JPH04257719A - カ−エアコン - Google Patents

カ−エアコン

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Publication number
JPH04257719A
JPH04257719A JP1975691A JP1975691A JPH04257719A JP H04257719 A JPH04257719 A JP H04257719A JP 1975691 A JP1975691 A JP 1975691A JP 1975691 A JP1975691 A JP 1975691A JP H04257719 A JPH04257719 A JP H04257719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
air conditioner
cooling water
engine cooling
heater core
Prior art date
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Pending
Application number
JP1975691A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Sakamoto
則秋 阪本
Masamichi Sugawara
正道 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1975691A priority Critical patent/JPH04257719A/ja
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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式冷凍サイクルと
暖房サイクルとを備えたカ−エアコンに関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】図2は、従来のカ−エアコン100のシ
ステム図である。
【0004】このカ−エアコン100は、吸収式冷凍サ
イクル12と、エンジン冷却水によって暖房する暖房サ
イクル24とよりなる。
【0005】吸収式冷凍サイクル12は、車室内空調用
のダクト14に設けられた冷却器16、吸収器18、発
生器20及び凝縮器22とを通る循環式回路より構成さ
れている。
【0006】暖房サイクル24は、ダクト14の内部に
設けられたヒ−タコア26、ラジエター28及びエンジ
ン30の内部を通る循環式回路より構成されている。
【0007】エンジン冷却水は、エンジン冷却水ポンプ
31によってエンジン30から出ている流路管32内部
を流れる。この流路管32は2つに分岐している。そし
て、一方の流路管32aは、暖房用二方弁34を通った
後、ヒ−タコア26を経てラジエター28に戻るエンジ
ン冷却水回路となっている。他方の流路管32bは、冷
房用二方弁36を通った後、発生器20の加熱コイル3
8を経て、ラジエター28に戻るエンジン冷却水回路と
なっている。
【0008】上記構成のカ−エアコン100の冷房時の
作動状態について説明する。
【0009】冷房用二方弁36を開き、暖房用二方弁3
4を閉じる。すると、エンジン冷却水は吸収式冷凍サイ
クル12の発生器20の内部だけに誘導され、吸収式冷
凍サイクル12を作動させ、冷房運転が可能となる。
【0010】吸収式冷凍サイクル12として、例えば、
水(吸収剤)−アンモニア(冷媒)系を考えると、発生
器20内には、アンモニア水溶液がたまっており、これ
をエンジン30の排熱で加熱することにより、アンモニ
アガスが水から分離し、凝縮器22に入り、ここで凝縮
を起す。この凝縮器22は従来のカーエアコンと同様に
エンジン30のラジエター28の前面に載置しておけば
、凝縮作用がうながされる。なお、符号29は、ラジエ
ター28を冷す室外ファンである。この凝縮されたアン
モニアの凝縮液は、絞り装置40を通り減圧され、冷却
器16内で蒸発してアンモニアガスとなり、空気を冷却
する。
【0011】この冷却された空気は、室内ファン52に
よってダクト14から車室内に送り込まれる。
【0012】その後、アンモニアガスは、吸収器18を
経て水に吸収されてアンモニア水溶液となる。このアン
モニア水溶液を、ポンプ42により、発生器20に再度
戻す。ここで絞り装置44は高圧側と低圧側に分けるた
めに設定されている。
【0013】暖房時の作動状態は下記のようになってい
る。
【0014】暖房用二方弁34を開き、冷房用二方弁3
6を閉じる。これにより、従来の車両用暖房装置と同様
に、ヒ−タコア26に加熱されたエンジン冷却水が供給
され、車室内空気を加熱する。
【0015】上記構成のカ−エアコン100であると、
エンジン30の排熱を暖房だけでなく冷房用にも利用し
ているため、下記の効果があった。
【0016】冷房のためのコンプレッサを必要としない
ため、エンジンの出力の一部を使ってコンプレッサを運
転する必要がなく、冷房中でも車両の動力性能が落ちる
ことがない。これにより、冷房時に動力性能のダウンを
補うために、アクセルやギアチェンジ等の装置が不必要
となり、車の操作性が向上する。
【0017】また、エンジンには走行以外の余分な負荷
をかけないため、オーバーヒ−トの原因を作らずにすみ
、エンジンの寿命も延ばすことができる。
【0018】さらに、吸収式冷凍サイクル12を使用し
ているため、例えば水−アンモニアを吸収剤、冷媒とし
て利用でき、オゾン破壊が地球温暖化の原因であるフロ
ン冷媒を使用しなくてすむという効果があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のカ
−エアコン100であると、エンジン冷却水を冷凍サイ
クルまたは暖房サイクルのどちらか一方に供給して稼働
さすため、冷房運転と暖房運転とが同時に稼働できない
。したがって、除湿運転等が不可能であった。
【0020】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、冷房
運転と暖房運転とが同時に運転可能なカ−エアコンを提
供するものである。
【0021】[発明の構成]
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のカ−エアコンは
、冷却器、吸収器、発生器及び凝縮器を備えた吸収式冷
凍サイクルとエンジン冷却水による暖房サイクルとを備
えたカ−エアコンにおいて、車室内ダクトに空気を供給
する室内ファンを設け、吸収式冷凍サイクルの冷却器と
暖房サイクルのヒ―タコアを車室内ダクトに設け、車室
内ダクトに温度調整用ダンパを設け、エンジン冷却水の
流路管を2つに分岐させ、この分岐された2つの流路管
に冷房用流量調整弁と暖房用流量調整弁とをそれぞれ設
け、冷房用流量調整弁が設けられた一方の流路管によっ
て吸収式冷凍サイクルの発生器の加熱コイルにエンジン
冷却水を供給し、暖房用流量調整弁が設けられた他方の
流路管によって暖房サイクルのヒ―タコアにエンジン冷
却水を供給するカ−エアコンである。
【0023】
【作用】上記構成のカ−エアコンであると、まず、冷房
装置のみを動かす場合には、暖房用流量調整弁を閉じ、
冷房用流量調整弁を開く。これにより、発生器の加熱コ
イルにのみエンジン冷却水が供給され、冷凍サイクルが
働く。
【0024】暖房装置のみを使用する場合には、冷房用
流量調整弁を閉じ、暖房用流量調整弁を開く。これによ
り、エンジン冷却水はヒ−タコアに供給され、空気が加
熱される。
【0025】除湿運転等のように冷房運転及び暖房運転
を同時に行う場合には、冷房用流量調整弁と暖房用流量
調整弁とを同時に開き、発生器の加熱コイルとヒ−タコ
アにそれぞれエンジン冷却水を供給する。これにより、
冷凍サイクルと、暖房サイクルとが同時に運転できる。 そして、冷却器によって冷却された空気とヒ―トコアに
よって暖められた空気を室内ファンによって車室内に送
れば除湿運転等が可能となる。この場合に、冷気と暖気
の最適なミキシングをするため、ダクト内の温度調整用
ダンパを使用して調整する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1のカ−エアコ
ン10のシステム図において説明する。
【0027】このカ−エアコン10において、従来のカ
−エアコン100と同じ構成については説明を省略する
【0028】符号46は、発生器20の加熱コイル38
と、流路管32の分岐点33との間に設けられた冷房用
流路調整弁である。この冷房用流路調整弁46を調整す
ることにより、エンジン冷却水の流れる量を適度に加熱
コイル38に供給することができる。
【0029】符号48は、暖房用流路調整弁であって、
分岐点33と、ヒ−タコア26との間に設けられている
。この暖房用流路調整弁48を調整することによって、
ヒータコア26に供給されるエンジン冷却水の量を適当
に調整できる。
【0030】また、冷房用流路調整弁46と、暖房用流
路調整弁48とを同時に開いていると、エンジン冷却水
は、加熱コイル38、及びヒ−タコア26にそれぞれ供
給される。
【0031】符号50は、温度調整用ダンパであって、
車室内ダクト14に設けられている。このダンパ50が
開くと冷却器16によって冷却された空気が供給される
。そして、このダンパ50の開閉加減によって流出する
冷却された空気の量が調整できる。
【0032】上記構成のカ−エアコン10において、冷
房装置として働かす場合には下記のように行う。
【0033】暖房用流路調整弁48を閉じ、冷房用流路
調整弁46を開き、エンジン冷却水が発生器20の加熱
コイル38にのみ供給されるようにする。これにより、
吸収式冷凍サイクル12が働き、冷却器16より冷気が
供給される。そして、ダンパ50を開き、室内ファン5
2によって空気を送り込むと、ダクト14から冷却され
た空気が車内に送り込まれる。
【0034】暖房装置として働かす場合には、冷房用流
路調整弁46を閉じ、暖房用流路調整弁48を開き、エ
ンジン冷却水がヒ−タコア26にのみ供給されるように
する。また、ダンパ50も閉じておく。これにより、ヒ
−タコア26によって加熱された空気は室内ファン52
によって、ダクト14から車内に送り込まれる。
【0035】冷房装置及び暖房装置を同時に働かせ、除
湿運転を行う場合には、次のようにする。
【0036】冷房用流路調整弁46と、暖房用流路調整
弁48とを同時に開き、エンジン冷却水が加熱コイル3
8とヒ−タコア26の両方に供給されるようにする。こ
れにより、冷凍サイクル12と暖房サイクル24とが同
時に働き、冷却器16からは冷却された空気が流れ、ヒ
−タコア26からは加熱された空気が流れる。
【0037】そして、室内ファン52を働かせると共に
、ダンパ50によって冷却器16から冷却された空気の
流れる量を調整して、冷気と暖気を適当にミキシングし
て、車内に快適な空気を送り込む。
【0038】以上により、上記構成のカ−エアコン10
であると、冷房運転または暖房運転は元より、冷房装置
及び暖房装置を同時に働かせることにより除湿運転等も
行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上により、本発明のカ−エアコンであ
ると、冷房装置または暖房装置としては働くだけでなく
、2つの流路調整弁を同時に開くことにより、冷房装置
及び暖房装置とを同時に働かして除湿運転等が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカ−エアコンのシステ
ム図である。
【図2】従来のカ−エアコンのシステム図である。
【符号の説明】
10……カ−エアコン 12……吸収室冷凍サイクル 14……車室内ダクト 16……冷却器 18……吸収器 20……発生器 22……凝縮器 24……暖房サイクル 26……ヒ−タコア 28……ラジエター 29……室外ファン 30……エンジン 31……エンジン冷却水ポンプ 32……流路管 38……加熱コイル 40……絞り装置 42……ポンプ 44……絞り装置 46……冷房用流路調整弁 48……暖房用流路調整弁 50……温度調整用ダンパ 52……室内ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却器、吸収器、発生器及び凝縮器を備え
    た吸収式冷凍サイクルとエンジン冷却水による暖房サイ
    クルとを備えたカ−エアコンにおいて、車室内ダクトに
    空気を供給する室内ファンを設け、吸収式冷凍サイクル
    の冷却器と暖房サイクルのヒ―タコアを車室内ダクトに
    設け、車室内ダクトに温度調整用ダンパを設け、エンジ
    ン冷却水の流路管を2つに分岐させ、この分岐された2
    つの流路管に冷房用流量調整弁と暖房用流量調整弁とを
    それぞれ設け、冷房用流量調整弁が設けられた一方の流
    路管によって吸収式冷凍サイクルの発生器の加熱コイル
    にエンジン冷却水を供給し、暖房用流量調整弁が設けら
    れた他方の流路管によって暖房サイクルのヒ―タコアに
    エンジン冷却水を供給することを特徴とするカ−エアコ
    ン。
JP1975691A 1991-02-13 1991-02-13 カ−エアコン Pending JPH04257719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011136130A1 (ja) * 2010-04-26 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 アンモニア燃焼内燃機関

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011136130A1 (ja) * 2010-04-26 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 アンモニア燃焼内燃機関
CN102859171A (zh) * 2010-04-26 2013-01-02 丰田自动车株式会社 氨燃烧内燃机

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