JP2000236946A - 電子パッティングブースター - Google Patents

電子パッティングブースター

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JP2000236946A
JP2000236946A JP11046261A JP4626199A JP2000236946A JP 2000236946 A JP2000236946 A JP 2000236946A JP 11046261 A JP11046261 A JP 11046261A JP 4626199 A JP4626199 A JP 4626199A JP 2000236946 A JP2000236946 A JP 2000236946A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
negative electrode
positive electrode
skin
user
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Pending
Application number
JP11046261A
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English (en)
Inventor
Kenji Kokama
賢司 小蒲
Etsuro Murayama
悦朗 村山
Shigeo Ikeda
成夫 池田
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PORITORONIKUSU KK
SATELLITE INTELLIGENCE KK
Polytronics Inc
Original Assignee
PORITORONIKUSU KK
SATELLITE INTELLIGENCE KK
Polytronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、生体に電気的刺激を与えるた
めの用具を提供することである。 【解決手段】用具に生体電池素子を設置することによっ
て、肌に電気的刺激を与え、皮膚を活性化し得る美容用
具を提供する。さらに、イオントフォレーゼ作用により
使用者の肌に適用された化粧品成分を浸透させることを
特徴とする美容器具も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体電池の作用に
よって肌に電気的刺激を与える美容器具に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、肌に物理的な刺激を与えるパッテ
ィング用具が知られており、皮膚の局所的な血行を改善
して新陳代謝を促進し、肌を美しくする効果があること
が実証されている。
【0003】しかし、美肌効果をより十全にするために
は、物理的刺激に加えて、電気的な刺激を与えることが
望ましい。
【0004】また、従来のパッティング用具は、化粧品
とともに用いた場合に、その有効成分の吸収を促進させ
る効果は有していない。
【0005】何故なら、使用者の肌に直接塗布された化
粧品の有効成分は濃度勾配に従った単純拡散により皮膚
表面から皮下組織に浸透するが、有効成分がイオン性物
質、高分子である場合には、濃度勾配による拡散だけで
は、必ずしも十分な量の成分を皮内に浸透せしめること
ができず、電気的に強制浸透せしめることが必要となる
からである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
存するこのような欠点を克服するためになされたもので
あり、生体電池の作用により肌に電気的刺激を与える器
具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、肌に電気的刺激を与えるための美容器具
であって、電気的に接続された正極部と負極部からなる
一以上の生体電池素子を具備し、前記正極部は、少なく
とも表面が負極部に比べて高い標準電極電位を有する導
電性物質からなることと、前記負極部は、少なくとも表
面が前記正極部に比べて低い標準電極電位を有する導電
性物質からなることと、前記正極部と前記負極部が使用
者の身体に同時に接触して使用者の身体と共に生体電池
を構成し、肌に電気的刺激を与えることを特徴とする美
容器具を提供する。
【0008】また、本発明は、イオントフォレーゼ作用
により有効成分を浸透させるための美容器具であって、
電気的に接続された正極部と負極部からなる一以上の生
体電池素子を具備し、前記正極部は、少なくとも表面が
負極部に比べて高い標準電極電位を有する導電性物質か
らなることと、前記負極部は、少なくとも表面が前記正
極部に比べて低い標準電極電位を有する導電性物質から
なることと、前記正極部と前記負極部が使用者の身体に
同時に接触して使用者の身体と共に生体電池を構成し、
イオントフォレーゼ作用を与えて前記有効成分を浸透さ
せることを特徴とする美容器具も提供する。
【0009】本発明は、標準電極電位に差がある二種類
の電極を生体に接触したときに形成される生体電池を応
用したものである。この生体電池は公知であって、肩こ
り治療具等に応用されている。生体電池の原理について
は、例えば特開平8−173554号に記載されてい
る。
【0010】また、「イオントフォレーゼ」とは、皮膚
及び該皮膚に接触している帯電した有効成分に電圧を負
荷することによって、有効成分を皮膚内部に泳動せしめ
ることを意味する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を説明する。
【0012】
【実施例1】図1及び図2は、本発明によるパッティン
グ用具(以下電子パッティングブースター)の一例の断
面図(図1)及び側面図(図2)である。
【0013】本実施例の電子パッティングブースター
は、正極部1、負極部2、該正極部1と負極部2の間に
介在する環状の基台部3からなる。
【0014】正極部1は負極部2より高い標準電極電位
を有する導電性物質であり、本実施例では、パッティン
グ用の綿を介して使用者の肌に接触する。
【0015】負極部2は正極部1より低い標準電極電位
を有する導電性物質であり、本実施例では、使用者の指
に直接接触する。
【0016】正極部1と負極部2は、基台部3の中に設
けられた小穴を通じて、導電性物質で接続されている。
【0017】正極部1に用いる導電性物質は、化学的変
化を受け難く且つ高い標準電極電位を有する任意の金属
又はその合金であることが好ましく、金が特に好まし
い。
【0018】負極部2に用いる導電性物質は、金属及び
その合金、並びに半導体が含まれる。n型半導体を用い
ると、電極上に塩が析出せず電流が安定に供給されるの
で、導電性物質にはn型半導体を使用することが好まし
い。n型半導体には酸化亜鉛、酸化錫、酸化インジウ
ム、酸化アンチモンなどの金属酸化物半導体が含まれる
が、これらに限定されない。
【0019】基台部3は、指に装着し得るように環状を
成し、絶縁性物質からなっている。
【0020】図3及び図4は、前記実施例による電子パ
ッティングブースターの使用方法を示している。
【0021】まず、図3のように電子パッティングブー
スターを使用者の中指に嵌める。この状態では、図3に
示されているように、正極部1は外側表面に存在する
が、負極部2は内側に位置して中指の腹に接しており、
図では中指と基台部3の間に隠れている。
【0022】次に、図4のごとく、電子パッティングブ
ースターを包み込むようにパッティング用の綿を人差し
指と薬指で挟む。パッティング用の綿にイオン性の化粧
水を含ませ、肌をパッティングする。
【0023】また、図4ではパッティング用の綿に化粧
水を含ませることにより、化粧水を適用する例を示して
いるが、肌に直接適用してもよい。
【0024】以上の態様で使用すれば、正極部1はイオ
ン性成分を含浸せしめた綿を介して使用者の肌に、負極
部2は直接使用者の中指に、同時に接触するので、両極
は人体を介して通電される。このように、本実施例の電
子パッティングブースターにおいて、正極部1と負極部
2は両者で一つの生体電池素子を構成する。従って、本
明細書において、「接触」とは、物理的に直接接触して
いることのみならず、導電性物質を介して電気的に接触
していることをも含むものである。
【0025】パッティング用の綿は、該生体電池素子に
よって形成される電気回路の一部となり、電圧が負荷さ
れる。前記綿に含浸された成分は、右電圧のイオントフ
ォレーゼ作用によって、人体内に吸収される。
【0026】イオントフォレーゼ作用によって吸収させ
るべき「有効成分」には、肌に適用され、美肌効果を与
える任意の成分が含まれる。従って、本明細書において
「有効成分」とは、化粧品成分に限られず、単独で、又
は化粧品とともに肌に適用して用いられる製品中の成分
を含むことに留意しなければならない。
【0027】本実施例は、使用者の手指に装着して用
い、イオントフォレーゼ作用を利用して化粧品成分を強
制浸透せしめる態様であるが、化粧品を用いずに肌に電
気的刺激のみを与える態様も可能である。
【0028】
【実施例2】図5及び6は、本発明による電子パッティ
ングブースターの別の実施例の縦断面(図5)及び横断
面(図6)を示す図である。
【0029】本実施例の電子パッティングブースター
は、正極部1、負極部2、及び絶縁材3からなり、指サ
ックとして指に装着される。
【0030】本実施例及び実施例1では、一本の指に装
着する例を掲載したが、効果をより高めるために、手袋
のように複数の指に装着し得るようにしてもよい。
【0031】本実施例の電子パッティングブースターも
使用者の手指に装着して用いる態様であり、イオントフ
ォレーゼ作用によって化粧品成分を強制浸透せしめるた
めに、又は単に電気的刺激のみを与えるために用いるこ
とができる。
【0032】化粧品成分を強制浸透せしめるために本実
施例の電子パッティングブースターを用いる場合には、
化粧品は綿を通じて、又は肌に直接適用する。
【0033】本実施例の電子パッティングブースターの
使用法は、実施例1のとおりである。
【0034】
【実施例3】図7及び図8は、本発明による電子パッテ
ィングブースターの別の実施例の上面図(図7)及び側
面図(図8)を示す。
【0035】本実施例の電子パッティングブースター
は、ローラー1、該ローラー1の中心を貫通する軸2、
該軸2を軸支するローラー保持部3、及び該ローラー保
持部3から延出した把持部4からなる。
【0036】ローラー1は正極として作用する導電性物
質から構成され、ローラー保持部3及び把持部4は陰極
として作用する導電性物質から構成される。
【0037】軸2も導電性物質からなりローラー1とロ
ーラー2を電気的に接続する。
【0038】本実施例では、把持部4を把持して、ロー
ラー1を肌に当てて、肌の上でローラー1を回転させ
る。ローラー1にはさらに化粧品を含浸さしめた綿を付
着させてもよい。また、直接化粧品を肌に塗布して用い
る態様も可能である。化粧品を使用しなくてもよく、化
粧品を使用しない場合には、電気的刺激による皮膚の活
性化効果のみが得られる。
【0039】ローラーの代わりに平板を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、生体電池を具備する本発
明の電子パッティングブースターは、皮膚に電気的刺激
を与えることにより、皮膚を顕著に活性化し、さらにイ
オントフォレーゼ作用によって化粧品成分を皮内に泳動
させるという顕著な効果を有する。
【0041】また、生体電池素子を用いているので、電
池交換は必要ではなく、効果が永続的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様を示す断面図。
【図2】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様を示す側面図。
【図3】本発明による電子パッティングブースターの使
用方法を示す図。
【図4】本発明による電子パッティングブースターの使
用方法を示す図。
【図5】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様の縦断面を示す図。
【図6】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様の横断面を示す図。
【図7】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様の上面図。
【図8】本発明による電子パッティングブースターの一
実施態様の側面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599025396 村山 悦朗 神奈川県藤沢市白旗3−2−8 (71)出願人 598150215 池田 成夫 東京都世田谷区東玉川2−37−17 (72)発明者 小蒲 賢司 千葉県千葉市緑区あすみが丘7−34−2 (72)発明者 村山 悦朗 神奈川県藤沢市白旗3−2−8 (72)発明者 池田 成夫 東京都世田谷区東玉川2−37−17 Fターム(参考) 4C053 FF01 FF07 GG04 HH02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肌に電気的刺激を与えるための美容器具
    であって、 電気的に接続された正極部と負極部からなる一以上の生
    体電池素子を具備し、 前記正極部は、少なくとも表面が負極部に比べて高い標
    準電極電位を有する導電性物質からなることと、 前記負極部は、少なくとも表面が前記正極部に比べて低
    い標準電極電位を有する導電性物質からなることと、 前記正極部と前記負極部が使用者の身体に同時に接触し
    て使用者の身体と共に生体電池を構成し、肌に電気的刺
    激を与えることを特徴とする美容器具。
  2. 【請求項2】 使用者の手指に装着して用いることを特
    徴とする請求項1の美容器具。
  3. 【請求項3】 手で把持して用いることを特徴とする請
    求項1の美容器具。
  4. 【請求項4】 請求項3の美容器具であって、 回転可能なローラー、該ローラーの側面の中心部に貫通
    又は延出された回転軸、該回転軸を軸支するローラー保
    持部、及び該ローラー保持部から延出した把持部を具備
    し、 前記ローラーが正極部又は負極部として作用し、前記把
    持部が前記ローラーの反対極として作用することと、 前記ローラーと前記把持部から構成される生体電池素子
    の作用によって、肌に電気的刺激を与えることを特徴と
    する美容器具。
  5. 【請求項5】 イオントフォレーゼ作用により有効成分
    を使用者の肌に浸透させるための美容器具であって、 電気的に接続された正極部と負極部からなる一以上の生
    体電池素子を具備し、 前記正極部は、少なくとも表面が負極部に比べて高い標
    準電極電位を有する導電性物質からなることと、 前記負極部は、少なくとも表面が前記正極部に比べて低
    い標準電極電位を有する導電性物質からなることと、 前記正極部と前記負極部が使用者の身体に同時に接触し
    て使用者の身体と共に生体電池を構成し、イオントフォ
    レーゼ作用を与えて前記有効成分を浸透させることを特
    徴とする美容器具。
  6. 【請求項6】 使用者の手指に装着して用いることを特
    徴とする請求項4の美容器具。
  7. 【請求項7】 手で把持して用いることを特徴とする請
    求項5の美容器具。
  8. 【請求項8】 請求項7の美容器具であって、 回転可能なローラー、該ローラーの側面の中心部に貫通
    又は延出された回転軸、該回転軸を軸支するローラー保
    持部、及び該ローラー保持部から延出した把持部を具備
    し、 前記ローラーが正極部又は負極部として作用し、前記把
    持部が前記ローラーの反対極として作用することと、 前記ローラーと前記把持部から構成される生体電池素子
    の作用によって、イオントフォレーゼ作用を与えて有効
    成分を浸透させることとを特徴とする美容器具。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1項に記載の美容
    器具であって、前記負極部の導電性物質がn型半導体で
    ある美容器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078110A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Besutekku:Kk 美顔装置
JP2009136383A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Wataru Watanabe 薬剤シート
JP2009142432A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Wataru Watanabe 薬剤シート

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