JPH04255535A - 携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置 - Google Patents

携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置

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Publication number
JPH04255535A
JPH04255535A JP3562191A JP3562191A JPH04255535A JP H04255535 A JPH04255535 A JP H04255535A JP 3562191 A JP3562191 A JP 3562191A JP 3562191 A JP3562191 A JP 3562191A JP H04255535 A JPH04255535 A JP H04255535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
engine
throttle valve
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3562191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Suzuki
雅夫 鈴木
Michiyasu Togashi
富樫 道泰
Fumio Ono
文雄 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Walbro Far East Inc
Original Assignee
Walbro Far East Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Walbro Far East Inc filed Critical Walbro Far East Inc
Priority to JP3562191A priority Critical patent/JPH04255535A/ja
Publication of JPH04255535A publication Critical patent/JPH04255535A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刈払機などの携帯作業機
に搭載される内燃機関のスロツトル制御装置、詳しくは
内燃機関の負荷変動に拘らず、操作レバーの操作量に対
応する機関回転数を保つよう、気化器の絞り弁の開度を
自動的に制御し、もつて機関の完全燃焼状態を促し、排
気ガスを清浄に保つ、携帯作業機用内燃機関のスロツト
ル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、刈払機、チエーンソーなどの携
帯作業機の動力源には、作業性を向上するために、ダイ
ヤフラム型気化器を備えた、軽量・小型・高出力の2サ
イクル内燃機関が搭載されており、機体が何れの方向に
傾いても、混合気が内燃機関へ円滑に供給される。刈払
いなどの作業時、携帯作業機は内燃機関を一般には全負
荷運転で使用するのであるが、作業開始前の無負荷運転
で、操作レバーにより気化器の絞り弁を全開にすると、
内燃機関の過回転が起る。作業終了後もすぐ操作レバー
をアイドル回転位置へ戻さないと、内燃機関の過回転が
起り、排気ガスが著しく汚くなり、また内燃機関が破損
する恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところが、負荷運転
と無負荷運転の繰返しが頻繁な刈払い作業では、作業者
にとつて操作レバーの操作は煩雑で、作業能率を悪くす
るので、操作レバーの操作を怠ることがあり、内燃機関
の寿命が著しく短縮されるという問題がある。
【0004】また、負荷運転から無負荷運転へ操作レバ
ーを急激に戻すと、吸入管の負圧が上昇し(圧力が低く
なり)、濃い混合気が内燃機関へ供給されることとなり
、内燃機関が不完全燃焼を起して公害上問題となる排気
ガスを排出し、また機関回転数がアイドル回転以下にな
り、内燃機関が停止することがある。このような機関停
止はエアジエツト、エアブリードなどの燃料補正機構を
備えれば回避できるが、ダイヤフラム型気化器には構造
上取り付けられない。
【0005】なお、刈払機は作業内容(刈り払う草木の
種類など)によりカツタを交換し、内燃機関を部分負荷
運転で使用することもあるが、この場合も上述した事情
は全く同じであり、特に操作レバーを一杯に回転しない
で、中間位置に保持しなければならないという煩わしさ
がある。
【0006】実公昭62−12840号公報に開示され
るように、携帯作業機用内燃機関において気化器の絞り
弁を所定の開度に保つ弁保持機構が知られているが、こ
の弁保持機構機構では上述の問題解決には役立たない。
【0007】本発明の目的は上述の問題を解決するため
に、内燃機関の負荷変動(負荷運転と無負荷運転の切換
え)に際し、作業者が操作レバーを操作しないでも、気
化器の絞り弁の開度が内燃機関の負荷に対応して自動的
に制御され、排気ガスの悪化を防止する、携帯作業機用
内燃機関のスロツトル制御装置を提供することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の構成は携帯作業機に搭載した内燃機関の
気化器の絞り弁を駆動するモータと、携帯作業機の操作
ハンドルに隣接して配設した操作レバーの操作量に対応
した機関回転数を設定する回転数設定器と、機関回転数
を検出する回転数センサと、回転数設定器と回転数セン
サの各信号に基づく出力によりモータを駆動する電子制
御装置とを備え、機関の負荷変動に対して操作レバーに
より設定された機関回転数を保つよう絞り弁の開度を制
御するものである。
【0009】
【作用】予め操作レバーにより回転数設定器を操作し、
作業に必要な機関回転数を設定すれば、内燃機関の無負
荷運転では絞り弁が自動的にアイドル回転位置に近い開
度に作動し、負荷運転では絞り弁が設定された開度へ作
動し、所要の出力を発生する。したがつて、作業者は作
業中断の都度、操作レバーをアイドル回転位置へ戻す必
要がなく、内燃機関が過回転になることも内燃機関が急
に停止することもない。
【0010】
【発明の実施例】図4は本発明が適用される一般的な刈
払機の斜視図である。刈払機2は中空のロツド10から
なる機体の基端部に、内燃機関3に結合したクランク軸
を覆う取付筒部4が外嵌固定され、クランク軸の回転は
ロツド10の内空部に支持した長い軸を経て、ロツド1
0の先端部の支持筒12に回転可能に支持したカツタ1
3へ伝達される。ロツド10の基端部にハンドル5が外
嵌され、またハンドル5に隣接して操作レバー7が回動
可能に支持される。操作レバー7の操作は公知の遠隔操
作用のケーブル6を経て内燃機関3の気化器22の絞り
弁へ伝達される。ロツド10の中間部分にU字形に湾曲
した腕9が結合され、腕9の端部にハンドル8が外嵌さ
れる。
【0011】刈払機2は図示してない肩紐で吊り下げ、
左手でハンドル8を握り、右手でハンドル5を握るとと
もに操作レバー7を操作し、カツタ13を左右に往復動
させながら草木を刈り払うものである。
【0012】図3に示すように、本発明によれば、気化
器22の吸気通路に配設した絞り弁19の開度を制御す
るために、絞り弁19を結合する弁軸18の上端に歯車
17を結合し、歯車17に噛み合う歯車16aを、気化
器22の壁部に固定したモータ16の軸に結合する。弁
軸18の下端部に巻装したばね20の一端を気化器の壁
部に、他端を弁軸18に結合した弁レバー21にそれぞ
れ係止する。絞り弁19はばね20の力により図示の全
閉位置ないしアイドル回転位置へ付勢され、この時弁レ
バー21は気化器の停止壁21aへ当接される。
【0013】図1に示すように、ロツド10のハンドル
5に隣接して結合したブラケツト23に、機関回転数(
内燃機関の運転域)を設定する複数の選択ボタンスイツ
チ24を配設する。図2に示すように、内燃機関の出力
は設定された機関回転数の運転域a〜cにおける絞り弁
の開度により決まる。しかし、ロツド10のブラケツト
14に支軸15により操作レバー7を支持し、操作レバ
ー7の支軸15にポテンシヨメータを配設し、無段階に
機関回転数を設定するようにしてもよい。操作レバー7
と気化器22の絞り弁19とはケーブルで連結されず、
電気的に連結されるだけである。
【0014】図1に示すように、内燃機関3に例えば点
火回路の1次コイルの電圧の波形変化を利用する公知の
回転数センサ27を備え、回転数センサ27と回転数設
定器25の各信号を電子制御装置28へ入力し、電子制
御装置28の出力信号をモータ16を駆動するのに適し
た電流を得る駆動回路29へ加え、駆動回路29の出力
電流によりモータ16を駆動し、絞り弁19の開度を制
御する。絞り弁19の開度は絞り弁センサ26により検
出し、電子制御装置28へフイードバツクする。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、携帯作業機に搭
載した内燃機関の気化器の絞り弁を駆動するモータと、
携帯作業機の操作ハンドルに隣接して配設した操作レバ
ーの操作量に対応した機関回転数を設定する回転数設定
器と、機関回転数を検出する回転数センサと、回転数設
定器と回転数センサの各信号に基づく出力によりモータ
を駆動する電子制御装置とを備え、機関の負荷変動に対
して操作レバーにより設定された機関回転数を保つよう
絞り弁の開度を制御するものであるから、機関回転数を
操作ハンドルに配設した操作レバーまたは選択ボタンス
イツチにより予め設定すれば、絞り弁の開度が自動的に
制御され、内燃機関の負荷変動に拘らず機関回転数がほ
ぼ一定に保たれるので、過回転を起すことなく、排気ガ
スの悪化や機関の破損を防止できる。
【0016】絞り弁の開度は内燃機関の負荷に対応して
電子制御装置により制御されるので、内燃機関が急激に
無負荷状態になつても、内燃機関が停止することはなく
、内燃機関の運転操作が非常に簡単になり、作業能率が
向上する。
【0017】操作レバーと気化器の絞り弁とはケーブル
により連結されないので、ケーブルが作業の邪魔になる
ことがなく、この点でも携帯作業機の運転操作が楽にな
り、作業の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関のスロツトル制御装置の
ブロツク図である。
【図2】操作レバーより設定される内燃機関の運転域を
表す線図である。
【図3】絞り弁の駆動機構を示す側面断面図である。
【図4】一般的な刈払機の斜視図である。
【符号の説明】
3:内燃機関 7:操作レバー 16:モータ 19:絞り弁 22:気化器 24:設定ボタンスイツチ 25:回転数設定器 26:絞り弁センサ 27:回転数センサ 28:電子制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯作業機に搭載した内燃機関の気化器の
    絞り弁を駆動するモータと、携帯作業機の操作ハンドル
    に隣接して配設した操作レバーの操作量に対応した機関
    回転数を設定する回転数設定器と、機関回転数を検出す
    る回転数センサと、回転数設定器と回転数センサの各信
    号に基づく出力によりモータを駆動する電子制御装置と
    を備え、機関の負荷変動に対して操作レバーにより設定
    された機関回転数を保つよう絞り弁の開度を制御するこ
    とを特徴とする、携帯作業機用内燃機関のスロツトル制
    御装置。
  2. 【請求項2】前記回転数設定器がポテンシヨメータであ
    る、請求項1に記載の携帯作業機用内燃機関のスロツト
    ル制御装置。
  3. 【請求項3】前記回転数設定器が抵抗値を選択する複数
    の選択ボタンスイツチである、請求項1に記載の携帯作
    業機用内燃機関のスロツトル制御装置。
JP3562191A 1991-02-04 1991-02-04 携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置 Pending JPH04255535A (ja)

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JP3562191A JPH04255535A (ja) 1991-02-04 1991-02-04 携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置

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JP3562191A JPH04255535A (ja) 1991-02-04 1991-02-04 携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置

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JPH04255535A true JPH04255535A (ja) 1992-09-10

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ID=12446932

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JP3562191A Pending JPH04255535A (ja) 1991-02-04 1991-02-04 携帯作業機用内燃機関のスロツトル制御装置

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JP (1) JPH04255535A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198240A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動式作業機
JP2007224897A (ja) * 2006-01-26 2007-09-06 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動式作業機
EP3428432A1 (en) 2017-05-17 2019-01-16 Yamabiko Corporation Portable working machine including engine with carburetor and fuel supply control method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007224897A (ja) * 2006-01-26 2007-09-06 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動式作業機
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