JPH0425557B2 - - Google Patents

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JPH0425557B2
JPH0425557B2 JP57119921A JP11992182A JPH0425557B2 JP H0425557 B2 JPH0425557 B2 JP H0425557B2 JP 57119921 A JP57119921 A JP 57119921A JP 11992182 A JP11992182 A JP 11992182A JP H0425557 B2 JPH0425557 B2 JP H0425557B2
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JP
Japan
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key data
melody
sound
additional
note
Prior art date
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Application number
JP57119921A
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JPS5910998A (ja
Inventor
Eiichiro Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ブロツク奏法を自動的に行なう、
いわゆるMOC(メロデイオンコード)機能付の電
子楽器に関する。
従来、下鍵盤押鍵音のメロデイのオクターブ下
で発音するいわゆるMOC機能付の電子楽器が知
られている(例えば特開昭56−54494号)。このよ
うな電子楽器においては、下鍵押鍵音と同音名で
メロデイ音の低音側の半音数3〜14個の音程範囲
の音を付加音として発音するようにしており、こ
の付加音はメロデイ押鍵音の位置と下鍵盤押鍵音
(和音構成音)の音名により一義的に定められて
いる。具体的に述べれば、第1図は従来の電子楽
器においてハ長調の「ソ、ラ、シ、……、ド」と
進行するメロデイ音にCメジヤーコードを付加す
る様子を示すものであるが、メロデイ音が「シ」
になつたときそのままでは付加音の最低音「ソ」
は上記音程範囲外となるため1オクターブ上の
「ソ」を発音するようにシフトされている。とこ
とが、和音構成音と異なるメロデイ音の「シ」音
は経過音または弱拍であるこが一般的であり、メ
ロデイ音がこのような経過音または弱拍のとき付
加音のシフトを行なうと、付加音がメロデイの流
れにしつくり合わない。すなわち、従来の電子楽
器においては付加音のシフトがメロデイの進行と
一致せずぎこちない感じを受けるという不都合が
あつた。
この発明は、上述の従来形における問題点に鑑
み、電子楽器において、第2図に示すようにメロ
デイ音が和音構成音と一致したときのみ付加音の
シフトを行なう(但し、付加音がメロデイ音より
半音2個分低い音かそれより高い音となるときは
優先してシフトさせる)という構想に基づき、メ
ロデイと付加音の流れを美しくすることを目的と
する。
すなわち、この発明は、複数の鍵の鍵を備え押
下鍵音を表わすメロデイキーデータを発生するメ
ロデイ用鍵盤と、複数の鍵を備え押下鍵音または
その押下鍵により指定される和音構成音を表わす
和音キーデータと発生する和音用鍵盤と、前記和
音キーデータをサーチして前記メロデイキーデー
タと同音名の音のキーデータを検出したとき一致
音検出出力を発生する一致検出回路と、前記和音
キーデータと同音名の音でかつメロデイキーデー
タに追従させた音のキーデータを形成するととも
に前記一致検出出力が発生したときに形成したキ
ーデータを付加音キーデータとしてメロデイキー
データと同一タイミングで繰り返し出力する付加
音キーデータ形成回路と、前記メロデイキーデー
タおよび付加音キーデータに基づいて楽音を発生
する楽音発生回路とを具備することを特徴とす
る。
以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明す
る。
第3図はこの発明の一実施例に係る電子楽器の
概略の構成を示す。同図において、メロデイ演奏
用の上鍵盤1は複数の鍵を備え押下鍵を示すメロ
デイキーデータを発生する。上鍵盤1において複
数の鍵が押下された場合、この電子楽器において
は、後着優先または高音優先等により1つのメロ
デイキーデータのみを出力する。
下鍵盤2は和音演奏または和音指定用の鍵盤で
複数の鍵を備えており、SFモードスイツチ3が
オフのときは押下鍵を示す1つないし複数の和音
キーデータを時分割で出力し、SFモードスイツ
チ3がオンのときは押下鍵で指定された和音の構
成音を表わす複数の和音キーデータを時分割で出
力する。この和音構成音のキーデータは、例えば
1個の鍵が押下されたときはこの押下鍵のキーデ
ータを出力するとともにこの押下鍵音を根音とす
るメジヤーコードの2個の従音のキーデータを発
生し、複数の鍵が同時に押下された場合は押下鍵
音のうち1つを根音とするマイナーコードまたは
セブンスコードの和音構成音を発生する。なお、
これらのメロデイキーデータおよび和音キーデー
タはいずれもクターブコードと音名コードとから
なる。
付加音キーデータ形成回路4は各和音キーデー
タの音名コードにメロデイ音のオクターブコード
と関連するオクターブコードを付加し、メロデイ
音の低音側で半音3〜14個分の音程範囲の付加音
のキーデータを形成する。
一致音サーチ回路5はメロデイ音と同音名の音
が和音構成音中に存在するか否かを判定するもの
で、メロデイキーデータの音名コードといずれか
の和音キーデータの音名コードとが一致したとき
レベル“1”の一致信号EQを発生する。
前回メロデイ音レジスタ6は直前のメロデイキ
ーデータを一時記憶し、メロデイ進行判別回路7
は前回メロデイ音レジスタ6に記憶されている直
前のメロデイキーデータとメロデイ用鍵盤1の出
力する現在のメロデイキーデータとを比較して現
在のメロデイキーデータの方が低音側である場合
にメロデイ下行を示す下向き信号DWNを発生す
る。
禁止音チエツク回路8は、メロデイに現在付加
している付加音すなわち後述する付加音キーデー
タレジスタ11の出力する付加音キーデータとメ
ロデイキーデータとを比較し、メロデイ音が付加
音より低い場合メロデイ音と付加音との音程が半
音2個以下の場合に禁止音信号INHを発生する。
下向信号DWNおよび禁止音信号INHはアンド
回路9に入力させ、このアンド回路9の出力およ
び一致信号EQはオア回路10に入力させる。
付加音キーデータレジスタ11はロード端子
LDに接続されたオア回路10の出力はレベル
“1”になつたとき、付加音キーデータ形成回路
4の付加音キーデータ出力を取り込んで記憶し、
この記憶した付加音キーデータをメロデイキーデ
ータと同一のタイミングで繰り返し出力する。す
なわち、この付加音キーデータレジスタ11はメ
ロデイ音の音名が和音構成音のいずれかの音名と
一致したとき新たな付加音キーデータを取り込ん
で付加音を変更(シフト)する。但し、メロデイ
の進行が下向きのときはメロデイ音と付加音との
音程が近付き過ぎたり、高低が逆転したりする可
能があり、このような場合はうなりを生じるなど
メロデイ音と付加音との調和がとれないので、メ
ロデイの進行が下向きで、かつメロデイ音と付加
音との音程が全音(半音2個分)もしくは半音と
なるときまたは付加音の方が高音となるときには
メロデイ音と和音構成音とが一致しない場合でも
付加音キーデータのシフトを行なう。
楽音形成回路12は上鍵盤1で発生する単一の
メロデイキーデータおよび付加音キーデータレジ
スタ11の出力する1個または複数の付加音キー
データに基づいて楽音を発生し、増幅器13およ
びスピーカ14はこの楽音を音響として発音す
る。
なお、楽音形成回路12には下鍵盤2の和音キ
ーデータも入力しており、MOCモードでない通
常のモードにおいてはメロデイキーデータとこの
和音キーデータに基づいて楽音を発生する。な
お、上述の実施例においては2段鍵盤を用いた例
について説明したが、この発明は1段鍵盤の電子
楽器についても適用できることは勿論である。こ
の場合は、例えばこの1段鍵盤の上鍵域をメロデ
イ用として下鍵域を和音用として用いる。
以上のように、この発明によると、付加音のシ
フトをメロデイ音と和音構成音の1つとが一致し
たときにのみ(但し、付加音がメロデイ音の1オ
クターブ下でなくなつたときを除く)付加音をシ
フトしているため、メロデイ音が弱拍または経過
音のときに付加音がシフトされてメロデイの進行
と一致しないことによるぎこちなさを減少させる
ことができ、メロデイと付加音の流れを美しくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子楽器によるメロデイ音と付
加音との関係を示す楽譜、第2図はこの発明の電
子楽器による第1図と同様の図、そして第3図は
この発明の1実施例に係る電子楽器のブロツク構
成図である。 1……上鍵盤、2……下鍵盤、3……SFモー
ドスイツチ、4……付加音キーデータ形成回路、
5……一致音サーチ回路、6……前回メロデイ音
レジスタ、7……メロデイ信行判別回路、8……
禁止音チエツク回路、9……アンド回路、10…
…オア回路、11……付加音キーデータレジス
タ、12……楽音形成回路、13……増幅器、1
4……スピーカ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の鍵を備え押下鍵音を表わすメロデイキ
    ーデータを発生するメロデイ用鍵盤と、複数の鍵
    を備え押下鍵音またはその押下鍵により指定され
    る和音構成音を表わす和音キーデータを発生する
    和音用鍵盤と、前記和音キーデータから前記メロ
    デイキーデータと同音名の音のキーデータを検出
    したとき一致音検出出力を発生する一致音検出回
    路と、前記和音キーデータと同音名の音でかつメ
    ロデイキーデータに追従させた音のキーデータを
    付加音として形成するとともに前記一致音検出出
    力が発生したときに前記付加音の音域変更を許可
    する付加音キーデータ形成回路と、前記メロデイ
    キーデータおよび付加音キーデータに基づいて楽
    音を発生する楽音発生回路とを具備することを特
    徴とする電子楽器。
JP57119921A 1982-07-12 1982-07-12 電子楽器 Granted JPS5910998A (ja)

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JP57119921A JPS5910998A (ja) 1982-07-12 1982-07-12 電子楽器

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JP57119921A JPS5910998A (ja) 1982-07-12 1982-07-12 電子楽器

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JPS5910998A JPS5910998A (ja) 1984-01-20
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JP57119921A Granted JPS5910998A (ja) 1982-07-12 1982-07-12 電子楽器

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US4529668A (en) * 1984-05-22 1985-07-16 Dresser Industries, Inc. Electrodeposition of amorphous alloys and products so produced
JPH0252599A (ja) * 1988-08-16 1990-02-22 Agency Of Ind Science & Technol 超音波トランスデューサ及びその製造方法
JPH0765232B2 (ja) * 1989-10-12 1995-07-12 三菱レイヨン株式会社 非晶質合金の製法
JP2513340B2 (ja) * 1990-03-22 1996-07-03 ヤマハ株式会社 電子楽器
JP2513341B2 (ja) * 1990-03-23 1996-07-03 ヤマハ株式会社 電子楽器

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