JP6398022B1 - 微弱電流器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造と通常の材料によって、薄い電極構造を提供し、治療・美容効果が高く、使い勝手のよい微弱電流器具を提供する。【解決手段】持ち手部2と、持ち手部2の先端に取り付けられた電極部3と、を有し、電極部3は、互いに電位差を有する正電極部5と負電極部6と、正電極部5と負電極部6とを電気的に接続する導電部4と、正電極部5と負電極部6の間の導電部4を絶縁するように設けた絶縁部7と、を有するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚などに微弱電流を流す微弱電流器具に関する。
人間の皮膚に微弱な電流を流し、健康を促進する療法が広く行われている。人体に適切な微弱電流を与えることにより、人間の自然治癒力が高まると言われている。そのことに着目した治療法として、マイクロカレントセラピーが挙げられる。マイクロカレントセラピーは、外部から人工的に微弱電流を流すことにより、傷の修復に必要なATP(アデノシン三燐酸)酵素の生成や、たんぱく質の合成を促進するものである。マイクロカレントセラピーは特に外傷の治療に効果があると言われている。
また、外傷の治療を目的としたものではないが、人間の皮膚に微弱電流を流すことにより、人体内に本来的に流れているバイオ電流の乱れを整え、人間の細胞組織のイオン配列を整え、これによって病気の予防や治癒に役立てることも広く行われている。このような微弱電流治療器として、種々の微弱電流発生装置が開発され製品化されている。
特許文献1には、標準単極電位より電位が高い金属電極と、前記標準単極電位より電位が低い半導体電極を電気的に接続し、金属電極と半導体電極を人間の皮膚に当てて微弱電流を流す経皮投薬用素子が記載されている。
特許文献2には、弾力性と導電性を有する基板に圧電体を平板状に設け、その基板と圧電体を粘着シートやサポーターで人体表面に固定し、圧電体に圧力をかけて微弱電流を皮膚内に通電する微弱電流施療具が記載されている。
特許第2797118号公報 特開2006−320704号公報
特許文献1記載の技術は、電極に金属電極と半導体電極とを用いている。半導体電極は限られた材料しか用いることができず、一般的な金属電極に比べれば高価である。また、特許文献1の技術は、金属電極と半導体電極を導線で接続するが、強度を有しつつ薄型化するのは困難であった。また、導線で接続する場合は、電流が微弱な電流であるため、導線の接続部近傍で流れるが、電極の面の全体で微弱電流を流すようにすることができなかった。
特許文献2の技術は、電位差がある電極を用いるのではなく、圧電体を用いている。圧電体は、圧力がかかることにより起電力を生じるため、特許文献2の微弱電流施療具は、圧力をかける必要がある。微弱電流は長時間定常的に流れることにより、人体内の生体電流を整える効果を生じるため、圧力をかけたときだけ電流が流れる構造では十分な治療効果が得られないことがあった。
本発明の目的は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、簡単な構造と通常の材料によって、高い治療効果を有する薄い電極構造を提供し、美容効果が得られやすく使い勝手のよい微弱電流器具を提供することにある。
上述した少なくとも1つの課題を解決するために、本発明の微弱電流器具は、例えば、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、前記電極部は、互いに電位差を有し、かつ離間して位置する正電極部と負電極部と、前記正電極部と前記負電極部とを電気的に接続する導電部と、前記正電極部と前記負電極部の間の前記導電部が肌面に対して絶縁するように設けた絶縁部と、を有することを特徴とする。
前記絶縁部は、絶縁素材で構成され、前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔の対向する縁部の各箔の内側の所定位置まで延在しているようにしてもよい。
前記絶縁部は、前記正電極部と前記負電極部とが肌面方向に向かって突出していることにより形成される、前記正電極部と前記負電極部との間の空間であるようにしてもよい。
前記正電極部または負電極部を構成する箔は、他方の電極部の下まで延在しているようにしてもよい。
前記正電極部または負電極部は、前記導電部を構成する部材の一部で構成されているようにしてもよい。
前記正電極部と前記負電極部は、少なくとも2個が正負交互に配置されているようにしてもよい。
前記電極部は、電極板部と、前記導電部と前記正電極部と前記負電極部と前記絶縁部を薄く形成した電極シートとを有し、前記電極シートを、前記電極板部上に着脱可能に装着するようにしてもよい。
前記電極シートの電極面に保湿シートを有するようにしてもよい。
前記電極シートの電極面の反対側の面に緩衝材を有するようにしてもよい。
前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔は、細長形状を有し、少なくとも2個が正負交互にほぼ平行に配置され、前記絶縁部は開口部を有し、前記開口部は、前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔と直交する方向に正電極露出部と負電極露出部が交互に位置するように配列されているようにしてもよい。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、前記持ち手部と前記電極部のいずれかに取り付けられた電源と、前記電極部に設けられ、前記電源に電気的に接続された正電極部と負電極部と、前記電源の電圧を昇圧する昇圧器と、前記電源の電流を制限する電流制限器と、を有することを特徴とする。
前記電流制限器の電気抵抗値を変えられるスイッチを有するようにしてもよい。
前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔は、細長形状を有し、少なくとも2個が正負交互にほぼ平行に配置され、前記絶縁部は複数の開口部を有し、前記開口部は、前記正電極を構成する箔と前記負電極部を構成する箔と直交する方向に列状に配列され、前記開口部を介して正電極露出部と負電極露出部が交互に露出するように配列され、前記正電極部同士と前記負電極部同士はそれぞれ導線で接続され、前記電源に接続可能に構成されているようにしてもよい。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、前記電極部は、回転軸と、導電部と、電位差を有する金属部からなり、前記回転軸に離間して回転可能に設けられた円環状の正電極部と負電極部とを有し、前記正電極部と負電極部の周縁部と前記正電極部と負電極部の間の前記回転軸の少なくとも一部は、前記正電極部と負電極部を電気的に接続している前記導電部になっており、前記導電部を絶縁する絶縁部が設けられていることを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、前記持ち手部と前記電極部のいずれかに取り付けられた電源と、を有し、前記電極部は、回転軸と、前記回転軸に離間して回転可能に設けられた円環状の正電極部と負電極部とを有し、前記電源と前記正電極部と前記負電極部は電気的に接続され、前記電源の電流を制限する電流制限器を有することを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、前記電極部は、導電性の回転軸と、前記回転軸に電気的に接続し、離間して前記回転軸に回転可能に設けられた円環状の正電極部と負電極部とを有し、前記正電極部と前記負電極部の間の前記回転軸には、リング状の絶縁部が設けられていることを特徴とする。
前記正電極部と前記負電極部は、外周部にほぼ等間隔に凸部を有しているようにしてもよい。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に回転可能に取り付けられた概略円柱形の電極部と、を有し、前記電極部は、円柱形の外周面の周方向に、リング状、または、円柱形の長手方向の横帯状の正電極部と負電極部が離間して形成され、前記正電極部と負電極部の間の前記電極部の外周面は絶縁体からなり、前記正電極部と負電極部は前記電極部の内部で導電部や電気接続部によって電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に回転可能に取り付けられた概略円柱形の電極部と、を有し、前記電極部は、円柱形の外周面の周方向に配列された複数の正電極部からなる正電極部のリング状配列と、前記正電極部のリング状配列と離間して円柱形の外周面の周方向に配列された複数の負電極部からなる負電極部のリング状配列、または、円柱形の長手方向の横帯配列とを有し、前記正電極部と前記負電極部の間の前記電極部の外周面は絶縁部からなり、前記正電極部と前記負電極部は前記電極部の内部で導電部や電気接続部によって電気的に接続されていることを特徴とする。
前記正電極部と負電極部は、小径の円柱形を有し、前記電極部に対して前記電極部の円柱形の半径方向に装着され、導電性の電極スプリングを介して前記導電部や前記電気接続部に接し、前記電極スプリングによって前記電極部の円柱形の半径方向外方に付勢されているようにしてもよい。
前記正電極部と負電極部は、小径で底面が開放された中空の円柱形を有し、内部にコイルスプリングを格納して前記電極部に対して前記電極部の円柱形の半径方向に装着され、前記コイルスプリングを介して前記導電部や前記電気接続部に接し、前記コイルスプリングによって前記電極部の円柱形の半径方向外方に付勢されているようにしてもよい。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の先端に回転可能に取り付けられた概略円柱形の電極部と、を有し、前記電極部は、円柱形の外周面の周方向に、複数の正電極部と負電極部が交互に配列された正負電極部によるリング状配列、または、円柱形の長手方向に複数の正電極部と負電極部が交互に配列された正負電極部による横帯状配列を有し、隣り合う前記正電極部と前記負電極部は、前記電極部の内部で導電体からなる導電部や電気接続部によって電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、電極部と、を有し、前記電極部は、前記持ち手部に立設された複数の支柱と、前記支柱の先端部に設けられた概略球形の正電極部または負電極部とを有し、前記正電極部と前記負電極部は、導電部で電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部に立設された少なくとも1つの支柱と、前記支柱の先端部に設けられた概略球形の電極部を有し、前記電極部には、正電極部、負電極部が設けられ、前記正電極部と前記負電極部は、絶縁部により互いに絶縁され、前記正電極部と前記負電極部は、前記電極部の内部で導電部によって電気的に接続されていることを特徴とする。
前記電極部は、前記支柱に軸着され、回動可能であってもよい。
前記持ち手部は、概略半球形の形状を有し、球面部分に把持突起を有し、平面部分に前記電極部を設けているようにしてもよい。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の長さ方向に延出した電極部と、を有し、前記電極部は、回転軸と、前記回転軸に回転可能に設けられた円筒部と、前記回転軸と平行な稜状に形成された正電極部と負電極部であって、前記円筒部の周方向に正負交互に設けられた正電極部と負電極部とを有し、前記正電極部と前記負電極部は電気的に導電部で接続されていることを特徴とする。
本発明の他の微弱電流器具は、
持ち手部と、前記持ち手部の長さ方向に延出したアームと、前記アームから枝分かれして延出した一対の電極部と、を有し、前記電極部の一方は、回転軸と、前記回転軸に回転可能に設けられた正電極部とを有し、前記電極部の他方は、回転軸と、前記回転軸に回転可能に設けられた負電極部とを有し、前記正電極部と負電極部は導電部で電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、より簡単な構造と通常の材料によって、薄い電極構造を提供し、治療・美容効果が高く、使い勝手のよい微弱電流器具を提供することができる。
本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部を分解して示した分解図である。 本発明の一実施形態による電極部を示した正面図である。 電源を用いる本発明の他の実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 電源を用いる本発明の他の実施形態による電極部を示した正面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部を分解して示した分解図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部の断面図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による電池回路の説明図である。 本発明の一実施形態による微弱電流器具を示した斜視図である。
以下に本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。なお、下記実施形態において共通する構成要素については、前出の符号と同一の符号を付し説明を省略することがある。
図1は、本発明の一実施形態による微弱電流器具1を示している。
図1に示すように、微弱電流器具1は、持ち手部2と、電極部3とを有している。持ち手部2は、片手で握りやすい形状であって、全体としては概略L字形の形状を有している。電極部3は、持ち手部2の先端部に接合している。電極部3は板状の形状を有し、背面で持ち手部2の先端部に固定され、使用時は前面を肌に押し当てて使用する。電極部3の平面的形状は任意の形状にすることができるが、図1の例では三日月形の形状を有している。三日月形の形状は目の下や頬等に当てるのに好適である。
電極部3は底面(後面)に電極板部16を有し、その前面に導電部4を有している。導電部4の上には、正電極部5と負電極部6が設けられている。
導電部4は、導電性を有するシート状のものである。導電部4は導電性を有していればよく、アルミ板を含む金属シート、金属膜や金属シートを含む樹脂シート、金属や炭素粉末などを混入した導電体や導電性繊維を混入させた樹脂シート、金属膜や金属シートを設けたゴム等を用いることができる。また、スポンジのような弾力のある素材でも良い。また、導電部4は、剛性のある板材を用い、電極板部16を兼ねるようなものでも良い。また、導電部4は、板でなくてもよく、網状のシートや格子状のシートを含む概念である。
正電極部5と負電極部6は、電位差を有する金属からなり、導電部4に電気的に接合し、互いに離間して配置されている。正電極部5と負電極部6は、それぞれの極性ごとに少なくとも1個あり、全体として少なくとも2個の正電極部5と負電極部6が正負交互に配置されている。正電極部5と負電極部6は、形態としては薄膜でも薄い金属片でもよい。また、正電極部5と負電極部6は、導電部4に蒸着やスパッタリングやメッキによって導電部4上に形成した金属層でもよい。
また、導電部4は必ずしも平面でなくともよく、凸面を構成し、正電極部5と負電極部6をその曲面に沿って配置することにより、両電極部が肌に触れやすくすることができる。
さらに、両電極部の表面を凸または凹形状としたり、凸状のパターン模様をつけたりすることで肌面に対する刺激の変化を与えることができる。さらに、大きな凸部の表面に小さな凸部を設けることで、肌の凸凹に対する細かな密着を高めることができる。
凸面の高さは毛穴や肌を考慮し0.2mmから5mmとし、好ましくは0.3mmから3mmとする。
また、凸面表面に凸面を設けるときの大きさは毛穴などを考慮し0.2mmから3mmの範囲、好ましくは0.3mmから2mmとする。
正電極部5と負電極部6の間には、絶縁部7が設けられている。絶縁部7は、正電極部5と負電極部6の間の導電部4の露出部を覆っている。絶縁部7は、絶縁体からなり、シート状のものやテープ状のものを用いることができ、塗料のようにして形成した膜や層のようなものでもよい。絶縁部7について、図2を用いてさらに詳しく説明する。
図2は微弱電流器具1の電極部3の横断面を示している。
図2に示すように、電極部3は、底面に電極板部16を有し、その上に導電部4を有し、さらにその上に正電極部5と負電極部6を設けている。正電極部5と負電極部6は、正負交互に、互いに離間して配置されている。絶縁部7は、正電極部5と負電極部6の間の導電部4の露出部を覆っている。例えば、覆う幅d3,d1は、1mmから10mm、好ましくは2mm〜8mmである。さらに、正電極部5を構成する箔と負電極部6を構成する箔の対向する縁部の各箔の内側の所定位置まで延在している。絶縁部7が正電極部5と負電極部6の縁部に重なることにより、正負電極部5,6と導電部4の間に短絡的な電流が流れることを防止することができる。
重なり部分の幅d4,d2は、例えば、0.5mm〜10mm、好ましくは、1mm〜5mmである。
正電極部5と負電極部6は、電位差を有しているため、皮膚に当てると、電池回路8を形成する。すなわち、負電極部6から正イオンが電離し、電子が正電極部5に移動し、正電極部5と負電極部6に電位差が生じる。この電位差によって、皮膚に微弱な電流が流れる。この微弱電流は、小さな電流であるため、皮膚の表面の組織を損傷させずに皮膚の真皮層に入り、人間の細胞組織のイオン配列を整え、皮膚に対しては美容効果を有し、ツボに働けば人体の生体活動を活性化し、病気の治癒や予防に効果を有する。
これらは、異種金属接触腐食や局部電池とも呼ばれ、正電極部5はカソード部品とも呼ばれ、例えば金(Au+)、原子量197.2、標準電極電位は+1.50ボルト、負電極部6はアノード部品とも呼ばれ、例えば、アルミニウム(Al+++)、原子量26.97、標準電極電位は−1.337ボルト、亜鉛(Zn++)、原子量65.38、標準電極電位は−0.762ボルト、となる。導電部4上に形成しやすく、肌に障害のない金属を適宜選択することが有用である。
また、これらの各電極の表面に小さな凸凹を設けることで、肌との接触を滑らかにしたり、肌との接触を促進したり、均一にする事が出来る。凸凹は、例えばサンドブラスト仕上げの様なものや、筋状や、網状、イボ状などの模様を設けても良い。
正電極部5と負電極部6が完全に絶縁されていることにより、正電極部5と負電極部6と導電部4の間の短絡電流が遮断され、電流の全部が皮膚に流れ、効率的に微弱電流が利用される。正電極部5と負電極部6の電位差によって生じる電流が微弱であるため、効率よく電流が利用されることは重要である。
ここで、上記の電池回路を生成する生体電池について図22を用いて説明する。
生体電池55とは生体に接触することにより生体との間で電池回路を形成する構成をいい、導電部56と、正電極部57と、負電極部58と、絶縁部59,59’とを有している。
導電部56とは、導電性材料からなり、正電極部57と負電極部58の間を電気的に接続するものである。上述したように、導電部56は、金属シート、金属膜や金属シートを含む樹脂シート、導電体や導電性繊維を混入させた樹脂シート、金属膜や金属シートを設けたゴム等を用いることができる。正電極部57とは、生体電池55の中で正電極として働く部分をいう。正電極部57は、標準電極電位より高い電位を有する金属、導電体等を用いることができる。負電極部58とは、標準電極電位より低い電位を有する部分をいう。負電極部58は、標準電極電位より低い電位を有する金属、導電体等を用いることができる。絶縁部59,59’とは、絶縁性を有するものであればよく、例えば図22(a)の絶縁部59のように絶縁部材からなるものでもよいし、または、図22(b)の絶縁部59’のように空間からなるものでもよい。ただし、絶縁部59,59’は、正電極部57と負電極部58を導電部56以外は互いに分離するように、正電極部57と負電極部58の間を絶縁する。また、絶縁部59,59’は、正電極部57と負電極部58とそれぞれの近傍の導電部56との間で短絡的に電流が流れないように、正電極部57と負電極部58と導電部56の間を絶縁する。
図22(b)は、絶縁部59’が空間からなる場合を示している。図22(b)において、正電極部57と負電極部58は肌面方向すなわち人体60の方向に向かって突出しており、これにより、正電極部57と負電極部58との間に空間が形成され、この空間が絶縁部59’になっている。
ここで、正電極部57は、標準電極電位より高い電位を有する金属、導電体等を用いることができる。負電極部58とは、標準電極電位より低い電位を有する部分としているが、正電極部57と負電極部58間に電位差が発生すれば良いものである。
かかる構成の生体電池55を生体、たとえば人体60に接触させると、絶縁部59,59’で絶縁されて互いに分離した正電極部57と負電極部58が人体60に接触する。正電極部57と負電極部58は、人体60に接触すると電位差を有しているため、負電極部58から正イオンが電離し、電子が導電部56を通って正電極部57に移動する。すなわち、図22に示すように、内部電流61が導電部56に流れる。電子が正電極部57に集まるため、正電極部57が負電極部58に対して高電位になり、人体60の内部の正イオン及び負電極部58から出た正イオンが正電極部57に流れる。すなわち、図22に示すように、外部電流62が人体60の内部を流れる。外部電流62は微弱電流であるため、皮膚の表面の組織を損傷させず、人間の細胞組織のイオン配列を整え、皮膚に対しては美容効果を有し、ツボに働けば病気の治癒や予防に効果を有する。
ここで図3に戻り、微弱電流器具の構成について説明する。図3は、図1の微弱電流器具1のうち、電極部3の変形例を示している。
電極部3aは、電極板部16の上に導電部4を設け、導電部4の上に負電極部6aを配置している。負電極部6aの上にさらに正電極部5aを設けている。負電極部6aを構成する箔は好ましくは細長形状を有し、正電極部5aを構成する箔は負電極部6aを構成する箔と交差して配置されている。負電極部6aを構成する箔の縁部と導電部4の接合する部分、および、正電極部5aを構成する箔の縁部と負電極部6aを構成する箔の接合する部分は絶縁部7aによって覆われている(絶縁されている)。
上記電極部の極性は反対でもよい。すなわち、導電部4の上に正電極部5aを配置し、その上に負電極部6aを配置してもよい。
正電極部5aを構成する箔と負電極部6aを構成する箔の縁部の接合する部分が絶縁されているため、正電極部5aと負電極部6aは、肌に接触すると電極部として電位差を生じ、電池回路8を形成することができる。既述したように、電池回路8による微弱電流が生じ、人体に対して種々の効果を奏することができる。
図4は図3の変形例を示している。
本変形例は、導電部4の一部を負電極部6bとしたものである。
例えば、導電部4をアルミニウムとして、正電極部に金を使用し、一方導電部4のアルミニウムをそのままを利用して負電極部6bとすることができる。導電部4の一部を利用することにより、新たに負電極部6bを形成することを不要とすることができる。
また、導電部4の周辺を絶縁部7bで覆う事で周辺からの電流の漏れを防ぐ事で、肌への周辺角の圧力での角からの電流の増大を防止している。
また、正電極部5bを例えば、銀(Ag+)原子量107.88、標準電極電位は+0.799ボルトや、銅(Cu++)原子量63.54、標準電極電位+0.345ボルトを電極部として構成することで、正電極部を導電部4で賄うことで新たに正電極部5bを形成することを不要とすることもできる。
なお、これらの各部位の金属に適度に他の金属を混ぜ、合金とすることで、正負電極部間の電位差を調整する事が出来る。例えば歯科材料として金パラジウム合金(金12%、銀46%、パラジウム20%、銅20%、その他)などがある。これらの合金の割合を変える事で電位差を変更しても良い。
図5は、本発明の一実施形態による微弱電流器具の電極部を分解して示している。
図5の電極部は、電極板部16に対して電極部分aを付け替え可能にしたものである。電極部分aは、例えば図3や図4のような導電部と正負の電極部と絶縁部を薄く形成した電極シート9を有している。電極シート9の電極部面(電極部が露出している面)には保湿シート10が設けられている。保湿シート10のさらに上面には剥離紙11が設けられている。
電極シート9の電極面と反対側の面には接着剤層12を介して緩衝材13が設けられている。緩衝材13の下側には接着剤層14が設けられている。接着剤層14のさらに下側には剥離紙15が設けられている。電極部分aは剥離紙11,15を有することにより、取替用の部品として便利に保管・販売等することができる。また、剥離紙15により、電極板部16に対して電極部分aを着脱可能に装着することができる。装着するときは、剥離紙15を剥がし、接着剤層14を介して電極板部16に取り付けることができる。
使用するときは、剥離紙11を剥がし、保湿シート10を介して電極シート9を肌に当てるようにする。保湿シート10は導電性を有し、肌に密着し、電極シート9の微弱電流を肌に伝えることができる。これにより、既述したような効果を奏することができる。
図6は、他の実施形態による電極部の正面を示している。
電極部3cは、図示しない導電板の上に細長形状の正電極部5cを構成する箔と負電極部6cを構成する箔を有している。正電極部5cと負電極部6cは、極性ごとに少なくとも1個の電極部を有し、全体として少なくとも2個の電極部が、正負交互にほぼ平行に配置されている。
正電極部5cと負電極部6cの上には絶縁部7cが配置され、絶縁部7cは開口部17を有している。開口部17は、正電極部5cを構成する箔および負電極部6cを構成する箔と直交する方向に列状に配列され、正電極部5cと負電極部6cに直交する方向に見て、開口部17を介して正電極露出部18と負電極露出部19が交互に露出するようになっている。
なお、別の方法で、正電極露出部18と負電極露出部19を形成してもよい。すなわち、正電極部5cと負電極部6cの間の部分を細長形状のシート状の絶縁部7cでシールし、さらに、正電極部5cを構成する箔と負電極部6cを構成する箔に直交するように、細長形状のシート状の絶縁部7cを貼ることにより、格子状に正電極露出部18と負電極露出部19を形成してもよい。
各電極露出部の形状は、ここでは四角としているが、円や楕円、長方形、多角形などでも良い。また、形状は平面でなく球面状などの凸面を形成しても良い。さらには凸面がパターンを示すものでも良い。
図7は電源を用いる本発明の他の実施形態の微弱電流器具を示している。
本実施形態の微弱電流器具1dは、持ち手部2dと電極部3dを有し、持ち手部2dに電源部である電池21とスイッチ22と昇圧器23と抵抗または電流制限器24を備えている。電源は電池以外に家庭用電源を用いてもよい。抵抗または電流制限器24としては抵抗器、電流制限ダイオードを使用することができる。
電極部3dは、格子状に配置された正電極部5dと負電極部6dを有している。正電極部5dと負電極部6dは、図示しない回路基板に電気的に接続されている。持ち手部2dの電源(電池21、スイッチ22、昇圧器23、抵抗または電流制限器24等)は導線25と導線26を介して電極部3dの回路基板の導線に接続されている。なお、回路基板なるものを介さずとも、正電極部5dと負電極部6dが電源に電気的に接続されていればよい。
本実施形態によれば、電源によって電極部に電圧をかけるため、正電極部と負電極部を隣接させる制限が低く、また、回路基板の電気接続位置を電極部に合わせることができるため、正電極部と負電極部の位置を比較的自由に配置することができる。このため、例えば正電極部と負電極部を千鳥状に配置したり、ランダムに配置したり、目の近傍に使用するために目尻部分に電極部を集中させたり、することができる。
正電極部5dと負電極部6dは、回路基板の電気接続位置と位置整合させ、シート状(電極シート)に形成することができる。回路基板に対して電極シートを着脱可能にすることにより、電極シートを取り替え可能にすることができる。
電池21からの電流は、昇圧器23で電圧を昇圧され、抵抗または電流制限器24によって、電流値を所定の範囲内に調整される。電圧は最大30Vまでとし、好ましくは3V〜10Vとする。電流値は好ましくは0.1mA〜0.3mAとする。電流は定常流でもパルス波でも良い。上述したような範囲に調整された電流と電圧は、皮膚の角質層の組織を損傷させることなく、真皮層等の細胞組織に好ましい電流を流すことができる。
スイッチ22は、電流のオンオフを切り替える機能のほか、電流の大きさを調整する機能、パルス波か定常流かを切り替える機能を有するようにしてもよい。なお、電流の大きさを調整する機能は、電流制限器24の抵抗を変えることで実現されるが、スイッチ22によって電流制限器24の抵抗を変えられるようにすることができる。
電極部3dは、持ち手部2dの先端部に嵌着され、R方向に回転することができる。電極部3dは回転止めネジ20を有し、所望の位置で電極部3dの角度を固定することができる。
図8は電源を用いる微弱電流器具の電極部の正面図である。
本実施形態の電極部3eは図示しない回路基板を有している。回路基板上には導線25e,26eと正電極部5eと負電極部6eが設けられている。正電極部5eと負電極部6eを構成する箔は、細長形状を有し、それぞれの極性ごとに少なくとも1個を有し、全体として少なくとも2個の電極部が正負交互に、互いにほぼ平行に配置されている。正電極部5eと負電極部6eは、それぞれ導線25e,26eで接続され、電源に接続可能に構成されている。
絶縁部7eは複数の開口部17を有し、開口部17は、正電極部5eと負電極部6eを構成する箔と直交する方向に列状に配列され、正電極部5eと負電極部6eと直交する方向に見て、開口部17を介して正電極露出部18eと負電極露出部19eが交互に露出するように配列されている。
図9は本発明の他の実施形態の微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1fは、持ち手部2fと電極部3fを有している。持ち手部2fの先端部はL字形にほぼ直角に曲がり、その先端に電極部3fが取り付けられている。
電極部3fは、中心部に回転軸27を有している。回転軸27には、円環状の正電極部5fと負電極部6fが離間して回転可能に設けられている。
正電極部5fと負電極部6fの周縁部と、正電極部5fと負電極部6fの間の回転軸27の少なくとも一部は、導電体からなっており、正電極部5fと負電極部6fの電気接続部28,29,30を構成している。正電極部5fと負電極部6fは電気接続部28,29,30により電気的に接続され、正電極部5fと負電極部6fで人体に触れると人体との間で電池回路を形成することができる。
正電極部5fと負電極部6fは、円環状で回転軸27の回りで回転することができるため、ローラーのように転がすことができる。正電極部5fと負電極部6fの間の凹み部31は、正電極部5fと負電極部6fが互いに接触するのを防止するとともに、電極部をローラーのように転がしたときにマッサージ効果をもたらす。
図10は電源を用いた他の微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1gは、持ち手部2gと電極部3gを有している。持ち手部2gの先端部はL字形にほぼ直角に曲がり、その先端に電極部3gが取り付けられている。
電極部3gは、中心部に回転軸27を有している。回転軸27には、円環状の正電極部5gと負電極部6gが絶縁部材32によって離間され、回転可能に設けられている。
持ち手部2gに電源部である電池21とスイッチ22と昇圧器23と抵抗または電流制限器24が備えられている。電池21と正電極部5gおよび負電極部6gは導線25,26によって電気的に接続されている。
電池21からの電圧、電流は、昇圧器23と電流制限器24によって、最大30Vの電圧、好ましくは2V〜10Vの電圧と、0.1mA〜0.3mAの電流に調整され、皮膚の角質層の組織を損傷させることなく、真皮層等の細胞組織に流れることができる。
また、電圧を調整したり、パルス波としたり、電圧を変化させたり、電圧を掛ける時間を変化させる回路を設けても良い。
スイッチ22は、例えば、電流のオンオフ、電流や電圧の大きさの調整と、パルス波か定常流かを切り替えを行うことができる。
正電極部5gと負電極部6gは、円環状で回転軸27の回りで回転することができるため、ローラーのように転がすことができる。正電極部5gと負電極部6gの間の凹み部31は、正電極部5gと負電極部6gの接触を防止し、肌への接触も防止する。また、マッサージ効果を増大させることができる。
また、ここでは両電極部を金属としているが、金属や炭素粉末などを混入した導電体や導電性繊維を混入させた樹脂シート、やスポンジ状の樹脂やゴム素材などを用いても良い。
以降、同様とする
図11は本発明の他の実施形態の微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1hは、全体として図9の微弱電流器具1fと似た構造を有している。すなわち、微弱電流器具1hは、持ち手部2hと電極部3hを有し、持ち手部2hの先端部はL字形にほぼ直角に曲がり、その先端に電極部3hを有している。
電極部3hは、中心部に導電性の金属製の軸33を有し、正電極部5hと負電極部6hは軸33に回転可能に取り付けられている。正電極部5hと負電極部6hは全体が金属からなるか、周縁部内側の一部が導体からなり、これによって正電極部5hと負電極部6hは軸33に電気的に接続され、軸33を介して互いに電気的に接続されている。また、正電極部5hと負電極部6hの間の凹み部31は、正電極部5hと負電極部6hの接触を防止し、肌への接触も防止する。
これにより、持ち手部2hは、正電極部5hと負電極部6hの導体部と同じ電位となり、持ち手を介して持ち手と各電極間での電位差が発生する事となる。
一方で、中心部の軸33を有し、正電極部5hと負電極部6hは軸33に回転可能に取り付け、正電極部5hと負電極部6hは周縁部内側の一部が導体からなり、これによって正電極部5hと負電極部6hは軸33に電気的に接続され、リング状の金属製のカラー部材32hを介して互いに電気的に接続されている。手で握る軸34が正電極部5hと負電極部6hを絶縁し接触しないようにする事で、持ち手からの電位差を発生しないようにする事が出来る。
軸33の先端部には軸止めが螺着され、正電極部5hやカラー部材32hや負電極部6hが脱落しないようになっている。
正電極部5hと負電極部6hは、外周部にほぼ等間隔に凸部35,36を有し、正電極部5hと負電極部6hが歯車のように外周部に段差を有している。
正電極部5hと負電極部6hは、円環状で軸33の周りで回転することができるため、ローラーのように転がすことができ、正電極部5hと負電極部6hの間の凹み部31と、正電極部5hと負電極部6hの外周部の凸部35,36は、電極をローラーのように転がしたときに段差によりマッサージ効果を増大させることができる。
また、段差により、肌を押す圧力が変化する事で、電極から流れる電流も局部的に発生する事で、電流の変化から刺激を高める事が出来る。
回転しながら肌上を転がることを考慮し、例えば凸部形状を角形状とし、凹み部が肌に当たらない形状とする事で、肌にパルス状の電流変化を与えることが出来る。
また、凸部と凹み部が波状のつながりとする事で、凹み部が肌に当たる形状とする事で、略サインカーブを描くような電流変化を与えることが出来る。
さらに、これらの凸部、凹み部の変化の大きさを変化させる事で、電流の変化を変えることが出来る。
さらには、凸部の形状を変化させる事で、肌への電流量や電流分布を変化させる事が出来る。例えば凸部形状を半球状や、多面体や多面体円錐形状や、それらの組み合わせとする事で局部的な刺激をさらに高める事が出来る。
また、ローラーを転がす回転が速ければ電流の変化も早くなる。
図12は本発明のさらに他の実施形態の微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1iは、持ち手部2iと電極部3iを有し、持ち手部2iは先端部が枝分かれしている。電極部3iは概略円柱形を有し、円柱形の両端で持ち手部2iの枝分かれした先端に回転可能に取り付けられている。
電極部3iの円柱形の外周面の周方向には、リング状の正電極部5iと負電極部6iが離間して形成されている。電極部3iの正電極部5iと負電極部6iの間の外周面は絶縁体37からなっている。
電極部3iの内部には導体からなる導電部または電気接続部38が設けられており、正電極部5iと負電極部6iは電極部3iの内部で導電部または電気接続部38によって電気的に接続されている。
電極部3iは両端部で軸支され、回転可能になっているので、持ち手部2iを持ってローラーのように皮膚などの上で転がすことができる。正電極部5iと負電極部6iは電圧差を有し、皮膚などと接触することにより、電池回路を形成し、人体に微弱電流を流すことができる。微弱電流による効果は既述の通りである。
ここでは、正電極部5iと負電極部6iはリング状に形成されているが、電極部3iの円柱形の外周面に長手方向(横帯状)に設けても良いものである。
例えば、電極部3iを銅や、ニッケル、ステンレスなどの金属製とし、その上に正電極部5iとして金メッキ、負電極部6iとして酸化亜鉛や銀などをメッキし、その上に絶縁体37を塗布する事で製作できる。また各電極部を図9の様に凸状のリング状とし、肌面に電極部が当たる構造としても良い。さらに、図10で示す様に、各電極部に凸部を設けても良い。
また、例えば、電極部3iを銅や銀などを含んだ素材で形成し、その上に例えば、金メッキや金箔を貼るなどにより正電極部を設けて、絶縁部を設け、電極部をそのまま負電極部として使用しても良い。
さらに、例えば、電極部3iを銅や銀や金などを含んだ素材で形成し、その上に例えば酸化亜鉛やアルミニウムなどで負電極部を設けて、絶縁部を設け、電極部を負電極部としてそのまま使用しても良い。
図13は本発明の他の実施形態の微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1jは、図12の微弱電流器具1iと似たような構造を有している。すなわち、微弱電流器具1jは、持ち手部2jと電極部3jを有し、持ち手部2jは先端部が枝分かれしている。電極部3jは概略円柱形を有し、円柱形の両端で持ち手部2jの枝分かれした先端に回転可能に取り付けられている。
本実施形態では、正電極部5jが複数個あって、電極部3jの円柱形の外周面の周方向にリング状に配列されている。同様に、負電極部6jも複数個あって、電極部3jの円柱形の外周面の周方向にリング状に配列されている。正電極部5jと負電極部6j以外の電極部3jの外周面は絶縁体37jからなっている。
電極部3jの内部には導体からなる導電部または電気接続部41が設けられている。導電部または電気接続部41は、正電極部5j同士を電気的に接続する導電体39と、負電極部6j同士を電気的に接続する導電体40と、導電体39と導電体40を接続する導電体とからなる。導電部または電気接続部41によって正電極部5jと負電極部6jは電気的に接続されている。
正電極部5jと負電極部6jが電気的に接続されていることにより、正電極部5jと負電極部6jを皮膚などに当てると、電池回路が形成され、皮膚などに微弱電流が流れる。
電極部3jは両端部で軸支され、回転可能になっているので、持ち手部2jを持ってローラーのように皮膚などの上で転がすことができる。本実施形態は、正電極部5jと負電極部6jが複数個あって、電極部3jをローラーのように転がすと、パルス状の刺激を与えることができる。
また、絶縁体37jの表面は弾力のある素材でも良い。弾力のある素材とする事で肌に優しくなる。
図14と15は、電極部3jを分解して示している。図14は正電極部5jまたは負電極部6jを電極部3jに装着する前、図15は正電極部5jまたは負電極部6jを電極部3jに装着した後をそれぞれ示している。
図14,15に示すように、正電極部5jと負電極部6jは一個一個が小径の円柱形に形成され、電極部3jに対して電極部3jの円柱形の半径方向に装着されている。符号37jは絶縁体を示している。電極部3jには正電極部5jと負電極部6jを受け入れる孔がリング状に設けられている(図では簡略化のため孔が一つのみ示されている)。孔の底面には電極スプリング42が設けられており、正電極部5jと負電極部6jは電極スプリング42を介して導電部または電気接続部41の導電体39,40と電気的に接続できるようになっている。正電極部5jまたは負電極部6jを電極部3jの孔に装着すると、電極スプリング42が弾性的に圧縮される。その反作用として、電極スプリング42は正電極部5jまたは負電極部6jを、電極部3jの円柱形の半径方向外方に付勢する。正電極5j部または負電極部6jの電極面43は、正電極部5jと負電極部6jが押し込まれたときに、電極部3jの外周面と整合する形状に形成されている。これにより、電極部3jをローラーのように皮膚などに押し付けた時に、電極部3jの外周面がスムーズな円周面になる。
図16は正電極部5jと負電極部6jが異なる外周面を有している変形例を示している。
この変形例では、正電極部5jまたは負電極部6jの電極面44は、図16に示すように中心部が凸な曲面になっている。正電極部5jと負電極部6jの電極面44が凸になっていることにより、電極部3jをローラーのように皮膚などに押し付けた時に、電極部3jの外周面が凸部を有し、マッサージ効果が増大する。また、電極面44の中心部が凸になっていることにより、電流が集中しやすくなり、刺激を高めることができる。
図17は正電極部と負電極部が異なる構造を有している変形例を示している。
電極部3kは、正電極部5kと負電極部6kの構造を除いて、図13〜16の電極部3jと同様の構造を有している。
正電極部5kと負電極部6kは、底面が開放された中空の円柱形に形成されている。正電極部5kと負電極部6kは、内部にコイルスプリング46を格納し、電極部3kに対して電極部3kの円柱形の半径方向に装着されている。正電極部5kと負電極部6kは、コイルスプリング46を介して導電部または電気接続部41の導電体39,40と電気的に接続されている。正電極部5kと負電極部6kの電極面45は、中心部が凸な曲面になっている。正電極部5kと負電極部6kは、コイルスプリング46によって電極部3kの円柱形の半径方向外方に付勢されている。
電極部3kをローラーのように皮膚などに押し付けた時に、電極部3kの外周面が凸部を有し、マッサージ効果が増大し、電流が集中して刺激を高めることができる。
ここではあえて電極部が飛び出さない仕組みは示してないが、例えば、座面側の電極の形状を少し大きくして、電極面より飛び出さない様にするなど、あるいはコイルスプリングを電極に接合するなどで対処してもよい。
図18は他の実施形態による微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1mは、図13の微弱電流器具1jと似たような構造を有している。すなわち、微弱電流器具1mは、持ち手部2mと電極部3mを有し、持ち手部2mは先端部が枝分かれしている。電極部3mは概略円柱形を有し、円柱形の両端で持ち手部2mの枝分かれした先端に回転可能に取り付けられている。
この実施形態では、正電極部5mと負電極部6mはそれぞれ複数個あって、電極部3mの円柱形の外周面の周方向に、正電極部5mと負電極部6mが交互に配列された電極のリング状配列を有している。このような電極のリング状配列は、一つに限られず、複数個設けられていてもよい。正電極部5mと負電極部6m以外の電極部3mの外周面は絶縁体37mからなっている。リング状に配列された電極部のそれぞれにおいて、隣り合う正電極部5mと負電極部6mは、電極部3mの内部で導電体からなる導電部または電気接続部47によって電気的に接続されている。
電極部3mは両端部で回転可能に軸支されているので、持ち手部2mを持ってローラーのように皮膚などの上で転がすことができる。本実施形態によれば、微弱電流が隣り合う近い距離の正電極部5mと負電極部6m間で確実に流れ、かつ、パルス状の刺激を与えることができる。
図19は、本発明の他の実施形態による微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1nは持ち手部2nと電極部3nを有している。持ち手部2nは、形状を限定することなく、例えば半球形のような湾曲面の上面2n’と、平面の下面2n’’とを有している。上面2n’には把持突起48が設けられ、図に示すように、使用時に手49と係合し、微弱電流器具1nの落下を防止することができるようになっている。
電極部3nは、持ち手部2nの下面2n’’に立設された複数の支柱50と、各支柱50の先端部に設けられた概略球形の正電極部5nまたは負電極部6nとを有している。支柱50は、柔軟性を有するようしてもよい。正電極部5nと負電極部6nは表面に複数の凹部やパターン形状、または例えば球状の凸部を有しているようにしてもよい。
正電極部5nと負電極部6nは、異なる極性が隣り合うように設けられ、支柱50と持ち手部2nの内部に設けられた図示しない導電部によって電気的に接続されている。
使用するときは、図に示すように、手49で持ち手部2nを持ち、正電極部5nと負電極部6nを皮膚などに押し当てるようにする。正電極部5nと負電極部6nが皮膚などに接触することにより、正電極部5nと負電極部6nの電位差によって電池回路が形成され、皮膚などに微弱電流が流れる。

また、ここでは示してないが図10の様に電池等の外部電源を用いても良い。
また、持ち手部2nを把持しながら、小さく円運動などをすることにより、さらにマッサージ効果をもたらすことができる。
図23は、本発明の他の実施形態による微弱電流器具を示している。
本実施形態の微弱電流器具1rは、持ち手部2rを有し、持ち手部2rは形状を限定することなく、例えば半球形のような湾曲面の上面2r’と、平面の下面2r’’を有している。上面2r’には把持突起48が設けられ、図に示すように、使用時に手49と係合し、微弱電流器具1rの落下を防止することができるようになっている。
持ち手部2rの下面2r’’には支柱50が立設しており、支柱50の先端部には、概略球形の電極部3rが設けられている。電極部3rの表面には、正電極部5rと負電極部6rとが設けられているが、お互いに絶縁部7rによって絶縁されている。なお、図23では、支柱50及び電極部3rは、複数設けられているが、1つであってもよい。支柱50及び電極部3r、あるいはそのいずれかが柔軟性を有するようしてもよい。電極部3rの表面上の正電極部5rと負電極部6rは、凹部やパターン形状、または例えば球状の凸部を有しているようにしてもよい。
正電極部5rと負電極部6rは、電極部3rの内部に設けられた図示しない導電部によって電気的に接続されている。
また、正電極部5rと負電極部6rの形状はここでは六角形状をしているが丸や三角形状、四角形状など他の多角形形状でも良い。また、それらの角は丸めてあることが滑らかさを得るのに有効である。また、それらの表面に鏡面仕上げとすることや、凸凹状態とすることで、肌への感触の変化を与えることができる。また、凸凹の形状や大きさを変えたり、これらの表面の違いを組み合わせることでも肌への感触の変化を与えることができる。
また、図示しないが、電極部3nは、支柱50と、例えばボールベアリングを用いて、軸着され回転させても良い。また、電極部の数は2個でも3個以上でも良い。
また、支柱は下面2n’’に対しここでは略垂直を示すが斜め方向に立っていても良いものである。
さらに電極部の外形は楕円形やしずく状などでも良い。
また、ここでは示してないが図10の様に電池等の外部電源を用いても良い。
使用するときは、図に示すように、手49で持ち手部2rを持ち、概略球形の電極部3rを皮膚などに押し当てるようにすることで、正電極部5rと負電極部6rが皮膚などに接触し、正電極部5rと負電極部6rの電位差によって電池回路が形成され、皮膚などに微弱電流が流れる。
また、持ち手部2rを把持しながら、小さく円運動などをすることにより、電極部3rが複数の場合は、ふとももなどの広い部分のマッサージに適している。電極部3rが単数の場合は、目元や口元の細かい部分のマッサージや、ツボ押しなに適している。
図20は、本発明の他の実施形態による微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1pは、持ち手部2pと、持ち手部2pの長さ方向に延出した電極部3pとを有している。
電極部3pは、回転軸51と、回転軸51に回転可能に設けられた円筒部52とを有している。円筒部52には、回転軸51と平行な稜状の正電極部5pと負電極部6pが、円筒部52の周方向に正負交互に設けられている。正電極部5pと負電極部6pは図示しない導電部によって電気的に接続されている。
この微弱電流器具1pは、持ち手部2pをもって皮膚などに当てることにより、正電極部5pと負電極部6pが皮膚などに接触し、電池回路が形成され、微弱電流が流れる。
皮膚などに当てたまま、微弱電流器具1pを横方向に動かすようにすると、円筒部52が転がり、マッサージ効果を有する。
なお、回転軸51と平行な稜状部分の、頂面と側面に正電極と負電極を設けて一つの稜状部分で電位差を生じるようにしてもよい。
また、ここでは示して無いが図10の様に電池や外部電源を用いても良い。
また、各電極は弾力のある素材で構成されても良い。弾力のある素材とする事で肌に優しくなる。
図21は、本発明の他の実施形態による微弱電流器具を示している。
微弱電流器具1qは、持ち手部2qと、持ち手部2qの長さ方向に延出したアーム53と、アーム53から枝分かれして延出した一対の電極部3qを有している。
電極部の一方は、回転軸54と、回転軸54に回転可能に設けられた正電極部5qとからなっている。電極部の他方は、回転軸55と、回転軸55に回転可能に設けられた負電極部6qとからなっている。正電極部5qと負電極部6qは図示しない導電部によって電気的に接続されている。正電極部5qと負電極部6qの表面に凹部やパターン形状、または例えば球状の凸部を設けても良い。また、各電極部は弾力のある素材で構成されても良い。弾力のある素材とする事で肌に優しくなる。
微弱電流器具1qは、正電極部5qと負電極部6qを皮膚などに押し当てると、正電極部5qと負電極部6qの間の電位差により、電池回路が形成され、皮膚などに微弱電流が流れる。
持ち手部2qを持って微弱電流器具1qを矢印L方向に動かすようにすると、正電極部5qと負電極部6qが回転し、皮膚などにマッサージ効果をもたらすことができる。
なお、上記説明では、正電極部5qと負電極部6qの間の電位差によって皮膚に微弱電流を流れるようにしたが、正電極部5qと負電極部6qに電圧をかけて、皮膚に微弱電流を流れるようにしてもよい。この場合、正電極部5qと負電極部6qを電気的に接続するのではなく、電池等の電源を用意し、正電極部5qと負電極部6qに接続するようにする。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
微弱電流器具:1、1d、1f、1g、1h、1i、1j、1m、1n、1p、1q
持ち手部:2、2d、2f、2g、2h、2i、2j、2m、2n、2p、2q
電極部:3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g、3h、3i、3j、3k、3m、3n、3p、3q、3r
導電部:4、56、4r
正電極部:5、5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5h、5i、5j、5k、5m、5n、5p、5q、57、5r
負電極部:6、6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g、6h、6i、6j、6k、6m、6n、6p、6q、58、6r
絶縁部:7、7a、7b、7c、7e、7r、59、59’
電池回路:8
電極シート:9
保湿シート:10
剥離紙:11、15
接着剤層:12、14
緩衝材:13
電極板部:16
開口部:17
正電極露出部:18、18e
負電極露出部:19、19e
回転止めネジ:20
電池:21
スイッチ:22
昇圧器:23
抵抗または電流制限器:24
導線:25、25e、26、26e
回転軸:27、51、54、55
電気接続部:28、29、30
凹み部:31
絶縁部材:32
カラー部材:32h
軸:33
軸止め:34
凸部:35、36
絶縁体:37、37j、37k、37m
導電部または電気接続部:38、41、47
導電体:39、40
電極スプリング:42
電極面:43、44、45
コイルスプリング:46
上面:2n’
下面:2n’’
把持突起:48
手:49
支柱:50
円筒部52
アーム:53
生体電池:55
人体:60
内部電流:61
外部電流:62

Claims (5)

  1. 持ち手部と、
    前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、
    前記電極部は、
    互いに電位差を有し、かつ離間して位置する正電極部と負電極部と、
    前記正電極部と前記負電極部とを電気的に接続する導電部と、
    前記正電極部と前記負電極部の間の前記導電部が肌面に対して絶縁するように設けた絶縁部と、を有し、
    前記絶縁部は、絶縁素材で構成され、前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔の対向する縁部の各箔の内側の所定位置まで延在している
    ことを特徴とする微弱電流器具。
  2. 持ち手部と、
    前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、
    前記電極部は、
    互いに電位差を有し、かつ離間して位置する正電極部と負電極部と、
    前記正電極部と前記負電極部とを電気的に接続する導電部と、
    前記正電極部と前記負電極部の間の前記導電部が肌面に対して絶縁するように設けた絶縁部と、を有し、
    前記電極部は、
    電極板部と、
    前記導電部と前記正電極部と前記負電極部と前記絶縁部を薄く形成した電極シートとを有し、
    前記電極シートを、前記電極板部上に着脱可能に装着したことを特徴とする微弱電流器具。
  3. 請求項に記載の微弱電流器具であって、
    前記電極シートの電極面に保湿シートを有することを特徴とする微弱電流器具。
  4. 請求項またはに記載の微弱電流器具であって、
    前記電極シートの電極面の反対側の面に緩衝材を有することを特徴とする微弱電流器具。
  5. 持ち手部と、
    前記持ち手部の先端に取り付けられた電極部と、を有し、
    前記電極部は、
    互いに電位差を有し、かつ離間して位置する正電極部と負電極部と、
    前記正電極部と前記負電極部とを電気的に接続する導電部と、
    前記正電極部と前記負電極部の間の前記導電部が肌面に対して絶縁するように設けた絶縁部と、を有し、
    前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔は、細長形状を有し、少なくとも2個が正負交互にほぼ平行に配置され、
    前記絶縁部は開口部を有し、前記開口部は、前記正電極部を構成する箔と前記負電極部を構成する箔と直交する方向に正電極露出部と負電極露出部が交互に位置するように配列されていることを特徴とする微弱電流器具。
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