20の基体21を取付
けるが、このとき、低周波治療器本体11の切り
欠き50を基体21の突起51に係合させなけれ
ば、この突起51により妨げられて基体21を取
付けることができないので、基体21は一定の方
向性をもつて低周波治療器本体11に取付けら
れ、必ずその治療電極13に受電電極23が、ま
た、治療電極14に受電電極24が接触すること
になる。したがつて、一方の受電電極23が正極
になり、他方の受電電極24が負極になる。した
がつてまた、両導子本体31,32の治療電極3
5,36が負極になり、基体21の治療電極53
が正極になる。
ついで、低周波治療器本体11に取付けられた
基体21を人体の適当な1か所に装着するととも
に、一対の導子本体31,32を人体の所望の2
か所の患部にそれぞれ装着する。この状態で、基
体21および導子本体31,32は、肌に貼着さ
れた粘着性治療電極53,35,36の粘着力に
より、それぞれ人体に保持される。
基体21を人体の適当な1か所に装着するととも
に、一対の導子本体31,32を人体の所望の2
か所の患部にそれぞれ装着する。この状態で、基
体21および導子本体31,32は、肌に貼着さ
れた粘着性治療電極53,35,36の粘着力に
より、それぞれ人体に保持される。
そして、このときは、低周波治療器本体11内
の刺激パルス発生回路から出た刺激用低周波電流
が、同じ低周波治療器本体11の治療電極13、
これに接触した受電電極23、基体21の治療電
極53、人体、両導子本体31,32の各治療電
極35,36、両外部接続コード27,28、受
電電極24およびこれに接触した低周波治療器本
体11の治療電極14の順に流れる。その際、両
導子本体31,32の各治療電極35,36がす
べて負極なので、これら治療電極35,36の装
着場所においては、同期した刺激が得られるばか
りでなく、装着場所にもよるが、ほぼ同程度の強
さの刺激が得られる。
の刺激パルス発生回路から出た刺激用低周波電流
が、同じ低周波治療器本体11の治療電極13、
これに接触した受電電極23、基体21の治療電
極53、人体、両導子本体31,32の各治療電
極35,36、両外部接続コード27,28、受
電電極24およびこれに接触した低周波治療器本
体11の治療電極14の順に流れる。その際、両
導子本体31,32の各治療電極35,36がす
べて負極なので、これら治療電極35,36の装
着場所においては、同期した刺激が得られるばか
りでなく、装着場所にもよるが、ほぼ同程度の強
さの刺激が得られる。
治療後には、粘着性治療電極53,35,36
を肌から剥がして、基体21および両導子本体3
1,32を人体から外す。
を肌から剥がして、基体21および両導子本体3
1,32を人体から外す。
こうして、上記構成によれば、補助導子20を
用いることにより、容易な使用形態で、離れた複
数か所の患部に対しても十分なマツサージ効果を
得ることが可能になる。その上、一般的に、人体
は正極側よりも電荷の放出される負極側に強く刺
激を感じ、負極側の方が治療効果が高いので、低
周波治療器本体11に補助導子20を取付けて使
用するとき、一対ある導子本体31,32の治療
電極35,36の方が負極になることにより、複
数の患部を同時にかつ効果的に治療することがで
きる。
用いることにより、容易な使用形態で、離れた複
数か所の患部に対しても十分なマツサージ効果を
得ることが可能になる。その上、一般的に、人体
は正極側よりも電荷の放出される負極側に強く刺
激を感じ、負極側の方が治療効果が高いので、低
周波治療器本体11に補助導子20を取付けて使
用するとき、一対ある導子本体31,32の治療
電極35,36の方が負極になることにより、複
数の患部を同時にかつ効果的に治療することがで
きる。
しかも、導子本体31,32の治療電極35,
36の方が負極になるようにするために、低周波
治療器本体11と基体21とに切り欠き50と突
起51とをそれぞれ設けたので、単に低周波治療
器本体と基体とに一対の電極の正負を示す表示を
設けたような場合とは異なり、誤装着を確実に防
止でき、必ず導子本体31,32の治療電極3
5,36の方が負極になるようにすることができ
る。
36の方が負極になるようにするために、低周波
治療器本体11と基体21とに切り欠き50と突
起51とをそれぞれ設けたので、単に低周波治療
器本体と基体とに一対の電極の正負を示す表示を
設けたような場合とは異なり、誤装着を確実に防
止でき、必ず導子本体31,32の治療電極3
5,36の方が負極になるようにすることができ
る。
また、このように必ず基体21の治療電極53
のみが正極になり、同じような形状の両導子本体
31,32の治療電極35,36はいずれも負極
になるので、これらを患部に装着するとき、極性
の区別が容易で、極性を混同することがなく、使
いやすい。
のみが正極になり、同じような形状の両導子本体
31,32の治療電極35,36はいずれも負極
になるので、これらを患部に装着するとき、極性
の区別が容易で、極性を混同することがなく、使
いやすい。
また、基体21にも治療電極53を設けたこと
により、スペースを有効に利用でき、治療電極3
5,36,53の数を多くしても、補助導子20
を比較的コンパクトにできる。
により、スペースを有効に利用でき、治療電極3
5,36,53の数を多くしても、補助導子20
を比較的コンパクトにできる。
ところで、上記第1実施例のように、一対の導
子本体31,32の各治療電極35,36がそれ
ぞれ負極および正極になるようにして、基体21
には治療電極53を設けなかつたとすると、低周
波治療器本体11を取付けた基体21を衣服のポ
ケツトに入れられるような場合はよいものの、そ
うでない場合は、基体21を手で保持するか、あ
るいは、基体21をぶら下げておくかしなければ
ならない。しかし、前者の場合は面倒であり、後
者の場合は基体21側の荷重により導子本体3
1,32が剥がれてしまうおそれがある。ところ
が、上記第3実施例の構成によれば、基体21を
も人体に装着するので、そのような問題がない。
これは、上記第2実施例の構成でも得られる効果
であるが、上記第3実施例の構成によれば、さら
に、基体21の粘着性治療電極53を低周波治療
器本体11の平面形状と面積をほぼ等しくできる
ことにより、粘着力を大きくできる。
子本体31,32の各治療電極35,36がそれ
ぞれ負極および正極になるようにして、基体21
には治療電極53を設けなかつたとすると、低周
波治療器本体11を取付けた基体21を衣服のポ
ケツトに入れられるような場合はよいものの、そ
うでない場合は、基体21を手で保持するか、あ
るいは、基体21をぶら下げておくかしなければ
ならない。しかし、前者の場合は面倒であり、後
者の場合は基体21側の荷重により導子本体3
1,32が剥がれてしまうおそれがある。ところ
が、上記第3実施例の構成によれば、基体21を
も人体に装着するので、そのような問題がない。
これは、上記第2実施例の構成でも得られる効果
であるが、上記第3実施例の構成によれば、さら
に、基体21の粘着性治療電極53を低周波治療
器本体11の平面形状と面積をほぼ等しくできる
ことにより、粘着力を大きくできる。
なお、上記第3実施例では、導子本体31,3
2を2つとしたが、導子本体は1つあるいは3つ
以上にしてもよい。
2を2つとしたが、導子本体は1つあるいは3つ
以上にしてもよい。
また、上記第3実施例では、導子本体31,3
2の治療電極35,36の方が必ず負極になるよ
うにするために、切り欠き50と突起51とを利
用したが、低周波治療器本体および基体の平面形
状をそれぞれ台形状にするなどしてもよい。
2の治療電極35,36の方が必ず負極になるよ
うにするために、切り欠き50と突起51とを利
用したが、低周波治療器本体および基体の平面形
状をそれぞれ台形状にするなどしてもよい。
しかしながら、上記実施例のような切り欠きや
突起を設けないとともに、上記第1および第2実
施例と同様に低周波治療器本体および基体の平面
形状をそれぞれ矩形状とし、極性の選択を使用者
に任せるようにしてもよい。この場合は、従来の
低周波治療器を全くそのまま利用でき、製造上有
利である。
突起を設けないとともに、上記第1および第2実
施例と同様に低周波治療器本体および基体の平面
形状をそれぞれ矩形状とし、極性の選択を使用者
に任せるようにしてもよい。この場合は、従来の
低周波治療器を全くそのまま利用でき、製造上有
利である。
さらに、上記第1および第2実施例の補助導子
20,40において、第3実施例と同様の治療電
極53を基体21,41に設けることもできる。
20,40において、第3実施例と同様の治療電
極53を基体21,41に設けることもできる。
本考案によれば、つぎのような効果が得られ
る。
る。
請求項1の低周波治療器では、低周波治療器本
体の外面部に設けられた一対の粘着性治療電極に
それぞれ接離自在に貼着される一対の受電電極を
絶縁性基体に設け、これら受電電極を複数の導子
本体の各治療電極に外部接続コードを介してそれ
ぞれ接続してなる補助導子を備えているので、低
周波治療器本体のみを使用して手軽な低周波治療
を行なえるのみならず、必要に応じ、低周波治療
器本体に補助導子を取付けて、一対の治療電極を
適宜離しての治療も行なうことができ、人体にお
ける離れた複数か所の患部に対しても十分な治療
効果を得ることができる。しかも、従来の低周波
治療器本体に設計変更を加える必要がなく、すな
わち、この低周波治療器本体にジヤツクなどの給
電端子を設ける必要がなく、従来の低周波治療器
本体をそのまま利用することができるとともに、
低周波治療器本体は安価にできる。さらに、基体
にそれぞれ外部接続コードを介して繋がつた複数
の導子本体があるので、補助導子を用いての治療
時、複数の治療電極を人体に容易かつ確実に装着
できる。
体の外面部に設けられた一対の粘着性治療電極に
それぞれ接離自在に貼着される一対の受電電極を
絶縁性基体に設け、これら受電電極を複数の導子
本体の各治療電極に外部接続コードを介してそれ
ぞれ接続してなる補助導子を備えているので、低
周波治療器本体のみを使用して手軽な低周波治療
を行なえるのみならず、必要に応じ、低周波治療
器本体に補助導子を取付けて、一対の治療電極を
適宜離しての治療も行なうことができ、人体にお
ける離れた複数か所の患部に対しても十分な治療
効果を得ることができる。しかも、従来の低周波
治療器本体に設計変更を加える必要がなく、すな
わち、この低周波治療器本体にジヤツクなどの給
電端子を設ける必要がなく、従来の低周波治療器
本体をそのまま利用することができるとともに、
低周波治療器本体は安価にできる。さらに、基体
にそれぞれ外部接続コードを介して繋がつた複数
の導子本体があるので、補助導子を用いての治療
時、複数の治療電極を人体に容易かつ確実に装着
できる。
また、請求項2の低周波治療器では、低周波治
療器本体の一対の粘着性治療電極のうちの一方に
接離自在に貼着される受電電極を絶縁性基体に設
け、この受電電極を導子本体の治療電極に外部接
続コードを介して接続した補助導子を備えている
ので、同様に、低周波治療器本体に設計変更を加
えることなく、必要に応じ、補助導子を用いて治
療効果を上げることができ、さらに、補助導子の
構造がより簡単で、より安価にできるとともに、
低周波治療器本体の形状やその一対の治療電極間
の距離などによらず補助導子を用いることがで
き、低周波治療器本体の機種によらず治療効果を
上げられる。しかも、低周波治療器本体をも人体
に装着するので、補助導子を用いての治療時、低
周波治療器本体が邪魔になるようなことがない。
療器本体の一対の粘着性治療電極のうちの一方に
接離自在に貼着される受電電極を絶縁性基体に設
け、この受電電極を導子本体の治療電極に外部接
続コードを介して接続した補助導子を備えている
ので、同様に、低周波治療器本体に設計変更を加
えることなく、必要に応じ、補助導子を用いて治
療効果を上げることができ、さらに、補助導子の
構造がより簡単で、より安価にできるとともに、
低周波治療器本体の形状やその一対の治療電極間
の距離などによらず補助導子を用いることがで
き、低周波治療器本体の機種によらず治療効果を
上げられる。しかも、低周波治療器本体をも人体
に装着するので、補助導子を用いての治療時、低
周波治療器本体が邪魔になるようなことがない。
また、請求項3の低周波治療器では、補助導子
の基体にも治療電極を設けて、この基体治療電極
を一方の受電電極に電気的に接続したので、上記
請求項1の低周波治療器と同様の効果が得られる
他、補助導子を用いての治療時、低周波治療器本
体が取付けられた基体をも人体に装着することに
より、低周波治療器本体が邪魔になるようなこと
がないとともに、治療電極の数を多くしても、補
助導子を比較的コンパクトにできる。
の基体にも治療電極を設けて、この基体治療電極
を一方の受電電極に電気的に接続したので、上記
請求項1の低周波治療器と同様の効果が得られる
他、補助導子を用いての治療時、低周波治療器本
体が取付けられた基体をも人体に装着することに
より、低周波治療器本体が邪魔になるようなこと
がないとともに、治療電極の数を多くしても、補
助導子を比較的コンパクトにできる。
それに加えて、請求項4の低周波治療器では、
補助導子の複数あるすべての導子本体の各治療電
極を基体の他方の受電電極すなわち基体の治療電
極に接続されていない方の受電電極に電気的に接
続したので、補助導子の使用時、複数の導子本体
の治療電極がすべて同極であることにより、同様
の刺激感が得られる治療電極を使用者が容易に識
別できて、使いやすい。
補助導子の複数あるすべての導子本体の各治療電
極を基体の他方の受電電極すなわち基体の治療電
極に接続されていない方の受電電極に電気的に接
続したので、補助導子の使用時、複数の導子本体
の治療電極がすべて同極であることにより、同様
の刺激感が得られる治療電極を使用者が容易に識
別できて、使いやすい。
さらに、請求項5の低周波治療器では、低周波
治療器本体への補助導子の取付け時導子本体の治
療電極の方が正極よりも強く刺激の感じられる負
極になるので、複数の患部に各導子本体を装着す
ることにより、複数の患部の同時治療をより効果
的に行なうことができ、しかも、複数ある導子本
体の治療電極がすべて負極になり、正極は基体の
治療電極のみになることにより、これら治療電極
を人体に装着する際、極性を確実かつ容易に識別
することができ、使い勝手がよいとともに、治療
効果を確実に上げられる。
治療器本体への補助導子の取付け時導子本体の治
療電極の方が正極よりも強く刺激の感じられる負
極になるので、複数の患部に各導子本体を装着す
ることにより、複数の患部の同時治療をより効果
的に行なうことができ、しかも、複数ある導子本
体の治療電極がすべて負極になり、正極は基体の
治療電極のみになることにより、これら治療電極
を人体に装着する際、極性を確実かつ容易に識別
することができ、使い勝手がよいとともに、治療
効果を確実に上げられる。
第1図は本考案の請求項1の低周波治療器の一
実施例を示す斜視図、第2図は本考案の請求項2
の低周波治療器の一実施例を示す斜視図、第3図
は本考案の請求項3ないし5の低周波治療器の一
実施例を示す全体斜視図、第4図は同上補助導子
の基体の断面図である。 11……低周波治療器本体、13,14……低
周波治療器本体の粘着性治療電極、20……補助
導子、21……基体、23,24……受電電極、
27,28……外部接続コード、31,32……
導子本体、35,36……導子本体の治療電極、
40……補助導子、41……基体、42……受電
電極、43……外部接続コード、44……導子本
体、46……導子本体の治療電極、53……基体
治療電極。
実施例を示す斜視図、第2図は本考案の請求項2
の低周波治療器の一実施例を示す斜視図、第3図
は本考案の請求項3ないし5の低周波治療器の一
実施例を示す全体斜視図、第4図は同上補助導子
の基体の断面図である。 11……低周波治療器本体、13,14……低
周波治療器本体の粘着性治療電極、20……補助
導子、21……基体、23,24……受電電極、
27,28……外部接続コード、31,32……
導子本体、35,36……導子本体の治療電極、
40……補助導子、41……基体、42……受電
電極、43……外部接続コード、44……導子本
体、46……導子本体の治療電極、53……基体
治療電極。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源および刺激パルス発生回路を内蔵すると
ともにこの刺激パルス発生回路に電気的に接続
された一対の粘着性治療電極を外面部に設けた
低周波治療器本体と、この低周波治療器本体に
着脱自在に取付けられて使用される補助導子と
を備え、 この補助導子は、絶縁性を有する基体と、こ
の基体の片面側に設けられ前記低周波治療器本
体の一対の粘着性治療電極にそれぞれ接離自在
に貼着される一対の受電電極と、治療電極を外
面部にそれぞれ設けた複数の導子本体と、これ
ら導子本体をそれぞれ前記基体に繋ぐ複数の外
部接続コードとからなり、これら外部接続コー
ドにより、前記複数の導子本体のうちの少なく
とも1つの治療電極に一方の前記受電電極を電
気的に接続するとともに、他の導子本体の治療
電極を他方の前記受電電極に電気的に接続した
ことを特徴とする低周波治療器。 (2) 電源および刺激パルス発生回路を内蔵すると
ともにこの刺激パルス発生回路に電気的に接続
された一対の粘着性治療電極を外面部に設けた
低周波治療器本体と、この低周波治療器本体に
着脱自在に取付けられて使用される補助導子と
を備え、 この補助導子は、絶縁性を有する基体と、こ
の基体の片面側に設けられ前記低周波治療器本
体の一対の粘着性治療電極のうちの一方に接離
自在に貼着される受電電極と、治療電極を外面
部に設けた導子本体と、この導子本体を前記基
体に繋ぎかつその治療電極を前記受電電極に電
気的に接続する外部接続コードとからなること
を特徴とする低周波治療器。 (3) 電源および刺激パルス発生回路を内蔵すると
ともにこの刺激パルス発生回路に電気的に接続
された一対の粘着性治療電極を外面部に設けた
低周波治療器本体と、この低周波治療器本体に
着脱自在に取付けられて使用される補助導子と
を備え、 この補助導子は、絶縁性を有する基体と、こ
の基体の片面側に設けられ前記低周波治療器本
体の一対の粘着性治療電極にそれぞれ接離自在
に貼着される一対の受電電極と、前記基体に設
けられ一方の前記受電電極に電気的に接続され
た基体治療電極と、治療電極を外面部に設けた
導子本体と、この導子本体を前記基体に繋ぐ外
部接続コードとからなり、これら外部接続コー
ドにより、前記導子本体の治療電極を少なくと
も他方の受電電極に電気的に接続したことを特
徴とする低周波治療器。 (4) 前記導子本体および外部接続コードを複数と
し、すべての前記導子本体の各治療電極を他方
の受電電極に電気的に接続した請求項3記載の
低周波治療器。 (5) 前記低周波治療器本体への前記補助導子の取
付け時前記導子本体の治療電極が負極になるこ
とを特徴とする請求項4記載の低周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13722189U JPH0538754Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-11-27 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10578989 | 1989-09-08 | ||
JP13722189U JPH0538754Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383553U JPH0383553U (ja) | 1991-08-26 |
JPH0538754Y2 true JPH0538754Y2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=31890317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13722189U Expired - Lifetime JPH0538754Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538754Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4567794B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-10-20 | 有限会社吉本本家石材店 | 石橋の欄干補強構造 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP13722189U patent/JPH0538754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0383553U (ja) | 1991-08-26 |
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