JPH04255767A - コーティング用組成物および繊維材料 - Google Patents

コーティング用組成物および繊維材料

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JPH04255767A
JPH04255767A JP3037706A JP3770691A JPH04255767A JP H04255767 A JPH04255767 A JP H04255767A JP 3037706 A JP3037706 A JP 3037706A JP 3770691 A JP3770691 A JP 3770691A JP H04255767 A JPH04255767 A JP H04255767A
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JP
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weight
emulsion
coating composition
parts
antibacterial
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JP3037706A
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Inventor
Yoshio Ichikawa
好男 市川
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NICHIBAN KENKYUSHO KK
Original Assignee
NICHIBAN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コーティング用組成物
および該組成物を用いた繊維材料に関し、さらに詳細に
は繊維、布帛、木材、紙、プラスチック、鉄、アルミニ
ウム、ステンレス、セメントなどの基材、とりわけ繊維
製品、不織布、ワタ、ジュウタン、カーペット、壁紙、
紙製品、カーテン、下着や靴下などの肌着、敷布や布団
カバーなどの寝具類などに、各種コーティング法、印刷
法により、常温または短時間の加熱で、風合いを損なう
ことなく、抗菌性、脱臭性、乾燥性、遠赤外線放射性(
保温性)を併せ持つ膜を作るためのコーティング用組成
物、およびこの組成物を用いて加工してなる繊維材料に
関する。 【0002】 【従来の技術】抗菌性、脱臭性、乾燥性、遠赤外線放射
性の四つの機能を併せ持つ膜は、この相乗効果によりそ
れぞれの性能をさらに効果的にすることができると考え
られている。しかしながら、従来この四つの機能を併せ
持つコーティング用組成物は見受けられず、抗菌性、脱
臭性、遠赤外線放射性の単一機能を有する塗膜を形成す
る組成物が幾つか開示されているのみである。すなわち
、従来の機能性コーティング用組成物としては、樹脂系
バインダーと有機系抗菌剤、銀イオンや銅イオンを担持
した抗菌性ゼオライト、活性炭やゼオライト、シリカゲ
ルとの組合せ、さらには無機系バインダーと抗菌性ゼオ
ライトとの組合せなどが挙げられる。しかしながら、こ
れらの組成物は、■樹脂により被覆されてしまい、抗菌
性以外の効果が殆ど認められず、また抗菌性も実用上の
効果に劣る、■抗菌性の持続性が短い、■この組成物を
用いて布帛などを加工しても風合いが劣り、耐摩耗性に
劣る、■脱臭剤としての持続効果が短い、■一般に着色
されている、■コーティング時にも加熱などを必要とし
、加工性が悪い、■加工繊維製品の洗濯堅牢度が低い、
■コストが高くつく、などの問題点を有している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来技術の課題を背景になされたもので、柔軟性を有
し、大きな比表面積を有する透明または淡乳白色の塗膜
を形成し、抗菌性金属の触媒作用により、広範囲の病原
菌に対し、長期間、強い抗菌性を有し、また吸着した悪
臭を同様に触媒作用により酸化分解し(すなわち、飽和
状態にならない)、さらに大きな比表面積を持つ塗膜に
より乾燥性に優れ、しかも遠赤外線放射性(すなわち、
体熱の塗膜との熱のやりとりにより、外気の影響が小さ
くなり、例えば下着に使用した場合、夏は涼しく、冬は
温かくなること)に優れ、さらには殆ど溶出が見られず
安全性が高いコーティング用組成物、また繊維材料の場
合には、風合いを保持し、密着性、洗濯堅牢度も良く、
さらに常温乾燥でも仕上がるため、加工コストが安いな
どの数多くの利点を有するコーティング用組成物および
この組成物を用いた繊維材料を提供することを目的とす
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、(a)樹脂エ
マルジョンを樹脂換算で1〜20重量部、(b)コロイ
ド状もしくは微粒子状の金属酸化物、シリカゲルおよび
/またはゼオライトを固形分換算で2〜45重量部、(
c)抗菌性金属の錯イオンを金属分換算で0.02〜1
重量部、(d)水50〜96.5重量部〔ただし、(a
)+(b)+(c)+(d)=100重量部〕を主成分
とするコーティング用組成物、およびこの組成物を繊維
および/または布帛に加工してなる繊維材料を提供する
ものである。 【0005】以下、本発明のコーティング用組成物を構
成要件別に説明する。 (a)合成樹脂エマルジョン (a)合成樹脂エマルジョンは、水によく混合し、乾燥
すると、水に不溶性の透明または半透明の膜を形成する
もので、本発明においては、(b)成分および(c)成
分を接着させるために使用されるものである。この(b
)合成樹脂エマルジョンは、特に繊維製品の風合いを損
なうことなく、また洗濯堅牢度、耐クリーニング性に優
れ、引き裂き、摩耗などの機械的抵抗性があり、酸やア
ルカリ、溶剤に対して抵抗性があることが要求される。 このような(a)合成樹脂エマルジョンとしては、酢酸
ビニルエマルジョン、アクリル樹脂エマルジョン、アク
リル−スチレン共重合体エマルジョン、酢酸ビニル−ア
クリル共重合体エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体エマルジョン、塩化ビニリデンエマルジョン、塩
化ビニルエマルジョンおよびスチレン−ブタジエン共重
合体エマルジョンなどが挙げられ、これらは1種単独で
あるいは2種以上併用される。 (a)合成樹脂エマルジョンは、本発明の組成物中に、
樹脂換算で1〜20重量部で好ましくは重量比で(b)
成分の1/2以下、さらに好ましくは1.5〜10重量
部でしかも重量比で(b)成分の1/2.5〜1/4.
5であり、1重量部未満では接着力が弱く、一方20重
量を超えると(b)成分および(c)成分に対し被覆力
が大きすぎたり、得られる繊維材料の硬度が高くなりす
ぎて好ましくないなお、(a)合成樹脂エマルジョンの
樹脂濃度は、通常、20〜60重量%、好ましくは30
〜45重量%程度である。 【0006】(b)コロイド状もしくは微粒子状の金属
酸化物、シリカゲルおよび/またはゼオライト本発明に
おいて、(b)成分は、(c)抗菌性金属の錯イオンを
吸着またはイオン交換させるとともに、大きな比表面積
を形成して乾燥性および熱放射量を高め、さらに悪臭を
吸着させ、さらには抗菌性の効果を高めるための働きを
するものである。 (b)成分のうち、コロイド状の金属酸化物としては、
水性のシリカ、アルミナ、チタニア、酸化スズなどが挙
げられ、これらの平均粒径は90mμ以下、好ましくは
3〜50mμ、比表面積は30〜500m2 /g、固
形分は10〜50重量%程度である。平均粒径が30m
μ以下のコロイド状のシリカ、アルミナは、得られる組
成物、塗膜が殆ど透明となる。また、微粒子状の金属酸
化物は、高温気相法または加水分解法などで製造される
平均粒径が90mμ以下、好ましくは5〜30mμのシ
リカ、アルミナ、チタニア、酸化スズなどが挙げられ、
これらの比表面積は30〜500m2 /gになる。な
お、コロイド状もしくは微粒子状の、アルミナは強く陽
イオンに荷電されるため、また酸化スズは導電性になる
ため、帯電防止効果がある。 【0007】(b)成分のうち、シリカゲルは、一般式
SiO2 .nH2 Oで表される。このシリカゲルは
、ガラス状の透明または半透明の粒子で、微細構造が粗
ショウをなして、例えば1gのものが450m2以上の
大きな表面積を持つものである。本発明におけるこのよ
うなシリカゲルは、前記抗菌性金属の錯イオンを吸着ま
たはイオン交換させ、その大表面積を活かして殺菌性を
効果的かつ均一に発現させるため、ガス(臭気を含む)
の吸着力を高めるため、親水性を付与し帯電防止性にす
るため、あるいは耐摩耗性にするために使用されるもの
である。 【0008】(b)成分のうち、ゼオライトは、抗菌性
金属の錯イオンをイオン交換させるため、また吸着させ
るため、あるいは多孔質にして脱臭性、遠赤外線放射性
を付与するための成分である。このゼオライトは、天然
ゼオライトおよび合成ゼオライトのいずれも用いること
ができる。ゼオライトは、一般に三次元骨格構造を有す
るアルミノシリケートであり、一般式xM2/n O・
Al2 O3 ・ySiO2 ・zH2 O(式中、M
はイオン交換可能な金属イオンを表し、通常は1価〜2
価の金属であり、nは金属イオンの原子価、xは金属酸
化物係数、yはシリカ係数、zは結晶水の数を示す)で
表される。ゼオライトは、その組成比や細孔径、比表面
積などの異なる数多くの種類がある。例えば、天然ゼオ
ライトとしては、アナルシン、チヤバサイト、クリノブ
チロライト、エリオナイト、フオジヤサイト、モルデナ
イト、フィリップサイトなどを挙げることができ、合成
ゼオライトとしては、A−型ゼオライト、X−型ゼオラ
イト、Y−型ゼオライト、T−型ゼオライト、モルデナ
イトなどを挙げることができる。ただし、これらに限定
されるものではない。ゼオライトの形状は、粒子状がよ
く、その粒子径は5μm以下が適する。好ましいゼオラ
イトは、粒子径が3μm以下、比表面積が150m2 
/g以上でSiO2 /Al2 O3 のモル比が14
以下のものである。 (b)成分は、は、本発明の組成物中に、固形分換算で
2〜45重量部で好ましくは(a)成分の2.5〜4.
5重量倍、さらに好ましくは4〜30重量部で(a)成
分の2重量倍以上であり、2重量部未満では抗菌性金属
の錯イオンを担持する物質が少なくなり溶出したり、ま
た生産性が悪化し、一方45重量部を超えると相対的に
(a)合成樹脂エマルジョンが少なくなり、結合力が弱
くなったり、また抗菌効果が薄れたりして好ましくない
。 【0009】(c)抗菌性金属の錯イオン(c)抗菌性
金属の錯イオンは、本発明の組成物中で前記(b)成分
に吸着するとともに、(a)成分を構成する合成樹脂に
より固着するもので、得られる塗膜に触媒機能により抗
菌性を付与し、さらに吸着する臭気を酸化分解する触媒
作用をなすものとして必須の成分である。 この(c)抗菌性金属の錯イオンは、触媒機能により接
触する空気中の酸素を一部イオン化させ、活性酸素「O
2 − 」となす。この活性酸素は、不安定な状態で反
応性が高く、殆どの菌に対して強い抗菌性を示す。また
、アンモニア、トリメチルアミン、メチルメルカプタン
、酢酸、硫化水素などの悪臭を酸化分解して、優れた消
臭性を発揮する。本発明の組成物において、抗菌性金属
の錯イオンを用いるのは、出発原料である硝酸銀、硝酸
銅(II)、硫酸銅、硫酸亜鉛、塩化銀などの金属塩の
酸根を除去し、安全性を高めるとともに、(a)合成樹
脂エマルジョンとの相溶性を確保するためである。 【0010】これらの(c)抗菌性金属の錯イオンとし
ては、ジアンミン銀(I)イオン〔Ag(NH3 )2
 〕+ 、テトラアンミン銅(II)〔Cu(NH3 
)4 〕2+、テトラアンミン亜鉛イオン〔Zn(NH
3 )4 〕2+などが挙げられるが、抗菌性金属の錯
イオンであれば、前記の化合物に限定されるものではな
い。このうち、ジアンミン銀(I)イオンは、例えば硝
酸銀(AgNO3 )の水溶液にアルカリ性水溶液(例
えば、カセイソーダ水溶液)を加えると、水酸化銀(A
gOH)(ただし、AgOHは、直ちに分解して酸化銀
になる。2AgOH→Ag2 0+H2 O)の黒褐色
の沈澱ができる。この沈澱物を水洗して、硝酸根をを除
去し、これにアンモニア水(濃度=3〜10重量%程度
)を加えると、溶けて無色透明のジアンミン銀(I)イ
オンの溶液ができる。この反応を式で表すと、次のよう
になる。 AgOH+2NH3 →〔Ag(NH3 )2 〕+ 
OH− 【0011】また、テトラアンミン銅(II)
イオンは、例えば硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O)
の水溶液にアルカリ水溶液を加えると、水酸化銅(II
)〔Cu(OH)2 〕の青色沈澱ができる。この沈澱
物を水洗して硫酸根を除去し、これにアンモニア水を加
えると、青色透明なテトラアンミン銅(II)イオンの
溶液ができる。この反応を式で表すと、次のようになる
。   Cu(OH)2 +4NH3 →〔Cu(NH3 
)4 〕2 + 2OH− テトラアンミン亜鉛イオン
も、同様の方法で得ることができる。   Zn(OH)2 +4NH3 →〔Zn(NH3 
)4 〕2 + 2OH− (c)抗菌性金属の錯イオ
ンは、本発明の組成物中に、金属分換算で0.02〜1
重量部、好ましくは0.04〜0.4重量部であり、0
.02重量部未満では抗菌力や臭気の酸化分解力が弱す
ぎ、一方1重量部を超えると溶出することがあったり、
抗菌力が必要以上に強くなりすぎたりして好ましくない
。 【0012】(d)水 (d)水は、(a)〜(c)成分の分散媒として、また
組成物の粘度調節剤として、さらに対象物への付着量調
節剤としての役目を果たすものである。この(d)水と
しては、前記の(a)合成樹脂エマルジョン、(b)成
分および(c)抗菌性金属の錯イオン中の存在すること
がある水のほかに、別途、一般水道水、蒸留水、あるい
はイオン交換水を用いることができる。(d)水の組成
物中における割合は、全組成物中に50〜96.5重量
部、好ましくは65〜93重量部であり、50重量部未
満では組成物の粘度が高すぎたり、固形分の分散が悪化
したりし、一方96.5重量部を超えると本発明の効果
が少なすぎて好ましくない。 【0013】本発明の組成物には、前記(a)〜(d)
成分のほかに、必要に応じて充填剤などを配合すること
もきる。ここで、充填剤は、得られる塗膜の表面積をよ
り拡大して殺菌および脱臭効果、さらには熱放射性を向
上させたり、また化粧性、導電性などを付与するために
、あるいは塗膜強度を向上させるために使用されるもの
である。かかる充填剤としては、例えば有機顔料もしく
は無機顔料などの非水溶性の一般的な顔料または顔料以
外の粒子状もしくは繊維状の金属および合金ならびにこ
れらの酸化物、水酸化物、炭化物、窒化物などであり、
好ましくは平均粒径0.1〜1μmの微粒子状の酸化物
である。 【0014】さらに、本発明の組成物には、各種界面活
性剤、分散剤、湿潤剤、増粘剤、消泡剤、乾燥剤、香料
、染料、顔料などの従来公知のその他の添加剤を添加す
ることもできる。本発明の組成物の固形分濃度は、通常
、4〜60重量%、好ましくは7〜40重量%であり、
4重量%未満では得られる塗膜の厚さが薄すぎて抗菌効
果が減少したり、塗膜強度が低すぎたりし、一方60重
量%を超えるとゲル化し易くなったり、粘度が上昇しす
ぎたり、密着性が悪化したりするので好ましくない。 【0015】本発明の組成物は、以上のような(a)〜
(d)成分、あるいは必要に応じてその他の添加剤を混
合して調製するものである。この具体的な調製方法とし
ては、(b)〜(d)成分を混合し、攪拌機やロールミ
ルなどで分散し、次いで(d)成分を混合して攪拌させ
る方法、あるいは(a)〜(d)成分を一度に混合し、
攪拌機やロールミルで分散させる方法などが挙げられる
。本発明の組成物は、高速攪拌機、ボールミル、その他
の分散機により分散させることにより、均一な安定性の
良い分散液とすることができる。本発明では、このよう
にして熟成された組成物を、次いでスプレー、刷毛、ロ
ール、ディッピング、カーテンフローなどの塗装手段の
ほか、グラビア印刷などの印刷方法により、鉄、アルミ
ニウム、ステンレス、銅、合金などの金属基材や、セメ
ントなどの無機基材、さらには繊維、布帛(紙、不織布
、織布、編布)などの有機基材の表面にコーティングし
、常温〜150℃で20秒〜12時間、好ましくは60
〜100℃で5分〜1時間加熱処理すればよい。 【0016】このようにして、本発明の組成物より得ら
れる膜は、鉄、アルミニウム、ステンレス、およびその
他の金属基材、セメントなどの無機基材、あるいはプラ
スチック、木材、繊維、布帛などの有機基材に、抗菌性
、殺菌性、脱臭性、乾燥性、さらには耐水性、耐有機薬
品性、熱放射特性、密着性、あるいは帯電防止性などに
優れ、さらには風合を保持しつつ洗濯堅牢度にも優れた
塗膜を形成させることができ、建築用や各種産業用機器
、健康用、医療用、農業用、家庭用などに広範囲に使用
することができる。本発明の組成物は、衣料、食品、医
療、健康、公害防止関係製品およびその製造、流通過程
の設備、容器などの用途に有用である。 【0017】特に、本発明のコーティング用組成物を、
繊維ならびに紙、不織布、織布および編布などの布帛の
片面あるいは全面に、好ましくは固形分換算で3〜50
g/m2 程度コーティングしてなる抗菌性繊維材料は
、■常時、長期間にわたり強力な抗菌性(殺菌性)を有
する、■多孔質面が臭気を吸着し、酸化分解するため、
長期にわたり脱臭性に優れている、■熱放射性が大きく
、衣料に使用した場合、身体からの熱放射との往来によ
り保温性が優れる、■吸湿性で布帛の通気性を損なうこ
とがないため、乾燥性が良く、夏涼しく冬暖かい、■塗
膜からの溶出がなく、人および動物に対し無害である、
■風合がよく、連続して10回以上洗濯しても性能の劣
化がない、■(b)成分として、コロイド状もしくは微
粒子状のアルミナを配合してものは、帯電防止効果があ
る、などの数々の利点を有する。従って、このようにし
て得られる本発明の抗菌性の繊維材料は、消毒布、包帯
などの医療用(常時殺菌);寝間着、シーツ、下着、裏
地、靴敷などの健康用〔脱臭、保温、常時殺菌(水虫治
療)〕;保管袋、容器(内貼)、包装などの食品用(常
時殺菌、鮮度保持);貯水槽、プール、風呂などの水用
(殺菌、藻の発生防止、脱臭);畳下敷、タンス、押入
敷、カーテン、ジュウタン、カーペットなどの住宅用(
除ダニ、脱臭);栽培土壌、保管袋、輸送箱などの農業
用(常時殺菌、鮮度保持);空調フィルター、浄水フィ
ルターなどの工業用(脱臭、常時殺菌);ペットハウス
などの動物用(脱臭、常時殺菌、保温)などの用途に特
に有用である。 【0018】 【実施例】以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、実施例中、%および部は、特に断らな
い限り、重量基準である。 参考例1(抗菌性金属の錯イオンの調製)硝酸銀23g
に70℃のイオン交換水を100g加えて、銀分約15
%の水溶液を作り、これに3%アンモニア水を少量添加
して酸化銀の沈澱物を得た。次に、上部の水を除去し、
イオン交換水100gを加えて洗浄した。これを、ろ紙
(ろ布)でろ過し、再度、酸化銀をイオン交換水により
洗浄し、ろ紙(ろ布)でろ過した。取り出した酸化銀に
3%のアンモニア水を約485g加えると、銀分が約3
%の透明なジアンミン銀(I)イオンが得られた。テト
ラアンミン銅(II)イオン、テトラアンミン亜鉛イオ
ンも同様にして調製した。 【0019】参考例2(組成物A〜Hの調製)抗菌性、
脱臭性、保温性、耐久性を調べるため、表1に示すA〜
Gの7種類の組成物と、比較例として組成物Hを作製し
た。ここで、組成物Aは、攪拌機付き容器中にコロイド
状シリカ(固形分49%)30部および水5部、ならび
に参考例1で別途作製したジアンミン銀(I)イオン(
金属分3%)4部およびテトラアンミン銅(II)イオ
ン(金属分3%)4部を入れ、5分間、600rpmで
攪拌した。次に、この溶液に、アクリル樹脂エマルジョ
ン(樹脂分45%)12部を入れ、5分間、1,000
rpmで攪拌することにより調製した。また、組成物B
は、攪拌機付き容器中に水73部、コロイド状酸化スズ
(固形分12%)5部、合成ゼオライト1部、シリカゲ
ル10部および参考例1で調製したジアンミン銀(I)
イオン(金属分3%)3部を入れ、軽く攪拌したのち、
100メッシュの網でろ過し、この溶液にアクリル−ス
チレンエマルジョン(樹脂分45%)6部、スチレン−
ブタジエンラテックス(樹脂分35%)2部を加え、1
0分間、3,000rpmで攪拌することにより、調製
した。組成物C〜Hも、組成物AおよびBと同様にして
調製した。次に、綿製のシャツ、敷布、ポリエステル製
のカーテン、不織布、毛製のジュウタン、ナイロン製の
パンティーストッキング、綿/ナイロン製シャツ、毛製
靴下、綿/ポリエステル製靴下を、各々2枚用意し、表
1の組成物を塗布し、テストピースとした。テストピー
スナンバー、使用組成物名称、塗布法、塗布量を表2に
示す。なお、表1中、Aエマルジョンはアクリル樹脂エ
マルジョン、ASエマルジョンはアクリル−スチレン共
重合体エマルジョン、EVAエマルジョンはエチレン−
酢酸ビニル共重合体エマルジョン、SBRエマルジョン
はスチレン−ブタジエンゴムエマルジョンである。 【0020】 【表1】 【0021】 【表2】 【0022】実施例1 抗菌性を調べるため、テストピースNo. 1、4、7
、9、12の5種を用いて、抗菌力試験を実施した。な
お、テストピースNo. 1は連続10回洗濯後のもの
、No. 4は5回、No. 7は4回、No. 9は
2回、No. 12は3回洗濯したものを用いた。 ■試験菌株 Escherichia coli 3301 Sta
phylococcus aureus IFO 12
732 ■試験方法 三角フラスコ内の菌液中にテストピースを入れて振とう
し、6時間および14時間後の菌液中の生菌数を測定し
た。なお、生菌数の測定は、振とう前(テストピース添
加前)、6時間と24時間振とう後の各菌液中の生菌数
を、菌数培地を用いた混釈平板培養法(35℃、48時
間培養)により測定した。また、テストピース無添加の
菌液についても、同様に試験を行い、対照とした。以上
の試験結果を表3(使用菌名=Escherichia
 coli 3301 )、および表4(Staphy
lococcus aureus IFO 12732
 )に示す。 【0023】 【表3】(使用菌名=Escherichia col
i 3301 )【0024】 【表4】(使用菌名=Staphylococcus 
aureus IFO12732 ) 【0025】実施例2 白癬菌に対する抗菌性を調べるため、テストピースNo
. 10、15、16、17、18の5種を用いて、抗
菌力試験を実施した。なお、テストピースNo. 10
は3回、テストピースNo. 15、16、17、18
は連続10回洗濯後のものを用いた。 ■試験菌株 Trichiphyton mentagrophyt
yes IFO 6124 (白癬菌)■試験方法 三角フラスコ内の白癬菌懸濁液中にテストピースを細か
く切ったものを一定量入れて振とうし、振とう前(テス
トピース添加前)および6時間と24時間振とう後の各
菌懸濁液中の生菌数を、実施例1と同様にして測定した
。また、テストピース無添加の菌懸濁液についても、同
様に試験を行い、対照とした。以上の試験結果を表5に
示す。 【0026】 【表5】(使用菌名=Trichiphyton me
ntagrophytyes IFO 6124 ) 【0027】実施例3 脱臭性を調べるため、テストピースNo. 2、3、7
の3種を用いて、体臭性臭気物質の除去効果を試験した
。試験方法;ガラスカラム内にテストピースを詰め、ポ
ンプで0.1リットル/分の割合で一定濃度の悪臭ガス
を通気させる動的実験法で悪臭物質に対する吸着除去効
果を試験した。悪臭物質の濃度測定は、ガス検知管を用
いた。悪臭ガスとしては、アンモニア、酢酸、トリメチ
ルアミンの3種類を用いた。以上の結果を表6(アンモ
ニア)、表7(酢酸)、表8(トリメチルアミン)に示
す。なお、表6〜8中、N.Dは、検出されないことを
示す。 【0028】 【表6】(アンモニア、初期濃度=110ppm)【0
029】 【表7】(酢酸、初期濃度=46ppm)【0030】 【表7】(トリメチルアミン、初期濃度=18ppm)
【0031】実施例4 脱臭性を調べるため、テストピースNo. 5、6の2
種を用いて、体臭性臭気物質の除去効果を官能試験によ
り測定した。試験方法;内容積3リットルのガラスビン
中にテストピースを入れたのち、一定濃度の悪臭物質臭
ガスを容器内に注入し、経時的に内部のガスを採取して
、その臭気濃度、臭気強度を測定した。なお、臭気濃度
の測定は、3点比較式臭袋法で、また臭気強度は、環境
庁告示の6段階臭気強度表示を用いて測定し、被検者数
はいずれも6名(男子4名、女子2名)である。以上の
官能試験結果を表9(アンモニア)、表10(トリメチ
ルアミン)に示す。 【0032】 【表9】(アンモニア、初期濃度=1,000ppm)
【0033】 【表10】(トリメチルアミン、初期濃度=3,000
ppm) 【0034】実施例5 保温性(熱放射性)を調べるため、テストピースNo.
 11、13、14、17の4種および対照として同種
の無加工品テストピースNo. 11′、13′、14
′、17′の4種を用いて、人体の表面温度を測定した
。 試験方法; ■被検者女子3名(N、O、P)に、それぞれテストピ
ース11および11′を2時間ずつ着用させ、足の4箇
所の定点P−1、P−2、P−3、P−4を設定し、こ
の定点の温度(体温)を赤外放射温度計により測定し、
比較した。この結果を表11に示す。 ■被検者として、男子3名(Q、R、S)と、女子3名
(T、U、V)にテストピースNo. 13、14およ
び対照として同種の無加工品テストピース13′、14
′を2時間ずつ着用させ、背中の4箇所の定点P−5、
P−6、P−7、P−8を設定し、この定点の温度(体
温)を赤外放射温度計により測定し、比較した。この結
果を表12に示す。 ■被検者として、男子3名(W、T、Z)に:テストピ
ースNo. 17および対照として同種の無加工品テス
トピース17′を2時間ずつ着用させ、背中の2箇所の
定点P−9、P−10を設定し、この定点の温度(体温
)を赤外放射温度計により測定し、比較した。この結果
を表13に示す。なお、赤外放射温度計は、(株)キー
エンス製、IT−1600を用いた。 【0035】 【表11】 【0036】 【表12】 【0037】 【表13】 【0038】 【発明の効果】本発明のコーティング用組成物は、塗布
された後の塗膜が以下のような性能を有するために、金
属、セメント、プラスチック、木材、布帛、特に繊維製
品、不織布、ワタ、ジュウタン、カーペット、カーテン
など、とりわけ下着や靴下などの肌着、敷布や布団カバ
ーなどの寝具類などに、各種コーティング法、印刷法に
より、常温または短時間の加熱で、風合いを損なうこと
なく、抗菌性、脱臭性、乾燥性、遠赤外線放射性(保温
性)を併せ持つ膜を作ることができる。 ■保温性;微粒子状の金属酸化物が作る大表面積(30
0〜800m2 /g)の膜が、体熱の間断ないやりと
りにより、外部への放熱を防ぎ、また外気の影響を防ぐ
ことができる(遠赤外線放射)。 ■乾燥性;大表面積の膜により、速乾性になり、常に心
地よい肌触りの繊維になるため、汗をかいてもすぐに乾
く。このため、前記■の保温性と■の乾燥性の相乗効果
により、夏涼しく、冬温かい利用的な繊維材料が提供で
きる。 ■抗菌性;大表面積に担持された抗菌性金属(イオン)
の触媒機能により(接触する空気中あるいは水中の酸素
をイオン化させ、活性酸素O2−にする)、あらゆる細
菌に対し、強力な抗菌力を示すことができる。 ■大表面積の膜が、悪臭を吸着し、抗菌性金属の触媒機
能により、同時に酸化分解するため、飽和状態になるこ
とがなく、あらゆる悪臭に対して大きな消臭効果がある
。 ■帯電防止性;組成物中の金属酸化物として、コロイド
状もしくは微粒子状のアルミナを使用した場合、アルミ
ナが強く陽イオンに帯電するため、帯電防止効果を発揮
する。 ■無害性と持続性;加工膜は、不溶出で人体に対し無害
であり、また効果は長期間持続する。 ■風合いと洗濯性;塗布量を調節することにより、繊維
や布帛の風合いを損なわずに加工することができる。ま
た、得られる繊維材料は、連続10回洗濯した後にテス
トにおいても、密着力、抗菌性、その他の性能において
全く変化がみられない。以上の効果により、本発明の組
成物および繊維材料は、医療、健康面で、さらには工業
、農業関連品、家庭用品、建材に至るまで広範囲の各種
製品を提供することができるなどの数々の利点を有し、
その工業的意義は極めて大である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)合成樹脂エマルジョンを樹脂換
    算で1〜20重量部、(b)コロイド状もしくは微粒子
    状の金属酸化物、シリカゲルおよび/またはゼオライト
    を固形分換算で2〜45重量部、(c)抗菌性金属の錯
    イオンを金属分換算で0.02〜1重量部、(d)水5
    0〜96.5重量部〔ただし、(a)+(b)+(c)
    +(d)=100重量部〕を主成分とするコーティング
    用組成物。
  2. 【請求項2】  合成樹脂エマルジョンが、酢酸ビニル
    エマルジョン、アクリル樹脂エマルジョン、アクリル−
    スチレン共重合体エマルジョン、酢酸ビニル−アクリル
    共重合体エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
    エマルジョン、塩化ビニリデンエマルジョン、塩化ビニ
    ルエマルジョンおよびスチレン−ブタジエン共重合体エ
    マルジョンの群から選ばれた少なくとも1種である請求
    項1記載のコーティング用組成物。
  3. 【請求項3】  コロイド状もしくは微粒子状の金属酸
    化物が、平均粒径90mμ以下の、アルミナ、シリカ、
    酸化チタンおよび酸化スズの群から選ばれた少なくとも
    1種である請求項1記載のコーティング用組成物。
  4. 【請求項4】  シリカゲルおよび/またはゼオライト
    の平均粒径が5μm以下である請求項1記載のコーティ
    ング用組成物。
  5. 【請求項5】  (b)成分が、重量比で(a)成分の
    2倍以上である請求項1記載のコーティング用組成物。
  6. 【請求項6】  抗菌性金属の錯イオンが、ジアンミン
    銀(I)、テトラアンミン銅(II)イオンおよびテト
    ラアンミン亜鉛イオンの群から選ばれた少なくとも1種
    である請求項1記載のコーティング用組成物。
  7. 【請求項7】  請求項1記載のコーティング用組成物
    を、繊維および/または布帛に加工してなる繊維材料。
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