JPH04257467A - ノンインパクトプリンタ - Google Patents

ノンインパクトプリンタ

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JPH04257467A
JPH04257467A JP3018956A JP1895691A JPH04257467A JP H04257467 A JPH04257467 A JP H04257467A JP 3018956 A JP3018956 A JP 3018956A JP 1895691 A JP1895691 A JP 1895691A JP H04257467 A JPH04257467 A JP H04257467A
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printing
dots
signal
raster
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Jiro Tanuma
田沼 二郎
Katsuyuki Ito
克之 伊藤
Akira Nagumo
章 南雲
Hiroshi Okada
浩 岡田
Kazuhiko Nagaoka
長岡 和彦
Shinichi Katakura
片倉 信一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクトプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真プリンタなどのノ
ンインパクトプリンタにおいては、帯電させた感光ドラ
ムを光源によって照射してその表面に静電潜像を形成し
、該静電潜像にトナーを付着させて現像を行ってトナー
像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写、定着さ
せるようになっている。
【0003】図2は従来のノンインパクトプリンタにお
けるプリンタ部制御回路のブロック図、図3は従来のノ
ンインパクトプリンタのタイムチャート、図4は従来の
ノンインパクトプリンタにおける通常印刷時の印刷デー
タを示す図、図5は従来のノンインパクトプリンタにお
ける通常印刷時の印刷結果を示す図、図6は従来のノン
インパクトプリンタにおける高デューティ印刷時の印刷
データを示す図、図7は従来のノンインパクトプリンタ
における高デューティ印刷時の印刷結果を示す図である
【0004】図2において、1はマイクロプロセッサ、
ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって構成
される制御部であり、プリンタの印刷部の内部に設けら
れ、上位コントローラからの制御信号10、ビデオ信号
11等によってプリンタ部全体をシーケンス制御し、印
刷動作を行う。上記制御信号10によって印刷指示を受
信すると、制御部1はまず定着器温度センサ29によっ
てヒータ22aを内蔵した定着器22が使用可能な温度
範囲にあるか否かを検出し、該温度範囲になければ信号
21によってヒータ22aを点灯し、使用可能な温度ま
で定着器22を加熱する。次に、現像・転写プロセス用
モータ(PM)3をドライバ2を介して回転させ、同時
にチャージトリガ信号23によって帯電用高圧電源25
をオンし、現像器27の帯電を行う。
【0005】そして、セットされている用紙の種類が用
紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9によって検出され
、該用紙に合った用紙送りが開始される。ここで、用紙
送りモータ(PM)5はドライバ4を介して双方向に回
転することが可能であり、最初に逆回転して、用紙吸入
口センサ6が検知するまでセットされた用紙をあらかじ
め設定された量だけ送る。続いて、正回転して、用紙を
プリンタ内部の印刷機構内に搬送する。
【0006】制御部1は、用紙が印刷可能ポイントまで
到達した時点で、上位コントローラに対してタイミング
信号12(ラインタイミング信号、ラスタタイミング信
号を含む。)を送信し、ビデオ信号11を受信する。上
位コントローラにおいてページごとに編集され、制御部
1によって受信されたビデオ信号11は、実印刷データ
信号18として印刷ヘッド19に送信される。そして、
上記制御部1は、1ライン分のビデオ信号11を受信す
ると、印刷ヘッド19にラッチ信号17を送出し実印刷
データ信号18を印刷ヘッド19内に保持させる。そし
て、上位コントローラから次のデータを受信する前に、
保持された実印刷データ信号18は、印刷ヘッド19が
印刷駆動信号13を受けることによって印刷される。
【0007】上記ビデオ信号11の送受信は、印刷ライ
ンごとに行われる。上記印刷ヘッド19によって印刷さ
れた情報は、マイナス電位に帯電された感光ドラム上に
おいて電位の上昇したドットとして潜像化される。そし
て、マイナス電位に帯電した画像形成用のトナーが電気
的な吸引力によって各ドットに吸引され、トナー像が形
成される。
【0008】その後、該トナー像は転写部に送られ、一
方、転写信号24によってプラス電位の転写用高圧電源
26がオンになり、転写器28は上記トナー像を感光ド
ラムと転写器28の間隙を通過する用紙上に転写する。 転写された画像を有する用紙は、ヒータ22aを内蔵す
る定着器22に当接して搬送され、上記定着器22の熱
によって用紙に定着される。この定着された画像を有す
る用紙は、更に搬送されてプリンタの印刷機構から用紙
排出口センサ7を通過してプリンタ外部に排出される。
【0009】上記制御部1は、用紙サイズセンサ9、用
紙吸入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写器28
を通過している間だけ転写用高圧電源26からの電圧を
上記転写器28に印加する。そして、印刷が終了し、用
紙が用紙排出口センサ7を通過すると、帯電用高圧電源
25による現像器27への印加を終了し、同時に現像・
転写プロセス用モータ3の回転を停止する。
【0010】ここで、ディザパターンによる階調表現を
行おうとする場合、単位面積内に印字されるドット数を
画像の濃淡に対応して増減させるようにしている。この
場合、階調表現に使用するドットと、文字、線等の一部
を構成するドットはそれぞれ印字時における駆動エネル
ギが同じ値になるように設定されている。また、上記構
成のノンインパクトプリンタにおいて、文字などを印字
する場合には、連続した線を形成する必要があるため、
単独のドットの列を形成するのではなく、隣接したドッ
トをオーバラップさせるように印字している。例えば、
図4に示すように印刷データを配列した場合、図5に示
すように隣接ドットがオーバラップするように印字され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のノンインパクトプリンタにおいては、階調表現に使
用するドットについて印字を行う場合と、文字、線等の
一部を構成するドットについて印字を行う場合の駆動エ
ネルギが同じ値にされるため、一方の印字の駆動エネル
ギが最適値になるように設定すると、他方の駆動エネル
ギが最適値とならず、例えば階調表現が理想的なものか
ら大きくはずれて濃くなってしまうことがある。
【0012】また、従来のノンインパクトプリンタにお
いて高デューティ印刷を行う場合、すなわち白抜け文字
など、印刷画面中のドット数が非常に多い印刷を行う場
合には、未印刷部分の幅が減少してぼやけたり、線が連
続しなかったりする。本発明は、上記従来のノンインパ
クトプリンタの問題点を解決して、文字、線の一部とな
るドット及び階調表現の一部となるドットのいずれの印
字を行う場合にも最適な駆動エネルギを設定することが
でき、印字品位の良好な印字を行うことができるととも
に、高デューティ印刷時において未印刷部分が不鮮明と
なることのないノンインパクトプリンタを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のノ
ンインパクトプリンタにおいては、N個のラインのビデ
オデータ信号をラインごとに格納するNラインバッファ
と、基準のラインタイミング信号を発生する手段と、該
基準のラインタイミング信号のタイミングの間に追加ラ
イン信号を発生させる手段とを有している。
【0014】また、上記ラインタイミング信号を受けて
、ビデオデータ信号を上記Nラインバッファに選択的に
出力する選択回路が設けられていて、ラインごとに格納
されるようになっている。論理演算回路がNラインバッ
ファ内のデータを複数ドット分だけ受け、それによって
形成される領域のラスタデータをあらかじめ定義された
ドットパターンと比較する。そして、比較結果に対応し
て演算されたデータ信号は、上記追加ライン信号を受け
て実印刷データとして出力され、印刷ヘッドが上記実印
刷データ信号及び印刷駆動信号を受けて印刷を行う。
【0015】上記実印刷データ信号は、基本ラスタライ
ン上にドットを印刷するためのものと、基本ラスタライ
ン間に設定される追加ラスタライン上にドットを印刷す
るためのものから成る。また、基本ラスタライン上にド
ットを印刷するための駆動時間と、基本ラスタライン間
に設定される追加ラスタライン上にドットを印刷するた
めの駆動時間が独立して設定されるようになっている。
【0016】
【作用】本発明によれば、上記のようにN個のラインの
ビデオデータ信号をラインごとに格納するためにNライ
ンバッファを有するとともに、基準のラインタイミング
信号を発生する手段と、該基準のラインタイミング信号
のタイミングの間に追加ライン信号を発生させる手段と
を有している。
【0017】上記ラインタイミング信号を受けると、ビ
デオデータ信号は上記Nラインバッファに選択的に出力
され、ラインごとに逐次格納される。そして、Nライン
バッファ内のデータを複数ドット分だけ受けた論理演算
回路が、ラスタデータとあらかじめ定義されたドットパ
ターンとを比較して演算し、上記追加ライン信号を受け
て、演算されたデータ信号を実印刷データとして出力す
る。印刷ヘッドは上記実印刷データ信号及び印刷駆動信
号を受けて印刷を行う。
【0018】この場合、上記実印刷データ信号は、基本
ラスタライン上にドットを印刷するためのものと、基本
ラスタライン間に設定される追加ラスタライン上にドッ
トを印刷するためのものから成り、ラスタデータが定義
されたドットパターンと比較した結果、階調表現のもの
であること、高デューティ印刷時のものであると判断さ
れる場合には、適宜基本ラスタライン上のドットを削除
又は変換し、追加ラスタライン上にドットを追加したり
する。
【0019】また、基本ラスタライン上にドットを印刷
するための駆動時間と、基本ラスタライン間に設定され
る追加ラスタライン上にドットを印刷するための駆動時
間を独立して設定することによって、文字、線等の印字
と階調表現の印字のそれぞれについて最適な駆動時間を
設定することができるだけでなく、未印刷部分と印刷部
分が接する部分を鮮明にすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明のノンインパクト
プリンタの制御回路ブロック図、図8は本発明のノンイ
ンパクトプリンタの印刷データ演算論理回路のブロック
図、図9はNラインバッファの拡大図である。
【0021】図1において、1はマイクロプロセッサ、
ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって構成
される制御部であり、プリンタの印刷部の内部に設けら
れ、上位コントローラからの制御信号10、ビデオ信号
11等によってプリンタ部全体をシーケンス制御し、印
刷動作を行う。上記制御信号10によって印刷指示を受
信すると、制御部1はまず定着器温度センサ29によっ
てヒータ22aを内蔵した定着器22が使用可能な温度
範囲にあるか否かを検出し、該温度範囲になければ信号
21によってヒータ22aを点灯し、使用可能な温度ま
で定着器22を加熱する。次に、現像・転写プロセス用
モータ(PM)3をドライバ2を介して回転させ、同時
にチャージトリガ信号23によって帯電用高圧電源25
をオンし、現像器27の帯電を行う。
【0022】そして、セットされている用紙の種類が用
紙残量センサ8、用紙サイズセンサ9によって検出され
、該用紙に合った用紙送りが開始される。ここで、用紙
送りモータ(PM)5はドライバ4を介して双方向に回
転することが可能であり、最初に逆回転して、用紙吸入
口センサ6が検知するまでセットされた用紙をあらかじ
め設定された量だけ送る。続いて、正回転して、用紙を
プリンタ内部の印刷機構内に搬送する。
【0023】制御部1は、用紙が印刷可能ポイントまで
到達した時点で、上位コントローラに対してタイミング
信号12(ラインタイミング信号、基本ラスタタイミン
グ信号を含む。)を送信し、ビデオ信号11を受信する
。受信されたビデオ信号11は、制御部1を介して印刷
データ演算論理回路16に送られる。なお、20はモー
ド切替え信号であり、印刷データ演算論理回路16内に
おいて各モードに対応して演算式を切り替える。
【0024】次に、図8を用いて印刷データ演算論理回
路16について説明する。制御部1で印刷ラインごとに
発生するラインタイミング信号(ISYNC)12bが
タイミング回路34に入力されると、該タイミング回路
34は選択回路33に選択信号を送出する。上記選択信
号を受けると、選択回路33はNラインバッファ31内
のラインを選択し、制御部1から入力されるビデオデー
タ信号14を選択されたラインに逐次格納する。格納さ
れるアドレスは、制御部1から入力されるビデオクロッ
ク信号12aによってカウンタ30でカウントされて作
成される。
【0025】ここで、制御部1から入力されたビデオデ
ータ信号14がNラインバッファ31内に格納された時
点について説明する。図9に示すように、Nラインバッ
ファ31内には、ラインバッファ1〜NのN個のライン
バッファが設けられていて、ラインバッファ2〜Nには
、カウンタ30によってアドレッシングされるアドレス
にN−1ライン前までのビデオデータ信号14が格納さ
れている。
【0026】ここで、論理演算回路35は、上記Nライ
ンバッファ31からNラインのNドット分のN×Nドッ
トの連続したラスタデータが入力され、上記論理演算回
路35内にあらかじめ定義されているドットパターンと
一致するか否かを比較する手段を有する。図10は論理
演算回路内で定義されているドットパターンの一例を示
す図である。
【0027】この場合、Nラインバッファ31のNの値
を ”5” としてあり、5×5ドットの連続したラス
タデータが示されている。(a)はファットニング8段
階を、(b)はベイヤ5段階を、(c)はベイヤ6段階
を示している。上記論理演算回路35は、N×Nドット
の連続したラスタデータの領域の中心部に当たるドット
の変換を行うか否かの判断をする。すなわち、ラスタデ
ータと定義されているドットパターンを比較し、一致し
ない場合にはN×Nドットのラスタデータが階調表現の
一部を構成するものではないとして、制御部1から転送
されたビデオデータ信号14をそのまま実印刷データ信
号37として印字ヘッド19に転送する。
【0028】また、一致する場合には、N×Nドットの
ラスタデータが階調表現の一部を構成するものであると
して、制御部1から入力したビデオデータ信号14を変
換し、変換後のデータを実印刷データ信号37として印
字ヘッド19に転送する。この場合、変換前のビデオデ
ータ信号14が装置の解像度に対応して決定される基本
ラスタライン上にドットを形成するか否かを示す構造で
あるのに対し、変換後のデータはこの基本ラスタライン
上のドットを削除し、隣接する二つの基本ラスタライン
の間に追加されたx本の追加ラスタライン上にドットを
形成するか否かの構造となる。x本の追加ラスタライン
上にドットを印字する場合、駆動エネルギ(駆動時間)
は、印加ラスタライン上に置かれたドットによって階調
表現が最適となるような値があらかじめ設定されている
【0029】図11は通常駆動時と階調表現最適化駆動
時のLED発光エネルギ強度比較図である。図において
、実線は通常駆動時のLED発光エネルギ強度を、破線
は階調表現最適化駆動時のLED発光エネルギ強度を示
しており、これらLED発光エネルギ強度は、各追加ラ
スタライン上にドットを印字するための駆動時間を隣接
するドット間の距離に対応して設定することによって調
節される。そして、駆動時間が長く設定されると、感光
ドラムの表面が長時間露光されることになり、露光量に
応じて感光ドラムの表面から逃げる電荷の量が多くなる
。そして、そこに付着するトナーの量が多くなってドッ
トの径が大きくなる。
【0030】そして、破線で示すように階調表現が最適
になるようなLED発光エネルギ強度が設定された場合
には、隣接するドットのオーバラップエリアが少なくな
り、ドットが集中する部分の印字濃度をおさえることが
できる。図12は論理演算回路内のデータ変換状態図、
図13は論理演算回路内の他のデータ変換状態図、図1
4はプリンタ部制御回路の動作タイムチャートである。
【0031】図12の場合、N×Nドットのラスタデー
タが、論理演算回路35内において定義されたドットパ
ターンの一つと一致するので、中心部に位置する基本ラ
スタライン上のドットCは追加ラスタライン上のドット
C1 及びドットC2 のように変換される(追加ラス
タライン数は ”2” としてある。)。また、図13
の場合、N×Nドットのラスタデータは、定義されたド
ットパターンと一致していないので、中心部に位置する
基本ラスタライン上のドットDは変換されることなくそ
のまま印字ヘッド19に転送され、追加ラスタライン上
にドットは形成されない。
【0032】図14において、1ラインごとに制御部1
から送られるビデオデータ信号14は、従来のノンイン
パクトプリンタと同様に1ライン分ずつ転送される。こ
れに対して、印字ヘッド19に転送される実印刷データ
信号37は、基本ラスタラインと追加されたx本の追加
ラスタラインについてのデータを含み、ラッチ、駆動さ
れて用紙上に印刷される。基本ラスタライン上のデータ
を駆動する場合と、追加したx本のラスタライン上のデ
ータを駆動する場合で、駆動エネルギ (駆動時間) 
は独立して設定され、そのための回路を制御部1が有す
る。 そして駆動時間が長く設定されると、感光ドラムの表面
が長時間露光されることになり、露光量に応じて感光ド
ラムの表面から逃げる電荷の量が多くなる。そして、そ
こに付着するトナーの量が多くなってドットの径が大き
くなる。
【0033】続いて、白抜け文字などを印刷する時など
印刷画面中のドット数が非常に多い高デューティ印刷を
行う場合の動作について説明する。この場合、論理演算
回路35は、上記Nラインバッファ31からNラインの
Nドット分のN×Nドットの連続したラスタデータを受
け、論理演算回路35内にあらかじめ定義されているド
ットパターンと一致するか否かを比較する手段を有する
。そして、その領域の中心部に位置するデータを論理演
算によって作成する。制御部1から入力したビデオデー
タ信号14が、装置の解像度に対応して決定される基本
ラスタライン上にドットを形成するか否かを示す構造で
あるのに対し、論理演算回路35で作成されるデータは
、基本ラスタライン上にドットを形成するか否か、及び
基本ラスタラインと基本ラスタラインの間に追加された
x本の追加ラスタライン上にドットを形成するか否かの
構造となる。このような演算によって作成されたデータ
は、実印刷データ信号37として印字ヘッド19に送ら
れる。
【0034】図15は高デューティ印刷時における論理
演算回路内のデータ変換状態図、図16は高デューティ
印刷時における論理演算回路内の他のデータ変換状態図
、図17は高デューティ印刷時における論理演算回路内
の更に他のデータ変換状態図である。図において、Nラ
インバッファ31のNの値を ”5” としてある。ま
た、各ドットパターンは、独立した未印刷部を有するド
ットパターン、白抜け線を有するドットパターン、白抜
け文字を有するドットパターン等、高デューティ印刷時
におけるドットパターンを例示しており、これら高デュ
ーティ印刷時のドットパターンはあらかじめ論理演算回
路35内において定義されている。
【0035】図15の場合、N×Nドットのラスタデー
タにおいて、中心部に位置するドットEに隣接して未印
刷部が位置するため、基本ラスタライン上のドットEを
削除し、追加ラスタライン上にドットE1 を追加する
。 ドットF〜Hについても同様の処理を行い、基本ラスタ
ライン上のドットF〜Hを削除し、追加ラスタライン上
にドットF1 〜H1 を追加する。
【0036】図16の場合、Nラインバッファ31によ
って未印刷部が直線として検出される。図15の場合と
同様に基本ラスタライン上のドットE〜Nが削除され、
追加ラスタライン上にドットE1 〜N1 が追加され
る。 図17の場合も、同様に基本ラスタライン上のドットE
〜Mが削除され、追加ラスタライン上にドットE1 〜
M1 が追加される。
【0037】ここで、追加ラスタライン上のドットを印
字するための駆動エネルギは、上述したように基本ラス
タライン上のドットを印字するための駆動エネルギとは
独立して設定することができる。図18は通常駆動時と
白抜け印字最適化駆動時のLED発光エネルギ強度比較
図である。
【0038】図において、実線は通常駆動時のLED発
光エネルギ強度を、破線は白抜け印字最適化駆動時のL
ED発光エネルギ強度を示している。図に示すように、
未印刷部の間隙が基本ラスタラインの格子長(装置の有
する解像度ピッチ)と等しくなるように駆動エネルギが
あらかじめ設定されている。このような処理を行うこと
によって高デューティ印刷時の未印刷部の残存量は、解
像度ピッチと等しくなり鮮明となる。
【0039】上記実施例においては、未印刷部に隣接す
るドットのみを変換する場合について述べたが、印刷部
のドットについても変換を行い、基本ラスタライン上の
ドットの駆動時間と追加ラスタライン上のドットの駆動
時間の加算値を制御し、通常駆動時の印刷ドット形状が
得られるようにしてもよい。図19は高デューティ印刷
時において基本ラスタライン上のドットの駆動時間を変
更する場合のデータ変換状態図、図20は高デューティ
印刷時において基本ラスタライン上のドットの駆動時間
を変更する場合の他のデータ変換状態図、図21は高デ
ューティ印刷時において基本ラスタライン上のドットの
駆動時間を変更する場合の更に他のデータ変換状態図で
ある。
【0040】図に示すように、この実施例においては未
印刷部に隣接するドット以外に印刷部のドットについて
も演算が行われる。すなわち、未印刷部に隣接するドッ
トについては基本ラスタライン上のドットを削除して追
加ラスタライン上に変換後のドットを追加するとともに
、印刷部のドットについては追加ラスタライン上に変換
後のドットを追加するだけでなく、基本ラスタライン上
にも変換後のドットを残すようにしている。
【0041】上記構成の実印刷データ信号37は上記印
刷ヘッド19に送られ、露光装置からの光となってマイ
ナス電位に帯電された感光ドラム上に照射され、該感光
ドラムの表面において電位の上昇したドットとして潜像
化される。そして、マイナス電位に帯電した画像形成用
のトナーが、電気的な吸引力によって各ドットに吸引さ
れてトナー像が形成される。
【0042】その後、該トナー像は転写部に送られ、一
方、転写信号24によってプラス電位の転写用高圧電源
26がオンになり、転写器28は上記トナー像を感光ド
ラムと転写器28の間隙を通過する用紙上に転写する。 転写された画像を有する用紙は、ヒータ22aを内蔵す
る定着器22に当接して搬送され、上記定着器22の熱
によって用紙に定着される。この定着された画像を有す
る用紙は、更に搬送されてプリンタの印刷機構から用紙
排出口センサ7を通過してプリンタ外部に排出される。
【0043】上記制御部1は、用紙サイズセンサ9、用
紙吸入口センサ6の検知に対応して、用紙が転写器28
を通過している間だけ転写用高圧電源26からの電圧を
上記転写器28に印加する。そして、印刷が終了し、用
紙が用紙排出口センサ7を通過すると、帯電用高圧電源
25による現像器27への印加を終了し、同時に現像・
転写プロセス用モータ3の回転を停止する。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、N個のラインのビデオデータ信号をラインごとに
格納するためにNラインバッファを有するとともに、基
準のラインタイミング信号を発生する手段と、該基準の
ラインタイミング信号のタイミングの間に追加ライン信
号を発生させる手段とを有し、Nラインバッファ内のデ
ータから形成される特定領域のラスタデータを論理演算
回路があらかじめ定義されたドットパターンと比較し、
演算し、上記追加ライン信号を受けて、演算されたデー
タ信号を実印刷データ信号として出力するようにしてい
る。
【0046】そして、上記実印刷データ信号は、基本ラ
スタライン上にドットを印刷するためのものと、基本ラ
スタライン間に設定される追加ラスタライン上にドット
を印刷するためのものから成り、基本ラスタライン上に
ドットを印刷するための駆動時間と、追加ラスタライン
上にドットを印刷するための駆動時間を独立して設定す
る手段を有しているので、文字、線等を印字する場合と
、階調表現する場合のいずれにおいても最適な印字品位
を得ることができる。
【0047】また、高デューティ印刷時における未印刷
部と印刷部が接する部分を鮮明にすることができるだけ
でなく、通常印刷モードと高デューティ印刷モードのい
ずれの印字品位も最適なものにすることができる。また
、印刷を行うプリンタ側において基本となる印刷データ
に論理演算を実施するので上位コントローラ側はその影
響を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノンインパクトプリンタの制御回路ブ
ロック図である。
【図2】従来のノンインパクトプリンタにおけるプリン
タ部制御回路のブロック図である。
【図3】従来のノンインパクトプリンタのタイムチャー
トである。
【図4】従来のノンインパクトプリンタにおける通常印
刷時の印刷データを示す図である。
【図5】従来のノンインパクトプリンタにおける通常印
刷時の印刷結果を示す図である。
【図6】従来のノンインパクトプリンタにおける高デュ
ーティ印刷時の印刷データを示す図である。
【図7】従来のノンインパクトプリンタにおける高デュ
ーティ印刷時の印刷結果を示す図である。
【図8】本発明のノンインパクトプリンタの印刷データ
演算論理回路のブロック図である。
【図9】Nラインバッファの拡大図である。
【図10】論理演算回路内で定義されているドットパタ
ーンの一例を示す図である。
【図11】通常駆動時と階調表現最適化駆動時のLED
発光エネルギ強度比較図である。
【図12】論理演算回路内のデータ変換状態図である。
【図13】論理演算回路内の他のデータ変換状態図であ
る。
【図14】プリンタ部制御回路の動作タイムチャートで
ある。
【図15】高デューティ印刷時における論理演算回路内
のデータ変換状態図である。
【図16】高デューティ印刷時における論理演算回路内
の他のデータ変換状態図である。
【図17】高デューティ印刷時における論理演算回路内
の更に他のデータ変換状態図である。
【図18】通常駆動時と白抜け印字最適化駆動時のLE
D発光エネルギ強度比較図である。
【図19】高デューティ印刷時において基本ラスタライ
ン上のドットの駆動時間を変更する場合のデータ変換状
態図である。
【図20】高デューティ印刷時において基本ラスタライ
ン上のドットの駆動時間を変更する場合の他のデータ変
換状態図である。
【図21】高デューティ印刷時において基本ラスタライ
ン上のドットの駆動時間を変更する場合の更に他のデー
タ変換状態図である。
【符号の説明】
1        制御部 12a    ビデオクロック信号 12b    ラインタイミング信号 13      印刷駆動信号 14      ビデオデータ信号 16      印刷データ演算論理回路19    
  印刷ヘッド 31      Nラインバッファ 33      選択回路 35      論理演算回路 37      実印刷データ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)N個の複数のラインのビデオデ
    ータ信号をラインごとに格納するNラインバッファと、
    (b)基準のラインタイミング信号を発生する手段と、
    (c)該基準のラインタイミング信号のタイミングの間
    に追加ライン信号を発生させる手段と、(d)上記ライ
    ンタイミング信号を受けて、ビデオデータ信号を上記N
    ラインバッファに選択的に出力する選択回路と、(e)
    上記Nラインバッファに格納されたビデオデータ信号を
    、各ラインごとに複数ドット分だけ受け、その領域のラ
    スタデータをあらかじめ定義されたドットパターンと比
    較し、比較結果に対応して演算されたデータ信号を、上
    記追加ライン信号を受けて実印刷データとして出力する
    論理演算回路と、(f)上記実印刷データ信号及び印刷
    駆動信号を受けて印刷を行う印刷ヘッドを有し、(g)
    上記実印刷データ信号は、基本ラスタライン上にドット
    を印刷するためのものと、隣接する二つの基本ラスタラ
    イン間に設定される追加ラスタライン上にドットを印刷
    するためのものから成るとともに、(h)基本ラスタラ
    イン上にドットを印刷するための駆動時間と、隣接する
    二つの基本ラスタライン間に設定される追加ラスタライ
    ン上にドットを印刷するための駆動時間を独立して設定
    する手段を備えたことを特徴とするノンインパクトプリ
    ンタ。
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