JPH04257025A - シリアル入力の乗算回路 - Google Patents

シリアル入力の乗算回路

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JPH04257025A
JPH04257025A JP3018939A JP1893991A JPH04257025A JP H04257025 A JPH04257025 A JP H04257025A JP 3018939 A JP3018939 A JP 3018939A JP 1893991 A JP1893991 A JP 1893991A JP H04257025 A JPH04257025 A JP H04257025A
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Mitsuharu Oki
光晴 大木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば順次シリアルに
入力される一連のデータと所定の係数とを乗算し、これ
により得られる一連の乗算結果を順次シリアルに出力す
る乗算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各ビットのデータ毎にシリアルに入力さ
れた入力データI,J,K,‥‥に所定の係数Cを乗算
し、これにより得られた積O,P,Q,‥‥を各ビット
毎にシリアルに出力するシリアル入力且つシリアル出力
の乗算回路が知られている(例えば、井上伸雄:ディジ
タル信号処理の応用p.62,図4.2(電子通信学会
,1981)参照)。このような乗算回路では、得られ
る積の語長と同じサイクル数だけの計算時間を必要とす
る。
【0003】具体的に、入力データI,J,K,‥‥の
語長を6ビット、係数Cの語長を6ビットとすると、積
O,P,Q,‥‥の語長は12ビットであり、例えば入
力データI,係数C及び積Oは次のように最大桁のビッ
ト(MSB)を左側にして2進数表示することができる
【数1】 I=(I5,I4,I3,I2,I1,I0)C=(C
5,C4,C3,C2,C1,C0)O=I×C=(O
11,O10,O9,‥‥,O1,O0) 同様に入力データJは(J5,J4,‥‥,J0)、積
Pは(P11,P10,‥‥,P1,P0)と表すこと
ができ、以下入力データ及び積は夫々2進数表示するこ
とができる。
【0004】この場合、従来は入力データI,J,‥‥
の各ビットは図5Aに示すように間に6個の“0”より
なるダミービットを挿入した形式で供給する必要があっ
た。これは、従来の語長6ビット同士の数の乗算回路は
6個の全加算器を並列に接続して構成されるため、入力
データI,J等のMSBであるI5,J5等が最も左側
の全加算器に入力されてから、その演算結果が遅延回路
及びその右側の全加算器等を介して出力端子に出力され
るまで6サイクルを要し、この間は入力端子からは次の
データを入力することができなかったからである。また
、その図5Aに対応して、その乗算回路の出力端子から
は図5Bに示すように積O,P等の各ビットが連続的に
出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5A
に示すように入力データI,J等の間に夫々ダミービッ
トを挿入するのでは入力データを送信する信号ライン(
バス)が有効に活用されない不都合がある。また、その
ようなシリアル入出力の乗算回路では入力データのデー
タレートがそのまま演算時間になるが、ダミービットを
挿入するのでは演算時間が遅い不都合がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、シリアル入力で
入力データと所定の係数との積を順次計算する乗算回路
において、入力データを連続的に入力することができる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による乗算回路は
、例えば図1に示す如く、シリアルに入力される入力デ
ータaと所定の係数C(この内で“1”になる可能性の
あるビットが(D2,D1,D0))との部分積を計算
する計算回路(2A〜2C)と、この計算回路の出力が
供給される複数の全加算器(3A〜3C)と、これら複
数の全加算器の桁上げ出力を夫々自己の入力部に戻すた
めの複数の単位遅延素子(4A〜4C)と、それら全加
算器(3A,3B)の和出力を夫々下位側のそれら全加
算器(3B,3C)の入力部に供給するための遅延回路
(6A,6B)と、それら複数の全加算器の和出力及び
桁上げ出力を順次自己の桁上げ出力を入力部に戻しなが
ら加算する付加的な全加算器(10)とを有し、それら
複数の全加算器の内の最小桁の全加算器(3C)及びそ
の付加的な全加算器(10)の和出力端子よりその入力
データaとその所定の係数Cとの積b1,b2を得るよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】斯かる本発明によれば、例えばその入力データ
aの語長及び係数Cの語長が夫々6ビットであるときに
は、1サイクル目〜6サイクル目まではそれら複数の全
加算器の内の最小桁の全加算器(3C)よりその入力デ
ータaと係数Cとの積の下位6ビットのデータb1がシ
リアルに出力され、7サイククル目〜12サイクル目ま
ではその付加的な全加算器(10)の和出力端子よりそ
の積の上位6ビットのデータb2がシリアルに出力され
る。従って、その7サイクル目〜12サイクル目にはそ
の入力データaとして次の6ビットの入力データを連続
的に供給することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明によるシリアル入力の乗算回路
の一実施例につき図1及び図2を参照して説明しよう。 本例は、シリアルに入力された語長6ビットの入力デー
タI,J,K,‥‥に所定の語長6ビットの係数Cを乗
算し、これにより得られた語長12ビットの積O,P,
Q,‥‥を2本の出力ラインを介してシリアルに出力す
るものであり、例えば入力データI,係数C及び積O(
=I×C)は数1のように2進数表現され、他の入力デ
ータJ及び積P等も同様に2進数表現されるものとする
。そして、本例では入力データI,J,K,‥‥の各ビ
ットが図6Aに示すように連続的に供給され、これに対
応して積O,P,Q,‥‥の下位側の6ビットが図6B
に示すように一方の出力ラインを介して連続的に出力さ
れ、それら積の上位側の6ビットが図6Cに示すように
他方の出力ラインを介して連続的に出力されるものとす
る。
【0010】更に、本例ではその係数Cの内で“1”に
なる可能性のあるビットが3個であるとして、その3個
のビットのデータを下位側の桁から係数データD0,D
1及びD2とする。例えば、C=(110010)であ
れば、D0=D1=D2=1であり、C=(00100
1)であれば、D0=D1=1且つD2=0である。
【0011】図1は本例の乗算回路を示し、この図1に
おいて、1は入力端子であり、この入力端子1を介して
外部よりアンドゲート2A〜2Cの一方の入力端子に共
通にデータaを供給し、これらアンドゲート2A〜2C
の他方の入力端子に係数データD2〜D0を供給する。 そのデータaとして、図6Aに示すように入力データI
,J,K,‥‥がシリアルに連続的に供給される。これ
らアンドゲート2A〜2Cの出力を夫々全加算器(fu
ll adder)3A〜3Cの第1の入力端子に供給
し、これら全加算器3A〜3Cの桁上げ出力(キャリ)
を夫々単位遅延素子としてのレジスタ4A〜4Cを介し
て自己の第2の入力端子に供給する。
【0012】5A〜5C及び8A〜8Cは夫々2入力で
2出力のデータ交換回路を示し、これらデータ交換回路
は外部よりの制御信号に応じて夫々2つの入力をそのま
ま平行に出力するか、又はその2つの入力を交差させて
出力するものである。6A〜6C及び7A〜7Cは夫々
可変遅延回路を示し、これら可変遅延回路は外部よりの
制御信号に応じて夫々入力データを1クロック〜6クロ
ック遅延させて出力するものである。そして、最大桁の
全加算器3Aの第3の入力端子に“0”のデータを供給
し、この全加算器3Aの和出力端子Sをデータ交換回路
5Aの第1の入力端子に接続し、このデータ交換回路5
Aの第2の入力端子に“0”のデータを供給し、このデ
ータ交換回路5Aの第1及び第2の出力端子を夫々可変
遅延回路6A及び7Aを介してデータ交換回路8Aの第
1及び第2の入力端子に接続する。
【0013】そして、このデータ交換回路8Aの第1の
出力端子を中位桁の全加算器3Bの第3の入力端子に接
続し、この全加算器3Bの和出力端子及びデータ交換回
路8Aの第2の出力端子を夫々データ交換回路5Bの第
1及び第2の入力端子に接続する。また、このデータ交
換回路5Bの第1及び第2の出力端子を夫々可変遅延回
路6B及び7Bを介してデータ交換回路8Bの第1及び
第2の入力端子に接続する。そして、このデータ交換回
路8Bの第1の出力端子を最小桁の全加算器3Cの第3
の入力端子に接続し、この全加算器3Cの和出力端子及
びデータ交換回路8Bの第2の出力端子を夫々データ交
換回路5Cの第1及び第2の入力端子に接続する。
【0014】また、このデータ交換回路5Cの第1及び
第2の出力端子を夫々可変遅延回路6C及び7Cを介し
てデータ交換回路8Cの第1及び第2の入力端子に接続
し、このデータ交換回路8Cの第1の出力端子に生ずる
データb1を出力端子9に供給し、このデータ交換回路
8Cの第2の出力端子を付加的な全加算器10の第1の
入力端子に接続する。11A〜11Cは夫々単位遅延素
子としてのレジスタ、12は4入力で1出力のデータセ
レクタを示し、全加算器3A〜3Cの桁上げ出力を夫々
レジスタ11A〜11Cを介してそのデータセレクタ1
2の第1〜第3の入力端子に供給し、このデータセレク
タ12の第4の入力端子に“0”のデータを供給し、こ
のデータセレクタ12の出力を全加算器10の第2の入
力端子に供給し、この全加算器10の桁上げ出力を単位
遅延素子としてのレジスタ13を介してこの全加算器1
0の第3の入力端子に戻し、この全加算器10の和出力
b2を出力端子14に供給する。そのデータb1は、図
6Bに示す一連の積の下位6ビットであり、データb2
は、図6Cに示す一連の積の上位6ビットである。
【0015】係数Cが(110010)である場合の図
1の乗算回路の動作につき説明するに、この場合はD0
=D1=D2=1に設定すると共に、可変遅延回路6A
及び7Aにおける遅延時間は1クロック、可変遅延回路
6B及び7Bにおける遅延時間は3クロック、可変遅延
回路6C及び7Cにおける遅延時間は1クロックに夫々
設定する。そして、本例では一連の12サイクルで入力
データIと係数Cとの積Oの12ビットのデータが求め
られると共に、その12サイクルの後半の6サイクルで
は次の入力データJと係数Cとの積Pの下位6ビットが
並行して求められる。この場合、入力端子1より入力さ
れる1ビットのデータをIiとすると、アンドゲート2
A〜2Cの出力を並べたデータはIi・Cとなり、これ
は入力データIと係数Cとの1つの部分積である。
【0016】その12サイクルの前半の1サイクル目〜
6サイクル目には、図1の入力端子1よりデータI0,
I1,‥‥,I5が順次入力され、この間は図1に示す
ようにデータ交換回路5A〜5C及びデータ交換回路8
A〜8Cは夫々2個の入力データをそのまま平行に出力
するように設定する。この場合には、全加算器3A〜3
Cがパイプライン方式で接続されると共に、アンドゲー
ト2A〜2Cにより求められた入力データと係数Cとの
部分積が順次それら全加算器3A〜3Cに供給されるの
で、出力端子9から積Oの下位6ビットO0,O1,‥
‥,O5がシリアルに出力される。
【0017】そして、6サイクル目が終わった時点で、
その積Oの上位6ビットが和と桁上げとより冗長に表現
されている。即ち、その積Oの7ビット目の和は可変遅
延回路6Cに、積Oの8ビット目〜10ビット目の和は
可変遅延回路6Bに、積Oの11ビット目の和は可変遅
延回路6Aに夫々保持されたままである。また、全加算
器3Cの桁上げ出力として8ビット目への桁上げ値(キ
ャリ)が、全加算器3Bの桁上げ出力として11ビット
目へのキャリが、全加算器3Aの桁上げ出力として12
ビット目へのキャリが夫々出力されている状態のままで
ある。
【0018】そこで、6サイクル目の終了時に、全加算
器3Cの桁上げ出力(8ビット目へのキャリ),全加算
器3Bの桁上げ出力(11ビット目へのキャリ)及び全
加算器3Aの桁上げ出力(12ビット目へのキャリ)を
夫々レジスタ11C,11B及び11Aに保持する。そ
れに続く7サイクル目〜12サイクル目の間、レジスタ
11A〜11Cではその値を保持し続ける。
【0019】そして、7サイクル目〜12サイクル目に
は、図2に示すようにデータ交換回路5A〜5C及びデ
ータ交換回路8A〜8Cは夫々2個の入力データを交差
させて出力するようにする。この結果、図2に示すよう
に、可変遅延回路6A,6B及び6Cがシリアルに接続
されるので、全加算器10の第1の入力端子には積Oの
冗長な表現である7ビット目〜11ビット目の和が順次
入力される。一方、この全加算器10の第2の入力端子
にはデータセレクタ12を介してレジスタ11C〜11
Aの保持データ又は“0”のデータが供給される。その
データセレクタ12における選択は外部から制御するこ
とができる。
【0020】先ず、図2において、7サイクル目には、
シリアル接続された可変遅延回路6A〜6Cの出力であ
る7ビット目の和が全加算器10に入力されるが、7ビ
ット目へのキャリはないのでデータセレクタ12を外部
から制御して“0”のデータを全加算器10に供給させ
る。これにより全加算器11では加算は行われず、可変
遅延回路6A〜6Cの出力である7ビット目の和がその
まま積Oの7ビット目のデータO6として出力端子14
に供給される。また、8サイクル目には、可変遅延回路
6A〜6Cの出力である8ビット目の和が全加算器10
に入力されるが、この値にレジスタ11Cに保持されて
いる8ビット目へのキャリを加算する必要があるため、
データセレクタ12を外部から制御してそのレジスタ1
1Cの保持データを全加算器10に入力させる。この結
果、全加算器10ではその8ビット目の和と8ビット目
へのキャリとが加算され、この加算結果の和出力が積O
の8ビット目のデータO7として出力端子14に供給さ
れる。また、この全加算器10における加算で生じた次
のビットへのキャリはレジスタ13を介して次のサイク
ル時に次のデータに加算される。
【0021】同様に9サイクル目以降も、可変遅延回路
6A〜6Cから9ビット目以降の和が全加算器10に供
給されるが、11ビット目の和及び12ビット目の和が
供給されるサイクルには、夫々レジスタ11Bに保持さ
れている11ビット目へのキャリ及びレジスタ11Aに
保持されている12ビット目へのキャリを全加算器10
で加算する必要があるので、データセレクタ12を外部
から制御することにより夫々レジスタ11Bの保持デー
タ及びレジスタ11Aの保持データを全加算器10に供
給するようにする。この結果、7サイクル目〜12サイ
クル目の間に出力端子14には積Oの7ビット目〜12
ビット目のデータであるO6〜O11が供給される。
【0022】本例では入力データI,J,K,‥‥は図
6Aに示すタイミングで連続して供給されて来るので、
上記の7サイクル目〜12サイクル目には入力端子1に
は次の入力データJの各ビットJ0〜J5が外部より供
給されて来る。図2より明かなように、その入力データ
Jに対しては全加算器3A〜3C及び可変遅延回路7A
〜7Cがシリアル入出力の下位ビット用の乗算回路を構
成している。即ち、この7サイクル目〜12サイクル目
では、入力データIに対しては可変遅延回路6A〜6C
が使用され、入力データJに対しては可変遅延回路7A
〜7Cが使用される。また、それに続く13サイクル目
〜18サイクル目にはデータ交換回路5A〜5C及びデ
ータ交換回路8A〜8Cの接続状態は図1の状態に戻り
、入力データJに対応する積の上位6ビットを求めるた
めに可変遅延回路7A〜7Cが使用され、次の入力デー
タKに対応する積の下位6ビットを求めるために可変遅
延回路6A〜6Cが使用され、以下可変遅延回路6A〜
6Cと可変遅延回路7A〜7Cとは連続して入力されて
くるデータJ,K,‥‥に対して交互に使用される。
【0023】上述のように本例によれば、入力データと
係数Cとの積O,P,Q,‥‥を2個の出力端子9,1
4を介して下位6ビットと上位6ビットとに分けて夫々
シリアルに出力するようにしているので、入力データI
,J,K,‥‥を連続的にシリアルに入力して乗算をお
こなうことができる利益がある。また、その連続的な乗
算は6サイクル毎に主にデータ交換回路5A〜5C及び
8A〜8Cの接続状態を切り換えるだけで実行されるの
で、制御が極めて容易である。更に、本例では係数Cが
多ビットの場合でもその係数Cの内で“1”になるビッ
トの数だけの全加算器3A〜3Cを使用するだけでよい
ため、回路規模が小型化できる利益がある。
【0024】なお、図1の乗算回路では可変遅延回路6
A〜6C及び7A〜7Cが独立して設けられているが、
これら可変遅延回路を共有する構成例を図3に示す。こ
の図1に対応する部分に同一符号を付して示す図3にお
いて、入力端子1に単位遅延素子としてのレジスタ15
A〜15Cを順次接続する。また、16A〜16Cは夫
々4入力で1出力のデータセレクタを示し、この入力端
子1及びレジスタ15A〜15Cの出力端子を夫々デー
タセレクタ16A〜16Cの第1〜第4の入力端子に共
通に接続し、これらデータセレクタ16A〜16Cの出
力端子をアンドゲート2A〜2Cの一方の入力端子に夫
々接続する。
【0025】また、データ交換回路5Aの第1及び第2
の出力端子を夫々単位遅延素子としてのレジスタ17A
及び18Aを介してデータ交換回路8Aの第1及び第2
の入力端子に接続し、データ交換回路5Bの第1及び第
2の出力端子を夫々単位遅延素子としてのレジスタ17
B及び18Bを介してデータ交換回路8Bの第1及び第
2の入力端子に接続し、全加算器3Cの和出力端子を出
力端子9に接続し、データ交換回路8Bの第2の出力端
子を全加算器10の第1の入力端子に接続する。その他
の構成は図1と同じであるので省略する。この図3の乗
算回路においても図6のタイミングでシリアル入出力で
連続して乗算を行うことができるが、この図3の回路は
使用するレジスタの個数が図1に比べて少なくて済むた
め、より回路規模を小型化することができる。
【0026】次に本発明の他の実施例につき図4を参照
して説明する。本例は従来のシリアル入出力の乗算回路
にそのまま本発明を適用したものである。また、この実
施例も図6Aに示すように語長6ビットでシリアルに入
力される入力データI,J,‥‥に夫々語長6ビットの
係数C(=(C5,C4,‥‥,C0))を乗算し、こ
の結果得られる積O,P,‥‥を各ビット毎にシリアル
に出力する乗算回路であり、この図4で図1に対応する
部分には同一又は類似の符号を付して示す。
【0027】図4において、入力端子1に入力されたデ
ータaをアンドゲート2A〜2Fの一方の入力端子に共
通に供給し、これらアンドゲート2A〜2Fの他方の入
力端子に夫々その係数Cの各ビットのデータC5〜C0
を供給し、最大桁のアンドゲート2Aの出力を全加算器
3Aの第1の入力端子に供給し、この全加算器3Aの第
2の入力端子に“0”のデータを供給し、この全加算器
3Aの桁上げ出力をレジスタ4Aを介して自己の第3の
入力端子に戻し、この全加算器3Aの桁上げ出力を更に
レジスタ11Aに供給し、アンドゲート2B〜2Fの出
力を夫々同一構成の演算ユニット19B〜19Fに供給
する。
【0028】演算ユニット19Bにおいて、アンドゲー
ト2Bの出力を全加算器20の第1の入力端子に供給し
、この全加算器20の第2の入力端子に後述のデータ交
換回路24の第1の出力端子を接続し、この全加算器2
0の桁上げ出力を単位遅延素子としてのレジスタ21を
介して自己の第3の入力端子に戻し、その桁上げ出力を
更にレジスタ11Bに供給する。22及び24は夫々2
入力で2出力のデータ交換回路を示し、これらデータ交
換回路22及び24は入力される2個のデータを外部か
らの制御信号に応じてそのまま平行に出力するか、又は
交差させて出力する。また、全加算器3Aの和出力及び
“0”のデータを夫々データ交換回路22の第1及び第
2の入力端子に供給し、このデータ交換回路22の第1
及び第2の出力端子を夫々単位遅延素子としてのレジス
タ23及び25を介してデータ交換回路24の第1及び
第2の入力端子に接続し、全加算器20の和出力及びデ
ータ交換回路24の第2の出力端子のデータを次段の演
算ユニット19Cに供給する。
【0029】同様に演算ユニット19C〜19Eの2個
の出力を夫々次の演算ユニット19D〜19Fに供給し
、これら演算ユニット19C〜19Fの内部の全加算器
の桁上げ出力を夫々レジスタ11C〜11Fに供給する
。そして、最終段の演算ユニット19Fの中の全加算器
の和出力をデータb1として出力端子9に供給し、この
演算ユニット19Fの後段のデータ交換回路の第2の出
力端子のデータを全加算器10の第1の入力端子に供給
し、この全加算器10の桁上げ出力をレジスタ13を介
して自己の第2の入力端子に戻す。26は6入力で1出
力のデータセレクタを示し、このデータセレクタ26の
6個の入力端子に夫々レジスタ11A〜11Fの保持デ
ータを供給し、このデータセレクタ26の出力をその全
加算器10の第3の入力端子に供給し、この全加算器1
0の和出力をデータb2として出力端子14に供給する
【0030】本例でも入力端子1に図6Aに示すように
6ビットの入力データI,J,K,‥‥をシリアルに供
給し、演算ユニット19B〜19Fにおけるデータ交換
回路22及び24を6サイクル毎に切り換えることによ
り、出力端子9及び14からは夫々図6B及びCに示す
ように積O,P,Q,‥‥が夫々シリアルに出力される
。ただし、この図4の構成では係数Cの語長と同じ程度
の個数の全加算器が必要であり、図1に比べて回路規模
は大きい。
【0031】なお、上述の図1の乗算回路では、入力デ
ータの語長が6ビット、出力データの語長が12ビット
であり、入力にたいして出力が2倍の語長であるため、
可変遅延回路6A〜6Cと平行に更に可変遅延回路7A
〜7Cが設けられている。これに対して、入力データの
語長が6ビット、係数Cの語長が12ビットのときは出
力データの語長は18ビットになる。このときには入力
に対して出力が3倍の語長であるため、その可変遅延回
路7A〜7Cに平行に更に第3群の可変遅延回路を設け
て対応すればよい。
【0032】また、図1及び図3の乗算回路は、係数C
の中に“1”が3個以内である場合に適用されるが、そ
れら図1及び図3の乗算回路は容易に一般に係数Cの語
長がmビットでその内に“1”がk個以内含まれている
場合に拡張することができる。同様に、図4の乗算回路
は、一般に係数Cの語長がmビットである場合に拡張す
ることができる。このように、本発明は上述実施例に限
定されず本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を
取り得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、複数の全加算器の内の
最小桁の全加算器及び付加的な全加算器の和出力端子よ
り夫々入力データと所定の係数との積を出力するように
しているので、入力データを連続的に入力することがで
き、演算速度を向上できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリアル入力の乗算回路の一実施
例を示す構成図である。
【図2】その一実施例の動作の説明に供する構成図であ
る。
【図3】その一実施例の変形例を示す構成図である。
【図4】本発明によるシリアル入力の乗算回路の他の実
施例を示す構成図である。
【図5】従来のシリアル入力の一例の説明に供するタイ
ミングチャート図である。
【図6】本発明におけるシリアル入力の一例の説明に供
するタイミングチャート図である。
【符号の説明】
2A〜2C  アンドゲート 3A〜3C  全加算器 4A〜4C  レジスタ 5A〜5C,8A〜8C  データ交換回路6A〜6C
,7A〜7C  可変遅延回路10  全加算器 12  データセレクタ 13  レジスタ 19B〜19F  演算ユニット 20  全加算器 22,24  データ交換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリアルに入力される入力データと所
    定の係数との部分積を計算する計算回路と、該計算回路
    の出力が供給される複数の全加算器と、該複数の全加算
    器の桁上げ出力を夫々自己の入力部に戻すための複数の
    単位遅延素子と、上記全加算器の和出力を夫々下位側の
    上記全加算器の入力部に供給するための遅延回路と、上
    記複数の全加算器の和出力及び桁上げ出力を順次自己の
    桁上げ出力を入力部に戻しながら加算する付加的な全加
    算器とを有し、上記複数の全加算器の内の最小桁の全加
    算器及び上記付加的な全加算器の和出力端子より上記入
    力データと上記所定の係数との積を得るようにしたこと
    を特徴とするシリアル入力の乗算回路。
JP3018939A 1991-02-12 1991-02-12 シリアル入力の乗算回路 Pending JPH04257025A (ja)

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JP3018939A JPH04257025A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 シリアル入力の乗算回路
US07/830,849 US5262975A (en) 1991-02-12 1992-02-04 Serial input multiplier apparatus
EP92301031A EP0499412B1 (en) 1991-02-12 1992-02-07 Serial-input multiplier circuits
DE69230924T DE69230924T2 (de) 1991-02-12 1992-02-07 Multiplizierer-Schaltungen mit seriellem Eingang
KR1019920002000A KR920017363A (ko) 1991-02-12 1992-02-12 직렬 입출력 승산회로

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103605494A (zh) * 2013-10-17 2014-02-26 陕西万达信息工程有限公司 一种平方运算电路

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