JPH04256699A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents
フォークリフトの制御装置Info
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- JPH04256699A JPH04256699A JP3534091A JP3534091A JPH04256699A JP H04256699 A JPH04256699 A JP H04256699A JP 3534091 A JP3534091 A JP 3534091A JP 3534091 A JP3534091 A JP 3534091A JP H04256699 A JPH04256699 A JP H04256699A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 8
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 6
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトの制御装
置に関し、特にマストのチルト前傾速度の制御に関する
。
置に関し、特にマストのチルト前傾速度の制御に関する
。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、積載した荷物を上下
させるためのマストを備え、場所間の移動ができるよう
にした荷役用の産業車両である。そして、荷役作業を容
易にするためや、走行中の荷物の安定を良くするために
、チルトシリンダと呼ばれる油圧シリンダを用いて、そ
のピストンロッドの伸縮によりマストを前後にチルトで
きるようになっている。また、マストのチルト速度はチ
ルトシリンダへの圧油の流量で決まり、この流量を作業
機レバーの操作で調整するようになっている。つまり、
オペレータは作業機レバーを操作してチルト速度を調整
する。
させるためのマストを備え、場所間の移動ができるよう
にした荷役用の産業車両である。そして、荷役作業を容
易にするためや、走行中の荷物の安定を良くするために
、チルトシリンダと呼ばれる油圧シリンダを用いて、そ
のピストンロッドの伸縮によりマストを前後にチルトで
きるようになっている。また、マストのチルト速度はチ
ルトシリンダへの圧油の流量で決まり、この流量を作業
機レバーの操作で調整するようになっている。つまり、
オペレータは作業機レバーを操作してチルト速度を調整
する。
【0003】しかし従来は、マストのチルト前傾速度、
チルト後傾速度いずれも、マストの種類例えば高マスト
か低マスト又は標準マストか、更にフルフリーマストか
否かにかかわらず、作業機レバーの操作量との関係が一
定であった。
チルト後傾速度いずれも、マストの種類例えば高マスト
か低マスト又は標準マストか、更にフルフリーマストか
否かにかかわらず、作業機レバーの操作量との関係が一
定であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くチルト前傾
速度特性がマストの種類に関係なく一定であると、高い
マストほど重力モーメントが大きくなり、インチング特
性が一定にならないなど、制御が難しくなる。そこで、
マスト揚高が高い場合は、転倒しないように、停止時に
ショックや尻の上がりがないように、荷物が落下しない
ように、更にはマストに過大応力が加わらないように、
作業機レバーの操作に注意を払う必要がある。
速度特性がマストの種類に関係なく一定であると、高い
マストほど重力モーメントが大きくなり、インチング特
性が一定にならないなど、制御が難しくなる。そこで、
マスト揚高が高い場合は、転倒しないように、停止時に
ショックや尻の上がりがないように、荷物が落下しない
ように、更にはマストに過大応力が加わらないように、
作業機レバーの操作に注意を払う必要がある。
【0005】本発明は上記従来技術に鑑み、マストの種
類によってチルト前傾速度特性を変えることができる制
御装置を提供することを目的とする。
類によってチルト前傾速度特性を変えることができる制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明によるフォークリフトの制御装置は、フォークリフト
のチルト用作業機レバーの操作量とチルト用電磁弁の制
御量との関係を定めたテーブルと、このテーブルをマス
トの種類に応じて補正する手段と、チルト用作業機レバ
ーの操作量に対応する制御量を前記テーブルから求め、
求めた制御量で、チルト用油圧シリンダの圧油管路に配
置されたチルト用電磁弁を制御する手段とを具備するこ
とを特徴とするものである。
明によるフォークリフトの制御装置は、フォークリフト
のチルト用作業機レバーの操作量とチルト用電磁弁の制
御量との関係を定めたテーブルと、このテーブルをマス
トの種類に応じて補正する手段と、チルト用作業機レバ
ーの操作量に対応する制御量を前記テーブルから求め、
求めた制御量で、チルト用油圧シリンダの圧油管路に配
置されたチルト用電磁弁を制御する手段とを具備するこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のフォークリフトの制御装置では、マス
トの種類によりテーブルを補正してこのテーブルから、
操作量に対応した制御量を求めて、電磁弁を制御する。 これにより、チルト用作業機レバーの操作量だけでなく
高マストか低マスト、標準マストかの違い、更にはフル
フリーマストか否かの違い等、マストの揚高に応じて、
チルト用油圧シリンダに流れる圧油の流量が変化し、従
ってチルト速度が変化する。
トの種類によりテーブルを補正してこのテーブルから、
操作量に対応した制御量を求めて、電磁弁を制御する。 これにより、チルト用作業機レバーの操作量だけでなく
高マストか低マスト、標準マストかの違い、更にはフル
フリーマストか否かの違い等、マストの揚高に応じて、
チルト用油圧シリンダに流れる圧油の流量が変化し、従
ってチルト速度が変化する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明するが、先ずは、図4,図5を参照して、本発明を
適用するフォークリフトの一例を説明しておく。
説明するが、先ずは、図4,図5を参照して、本発明を
適用するフォークリフトの一例を説明しておく。
【0009】図4はフォークリフトの一例を示す斜視図
である。同図に示すように、リフトシリンダ1は、左右
一対のアウターマスト2に固定され、ピストンロッド1
aの伸縮に伴ないアウターマスト2をガイドとして左右
一対のインナーマスト3を昇降するようになっている。 このとき、アウターマスト2は車体7の前方でこの車体
7に固定してある。この結果、インナーマスト3の昇降
に伴ないチェーン(図示省略)に懸架してあるブラケッ
ト5及び直接荷物を積載するフォーク4からなる昇降部
が昇降する。つまり、チェーンは、インナーマスト3に
回動可能に支承したチェーンホイール(図示省略)に懸
架するとともに、一端をブラケット5に、他端をアウタ
ーマスト2に夫々固定してある。
である。同図に示すように、リフトシリンダ1は、左右
一対のアウターマスト2に固定され、ピストンロッド1
aの伸縮に伴ないアウターマスト2をガイドとして左右
一対のインナーマスト3を昇降するようになっている。 このとき、アウターマスト2は車体7の前方でこの車体
7に固定してある。この結果、インナーマスト3の昇降
に伴ないチェーン(図示省略)に懸架してあるブラケッ
ト5及び直接荷物を積載するフォーク4からなる昇降部
が昇降する。つまり、チェーンは、インナーマスト3に
回動可能に支承したチェーンホイール(図示省略)に懸
架するとともに、一端をブラケット5に、他端をアウタ
ーマスト2に夫々固定してある。
【0010】かくして、昇降部であるフォーク4及びブ
ラケット5は、インナーマスト3の上昇に伴ない上昇す
るばかりでなく、アウターマスト2に対しチェーンホイ
ールが上昇することによりインナーマスト3に対する相
対位置が上昇する。すなわち、昇降部の地表面に対する
上昇量は、インナーマスト3の上昇分にチェーンの長さ
で規定される昇降部のインナーマスト3に対する相対上
昇分を加えた値となる。昇降部の下降に関しては移動方
向が逆になるだけで上昇時と同様の関係が成立する。
ラケット5は、インナーマスト3の上昇に伴ない上昇す
るばかりでなく、アウターマスト2に対しチェーンホイ
ールが上昇することによりインナーマスト3に対する相
対位置が上昇する。すなわち、昇降部の地表面に対する
上昇量は、インナーマスト3の上昇分にチェーンの長さ
で規定される昇降部のインナーマスト3に対する相対上
昇分を加えた値となる。昇降部の下降に関しては移動方
向が逆になるだけで上昇時と同様の関係が成立する。
【0011】チルトシリンダ8は、アウターマスト2及
びインナーマスト3とともに昇降部を前方(反車体7側
)及び後方(車体7側)に傾動するためのものである。 すなわち、荷降ろしの場合には前方に傾動するとともに
、荷上げ及び荷物の運搬時には後方に傾動し、夫々の作
業性を良好に保つとともに安全性も確保するようになっ
ている。
びインナーマスト3とともに昇降部を前方(反車体7側
)及び後方(車体7側)に傾動するためのものである。 すなわち、荷降ろしの場合には前方に傾動するとともに
、荷上げ及び荷物の運搬時には後方に傾動し、夫々の作
業性を良好に保つとともに安全性も確保するようになっ
ている。
【0012】作業機レバー9a,9bは、これらをオペ
レータが操作することにより作業機制御用コントローラ
10及び電磁比例制御弁11を介してリフトシリンダ1
及びチルトシリンダ8の動作を制御するものであり、緊
急停止を行なうための安全スイッチ12とともにジョイ
ステックボックス13に収納してある。作業機レバー9
c,9d,9eは各種のアタッチメント、例えばロール
クランプ、ベールクランプ等を取付けた場合に対処する
ためのものである。シートスイッチ14は運転席15に
オペレータが座ったとき動作するスイッチでその出力信
号はコントローラ10に送出する。
レータが操作することにより作業機制御用コントローラ
10及び電磁比例制御弁11を介してリフトシリンダ1
及びチルトシリンダ8の動作を制御するものであり、緊
急停止を行なうための安全スイッチ12とともにジョイ
ステックボックス13に収納してある。作業機レバー9
c,9d,9eは各種のアタッチメント、例えばロール
クランプ、ベールクランプ等を取付けた場合に対処する
ためのものである。シートスイッチ14は運転席15に
オペレータが座ったとき動作するスイッチでその出力信
号はコントローラ10に送出する。
【0013】図5は上記フォークリフトの制御装置全体
の一例を示すブロック線図である。同図中、図4と同一
部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
の一例を示すブロック線図である。同図中、図4と同一
部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
【0014】図5に示すように、作業機レバー9a,9
bは、ポテンショメータで形成してあり、電流値が操作
量に比例するレバー操作信号S1 をコントローラ10
に送出する。コントローラ10はマイクロプロセッサ(
CPU)を中心に構成されており、レバー操作信号S1
に基づき電磁比例制御弁11のスプールの開度を調整
する流量制御信号S2 を送出する。電磁比例制御弁1
1は流量制御信号S2 の大きさに比例してそのスプー
ルが移動することにより、油圧管路16を流れる圧油の
流量を制御してリフトシリンダ1及びチルトシリンダ8
の動作速度を作業機レバー9a,9bの操作量に対応す
るよう制御する。符号27は、マストの種類に応じて補
正を行うためのマスト設定器等の補正手段である。
bは、ポテンショメータで形成してあり、電流値が操作
量に比例するレバー操作信号S1 をコントローラ10
に送出する。コントローラ10はマイクロプロセッサ(
CPU)を中心に構成されており、レバー操作信号S1
に基づき電磁比例制御弁11のスプールの開度を調整
する流量制御信号S2 を送出する。電磁比例制御弁1
1は流量制御信号S2 の大きさに比例してそのスプー
ルが移動することにより、油圧管路16を流れる圧油の
流量を制御してリフトシリンダ1及びチルトシリンダ8
の動作速度を作業機レバー9a,9bの操作量に対応す
るよう制御する。符号27は、マストの種類に応じて補
正を行うためのマスト設定器等の補正手段である。
【0015】油圧センサ17は油圧管路16に配設して
あり、この油圧管路16の圧油の圧力を表わす油圧信号
S3 を送出する。コントローラ10は油圧信号S3
を処理してリフトシリンダ1又はチルトシリンダ8に作
用する荷重を演算する。
あり、この油圧管路16の圧油の圧力を表わす油圧信号
S3 を送出する。コントローラ10は油圧信号S3
を処理してリフトシリンダ1又はチルトシリンダ8に作
用する荷重を演算する。
【0016】さらに、コントローラ10は、警告灯18
とともにコンソールボックス19に納めてあるスタータ
スイッチ20の投入によりバッテリ21から電力を供給
されて動作するとともに、安全スイッチ12を操作した
とき及びシートスイッチ14が動作しないときには流量
制御信号S2 の電流値を零として電磁比例制御弁11
の開度が零となるように制御する。
とともにコンソールボックス19に納めてあるスタータ
スイッチ20の投入によりバッテリ21から電力を供給
されて動作するとともに、安全スイッチ12を操作した
とき及びシートスイッチ14が動作しないときには流量
制御信号S2 の電流値を零として電磁比例制御弁11
の開度が零となるように制御する。
【0017】なお、図中22は油圧ポンプ、23は作動
油源である。また、電磁比例制御弁11、油圧管路16
、油圧センサ17等の油圧系の部品は作業機レバー9a
〜9eの数に対応する数だけ設けてある。本実施例は、
昇降及びチルト動作を行なわせるべく昇降及びチルト用
の2個の作業機レバー9a,9bを有しているので、2
系統の油圧系を設けている。
油源である。また、電磁比例制御弁11、油圧管路16
、油圧センサ17等の油圧系の部品は作業機レバー9a
〜9eの数に対応する数だけ設けてある。本実施例は、
昇降及びチルト動作を行なわせるべく昇降及びチルト用
の2個の作業機レバー9a,9bを有しているので、2
系統の油圧系を設けている。
【0018】次に、図1〜図3を参照して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0019】図1はチルト用制御系を抽出した制御装置
のブロック構成を示す。図1中で、図4,図5と同一機
能部分には同一番号を付して説明の重複を省略する。
のブロック構成を示す。図1中で、図4,図5と同一機
能部分には同一番号を付して説明の重複を省略する。
【0020】図1に示すように、コントローラ10には
チルト用テーブル24と、制御量抽出手段25と、制御
量出力手段26がある。
チルト用テーブル24と、制御量抽出手段25と、制御
量出力手段26がある。
【0021】本実施例のテーブル24は、チルト用作業
機レバー9bのチルト前傾方向の操作量(レバー開度)
とチルト用電磁比例制御弁11Aに対する制御量(テー
ブル出力値)との対応関係を、図3に示すように標準マ
スト用、高マスト用、フルフリーマスト用の3種類24
A,24B,24Cに分けてテーブル化したものであり
、補正手段27からの信号S4 によりどのテーブルを
用いるかの補正処理を行う。図3から判るように、レバ
ー開度が同じであれば、マストが高揚高のものであるほ
どテーブルの出力値(制御量)を小さくしている。なお
、チルト後傾方向のレバー開度については、図3では省
略したが、マストの種類とは無関係に制御量を対応させ
ている。
機レバー9bのチルト前傾方向の操作量(レバー開度)
とチルト用電磁比例制御弁11Aに対する制御量(テー
ブル出力値)との対応関係を、図3に示すように標準マ
スト用、高マスト用、フルフリーマスト用の3種類24
A,24B,24Cに分けてテーブル化したものであり
、補正手段27からの信号S4 によりどのテーブルを
用いるかの補正処理を行う。図3から判るように、レバ
ー開度が同じであれば、マストが高揚高のものであるほ
どテーブルの出力値(制御量)を小さくしている。なお
、チルト後傾方向のレバー開度については、図3では省
略したが、マストの種類とは無関係に制御量を対応させ
ている。
【0022】補正手段27はマストの種類に応じてテー
ブル24の内容を補正するものであり、オペレータ等が
標準マスト、高マスト、フルフリーマストの区別をスイ
ッチ操作等で入力すると、入力した情報に従って、該当
するテーブル24A又は24B又は24Cを用いるよう
にテーブル24に補正指令信号S4 を送出する。
ブル24の内容を補正するものであり、オペレータ等が
標準マスト、高マスト、フルフリーマストの区別をスイ
ッチ操作等で入力すると、入力した情報に従って、該当
するテーブル24A又は24B又は24Cを用いるよう
にテーブル24に補正指令信号S4 を送出する。
【0023】制御量抽出手段25はチルト用作業機レバ
ー9bから前傾方向のレバー操作信号S1 を受けると
、補正手段27で補正されたテーブル24(テーブル2
4A又は24B又は24C)を参照してレバー操作信号
S1に対応する制御量を抽出し、この制御量を表わす流
量制御信号S2 を送出する。従って、この流量制御信
号S2 はマストが標準マストから高マスト、フルフリ
ーマストになるほど小さな値をとることになり、制御量
出力手段26を介してチルト用電磁比例制御弁11Aに
供給される。
ー9bから前傾方向のレバー操作信号S1 を受けると
、補正手段27で補正されたテーブル24(テーブル2
4A又は24B又は24C)を参照してレバー操作信号
S1に対応する制御量を抽出し、この制御量を表わす流
量制御信号S2 を送出する。従って、この流量制御信
号S2 はマストが標準マストから高マスト、フルフリ
ーマストになるほど小さな値をとることになり、制御量
出力手段26を介してチルト用電磁比例制御弁11Aに
供給される。
【0024】かくして、電磁比例制御弁11Aは作業機
レバー9bの操作量だけでなく標準マスト、高マスト、
フルフリーマストという種類に応じた流量制御信号S2
の大きさに比例してそのスプールが移動することとな
り、油圧管路16Aを流れる圧油の流量を制御する。従
ってチルトシリンダ8によるチルト前傾速度はマストの
種類が高揚高のものであるほど小さくできる。
レバー9bの操作量だけでなく標準マスト、高マスト、
フルフリーマストという種類に応じた流量制御信号S2
の大きさに比例してそのスプールが移動することとな
り、油圧管路16Aを流れる圧油の流量を制御する。従
ってチルトシリンダ8によるチルト前傾速度はマストの
種類が高揚高のものであるほど小さくできる。
【0025】このように、チルト前傾速度特性がマスト
の種類によって異なるので、インチング特性が一定とな
り、揚高の高いマストであっても転倒する恐れがない。 また、急停止してもショックが発生し難く、尻も上がり
難い。荷物の落下も防止でき、マストに過大応力がかか
ることもなくなる。
の種類によって異なるので、インチング特性が一定とな
り、揚高の高いマストであっても転倒する恐れがない。 また、急停止してもショックが発生し難く、尻も上がり
難い。荷物の落下も防止でき、マストに過大応力がかか
ることもなくなる。
【0026】ここで、作業機レバー9bが中立位置にあ
るときは、制御量は零、つまり流量制御信号S2 の電
流値は零である。
るときは、制御量は零、つまり流量制御信号S2 の電
流値は零である。
【0027】上述した一連の制御動作をフローチャート
で表わすと図2に示す通りである。
で表わすと図2に示す通りである。
【0028】なお、上記実施例ではテーブル24がその
中の3つのテーブル24A,24B,24Cを補正手段
27により選択使用するようにしたが、1つのテーブル
を用い補正手段27によりその内容をマスト種類に応じ
て書き換えるような補正を行うように構成しても良い。
中の3つのテーブル24A,24B,24Cを補正手段
27により選択使用するようにしたが、1つのテーブル
を用い補正手段27によりその内容をマスト種類に応じ
て書き換えるような補正を行うように構成しても良い。
【0029】また、上述の実施例では作業機レバー9b
がチルト後傾方向に操作されたときは、マストの種類と
無関係に操作量に対応した制御量とするようにしている
が、チルト後傾速度もマストの種類に応じて補正するこ
とも可能である。
がチルト後傾方向に操作されたときは、マストの種類と
無関係に操作量に対応した制御量とするようにしている
が、チルト後傾速度もマストの種類に応じて補正するこ
とも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上実施例とともに説明したように、本
発明によれば、マストの種類に応じてチルト速度特性が
変わるので、インチング特性を一定に保つことができる
。また、安全な速度制御を行い易くなり、フォークリフ
トの転倒、荷物の落下、急停止時のショックや尻上がり
、マストの過大応力を防止することができる。
発明によれば、マストの種類に応じてチルト速度特性が
変わるので、インチング特性を一定に保つことができる
。また、安全な速度制御を行い易くなり、フォークリフ
トの転倒、荷物の落下、急停止時のショックや尻上がり
、マストの過大応力を防止することができる。
【図1】本発明の実施例に係る制御装置の主要部を抽出
して示すブロック線図である。
して示すブロック線図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図3】操作量と制御量の対応テーブルを示す図である
。
。
【図4】本発明の実施例を適用するフォークリフトを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】本発明の実施例に係る制御装置の全体を示すブ
ロック線図である。
ロック線図である。
1 リフトシリンダ
8 チルトシリンダ
9b チルト用作業機レバー
10 コントローラ
11A チルト用電磁比例制御弁
16A 油圧管路
24 テーブル
25 制御量抽出手段
26 制御量出力手段
27 補正手段
Claims (1)
- 【請求項1】 フォークリフトのチルト用作業機レバ
ーの操作量とチルト用電磁弁の制御量との関係を定めた
テーブルと、このテーブルをマストの種類に応じて補正
する手段と、チルト用作業機レバーの操作量に対応する
制御量を前記テーブルから求め、求めた制御量で、チル
ト用油圧シリンダの圧油管路に配置されたチルト用電磁
弁を制御する手段とを具備することを特徴とするフォー
クリフトの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534091A JPH04256699A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | フォークリフトの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3534091A JPH04256699A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | フォークリフトの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04256699A true JPH04256699A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=12439127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3534091A Withdrawn JPH04256699A (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | フォークリフトの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04256699A (ja) |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP3534091A patent/JPH04256699A/ja not_active Withdrawn
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