JPH04255364A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH04255364A
JPH04255364A JP3815591A JP3815591A JPH04255364A JP H04255364 A JPH04255364 A JP H04255364A JP 3815591 A JP3815591 A JP 3815591A JP 3815591 A JP3815591 A JP 3815591A JP H04255364 A JPH04255364 A JP H04255364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
thermal transfer
recording
heating element
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP3815591A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Baba
満 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3815591A priority Critical patent/JPH04255364A/ja
Publication of JPH04255364A publication Critical patent/JPH04255364A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱転写記録装置に関
するもので、特に、中間調記録画像の得られる装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録ヘッドを用い、感熱
記録法、または感熱転写記録法によって階調記録を行な
おうとした場合、ベースフィルム上にインク材料を形成
した熱転写シートを使用し、発熱素子の加熱状態を制御
することにより、1ドットの面積を固定にしてその濃度
を可変にするか、濃度を固定にして1ドットの面積を可
変にするか、それらを組み合わせるかしていた。以下に
従来の技術を示す。
【0003】図5において、1は加熱によって記録媒体
2に転写記録されるインク材料3をベースフィルム4上
に形成した熱転写シートである。5は表面がゴム等の弾
性体で構成されたプラテンである。6は発熱素子7をラ
イン状に複数個配列して構成されたサーマルヘッドであ
る。サーマルヘッド6は熱転写シート1をインク材料3
が記録媒体2に接する状態で記録媒体2を介してプラテ
ン5に圧接している。サーマルヘッド6の複数個の発熱
素子7のそれぞれが、記録信号に応じて加熱され、同時
に熱転写シート1,  記録媒体2はそれぞれ矢印A,
Bの方向に送られる。このようにして熱転写シート1の
インク材料3が記録媒体2に熱転写記録される。
【0004】この時に、特開昭63ー82763号公報
では、図6の9(A),9(B)のように一箇所または
複数箇所にシャープな発熱のピークを持つように発熱体
を形成することにより、印加エネルギーに対する記録の
感度を向上している。8は電極である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の熱転写
記録装置では、印加エネルギーに対する記録濃度の感度
が向上するという利点を有する反面、発熱体の形状が複
雑であり、サーマルヘッドの高密度化(記録画像の高精
細化)に対応できないとともにコスト高になるという問
題点がある。
【0006】この発明は、上記した従来の問題点を解決
するためになされたもので、印加エネルギーに対する記
録濃度(面積)の感度が良好であるとともに、低コスト
で、サーマルヘッドの高密度化にも対応できる熱転写記
録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決するため、発熱素子をライン状に複数個配列して
構成したサーマルヘッドと、加熱によって記録媒体にイ
ンク材料を転写記録させるための熱転写シートとを有し
、上記熱転写シートのインク材料が上記記録媒体と密着
するように圧接して走行させ、記録信号に応じて、上記
サーマルヘッドで上記熱転写シートを加熱することによ
り上記記録媒体上に記録画像を形成する熱転写記録装置
において、上記サーマルヘッドを構成する発熱素子を、
一対の電極と、この電極間に位置するとともにこの電極
とは独立して形成した導体と、上記電極,導体間の電気
的に絶縁されたスペースに形成された発熱体とで構成し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】記録信号に対応して電極に印加されるエネルギ
ーの変化とともに発熱体上での温度分布が変化し、それ
に従い、熱転写シート中の転写温度領域が変化する。印
加エネルギーを徐々に増大した場合、まず最小記録ドッ
トが記録媒体上に転写記録され、さらに印加エネルギー
を増大すると、転写温度領域が拡大し記録媒体上に転写
記録されるドット面積が拡大していく。その際、この発
明では、サーマルヘッドを構成する発熱素子を、一対の
電極と、この電極間に位置するとともにこの電極とは独
立して形成した導体と、上記電極,導体間の電気的に絶
縁されたスペースに形成された発熱体とで構成している
ので、1つの発熱素子により多点の同時記録が可能にな
り、1つの発熱素子で1点を記録する場合に比べ記録画
像のざらつきが低減される。また、発熱体の形状を変え
ずに電極間に独立した導体を形成するようにしているの
で、製造が容易になるとともサーマルヘッドの高密度化
も可能になる。
【0009】
【実施例】以下、図面に従ってこの発明の実施例を説明
する。図1は、この発明を適用した熱転写記録装置のサ
ーマルヘッドの1エレメント(発熱素子)を示している
。8は導体で形成された一対の電極であり、9cは均一
の抵抗体で形成された発熱体であり、10は電極8と同
一材質の導体である。各電極8の先端は山状の2つの突
出部を有して対抗しており、その中間に菱形状の導体1
0が配置されている。また、電極8,導体10間のスペ
ースには、通電したときに発熱する発熱体9cが印刷さ
れている。このように発熱素子を形成することにより、
電極8,導体10間の距離が最も短くなる図中の点線で
囲んだ4つの部分の発熱が最も早くなる。したがって、
1つの発熱素子により4点の同時記録が行われる。 また、形成精度の高い電極8,導体10を形成した後、
一括して発熱体9cを印刷するだけでよいので、精度の
高いサーマルヘッドが低コストで得られる。
【0010】次に、図2により発熱の原理を説明する。 各電極8間の発熱体9cは、等価的にr1<r2<r3
の関係の抵抗と見なすことができる。ここで、各電極8
間に電圧Vを印加するとすると、各抵抗r1,r2,r
3で消費される電力P1,P2,P3は、電力式  P
=V2 /r  から、P1>P2>P3となることが
わかる。したがって、発熱は、r1が形成される中央部
において最も高く、周辺にいくほど低くなる。また、特
定の温度Tに達するまでの時間は、中央部において最も
早く、周辺にいくほど遅くなる。このような発熱素子を
ライン状に複数個配列したサーマルヘッドに特定の温度
で溶融するインク材料で形成された熱転写シートを挟み
、記録媒体を押し付けると、インク材料が融点に達した
部分の転写記録が行われる。言い換えると、印加電圧の
大きさや電圧印加時間を制御することにより、1点の記
録面積を自由に変えることができる。よって、この実施
例のように電極8の先端を山状,導体10を菱形状に形
成することにより、印加エネルギーに対する記録面積の
感度がさらに良好になる。
【0011】上記の実施例では4点同時記録の例を揚げ
たが、この発明は、各電極8間に配置される導体10の
数を変えることにより、何点の同時記録でも可能になる
。図3は、各電極8間に6つの導体10を2行3列に配
置し、9点の同時印刷を行う場合の例である。
【0012】図4は、この発明の熱転写記録装置のサー
マルヘッド駆動回路の例である。図中、9cは上記した
発熱体であり、電極によって挟まれている。11は8b
itのカウンタ、12は8入力のオア回路、13は駆動
用インバータである。カウンタ11は、L入力端子にパ
ルスが供給されるとデータ入力端子D0〜D7に供給さ
れている8bitのデータをロードする。この8bit
のデータは発熱体9cを加熱する時間を表わしている。 カウンタ11は、データD0〜D7がロードされるとク
ロック入力端子に供給されるクロックΦを計数し、計数
値がデータD0〜D7に一致するとリセットされ動作を
停止する。オア回路12は、カウンタ11が計数動作を
している間は常に「1」を出力し、計数動作を停止して
いる間は「0」を出力する。駆動用インバータ13は、
「0」が供給されると基準電圧Vを発生し、「1」が供
給されると接地電圧を発生し、一方の電極に与える。も
う一方の電極は基準電圧レベルVに設定されている。し
たがって、駆動用インバータ13が接地電圧を発生して
いる間、抵抗体9cが加熱される。
【0013】以上、この発明を実施例に従って説明した
が、この発明は種々の変更形態で実施可能である。たと
えば、電極の先端形状は三角形状に限らず、円弧状、階
段状等に変更可能である。また、上記実施例では、1ド
ット当りの記録面積を可変にする面積階調法に基ずいて
この発明を説明したが、1ドット当りの面積は固定でそ
の濃度を可変にする濃度階調法にもこの発明に係るサー
マルヘッドを使用できるし、面積階調法と濃度階調法を
組み合わせたような手法にもこの発明に係るサーマルヘ
ッドを使用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、サ
ーマルヘッドを構成する発熱素子を、一対の電極と、こ
の電極間に位置するとともにこの電極とは独立して形成
した導体と、上記電極,導体間の電気的に絶縁されたス
ペースに形成された発熱体とで構成しているので、  
印加エネルギーに対する記録濃度(面積)の感度が良好
であり、記録画像のざらつきの少ない、中間調の滑らか
な記録画像が得られる。また、発熱体の形状を変えてい
ないので、  サーマルヘッドの製造が容易(低コスト
)になるととも高密度化も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の実施例のサーマルヘッドの発熱
素子を示す図である。
【図2】  この発明の実施例のサーマルヘッドの発熱
素子の一部を電気的に見た図である。
【図3】  この発明の他の実施例のサーマルヘッドの
発熱素子を示す図である。
【図4】  図1の発熱素子をライン状に複数形成した
サーマルヘッドを駆動するための回路図である。
【図5】  従来の熱転写記録装置を示す図である。
【図6】  従来のサーマルヘッドの発熱素子を示す図
である。
【符号の説明】
1…熱転写シート、2…記録媒体、3…インク材料、4
…ベースフィルム、5…プラテン、  6…サーマルヘ
ッド、7…発熱素子、8…電極、9…発熱体、10…導
体、11…カウンタ、12…オア回路、13…インバー
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱素子をライン状に複数個配列して構成
    したサーマルヘッドと、加熱によって記録媒体にインク
    材料を転写記録させるための熱転写シートと、を有し、
    上記熱転写シートのインク材料が上記記録媒体と密着す
    るように圧接して走行させ、記録信号に応じて、上記サ
    ーマルヘッドで上記熱転写シートを加熱することにより
    上記記録媒体上に記録画像を形成する熱転写記録装置に
    おいて、上記サーマルヘッドを構成する発熱素子を、一
    対の電極と、この電極間に位置するとともにこの電極と
    は独立して形成した導体と、上記電極,導体間の電気的
    に絶縁されたスペースに形成された発熱体とで構成した
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
JP3815591A 1991-02-07 1991-02-07 熱転写記録装置 Pending JPH04255364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3815591A JPH04255364A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3815591A JPH04255364A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04255364A true JPH04255364A (ja) 1992-09-10

Family

ID=12517518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3815591A Pending JPH04255364A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 熱転写記録装置

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