JPH0425641A - 組立式ダイナミックダンパー - Google Patents

組立式ダイナミックダンパー

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JPH0425641A
JPH0425641A JP12629690A JP12629690A JPH0425641A JP H0425641 A JPH0425641 A JP H0425641A JP 12629690 A JP12629690 A JP 12629690A JP 12629690 A JP12629690 A JP 12629690A JP H0425641 A JPH0425641 A JP H0425641A
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JP
Japan
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collar
dynamic damper
mass body
bracket
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP12629690A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Someya
勝己 染谷
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、例えば自動車のボディのように振動の大きい
部分に取り付けられて、その振動に固有値を合致させ、
その部分の振動を抑制するためのダイナミックダンパー
にかかるものである。
(従来技術) 従来のダイナミックダンパーは、質量体と振動源への取
り付は用のブラケットとをゴム弾性体を介して直接加硫
接着してなる一体構造のものが採用されていた。
第6図はかかる従来のダンパーを示すものであり、この
従来からのダンパーによれば、金属ブラケット21.2
1と質量体22とをゴム材料23によって直接加硫接着
することになるので、その製造時においてはダンパー1
個の体積が大きいため、−回の加硫作業によって得られ
る数には限度があり、大量に製造するためには多くの型
を備えなくてはならないという製造工数上及びコスト上
からの問題があった。
そして、特に質量体22を振動源との共振状態とするた
めに周波数の調整をしなくてはならないが、一体加硫に
て接着されているのでそのチューニングに大きな難点が
あった。
更に、万一ゴム弾性体23が破損した際には質量体22
がブラケット21.21より離脱し、脱落してしまうと
いう事態も考えに入れておかなければならない。
(本発明の目的) 本発明はダイナミックダンパーにおいて、ブラケットと
質量体とを各々別体に構成しておき、これを組み立てた
ダンパーを提供することを目的としており、ブラケット
、質量体及びゴム弾性体を容易に取り替えて組立が出来
るために、特性にあったチューニングが容易となったも
ので、更にゴム加硫時の製造の管理がしやすく、−時に
多量の生産が可能となったものである。
(本発明の構成) 本発明は以上の目的を達成するために次の構成を採るも
のである。
即ち、振動源に所定の間隔をもって取り付けられる一対
のブラケットと、このブラケット間に支持される質量体
からなるダイナミックダンパーであって、両者に対応し
て備えられた雄雌嵌入部材をもって圧入一体化され、か
かる雄雌嵌入部材の一方はゴム弾性体を介して前記ブラ
ケット又は質量体に一体に備えられていることを特徴と
する組立式ダイナミックダンパーであり、雄雌嵌入部材
の具体的な例としてはカラー及びビンであり、ブラケッ
ト側にゴム弾性体を介してカラーが一体に取付けられて
いるものである。
勿論ブラケット側にビンを取り付けても良く、更には質
量体側にゴム弾性体を介してこれらカラーやピンを取り
付けても良い。
そして、かかる例において、脱落の防止策として、ブラ
ケットより伸びるフランジにて前記カラーを少な(とも
三方より囲むものである。
また、金属同士の接触を避けるために、ブラケットのカ
ラーに対面する部分を切除したものが望ましい構造であ
る。
そして特に実際的な構造として、振動源への取付面と、
これと直角方向に折り曲げられた立面とからなるブラケ
ットを一対用意し、ブラケットの前記立面においてこれ
と直角に同一方向に向けて折り曲げた一対の対向面を形
成し、この対向面間には中央にカラーを備えたゴム弾性
体が橋渡されており、質量体に一体に植設されたピンを
当該カラー内に圧入して固定された組立式ダイナミック
ダンパーであっ′て、脱落防止策として前記一対の対向
面に支持されたカラーに対して、これを前記対向面と共
に取り囲む折り曲げ面を形成したものであって、一方金
属同士の接触対策としては、前記一対の対向面に支持さ
れたカラーに対面する立面に少なくとも前記カラーより
も大きい切り欠き部を形成し、更に前記一対の対向面の
質量体に近接する先端部にゴム弾性体を形成した組立式
ダイナミックダンパーにかかるものである。
本発明の以上のような構成にあっては、ブラケット側と
質量体側とを別々に製造することが可能となったため製
造工程も楽でかつ多量に生産できるメリットがあり、一
方組立時のチューニングにおいてもブラケット側も質量
体側も数多(ある中から選択組み合わせが可能であって
、ダンパーそのもののチューニング作業も従来のものよ
りも格段に優れたものとなったのである。
また万一の場合を考え、金属同士の接触による異常音の
発生を防止し、その質量体の脱落をも防止した構造とな
っているものである。
(実施例) 第1図は本発明によって使用されるブラケットAの一例
を示す斜視図であって、振動源(図示せず)に取り付け
られる取付面1と、これより直角方向に折り曲げられた
立面2がその基体なしている。
この立面2に取付面1が伸びる方向とは逆側に折り曲げ
られて対向面3.4が形成されている。
この例では対向面3は立面2の先端を折り曲げ、一方、
対向面4は立面2の中央を切り欠いてこれを折り曲げた
ものである。
かかる対向面3.4間にゴム弾性体5.6が橋渡される
ことになるが、この中央には後述する質量体Bを固定す
るためのカラー7が一体に固設されている。
この対向面3.4及びカラー7を挟んだゴム弾性体5.
6等は未加硫ゴムをもって図示しない型内にて所定位置
に配置されるとともに、これを加硫して一体に接着して
なるものである。
そして立面2の側面を対向面3.4と同一側に折り曲げ
てカラー7を囲む片8を形成し、質量体Bの脱落を阻止
するものである。この片8は、図示しないがカラー7を
囲むように立面2のもう一方の側面をも折り曲げて形成
することも可能である。
なお、対向面3.4の先端にはゴム弾性体9が備えられ
ていて、これも圧入組み込まれる質量体B(図示せず)
との金属同士の接触を防止するためのものである。図中
11.12は振動源との取付用孔である。
本発明はかかる構造のブラケットAを一対として使用し
てダンパーの組み立てに供せられることになる。
第2図は質量体Bを示し、(イ)はその一部切り欠き正
面図、(ロ)は側面図、(ハ)は質量体に一体に備えら
れるピンを示す。
この質量体Bには左右の対称の位置に孔14が穿設され
、これにピン13が圧入される。このピン13は圧入部
分がセレーション加工15されていて抜けが防止されて
いる。そしてこのピン13が前記したブラケットAに備
えられたカラー7内に圧入されてダンパーとして組み立
てられることになるのである。
さて、第3図は一対のブラケットAを対峙させておき、
カラー7内に質量体Bに備えたピン13を圧入して組み
立てたダイナミックダンパーを示す正面図であり、第4
図はその上面図、第5図はその側面図である。
各図を見れば分かるように、一対のブラケットA、Aと
質量体Bとは離動嵌入部材であるカラー7とピン13を
もって一体として組み立てられ、このいずれか一方(こ
の例ではカラー7)がゴム弾性体5.6を介して固着さ
れていることになっているものである。
特に、第4図にて分かるように質量体BはブラケットA
、A間に組み立てられ、質量体Bから伸びるピン13が
カラー7内に圧入されており、このカラー7はゴム弾性
体5.6を介して夫々のブラケットに支持されるもので
あって、このゴム弾性体5.6がダンパーの心臓部に当
たるものである。
そしてブラケットAから伸びてゴム弾性体5.6を支持
する対向面3.4の先端には、小さなゴム弾性体9が備
えられていて、質量体Bが取付方向(ビン方向)へ大き
く動いた際の対向面3.4の先端部との金属同士の接触
を防止しである。このゴム弾性体9がないと金属同士の
接触音が伴うことになる。
そして同様の目的を持ってカラー7の横揺れによってブ
ラケットAとの金属接触を防止するために、ブラケット
Aの立面2にはこのカラー7に対応してこれより大きい
切り欠き部16が開けられている。
なお、ブラケットAから折り曲げて伸びる片8がが前記
対向面3.4と共にカラー7を囲んでおり、万一ゴム弾
性体5又は6の破損によって質量体が離脱してもこれが
落下しないようにストッパー役をなしているものである
本発明の具体的な例は以上の通りの構造を有するが、本
発明はここで説明して例には限定されずその要旨を満足
する限りにおいて本発明の範囲に入ることはいうまでも
ない。
例えば、金属片を折り曲げて成形するという記載におい
ては、金属片同士を溶接によって成形する場合も含まれ
るものであり、他の変形例もまた同様である。
(効果) 本発明は以上の通りの構造を有するものであって、ブラ
ケットと質量体を別々に製造し、これを組み立てるだけ
でダイナミックダンパーが作られることとなり、製造上
のメ吠ットは勿論のこと、ダイナミックダンパーとして
のチューニングの際にも大きな効果をもたらすものであ
る。
合わせて、金属同士の接触に対策を打ち、質量体の落下
対策をも兼ね備えた優れたダンパーである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって使用されるブラケットの一例を
示す斜視図、第2図は質量体を示すものであって、(イ
)はその一部切り欠き正面図、(ロ)は側面図、(ハ)
は質量体に備えられるピンの側面図、第3図は本発明の
ダイナミックダンパーを示す正面図、第4図はその上面
図、第5図はその側面図、第6図は従来のダイナミック
ダンパーを示す斜視図である。 3. 5、 A・・・・・・ブラケット B・・・・・・質量体 1・・・・・・取付面 2・・・・・・立面 4・・・・・・対向面 6・・・・・・ゴム弾性体 7−・・・・・カラー 8・・・・・・片 9・・・・・・ゴム弾性体 3・・・・・・ビン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動源に所定の間隔をもって取り付けられる一対
    のブラケットと、このブラケット間に支持される質量体
    からなるダイナミックダンパーであって、両者に対応し
    て備えられた雄雌嵌入部材をもって圧入一体化され、か
    かる雄雌嵌入部材の一方はゴム弾性体を介して前記ブラ
    ケット又は質量体に一体に備えられていることを特徴と
    する組立式ダイナミックダンパー。
  2. (2)雄雌嵌入部材はカラー及びピンであり、ブラケッ
    ト側にゴム弾性体を介してカラーが一体に取付けられて
    いる請求項第1項記載の組立式ダイナミックダンパー。
  3. (3)ブラケットより伸びるフランジにて、前記カラー
    を少なくとも三方より囲んでなる請求項第2項記載の組
    立式ダイナミックダンパー。
  4. (4)ブラケットのカラーに対面する部分を切除した請
    求項第2項乃至第3項記載の組立式ダイナミックダンパ
    ー。
  5. (5)振動源への取付面と、これと直角方向に折り曲げ
    られた立面とからなるブラケットを一対用意し、当該ブ
    ラケットの前記立面においてこれと直角に同一方向に向
    けて折り曲げた一対の対向面を形成し、この対向面間に
    は中央にカラーを備えたゴム弾性体が橋渡されており、
    質量体に一体に植設されたピンを当該カラー内に圧入し
    て固定されたことを特徴とする組立式ダイナミックダン
    パー。
  6. (6)前記一対の対向面に支持されたカラーに対して、
    これを前記対向面と共に取り囲む折り曲げ面を形成した
    請求項第5項記載の組立式ダイナミックダンパー。
  7. (7)前記一対の対向面に支持されたカラーに対面する
    立面に少なくとも前記カラーよりも大きい切り欠き部を
    形成した請求項第5項乃至第6項記載の組立式ダイナミ
    ックダンパー。
  8. (8)前記一対の対向面の質量体に近接する先端部にゴ
    ム弾性体を形成した請求項第5項乃至第7項記載の組立
    式ダイナミックダンパー。
JP12629690A 1990-05-15 1990-05-15 組立式ダイナミックダンパー Pending JPH0425641A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4497685B2 (ja) * 2000-09-12 2010-07-07 株式会社ブリヂストン ダイナミックダンパ
WO2015087770A1 (ja) * 2013-12-11 2015-06-18 株式会社明電舎 振動減衰装置
JP2016075528A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 株式会社明電舎 振動減衰装置
US10648890B2 (en) 2013-12-11 2020-05-12 Meidensha Corporation Vehicle restraining device

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