JPH0776499A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

Info

Publication number
JPH0776499A
JPH0776499A JP22536693A JP22536693A JPH0776499A JP H0776499 A JPH0776499 A JP H0776499A JP 22536693 A JP22536693 A JP 22536693A JP 22536693 A JP22536693 A JP 22536693A JP H0776499 A JPH0776499 A JP H0776499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
switch
speed limit
operating
working machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22536693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Aoki
完治 青木
Satoshi Matsuda
諭 松田
Toshiyuki Midorikawa
利幸 緑川
Tsuruji Kitabayashi
鶴治 北林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22536693A priority Critical patent/JPH0776499A/ja
Publication of JPH0776499A publication Critical patent/JPH0776499A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコン操作器による遠隔操作が可能である
とともにシートスイッチに係る機能が活用でき、更に遠
隔操作を行う際には確実に下降速度制限値を高速から低
速に切換えることができるフォークリフトの制御装置を
提供する。 【構成】 リモコン切換スイッチ16をONして作業機
の操作器を車体に設けたジョイスティックレバー10か
ら遠隔操作用のジョイスティックレバー12に切換える
と、シートスイッチ14及び下降速度制限切換スイッチ
15のON信号と等価なリレー接点a4 ,a5 のON信
号が出力される。このためシート7に座わらずに遠隔操
作を行うことができるとともに下降速度制限値が高速か
ら低速に確実に切換わり、しかも再びジョイスティック
レバー12からジョイスティックレバー10に切換えれ
ばシートスイッチ14に係る機能が働くというものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトの制御装
置に関し、特にリモコン操作器による遠隔操作機能を有
するとともに、シートスイッチや下降速度制限切換スイ
ッチに係る機能を有する場合に適用して有用なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、積載した荷物を上下
させるためのマストを車体の前方に備え、場所間の移動
ができるようにした荷役用の産業車両である。
【0003】図5は標準形のフォークリフトの一例を示
す斜視図である。同図に示すように、リフトシリンダ1
は左右一対のアウターマスト2に固定され、ピストンロ
ッド1aの伸縮に伴ないアウターマスト2をガイドとし
て左右一対のインナーマスト3を昇降するようになって
いる。このとき、アウターマスト2は車体4の前方でこ
の車体4に固定してある。この結果、インナーマスト3
の昇降に伴ないチェーン(図示省略)に懸架してあるブ
ラケット5及び直接荷物を積載するフォーク6からなる
昇降部8が昇降する。
【0004】更にこのようなフォークリフトにおいて、
詳細を後述するように運転席であるシート7に座って昇
降部8を操作するための通常の操作器の他に、シート7
から離れて昇降部8を遠隔操作するためのリモコン操作
器と、これら両操作器の切換えを行う切換手段とを有す
るとともに、作業員の着座状態に応じてON/OFFす
るシートスイッチを備え、このシートスイッチのON/
OFF状態に基づいて昇降部8の操作の可否を決定し、
更には昇降部8の下降速度制限値を高速から低速に切換
える下降速度制限切換スイッチを備え、この下降速度制
限切換スイッチの操作に基づいて昇降部8の下降速度を
制御する制御装置を備えたものが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の如
きフォークリフトの制御装置では、作業員がシート7か
ら離れてリモコン操作器を操作しようとすると、シート
スイッチがOFFになり昇降部8の操作ができなくなっ
てしまう。そこで従来、このようなフォークリフトの制
御装置にリモコン操作器を備える場合には上記のような
シートスイッチのON/OFF状態に応じて昇降部8の
操作の可否を決定するという機能を働かないようにして
おり、このためかかる機能が活用されていなかった。
【0006】またリモコン操作器を用いる荷役作業に
は、フォーク6に荷物を載置してこれを上げ降ろしする
いわゆるクレーン作業が多く、この場合には安全上、下
降速度を遅くしてインチング操作を行う必要がある。こ
のためリモコン操作器を用いる場合には同時に下降速度
制限値を高速から低速に切換えるようにすることが望ま
しい。
【0007】本発明は上記従来技術に鑑み、リモコン操
作器による遠隔操作が可能であるとともにシートスイッ
チに係る機能が活用でき、更に遠隔操作を行う際には確
実に下降速度制限値を高速から低速に切換えることがで
きるフォークリフトの制御装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の構成は、荷役作業を行うための作業機を運転
席で操作する操作器と、運転席を離れて前記作業機を遠
隔操作するリモコン操作器と、これら両操作器の切換え
を行う切換手段とを有するとともに、作業員の着座状態
に応じてON/OFFするシートスイッチを備え、この
シートスイッチのON/OFF状態に基づき前記作業機
の操作の可否を決定するフォークリフトの制御装置にお
いて、前記切換手段は、前記操作器から前記リモコン操
作器に切換える際に、前記作業機の操作を可能とするよ
う作業員が着座したときの前記シートスイッチのON/
OFF信号と等価な信号を出力することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成する本発明の第2の構成
は、荷役作業を行うため作業機を運転席で操作する操作
器と、運転席を離れて前記作業機を遠隔操作するリモコ
ン操作器と、これら両操作器の切換えを行う切換手段と
を有するとともに、前記作業機の下降速度制限値を高速
から低速に切換える下降速度制限切換スイッチを備え、
この下降速度制限切換スイッチの操作に基づいて前記作
業機の下降速度を制御するフォークリフトの制御装置に
おいて、前記切換手段は、前記操作器から前記リモコン
操作器に切換える際に、前記下降速度制限値を高速から
低速に切換えるよう前記下降速度制限切換スイッチの出
力信号と等価な信号を出力することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記第1の構成の本発明によれば、遠隔操作を
行うため切換手段によって操作器からリモコン操作器に
切換える際には、この切換手段から作業員が着座したと
きのシートスイッチのON/OFF信号と等価な信号が
出力され、その結果作業員は運転席から離れて作業機を
遠隔操作することができる。しかも切換手段によって再
びリモコン操作器から操作器に切換えることにより、通
常どうりシートスイッチのON/OFF状態に基づき作
業機の操作の可否を決定するという機能が働く。
【0011】また上記第2の構成の本発明によれば、切
換手段によって操作器からリモコン操作器に切換える際
には必ず下降速度制限値が高速から低速に切換わる。従
って作業員は、リモコン操作器を用いてインチング操作
を要する荷役作業を安全に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。なお図5と同一の部分には同一の符号を付して
重複する説明は省略する。
【0013】図1は本実施例に係るフォークリフトの制
御装置の制御系を示すブロック図、図2はその油圧系を
示す油圧回路図である。図1に示すように本制御装置の
制御系は、ジョイスティックレバー10、リモコンボッ
クス11、油圧センサ13、シートスイッチ14、下降
速度制限切換スイッチ15、リモコン切換スイッチ1
6、リレーボックス27、コントローラ26及びバッテ
リー25を有し、更にコントローラ26は、A/Dコン
バータ17、スイッチ入力インターフェース18、クロ
ック19、CPU20、RAM21、ROM22、電磁
弁駆動回路23、バッテリー25に接続された電源回路
24及び抵抗R3 ,R4 を有する。またリモコンボック
ス11にはジョイスティックレバー12が設けられ、リ
レーボックス27にはリレーRyが設けられている。な
お図中a1 ,a2 ,a3 ,a4 ,a 5 ,b1 ,b2 ,b
3 はリレーRyの接点であり、これらのうちa1 〜a5
はa接点、b1 〜b3 はb接点である。
【0014】上記のうちジョイスティックレバー10
は、作業員がシート7に座った状態で昇降部8を操作す
るための操作器であり、シート7の近傍に設けられてい
る。このジョイスティックレバー10は、内部に抵抗R
1 とこの抵抗R1 に沿って摺動する摺動片P1 とを有し
ており、抵抗R1 の一端はリレー接点b1 を介して抵抗
3 の一端に接続されるとともに、抵抗R1 の他端はリ
レー接点b3 を介して抵抗R4 の一端に接続されてお
り、また摺動片P1 はリレー接点b2 を介してA/Dコ
ンバータ17に接続されている。なお抵抗R3 の他端は
電源回路24に接続され、抵抗R4 の他端はアースされ
ている。
【0015】ジョイスティックレバー12は、作業員が
シート7から離れて昇降部8を遠隔操作するためのリモ
コン操作器であり、充分な長さを有するケーブル12
a,12b,12cによって車体4に設けられたリレー
ボックス27に接続されている。このジョイスティック
レバー12は、内部に抵抗R2 とこの抵抗R2 に沿って
摺動する摺動片P2 とを有しており、抵抗R2 の一端は
ケーブル12a及びリレー接点a1 を介して抵抗R3
一端に接続されるとともに、抵抗R2 の他端はケーブル
12c及びリレー接点a3 を介して抵抗R4 の一端に接
続されており、また摺動片P2 はケーブル12b及びリ
レー接点a2 を介してA/Dコンバータ17に接続され
ている。
【0016】つまり両ジョイスティックレバー10,1
2は、互に並列に接続されており、リレー接点a1 〜a
3 ,b1 〜b3 のON/OFFによって何れか一方の出
力信号が選択的にA/Dコンバータ17に入力される。
従って昇降部8は、ジョイスティックレバー10または
11を一方に傾動して摺動片P1 またはP2 が抵抗R 1
またはR2 に沿って一方に摺動すると、このときの摺動
量に応じた速度で上昇し、他方に傾動て摺動片P1 また
はP2 が他方に摺動すると、このときの摺動量に応じた
速度で下降し、中立位置にすると停止する。
【0017】油圧センサ13は、リフトシリンダ1に供
給される油圧の圧力を検出し、これによって昇降部8の
荷重を検出する(図2参照)。
【0018】シートスイッチ14は、作業員の着座状態
によって昇降部8の操作の可否を決定するためにシート
7の内部に設けられたON/OFFスイッチであって、
作業員がシート7に座ったときには接点が閉じてON状
態となり、作業員がシート7から立ち上ったときには接
点が開いてOFF状態となるよう構成されるとともに、
その一端はスイッチ入力インターフェース18に接続さ
れ、他端はアースされている。またこのシートスイッチ
14にはリレー接点a4 が並列に接続されており、この
ためこのリレー接点a4 がONすると、シートスイッチ
14がONした場合と等価な信号がスイッチ入力インタ
ーフェース18へ出力される。
【0019】下降速度制限切換スイッチ15は、下降速
度制限値(詳細後述)を高速から低速に切換えるための
スイッチであって、シート7の近傍に設けられるととも
に、その一端はスイッチ入力インターフェース18に接
続され、他端はアースされている。つまりこの下降速度
制限切換スイッチ15をONすることによって下降速度
制限値が高速から低速に切換わり、逆にOFFすること
によって低速から高速に切換わる。またこの下降速度制
限切換スイッチ15にはリレー接点a5 が並列に接続さ
れており、このためこのリレー接点a5 がONすると、
下降速度制限切換スイッチ15がONした場合と等価な
信号がスイッチ入力インターフェース18へ出力され
る。
【0020】リモコン切換スイッチ16は、両ジョイス
ティックレバー10,12の切換えを行うためのスイッ
チであって、その一端は一端が電源回路24に接続され
たリレーRyの他端に接続され、他端はアースされてい
る。従ってこのリモコン切換スイッチ16をONする
と、リレーRyが励磁してリレー接点a1 〜a5 がON
するとともにリレー接点b1 〜b3 がOFFするため、
前述のようにジョイスティックレバー10からジョイス
ティックレバー12に切換わるとともにシートスイッチ
14及び下降速度制限切換スイッチ15のON信号と等
価な信号が出力される。
【0021】A/Dコンバータ17は、ジョイスティッ
クレバー10、ジョイスティックレバー12及び油圧セ
ンサ13からアナログ信号を入力すると、これらをディ
ジタル信号に変換してCPU20に出力する。スイッチ
入力インターフェース18は、シートスイッチ14及び
下降速度制限切換スイッチ15のON/OFF信号をC
PU20に出力する。
【0022】CPU20は、A/Dコンバータ17及び
スイッチ入力インターフェース18を介して入力した上
記の各信号に基づき所定の演算処理(詳細後述)を行
い、その演算処理結果によって各電磁弁を開閉し昇降部
8の昇降速度制御や停止制御を行うための制御信号を電
磁弁駆動回路23へ出力する。電磁弁駆動回路23は、
CPU20から入力する制御信号に基づいて電磁比例制
御弁30の両端30a,30b及びアンロード弁31へ
制御電流a,b,cを各々供給する。
【0023】すなわち図2の油圧回路に示すように、制
御電流a,cによって電磁比例制御弁30及びアンロー
ド弁31が一方に動作し、フォークリフトのエンジン3
5によって駆動されるポンプ36から吐出された圧油が
電磁比例制御弁30を介してリフトシリンダ1に供給さ
れ、その結果ピストンロッド1aがジョイスティックレ
バー10または12の操作量に応じた速度で上昇する。
一方制御電流bによって電磁比例制御弁30が他方に動
作し、リフトシリンダ1内の圧油が電磁比例制御弁30
を介して排出され、その結果ピストンロッド1aがジョ
イスティックレバー10または12の操作量或るいは下
降速度制限値に応じた速度で下降する。
【0024】図3は、前記CPU20の演算処理内容を
示すフロチャートである。同図に示すようにまずイニシ
ャライズした後(ステップS1 参照)、シートスイッチ
14のON/OFF状態に基づき昇降部8の操作の可否
を判定する(ステップS2 参照)が、このとき作業員が
シート7に座り実際にシートスイッチ14がONになっ
た場合、またはリモコン切換スイッチ16によって操作
器をジョイスティックレバー10からジョイスティック
レバー12に切換えた場合、すなわちリレー接点a4
ONになった場合には、昇降部8の操作が可能と判定し
て、次にジョイスティックレバー10または12からの
出力信号が昇降部8を下げる方向の信号か上げる方向の
信号かを判定する(ステップS4 ,S5 参照)。一方前
記何れの場合でもないときには昇降部8の操作を不可と
して出力停止値をセットし、これを制御信号として電磁
弁駆動回路23へ出力して昇降部8を停止させる(ステ
ップS3 ,S16参照)。
【0025】続いて昇降部8の操作が可能な場合には前
述のようにステップS4 ,S5 の判定を行うが、この判
定の結果昇降部8を下げる方向の信号であれば、次にリ
フト下げレバー計算を行ってレバー出力値を求め、更に
下降速度制限切換スイッチ15のON/OFF状態を判
定する(ステップS9 ,S10参照)。このとき下降速度
制限切換スイッチ15を操作してこのスイッチ15が実
際にONになった場合、またはリモコン切換スイッチ1
6によって操作器をジョイスティックレバー10からジ
ョイスティックレバー12に切換えてリレー接点a5
ONになった場合には、低速最大下降速度リミット計算
を行ってリミット値を求め、前記何れの場合でもないと
きには高速最大下降速度リミット計算を行ってリミット
値を求める(ステップS11,S12参照)。続いてこれら
のリミット値と前記レバー出力値とを比較し、その結果
に応じてレバー出力値またはリミット値に対応した制御
信号を電磁弁駆動回路23へ出力する(ステップS13
14,S15,S16)。
【0026】なおステップS9 のリフト下げレバー計算
とは、図4(a)に示すようなジョイスティックレバー
10または12からの出力信号(摺動片P1 またはP2
の摺動量に応じた信号)に相当するレバー開度とCPU
20から出力する制御信号に相当するレバー出力値との
関係を表わすテーブルデータを予めメモリーし、ジョイ
スティックレバー10または12の出力信号とこのテー
ブルデータとによってレバー出力値を求めるものであ
る。
【0027】またステップS11,S12の高速最大下降速
度リミット計算及び低速最大下降速度リミット計算と
は、図4(b)に示すような油圧センサ13によって検
出する昇降部8の荷重と前記レバー出力値に対するリミ
ット値との関係を表わすテーブルデータT1 ,T2 を予
めメモリーし、高速最大下降速度リミット計算時には油
圧センサ13の検出信号とテーブルデータT1 とによっ
てリミット値を求め、低速最大下降速度リミット計算時
には油圧センサ13の検出信号とテーブルデータT2
によってリミット値を求めるものである。なおここでテ
ーブルデータT1とは比較的高速の最大下降速度制限値
であり、テーブルデータT2 とはこれよりも低速の最大
下降速度制限値である。このようにここでは、昇降部8
の荷重に応じてこの昇降部8の最大下降速度の大きさを
調整するとともに、この調整の度合に対しては高速と低
速の何れかを選択することができるようにしている。
【0028】また前記判定(ステップS4 ,S5 )の結
果昇降部8を上げる方向の信号であれば、次にリフト上
げレバー計算を行ってレバー出力値を求めるとともに、
このレバー出力値に対応した制御信号を電磁弁駆動回路
23へ出力する(ステップS 6 ,S7 ,S16参照)。な
おステップS6 のリフト上げレバー計算とは、前述のリ
フト下げレバー計算(ステップS9 参照)と同様に図4
(c)に示すようなテーブルデータによってレバー出力
値を計算するものである。
【0029】またジョイスティックレバー10または1
2からの出力信号がない場合には、出力停止値をセット
し、これを制御信号として電磁弁駆動回路23へ出力す
る(ステップS8 ,S16参照)。
【0030】以上のように本実施例によれば、操作器を
ジョイスティックレバー10からジョイスティックレバ
ー12に切換えたときには、シート7に座わらずにジョ
イスティックレバー12による遠隔操作ができるととも
に、再び操作器をジョイスティックレバー12からジョ
イスティックレバー10に切換えたときには通常どお
り、シートスイッチ14のON/OFF状態に基づいて
昇降部8の操作の可否を決定するという機能が働く。し
かも操作器をジョイスティックレバー10からジョイス
ティックレバー12に切換えたときには常に低速最大下
降速度リミット計算(図3のステップS12参照)によっ
てリミット値が計算される。
【0031】なお上記実施例では、昇降部8の昇降操作
を遠隔から行う場合について示したが、もちろんこれに
限定するものではなく例えばマストを前後に傾動するよ
うないわゆるチルト機能の操作を遠隔から行う場合にも
適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、運転席から離れてリモコン操作器
による遠隔操作が可能であるとともに、通常の操作にお
いてはシートスイッチに係る機能を活用することができ
る。またリモコン操作器によって遠隔操作するときには
確実に下降速度制限値が低速に切換えられるため、作業
者はクレーン作業のようなインチング操作を要する作業
を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフォークリフトの制御装
置の制御系を示すブロック図。
【図2】前記制御装置の油圧系を示す油圧回路図。
【図3】CPUの演算処理内容を示すフローチャート。
【図4】(a)はリフト下げレバー計算に用いるレバー
開度とレバー出力値との相関を表わす特性図、(b)は
最大下降速度リミット計算に用いる油圧(荷重)とリミ
ット値との相関を表わす特性図、(c)はリフト上げレ
バー計算に用いるレバー開度とレバー出力値との相関を
示す特性図。
【図5】標準形のフォークリフトの一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 リフトシリンダ 1a ピストンロッド 5 ブラケット 6 フォーク 7 シート 8 昇降部 10 ジョイスティックレバー 11 リモコンボックス 12 ジョイスティックレバー 13 油圧センサ 14 シートスイッチ 15 下降速度制限切換スイッチ 16 リモコン 17 A/Dコンバータ 18 スイッチ入力インターフェース 19 クロック 20 CPU 21 RAM 22 ROM 23 電磁弁駆動回路 26 コントローラ 27 リレーボックス 30 電磁比例制御弁 31 アンロード弁 Ry リレー a1 〜a5 ,b1 〜b3 リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北林 鶴治 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・エ イチ・アイさがみハイテック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役作業を行うための作業機を運転席で
    操作する操作器と、運転席を離れて前記作業機を遠隔操
    作するリモコン操作器と、これら両操作器の切換えを行
    う切換手段とを有するとともに、作業員の着座状態に応
    じてON/OFFするシートスイッチを備え、このシー
    トスイッチのON/OFF状態に基づき前記作業機の操
    作の可否を決定するフォークリフトの制御装置におい
    て、 前記切換手段は、前記操作器から前記リモコン操作器に
    切換える際に、前記作業機の操作を可能とするよう作業
    員が着座したときの前記シートスイッチのON/OFF
    信号と等価な信号を出力することを特徴とするフォーク
    リフトの制御装置。
  2. 【請求項2】 荷役作業を行うため作業機を運転席で操
    作する操作器と、運転席を離れて前記作業機を遠隔操作
    するリモコン操作器と、これら両操作器の切換えを行う
    切換手段とを有するとともに、前記作業機の下降速度制
    限値を高速から低速に切換える下降速度制限切換スイッ
    チを備え、この下降速度制限切換スイッチの操作に基づ
    いて前記作業機の下降速度を制御するフォークリフトの
    制御装置において、 前記切換手段は、前記操作器から前記リモコン操作器に
    切換える際に、前記下降速度制限値を高速から低速に切
    換えるよう前記下降速度制限切換スイッチの出力信号と
    等価な信号を出力することを特徴とするフォークリフト
    の制御装置。
JP22536693A 1993-09-10 1993-09-10 フォークリフトの制御装置 Withdrawn JPH0776499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22536693A JPH0776499A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 フォークリフトの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22536693A JPH0776499A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 フォークリフトの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0776499A true JPH0776499A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16828226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22536693A Withdrawn JPH0776499A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 フォークリフトの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0776499A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503417A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 チェザーブ カレッリ エレバトーリ ソチエタ ペル アツィオニ フォークリフトトラック用安全装置
WO2019181504A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 株式会社豊田自動織機 産業車両用遠隔操作システム、遠隔操作装置、産業車両、産業車両用遠隔操作プログラム、及び産業車両用遠隔操作方法
WO2022189197A1 (de) * 2021-03-10 2022-09-15 Still Gmbh Verfahren und vorrichtung zum steuern eines hydraulischen hubantriebs einer mobilen arbeitsmaschine
WO2022189199A1 (de) * 2021-03-10 2022-09-15 Still Gmbh Verfahren zum steuern einer mobilen arbeitsmaschine

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503417A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 チェザーブ カレッリ エレバトーリ ソチエタ ペル アツィオニ フォークリフトトラック用安全装置
WO2019181504A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 株式会社豊田自動織機 産業車両用遠隔操作システム、遠隔操作装置、産業車両、産業車両用遠隔操作プログラム、及び産業車両用遠隔操作方法
JP2019167211A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社豊田自動織機 産業車両用遠隔操作システム、遠隔操作装置、産業車両、産業車両用遠隔操作プログラム、及び産業車両用遠隔操作方法
WO2022189197A1 (de) * 2021-03-10 2022-09-15 Still Gmbh Verfahren und vorrichtung zum steuern eines hydraulischen hubantriebs einer mobilen arbeitsmaschine
WO2022189199A1 (de) * 2021-03-10 2022-09-15 Still Gmbh Verfahren zum steuern einer mobilen arbeitsmaschine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5329441A (en) Hydraulic control device for a work machine
JPH0756314Y2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2716876B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0776499A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0776498A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2624030B2 (ja) フォ−クリフトの制御装置
JP2706378B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0761792A (ja) フォークリフトのチルト制御装置
JPH06135698A (ja) フォークリフトの荷役制御装置
JP2923110B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH10203798A (ja) 車両の荷役制御装置
JP2706379B2 (ja) 作業機械の走行時での機能停止装置
JPH0797198A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2000159499A (ja) フォークリフトトラックのチルト制御装置
JPH04256698A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2977416B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706380B2 (ja) 断線時のソフト停止制御装置
JPH05238688A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2862110B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH05238698A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0761793A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04303392A (ja) 産業車両の制御装置
JPH05213592A (ja) フォークリフトにおけるヒンジドフォークの制御装置
JPH06127899A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0761790A (ja) フォークリフトの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128